藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

再考をする 11 2021/8/27~2021/9/24

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4476324472458784 始まりから終わりまで、いつも同じ流れになる水戸黄門的なことだけは確かな印象です。 https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4491676084256956 「正常性バイアスは日々発動する…

再考をする 10 2021/8/5~2021/8/24

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4411496662274899 日本は何人死んでも変わらない国です。ここ最近はむしろ殺しに掛かっていますし、立ち上がろうにも足払いを喰らわせてきます。そして日本の医療裁判は患者側は常に不利で、致死量超えの薬…

再考をする 9 2021/7/12~2021/8/4

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4341149325976300 高度なトラクションによる下椎切痕とのコンタクトで、当該神経頭側の受傷が契機となる神経障害を来したケースでは、罹患細胞周囲の栄養血管の(細)動(静)脈の拡張/凝集を意図的に誘発/遊走…

再考をする 8 2021/5/28~2021/7/10

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4215432208548013 アメブロでは2年位前から「いいね」を出来ないようにしていますが、フェイスブックでも同じ機能が備わるのであれば助かります。私の普段の投稿内容はそんなに楽しいものではないですし、こ…

再考をする 7 2021/3/29~2021/5/26

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4041441045947131 重篤副作用疾患別対応マニュアルの後半には対処方法を交えた多少の症例が記載されています。https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1j09.pdf では24頁目がそれに該当し、それに…

再考をする 6 2021/2/2~2021/3/15

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/3886350458122858 >>「いくら症状を訴えても“心療内科へ行ってください”と…」 この悪いクセはやはり今回も変わりません。だからといって現行の傷病名では、心療内科に限らず、リリカ、トラムセット、サイ…

再考をする 5 2021/1/19~2021/1/31

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/3848788788545692 「シリコンフリーの針はinflammationを増強させるか」 ​​​​​シリコーン好きとしては有害性も併せて知る必要があります。シリコーンそのものは飲んでも無害に等しく、代謝もされずにそのま…

再考をする 4 2020/9/3~2020/7/2

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/3466404170117491 断薬から5年10年を経ても継続している症状群は、薬剤の細胞(脂肪)貯留説を否定出来る材料になります。これは何を意味するかと言えば、5年目10年目の症状に限った話ではなく、5ヶ月目10ヶ…

再考をする 3 2020/10/14~2020/9/10

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/3592946770796563 ヒトが傷める要因の大概は、熱感や冷感、外圧や内圧、重力、突き上げ、摩擦、伸長や収縮、伸展や屈曲、回旋、前屈や後屈、側屈、反復動作、同一姿位等のいずれか、またはいずれもが絡んで…

再考をする 2 2020/12/22~2020/10/16

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/3779063242184914 今の日本は湿布を貼りながら風呂に入っている病態無視の状態だと思っていますが、メディアを通じてはアクセルとブレーキという表現をよく聞きます。例えば「腰が痛いけど仕事をしなければ…

再考をする 1 2021/1/16~2020/12/24

物事は煮詰めて幾度となく再考する必要もあると考え、普段は主にフェイスブックに細切れで書き留めています。例えば症状の軽重を評価するにあたっても、そもそも目に見えないヒトの症状は、後の結果論でしか判断出来ない側面も非常に多いのですが、「軽いほ…

針尖で位置確認をする重要性と、末梢神経症状/中枢神経症状の反応性の差異を考える

「針尖で位置確認をする重要性を考える」 人為的な介入が絶対となる手段は、効果の出方もリスクの軽重も術者に委ねられる為、日々の見直しも絶対となります。表題の通りとはなりますが、先ずは針治療と名の付く行為とて、針刺し行為には変わりません。その行…

向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療

drive.google.com 2018年4月から2019年4月に渡って書いた、「向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療」と、関連性のある部分を追加してまとめたものです。既に1~2年以上経過した内容の為、私自身の見方も様々変化していますが、概ね変わら…

新型コロナウイルス COVID-19 によるアレコレ 2

----- 「片手から両手のグローブにする理由」 昨日 8:59 今後は素手で身体を触る事に対し、嫌悪感を示す人も出てくると思います。普段から私は、左手のみにニトリルの医療用グローブをはめているのですが、これは衛生面に主眼を置いた意味ではなく、グローブ…

新型コロナウイルス COVID-19 によるアレコレ

---------- 「トイレットペーパーがない」 3月1日 1:01 お尻が拭けないのは困ると、スーパーその他を何件か回りました。以前より口々に「マスクないよね」と言われたり聞かれたりするのですが、今更ながら何処の店頭にも「マスクはないですよ」の貼り紙がさ…

脊髄損傷と治療反応性から、中枢神経傷害と神経変性疾患の将来を考える

外側から強いエネルギーが加わり頚髄を損傷をされ、30年強経過した後に、治療をさせて頂いた方からご報告がありました。脊髄は※1)画像の通り、輪切りにして上から覗くと、担当部位ごとに層を形成しています。外側から仙髄、腰髄、胸髄、頚髄~で、各々の部…

各々の症状の成立理由と脆弱性、傷病名依存の弊害 3

「ベンゾ離脱によるTCAサイクル異常の可能性を、モノフルオロ酢酸の暴露例を交え、改めて考える」ベンゾは主に大脳皮質や小脳、脊髄に散在するレセプタを標的とし、離脱時は当該レセプタのダウンレギュレーションや、自己分泌能の低下による、抑制性機能が自…

各々の症状の成立理由と脆弱性、傷病名依存の弊害 2

「コハク酸を生成する酵素欠損から、ベンゾ離脱の病態概念を考える」コハク酸を生成する酵素、コハク酸セミアルデヒドデヒドロゲナーゼが、先天的に代謝異常を惹起している臨床像を見ます。以前もGABAを生成する酵素、グルタミン酸デカルボキシラーゼの障害…

神経変性疾患との向き合い方を考える 2

「逆転」の意味を冠に授かったALSリバーサル(ALS reversal)は、発症と診断に大きなラグが生じる全ての疾患に、希望を齎します。神経細胞の表現は、部位や疾患名を問わずに重症度は掌握し易いですが、神経細胞の生き死にが明確に表現される病態は、諦め易い…

各々の症状の成立理由と脆弱性、傷病名依存の弊害

「膝に水が溜まる理由から、様々な症状の成り立ちを改めて考える」 何故、膝に水が溜まるかを改めて考える事で、症状全般の成り立ちも漠然とながら見えるかもしれません。原因は多彩ながら、関節包内で炎症が惹起された結果、火消しの役割として水が包みの中…

治療ツール/健康食品の弊害

「治療」や「健康食品」等と謳われていれば、あたかも身体に良さそうなイメージがありますが、諸手を挙げて提案や提供が出来ないケースもあります。以下は大まかにシリコーンとシリコンの2つの内容に分かれていますが、一見有害性の低いと思われているこの2…

違法合法の垣根が存在しない作用を持つ薬物使用者が生む社会的混乱と弊害

「憎しみ」と「金」と「治癒遅延」 貰い事故と単独事故によるムチ打ちでは、貰い事故によるグループが、治癒までの期間が大幅に遅れる事は古くから知られています。この古くからのデータが事実か否かは、労災や保険を取り扱わない私の所ではよく見えてきます…

岩手県大槌町に行ってきました 3

いつも伺うショッピングセンター※1の一画にある本屋さんには、以前と同様に震災関連の書籍が並んでいました(1枚目)。撮影と掲載許可を頂いた際に、当時からおられる方とお話する事が出来たのですが、この一画はほぼ何年も同じと伺いました。町の全体を見た…

神経変性疾患との向き合い方を考える

中枢神経の傷害理由は多岐に及び、外傷や感染症、腫瘍や神経毒等、数限りなく考えられます。また、傷害理由問わず諸々の以後の状態と推測される、脱髄や軸索変性等の器質的な神経変性が生じた結果論での症状表現も異なります。只、受傷部位で症状内容は異な…

向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療 13

1)GABAと体性神経の関係と症状群から、GABAレセプタ由来の症状群を考える 脊髄症や神経根症を呈する症状群も、受傷理由問わず、症状の継続により罹患高位のGABAの減少が示唆されています。推測するに発症初期は抑制を掛ける為、高い濃度を維持しようと機能…

向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療 12

炎症性サイトカインの誘発イベントの継続で、血液脳関門のサイトカイントランスポータのアップレギュレーションによる脆弱性、グルココルチコイドレセプタのダウンレギュレーションによるHPA軸のネガティブフィードバック、炎症カスケードへの抵抗性の弱体化…

向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療 11

「症状の成り立ちと重症度を決める原因、病態を考える」 重症度は受傷時のエネルギーと暴露時間で左右されます。強い力で継続的に力を加え続ける場合と、弱い力で短期的に力を加えた場合では壊れ方も異なります。壊れ方が異なれば治り方も治るまでの過程も回…

向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療 10

1)断薬後も残存する症状群から病態を読む事で回避出来る服薬中のリスク 自己分泌能の低下とダウンレギュレーションによる全身症状への反映に、服薬しているからの理由を直結させる印象を受けますが、この理屈では断薬後も残存する症状群に対する辻褄が合わ…

向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療 9

~ベンゾ離脱症例の治療応答から見える基礎病態と将来性~ 幾度と無く検討を続けている内容ですが、治療反応性や経過等も踏まえた上でベンゾ離脱期の身体状態を探る事は、当該事情を抱えた場合の生活向上と安定性に繋げられると考えています。先ずは「良くな…

向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療 8

~ベンゾ離脱の進行病変の抑制手段を考える~ 離脱症状が中枢神経の回復期を意味する事は決してなく、症状自覚を有する時点で急性期か慢性期に分類される極めてデリケートな状態に置かれている基礎病態を知る事で、如何様にも変動するリスクを僅かでも回避す…