既視感が強い日本の世界一ですが、後進国と呼ばれるようになった原因に、薬物とワクチンが負の影響をヒトに与え続けていると強く捉えています。近年の戦後最悪の死亡超過数とも話題は関連しますが、生き長らえても力を失わせ、混乱を引き起こしていては直結します。
2024年は、大麻の話題や市販薬を中心としたオーバードーズの話題が多かった印象がありましたが、承認用量でも何れ重大な問題を来しかねない、処方薬の精神作用物質の問題のスケープゴートになっているのではと思うほどでした。
いつか文字起こししようと思っていますが、第二次世界大戦時にアメリカ軍が日本軍を分析した文書が存在して、その内容が今もそのままの日本人の性格であり性質である事に驚きます。その為、これら一億玉砕的なグラフも当然の姿なのかもしれません。
※1)https://www3.nhk.or.jp/.../corona.../vaccine/world_progress/
https://news.yahoo.co.jp/.../82a93d36c790311d1c445d766552...
>>母親の秀美さんも27年前にALSを発症。現在は車椅子で闘病生活を送っている。竹永先生はALS患者のなかでも僅か1割しかいない「家族性ALS」と診断されている。遺伝する確率は約2分の1。亡くなった曽祖父と祖父、そして母親と4世代にわたりALSと闘っている
私が初めて治療をした特発性のALSと診断された患者さんもよく唄う方だったようで、「唄い過ぎが良くなかったのかな」と言っていました。それが発症の原因かどうかは分かりませんが、先日も触れた通り、家族性、俗に言う遺伝性は遺伝子そのものを変えて進行に抑制を掛ける技術が今はあります。
米バイオジェンが開発した筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬で、2024年12月27日に厚生労働省の製造販売承認を取得しています。商品名は「クワルソディ®髄注100 mg」(一般名:トフェルセン)で、薬価収載等の手続きを経て2025年3月頃には使い易くなるようです。今後も引き続き経過を注視したい薬物でもあります。
SOD1関連)
今は創傷等で外部との交通が生まれた場合、細菌の繁殖を防ぐ為にもキレイに水で流し終えた後、外部との交通を完全にシャットアウトする素材で蓋をする湿潤療法がメジャーなのか、逆に過去の傷は乾かして治す理由が知りたくなり「傷 乾かす」で検索を掛けたところ、大雑把に見た感じでは湿潤療法の情報しか流れていない現状で分からず終いですが、
細菌は酸素に滅法弱い為、傷は乾かして治すと謳われていた時代は(ガーゼ等のスカスカの素材も同じ)、敢えて外部との交通を許し、殺菌を目的としていたのかもしれません。その為、湿潤療法で経過を追う際も、感染の兆候が見られた場合、一旦は数日に渡って外部との交通を敢えて許して殺菌し、落ち着いたら再度湿潤療法を行うのでしょう。
聞きかじった話では、早期に乾かす行為は戦時中の兵士が創傷を負った際に、傷の治りが早いか遅いか、キレイかキレイじゃないかよりも、感染症の予防を優先していた事が今の今まで引っ張られてきたとも伺います。
そうなると、普段から外部との交通がある口の中で繁殖する歯周病(以下 細菌)に濃度の高い酸素をぶつけると早期に腫れや痛みが引くのではと調べたら、既にそのような治療法はあるみたいですが、意図的に口呼吸をして酸素を行き渡らせる方法は逆効果の場合もあるようです。
因みに虫歯菌は酸素を好むようなので、虫歯と歯周病のどちらも抱えている場合はどうしたら良いんだろう、或いはどっちかを犠牲にしてもらおう的な展開かもしれませんが、何れにしても歯磨きでキレイに保つのは大切のようです。補足ながら鼻腔や肛門も外部との交通がある部位なので、感染が疑われる何らかの症状がある際には、同様に酸素をぶつける手段がありました。
もう一度湿潤療法の話題に戻りますが、湿潤療法の根底にある考え方は何度も見習う必要があると考えています。どこか傷を作ってしまったら、消毒薬は一切使わず汚れ等は水で洗い流し、直ぐに蓋をして自然の環境に戻す、元の環境に戻す。ヒトの皮膚は外部との交通を許し続ける環境は不自然で、皮膚で蓋がされていて外部との交通は許さないのが自然な環境です。
勿論、傷め方次第ではこの限りでないかもしれませんが、大前提としての考え方で、受傷時に疑似的にも自然な環境を構築する事で結果的に治りも早く傷もキレイ、この考え方はどのような疾患でも重要な要素になるのではないかと常々考えています。
関連)
https://www.facebook.com/share/15euRBMXFF/?mibextid=wwXIfr
https://www.facebook.com/share/p/1Eu2khWH9Z/?mibextid=wwXIfr
https://news.yahoo.co.jp/.../e529cb58701e1d3c144de2ec6ede...
「思ったことを言ってはいけないのはなぜ?」の問いには、「言ったらメチャクチャになるから」が、人生経験豊富な有識者による返し方になると思います。
見方を変えれば有識者も気付いている通り、既にメチャクチャの世界で生きている為で、メチャクチャにならないよう偽って生きている、或いは抑制して生きているのが多くの現状と読み取れますが、忘れてはいけない事として、誰かが、或いは何処かが、誰かを、或いは何処かをメチャクチャにしている前提がなければ、このような問い自体は生まれていないという事です。
しかしながらこのようにヒトは建前で偽って、或いは抑制して生きている為、匿名の掲示板やSNSが活きているのかもしれませんが、では、匿名の掲示板やSNSに価値がないかと言えば、そのような事もないのかもしれません。嘘や作話、妄想、誤認、曲解でない限りは、冒頭のような思った事、本音を言える場で拾い上げた情報から、色々と考えたり考え直したりする事も出来る価値はあると思います。
匿名の掲示板やSNSは、嘘や作話、妄想、誤認、曲解ばかりと表現するヒトもいますが、それ以外の場面でも嘘や作話、妄想、誤認、曲解、盛られた話、尾ひれはひれが付いていく話は山程あります。その為、どっちもどっちと思うのが健全です。ただ、それが偽りで固めて満足感を高めるだけのサービス業の類なら未だしも、建前ではない事実性の高い症状と対峙する場合、事実性の高い情報を知りたいというのは本音だと思います。
薬物も年月を経て初めて分かる副作用があり、添付文書も度々更新されるように、就労するヒトも年月を経て副作用が分かったり増えたりする可能性は勿論ある為、初めて接するヒトの為にも、「このヒトは薬を飲ませたフリして捨てる」「このヒトは会話に嘘、作話、妄想、誤認、曲解、話を盛る」等と提示するのが親切に感じます。
画像の左下の投稿、
>>患者に痛み止め欲しいって言われたけど、面倒だったから痛み止めいれたフリしたら効いたみたい
偽薬の効果は侮れないので、これなら初めから、或いは早期の段階から偽薬で良いですよね(この方に関しては偽薬も何も入れず、単に声を掛けただけだと思いますが)。
何故初めから偽薬で良いかと言えば、本当の薬の場合、本人の自覚的に効いたか効いてないかは別として、体内に回って反応を起こしている事には変わらないので、例えば以下に引用した状態になってから偽薬を使って断薬を試みるとしても、慎重にならざるを得ないと思います。反面、初めから偽薬なら副作用も離脱症状も何もないので、突然の断薬も問題ない訳です。
>>父の眠剤調整の為に購入しました。デパスを服用しており、お酒も飲むため本当は眠剤はやめてもらいたいが、ないと不安感が増すようで、お酒もやめられず、、困っていました。主治医に一度相談したが、相談の仕方が悪かったのか、薬は家族が管理するもの!じゃー薬出すのやめるか?!と言われて、、ないと不安になるので、出してもらっていますが、、。それ以降相談できにくく、どーしようかと思ってました。眠剤は徐々に減らさないと離脱症状がでると聞いたので、そこでこの偽薬をみつけ試してみることにしました。薬は袋から自分で出して飲むので、少し一緒に入れて様子見です。まだ、数日ですが、本物と比べて、大きめで、気付かれてる感じもありますが、様子をみます※1)
切実な情景が浮かんできます。大変だと思います。過去の思い出で8年前の今日、サインバルタのグラフを取り上げていたので※2)※画像添付)折角ですから触れると、冒頭の通り偽薬の効果の高さは侮れないものです。勿論、痛み方によっては本当の薬も効かず副作用ばかり優位に曝露する話題もあるなど様々ですし※3)、個人差もあるとは思いますが、
諸々の身体的な負担を考えた上では、初めに偽薬を使ってそれで患者が求む効果が得られたら、それで良いのではと思っていますが、本人に前以て知らせると全く効果がないので、限定的な環境のみのヒトしか恩恵を受け難いのは残念なものです。
※1)https://store.shopping.yahoo.co.jp/.../placebo-plaseplus...
※3)https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1614292
※3)の日本語
背景:
坐骨神経痛は障害をもたらしうる症候であり、薬物治療のエビデンスは限られている。プレガバリンは、一部の神経障害性疼痛に有効とされている。本研究では、プレガバリンによって坐骨神経痛の強さが減少するかどうか調べた。
方法:
坐骨神経痛がある患者を対象に、プレガバリンのランダム化二重盲検プラセボ対照試験を実施した。患者を、最長8週間プレガバリンを投与する群と、プラセボを投与する群にランダムに割り付けた。プレガバリンの開始用量は150mg/日で、その後最大600mg/日まで漸増調整した。プライマリアウトカムは、8週時点の10ポイントスケール下肢痛強度スコア(痛みなしが0点、最大の痛みが10点)とした。この強度スコアは52 週の時点でも評価した。セカンダリアウトカムは試験期間中(1年間)の障害の程度、腰痛の強さ、QOLなどとした。
結果:
209人をランダム化し、108人がプレガバリン群、101人がプラセボ群に割り付けられた。ランダム化後、プレガバリン群の2例が解析から除外された。8週時点で、非補正下肢痛強度スコアの平均は、プレガバリン群3.7、プラセボ群3.1だった(補正差平均0.5、95%信頼区間-0.2~1.2、P=0.19)。52週時点でも、プレガバリン群3.4、プラセボ群3.0と有意差はなかった(補正差平均0.3、95%信頼区間-0.5~1.0、P=0.46)。セカンダリアウトカムについても群間差は観察されなかった。有害事象はプレガバリン群で227件、プラセボ群で124件報告された(プレガバリンによるめまいが多かった)。
結論:
プラセボと比較して、8週間のプレガバリン投与は坐骨神経痛に関連する下肢痛を軽減させず、その他の評価項目にも有意な改善は観察されなかった。有害事象はプレガバリン群のほうがプラセボ群より有意に多かった
健康情報は健康なヒトにしか耐えられない皮肉と危険が存在する事は何度も書いていますが、シェア内の事例も例外なく当て嵌まります。
動脈に血栓が出来るか、静脈に血栓が出来るかで、呼び名が変わったり、血管から剥離した場合も飛んで詰まる部位も異なりますが(例外もあります)、両者に共通する禁忌に近しい、或いは禁忌と断言されている行為は、マッサージや積極的な運動、フットポンプ、弾性ストッキング等々で圧力を掛ける行為が挙げられます。スキューバダイビングや飛行機による圧力変化が危ない理由と同じです。
ただ問題は、そのヒトに血栓が存在するかどうかは見ないと分からないので、分からない内は手を付けないのが無難ですが、好発部位の足は自分の手が届く部位でもある為、自分で揉む事も出来てしまいますし、知らないヒトが善意で揉んでしまう場合もありますし、それは運動を促す行為も然りです。
先日の能登半島地震が発生した際、避難所では間も無く弾性ストッキングが配られた事はシェア内でも触れていますが、これはあくまで予防としての対策で、既に血栓が発生しているヒトにとっては文中の通り禁忌に近しい、或いは禁忌です。有事の際は、個体差は無視してバンバン配っていく可能性もあるので、面倒でもひとりひとりが前以て知っておく必要性があるのかもしれません。善意で揉まれて血栓を飛ばされても身体的な負担は変わりませんし、後味も悪い事には変わりありません。
新型コロナが出始めて間も無く、消毒用アルコールがないと騒がれていた時期に、それを代替する酒類の原料を用いて手指消毒用アルコールとした、今では聞くと懐かしい「高濃度エタノール製品」の特例制度が2024年中頃に終えたようです※1)。
インフルエンザが騒がれている今、新型コロナの時のように「消毒薬がない」と騒がれないのは、供給が十分にあるのか、コロナの時に買った消毒薬が余っているのか、別にどうでも良いのかは知らないものの、2024年12月中頃より、兼一薬品工業のエタノール製品が製造設備の不具合で出荷停止が現在も続いており、在庫限りの状態です。私も幾つか見て回りましたが、公式のオンラインショップは勿論、既に受注停止の札を出しているお店も幾つかあります。
その事で他メーカーのエタノール製品へ移る可能性もあれば、それぞれの在庫も急速に減ると思いますし、ネット購入で家庭用の量で割と高濃度で怪しくなく、香料など不必要なものが入っていない製品となれば、兼一か健栄が価格的にも買い易く使い勝手も良いと思っています。
それこそ高濃度エタノール製品は特例制度が終わって製造を止めたメーカーもある為、大丈夫かとは思いますが万が一の全く手に入らない当時の絶望感や、売っていたとしても高過ぎる問題を回避する為にも、必要なヒトは今の内に購入するのも方法かもしれません。
※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.nta.go.jp/.../kansensho/pdf/0023012-210_01.pdf
>>戦争もなく神経毒にも曝露し難い現代の日本で、冒頭の通り線維筋痛症や併発する慢性疲労症候群と称される類は何によって惹起されるか
アゴニストでもアンタゴニストでも構いませんが、物質が中枢神経のレセプタを標的として変性を加える、ネガティブフィードバック等を起こす、前駆物質なり当該物質が神経細胞を破壊する→受傷した細胞は機能が異常となる→大雑把に表現すれば中枢神経症状を惹起する、日本で多層となる原因は市中に氾濫する薬物くらいしか思い浮かびません。
100歩譲って先日のニュースで北朝鮮が薬不足を起こしており、農薬を薄めたものを患者に利用しているとありましたが、日本で出回る殺虫剤や農薬の機能を見ても、標的はGABAやドパミン等の増減で対応するものも多く、それ以前にヒトへ使う向精神薬は農薬からヒトへの応用でもある為、然もありなんと思います。
その為、俗に言う医薬品、向精神薬や当該性格も持つ鎮痛薬に限らず、殺虫剤や農薬に曝露し続けても似た現象は起きると思いますが、それは限定的かと思います。冒頭の通り全てまとめて神経毒と表現しても良いのかもしれませんが、少し乱暴なので多少は小分けにしましたが、
それ以上に乱暴さを感じるのは、原因を同定しにいかず、何なら薬物由来(副作用、常用量離脱症状、離脱症状等)は端から無きものとして扱い、線維筋痛症や慢性疲労症候群含め、○○病、○○障害、○○症候群と傷病名ばかりを宛がい、薬物をとっかえひっかえしている現状です。
腰が痛い場合、頭の先でも手の指先でも足の指先でも、何なら何処にでも深さ問わず針を刺せば何らかの結果が出る可能性を知る事が大切で、ではその結果とはどのような経緯を踏まえての結果なのかを考える必要があり、そしてそれは不必要な結果と知る必要があります。
それは針でなくても、もちろん痛い場所は腰でなくても構いません。ここまでの話はプラセボ(或いはそれに類似した)と呼ばれる動体変化と同等に過ぎないからです。普段から述べている、「ヒトの身体はどこを叩いても何らかの反応はするが、その反応は罹患細胞の改善による症状の変化自覚とは別問題」と同じ意味です。
「先生の顔を見ただけで良くなったわ」、これはプラセボです。「先生の顔を見ただけで具合いが悪くなるわ」、これはノセボです。これら生理現象の仕組み、根幹を考える事は治療を行う上で、併発する可能性の短期収束が約束されたプラセボ/ノセボか、それとも実質的な治療行為の変化、評価に耐えられる経過を示すかの線引きは行う必要があります。
前項のシェア内で戸田医師のブログ等を引用していた為、改めてここ最近のブログに挙げている内容を見たところ、興味深い内容がありましたので転載します。
>>鍼治療では意図的にツボでない部位に鍼を打った場合、有意差は出ません。つまりツボに鍼を打つことには治療効果はなく、体のどの部位に鍼を打っても鎮痛効果かがあることを意味します。だから鍼は有効なのだという考えと、鍼は無効なのだという考えの両方が出てきます。
こちらでも変化が見られるのは鎮痛効果、いわゆる痛みという症状程度でプラセボを示唆しています。冒頭の通り、プラセボは罹患細胞の改善による症状の変化自覚とは異なるところで推移している為、頑張っても痛み程度までしか対応は難しく、結果的に鎮痛効果を謳う事しか出来なくなります。
また、それは相互を濁らせると知り、当該現象が見られても、その現象、結果は排除して考えなければ、針治療はいつまでもエンタメ感を強め、間も無く耐性の付くプラセボ的な動態変化を発揮する事ばかりに頭を悩ます無駄な努力から抜けられないと考えています。
以下転載
筋筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント注射に対する米国での一般的な意見
筋筋膜性疼痛症候群を引き起こすトリガーポイントは、プライマリケアにおいて一般的である。トリガーポイントは、骨格筋内に位置し、張った帯状の結節であり、痛みや障害を引き起こす可能性がある。臨床試験から得られたいくつかのエビデンスは、マッサージ、理学療法、オステオパシーの手技療法を、侵襲性の低い第一の治療戦略として支持している。トリガーポイントは、しばしば注射で治療される。
無作為化試験では、トリガーポイント注射で統計的に有意な結果が得られているが、研究参加者の数が少ない、盲検化が困難、プラセボ効果の可能性がある、治療後のフォローアップがないなどの理由で結論は限定的である。トリガーポイント注射に使用される薬理学的薬剤は、他の薬剤より優れているとは証明されておらず、また、プラセボより優れていると証明された薬剤も1つもない。
したがって、トリガーポイント注射は、筋筋膜性疼痛が他の手段に抵抗性を示す患者にのみ行われるべきであり、家庭医はまず、より侵襲性の低い治療戦略を採用するべきである。トリガーポイント治療は、筋筋膜性疼痛患者に対する包括的、複合的、かつチームベースのアプローチの一部に過ぎない。
Am Fam Physician. 2023 Feb;107(2):159-164.
Trigger Point Management
Benjamin Shipton 1, Sunkesula Sagar 1, Jennifer K Mall 1
Abstract
Trigger points producing myofascial pain syndromes are common inprimary care. Located within skeletal muscle, trigger points are taut,band-like nodules capable of producing pain and disability. Some evidence fromclinical trials supports massage, physical therapy, and osteopathic manualmedicine as first-line less invasive treatment strategies. Trigger points areoften treated with injections; although randomized trials have foundstatistically significant results with trigger point injections, conclusionsare limited by low numbers of study participants, difficulty in blinding, thepotential for a placebo effect, and lack of posttreatment follow-up. No singlepharmacologic agent used in trigger point injections has been proven superiorto another, nor has any single agent been proven superior to placebo. Trigger pointinjections, therefore, should be reserved for patients whose myofascial painhas been refractory to other measures, and family physicians should firstemploy less invasive treatment strategies. Trigger point management is only onepart of a comprehensive, multimodal, and team-based approach to patients withmyofascial pain.
トリガーポイント注射は鍼治療と同じで偽鍼(あるいは意図的にトリガーポイントでない部位に注射する)という対照群であることは稀です。
鍼治療では意図的にツボでない部位に鍼を打った場合、有意差は出ません。つまりツボに鍼を打つことには治療効果はなく、体のどの部位に鍼を打っても鎮痛効果かがあることを意味します。だから鍼は有効なのだという考えと、鍼は無効なのだという考えの両方が出てきます。
トリガーポイント注射も同様です。私が知る限り意図的にトリガーポイントではない部位に注射を打った場合と、トリガーポイントに注射を打った場合で鎮痛効果があるのかどうかを比べた研究はありません。あくまで私が知る限りですが。
Am Fam Physicianという雑誌は米国における一般的な考えを記載した医学誌です。
転載終了
https://biyouhifuko.com/news/column/10825/
直美という言葉が話題で、こっちも割とよという話をしたいところですが、一旦それは今度にして、顔を含め生体に針を刺すとどうなるかを知れば、なぜ顔に針を刺すとリフトアップしたように見えるのか、シワが伸びたように見えるのかの理屈は簡単で、「抜針まもなくから2~3日以内は浮腫みと筋緊張が起きる可能性があるから」、それ以上の答えはないと思います。
勿論、術者都合で良いように幾らでも表現は出来るかもしれませんし、少し調べると上記と正反対の表現をしているところもあると思います。針を刺すと浮腫みが取れて筋肉が柔らかくなると。私としては左記の現象の発生が逆に謎ですが、この理由は顔ではなく腕でイメージすると分かり易いと思います。
上腕二頭筋の短頭と長頭の筋腹辺りに針を刺して、その後に肘を曲げるような動作をすると、普段より軽く感じる可能性があります。それは柔らかくなったから軽いのではなく、一定の緊張が針刺し行為で起きているから、更に肘を曲げる動作→上腕二頭筋に緊張を掛ける動作が軽く楽に感じるだけの事です。
類似した状態で再現性を確認したい場合は、きつめのサポーターやタオルで筋肉を縛った状態で肘を曲げると軽い気がするのと同じです。それは腕に限らず首や腰、膝の上等、どこでも同じです。それ以上に並んでいる文字面を読むだけでも分かりますが、筋肉の弛緩とリフトアップは現象的に矛盾していないでしょうか。
また、ビフォーとアフターで写真の撮り方、照明の位置、椅子の背もたれの角度を工夫すれば、どのようにでも変化させられる怖い世界だなと思っていますが、このような話以外にも古くから問題視されている部分も多く、2018年には医療法の広告規制が改正※1)を加えている程です。
それはさて置き本題ですが、仮に安定的に形を変えたいのであれば、それはそれで色々とあるかもしれませんが、手術や何かを入れたり抜いたりの手段が良いとは考えています。顔に針を刺して浮腫みと筋緊張を惹起させ、「シワが伸びましたね」とは流石に言えません。「針刺し行為で短期間ですが浮腫みと筋緊張が発生しており、そのように見えるだけです。間も無く戻ります」と私は伝えるでしょう。先日、コラーゲンの話題を取り上げました※2)。
>>皮膚美容に効果があるとされるコラーゲンが、がん転移タンパク質の悪性化や転移を促進するという研究結果が発表された
>>ディスアドヘリンは、がんに特有のタンパク質で、浸潤性や転移性が高いがんほどその発現が顕著
>>ヒト免疫システムを移植したマウスを用いた実験で、ディスアドヘリンによるコラーゲンの分解・再配置が免疫抑制や血管新生を促し、がん細胞に適した腫瘍微小環境を形成することが確認された
>>PRP療法やFGF療法、或いはPRPにFGFを加えたものを打ち込んでシコりを残す事例も散見されますが
このような問題に触れた際、FGFのシコりもコラーゲンが凝集したものと取り上げましたが、FGF(Fibroblast Growth Factor)、或いはbFGF(basic fibroblast growth factor)の古くからの使い道は、
火傷や褥瘡等でお肉が窪んだ部位に対して肉芽形成を促す→早くお肉が盛り上がる事を目的とする→それを顔のシワ等、気になる部位に使って盛り上げ、気にならなくする事が出来るそうですが、シコり以前にコントロールが難しい側面もあり(思った以上に肉芽形成が激しい…等)、使い勝手の悪さが目立つ話題も多く見掛けると思います。
>>「PRP+bFGF」の施術を受けた女性に対して、施術前にしこりができるリスクなどについて説明しなかった※3)
と、その説明がなかった事が焦点に絞られた話題で、逆になぜ有名なリスクについて触れなかったのか、リスクを伝えると当該患者は受けないと思ったから触れなかったのか、それともこちらの患者に限らず、他の患者にも同じようにリスクの説明がなかったのか、今後が気になるところです。
※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180524_1.pdf
※3)https://biyouhifuko.com/news/column/10825/
戸田医師がブログで取り上げたNSAIDsとアセトアミノフェンに関する論文を、新しい順から60本見出し部分のみですがコピペしました。現在は189本ありますが、見出しで気になるものがあれば深堀りするのも良いかもしれません。
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1)変形性膝関節症へのNSAID長期使用により、痛みは悪化しやすく人工膝関節置換術を受ける確率が増加
2)発達初期におけるアセトアミノフェンが自閉症スペクトラム障害のおそらく90%以上の原因
3)前向き研究によると、妊娠中(特に後期)のアセトアミノフェン暴露は幼児期の神経発達障害と関連する
4)46万人の前向き研究によりアセトアミノフェンは肝癌の危険性を増加させる
5)前向き研究:妊婦へのアセトアミノフェン投与は胎児の言語発達に悪影響
6)初期の急性痛にNSAIDsを使用すると、痛みや炎症が長引き、その解消が遅れる
7)前向き研究:妊婦へのアセトアミノフェン使用は3歳時の睡眠問題と注意問題が有意に悪い
8)前向き研究。アセトアミノフェンの常用は2型糖尿病発生の危険性を高くする
9)湿布の短期投与でも急性腎障害の危険性を増加させる
10)湿布や塗り薬の短期投与でも急性腎障害の危険性を増加させる
11)急性腰痛症にNSAIDを使用すると、急性痛には有効であるが、慢性腰痛症に移行しやすい。
12)経口抗凝固薬(OAC)にNSAIDを併用すると、出血性有害事象のリスクが上昇し,同時にOACによる脳卒中予防効果も減少する。
13)系統的総説:カロナールの乳幼児や小児への安全性を指摘する52の実験的研究が見つかったが、追跡期間の中央値はわずか48時間で、神経発達は評価されていない。
14)ヒト胎児卵巣の培養研究によるとアセトアミノフェンは胎児卵巣の発達、特に感受性が高まる10-12週でヒト胎児卵巣のステロイド生成を阻害
15)四肢骨折後、体重負荷の遅れやNSAID使用が偽関節の独立した危険因子
16)月経困難症でNSAIDを使用すると脳卒中の危険性が増える
17)妊婦がアセトアミノフェンとアスパルテームを摂取すると早産を引き起こす
18)変形性膝関節症患者の機能改善において、NSAID外用薬はアセトアミノフェンよりも有効であるが、NSAID内服薬よりは有効ではない。
19)NSAID(鎮痛薬)により変形膝関節症の関節破壊が加速する
20)アセトアミノフェンは血液悪性腫瘍を増やす(系統的総説とメタ解析)
21)湿布は経口NSAIDと同程度の胃腸障害を引き起こす
22)妊婦へのアセトアミノフェン使用により子供のアトピー性皮膚炎が増加する
24)湿布は経口NSAIDと同程度の腎障害の危険性
25)非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と抗うつ薬を併用すると頭蓋内出血の危険性が増加する
26)外用NSAIDは内服NSAIDよりは安全だが、内服しないよりは危険
28)2歳までの小児へのアセトアミノフェン使用は自閉症の危険因子
29)セレコックスは軟部組織の修復に悪影響
30)アセトアミノフェンにより出生時体重が減り、在胎期間が短くなる。
31)NSAIDとアセトアミノフェンの併用は上部消化管出血の危険性を増加させる
32)臍帯血内のアセトアミノフェン濃度とADHD、自閉症との関連(前向き研究)
33)妊婦へのカロナール投与は胎児のADHDの危険性を増加させる
34)出生前の母親のアセトアミノフェン使用と子供のADHDの関連のメタ解析
35)妊娠中のカロナール投与は女性の陰毛、腋毛およびニキビ発生の年齢を約1.5-3 か月早める
36)ボルタレンは脳卒中、心筋梗塞、胃腸出血の危険性を増加させる
37)高血圧患者においてCOX-2 非選択的NSAIDとセレコックスには心血管イベントの頻度に差がない
38)出生前と出生後の両方でのアセトアミノフェン暴露は喘息の危険性を高める
39)出生前のアセトアミノフェン暴露と子供の神経発達(障害)の総説
40)妊娠中のアセトアミノフェン使用は子供が30か月時点での言語の遅延の危険性を高める
41)子供と成人におけるアセトアミノフェン使用と喘息の危険性の系統的総説とメタ解析
42)妊婦に対するアセトアミノフェン投与は子供の肛門性器間距離を短くする(不妊の危険性が増加)
45)妊娠中のアセトアミノフェン使用は子供の脳性麻痺の危険因子
46)妊娠中の母親の29日以上の、妊娠前の父親の29日以上のアセトアミノフェン使用によりADHDの危険性は2倍
47)NSAIDによる急性腎障害
48)高用量のアセトアミノフェンは精液の質を悪化させる
49)NSAIDは小腸粘膜障害を引き起こしやすい
50)NSAIDsは曖昧な胃腸出血の危険因子
51)NSAID潰瘍は無症状のことが多い
52)NSAIDsによる急性心筋梗塞の危険性の系統的総説とメタ解析
53)急性骨格筋損傷からの回復に対するNSAIDsの効果の系統的総説とメタ解析
54)妊娠中の鎮痛薬による停留睾丸の危険性の系統的総説とメタ解析
55)妊娠中のアセトアミノフェンは子供の喘息の危険因子:系統的総説とメタ解析
56)妊娠中のカロナール摂取は5歳時の注意機能と遂行機能障害を引き起こしやすい
57)消化性潰瘍の危険因子
58)アセトアミノフェン、NSAIDの長期使用は難聴を引き起こしやすい
59)NSAIDによる胃腸障害の予防方法
60)妊娠中のNSAIDやアセトアミノフェン摂取は子供の肛門性器間距離を短くする
https://news.yahoo.co.jp/.../217fb4e2686bc0cd0527d5621d74...
>>鉛はどんな量であっても人体に有害とされる。労働省労働安全衛生局によれば、カドミウムには発がん性があり、心臓、腎臓、腸、脳、呼吸器、生殖器に対して毒性をもつ
>>植物は地殻から重金属を吸収しているが、鉱業や産業廃棄物、一部の農薬や肥料によってさらに汚染された土壌で栽培された場合は高濃度の重金属を含む可能性がある
>>大豆やコメ、マメ類などを原料とする植物性パウダーの場合、ホエイパウダーと比べて鉛の含有量は3倍に上った。植物は地殻から重金属を吸収しているが、鉱業や産業廃棄物、一部の農薬や肥料によってさらに汚染された土壌で栽培された場合は高濃度の重金属を含む可能性がある
因みに薬物関係では今流行りの大麻も、土壌の鉛やカドミウム等の重金属を吸い上げやすいので、自生しているもの、自分で適当に植えたものは、重金属への高い曝露リスクもあります。日本国内でも地域差があるので、参考にするのも良いと思います。それ以前に消化や吸収速度が異常となるプロテイン商品は、ヒトにとっては不自然な現象と解釈され、特に腎臓に障害を与える因子、異常へ発展し易く、負担である事には変わりません。タンパク質に限らず全ての栄養は、普段の食事から摂りたいものです。
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https://news.goo.ne.jp/.../bizskills/president_82017.html
>>慢性腎臓病の患者数は増加傾向にあります。11年に国内で1330万人と報告されていた患者数が、20年には2100万人に。わずか10年足らずで700万人以上も増えて
増加原因の全てがプロテインではないと思いますが、コメント欄に添付した他資料を見ても、2020年に近づくに連れ、気持ち鈍化気味ですが増加傾向にありますし、個人的に2021年以降はより興味深いので、以後も引き続き注視したいところです。
>>人工的につくられたプロテイン食品・飲料は胃から小腸に進んで素早く吸収されるため、腎臓に急激な負荷をかけます。同じタンパク質の含有量でも、肉や魚ではなくプロテインで摂取すると腎臓によくない
人工的に精製された物質は砂糖等でも同様、短時間で吸収される為、身体に与える負担が大きい事から、特に常用しがちな製品は、添加物の摂取量も含めたリスクは見る必要がありますが、近年プロパガンダされるタイムパフォーマンス(タイパ)を求めた背景も後押ししていると思うものの、ヒトの身体にタイパを求めるのは、プロテインや砂糖、普段から考察を入れている薬物然り、非常に相性が悪いと考えていて、タイパを求めた結果が早死にではバランスが悪いものです。
より広義的な視点で見ると、1つの曝露量と曝露時間も然る事ながら、1つの負担より2つの負担、2つの負担より3つの負担と、負担の数が多くなる程、受傷(発症)リスクは上昇すると思いますし、それに伴い重症度も増すと思います。また、プロテイン摂取者は、運動や筋力トレーニングも併行している傾向もありますが、更にそれと併行して解熱鎮痛剤であるNSAIDsの使用も散見されます(例 NSAIDsを運動前に飲むと身体が痛くならないから長く運動出来るし、筋肉痛にも効くから運動後にも飲んでるの)。
実際、運動やトレーニングと呼ばれる行為に限らず、その先のスポーツ全般でも似た話を聞く機会はありますし、スポーツを普段からしない方でも、健康に良いと普段からプロテインを摂取し、別件でNSAIDsの類を服薬している事例もありますが、NSAIDsは薬剤性腎障害の割合で見るとトップ(次いで抗がん剤、抗生物質、造影剤と続きます)で、腎動脈の収縮による血流量の減少や、重くなれば虚血的な組織変性が始まる等、深刻なものです。その為、元々腎臓に障害を抱えている場合、当該薬物は危険視されています。
このように、プロテインで負担を掛け、更にNSAIDsで負担を掛け、何ならコレステロールも高いからと、紅麹サプリで更に負担を掛けた等、ヒトが何かを取り込む際には、何らかの背景と理由(この場合は「健康?」)があるかもしれませんが、商品のパッケージにデカデカと書かれている良い話ばかりでもなく、ここまでの流れを見ても分かる通り、「そもそもこれ全部要るの?」の観点で見直すのも良いかもしれませんし、評価基準として「良い」「悪い」の2択で判断すると迷うのかもしれません。
一旦全て「悪い」として、その上で何かを取り込むとしたら、「少しでも悪くないモノ」「少しでも負担の少ないモノ」で選択するのも良く、そうすれば自ずと表面のパッケージに惑わされる事無く、「調べてから」という感覚が得られるかもしれません。先程のタイパの話題に戻りますが、ヒトは直ちに影響を自覚出来るものを好む傾向にあり、それは先程の吸収速度が異常に速いプロテインや砂糖然りですが、即時的に影響が及ぶものは大概負担が大きく、中長期的には勿論、他方面含めたリスクが上回る印象は拭い切れないものです。
https://news.yahoo.co.jp/.../78ba28c029deab1410cc84ad618b...
>>当時はいくつかの診療科に通っていたのですが、一番長く休む原因となったのはPTSDでした。PTSDの治療のために飲んでいた薬の影響で、一時期髪の毛が抜けてしまい、どうせ抜けるならと思い切って短くしたんです。現在は毛が抜けたりはないんですけどね※1)
当該記事を見た際、この渦中での雰囲気や勢いに違和感を覚えて調べたところ、上記※1)のように何らかの薬物は入っている可能性が示唆されていますが、もし現在がPTSDと診断された時に専ら投与されるSSRIやSNRI等の抗うつ薬による躁的な状態でなければ良いなと思いました。
また、中居正広氏も薬物疑惑はありますが、世の中は薬物使用者によって誰かが壊され、壊された誰かも薬物使用者になる極めて悪い循環は、学校や勤務先、老若男女問わず古くから何処でも見受けられます。このような悪い循環を断ち切るには、ひとりひとりが薬物の性格と、薬物を取り巻く状況を知る事でしか解決出来ないのかもしれません。
※1)https://news.yahoo.co.jp/.../d683671e651498ac23c95f8d810d...
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