藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

タイムラグ症例と不誠実な対応2


こちら(http://ameblo.jp/mother-teresa/entry-11954599503.htmlがH26.11.20発表のもので、これが(H26.11.19)ホルモンズマター+(H28.11.8)ヨミドクター+(H28.12.17)医療ガバナンス学会の元の話になっていると推測されます。この話が1番時系列に沿って記録されているものと信頼して読み解くと、H24.3の1回目の接種後、約20日を経て 5日間の頭痛 この5日間食欲減退 転倒 足の痛み 接種部位にしこり・痛み・発熱
(記事内ではレントゲンで靭帯が腫れていると表記されているが、レントゲンで靭帯自体、確認できるか否かは言及せず。あくまで一般患者が記録したものである為、少し位の間違いは大目に)
H24.6の2回目接種後、7月8月は頭痛程度 11月後半から頭痛と風邪症状 肩の痛みと腫れ 飛蚊症 ~H25.3迄は目立った症状なし。H25.4 継続的な下痢症状 同月にメプチットとデパス処方(この段階から向精神薬処方が始まる) 気分の昂まり わめきちらす と言う行動はデパスの副作用(奇異反応)かは分からない(服薬期が分からない為) 5月以降動悸 胸に湿疹 全般的に5月は気分が滅入ったまま(改めて書くが、これらの症状がHPVV由来かデパス由来かは分からない)
H25.7 心療内科ジェイゾロフトランドセン処方(追加処方された際、デパスを継続的に服薬しているかは不明)、酷い眠気 H25.8.27 コンサータを処方されるも副作用が酷く3日で休薬(此処までの期間 デパス ジェイゾロフト ランドセンを継続的に服薬しているかは不明)H25.11~ 目の奥の痛み ふらつき 頸部の激烈な痛み 足の痛み(此処までの期間 デパス ジェイゾロフト ランドセンの服薬が継続しているかは不明)
此処までがH24.3~H25.12迄の主な症状と服薬歴になります。そしてH26の症状へと繋がるのですが、仮にも向精神薬の反応性(副作用や常用量離脱症状)を既知している方であれば、この段階で既に現症状がHPVV由来か向精神薬由来か自然発症性由来かは迷宮入りです。
私自身も現場で経験している事ですが、HPVV症例問わず、主に向精神薬が処方された段階で由来は混合します。それが如何なる身体症状や精神症状とて、純粋な整形領域的疾患や自律神経症状からは大きく軸が外れた症状を患者は経験する事になりますし、
かと言って、それが自己免疫疾患様症状でも無ければ内臓器の関連痛でもない、内分泌異常も出ない等、一見不思議な症状に見えるかもしれませんが、凡ゆる治療由来のネガティブ面(皆が皆ではないかもしれませんが、ステロイド tnf-α阻害薬 鎮痛薬 向精神薬 免疫抑制剤 気管支拡張剤 Bスポット 抗がん剤 他)が混合する為に凡ゆる可能性を探る事になる為、
「原因は何ですか?」と問われても「分からない」としか答えようのない事態と言うのは正直少なくありません。「分からない」から「治らない」「改善しない」「回復しない」と言う意味ではなく、幾つも由来が重なると言う意味で言えば、アレもコレも考えられると言う意味での「分からない」に一旦は軟着陸せざるを得ないものです。その詳細に関してはhttp://blogs.yahoo.co.jp/anti_white_supremacy/13856029.htmlでも書いています。

※少し気になるのが、各掲載媒体に於いて、微妙に違うようで精査精読すれば同一人物じゃないか?と言う疑念があり、何故微妙に表現方法を変え、初見の人間にとっては異なる症例に見受けられるようにされているのか。そこに同一術者による何かしかの意図が隠れているのか迄は分かりませんが、同一患者が持つ同一症例を異なる媒体で発表する際には、同様な時系列を持たせた発表が望ましいと思うのは私個人的な意見です。
※そして前項でも書いた通り、何故今回私が此れほど迄にこの2症例に拘るかと言えば、時を同じくして私以外の方が同様な指摘をしており、当該患者と推測される方にヒアリングした情報からは「どちらも私ではない」旨の発言があり、更に謎に包まれていく事にも端を発しています。「全部私(正確には私の家族)の症例です」と言えない理由もあるのかもしれません。その理由は何処にあるのか。こればかりは当該術者と当該患者間でしか分からないものかもしれませんが、参考記録として残しておく意義はあると思います。
推測の域は出ませんが、当該術者に掛かるようになったH26.3~5中旬頃まで、幾つか特異的な身体症状や精神症状が含まれてくるのが見受けられます。憂鬱な気分 何をやっても考えがまとまらない 不安発作 頭がぼーっとして ノートがとれなかったり 学校内で迷子になったり 電柱にぶつかりそうになったり 足のいたるところに痙攣(当院注釈⇒ミオクローヌスの事かと思われる) いらいら 体がぴくぴく痙攣 等が見受けられます。この時期辺りからデパスジェイゾロフトランドセンの減~断薬が始まったのかもしれません。仮にこの推測が合っていたとしたら、随分と急激な減薬や断薬が執り行われたと思われますし、このような指示を誰が出したかと言うのも今件の焦点になってくると考えられます。
※今件は3例しか取り上げませんが2014年にも英文で発表されている記事もあり、その内容も今件の3例と類似性の高い周辺エピソードが記載されている事から、今後も精読していく必要性は高いものと思います。前項でも書きましたが、回復症例は、どのような由来であれ、現在症状で苦しんでいる患者にとっては大きな励みになりますし、私自身も純粋に嬉しく思います。

平成24年の症状>
3月27日 1回目接種 ガーダシル
4月15日 頭痛がはじまる 5日間続く この間食欲も減退
4月20日 転倒 「どうしてこけたのかわかんない」と長女
4月23日 足の痛み レントゲン→靭帯が腫れている 
5月9日 接種したところにしこり発見 痛みあり 発熱も。痛みは数日後になくなる。
6月2日 2回目接種
7月、8月は頭痛が何度か起きたくらいで、ひどい症状はなし。
11月22日 頭痛。ここからしばらく風邪症状が続く
11月27日 頭痛と肩の痛み。肩が腫れている。目の前にちらちら何か見える。この年は中学三年生。生徒会活動に参加。受験勉強も始まって、毎日本当に忙しかったです。症状は長引くものも、深刻に見えるものもなかったので、特別何か大変なことがおきているとは思いませんでした。3回目の接種は私の判断でやめました。
<平成25年の症状>
1月から3月までは受験勉強追い込み中であったが、幸いにも目立った症状がないまま過ぎていく。
4月20日 下痢が続く 週末は元気なので心因性なのかと思い心療内科受診 漢方処方される
4月25日 内科も受診 「過敏性腸症候群」と診断され、メプチットとデパス処方される
4月29日 気分が高ぶって わめきちらす
5月4日 動悸 これ以降、たびたび動悸がおきる
5月7日 胸に湿疹 
5月はずっと気分が滅入ったまま
7月23日 ふらふらするので小児科受診 「起立性調節障害」と診断される 薬はなし
7月25日 急に泣き出したりするので心療内科受診「社会不安障害」「ADHD」と診断薬はジェイドロフトとランドセンを一週間 ひどい眠気で日中もほとんど寝ている
8月15日 いとこに腰に乗られて痛み出す 一週間ほど続く。原因はいとこが腰にのったからではない気がする。
8月27日 ADHDの治療開始 薬はコンサータ 動悸が酷く3日でやめる
8月30日 学校で紹介された精神科でカウンセリング ADHDは否定される
10月31日 足の痛み これ以前からたびたび痛かったらしい
11月3日 目の奥の痛み ふらつき
11月8日 朝起きると首が動かない 痛みがひどい 整形受診 湿布をもらう※本人は前日ギターをかかえていたからだと言う
11月15日 首も足もまだ痛い
12月に入ってから頻繁に下痢首の痛みはその後ずっと続き、もう元に戻る気がしないと言います。とにかく、高校に入ったとたんに元気な日が一日もないという感じ。夏をすぎるとメンタルな部分は持ち直したので、心因性ではないなと親子で感じてました。
平成26年の症状>
1月2日 朝起きると首が痛い。動かさなくても痛む。一日中横になってうなっている
1月3日 首の痛みは弱まったが倦怠感がひどく、この日以降頻繁にひどい倦怠感になやまされる。
※あとになって知ったが、このころから足にわずかな不随意運動が出ている
1月18日 38度の熱
1月19日 強い首の痛み
1月20日 全身の痛み※このころ整形でストレートネックと診断される
1月24日 動悸が続くので、循環器科でホルタ―心電図をつける→「心室期外収縮」治療の必要なし
1月27日 扁桃
2月3日 動悸がひどい 体も痛い
2月7日 足の小指が腫れて痛む
2月8日 低血糖のような症状 足の指は整形にて「しもやけ」と診断
2月11日 お腹の減り方がひどい ふらふらする
2月12日 下校時急な脱力
2月17日 片方の手の指が腫れて痛む レントゲン→異常なし 夜になって反対側の指も腫れる
2月18日 小児科にて血液検査 CRP異常なし 白血球異常なし
2月20日 詳しい血液検査の結果が戻る→膠原病などの疑いはなし
2月21日 「膝がかくかくする」と訴える。普通に歩くのが困難
2月22日 前日よりは歩ける 痛みはまだある
2月17日の関節の腫れをきっかけに被害を疑いはじめました。
これがなかったら、まだ病院めぐりをしていたでしょう。
2月下旬より、〇先生の指導の下、砂糖抜き、ビタミンB大量摂取、良質の塩の摂取、足の運動などを始める。
3月1日 〇先生の治療を受ける。半年続いた首の痛みがなくなる。翌日も痛くない。
3月3日 頭痛。頭の中をくすぐられているような感じ。吐きそう。→〇先生に連絡。低血糖を疑い、チョコレートを摂らせるように指示される。すぐに治る。砂糖抜きの生活を一週間前に始めたのが原因か?味覚障害もでる。
3月4日 体の左半分の痛み。食欲不振でおかゆも食べられない。
3月6日 体調がいい。久しぶりにピアノが弾ける。
3月7日 左胸の激しい痛み。夜になると、痛みは足へ移動。
3月8日 痛みは治まらないが、鎮痛剤は飲まないと決めたのでひたすら我慢。首の痛みがマックス
3月9日 37.7℃の発熱
3月10日 微熱が続く。不思議なことに、倦怠感はひどいのに首や足の痛みが弱く、背中の痛みはまったくない。
3月14日 〇先生受診2回目(今回は泊まりで翌日も)。湿布をしてもらう。
これ以降、痛いときには湿布をすると、翌日には確実にそこの痛みがなくなる。
3月16日 あたためたり、マッサージしたりしても治らない感じの変な痛みが足の小指に発生。布切れがさらっとあたってもいたい
3月20日 クエン酸風呂開始。
3月25日 動悸がひどい
3月28日 憂鬱な気分に襲われる。去年の夏に心療内科にかかったときと同様の憂鬱さ。 腕がだるいので、クエン酸に浸ける。
3月29日 〇先生3回目。首と腕を中心にみてもらう。首と背中の痛みが激減。
4月1日 足の中でお湯が沸いているような痛み。歩けないほど。
4月3日 プロテイン摂取開始
4月8日 激しい嘔吐、下痢
4月15日 不安発作
4月19日 〇先生4回目。背中が柔らかくなっている。
4月24日 頭がぼーっとして、ノートがとれなかったり、学校内で迷子になったり、電柱にぶつかりそうになったり。
4月25日 足のいたるところに痙攣
5月16日 足の指の骨にひび。いらいらして階段を蹴飛ばしたらしい。
5月初旬より 制汗スプレーに反応して、体がぴくぴく痙攣する
5月27日 △先生(〇先生の教え子)の超音波ジェルで治る。
6月13日 久しぶりに体のひどい痛み
6月17日 腸内サプリ開始 首の中でじゃりじゃりと音がするという。
6月23日 夕方気分が悪くなり、夜8時ころ呼吸困難と動悸。小麦が原因か?(昼に焼きそば、夕方にクッキーを食べる) ちょうどその日、〇先生から小麦は止めるように指示される。
6月25日 今朝、急に長く続いていた首の痛みがすべてなくなる。
6月26日 心臓の違和感が全くなくなったと言う。
6月27日 少し前から食欲が復活していて、朝からたくさん食べるようになっている
6月28日 夕飯のあと目がかすむ。おそらく鯵の脂。
6月29日 昨夜足が痛かったが、今朝すっきり治っていた。こんなことは前はなかった。
7月6日 2段階目のサプリ開始
7月10日 視力が落ちたと感じる。検査すると軽い乱視。低血糖→すもも食べて治る。
7月12日 酷い口内炎。数日続く。
7月20日 腸内サプリ、2段階目に加えて新しく多種のサプリを開始。
7月30日 ビタミンB2とB6を開始。
8月3日 心臓の違和感も、けいれんも全くなくなっている。
8月26日 東京へ修学旅行初日 夕方より体がぴくぴく。呼吸も苦しい。聞けば夕飯のあとからと。
〇先生に指導を仰ぎ、ビタミンB、大量の水、岩塩を摂ると数時間で治る。
8月下旬より、三段階目のサプリ摂り始める。

【掲載時の患者年齢】 
10代後半の大学生の女性 ※18~19歳
【接種時年齢】 
1回目 中学2年生の終わり頃 2回目 中学3年の6月 3回目※接種なしと思われる
【ワクチン名称及び接種回数】 
ガーダシル ※2回
【ワクチン接種後に惹起された症状(軽微含む)(時系列順)】 
直径3センチほどのしこり(※疼痛性) だるさ 眠気 学校に行きたくない 両手の薬指の根元の腫れ 首の痛み(※身体を動かせない程の激痛) 両足の薬指の腫れ 腰痛 性格の変調 不整脈 味覚障害
【ワクチン接種に伴い、目立った症状が惹起された時期】 
約11ヶ月後
【ワクチン由来と思しき症状に対して受診した医療機関】 
心療内科受診(高校1年5月頃)
>>だるさや眠気がひどくなり、「学校に行きたくない」という気持ちが強くなりました。心身がつらくて仕方ないのです。心療内科を受診すると、「注意欠陥・多動性障害(ADHD)の傾向があります」と言われ、抗不安薬ADHDの薬を処方
小児科受診(高校1年11月頃)
>>両手の薬指の根元が腫れました。小児科で血液検査を受けましたが、異常はなく、
整形外科受診(※高校1年から2年に進級する春休み前と推測)
>>そのうち、腰も痛くなってきて、整形外科にも通うようになりました。
【ワクチン接種した医師の診断】
>>診断書を書いてもらおうとしましたが、医師はあまり話も聞かずに「それが原因とは思えない」 
【各受診先での検査内容】
血液検査(陰性) 頸部レントゲン撮影(陰性) 心電図検査(陰性) 
【受診先での対応及び薬物治療内容】
抗不安薬(※向精神薬) ADHD治療薬(※中枢神経刺激薬)
【既往歴】
特筆事項なし
代替医療受療の経緯】
ネットでHPVV症例と症状が類似⇒連絡会へ連絡⇒紹介(誰の紹介かは分からない)⇒代替医療受療
代替医療者の術者対応】
>>「たぶんワクチンの副反応かもしれないね。治るから心配しなくていいよ」
>>3週間に1回ぐらいの頻度で7~8回施術を受けました。味覚障害も出ていたので、先生の勧めるサプリメントを買って飲み、食事療法も続けました。
>>「注射の痛みや不安への心身反応がきっかけになって表れた心因性の症状だ」
代替医療受療から回復した期間】
>>2年生になる直前の春休み(※初代替医療受療時期)(3月と仮定)
>>3年生の夏前にはすっかり回復(※代替医療治療休止(停止)時期)(6月と仮定)
※約14ヶ月
【症状に苛まれている際の行動と周囲環境】
>>体育の授業は見学でも単位を取れるようにしてもらい、試験を保健室や自宅で受けるのを許してもらいました。友達は、私が体に力が入らなくなって倒れたり、校内で迷子になったりすると、保健室に付き添ってくれました。
【個人的な疑問点】
>>被害者の会に連絡しました。「子宮頸がんワクチンの副反応ですよ」と言ってもらい、
※これは誰が副反応と判断したのか。診断権を有する人間によるものか

医療ガバナンス学会より当方が情報抜粋 http://medg.jp/mt/?p=7209
【掲載時の患者年齢】 ※不明 
【接種時年齢】 ※不明
【ワクチン名称及び接種回数】 ※不明
【ワクチン接種後に惹起された症状(軽微含む)(時系列順)】
下痢 便秘 強い倦怠感 睡眠障害 抑うつ症状 不安 いきなり暴れだす 心臓周辺の痛み 物が二重に見える※1 常に眠い※2(※1~2は表現的にも時系列的にも薬物の副作用の事を意味しているものと思われる)首や足に痛み 手足の指が腫れる 寝起きの辛さが続いていた 
【ワクチン接種に伴い、目立った症状が惹起された時期】 
>>接種半年後
【ワクチン由来と思しき症状に対して受診した医療機関】 
内科受診 
>>過敏性大腸症候群と言われ、精神安定剤の処方
>>改善しないため次に心療内科を受診し、抗てんかん薬のランドセン、中枢神経刺激薬のコンサータが処方
整形外科受診
>>首や足に痛みがでましたが、整形外科で受けたX線検査で異常なく、痛みの原因となるような異常は認められない、との診断(※撮影箇所不明)
小児科受診
>>リウマチの血液検査は異常なし。「(指の腫れは)思春期にはよくあるのよ」と言われ
>>心臓については24時間ホルター心電図検査では異常見つからず
【ワクチン接種した医師の診断】
※文面からは医師からHPVV由来と診断は受けていないように読み取れる
【各受診先での検査内容】 
血液検査(陰性) レントゲン(陰性) 心電図検査(陰性)
【受診先での対応及び薬物治療内容】
精神安定剤 ランドセンてんかん) コンサータ(中枢神経刺激薬)
【既往歴】
特筆事項なし
代替医療受療の経緯】
SNS⇒連絡会⇒連絡会会員より紹介⇒代替医療受療
代替医療者の術者対応】
>>「治りますよ」
>>最初は二週間間隔で施術を受け、軽快するに従って一か月、三か月と徐々に間隔をあけ
>>「あなたのお子さんの症状は心因性の要因もありますよ」
代替医療受療から回復した期間】
>>食事の制限がすべてなくなったのは治療開始後1年2か月後、食事のアドバイスにも厳密に従うようにしてから10か月後のことでした。
※約14ヶ月
【症状に苛まれている際の行動と周囲環境】
>>楽しく通っていた学校でも体育は見学が多くなり、保健室に担架で運ばれることが増えました。
【個人的な疑問点】
>>症状が出そろったころ
※症状が出そろったと言う表現は今にして思う所感か

全体を通しての感想になりますが、この症例はHPVVは何処まで関与している分からない、と言う評価しか現状出来ないのが正直なところです。前項でも述べた多くの副反応は接種直後~翌日と言う、比較的短期で発症している、及び、ショック状態や自己免疫の暴走とも読み取れる身体症状や精神症状が占めてきます。
上記症例がHPVV由来か否かを更に検討していく為には接種前の背景も踏まえる必要性も高いとは思われます。記録はあくまで接種後からの情報のみであり、接種前の身体症状や精神症状の記録がない限り読み取り難いのが由来を見抜く大きな障壁にもなりますが、その多くは具合の悪くない時に検査はするものではないでしょうし、記録に留める事は少ないでしょう。
その為、一層の精査と言うのは困難を極めるものかもしれませんが、今件の記録分を時系列に沿って読み取る限り、自然発症性の自律神経症状や身体症状に対して医療機関向精神薬が処方され、その副作用、及びその後の減~断薬時に発生した離脱症状から回復した、と言う状況しか読み取れないのも現状です。
遅発性を示すHPVV副反応もある、と言う柔軟性は保たせようと私自身してはいますが、HPVVや向精神薬始め、それが由来であると決定づける事が出来る検査手段は残念ながら存在しません。
限りなく時系列を沿わせるか、若しくは多くの症例と照らし合わせるか、向精神薬離脱症状であれば再服薬する事で症状が落ち着くか、そのような極めて後ろ向き且つ消極的な手段しか存在せず、且つ、これらは抑止策、防止策にもならず、その個の患者が前進出来る策でもありません。
前項でも述べた通り、鎮痛薬や向精神薬のネガティブな側面を現行医療が「無きもの」として取り扱いがちである事。副作用も常用量離脱症状離脱症状も減~断薬の概念もなければ、常に常に患者は症状から抜けられないのが今件のようなHPVV症例問わず、主に向精神薬が絡んだ患者の現状であるかもしれません。

参考関連 (クリックでリンク先にジャンプします)

参考関連2 (クリックでリンク先にジャンプします)

【電話】 0173-74-9045 又は 050-1088-2488 (携帯 090-3983-1921)
【診療時間】 7:00~21:00 時間外対応可  【休診日】 なし 土・日・祝祭日も診療しています
【pcメール】 fujiwaranohari@tbz.t-com.ne.jp 適応症状・非適応症状・病態解釈・経過予測・リスク・費用・治療内容等のご相談はメールでも受け付けています。お気軽にご相談ください。
  
 ~針治療から病態定義の見直しを~