https://news.yahoo.co.jp/.../d6e3a7a4eaaf1b376b295dee14e3...
>>一方、日本では、入院中心ですから、副作用を無視した安易な大量処方をしたがる精神科医がすごく多い。しかし、一度、抗精神病薬を多量に服用させられると、脳に不可逆的変化が起きてしまうケースが多々
現実問題として多量に限らず外来レベルで言われた通り、出された通り、弱いから、短い期間だからでも起こり得るリスクはありますが、細かい話しは別にして、薬物で起きた結果を薬物で抑える悪循環は数百年前から見られますが、1952年、精神医療の幕開けとされた薬物の走りは記事内にも単語として見られる抗精神病薬、クロルプロマジンです。
それまでは回転椅子やロボトミー、電気ショックや拘束等、今も存在するかもしれませんが、第三者の視覚に分かる行為は、当時からそれはそれで非難の対象でした。力でねじ伏せているのが傍目にも分かる行為は非難の対象になり易いものです。
では、抗精神病薬や他の向精神薬全般にほぼ共通の、脳や脊髄の受容体を標的として、それが契機で受容体が変性する、数や形を変える、自力で分泌出来る能力が乏しくなる、前駆物質の影響を受け細胞が壊される、増強した神経伝達物質で細胞が壊される、内分泌や外分泌の問題が起きる諸々、全身状態に波及する異常は傍目には分かり辛いですが、こちらも同様に力技で弊害は大きなものです。
例えば1957年に発売が開始され、2016年に販売を終えた白玉や赤玉とも言われたベゲタミンは、「飲む拘束衣」と呼ばれる等、当該薬物に限らず上記諸々の行為を代替する存在が、向精神薬の扱われ方でもあります。他国も薬物が関わる問題は大きいと思いますが、ここ日本に関しては当該記事通り現在も精神病床数が世界一を誇り、大半は薬物が投与されていると思います。ではここまでの話の内容全てを、治療と称した力でねじ伏せる暴力と仮定します。
精神医療に限らず、日本は暴力を繰り返して大きくなった国と考えています。暴力とは殴る蹴るだけではなく、大声で怒鳴る等も含みます。ここには暴力に走る側の器や物差しの問題が無視されています。何故ならその多くが上司、年上、そのような社会的(?)立ち位置が入り込んでくる為か、直接の指摘が難しい場合もあり、何ならその事で暴力を受けた側が自ら暴力を服薬する悪循環に陥る可能性もあります。
行為に及んだ側、及ぶ側に反省も改善もなく、次々と暴力で大きくなった場合、恐らくそこには何も残らず、また次々と強大な暴力を準備していくしかありませんが、暴力は誰でも考えなくても出来ます。そこに教育水準云々は関係なく、もしかしたら水準が高いほど自分だけは痛手を負わない、負いたくないズル賢さが生まれたり、暴力をコントロールするようになるだけと考えていますが、それはさて置きこのように精神病床数が世界一なのは、日本人は暴力でしか解決出来ないと考えている生き物だからなのかもしれません。
健康と経済は両立出来ないと言われています。その割に健康を謳う界隈では、その発端となるヒトを動かし経済を動かそうと取り組んでいる様子が見られます。寝てれば良いのにといつも思いますが、そうなると健康界隈の経済が回らないという界隈側の都合が悪くなります。
特に炎症性疾患や炎症期を病期とするヒトの罹患細胞は極めて脆弱で、それは部位問わず皮膚、筋肉、神経、血管、骨等全てに及びますが、鎮痛剤を飲ませて痛みを誤魔化し脆弱な罹患細胞の破壊行為を勧めるのは、界隈側の都合は良くなっても、患者側は取り返しの付かない事態になる場合もあります。
前項の治療と称した薬物と中枢神経の破壊と類似した話題にもなりますが、先ず「これってヒトを壊していないか」「罹患細胞の回復に寄与出来ているのか」を、何度も何度も繰り返し考え続ける必要はあると思います。
https://news.yahoo.co.jp/.../ee3c2f2f922a539ea171fdb8744d...
>>「向精神薬禁止法」が成立する見通しだ
情報自体の事実性は高くないようですが、不随意で機能し常に平衡を保とうとする神経に対し、物質で制御しようとする行為自体が危険で、その弊害は服薬した本人に限らず、その個の周囲と社会に与える影響は莫大なので、禁止法の成立が事実であれば良かったと思いましたし、法的に禁止と言わない限り多くは使いたいものなの?と思うものです。
去年初めて「脱脂綿(だっしめん)」と表現される意味を知ったのですが、それ以外にも意味を知らずに使っている言葉は多そうです。「電話(でんわ)」もそうです。電気を使って会話をするから電話なのでしょうか。それでは「糸電話(いとでんわ)」とは?等と考えると尽きないものです。
>>病態そのものがステロイドを使用する理由がない可能性が極めて高い
悪い意味での古くからの慣例というか、席に座ったら嫌でも出されるお通し的な薬物は当該病態に限らず多いかもしれませんが、ヒトの身体は何処か傷めた時、薬物を使った場合と使わなかった場合での、同一人物に対しての両者の経過を同時に追跡する事は不可能です。
それを踏まえた上での話題になりますが、突発的に難聴を患った場合、以前より早急なステロイド投与が有効と言われ、使用した場合は完治約3割、有効約3割、不変約3割とされていますが、ステロイドを使用しなかった143例のデータを見ても※1)それほど変わりません。
>>治癒39.2%、著明回復7.7%、回復21.0%、不変32.2%
それよりも、両者の類似した数字をどのように解釈するかが大切で、それが中長期的な身体の負担減にも繋げられます。関連※2)も含めて考えると、結論は使っても使わなくても変わらん、及び使う事で罹患細胞の治癒遅延を助長するとはなるものの、目で見てよく分からない脳神経の異常が惹起されたからと言って、
慣例的にステロイドを流すのはシェア内の症例を踏まえても、難聴が良くならなかったのは勿論、使用後に一旦は良くなってくれた他の諸症状が再燃する等の悪影響が目立ち、また、使用状況によってはステロイド離脱の不安も抱える等、必要ないどころか有害性が高いと判断せざるを得ない事例も少なくありません。
※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/.../jibii.../116/4/116_477/_pdf
※2)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19821308/
https://news.yahoo.co.jp/.../49dafd5a3622f44231949590288e...
>>「薬はけっして悪、ではありません。かつてはベンゾジアゼピン系といって、のみつづけると耐性や依存性が生じてしまう薬が処方されることもありましたが、最近はそうではないものを選ぼうという動きが主流なので安心を。今の医療現場で選ばれているものであれば心配ないので、まずは短期のイメージで始めてみてよいのではないでしょうか」とのこと※1)
「かつては~」と、最早いにしえの存在として取り上げられるベンゾですが、ベンゾが出始めの時からつい最近までは(もしかして今も?)バルビツール酸と比較されてか、「ベンゾは安心安全副作用なし耐性なし依存性なし云々」と神話を築き上げてきましたし、
「最近はそうではないものを」が指す、抗ヒスタミン薬やオレキシン受容体拮抗薬、メラトニン受容体作動薬を試せばと言っているのだと思いますが、これらの薬物では不十分で(或いは耐性が付いて)結局ベンゾに移行する事例は多いと思います。肌感覚としてどうでしょうか。
薬物を飲んでいる方で、それがバルビツール酸か、ベンゾジアゼピンか、抗ヒスタミン薬か、オレキシン受容体拮抗薬か、メラトニン受容体作動薬か、分かってて飲んでいる方はどれくらいいるのでしょう。お薬手帳にはこれらの文言は書かれていませんし、能動的に調べない限り分からない情報ばかりで、
「出されたから飲んでいる」「効かないと言ったら違うの出された」「効かなくなってきたと言ったら違うの出された」「効かなくなってきたと言ったら増やされた」「クスリの名前?知らん」が大半です。それを踏まえた上で左記のような患者心理のニーズに沿った満足を与えると言ったら、ガンギマリする薬物に移行し続けていくしかないのかもしれません。
常々思う事として薬物を服薬する契機に、僅かでも心の隙間、服薬する妥協線を作ると、ヒトはどんな理由を付けてでも薬物に走り、初めは軽い気持ちで服薬したつもりが、ズルズルといってしまう事態に陥ると思います。
「薬を飲んで眠れるようになったら止めよう」もあると思います。古くはベンゾもそのように投与されていました。それで1回目は問題なく休薬出来たものの、月日を経て何らかの契機で眠れなくなったとして「また眠れなくなったから薬を飲もう」、そして「また薬を飲んで眠れるようになったから止めよう」の繰り返しも割と多いと思いますが、
このように上記引用部分とも関連した「のみつづけると」を、断片的な服薬なら問題ないと解釈した場合も含む、服薬と休薬を繰り返す行為そのものが、離脱症状を惹起し、重篤化していく大きな要因のひとつでもあり、そのうち「薬がないと眠れない」「薬を飲んでも眠れない」状態になりがちです。
これは対不眠に限らず、向精神薬や中枢神経に反応を及ぼす鎮痛剤を投与される症状全般でも同様で、「首や腰が痛いうちは飲もう」「痛くなくなったから止めよう」、この繰り返しで首や腰の痛み云々とは関係のないところで本人にとっては謎めいた症状群(要は離脱症状)が溢れ、薬物を手放せなくなる事態に陥ります。
以前も取り上げたものの、初めは純粋な腰痛患者がいつの間にか気が付いたら精神病棟に居た、「ワイの手術は完璧や、良くならないのは精神病だからや」等の症例も挙げましたが、多くが「まさか」と思うものが、薬物ではたちまち簡単に起こります。
https://news.yahoo.co.jp/.../f13c331f85577b8c4250e2598054...
レプリコン以前のコロナワクチンの接種率を見ても、2~3回目以降は急激に接種率が落ちています。恐らく付き合いや半ば強制か興味本位かでは、そもそも継続しないのはワクチンに限った話でもありません。
私は付き合いも強制も興味もないので1回も打っていませんが、それはさて置き、ワクチンは打ったからといって何処か気持ち良くなる訳でもなく、何処か良くなったような自覚を得る訳でもなく、場合によっては具合いが悪くなるだけで、
接種者が罹患したのであれば、これくらいで済んで良かったねと言ったり、非接種者が罹患したのであれば、接種しないからだと言われたり云々と、過去最大規模の薬害事案と言われる現状では、既存の接種者が何で初めに教えてくれなかったんだと←今ここ、ですが、
小難しい話は抜きにして、打っても打たなくてもよく分からない、それほどメリットを感じられないのも確かかもしれません。
普段諸々と考察を入れている向精神薬や中枢神経に反応する鎮痛剤の類は、何にも分からない、効かない、という話も当然ありますが、ワクチンと比較すれば何らかの変化自覚をもたらす場合も多いと思います。
このように、ここまでの内容を踏まえてコスタイベを含んだ接種が少ないのは、作用や副作用関係なく「飽きた」と読みます。その為、幾らコマーシャルを流したり、有名人芸能人を起用したり、ワクチン女子等と銘打っても伸びは悪いはずです。
安全か危険か、科学か非科学か以前に、感情的に飽きたら何をやってもダメなものです。恐らく人間とはそのようなものだと思います。
>>顔のたるみなど、見るからに何かの中毒の人です。実際、食欲も落ちて居ますが、嘔吐等はありません。身体症状は手の痺れが痛痒く、油汗のようなものをかき続けており、とにかくすぐ痩せます。初めての無月経です。血液検査で筋肉に異常値が出て居ました(正常値の約100倍)
離脱症状で度々異常を示す数値に、上か下かは問わずクレアチニンキナーゼ(CK)がありますが(念の為ですが横紋筋融解症ではなく)、当該病態の背景を既知として個々の状況に沿った安全を確保しておけば、時間の経過で自然に戻ると思います。
周辺症状も加味した上で、甲状腺の異常を考えるのが一般的かとは思いますが、離脱症状の起因を知らずにアレコレ手出しすると危険な方向に進みがちですし、離脱症状の惹起背景を踏まえれば、CK値に異常を示す以外の中枢神経の新規傷害と既存症状の増悪も併せて曝露するリスクも意味します。
離脱症状は多くが検査をしても異常なしとされがちですが、病期次第では異常を示す検査項目も時折存在します。異常の有無問わず焦らない事が大切かと思います。傷病名ばかり並べてくる一因には、薬物の弊害を完全に無視しているか未知の為と考えられますが、時系列を読めば分かります。
>>ここ最近は進行性の神経変性疾患にVB12の大量投与の治験もされていましたが、追々の結果を待ちたい
上記は筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対するビタミンB12の高用量投与の話題に触れたもので、5年後の今年、2024年9月24日に製造販売の承認を得ています※1)。今後どうなるか、引き続き注視していきたいところです。
※1)https://www.eisai.co.jp/news/2024/news202469.html
>>サッカーのセリエAに所属する選手にALSの発症率が高い等※1)職業柄や環境の傾向も考えられてます。更に古くからは、3大多発地域とされる紀伊半島南部、グアム島、西ニューギニア等の話も有名です。>>危険因子として推測されている、加齢,男性,外傷,金属への曝露(地下水の金属イオン濃度),喫煙,重労働,植物種子の摂取などの他、
シェア内にも記載の通り、脊髄性筋萎縮症(SMA)への治療薬、ゾルゲンスマやスピンラザ、エブリスディのように、当該病態が遺伝子疾患で且つ原因遺伝子が特定されれば、遺伝子の機能そのものを変える薬物は拵えられる一方、上記引用の通り遺伝子疾患ではない場合の薬物治療で出来る範囲と言えば、諸々の薬物を調べてもらえれば分かる通り、なかなか厳しいのが現状です。
そのなかでも、遺伝性の筋萎縮性側索硬化症では原因遺伝子が特定されつつ(SOD1)、恐らくALSに於ける薬物治療の突破口も、SMAと薬物治療の通り、このあたりから大きく開けるのではないかと思っています。こちらも前項の話題と関連しますが、今年2024年5月21日に、バイオジェンがSOD1遺伝子変異によるALS患者に向け、クアルソディ(トフェルセン)を厚労省に製造販売の承認申請をしており注目されます。
関連)https://nk.jiho.jp/article/194560
関連)https://nk.jiho.jp/article/194624
メチルフェニデートのリタリンを製造販売するノバルティスファーマが、リタリンを理由とする事件や事故、自殺等が目立ち、2007年の10月31日に、適応疾患の狭小化と流通管理を強化したのですが、当該成分の徐放剤、コンサータの製造販売の承認をヤンセンファーマが得たのも同年10月です。徐放剤とは言え見事にスライドさせています。
要はこれらの薬物は覚醒剤で、ミニにタコが出来るほど話していますが、幾ら相互が気を付けても、或いはそれが医療用量だから云々とキレイごとを並べても、問題が起きるのは当然と思っていたほうが無難で、コンサータに限らず同様に覚醒作用を持つ中枢神経刺激薬を10代等の若年層に集中的に投与し、挙句の果てに大人の○○とキャンペンを打ち、更に拡大している状況は軽視出来ないものです。直ぐに引っ張り出せた資料で、2013年に当該薬物を服薬した声を幾つか拾い上げたものがあるので以下に参考として挙げますが、
「飲んでない時(効き目が切れている時)は、心の色は白だとしたら飲んでいるときの気持ちは、ほとんど黒の灰色になるよ」「何も楽しいと思えなくなるの、全部に興味がなくなるの」「友達と遊びたくなくなるし、遊ぼうとしても出来ない。気持ちがなくなるの」「とにかく何も興味が無くなって僕が空っぽになる」「母ちゃんのご飯でも食べたい気持ちになれない」
「何も感じなくなる」(喜怒哀楽を失う)「ロボットになったような感じ」「おなかが痛くなってくる、気持ち悪い」「全然好きじゃないことに勝手に集中してしまうから疲れる」「空や花がきれいだと思わなくなるの」「気持ちが「ズーン」ってなる」「考えたくないことで頭がいっぱいになるの」
この状態が続くと考えると、服薬者にとっては不幸でしかありませんし、机に静かに座り続けられる事で得するのは服薬者でもない訳です。この類の薬物は誰が得をする為に存在するか、何度も考えたほうが良いと思います。勿論、副作用、耐性、離脱症状が付き物で、近年特にアメリカでは原材料が不足し、カフェインを摂取させてドパミンの分泌を促す等、服薬したばかりに面倒臭い事ばかりが続き、それは雪だるま式に大きくなります。
各々の部位の受傷時に於ける最重症度に近しい動態を観察すれば、大概は当該部位の運動は不可能に近しく、安静を保つ方向に向かいます。その逆に軽症では、罹患部位に反生理的なエネルギーを加える傾向が見られます。それがシェア内の表現であれば伸張位を指すストレッチと呼ばれるものや、上述の通り運動が挙げられます。
ここまでを一度まとめると、ヒトは軽症であるほど動き(動け)、重症であるほど動かない(動けない)となります。一般的に考えるとヒトはどこか傷めた際、動きを入れないほど(=負担を掛けないほど)回復は早いと思われますし、動きを入れるほど(=負担を掛けるほど)、回復は遅れると思います。
この不可思議な現象は他の動物と度々比較され、犬や猫は具合いが悪くなれば動きを止めて回復を待ちますが、ヒトは具合いが悪い時ほど動きたがるおかしな生き物です。これがヒトの本能的な動態か、後付けの知識の弊害かはさて置き、主に筋骨格系疾患や神経疾患で散見されます。左記以外の受傷部位の場合はどうでしょうか。歯肉に炎症が起きた時、或いは何処かをヤケドした時、患部をグリグリしないと思います。
先ず痛いですし(何れも傷めた深さ次第で神経そのものも受傷して逆に痛くない場合もありますが、取り敢えずは一般論として)炎症が起きている細胞は脆弱でもある為に傷を深くし、結果的に治るまでの時間も延長するでしょう。そしてそれは多くが知っています。その反面、頸部や腰部の何処かを傷めて炎症が起きた時、何故グリグリしたり伸ばしたりするのか、です。
前者と後者の違いは何処にあるかと言えば、歯肉炎や熱傷は患部が自分の目で見える、頸部や腰部は内部の環境が自分の目で見えない、この違いもあるかもしれません。目で見てヤバいから手を出さないのは分かりますが、目で見えないヤバさなら手を出しても良いのかと言えば、また違うと思います。
話は戻し文字にすれば当たり前ですが、では、軽症であるほど重症度に応じた範囲内で運動量に差異は見られますが、「なぜヒトは傷めた時に限って非生理的な負担を罹患部位に掛けたがるのか」「なぜヒトは傷めた時に限って普段は行わない運動やストレッチを急に始めるのか」「動いて傷めた部位がなぜ動いて治ると思っているのか」です。
歯肉炎や熱傷時の対応とは異なる動態も踏まえると、文中で推測を挙げた通り、本能ではなく後付けの知識が大きく影響している可能性もあるのかもしれません。恐らく答えは、最重症度の動態を軽症時にも積極的に取り込む事で、より早い回復が見込めると捉えています。
カジュアルに惹起するリスクを持つ筋骨格系疾患や神経疾患を、慢性化と呼ばれる細胞の状態にさせない取り組みとして、無駄にNSAIDsを初めとした解熱鎮痛剤や中枢神経に反応する鎮痛剤を使わない、傷口を深くするような行動は取らない等々を以前も挙げてきましたが、現実は必要以上に鎮痛剤を取り、なまじそれで痛み自覚が薄れたのか、突然見た事のない運動やストレッチを開始して患部に非生理的なエネルギーを加えて重症度を高めていないでしょうか。
これらも諸々後付けの知識が影響していると思います。逆に知識がなければ「仕方ないから寝てようか」となるかもしれませんが、それが冒頭でも触れた最重症度の動態です。
参考)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://j-ca.org/wp/wp-content/uploads/2016/04/5004_ken3.pdf
ロシアとウクライナの戦争で、最近ロシアに加勢している北朝鮮兵が深刻なアルコール依存に陥っている、アルコールが理由で既に死亡者が出ているのは他の報道でも見られますが、どの程度なのかが興味深いものです。
戦争に薬物とアルコールは付き物で、以前も第二次世界大戦時、日本人が初めて見つけた覚醒剤をドイツが使用し、飲まず食わず寝ずの電撃戦で一気に拡大し、各国も揃って覚醒剤を使用した話題にも触れました。今のロシアとウクライナの戦争でも、各々の兵士の覚醒剤使用が示唆された報道もありましたが、その後、北朝鮮兵がロシアに加勢すると報道があった際、
北朝鮮は麻薬の原料となる良質なケシを栽培して外貨の獲得に成功している背景からも、ロシアに出向く北朝鮮兵にも相当量の麻薬を配るのかなと考えましたが、現在のところアルコールで問題が起きているようです。それが冒頭の通りどの程度の問題かが、ロシア兵が自身の上官に宛てた報告書に記載されているようで、こちらを参考にします※1)
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「北朝鮮兵は工業用アルコール、消毒用アルコール、ウェットティッシュアルコールを貪る」
「北朝鮮兵はアルコールに飢えており、ロシア兵さえ見向きもせず身体不全を起こす物を好んで摂取している」
「結果的に麻痺になって、死んでいるのか生きているのか分からない状態になった」
「傷や寒さに鈍感な、猛烈な戦闘の生体メカニズムを保有した戦士、特殊部隊として強固に訓練された死と炎の中で戦う準備ができ、人々はおろか動物を含めて無差別に残酷に殺害する事を待ち望んでいたが、臆病で礼儀正しい酔っ払いたちがやって来た」
「彼らのアルコール依存症はブリャンスク、チタ、マガダン地域を遥かに超える我々が未経験レベルの酷い物だった」
「アルコールが少しでも入っている物なら、なんでも口にし、体に塗り込む」
「彼らは礼儀正しくアルコールベースのナプキンを盗み、数十枚を貪り食い、その後、酔っ払いとても幸せそうに胃潰瘍になり死にそうになっている」
「彼らはアルコールが少しでも入っているローション、溶剤、ガラスクリーナーや不凍液、研磨剤、ブレーキ液さえも食用として躊躇なく摂取し続けている」
「韓国の英雄たちは、「エチルを飲むかどうか(藤原※注 エチル=エチルアルコール)」という些細なことで時間を無駄にしません。ギ酸、加水分解、硫酸塩を含むあらゆるアルコールを摂取します」
「「最も経験豊富なロシア兵さえも死ぬ物を、彼らは口笛を吹きながら幸福そうに飲み込む。彼らの祖国では、ロシア兵にとっては毒となる物すら珍味となる教育を受けている」と、この内容を流出した記者が書き加えている」
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ぱっと見、これでは戦い難いというかロシアに出向いてアルコールで自爆しているように見えますが、これは文中にも記載した第二次世界大戦時のドイツ兵と覚醒剤の関係でも同じ現象が確認出来ます。
要はその中身がアルコール、覚醒剤、麻薬その他、或いは混合的な使用も勿論あるかもしれませんが、各々の精神作用物質でいずれ中毒症状や離脱症状で苦しんでいる姿と関連死があり、また、視点を絞れば時代時代の戦争で、多少呼び名は異なっても戦争後遺症(例 湾岸戦争症候群等)と呼ばれる諸症状を並べると、アルコールや薬物、主に向精神薬による中枢神経への傷害が相当濃厚に絡んでいる状態と分かります。
※1)https://www.youtube.com/watch?v=uhAD8mfU2lQ
添付写真※1)は日本発のメタンフェタミンと呼ばれる覚醒剤を使用した方で、左が22歳の時、右が23歳の時です。年月で言えば12か月未満の短期間の為か、顔貌そのものに大きく変化は見られませんが、本題は皮膚の状態です。
添付写真元を参考にすると、薬物が契機で皮膚むしり病となり、痒くもなく何らかの皮膚疾患がないにも関わらず、むしりたくて仕方のない状態に陥った結果、写真の通り表皮を越えて真皮以上まで傷を付けたのか、痂疲(=かさぶた)や感染症、色素沈着、肥厚性瘢痕が見られます。
写真は軽めなものを取り上げましたが、痂疲は浸出液や出血に蓋をしてくれると言われているものの、空気や水、細菌は通す程度の目の粗さを持つ為、完全に外部との交通が遮断された安全な状態ではなく、感染の懸念は勿論、治りも悪く、後の見た目にも影響が出る可能性もある為、なるべく痂疲は作らず上皮化を目指す取り組みが理想なのですが、
上記は今件のむしり病に限った話題でもないので、理想的な治し方、治り方の話はさて置き、この手の顔貌、及び皮膚の状態に陥った服薬者を見ていると、ひとつの特徴に気が付きます。
傍目には自傷行為とも言える、髪を抜き続ける抜毛症や、手首を刃物で傷付け続ける行為等と根本的な精神状態は近しいのかもしれませんが、どのタイミングで当該状態に陥っているのかを観察すると、メタンフェタミンに限らず、服薬中ではなく断薬後の離脱症状、或いは服薬中でも常用量離脱症状の際に目立っている印象はないでしょうか。
書き方を変えればメタンフェタミンに限らず、勿論ここ日本で合法や違法と隔てている薬物は関係なく、向精神薬全般に対して薬効自覚を得ている最中であれば、諸々の行為は目立たず、常用量離脱症状、或いは離脱症状の際に散見されるようになります。
勿論、諸々の行為は薬物が介してなくとも惹起される可能性もゼロではありませんが、多くは薬物が介入した後に発生しているようにも見受けられます。前項に続けば飲まず食わず寝ず(飲めない食えない眠れないも含む)が出来る為、栄養面の問題やニキビ等も契機になり得ると思います。
その継続性の高さ、イコールとして傷の多さや傷の深さにも繋がりますが、自律性を奪取する(この場合の自律性の奪取とは、薬物が標的としたレセプタの変性や当該神経伝達物質のネガティブフィードバック云々により)向精神薬全般の弊害で、自身の意識では抑えが効かない状態が原因と考えられます。
※1)https://ailovei.com/?p=94538
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