水道水にグルタミン酸ナトリウムが添加された食塩を融かしたところ※1)、水道水に塩化ナトリウムを融かした条件下での寒冷時※2)や温暖時※3)にも該当しない挙動を示し始めました。この挙動を以て「具合い悪そう」とか、逆に「気持ち良さそう」等の主観的な所感は省きますが、何らかの影響はありそうです。また、約10分程度に渡りグルタミン酸ナトリウムが添加された食塩水に入れた後、※3)と同等の環境に戻し、間も無く※3)と類似する挙動に戻りました。
しかし、その後は経時的に鈍重化し、24時間後、36時間後も状況は変わらず、ほぼ動きを止めた状態です。簡単に書くと、生きているか、死んでいるか、よく分からない状態です(写真参考)。グルタミン酸ナトリウムが原因かどうかは不明な事と、再現性を上げるなら追試しかありませんが、神経毒性を持つ物質投与は命の取り扱いと直結する為、気が引けるものです。引き続き、こちらのアニサキスは観察していこうと思います。
※1) https://www.youtube.com/watch?v=G0gX42G0vFg&t=7s
※2) https://www.youtube.com/watch?v=6lsCik13y7I
※3) https://www.youtube.com/watch?v=9K4EL5Mdjuw&t=3s
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この姿は何回か見た事があり、水の入れ替えで摘まんだ時、塩を融かす際の水流が発生する時等、何らかの刺激に曝露すると、防御反応か否かは定かでありませんが、このようにトグロを巻く事はありました。また、氷点下に近い温度からそれ以下や、寄生先の魚の内臓や筋肉を開くと、このような姿位で居る場合もあるようです。ただ、現在は活発に動いていたと思しき温暖な環境下でも、写真の通りです。
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約100時間後。写真を撮ったタイミングではトグロを巻いていますが、身体を伸ばした状態(※伸ばしきる様子ではありませんが)も時折見受けられます。ただ、※3)と同等の運動は見られず、また、※2)にも程遠く、極めて鈍重な様子で時間を過ごしています。
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