藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

再考をする 17 2022/7/11~2022/8/4

 

日本はベンゾの規制が緩々なのと、一時はベンゾの処方率が世界一、精神科病床数が世界一、仮に精神病と呼ばれる病が存在しても、その病で死ぬとは到底考え難いにも関わらず、月単位での死亡退院者数は2000人弱、自殺者の7割は精神科の通院歴あり、猟奇的な事件や事故には、大概向精神作用性物質が絡んでいる事例等々、世界的にも特異的な側面が多いので、見方を変えれば海外の情報が役に立たない可能性も踏まえる必要があります。日本の情報は駄目だからと海外の情報を取り入れても、日本の事情が特殊過ぎる為、現場感覚でも合致し難いものです。

 

しかしながら前項までも挙げている通り、向精神作用性物質の処方は何処でも当たり前で、鎮痛剤と表現されているリリカやトラムセットの性格を分解すれば、既にお腹一杯になるほどです。それも踏まえてガラパゴス的な状況では、結局は実際に目で見たものしか信用し難くなるのですが、度々書いてはいるものの、離脱症状を惹起する代表的なリスクに、高力価、短時間作用型、長期服薬が挙げられています。この情報はどこ発?と挙げれば日本ではありません。規制の厳しい海外でこの3つを挙げた理由は、規制外の事情をリスクと見ているだけかもしれません。

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2018年4月(https://ameblo.jp/fujiwaranohari/entry-12370067071.html)に層を分枝したものを並べます。

 

1) 中長期的に同量維持で服薬し、現症を常用量離脱症状であると未知

 

2) 中長期手に同量維持で服薬し、現症を常用量離脱症状であると既知

 

3) 高頻度で増減、又は雑な服薬を繰り返し、現症を常用量離脱症状/離脱症状であると未知

 

4) 高頻度で増減、又は雑な服薬を繰り返し、現症を常用量離脱症状/離脱症状であると既知

 

5) 中長期服薬者が、何かの契機で減薬や一気断薬した途端、激しい症状が出た事に対し、離脱症状の存在を知らず、告げられた病名に納得

 

6) 中長期服薬者が、何かの契機で減薬や一気断薬した途端、激しい症状が出た事に対し、離脱症状であると既知

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この中で最も安全なのが1)群です。いつも同じ薬を飲み忘れなく、いつも同じ時間に飲み、いっそ薬の名前も知らんレベルが、離脱症状の惹起リスクが低い事が分かります。その逆に高リスク群は、(https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5448202961937592

 

>>頻繁に薬を切り替える、日差の状態で増量減量を頻繁に繰り返す、曖昧な服薬時間、飲み忘れが目立つ、頓服、隔日法の経験も、以後の離脱症状を強く惹起させるリスク群に含まれる為、そのような飲み方、或いは服薬指導を受け、良かれと思って服薬してきた群も高リスク

 

になりますが、経過次第では上記リスクを再度取り込んでも、平気で居られる状況も見ている為、離脱症状の病態を知るタイミングにもなりますし、状態が悪いほど、服薬時間のズレをひとつ取り上げてもシビアになります。また大切なのは、一気断薬をしても問題のない層も多く存在している事を知る事で、この層が何故一気断薬でも問題ないのかを知るには、服薬背景を追い続ける事で見えてくるかもしれません。

 

極めて単純な例(※添付参照)ですが、「10年飲んでる」と表現されても、A)とB)の10年では、後者が圧倒的に離脱症状の惹起リスクが低くなります。この点は普段から考察を入れている、ネガティブフィードバックやレセプタ変性云々の部分になります。その上で一気断薬で問題のない層が、服薬中に離脱症状を知り、あの手この手で情報を集め、タイトレーション的な減薬で傍目にも順調に断薬出来た事を、離脱症状の惹起リスクが高い層が追従する危険性かもしれません。

 

書き方を変えれば、一気断薬でも問題のない服薬背景を持つ場合、どのような減薬手段を取っても、また、どのくらいの減薬期間を取っても問題ないと思います。それを、どのような減薬手段を取っても難しいヒトが真似した場合、急性的にも大変な事が起きがちです。この点に関しては、こちら(https://drive.google.com/.../1G9.../view)の何処かでも書いていますが、ヒトそれぞれ服薬背景が大きく異なる為、順調な例を真似する事で起きがちな危険事例です。

 

改めてとはなりますが、元々規制が緩い中で育った日本のベンゾ事情は、海外とは状況が違い過ぎる事、順調な減薬例は元々一気断薬でも問題のない服薬背景の可能性もある事等も踏まえ、情報を咀嚼する必要があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02uJJP36ffguT4Fpy1cfJg3tLppnzybCWJjvCY4zXoa4RNSt9rttjapyD1vtr4gaUSl

 

>>Thの終盤から馬尾性に展開する腰神経

 

椎と髄が混合した状態の話題を時折散見します。比較的この点は重要かなと思うのですが、脊椎(頸椎 Cervical、胸椎 Thoracic、腰椎 Lumbar、仙椎 Sacral)とは骨格的な部分を指すもので、脊髄(頚髄、胸髄、腰髄、仙髄)とは神経的な部分を指します。

 

髄の表現は、上記の単語の後にSpinal Cordと付けておけば伝わるかと思いますし、略語含め表現方法はヒトにより比較的バラつきもありますから、相互で取り合えずは伝われば良いかな程度の認識で良いのかもしれませんが、冒頭の通り脊髄の一般イメージは、頭からお尻までズドーンと太い神経が走行する印象を持つ方も多いものの、このイメージは半分正解なのかもしれませんが(※後述あり)、

 

個体差はあれど、成長期以降は胸椎(Th)の終盤辺りで終わり、その後は馬尾神経と呼ばれる馬の尻尾のようにバラバラになり、各々の高さの椎間孔と呼ばれる骨のトンネルを通り、腹や腰、お尻や足等々アチコチに枝分かれする為、腰部には既に腰髄は存在せず、在っても仙髄が存在する程度です。

 

補足的に、生まれたての頃は椎と髄の高位は大概一致していますが、成長に伴い椎の成長速度に髄の成長速度が追い付かなくなる為、このような状態が成長期以降は生じるとされ、そのズレが生じる過程で発する中枢/末梢問わず、知覚/運動/自律神経諸々の障害が、成長痛云々含めカテゴリ分けされると思います。

 

意味のある症状は放っておいても治るのですが、そこに薬だ何だで手を加えるから、治らなくなるどころか複雑化していく要因にもなるのですが、それは話題が違う為に今回はさて置き、このように脊柱管内を走行する髄は、成長を終えて以降は椎と同一高位に存在せず、上に詰まるように存在する為、凡そ1.5椎前後のズレが生じます。その為、髄損傷ではアプローチ部位も異なり、腰髄の場合は腰椎高位にアプローチしても、糠に釘を刺している事も意味します。

 

しかしながら末梢/中枢神経含め、神経実質にアプローチする意味はなく(罹患高位を同定するルートブロック的な使用は別としても)、近傍を周遊する各々の栄養血管の拡張をメインとする事で、繰り返しのアプローチにも安全性を確保出来ます。その逆に、上記でも多少触れたルートブロックは、例外も存在するものの、大概3回程度が限界で、ダメなら手術してみる?的な流れになるのは、その名目が治療とは言え神経損傷が前提となる為、リスクが高過ぎる事も意味しますし(保険制度的な絡みも(※回数制限/月)あるのかしら。この点は詳しく知らないですが)、

 

ルートブロック以降、早発的/遅発的にも重症度が高まった症例も過去に挙げてきましたが、幾ら神経細胞の回復力は高くても、そして幾ら治療名目としても、物理的に神経損傷を繰り返せば、自力回復が難しくなる程の重症度に発展するケースも珍しくないのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0NAjLbcXvPUHbHn1NfkLki77C1RuvRFWsLfYTgesnk45mGSnpKFHuPC19X8uJdwGpl

 

行為と結果、その関連部分の議論が目立ち、個人的に気になった部分がどんどん流れて分からなくなりそうなので、忘れない内に抜粋しました。

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https://news.yahoo.co.jp/.../9e8d30f9f54fb73beaffff6029ad...

 

>>2020年10月から働き

 

>>今年(※2022年)に入ってからは少し様子が変わって、言葉が荒くなった

 

>>暴言を吐くことが

 

>>体調がすぐれないので辞めたい

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https://hblmovie.jp/yamagami-mother/

 

>>見かねた母が精神科に連れて行ったのは、彼が高校3年生の頃。2カ所の病院で受診歴がある

 

>>上司とトラブルになり

 

>>ベンジン50ミリリットルとアルコールを飲み干した

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その上で気になったのが

 

>>今年に入ってからは少し様子が変わって、言葉が荒くなった

 

の点で、突発的且つ持続的な暴言や対人トラブルは、何らかの薬物が入ったと考える事も出来ます。今件に関しても全体を眺めれば、対象が存在しそうでどこか無差別に見えます。癇に障るもの全てが脅威的な攻撃対象となり、且つ全てが脅威的なトラウマになると表現するのが適切でしょうか。閾値が低下すればこのような現象は起き易く、それは身体症状に表現される以外にも、精神状態にも反映され、俗に言うfight or flight responseの両極端な現象になりがちです。

 

一般的に入手し易い薬物であれば、抗うつ薬が確率的に高いですが、ベンゾの奇異反応やベンゾ離脱、アルコールでも同一反応が惹起される可能性や、その他の可能性も幾つも考えられますが、逸脱した持続的な執念と憎悪と行為は薬物が成せる技かもしれません。その代表がヒロポンと日本軍かもしれませんが、振り返れば

 

>>中学時代には無気力になり、高校では一時期、引きこもる

 

>>見かねた母が精神科に

 

で、手ぶらで精神科から帰る可能性は低いこと、且つ抜粋した状態であれば、抗うつ薬が第一選択薬かもしれませんが、その時の時代背景や傷病名の流行り廃りや好みの問題からも、それこそヒロポン的な薬物や、チャンポン/カクテル療法の可能性も高い事、精神科の通院歴は十数年なんてザラ→今も継続的な受診をどこかで(又は処方箋を介さずとも薬物を入手し続け)→薬をとっかえひっかえ→そんな折、攻撃的な反応を持つ薬物か離脱に曝露(体調不良の理由が事実なら離脱の可能性もありますけど)、と考える事も出来ます。

 

この部分の情報がほぼ存在しない為に何とも言えませんが、もし今後、薬物が全く入らない状態が続けば大うつ様状態、何らかの薬物が入れば双極性障害様状態や、統合失調症様状態に陥る可能性もあるので、今後この手の傷病名が情報として流れれば、当時、薬物が絡んでいての今と捉える事も出来るかもしれません。得てして第三者が正常か異常かを判断する事自体が烏滸がましいのですが、中枢神経の問題は、仮に社会、或いはより身近な周辺との関わりから突発的に逸脱しても、本人に自覚がないケースは多いと思います。酔っ払いに酔っ払いと指摘しても否定してくる延長線上と考えればイメージし易いものです。

 

参考)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5312039368887286

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0221CUg2BH3ikNxGihys7LanqpcA879KcrrL1KfJnNvfQefsjHnRDDYQJmAU72gMLyl

 

ベンゾ離脱の筋減少(正確にはGABAの自己分泌能不全状態及び当該レセプタ変性に至る物質全てで、多数の薬物/物質が存在しますが)は、脂肪及び筋減少で、書き方を変えれば脂肪量と筋量低下(否 筋力)となり、運動ニューロンが経年的に死滅する筋量/筋力低下以外の併発症状も見られ難く、経年どころか日増しに急速に痩せ細る為、速度差も鑑別要因になります。運動ニューロンがダメージを受ければ、痩せどころか動きが独特になるので、実際に見ればどうかは簡単に誰でも分かるのですが、この点はネット間、文字間では見えない部分なので、そこで騒ぐだけ損ですし、仮に服薬中であれば、不安になって薬物をいじり倒すのが最も危険です。また、

 

※1)>>頻繁に薬を切り替える、日差の状態で増量減量を頻繁に繰り返す、曖昧な服薬時間、飲み忘れが目立つ、頓服、隔日法の経験も、以後の離脱症状を強く惹起させるリスク群

 

も同様、日常的に有触れている故に見え難い点が、病態増悪の理由、ハイリスク群となる相当なヒントが存在します。ベンゾ離脱も軽重あれど、数十も症状が惹起されます。原因は脳及び脊髄由来は確実視され、自己分泌能やレセプタ、GABAの前駆体、グルタミン酸の興奮性細胞死が軸になると推測され、その事で他の中枢/末梢の神経伝達物質や内分泌にも異常を来し、症状の数は膨れ上がると推測されます。全症例の特徴と共通点とし、他の由来を持つ症例と同様、身体/精神/環境ストレスに連動し、重症度が高い程、増悪自覚の鋭敏さは顕著な印象を持ち、また、状態が改善するに従い、あらゆる因子の曝露も当初ほど増悪せず、仮に増悪自覚後の収束速度も急速になる印象を受けます。

 

大脳や小脳、脊髄の極めて密で広範囲に及ぶ神経細胞のどこがどのように受傷するかは、症状の内容や軽重も個体差が見られる以上、個々人で異なるのが自然です。また、ベンゾ単剤例だけではなく、抗うつ薬やメジャーの混在例も多い為、一概に説明出来る内容ではありませんが、いずれもシナプス間隙間で異常が生じた諸々のエラーによる波及と捉えると、応用的な考察はし易くなります。数十の症状が惹起されているものの、その個人の訴えが最も強いものが、重症度の高い症状であると、以後の治療累積で明確化してきます。結果論ですが、軽度の症状から改善、そして安定し、重度の症状は軽度の症状が安定しても尚残存し、不安定感の高さが見られるのは、他由来の症例でも同様で、それを順繰り順繰り繰り返す事で、いずれは無症候、改善へ繋がっていく印象を持ちます。

 

良化への昇華は治療と病態がマッチングしていれば改善へと進みます。それらを根気よく擦り合わせていく事で、様々な病態解釈に繋がりますし、薬を変えて反応を見る薬物治療とは異なり、針刺し行為でしかない為、個人の脆弱部位も見えてきます。一般的にはヒトの身体は構造的に異常がなくても、ストレスに脆弱な部位は幾つも存在し、主にRange Of Motionが高度な関節群、浅層を走行する脈管系群、代謝要求の高度な脳神経(視神経、内耳神経、迷走神経等が優先される印象)群等々の存在の上に、重力その他生活環境負荷が乗りますが、上記理由である程度の発症部位には傾向があります。

 

表題の通り今回はベンゾ離脱でも少々的を絞り、筋減少の推移に関しての脆弱性を考えたいと思います。治療動機は様々な理由があると思いますが、大半はあらゆる行為も無効且つ検査も異常が見られていないケースも多く、更に進行増悪期の為、一旦は停滞期から回復期に向かう迄の期間も考慮すると、改善自覚を強く得る迄も数か月単位は必要かもしれません。ベンゾ離脱の基礎病態となる交感神経の持続的亢進に伴う異化の促進が大カテゴリに挙げられます。この状態が基礎に存在し続ける限り、改善しても前程ではないが脆弱性は常時ある、が課題と問題点に挙げられます。

 

異化の促進に関わる内分泌等々の類の説明は一旦割愛し、どのような状況で脆弱性が高まるかだけ改めて述べると、好発部位は抗重力筋全般、頻回使用部位、同一姿位部位が全症例の共通となり、更にベースとなる飲食物の消化/吸収を左右する胃腸機能の問題も挙げられます。筋肉と胃腸機能を担う副交感性の神経伝達物質は、サブタイプレセプタは異なるものアセチルコリンです。勿論ベンゾ離脱で中枢のみならず末梢のセロトニン濃度も変化すると推測される為、下痢や便秘が続く患者もいますが、両者共に健全な胃腸機能とは言えない状態だと思います。

 

第1背側骨間筋、短母子外転筋等は日常生活やPC、スマホ等で頻回使用される部位の為、当該部位のエネルギー消費が高度な中、エネルギー供給が遅延傾向を示す基礎病態が持続している場合、視覚的にも減少自覚は顕著かもしれません。異化の促進による筋減少の好発部位と、本態性ALSの痩せ自覚の好発部位共に両筋群が共通する事で、当該症状を惹起した場合は相応の不安を抱えると思います。異化の促進による筋減少は、進行速度が速過ぎる事も1つの鑑別的な役割を持ちます。痩せる速度が速過ぎるのは1つの不安材料ですが、運動神経の脱落による痩せで、このような速度は流石に考えられません。

 

※コメント欄に神経原生疾患による筋萎縮の病理を載せます。左が健常例で、右が異常例です。また、右の異常例を見ると、左半分は筋線維が保たれており、右半分中央部は筋線維の萎縮が目立つのが分かります。

 

筋肉もそれぞれ支配神経が異なる為、受傷した神経細胞が担当する筋線維が、選択的に萎縮を起こしている事が比較出来ます。この通り、今件の代謝異常と思しき筋萎縮は、神経原生疾患の筋萎縮とは異なると推測されます。改めてとはなりますが、離脱症状全般は薬剤性=作用/副作用ではなく、薬剤/物質曝露によるネガティブフィードバック及びレセプタ変性その他神経細胞死の反映(神経障害)、ヒトが備える生理的現象による状態変化で、脂肪及び筋減少はその派生となり、病態メカニズムは書いた通りとなりますが、それ自体が害悪な予後を示すとは考え難いものです。

 

※1)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0i8gJ5W7acjZBD6z4ncqcUxW36AkBKeti4qRW57xQUQYy2jbHLsMHkjKeoJ8LRginl

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0RKL85i6CTiB2KPrbcDchw4eEbrVBfJyNbCLy7mLGhvt9xSiy38ZLTsMq3J7r3hovl

 

>>拮抗剤を打った後に「ヒトを殺したい」という衝動を抑えられず、保護を求めて駆け込んだ為に伺うことが出来ている点が重要で、

 

>>仮にそのままヒトを殺していたとしたら、この手の薬物のリスク、薬物の増減で具合いが悪くなった後の対応によるリスクは表在化することも考察を入れることも不可能だった

 

>>この手の薬物は精神状態にも変動を及ぼす為、冒頭の通り無差別的な「ヒトを殺したい」に限らず、「死にたい」「殺してくれ」は比較的多い

 

>>添付文書的な表現であれば、うつ、不安、衝動、焦燥、攻撃性、自殺、自殺念慮、自殺企図あたりが、形を変えて具現化したもの

 

副作用は不定期で追加されるケースが多いので、有名どころは時々目を通すようにしています。ただ、市場に出回るにあたり、一旦の叩き台的に記載される多くは、ダブルブラインドによる治験者の存在とその表現によるものです。治験募集の対象者の条件や状態、投与後の追跡結果等が添付文書に反映されているとしたら、純粋な副作用だけでなく、奇異反応やアクティベーションシンドローム、常用量離脱等々で惹起された症状も、副作用として見做され、一括りにされている可能性もありますし、早期脱落例の治験中止理由となる惹起症状の内容も知る事が大切です。

 

一般的なイメージとしては、副作用なら止めれば治る、が印象としてあります。ただ、離脱症状の場合は止めれば惹起する、常用量離脱症状の場合は、止めれば更に増悪する、です。改めてとはなりますが、これが何を意味するかと言えば、添付文書の副作用欄が、純粋な副作用だけでなく、奇異反応やアクティベーションシンドローム、常用量離脱症状等の無数の現象で成立しているとした場合、副作用欄を眺めて合致する症状を自覚したからと、現症を副作用と誤認して、且つ副作用=止めれば治るの観点で、薬物を抜くリスクです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02weA8gTCQRNz8q95jNKZJLnerdpiYYpARWVj49bW8BvrVP468AzfiEVkcwfk5LgfEl

 

ヒトは具合いが悪くなると、思考停止と視野狭窄が本能的に起きるので、明確な答えを提示する情報を好む傾向になります。そこにカルトや陰謀論が、誰にでも分かる明確な「はい」と「いいえ」の2つの答えを持って待ち受けています。そこに3つ目の答えとなる「わからない」は存在しません。

 

完成品の壺を買わせるのは手緩く、足腰の悪い患者に壺作りを勧め、術者と一緒に山に土を掘りに行ったり、カードで出た数字と定めた方角に向かい、どこかの山で汲んできた水を飲めば何でも治ると言ったり、ジストニアを悪魔が取り付いていると寺に通わせたりと、この手の話は幾らでもあるのですが、基本的にヒトが集まるところ全てにカルトは発生すると思っています。その為、いちいち何かを取り上げるのも変な話ですが、例えば前項で触れた

 

>>脂溶性薬物の継続服薬で脂肪に蓄積される為、中長期服薬は副作用や離脱症状が酷くなる理論

 

>>その理論は中長期服薬=副作用や離脱症状の重症化を意味する為、早期断薬を促し

 

も、アメリカのフロリダに本拠地を置く宗教団体と、そこが運営する断薬施設が推す理論で、日本でも何年も前から比較的多くが採用している他、近年日本にも当該施設を置くようになりました。私自身、全ての理論は仮説の域を出ないと考えており、「正しい」も「間違い」も答えを出すのは不可能と捉えている為、いずれも肯定は難しく、否定も難しいのですが、この問題点は、いくらヒトが死のうが理論が修正されない点です。

 

この日本でも当該理論が多く採用されているので、医療機関や個人/団体でも取り扱っているとは思うのですが、その後の多くの死に方が自殺です。離脱症状そのもの、例えば心肺停止で死ぬ等は比較的少数かもしれませんが、あまりの具合いの悪さか、または自殺念慮か、断薬後の多くは自殺です。

 

ただ、世間一般的に見聞する文言としては「うつ病で」「健康問題に悩み」「家庭の事情で」「経済的な事情で」等々で表現され易く、「断薬後の離脱症状に苦しみ自殺した」とはならないでしょう。自殺だけでなく他害も上記の事情で表現され易く、この点は副作用でも同様なフローを辿ります。

 

結果が自殺の為、その動機がその理論で誘発された離脱症状と見定め難いのも理由に挙げられますが、関わりがあった医療機関/個人/団体は、ある程度の把握はしていると思いますし、また、「(断薬)仲間が自殺した」と表現している場合もあります。確実に知っています。ただ、当人達は自分達が誘発させた自殺と思っていないのか、全く悪気がない様子です。

 

どのような形でも、ヒトが何人も死ねば、さすがにこの理論は間違えているのではないか、部分的にも修正する必要があるのではないかと考えたほうが良いとは思うのですが、どうやらカルト的思考はそうではないようです。推し進める理論が絶対的に正しいが先ず存在する為、それでヒトが死んでも関係ないのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02RbPBtH8uVv777ykJvhBU2ygsq5aSiAHfCkidvRHADZY9beKcBNS43gzH5w4pPFSgl

 

前置きとしてFMSやCFS、及びその周辺の似た傷病名は、この日本では薬剤性か、薬剤による離脱症状か、両者の混合かで、左記のネガティブを隠す都合の良い傷病名と思っています。ベンゾ嫌いでリリカ好きの、薬理の視点では理屈に矛盾のある広島の戸田MDが古くから言う、FMS患者はクレーマーが多い説に関しては、矛盾がなく納得のいく要素はあります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0sfip5hD6bYKE9Wi6np72TUNxjvd4kkvnMTJ7Uqv7EeeTUG77qrYvPK36nAhhLCQPl 

 

この時の医師(戸田MDではないです)が数年前にテレビに出た時、「薬でFMSは治るから俺のとこに来い(要約)」と言った途端、FMSと診断されたヒト達のSNSが即座に「ふざけんな(要約)」と燃えていたのですが(だからクレーマーだとレッテルを貼られるんです…)、それはそうとこの点はFMSだからクレーマーなのではなく、FMSと診断されるまでの経緯に、ほぼ確実に向精神薬が処方されており、診断後も向精神薬が処方されている現状を見ます。

 

>>要求が過剰、口数が多い、いちいち面倒臭い、時間ばかり取られる、答えようがない質問をしてくる、満足を得るまでのハードルが相当高い、或いは満足はないetc…。

 

これらの状態では対応者は困ると思います。困ると思いますが、対応をおざなりにすると、今度はきつい憎悪の矛先を向けられます。この現象は、親が子(ここでの親と子とは、社会的な関係性全て含む)に向精神薬を飲ませて抑制を求めた結果、いずれ子は爆発して親に仕返しする構図と似ています。どこに地雷があるか分かりませんし、どこまで地雷があるかも分かりません。ひと昔前、爆発させ続ければいずれ無くなると思っていましたが、どうやら地雷は無限に在るようで、大怪我するだけなので真似はしないほうが良いです。その延長線上にある最悪が殺人です。その間柄は

 

>>「私と患者」とだけの問題ではありません。どこかの「治療者と患者」でも、「患者と患者」でも、「非服薬者と服薬者」でも、「隣のオッサンと隣のオバハン」でも、「レジ打ちとお客さん」

 

等々でも起こり得るものですし、その最多数が家族間、家庭内です。ドメスティックバイオレンスや虐待等、色々と発生の仕方によって呼び名は異なると思いますが、対応に慣れていないと共倒れです。そもそも初めから向精神薬さえ存在しなければ、直ぐに収束するようなものも、向精神薬が入ったばかりに、憎悪の念が爆発して止まらないのかもしれません。多少誰しも生きていれば思うところ、燻っているところはあるものですが、爆発が止まらなくなる油が、向精神薬なのでしょう。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0NxVMzXmVNkPw2GGTeZtmTPR54eVLBNbhAZ3Bq1nLUBuRW14y7RHaaiCGmcDyyhG1l

 

自覚症状の軽重は、罹患部位の重症度の他、閾値の高低が大きく関与すると思います。例えば腰痛にSNRIを処方し、一部モノアミンをエンハンスさせ、罹患部位の骨性/脈管系問わずの組織的変性及び疼痛理由は残存させたまま、中枢神経レベルでの無症候化も可能です。そのリスクを次いで挙げれば、疼痛自覚を中枢神経レベルで無症候化の期待をする為、疼痛による行動抑制が払われ、罹患部位の組織的な重症化の懸念と、当該薬物の副作用と離脱症状の懸念です。

 

以前患者が貰う薬の説明書的なものを見た時、トラムセット等も含めSNRI系の薬剤に「神経機能を活性化させ云々」と書かれていて、「えぇ!?(語彙力に問題)」と驚いた事があります。見方次第ではその通りですが、飲み続ければ凄く身体に良さそうなイメージを埋め込む表現の恐怖を感じました。話しは戻し、少々分かり易く書けば、例えばうつ症状でSNRIを処方され、元気になったからとSNRIを抜いたら、当該神経伝達物質のネガティブフィードバックで、服薬前より酷いうつ症状+αに苛まれた等々です。

 

どのような症状(病名、症候群名、障害名含む)も病態仮説は数限りなく存在しますが、薬剤関与による発生は、自然発症性の症状惹起理由の病態解釈や病態仮説は限りなく存在しても、薬剤反応はこれら病態解釈や仮説とは無関係に反応を見せる分かり易さです。先日挙げたこちらのケースも同様です。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0gfwEopUaSJhBZmJhe7YKhX8w3eSUZfj9CEu5Erjgq8oWCiaTYmaQKhXfQVLuSvB3l

 

テグレトール トラムセット ソラナックス ロキソニン その他

 

帯状疱疹後神経痛(三叉神経V1) 腰神経痛(L4/5? L5/s?) 中枢性眩暈(ベンゾ離脱由来?) 不眠 ※機会飲酒程度

 

患者的には三叉神経痛テグレトール、腰神経痛にトラムセット、不眠にソラナックスを飲んでいたつもりだと思いますが、ソラナックスの断薬で〇〇神経痛含む全症状の増悪自覚等、モノアミン系の全ダウンを示唆するベンゾのネガティブフィードバックによる反映で、閾値も急降下(=抑制が困難)する為、身体/精神/環境等の全ストレスに対し、鋭敏に反応し易くなります。

 

ω1~2のGABAレセプタを標的とする薬剤/物質がどうしても多種な症状が惹起される理由に、「標的部位が広範=罹患部位が広範=結果論となる自覚症状が多種多彩」が特徴として挙げられますが、ここまで幾つかのケースを挙げてきたものの、これらは当たり前に考えられる現象の為、全例及び類似例含め、遅発性神経障害と表現するのは適切ではないかもしれません。

 

罹患部位の広範さは経時に伴う既存症状の増悪のみならず、新規症状の惹起が懸念されますが、大切なのは、この経時的断片的に発生した薬剤変動によるイベント(中長期的に潜むリスク含め)を以て、その現状を遅発性神経障害と見ない事、及び、「元々の病気が悪化したんだよ」「新しい病気が出てきたんだね」「気のせい」「思春期だから」「歳だから」等々と見ない事かもしれません。

 

当初から多剤大量処方ではなく、例えばベンゾ単剤で服薬している方の中長期的経過を追跡すれば、いずれ抗うつ薬、いずれメジャー系が追加される状況も、それぞれの離脱症状を鑑みれば、そのような薬剤を処方したくなる症状に溢れるのと同様です。また、100歩譲って言われるだけなら無害ですが、このイベント発生には概ね一定のタイムラグが存在する為、経時による自律的なレセプタのレギュレーション変化から、再服薬や増量でも患者視点で期待する有効な薬効自覚が乏しいばかりか、リスクを背負う可能性です。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02DkT8cGDQDTtgv3Qf5g6nbfAYi6mGR66Nw2fHFQYpH7Q3418CgtiS6zK9zcpAqszcl

 

神経伝達物質や内分泌等の動態変化が一過性に反映された全身状態をプラセボ/ノセボと仮定し、その視点で各種試験/療法(治療)/運動他を追跡しています。仮に誘発試験等が前提であれば有益性もありますが、療法(治療)と称した行為が仮定するプラセボ(或いはノセボ)の範囲内であれば無益性が高く、以下もプラセボの範囲内の現象を療法(治療)とした末と捉えられます。

 

転載開始

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/3370503433040899

 

2020/8/1

 

アセチルコリン(以下 ACh)という単語で思い出したのですが、何年か前にたまたま見掛けた個人ブログで、自身が肩背か肩頸辺りのジストニアを有し、ドライニードル(薬剤を入れない空の注射針)や鍼灸治療を通じ、数時間から2~3日はある程度の改善自覚を得る理屈を、刺針部位にAChが分泌・凝集される結果と解釈され、治療者と共に発症部位にどのように刺したら良いか、当該筋に何本刺したら効果的か、刺針後にどのような手技を施せば効果的か(私は行いませんが、針治療は刺すだけでなく刺した後にグリグリしたり上下させたりする手技など色々あります)、細い針から太い針まで様々試した経過を載せていたものがあり、

 

それはそれは極めて客観的で、単語の用い方からもどこかの生理学者さんかしらと思うほど具体的に検証され続けた資料が存在しました。その後、併用か移行かは定かでないものの、バクロフェン髄注療法(以下 ITB)や脳深部刺激療法等(以下 DBS)の埋め込み系の治療も開始され、薬剤量か刺激量の丁度良い量を探す経過も記載されておりました。今も探せばあるかもしれません。

 

それはそうと、私はこちらの学者さん(仮称)と治療者さんの間で行われるやり取りで大きな誤りに気が付きました。確かに上記は局所的な反応を体系付けた理論かもしれません。実際にはAChだけでなく、刺針部位には一時的に多少の炎症反応は惹起されますので、動脈血の強制流入やGABAの分泌も促される可能性もあり、弛緩要因はAChだけではないかもしれませんが、それもさて置き誤りの理由は、仮に現症がジストニアと示唆される中枢神経に原因を持つ症状だとした場合、

 

>>発症部位にどのように刺したら良いか、当該筋に何本刺したら効果的か、刺針後にどのような手技を施せば効果的か、細い針から太い針まで様々試した

 

この行為そのものが無効治療の可能性が極めて高い、ということです。「弛緩する」⇒「だから良い」「この治療イイね」ではなく、仮に学者さんがジストニアではなく肩こりや腰痛だとしても、同様の経過と結果、感想しか生まれなかったと思います。何故ならドライニードルや針治療で筋細胞まで到達させると、数時間から2~3日はそのような反応は必然的に生まれるからです。その為、痛い部位に刺す、凝った部位に刺す、それでも何となく鎮痛や弛緩的な結果は出るものの、それを良しとして月日や年月の経過を追っても、スケールは下降線を辿らない(辿れない)ケースがザラにあります。

 

その後、ITBかDBSも併行していたと思うのですが、私自身の記憶が定かでない為、間違えているかもしれませんが、仮にどちらかの療法を受療されていた場合でも、量を上げ下げして丁度良い場所を探し続けていたことも、ネガティブな側面があったと考えられます。先に結論を書くと、上げ下げすることが逆に見つからなくなる、が正解に近いと考えてます。

 

ITBは脊髄のGABAを集中的に増幅させる手段ですが、簡単に説明するとベンゾを脊髄に24時間飲ませるような療法です。経口薬でバクロフェンを用いる場合もありますが、量も相応必要で脳にも反応を及ぼしリスクもあるからと、このような療法が開発されたそうですが、神経適応はするので常用量離脱症状離脱症状のリスクも存在します(触れ込み的には「脊髄のみ」ですが、離脱症状の実際やデータを見ても、脳にもある程度はいってますね)。

 

結果的に量を上げ下げすると、時に下げた時、GABAの自己分泌能が低迷している為に強い硬直感を呈したり、その後に上げたとしても、レセプタのレギュレーションも時間経過で変化し、おかしな反応が惹起される可能性もありますし、DBSだとしても耐性が付くため、いずれは…みたいな話になるのが実際かもしれません。

 

結論としては中枢神経疾患が濃厚な病態にも関わらず、ドライニードルや針治療が中枢神経へは加療されず、枝葉の発症部位(今件の場合は筋肉)にアプローチした結果を良きものとした事が良くなかったのかもしれません。仮に結果が出ても、その結果は将来性のある経過を辿り、結果を示してくれるか等、常に見直しは必要だなと考えさせられたブログでした。

 

転載終了

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02Z3xsjp16vwFA188b5vFSFsj5n1ZwppDCqVUHeLVi1iJfa61TZ3Cs7ByMPLvSpNQdl

 

>>妄想と責任逃れで大人は生きている

 

子供が生きる上で大切な事は、短い物差しと器量の狭い大人と遭遇したら、その目の前の大人が向精神作用性物質を飲んでいる可能性を踏まえて言動や表情を観察する事と、「子供の為」と言ってくる大人ほど「自分の為」の利己的な人間と学ぶ事です。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid025LcNVR6LsNifeJk5xxxi61zVSzCeDbS12WSahtr5PEv1ndoXrcGmXgLd7dPkUoJyl

 

カルト思考に陥る感情的な動態変化は先日※2)挙げた通りですが、カルト思考が解決する契機はカルトから離れる事では解決せず、本人は離れたつもりでも、遅かれ早かれ改めて異なるカルトに陥る傾向があります。何故なら根本となる感情的な動態変化が未解決の状態では、本人の思考は継続している為、その思考が解決しない限り、その思考で解決しようと見つけた次も結局はカルトとなり、改めて異なるカルトに陥る道程を辿り易いものです。取り分けこの界隈でもカルトと呼ばれる集団が掲げる反精神医療、反向精神薬の思考は存在し、先日※1)※2)も1例で

 

>>脂溶性薬物の継続服薬で脂肪に蓄積される為、中長期服薬は副作用や離脱症状が酷くなる理論

 

>>その理論は中長期服薬=副作用や離脱症状の重症化を意味する為、早期断薬を促し

 

を挙げましたが、この手の話であれば脂肪を切り取って見れば簡単に検証は出来るので、既にデータも存在します。そのデータを提示したら当人らは否定するという、否定と否定のループにハマるのもこの界隈に限らずですが、先ずは精神医療、向精神薬そのものもカルトだと思っています。時に科学的根拠が~とありますが、精神医療は科学的根拠のない主観だらけで成り立っている存在ですし、それぞれの病態に沿ったかのようにそれぞれの性格の向精神薬が処方されますが、病態の根拠も存在しません。示すのはそれぞれの向精神薬の反応です。

 

改めて書くと、ヒトは具合いが悪くなると、本能的に思考停止と視野狭窄が発生する為、とにかく手早く簡単に誰でも分かる100か0かの答えを求める欲求が本能的に働きます。そして瞬間風速的には凄まじい変化自覚を生む向精神薬、それを取り扱う人間のカルトにハマります。その上で、いずれ向精神薬の有害性等々を知った時も、早期断薬を促すカルトにハマります。なぜ2段3段とカルトにハマり続けるかと言えば、冒頭の通り、>>感情的な動態変化が未解決、の状態だからなのでしょう。

 

※1) https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5509031182521436

 

※2) https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5511662585591629

 

前置きが長くなりましたが、その防御策として >>「薬物を知らないヒトに薬物の話をしてはならない」があります。当人がどのような心持ちで向精神薬を服薬しているかは知らなくとも、離脱症状は当人が現在服薬して得られている何等かの変化自覚問わず惹起される産物の為、それで具合いが悪くなると次のカルトにハマる可能性もあり、身体的な危険性が増す一方です。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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