藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

再考をする 14 2021/12/31~2022/3/15

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4901152863309274

 

比喩的に板状、蝋人形状、鉛の兵隊と呼称される全身性の筋硬直は、臥床位でも保持される傾向が高く、横臥位でも頸椎や腰椎の過前弯が視覚的にも目立つ傾向があり、重力と自重に自律的に抵抗している程度の筋収縮とは異なる状況が示唆されます。

 

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>>​​​​​「離脱症状離脱症状は2週間程度で終わるよ。それ過ぎても苦しいのは病気による症状だよ」「それは新しい病気や障害だよ」「元々の病気が悪化したんだね」等の患者へ向けた伝達もその結果かもしれません。

 

市場に出回り幅広い活用があってから、想定外の便利や不便や危険が見えるのは珍しくないと思いますし、それが当たり前と思っています。その状況を踏まえ、改良がされ続けて使い易くより便利になっていくのが一般的な流れと思っているのですが、驚くほど通用しないのがヒト対ヒトとの界隈です。

 

ローゼンハン実験が示した通り、主観にならざるを得ないスタイルは、良くも悪くも「なんでもあり」で、それと類似した状況は、相手が如何なる人物であったとしても、相手が人間である以上は双方向で今後も続くと思います。

 

だからといって状況を批判するのも違うかなと思っています。人間は未来永劫そんなもんだと気にならなくなります。そこに主眼を置く限り「なんでもあり」にしかならないと考えられるようになりますし、未来予測も簡単になります。

 

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骨や血管など、ある程度のヒトの部品は人工物で賄えるようになってきましたが、レセプタや関連する諸々を人工物に置き換えることは今後も難しい可能性があります。

 

仮に外因物質でレセプタにフタをしたりなんだりで傷めた結果で惹起される症状群に対し、外因物質でレセプタにフタをしたりなんだりで更に傷めるのが今日だとしたら、やはりそれはどこか違う気がしますが、時に結果となる症状群は無自覚となる為、それが回復と思うのが一般的な概念となっています。

 

向精神薬はあくまで総称で、抗うつ薬抗精神病薬等、各々の性格で作用/副作用から離脱症状まで多少の差異はあるかもしれませんが、ベンゾジアゼピンを筆頭にGABAの動態変化を求める薬物が厄介な理由に、幾つも存在する興奮性の神経伝達物質に抑制を掛ける結果、以後の離脱症状も幅広く奥深い様相を呈する為と捉えています。

 

GABAレセプタは主に大脳や小脳、脊髄に広範囲高密度に存在すると示唆されており、そこが標的となる為、以後もそれに沿った症状群が反映される印象はありますが、服薬契機となった基礎病態やヒトそのものの生理的な代謝要求が高度な部位も、先行的/優先的に彫が深く表現されていきます。

 

それにプラスとして、SSRISNRI、三環系や四環系、抗精神病薬が追加されているケースではどのような様相を呈するかも併せて考慮する必要もあります。純粋に初めから「ベンゾ単剤だけ」「ベンゾ単独だけ」、というケースは相当少ないと思います。

 

2017年3月PMDAの発表以降※1)、各向精神薬の添付文書に離脱症状の文言が追記されていますが、前項の通り教科書的な離脱症状の概念は単剤が基礎の為、現場では耐えられない理屈ばかりです。その耐えられない理屈で患者にぶつかるとどうなるでしょうか。余計危ない目に遭う可能性が生まれます。

 

現実はベンゾをベースに抗うつ薬抗精神病薬、その他鎮痛剤の類がカクテルされているケースが多いと思います。これらの処方例を見る度に、アクセルを踏ませたいのかブレーキを踏ませたいのか何をしたいのか理解に苦しみますが、両方同時に踏み続けているとアクセルもブレーキも本体も全て壊れると思います。

 

しかしながらこれが現実なので、一旦はその壊れ方を考えることで、以後のリスクを拾わずに安定を取り戻すことも出来ると思います。

 

※1)https://www.pmda.go.jp/files/000217046.pd

 

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針管(以下 プラ管)を押手で覆ったまま皮膚に接触させようとすると、視認性の悪さも相成り刺針部位に粗が目立つので、先ずはプラ管のみを刺手側で皮膚まで運び、筋溝を同定した後に、抜管後の針体のガイド的な役割で押手でプラ管を覆う順序で辿っています。

 

筋溝の同定は圧排する力が必要な為、皮膚の伸張とは力のベクトルも拮抗し易いのもありますが、プラ管の両切断面に加工が入らず切りっぱなしの場合は角が立ち易く、例えば垂直面ではなく後側方や前側方から場合、プラ管由来の痛みも特に目立つかもしれません。

 

メーカーによってはプラ管のバリも目立ち、皮膚に接触させるだけで痛みが伴う場合や、皮膚上を滑らせた際に引っかき傷になる場合もある為、針のみならずプラ管の状態も大切かもしれません。

 

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相手が何とかならなくても自分は生きていくうえで何とかなる職種や立ち位置は凄く多いのですが、そのことを相手はよく見ていて、何かあった場合は真っ先に恨まれる職種と立ち位置にもなります。人間を取り扱うのであれば、取り扱う側も常に殺される覚悟を持つ必要はありますし、殺されない為には相手を生かすしか選択肢はありません。

 

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地域によって多少名称は異なると思いますが、現実的に「こころの電話相談」なる組織/団体が私を紹介する可能性は流石に考え難いのと、仮に私に振ってきたとしても、会話で良くなるなら針なんて刺しておらんわなのですが、話は聞いてみたいので聞いたところ、どうやら「家じゅうに盗聴器が仕掛けられている」「集団ストーカーに遭っている」系で、

 

「好き好んでおっさんの家に(※この方はおっさんです)盗聴器を仕掛けて集団でストーカーする人たちのほうがよっぽど珍しくてないわ」と私なりに当たり前だと思う返答したら納得したのか、それ以降は元気といえば元気なのですが、逆に「こころの電話相談」の窓口の方々はどのように返答するのか気になります。

 

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掲載の許可を頂いた方はプロゴルファーなので、常に一律なスイングは当たり前であることを前提に見ていきます。動画は共にティーアップされた状態でのショットです。そのうえで、何処まで飛ばしたいかにより腕の上げ方やスイングスピード諸々は違うと考えられる為、それら一切合切除外したとしても、ショット後の左足底が全身の回旋エネルギーに耐えられず、地面を噛めていないことが特徴に挙げられ、全身が前方に流されています。

 

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今は床面に対し垂直位で刺針することはなく、斜刺や横刺が主ですが、腰部などに横臥位で針体長90mmや120mmを使用するにあたり、今更ながら管針法で叩打して抜管すると、想定より下方に転移している状況に気が付きます。

 

その理由を考えたところ、※1)の通り、針体の重みで撓んでいることが分かります。手前が90mmで奥が120mmです。分かり易いように絵も描いてみました。針管に入れた場合は写真※2)のような状態となり、叩打の時点で下方に転移する可能性があります。

 

※1)は右側に竜頭がありますが、竜頭の作り(デザイン)でメーカーが分かるので敢えて伏せています。これはメーカーの問題ではなく針体長(=重さ)の問題なので、メーカー問わずこのようになる可能性は考えられます。

 

それこそ叩打ぶんの3~4mm程度で抜針する場合であれば、ほぼほぼ影響は受けないと思いますが、竜頭に近い位置まで刺入深度を必要とする場合は変わってくると思いますので、それを加味したうえで管を立てる位置や角度を工夫する必要がありそうです。

 

因みに写真には載せてませんが、針体長50mm程度であれば、上記の問題はありませんでしたが、こればかりは針の太さ(=重さ)でも変わってくると思います。

 

今までは針管の内径と挿管時の竜頭とのクリアランスが影響しているのかなと思い、竜頭の外径と針管の内径が相当ギリギリなものを使用していましたが、それだけが理由ではなさそうです。

 

また余談ながら、メーカーによって同じ番手を名乗る品でも、配合や素材で硬さは案外違うのですが、いずれにしても相当柔らかいので※3)力が逃げやすく、刺し方ひとつで全く刺さらなかったりもします。

 

その為、クリアランスがギリギリのものを使用したほうが、叩打時に皮膚の抵抗に負けず、針管内部での針の遊びを最小限に留められ、力を逃がさないメリットがあるので、刺入のし易さが上がります※4)。

 

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それぞれ打ち方は異なると思うので好みの話になるのですが、竜頭がより細ければ針管の内径も狭く出来る為、叩打で発生する針管内部での針の遊びも抑制出来て、打ち手側の体力の消耗も少なく済むようになるのかもしれません。

 

それはそうと、1から10まで竜頭を摘まんで刺入出来る太さの針は使用していない為(逆に竜頭だけを摘まんで刺入を終えられる太さであれば、竜頭のアレコレは関係のない話にも)、一定距離は針体を摘まんでいる事になりますが、管針法の場合は弾入時の力の加わり方が、竜頭と針体の接着位置でも変化している印象があります。

 

前項の竜頭の太さと針管の内径のクリアランスの絞り方による力の逃げと関連した話にもなるのですが、都度の弾入でムラがあれば(想定通りの距離まで刺入されずに無駄に叩打数が必要となる、皮膚で弾かれ刺さらない、皮膚の硬度に負けて針が曲がるetc…)打ち手側が要らぬストレスを抱えていくことになりますし、切皮後に考えることのほうが重要なことが多く山のようにあるので、先ずはツールで除外出来るストレスは可能な限り排除していくことが良いと考えています。

 

もっとあるかもしれませんが、今思い浮かんだ既存の針の接着部位(接着とは溶接や溶液、かしめるような方法全てを今は指します)は3つほどあって、竜頭のなかまで針体が入っており、なんなら竜頭のお尻から針体が見えているレベルのa)が、個人的には力が逃げがたく最も打ち心地が良いかなという印象があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5052446928179866

 

Inflammation mediatorの惹起は幾つかは切り口はあれど諸条件が存在すると思います。その諸条件に当て嵌まらないのがベッド上での置針/留針が挙げられ、実際にはベンチマークとして数分に渡り置かれるケースはあるものの、置いたからとカスケードを惹起することも殆どないでしょう。

 

この点は創外固定などをイメージすると理解は早いと思いますが、挿入間もなくはさて置き、挿入から数週~数か月に渡って置き続けても、異物による違和感はあるかもしれませんが、当該mediatorが惹起されている症状自覚を呼ぶことはないと思います。

 

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>>10年や20年に渡り漫然と服薬し続けたベンゾを一気断薬しても全く平気な人間も多数います。では何故、一気断薬でも問題のない例が存在するのかも考える必要があります。1つのポイントは「漫然」だと考えています。

 

>>人間は如何なる物質や環境にも適応しようとする生き物で、薬物に対しても同様です。同一量で服薬し続けた結果、その量でキレイに適応した結合部位は器質性の異常が見られ難い為、何らかの形で一気断薬に至った場合も予後が良好

 

同一部位へ同一負荷を掛けても、症状自覚を生まない例は離脱症状に限らず有り触れています(例 あのヒトとこのヒトは同じ運動をしたにも関わらず、なぜあのヒトは傷め、なぜこのヒトは傷めないのか等)。

 

なぜ壊れたのかを知るのは大切ですが、なぜ壊れないのかを知るのも大切で、それは全ての例で考える必要がありますし、離脱症状に関してはその性質からも作用/副作用と異なり、薬物が契機で自己分泌能異常やレセプタ変性、付随する諸々からも、ヒトそのもののエラーが病態の根源にある事は、生理的な代謝要求の高低が濃厚に絡む神経機能の異常を示唆する併発症状が印象を強くします。

 

惹起確率の高低や軽重、長短は、上記に共通点を服薬背景に持つ例が挙げられ、最もリスキーさが匂う服薬内容にスイッチするのが、皮肉ながらも離脱症状を知った群の印象を持ち、次いで頻回に薬物のショッピングを繰り返す群かもしれません。

 

>>増薬や減薬、服薬や休薬、頓服的な追加が繰り返されていたり、異なる薬物を追加していたりと結合部位も慌ただしく、器質性の異常が高い傷だらけになる為、僅かな増減でも進行増悪を抑制出来ない程の重篤例が生まれ

 

高力価、短時間作用型、長期服薬が重症度を決定付ける因子にはなり難い事は今までも考察を入れてきましたが、改めて「漫然 ※ここでの漫然とは、同じ薬物を、飲み忘れなく、同じ時間に飲む」という視点から見れば、離脱症状を既知としても、先ずは服薬内容に変化をつけない事が重要かもしれません。

 

ただ、ヒトは具合いの悪さに比例して動き回る特徴を持ち、その本能的な心理動態の変化は離脱症状も例外ではありませんので、それらも加味した経過の追い方をすることで安全性は高まると思います。

 

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挿管後に竜頭が表に飛び出している距離は、刺針部位によるものの、2mmだと真皮辺りで針尖が止まり、4mmでは叩打で疲れを感じる為、個人的には3mmが丁度良いのですが、上述の通り硬い膠原繊維の真皮までを如何にスムーズに突破し、皮下組織まで瞬間的に針尖を進めるかで双方のストレスは変化すると思います。

 

疲れさせない為には先ずはこっちが疲れないように工夫をしていくという社会の縮図を3mmから感じ取った訳ですが、先ほど瞬間的という表現を用いたものの、弾入速度を上げる理由の1つに切皮痛の軽減が挙げられますが、弾入速度と切皮痛は比例しない印象を持ちます。

 

ゆっくりでも痛くないものは痛くないのですが、硬い皮膚を先ず破るには相応の力が必要となるので、管針法では速度による力を借ります。管を使わない場合はネジネジするなど別の方法になるのかもしれませんが、写真の通り一定の力を加えなければ刺さる気配も見られません(図太い針であれば別ですけど)。

 

速度を上げようと時に道具を用いたり様々な打ち方を試みたものの、爪で弾く手段等では体位次第で困難な場合や、指先に金属状の筒を着けて叩いた場合は抜管後の操作に支障を来したり、勢い任せでは針管も同時に叩いてしまい雑味が生まれたり、また、一般的な2指DIPより遠位の指腹で叩くと術者側の肉の厚みで速度が吸収される感覚が気になります。

 

その為、現状では2指末節骨のDIP側の顆部で叩くことで、ある程度は術者都合の減衰を出さずに一律な弾入感を生むことが出来ている印象を持ちます。

 

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一度の Inflammation mediator の産生量の多少が、組織改善に大きく関与する印象がない、を意味する事とは、ツール側から見れば番手に依存せず、組織側から見れば、都度の産生に確率は依存されます。

 

当該mediatorは意図的な産生でも偶発的な産生事象と同様、身体に負担(=代謝サイクルの促進=当タイミングでの組織脆弱性、=内分泌の動態変化等)が掛かります。

 

発生は軽微な刺傷の為、当該mediatorは72時間以内には収束が約束される予測可能なレベルですが、収束前に同一部位に対する刺傷作りはデメリットが上回る事も意味します。

 

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意図的/偶発的問わず当該mediatorは全身状態に反映されるemergency的な側面があり、内訳にモノアミンや追随するGABAが含まれ、それらが当タイミングでエンハンスされても、emergencyの経時的な曲線と併行した動きを見せると思います。

 

その為、上記の諸々が発生する可能性があるemergencyに基づく動態変化が見込まれる期間は、視点を変えれば有効率100%の表現が出来てしまい、これが業界的なガンであり勘違いに繋がっていくと推測されます。

 

ヒトの身体はどんな形であれ叩けば何かが動く生き物でもある為、叩いて動くものは見ずに、叩かなくても動いてくれるものを見る必要があります。

 

それが前提になる為、当該期間を評価の対象外にする事で、術者/患者問わず当該期間に発生するmediatorに基づく変化と踏まえる事で、より純粋な経過を追うことが出来ると思います。

 

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emergencyによる神経伝達物質や内分泌の動態変化がplacebo effectやnocebo effectにもなると推測出来る為、耐痛閾値の高低、快楽や不快、興奮や鎮静、免疫の高低に繋がる自律性の高い現象の為、自力制御は難しい範疇になると思います。

 

度々自律神経をコントロールする的な表現を伺う機会がありますが、当該神経を支配下で制御出来るのであれば、ヒトは直ぐに死ぬ生き物と知る必要があります。寒い環境では産熱が出来ず、暑い環境では放熱が出来ず、心臓すら自分で止める事が出来るとなると、不都合しか生まれません。

 

無意識下でその場その場の環境に適応しようとコントロールされる為、普段はあまり自分の身体のことなど考えず、家事や仕事等の他の事が出来ると思いますし、その逆に自律性が奪われれば、環境の適応に不全状態となる為、エラーを自覚すると捉えています。

 

上述の通り、耐痛閾値を上げ、快楽をもたらし、鎮静や鎮痛効果を半ば強制的に変化させるのが、中枢神経に反応する鎮痛薬や向精神薬になるのですが、この現象は時間的には限定されるものの針治療でも生まれる為、当該期間を以て評価の良し悪しは難しいと思います。

 

傷んだ細胞が瞬間的に治ることはないので、直後結果及び数日内でどうこう見るのは無謀に近いのですが、無謀に重きを置かれる現象を見る度、土壌作りが上手く進んでいない状況と感じます。

 

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>>周囲の関心を引くために子どもに危害などを加える「代理ミュンヒハウゼン症候群

 

https://news.yahoo.co.jp/.../0f5a708a3492c290ab55f6c9c79a...

 

個人的に久しぶりに聞いた概念「代理ミュンヒハウゼン症候群」。初めて私が知った(聞いた)のはHPVVの話題が目立ち多少一息ついた2013~2014年頃と記憶しているのですが、今事例とは別な用いられ方をする場合もあります。

 

主に副作用、副反応、離脱症状などの、術者側の都合が悪くなると想定される事例に対し、またはそれが関連しての時系列的に遅発性の神経障害に対し、または検査結果で異常が出ないものに対し、または全て含むに対し、それを理由に術者と患者の間を取り持つヒト(※親でも子でも)が、「代理ミュンヒハウゼン症候群」と呼ばれる事例もあります。

 

少なくとも、親または子が何らかの理由で具合いが悪くなったとしたら、その親または子が、術者に対して冷静に説明が出来るかと言えば難しいと思います。端的に書けば術者はそれくらい汲めよって話なのですが、この状況では上記概念のみならず、概ね精神科一直線になる病名、障害名、症候群名を、間を取り持つヒトにも名付けられる事例も珍しくありません。

 

このように、病名や障害名、症候群名は様々な都合や事情で用いられること、現存の検査機器では描写出来ない異常も沢山あること、または描写出来てもそれが症状自覚の要因ではなく、病態定義そのものに問題がある可能性も沢山あること等も含め、冒頭でも述べたようにそもそもヒトが創り上げたものは概念だという認識でいたほうが、様々なリスクは回避出来るのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5113370942087464

 

emergency reactionはInflammation mediatorの産生でも惹起されますが、これらをeffectの範疇にするとあらゆるイベントがその対象となり、また、重症度にもよりますが、一時的な現象である事は多くが経験していると思います(例)腰を傷めた→仕事中は痛くない→仕事が終わる→痛い)。

 

ヒトは各種イベントで当該神経伝達物質や内分泌等の分泌動態が過剰となっても、常に平衡を保つよう機能する為、上昇しても下降させようと自律的に働き、下降しても上昇させようと自律的に働きます。

 

その自律的な機能を阻害したい、また、イベントの有無や大小問わず機能変化を求める場合は薬物が手っ取り早い手段ですが、その弊害はネガティブフィードバックによる自己分泌能異常や標的レセプタの変性、関連する細胞の(への)異常の示唆です。

 

他、薬物が関与せずとも変化自覚まで即効性の高いemergency reactionによる各種動態変化は求める事ができ、そのひとつに物理的刺激が挙げられます。針治療もカテゴリ下にある機械的刺激に含めることができ、Inflammation mediatorを産生しない用い方でもemergency reactionを惹起させる事が出来るでしょう。

 

重要な点は、物理的刺激が外的とした場合、科学的刺激は内的と呼称されるものの、両者は何れもemergency reactionを惹起させる事ができ、相応の暴露量と暴露時間に応じた動態変化は求める事は出来ても薬物同様に耐性は生まれ、より強い刺激を求めなければ過去と同様の変化は自覚出来なくなる事、疲弊に向かい易い性質を持つ事、受傷した細胞の組織回復とは紐付け難い事です。

 

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この時期を境にトイレットペーパーに興味が出て、調べているうちに1ロールが170mの商品があることも知り、今現在も2種類ほど使っています。

正直なところ調べる前までは、シングルとダブルの存在は知っていましたが、商品によって長さに大きく違いがあることは知りませんでした。

アマゾンの人気ランキングを見たところ、

 

1位がダブルの75m、

2位がダブルの2倍巻50m(?)、

3位がシングルの100m、

次にダブルの30m、ダブルの40m …

 

と続きますが、沢山使える1ロール170mはランクインしていません。コスパ的にも優れた170mがランクインしないと思われる理由と、その簡単な解決方法も挙げてみます。

 

実際に170mを2年ほど使ってみての感想としては、トイレットペーパーそのものが長さが原因で重いため、普段通りホルダーに挿した状態で使うと、特に前半はホルダーとの転がる抵抗が大きいため(ホルダーの形にも左右されるかもしれません)に思わぬところで切れやすく、巻く力も必要になります。

 

切れないように加減しながらも巻く力を必要とする気遣いをしなければならず、トイレのなかで多少のストレスを感じます。トイレに入ってまで気を遣う相手が居るのは疲れます。

 

ただ、この点はホルダーに挿した状態で使うから感じるデメリットであり、ホルダーに挿さずに手で持ち巻けば、ホルダーに挿している時のような転がる抵抗は回避出来るので快適に巻けます。

 

人様が使う環境では流石にホルダーに挿した状態が良いとは思うのですが、自分で使うぶんにはホルダーに挿さずに使う方法で、170m級のトイレットペーパーは非常に便利に感じます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5133402696750955

 

>>パーキンソン病説、がんの治療中といった報道もあるが 

 

とは言えそれが 

 

>>5年ほど前から明らかに言動がおかしく の場合は、寧ろ上記の2つの疾患は否定出来そうで(年齢も年齢ですから写真を撮ればひとつふたつはがんがあっても不思議ではないですけど…)、

 

>>精神状態に異変があることは間違いない 

 

は前から示唆されていて、 

 

>>足にも変化があり、着席時につま先を床に叩きつけるようにパタパタするようになりました。この2月、ベラルーシの大統領と会談した際の様子には驚いた。その足の動きが、以前の3倍ほども激しく 

 

とした場合、パーキンソン病でなくてもパーキンソニズムは後述するメジャー系を代表に惹起される薬剤性の病状でもありますが、少なくとも5年前から言動がおかしく、ここ最近はアカシジア的な症状が以前の3倍も激しいとした場合、薬物が原因の可能性は否定出来なくなります。

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 記事の内容を一旦正しいと仮定して、且つ上記の状態をアカシジアと仮定して進めていきますが、一般イメージとしてのドパミン遮断=アカシジアをリスクに持つメジャー系は違うと思います(可能性は後述しますけど…)。 アカシジアドパミン遮断のみならず、ノルアドレナリンのエンハンスでも示唆されている為、ベンゾ離脱(ベンゾに限らず、GABAの自己分泌能異常や当該レセプタの変性による脱抑制状態)、ノルアドレナリンをエンハンスする抗うつ薬が現実的実数的には多いと思いますし、左記を原因に考えないメジャー系の処方が寧ろ一般的です。

 

これが俗にいう薬漬けに足を突っ込んでいくプロセスで、メジャー系の可能性が生まれる理由になります。 アカシジアかなと書き続けましたが、その状態を自力で抑える為に 

 

>>動きが不自然なんです。時計だったりファイルだったり、指先に力を入れて常に何かを掴むようになった。首脳会談の時も、椅子の肘掛けをぎゅっと握りしめる 

 

があると思います。戦争はまともな精神状態では居られないと思うので、薬物の離脱症状又は作用/副作用でなくても冷静さは欠如すると思いますが、薬物絡みの脱抑制とは書き方を変えれば、自制が出来ない=ブレーキが効かない=どこまでもやる、です。大丈夫かしらと本当に不安になります。 

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そういえばヒトラーパーキンソン病説があり、当時の動画を見た事があるのですが(youtubeで今も見れるかも)、記事と同様に椅子に腰を掛けているも全く落ち着きがない状態でした。このようにパーキンソン病説が濃厚ですが、 

 

>>主治医モレルは、ヒトラーの病状をパーキンソン病と診断していなかった ※1) ともあります。

 

実際はパーキンソン病とパーキンソニズムは似て非なるものなので、直接診たであろう主治医が違うというなら違うのでしょう。 その為、何等かの薬物が絡んでいると考えるのも不思議ではありません。それでなくても古くから戦争、兵士は、士気を高め、疲れを取る為(感じなくする為)、覚醒剤を始めとした薬物は日本でも使用されていた(使用されている)ので、神経的異常の惹起は、プーチンヒトラーの代表者に限った話でもありません。

 

※1)https://www.excite.co.jp/.../HealthPress_201507_post_1832/

https://news.yahoo.co.jp/.../8c46dd8ba3a925de14565bbe56ef...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5135238809900677

 

この時期は医療用エタノール500mlが5,000円前後で取引きされていたり、N95共同購入する話にのったら、数か月待たされた挙句に不織布マスクが届いたり、偽物が出回っていたり、そもそも手に入らない時期でしたが、それとは関係なく当時は https://business.amazon.co.jp/.../healt.../covid-19-supplies に書類を出して通れば、ある程度は入手出来た記憶があります。

 

医療用エタノールは業務柄十分にストックはありましたので、特別この時期に買う必要もなく、値動きの激しさを見ては凄いなと驚いていただけですが、ここ最近はどうなのかしらと見たところ、当時と比較すれば10分の1程度まで落ちていますが、興味深いのは酒造メーカーが作る高濃度アルコール(どこか懐かしく感じる響き)とほぼ同じ値段で推移している点です。

 

医療用エタノールはシェアにもある通り、多くは酒税回避の為、多少のイソプロピルアルコールを添加して販売されているのですが、2年前の2020年5月1日以降に出荷される高濃度アルコール商品に関しては、条件付けで酒税が回避出来る仕組みになっており https://www.nta.go.jp/.../kansensho/pdf/0020004-157_01.pdf 医療用アルコールと値段をトントンに持ってこれる理由になるのかもしれません。

 

私も何種類か高濃度アルコールを使ったのですが、なんというか匂いが慣れないですね。お酒だから当たり前かもしれませんが、お酒臭いというか。ひとつメリットとして挙げれば、酒造メーカーは医療メーカーと違ってイソプロピルアルコールを添加出来ないと思うので、純粋な仕様といえば純粋な仕様かもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5138174459607112

 

>>本人の意思を無視した長期強制入院、病院への強制移送、身体拘束、薬漬け……、日本の精神科病院を取り巻く現状は、世界標準からかけ離れた異常な点ばかり

 

精神病床数が世界一の日本は、目の前に居る人間の主観ひとつで病人に仕立て上げられ、入院させられる可能性を今も残して現在に至ります。目の前に居る人間の主観というのは、別に診断権を持つ人間だけではなく、文字通り目の前に居る人間の主観=その人間の物差し次第で幾らでも調整出来るリスクと、相応の手続きが出来てしまう可能性も意味します。

 

また、>>発達障害医療保護入院になります

 

2005年4月1日に施行された発達障害者支援法が、2016年5月に改正されて以降は特に顕著に当該傷病名が目立ち、著名人も疾患喧伝に一役買い始めたのもこの時期以降です。記事内にも出てくる民間移送業者がどのような立ち位置かは知りませんが、この頃より発達障害を用いた制度ビジネスが一層顕著になったのは確かな印象があります。

 

また時期を境に、診断する医療機関には3か月の行列待ちが出来た報道からも、見方を変えれば親御さんが子を診断してくれるよう足を運ぶケースもあり、異なる立ち位置からも一定のニーズがあったように見受けられます。

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少なくとも言われただけなら無害です。問題は手ぶらで終わらず薬物が処方される問題で、

 

>>発達障害だと診断された桜井さんがその日から処方されたのが、1日2回服用するオランザピン(商品名「ジプレキサ」)5㎎2錠(10㎎)などだ。本来オランザピンには発達障害そのものに対する適応はない。

 

>>「この薬を飲んで数日後から、手足の内側から虫がはったような強烈なむずがゆさが襲い、じっとしていることができなくなりました。アカシジアという副作用だそうですが、皮膚の後ろにミミズが1000匹いるような感覚で、不快感を鎮めるためにひたすら動き回りました。とにかく拷問のようなつらさでした」

 

こういったメジャー系の処方もあります。あまり具体的に薬物の名前は挙げないよう注意していきますが、昨年東京オリンピックが行われた際に、このような問題がありました。

 

https://news.tv-asahi.co.jp/news.../articles/000216022.html

 

日本では今のところフェニルアミノプロパン(ノルアドレナリン及びドパミンの放出促進と再取り込み阻害)は、認可されていない為に上記の問題が起きましたが、メチルフェニデート(ノルアドレナリン及びドパミン再取り込み阻害)はOKです。

 

また、リスデキサンフェタミンメシル(ノルアドレナリン及びドパミンの放出促進と再取り込み阻害)は体内でd-アンフェタミンに変換されて作用を齎すなど(添付文書の記載区分は覚醒剤)、この界隈ではこれらの薬物が処方され易くなります。

 

記事内のメジャー系の処方に関しては、時々知的障害者施設等で利用者の行動抑制を目的に適応外処方が話題となったり、その量によっては胃薬として出せる場合もある為、余計に混乱が生まれるのですが、話を戻して一旦まとめると、言われるだけならまだ無害です。ここまでは確かです。

 

その先に薬物が絡むと上記覚醒剤が処方されます。この問題は日本だけでなく受験戦争の激しい国等では、眠らず集中力を切らさず勉強し続ける為にと飲む場合もありますし、純粋に快楽を目的に飲む場合もありますし、使い方はそれぞれです。そして診断は主観の範疇です。ここに大きなリスクがあります。

 

その為、それぞれで問題が起きるのですが、もう一度始めに戻ると、この問題は「自分が困っているから」ではなく、「目の前に居る人間に困っているから」に近しい状況で起きる事も多いです。

 

目の前の相手をどうする事も出来ない苛立ちと、追々管理不足、教育不足を指摘される不安と、それに伴う出世の心配等などが頭を過った末、目の前の人間を障害者にしてしまえば良い、そうすれば自分に非はなく社会的にも免責される、このような感情を抱く以上、日本は変わらないと思います。

 

それよりも、相手の立ち振る舞いに困って相手を障害者扱いするのではなく、自分が困ってしまう物差しの短さと器の狭さ、その余裕の無さを是正したほうが余程早いですし、相手を薬物に染めさせない選択になります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5149408231817068

 

>>被告の行動は暴れる患者を抑制するための医療行為

 

以下の動画、00:33 から00:53 迄を見て、患者が暴れていると感じるヒトはどれくらいいるでしょうか。ただ、判決の内容は暴れる患者を抑制するための医療行為として無罪とされています。

 

また、陽さんが座位から仰臥位に体位を変換(引き摺り倒されたに近く、また、正座をしている状態から後ろに倒そうとするのは危ない)され、横臥位まで頸部が前屈しているのは、抵抗姿勢、防御反応ではなく筋強剛と捉えられます。

 

ジストニアを発生させる可能性の高いメジャー系はドパミンを遮断する為、頸部の問題のみならず全身の運動に大きな制限が加わり、動作そのものも非常に緩慢になる場合もあり、暴れること自体が難しいと思います。

 

>>弟は精神薬で、首が曲がるジストニアになっていました。菅原被告が顔面を踏みつける前、弟の顔は首が前屈しているため頭頂部しか見えなかったのに菅原被告の暴行直後に顔が見えるようになっていました。

 

頸部ジストニアも軽重含め様々な病態を呈しますが、動画を読む限り、前屈を強いる頸部ジストニア(斜頸)から、更に前屈へ力が加わる蹴られ方(踏まれ方)がされ、結果的に頚髄損傷へ至りました。

 

自己コントロールが困難な中枢神経由来の筋強剛は、時に各関節の可動域の限界も超える為、靭帯断裂や筋断裂、神経損傷、脱臼等、2次的に誘発される症状群も惹起します。

 

仮に可動域的に限界値を超えた状態で、更に外から力が加われば、力が逃げる余裕がない為、簡単に壊れます。

 

この事例は感情任せで足蹴した事件だとは思いますが、極めて軽微なものから重大なものまで、限界値を超える無理で起きる事故もあります。

何かをやれば必ず何かのリスクは付き纏う為、発生リスクの内容と、それを検討した上でも更に見落としの有無と検討、そしてそのリスクはどのように回避出来るか、また、回避する為の対策で発生するリスクの内容を検討し続けることは大切かもしれません。

 

動画 https://www.dailymotion.com/video/x7nigwh

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