藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

幾許かの希望に掛ける想いは治療者側とて同じ事

http://blogs.yahoo.co.jp/anti_white_supremacy/11576760.htmlより転載 http://kininaru-zakkityou.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_9a1/kininaru-zakkityou/m_ALSE382B2E383BCE383AAE38383E382AF.jpg 治癒する事を約束出来ない病気ほど(治せない事を前提…

向精神薬由来と推定される諸症状に対して 2

向精神薬由来と推定される諸症状に対して の続きです。 詳細⇒http://www.jpn-geriat-soc.or.jp/info/topics/pdf/20150427_01_02.pdf いよいよです。上記URLのストップリストの抗うつ薬欄は三環系抗うつ薬とSSRIのみの表記だけですが、抗うつ薬全般(SNRI、Na…

向精神薬由来と推定される諸症状に対して

~はじめにまとめ~ 寒冷、不安、恐怖、孤独、疲労、悲しみ、怒り、苛立ち、不眠等のネガティブな状態は、自身が抱える諸症状に対しても鋭敏に反応し易くなるものです。このような状態を痛覚閾値(疼痛閾値)の低下と言います。何かしかの症状を抱えていれば…

「医療の限界」とは「その個人」の限界

基礎学問が数十年にも渡り殆ど不変である事は、中身が事実に限りなく近い状態であり、変えられる余地がないからである。故に、時に基礎学問に新知見が見られた場合、大きく軸は転換を始める。その一方で、臨床学問は、現場から構築された要素が高い理論理屈…