藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

2016-01-01から1年間の記事一覧

縦軸の過剰伸張に伴う脊髄リスクと椎間孔部の骨性易インピンジ2

遺伝子異常等の先天性疾患や、極端な内分泌異常等も含めた場合、以下に挙げる構造的な成長過程の基軸は大きく外れ、幾つも例外や但し書きを含ませなければならなくなるが、一般的にはある程度の年齢迄の脊椎は縦軸に伸び、それに伴い脊髄の伸張も追随し、そ…

タイムラグ症例と不誠実な対応3

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/1385663331524929?pnref=story https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/1404870722937523?pnref=story 上述後者リンクにも記載している通りですが、改めて情報を時系列に沿ってまとめます。尚、以…

タイムラグ症例と不誠実な対応2

こちら(http://ameblo.jp/mother-teresa/entry-11954599503.html)がH26.11.20発表のもので、これが(H26.11.19)ホルモンズマター+(H28.11.8)ヨミドクター+(H28.12.17)医療ガバナンス学会の元の話になっていると推測されます。この話が1番時系列に沿っ…

タイムラグ症例と不誠実な対応

接種後のタイムラグの有無関わらず検証機関の判定は以下をご覧になっても分かる通り、「因果関係は不明」と言う、患者にとっては不遇な結果を多く経験する事になるものですが、死亡した場合、残念ながら為す術はありません。 そのような中、幸いにも生存出来…

【術者募集】【大阪市区内在住の方より治療依頼】【FMS・CFS】

大阪市区内に住む女性の方より治療依頼が入りました。現在はご家族に押されての車椅子歩行の為、移動距離が制限されている事から、当該患者さまは大阪市区内での治療をご希望されています。その為、患者さまの許可を得て今回治療可能者を募る事になりました…

H25の症例を振り返っての反省点

症状 腰下肢痛 診断名 腰椎椎間板ヘルニア 患者さまよりお写真を頂戴致しました(写真撮影はH28.12.14)。手前から下記症例の患者さまと奥さま、私です。今だからこそ笑って写真撮影したり、当時を振り返る事が出来ますが、当初は半寝たきり状態と言う深刻な…

睡眠キャンペーンのポスターを久し振りに見て/シナプスの過剰刈り込みが統合失調症の原因か/安保徹教授訃報

睡眠キャンペーンのポスターを久し振りに見て こないだ某箇所で睡眠キャンペーンのポスターを見掛けたので「未だやっているのか」と言う印象を受けたものですが、この睡眠キャンペーンに限らず、様々な試行錯誤をしながらメンタル面の改善を目的とする策とい…

昨今の周辺内外への所感

自身の持つ過去事例や現在の治療反応性から様々な考察や擦り合せができ、昇華出来る作業と言うのは私自身にとって極めて気持ちの良い時間でもある。その為、私の考え方は現場を経て、現場を通じて幾らでも変動する。1つの病状を挙げても数年前と今では異な…

薬害問題の不利な側面

公民問わず雇われとしての立場の場合に関しては分からない観点かと思うが、非雇われの立場で「法律」と言う下で全国を飛び回る事になれば、如何に「法律」と言うものが市区町村や都道府県単位で幾らでも変動すると言う事を体験する事になると思う。恐らく、…

向精神薬由来と推定される諸症状と周辺環境2

>>色んな人に言っても信用されず逆に私が精神異常者と思われてしまいました。それから周囲には避けられ続ける生活を送っています。真実なのに。。その中には私の苦しい過去を今から進もうとしている人も大勢います。 >>私の事例は特異ではなく今の社会だ…

向精神薬由来と推定される諸症状と周辺環境1

私が大学に在籍した1999年時はGSKによる「うつは心の風邪」キャンペーン真っ盛りの時期で、精神疾患(敢えて此処では疾患と呼ぶ)は薬物治療が当たり前だと私自身も認識していたのを思い出します。 精神疾患(他の凡ゆる疾患も含めですが)に関しての治療は薬…

「心因性」「思春期」「成長期」「更年期」「精神異常」と言う通説から見る医療3

もう一篇の掲載許可が下り次第、より臨床像としての整合性は高まるものと思われるが(もう一篇は「記憶を整理する大脳シナプスの運動を発見 抑制伝達物質 GABAが関与」東京大学大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センター構造生理学部門、「記憶シナプ…

「心因性」「思春期」「成長期」「更年期」「精神異常」と言う通説から見る医療2

メディア的にもセンセーショナルな症例を取り扱うようになれば様々な横槍や足の引っ張りと言うのは珍しくないものです。恐らく、これはウチのような業界に限らず、何処でも起きていると思います。新商品の開発であれマスコミであれ。 誰かが何かで回復すると…

「心因性」「思春期」「成長期」「更年期」「精神異常」と言う通説から見る医療

医療・代替医療、保険・保険外治療問わず、症状に悩む患者自身の最終目標と言うのは現症状からの脱却である事には変わりない。幸いにも人間と言うのは自然治癒出来る能力を有しているものでもあるから、わざわざこのような区分けや線引きや表や裏やと言う話…

HPVV接種後に起きた有害反応に対しての症例 2

先日とは異なるHPVV接種後に起きた症状に対しての症例及び考察と今後の推移を幾つかまとめました。治療は常に不確定要素が伴う絶対論はなく、確率論で推移するものですが、悪化因子の限りない排除と、当該原因部位に対しての栄養を目的とし続けた加療を行い…

「〇〇病」でいなければならない理由はどこにあるのか

サインバルタのコピーに「うつ(鬱)は痛む」と言うのがありました。違和感を覚えた方も多いと思いますが、私は納得していました。パキシルのコピーは「うつ(鬱)は心の風邪」でしたね。これらも視点を変えれば正確な表現だと個人的には思っています。しか…

HPVV接種後に起きた有害反応に対しての症例

少しでも参考になればと思い、私が2014年2月から携わった症例を1件挙げます。 ※掲載及び内容に関しては、事前許可を得た上で掲載しています。 Sex f age14 全身の痛み 体全体がガクガクする 右上肢・右下腿のチクチク感 左鎖骨部痛 殴られるような頭痛…

刺針時に関する個人的見解

上段写真は患側となる刺針部位が床側となっていますが、これは撮影タイミングによるもので、実際の刺針時の姿勢(治療時姿位)と異なります。実際には下段の写真のような状態で刺針したものです。普段私は左手にニトリルのグローブを用いてますが、万一の出…

疾患名依存と薬物依存の弊害

全く関係ない職種の方は勿論知らない世界だと思うが、非日常性の高いアクシデントに苛まれた時の対策と言うのは知っていても損はない。但し、非日常故、誘導先で起きるリスク面が軽視されがちになるのは事実。何度も書いている事だが、何かの作用を求めれば…

精神保健指定医資格の不正取得問題

厚労省により精神保健指定医資格の不正取得問題で本日も新たに大量処分者が出るようで(※これを書いたのはH28,10,26)、それに伴い界隈は賑やかです。措置入院等の権限を持つ事にもなるため、本人の許諾なく入院させられ、薬漬けにされ、電気ショック食らわ…

健康の再獲得に向けて

約1年8ヶ月前に書いたブログ(下に再掲載しています)が、国立国際研究うんちゃらの方に取り上げられていると情報が入り、目が飛び出す程のアクセス数になっているのですが、この内容とは異なる案件でも、同様な事は何処でも起きています。 被害に遭った分…

縦軸の過剰伸張に伴う脊髄リスクと椎間孔部の骨性易インピンジ

昨今は余り用いられない単語かもしれないが、脊髄の繋締症候群と言う症候群がある。小児~成長期に掛けて脊椎の成長過程に追い付かない脊髄の縦軸に発生する過剰テンションに伴う多恨性の末梢神経症状及び中枢神経系症状であり、小児~成長期に掛け発症頻度…

健康や不健康の線引きを他者にされない為に

健康や不健康の線引きは他者にはし難いものですし、寧ろしてはならない行為だとも思っています。患者本人が持つ活動範囲内で症状と自覚しなければ、それは症状となりませんし治療対象ともなりません。長く歩けなくても長く歩かない生活範囲内でしか過ごさな…

ALS症例から見る各種神経細胞仮死説を由来とする回復過程

筋萎縮性側策硬化症(以下ALS)には様々な仮説が存在する。興奮性細胞死との関連でグルタミン酸放出過剰説・グルタミン酸トランスポーター異常説、ミトコンドリア障害説、酸化的ストレス説、蛋白構造異常や蛋白分解系の機能異常による異常蛋白の集積説、ニュ…

【転載】離脱反応のメカニズム

読み易いのは定期的に転載 http://www.benzo-case-japan.com/ashton-manual-8-japanese.php 離脱反応のメカニズム 一般に薬物離脱反応とは、その薬剤の初期作用がちょうど鏡像のように逆になった形で現れる傾向があります。ベンゾジアゼピンの場合は、慢性使…

向精神薬服薬に伴う内分泌異常と周辺理解

人の痛みはその人が所有する個のものであり、誰とも共有出来ない極めて孤独なものである。書けば非情かと捉えられても仕方が無いが、人の痛みを分かったフリは出来るが、分かる事は出来ない。 そのような個の所有物を他者が何とかしようとする事自体が非常に…

向精神薬被害の実情 3

抗うつ薬サインバルタ(デュロキセチン)、プラセボ群との比較。然程変わらないのが読み取れる デパス 不眠、希死念慮、抑うつ、吐き気、息苦しさ、動悸、発汗、めまい、手の震え、手に力が入りにくい、離人感、頭がおかしい、全身ぴりぴり、音が痛い、イラ…

向精神薬被害の実情 2

時に、このようなマニュアルも存在 サイレース レンドルミン ロヒプノール ソラナックス デパス リーゼ リボトリール レキソタン アモキサン トフラニール ルボックス パキシル デジレル 頭痛、不眠、焦燥感、そわそわ動き回る、吐き気、嘔吐、筋肉痛、希死…

向精神薬被害の実情 1

向精神薬被害が拡大し続ける理由に、仮に飲ませたなら飲ませたで、その後のリスク面をひたすら隠し続けてきた、もしくは相当オブラートに包んで伝えてきた事にも起因すると思います。 せめて添付文書に書かれている副作用を全て読んでもらい、それで納得した…

低周波治療に伴う神経障害

低周波治療(皮膚に粘着パットを貼ってスイッチを入れるとピクピクする機械の事)を行った後に、痺れ(しびれ)や皮膚感覚の鈍麻(皮膚を触った感覚がおかしい)をメインとした神経症状を発症したと言う症例が少なくありません。今年に入って既に10人弱に…