藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

再考をする 28 2023/7/23~2023/8/17

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目に見えないものは他人に理解され難いと悩む話しを伺いますが、目に見えるものなら他人に理解されるかと言えば、実際はそうではないものです。それは目に見えない症状を抱える方の願望に過ぎないのかもしれません。目に見えるものは他人にも見える為、それで起きる問題も多くありますし、見えない為、起きない問題も多くあるでしょう。

 

そして見える異常を取り払っても解決しない事例も多いですし、見えないからと放ったらかしで解決した事例も多いでしょう。見えるか見えないかは、検査機器の能力次第ですが、例えば腰回りひとつ取り上げても、動的な状況をリアルタイムで描写し続けてくれる、MRI的な検査機器が生まれる事は今後も相当難しいと思います。

 

ただ、引き続きより細かいものも見える機器は生まれるかもしれず、その事で出来る説明が生まれたり、また、説明が変わる場合もあるかもしれませんが、変わらない事は、自分の身体は自分の力で治す機能が備わっているので、それを邪魔する行為、足を引っ張る行為は全方位で退かす必要があるのですが、それは医療と呼ばれる行為にも根深く数多く存在しており、その大切な部分を忘れる契機、或いは失う契機になっているかもしれません。

 

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薬物は飲んでも止めても「死にたい」だけでなく、「殺したい」衝動が生まれる場合があります。薬物が契機で実際に殺した事例もあるでしょう。また、中枢神経の異常は自制が難しく、脱抑制とも呼ばれる極端な表現と状態は、極端な状況に至らなくても、数え切れないほど細分化出来るネガティブなイベントが存在している事も知る必要があります。

 

※余談ながら >>脂溶性薬物の継続服薬で脂肪に蓄積される為、中長期服薬は副作用や離脱症状が酷くなる理論を持ちます。その理論は中長期服薬=副作用や離脱症状の重症化を意味する為、早期断薬を促し

 

生体組織診断で随分前に否定されている事象を、さも事実と謳い、急断薬や一気断薬を促し、惹起される離脱症状を脂肪に蓄積されている薬物が原因だから排毒しなければと、サウナや運動等で発汗を求め求む方々も散見しますが、この病態解釈と関連ケアの手段は改める必要があると思っています。

 

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>>ボツリヌス毒素やフェノール/エタノール注射、抗コリン剤やベンゾジアゼピン薬、バクロフェン、ITB療法、筋延長術等

 

薬剤で細胞を殺し機能を喪失させるか、薬剤で脊髄のGABAを増強して筋弛緩を期待するか、筋強剛の部位を切って伸ばすかで、短期結果のサンタ論文にスポットを当てれば良い話ばかりですが、見た目は整ってもその代償を抱えた状態で以後は生活を送る為、それはそれで不便さが生まれがちです。

 

シェア内に交感神経節の単語があるので違う例を挙げると、手汗が酷いヒト向けの手術で、胸椎の3番4番辺りに在る、手や脇、胸部から頸部に向け走行する交感神経節を遮断し、手汗を止める方法があるのですが、それで確かに手汗は出なくなるものの、他部位の発汗が著しくなる等の代償があります。勿論術前は似た説明はあり、承諾して手術をする段階を踏むと思いますが、今度は代償が耐えられない等の話も珍しくないものです。

 

このような話はこれらに限らず様々な部分で存在しますが、どうしても何かやったら何かの代償、弊害、しわ寄せは付き物で、場合によっては後戻り出来ない可能性もある為、具合いの悪さに乗じて視野を狭くしない選択を持つ冷静さは大切かなといつも思いますし、具合いの悪い時は選択を間違う(間違い続ける)可能性が大いに高まる傾向にもある為、

 

出来れば全く無関係の第三者に相談して(家族やどっかの息が掛かっている人間は駄目なんよ。相談を誰かに投げる時点で、ある程度の答えは既に決まってて、願望を押し切られるか、願望に応えようとしがちなので)、中長期的なリスク評価をもらう必要があるのかもしれません。

 

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ヒトはいつでもどこかを何らかの理由で傷める可能性と、人間は様々なイベントに対し、知識や経験則等で勝手に大小の評価を行う傾向があり、それは診る側も例外ではなく、例えば脳血管イベント​​​​​後に間歇性跛行を惹起した際、その理由を腰周りで考えず、過去に罹患した脳に理由を置きがちです。

 

このように人間は、時系列的に古いイベント、末梢よりは中枢の異常に重きを置く傾向が見られます。また、このような評価感覚を持つ人間は、治療と看板を掲げるものに諸手を挙げて肯定する傾向もあり、それで発生したネガティブは、認知的不協和な感情の高揚と発言内容が見られるのが特徴です。

 

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資(たすく)くんが丁度10年前に挙げていた記事を、当時私がシェアした写真の再掲です。彼は初日から鍼灸重宝記(だっけ?)を書き写す凄い人物で、また、鍼灸重宝記を愛読した八木下勝之助宅には患者が沢山訪れ、バス停まで出来上がったようですが、それはさて置き、今現在、「上殿皮神経障害」と聞く事はあるでしょうか。勿論、上殿皮神経部位が痛みを発する事、発する経過を辿る事はあると思いますが、あくまでその名称で呼ばれ、その名称の下、記事的な病態解釈でTrPBrを施行する流れです。

 

当該神経に限らず、神経障害の名称と関連する病態解釈も流行が存在しますが、大概はどこかに痛みや痺れ等、何らかの症状を抱えたヒトは、自分の指や手持ちの道具でアプローチしている前提を踏まえ、その上で痛いと何処かにコンサルトしている確率は相当高いと思うので、もしその背景が存在すれば、「そもそも手の届く範囲に原因はない(或いは、そこではない)」と考え、そこに更に第三者が何か施しても不変的な経過を辿ると捉えます。

 

ただ、TrPBrなら麻痺/鎮痛させられますし、押圧や低周波でも強刺激なら麻痺/鎮痛が得られると思います。その状況をどう解釈、評価するかです。ヒトの身体はどのような形でも叩けば何らかの反応を示す生き物で、その状況を以てどう解釈するか、評価するかは、それぞれの培ってきた背景で左右されると思うので、それぞれに委ねざるを得ませんが、それも全て踏まえた上で、再解釈と再評価をし続ける必要があると考えています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0AcPLTzrfS8BRmQuucxdERMSfuY6wTGEcSAsWRVy91XaMejYExtraDQ6TbkAv1LMMl

 

https://car-me.jp/asmust/articles/29991

 

雑草は春以降から深刻となり、除草剤を撒いても虎刈りみたくムラが出来るからと、結局は草刈り機を使ったり、細かい部分はカマを使う等の手作業が増え、特に今は暑いなか体力と時間を消費し、時にそれが起因で身体を傷める事例も少なくありません。

 

そうなると、出来る限りは除草剤に頼ろうと思うのですが、過去の経験からもムラが出来る=力不足感の不安から、良い商品がないかと探していて、ビッグモーターに問い合わせようと考えたのですが、その過程でこちらが見つかりました。ラウンドアップを使っている情報もありますが、もしかしたら今いちばん優れている除草剤は、フマキラーの除草剤「除草王」なのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0xentEsGwmLh3UAk1y1rUFxkM42XfcSkyQK96yx7t594sxeeotKmmhu3nyHLTVZEQl

 

https://www.kobe-u.ac.jp/res.../NEWS/news/2020_09_10_02.html

 

>>神経伝達を抑制するGABA受容体は、殺虫剤の主要な標的

 

ヒトがGABAを増強する物質を取り入れた事で、後の弊害に苦しむ事例は散々取り上げていますが、ヒトは殺虫目的で虫に浴びせています。それはそうと虫もヒトと同じで、曝露量次第では無効から呼吸/行動抑制程度に留まり、死んでいるようで死んでいない=時間が経てばブ~ンと飛び立つのかもしれません。

 

※ヒト社会ではおなじみの抗生剤、マクロライド系も、虫相手ではGABAの継続的なチャネル開口名目で殺虫目的としています。

 

関連 https://www.facebook.com/photo/?fbid=6410385849052627&set=pob.100002438257528

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02EJmJsr9CEJN8qhcTHEtGVWTuSTvgkVBUnpbFY6hSBUEmwFr6bceJL7zzCczDCBH1l

 

>>1)イジメられて心身共に疲労して

 

>>2)学校に行けなくなって親に怒られて

 

>>3)病気じゃないかと病院に連れていかれ

 

>>4)向精神薬を飲まされる

 

度々ながらこの流れが逆で、イジメた側に対して社会は鎮圧する必要があり、それを目的でメジャー系やベンゾ系あたりで身動きを止める使用方法であれば、この類の薬物は不必要な人間には行き渡らず、勿論これほどまでに不必要に問題は拡大していないと思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02mJoNoojkkFSnSqeQDHa4YhastQ9GiMeZZHFP6DPA6HvqgRUdAFQQf4gQWQbXGJ5cl

 

>>定期的にHIFU(ハイフ)の事故情報がメディアに流れる為

 

今年も既に話題に挙がった記憶がありましたので、調べてみたらありました※1)。この定期的感は、機器そのものに問題があるのか、それとも使い方が良くないのかの2つが考えられますが、HIFUの機能を調べた上での今の答えは、恐らく使い方が良くない(或いは説明が足りない)が、正解に近い印象を持ちます。

 

話は反れますが、HIFUは美容関係での話題だと思うものの、治療関係でも超音波照射機器は頻繁に使われ、私も持っています。HIFUの話題がメディアを通して目に入りますが、治療界隈でも類似した事故を誘発しかねない照射方法を推している団体もあります。問題はそれを事故と見做さず、治療と押し切る団体側に大きな問題があると考えていますが、この類の事故を惹起させる両者の共通点は、同一部位に連続照射し続ける事が原因だと思います。

 

シェア内にも記載していますが、熱を持つ(或いは熱を感じる)理由は大まかに2つあり、1つは連続照射によるプローブそのものの熱です。この場合は皮膚に接触する金属そのものが熱くなる為、皮膚が熱く感じます。これは恐らく相当不快な為、受け手側も直ぐに気付くかと思います。その上でも照射し続ければ、火傷になります。もう1つは深部熱が高くなり過ぎた結果で生まれる細胞の破壊です。それがリンクの標題通り、神経麻痺や視力障害その他へ発展します。

 

この深部熱の発生理由は、超音波による細胞の連続的な微細振動による熱産生の結果となる為、逆を言えば熱産生の起きない部位、写真の通り血の通っていない死んだ細胞であれば、キャビテーションの発生、細胞は振動で破壊された形跡は残すものの、熱による蛋白変性が起きていない事が確認出来ます。

 

まとめとしては、やはり使い方に問題があると思うのですが、ヒト感情としては同一部位に照射し続ける=高い効果を期待したい、のかもしれませんし、プローブを常に回し続ける手間を回避したい=面倒臭い、のかもしれませんが、超音波の性質を考えれば、同一部位への連続照射は事故を誘発する可能性が高い為、機器によっては同一部位へのプローブ固定でも、断続的に照射するモード(パルス)があるはずなので、そういった方法でリスクを回避していく必要があると思います。

 

※1)https://www.newsweekjapan.jp/akane/2023/04/hifu.php

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid05GESnJXXafWELZB346R6R9y7acjUigsxpaf1BtxKCBYA233LX4s61o3PZxPhpsUjl

 

>>日本の医療裁判は患者側は常に不利で、致死量超えの薬物を投与されて死んでも、「皆もやっているから」を理由に遺族に負けを伝える事例がある

 

今件そのものも大変な事例ですが、過剰投与で患者が亡くなっても、遺族側が裁判で敗訴する前例が、今後の類似事例に於いて、患者側、或いは患者遺族側が不利になり続ける不安が生まれます。また、こちらは北見赤十字での一連を指しているのですが、2011年当時、コメントされている1件を転載します(読み易くなるよう行間はこちらで開けています)。

 

https://er-imapproval-diary.seesaa.net/art.../422991356.html

 

転載開始

 

北見赤十字病院:死亡患者の遺族、2医師を刑事告訴へ 「副作用対処なし」 /北海道

 

2011年08月24日

 

 北見赤十字病院北見市)で07年、統合失調症の治療中に心肺停止になり、9カ月後に死亡した道東の男性(当時38歳)の遺族が「医療過誤が原因」として、男性担当医2人を業務上過失致死容疑で、今月中に北見署に刑事告訴する。

 

 19日に道庁で会見した代理人の弁護士によると、男性は07年6月19日に入院。当時の研修医が指導医と共に向精神薬投与などの治療を続けていたが、副作用で呼吸障害を起こし同28日夜に心肺停止状態で発見された。蘇生したものの意識が戻らず、転院先の同市内の病院で08年3月18日に蘇生後脳症で死亡したという。

 

 弁護士は「一般的に過大と言われる量の6倍にあたる向精神薬を投与したのに、呼吸障害の症状を見落とすなど副作用への対処がなかった」と指摘している。同病院は「向精神薬の投与量も患者への対処も適切だった。医療過誤とは認識していない」と話している。

 

 遺族は09年7月、日本赤十字社と当時の研修医に損害賠償を求めて東京地裁民事訴訟を起こし、係争中。

 

http://mainichi.jp/.../news/20110820ddlk01040185000c.html

 

http://megalodon.jp/.../news/20110820ddlk01040185000c.html

 

 統失の急性期治療をウチで行うことはよくある。ちなみに精神科医はbed freeなので、我々救急医が手掛けざるを得ない。しかも救命救急センターの病床を使う。本来、救命救急センターは瀕死の重傷を救命するためにあるのだが。

 

 当の精神科救急病院は他にあることはあるが、全くといっていいほど機能していない。転院を依頼するとむべもなく拒絶されてしまう。全国の精神科救急医療体制はこのようなものなのであろうか?精神疾患患者は家からも病院からも塩を撒かれて追い出される存在なのであろう。

 

 我々救急医は傷病者の精神状態がどうであれ、何とかその場をしのぐことはできる。麻酔や救命の技術が大いに武器になっているのであろう。血まみれで阿鼻叫喚し大暴れする傷病者なんぞザラに診ている。検査目的の鎮静なんぞお手の物、患者に有無を言わせず、なおかつ短時間検査・治療をする義務を全うするためである。

 

 最近は傷病者に襲われたり、耳障りな罵詈雑言を浴びせられたりすることが増えて来ており、防衛のためにも一層麻酔・鎮静のテクニックが要求される。言葉は極めて悪いが獰猛な動物を麻酔銃で眠らせる飼育員の心境である。警察官も凶悪犯を取り押さえ逮捕し、取り調べに乗せるまで一苦労あると思うが、それとも類似するであろう。

 

 さて、全国的に精神科病床を擁する「総合病院」は非常に少ない。それは、精神疾患者は見張り・抑制・鎮静などに多くの人員を割かなければならず、また他の入院患者に不安を与え迷惑をかけるからであろう。

 

 北見日赤はその点では、高評価を受けて良いかと思われる。一方、北見日赤は内科医の大量撤退が話題になった病院である。「精神疾患をもつ内科患者」も内科が診ていたことと思われるが、ストレスは甚大であったであろう。

 

 精神科医というのは総じてフットワークが重く、コミュニケーション障害がある。精神病患者および精神科医らにかき回される内科医の苛立ちが目に見えるようである。精神病床の存在は他科の疲弊・消滅を招くものであり、全くの想像であるが北見日赤の内科撤退はそれが遠因であるのかもしれない。

 

 今回の事例は、精神科医が鎮静をかけたことで起こったようである。しかも上手に処理ができず、刑事・民事両方から訴えられる失態を犯してしまった。今後ますます精神科医が救急患者を診なくなってくるであろう。

 

 今後、我々救急医の負担がますます増えることが予想され溜息しきりである。本来、救急医は生産人口の維持に最も寄与しなければならない立場にあるが、その逆をいくことになる。すなわち精神病人の延命・医療や福祉費の増大さらには治安低下や犯罪の増加に与することになるのである。

 

 我々救急医に精神疾患者の生殺与奪の判断はしかねる。精神科医にはプライドを持って診療にあたってもらいたいものだ。そうすれば生殺与奪の権限は今後ともゆるぎないものになるであろう。今回の訴訟は是非勝ってもらいたい。

 

転載終了

 

それぞれ考え方は違うと思うのですが、

 

>>生殺与奪の権限は今後ともゆるぎないものになる

 

生殺与奪と大袈裟な表現でなくても、結果的に薬物が絡む現場では、薬物による死は身近となり、また、適当な傷病名を名付けられた為に気が付く暇もなく、薬物が契機で瞬く間に、或いは経時的に社会的な死を迎える場合もあります。その上で診られる側(=患者となる側)は、生だけでなく殺の権限も、相手側に存在する事も想定しておく必要があるのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid036LopBzC4fvQUVaK3Ee8kqvRvRvhrW9UzJ5gYqAQsG6TtHTZuVigdkCxtg8k2HG5Gl

 

>>「動いて傷めた腰に対して、治る為には動け」と言われる位の違和感

 

ヒトは非生理的な現象に曝露して傷める事例が大半にも関わらず、改善を求めて更に非生理的な行為を加える特異的な思考が、他の動物と比較すれば大きく劣る点と考えられます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02ZwwTGEBLT87zAkrjDixBHL1aVNBuTM5xQM2fmVxNsFFEveYunkN2xvdRpEEJ6CVcl

 

何故ヒトは他の動物と違い自殺が起きるかの答えは簡単で、「自殺という知識があるから」ですが、その一方でヒトは得た知識を忘れる側面もあります。ただ、昨日の晩ご飯は忘れる割に、自分の手で自身を殺せる知識は忘れられない生き物のようです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0o4NTCdJE7maixR2PBSZ41Fr5iL6Lsp7pE5jEZSdpm3TbnzTpp1LwkCJQuFeUTNGGl

 

ラインはやらないので使い方から何から分からないのと、話しを聞くほどやりたいと思わなくなるのですが、どうやって文字を打ち込んでいるのだろうと先ず思いました。テンプレを予め作っておいてのコピペか、一文字一文字打っているのか、もしそれなら文字の打ち過ぎで指紋が削れ、指紋認証が出来なくなるかなと思うものの、

 

このように「教育教育死刑死刑…」と、同じ文字を羅列する表現は、当該個人に限らずフェイスブックツイッター、ブログでも散見され、手書きでも存在します。ヒトの本能的な感情動態が成す表現手段なのでしょう。

 

画像)https://friday.kodansha.co.jp/article/324024

 

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分かり易い例を先ず挙げると、大腰筋や腸骨筋の伸張(ストレッチと解釈しても可)目的でマッケンジー的な体操をしたら、途端に腰部痛と下肢痛が増悪し、現状を理解出来ずに救急車を呼んだ話が良いかもしれませんが、生理的に前弯を示す腰椎を過伸展(股関節の伸展と解釈しても可)させると、

 

当該部に起始~停止する筋群は伸張される一方、椎間孔が狭窄傾向を示し、当該部から頭を出し末梢に走行する神経群を傷めつける可能性が生まれる構造にヒトは出来ています。その結果が左記となりますが、ヒトはひとつの物事に焦点を絞ると、併行して併発する物事に気が付けない傾向になります。

 

>>「押して」の部分は「押したまま」刺針部位まで針尖を運んだ後、「押したまま」の手を離せば「押した」ぶんだけ戻ります。針は身体にとって異物の侵入の為、筋細胞が生理的/自律的に収縮して排除しようと機能します。結果、押したぶんの距離だけ戻ってきます。そうなるとそれは刺したい部位に刺さっていないを意味する為、その可能性をゼロにするには「押さない」で針を刺すのが自然な結論になります※図)。

 

それと同様、刺針部位の距離稼ぎに押手の押圧する力を高めると、距離は稼げる一方、当該部位までの内部組織の内圧が高まる為、今度は治療由来の疼痛が高まるデメリットが発生します。これは術者都合によるもの、それで発生した不要な疼痛は術者都合の動きが原因で、この問題の解決には術者都合を除去すれば、疼痛が軽減される可能性が高まります。

 

当たり前と言えば当たり前ですが、これに限らず何かデメリットが発生している可能性が頭を過った時は、術者都合で動いていないか見直す事で、デメリットが生まれない工夫が数多く出来るかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02Mcj4kqY7GrYU6CbdbssrHK5JsQgiKTLeWhv7NBZjeAkhvQnc7y4yDsJpPaeYkTDjl

 

>>この壺やお札を買えば癌が治るとか、この財布やハンコを買えばお金持ちになるとか、この浄水器は新型コロナをシャットアウトするとか、スタートもゴールもよく分からない話が蔓延し始め

 

これらはヒポクラテス以前の思考と手段の応用を垣間見れ、良く言えば伝統、悪く言えば怪しい、となり、それなら今はと言えば、良く言えば革新(と見せかけた破壊)、悪く言えば人殺し、となるので、どちらも嫌なものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0365Qxzzox1TNTfvZheoS7537DFQ5DV462xYZAvYy1U44WAvSb5SSt2inejo7hxptCl

 

誰かを殺めたく実行に移す場合、心神喪失無罪(俗に言うキチガイ無罪)を狙う為、前以て精神科に受診して通院歴を作っておく事例もあるそうです。それはそうと、参考までに厚労省経由の資料、Q1を見ます※1)。このようなクエッションが存在する背景には、そのように捉えられてきた何らかの蓄積と、

 

>>でも、マスコミで「容疑者は精神科に入院歴・通院歴がある」と報道されると、事件には関係なくても、精神障害が原因で事件を起こしたと思い込んでしまうことが多いんじゃないかな

 

もあるかもしれませんが、この手のニュアンスを含んだ報道の後は、どこかの団体が「精神障害と犯罪は関係ありません」と反論するまでが大概セットですが、後者の反論は前者の報道ほど拡散力はなく、能動的に調べない限りその発信に辿り着けない場合も多いでしょう。

 

精神障害とは誰かが名付けた結果でしかなく、その誰かが居なかったら名付けられる事もないだけの、曖昧なものに過ぎないと考えていますが、その個は、向精神作用性物質の服薬が高確率で存在する点は見る必要があります。犯罪の惹起確率は、曖昧な精神障害という概念では惹起されず、向精神作用性物質の服薬の有無(及び種類)で変動すると考えています。

 

向精神薬の処方量は、精神科と心療内科を合わせた量と、他科の量を比較すれば、他科が数値的に多く、また、服薬でタガが外れた攻撃性や衝動性等の惹起は、服薬契機となる症状問わず薬物による反応によるもので、服薬者のみならず社会まで壊す可能性と事例を数多く挙げてきました。

 

そうなると、その個の精神科や心療内科の通院の有無、或いは精神障害との診断の有無とは関係なく、服薬歴の有無で見たほうが、肌感覚でも自然に受容出来る事例も多いと思います。

 

※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/.../sougo.../2010/04/dl/0427-1-66.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0axhWANF44TZnputocr5KkS2cq3PKnfwuJB5ubm4kgXyuh4VRFHLdLpzi5wzR99FFl

 

>>服薬中で例を挙げれば、薬効自覚の有無問わず服薬している事実性がある以上、体内反応は共通するのか、よくある「飲んでも効かない」「副作用は感じない」「飲めば効く」、だから「離脱症状は出ない」「止めても問題ない」の図式は成立せず、薬効自覚の有無は離脱症状惹起の有無と無関係

 

逆にこの感情的な図式が成立する環境は集団から生まれ易く、リスキーシフトの1つと捉えられます。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 27 2023/6/8~2023/7/16

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何れのタイミングもヒトとヒトとのやり取りは不可避なので、どうとでも言える(言えてしまう)側面もあり、それは向精神作用性物質絡みのヒトとヒトとのやり取りのみならず、全てで共通すると捉えています。

 

不必要なストレスを1つでも回避するなら、極端な結論としてはヒトそのものが不必要な存在となりますが、それは不可能なので、妥協論として閾値を下げながら、時にその過程で痛みを自覚する可能性はあるも、過ごし易い環境を手探りで時間を掛けて整えていくのが適切なのでしょう。

 

何より人為的に発生したトラブルやアクシデントは、自然的に発生したトラブルやアクシデントと比較すると、複雑化し易く、且つタチの悪さと後味の悪さ、妙な根深さが残りがちです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0E1pRzqdf9K66Qvt8tCbFnv5MbauKrwqV7BWgzPdmYXCZ1z3pn6qAvhMuFuZiQV3Kl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../3eefe6d473736539573de04f1d76...

 

>>検察側の証人尋問も行われ、向精神薬の効果や副作用について研究する医師が「薬の副作用として、車を運転するなど複雑な行動の症例はほとんど聞いたことがない」と証言した。

 

御用学者的発言の見本です。どのような研究をしていればその発言に至るのでしょうか。勿論、

 

>>アパートに侵入して20代女性から現金を奪い、わいせつな行為をしたとして、強盗・強制性交等と住居侵入など

 

や、関連記事の

 

>>女性を包丁で脅し、口などを粘着テープでふさいでわいせつな行為をした

 

は良くないですが、「薬で日常的に記憶なく」は有触れ、運転は勿論、電話を掛けたり、スーパーに行き買い物をしたり、冷蔵庫を開け食材を選び、包丁や火を使って調理をして食べて片付けたり、職場への移動も就業中も全て「記憶がない」は散見され、今件のように、他者への危害も自害も抵抗がなくなるのがこの類の薬物です。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02juJwDoHFZeFzg97ncjB6atqtUiUFFiyvJKYe1LQ8LDLNL4wDLHdVSSRzuHGgt4eal

 

https://news.yahoo.co.jp/.../57d0de0db9a1e0ad5ee9f94fc49d...

 

>>サイレースを溶かしたいちごミルクは真っ青になる。SNSにこれを飲んで口の周りを青くした画像を投稿しているキッズが溢れているのを見ると、「病みカワ」の一種

 

サイレース(2018年に販売中止のロヒプノールも)(フルニトラゼパム/ベンゾジアゼピン)は青色1号で着色され、他人の飲料に混ぜて飲ませて眠らせ犯罪を犯す防止策とされているのですが、このような使われ方もあるとは思い浮かびませんでした。

 

それはそうと、アメリカのフィラデルフィアケンジントン通りで散見される薬物摂取者の運動動態は、自分都合で構築された物差しと合わなければ、直ぐに薬物で蓋をしたがる精神構造を持つ性質の結果、精神病床数は日本が世界一を誇っているので、遠出せずとも何処でも観察は可能ですが、それが難しいなら今はトー横が適しているのかもしれません。

 

市販薬→処方薬→違法薬と段階を進めるのは、時代や国問わず、また、個人或いは集団でも同様な道程が確認出来ますが、100歩譲れば、処方薬迄であれば例外はあれど、製造工程も厳格ですからムラはないものの(1粒1粒を計量器で測れば結構違うんですけどね)、違法薬となれば同じ名称で販売されていても、無効(無成分)から即死まで幅広いものです。

 

また、トー横に限らず2022年にはタイで大麻が解禁(名目上は医療目的ですが、ほぼほぼ無関係)されて以降、日本人がタイに飛び大麻を吸っては中毒で搬送される等、大人から子供まで際限なく薬物が好きな事は変わらないものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0taSZqUc29uCaPjUEcvKVqAKmkz5y2NS4Eg6nYzX64K7qWRYSYBovAa5vwbcqdU88l

 

ヒトは進化の過程で機能性を優位にした部位の弊害は脆弱性で、その上で各々の生活環境は異なる為、受傷理由や受傷部位に差異は見られますが、当該罹患細胞の帰結的な状態は共通していると推測されます。

 

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十把一絡に「血管拡張=罹患細胞の回復」なら、一時的に息を止めても、紐で縛っても、手で圧迫しても血管拡張は起こりますが、これらの行為では回復に寄与し難い理由を考える必要があります。また、シェアの内容は罹患細胞の状態は病期で変異する為、時間軸的に炎症が自然消退した部位に抗炎症剤を放つも無効例となる話題です。

 

麻酔は多くが思い描く鎮痛作用だけでなく、血管に散在する交感神経の機能喪失で、血管拡張も併発します。それを理由に、バイアスピリンやワーファリンの服薬者には当該治療を控えるよう伝える場合もあるのでしょう。ここまでのまとめとして、

 

1)一時的に息を止める、紐で縛る、手で圧迫しても血管拡張は認められるが、当該状態は低酸素状態を意図的に惹起した結果、生理的な酸素分圧保持の機能による血管拡張作用

 

2)麻酔による血管拡張は、血管に散在する交感神経の機能喪失による血管拡張作用

 

この2点の共通は、両者とも血管拡張は惹起されるも、罹患細胞に対しての栄養因子が生合成されない環境下での拡張作用と分かり、また、「血管拡張≠罹患細胞の回復」と表現も出来るようになります。

 

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>>落ち着くどころか、精神状態がますます不安定になっているように見える※1)

 

>>錯乱といっていい様子※1)

 

>>いまでは取り調べすら不能な状態※1)

 

>>時間を追うごとに、言葉が要領を得ないようになっています※1)

 

>>自分が引き起こした事態の大きさを、時間の経過とともに自覚し、その重圧に押しつぶされてしまったのか※1)

 

仮に本人もハルシオンサイレースを過去から服薬していた場合、濃度維持を求める服薬契機の症状群ではなく、睡眠目的で頓服的な使用が見られた結果、宅内に在庫を抱えたと考える事も出来ますが、同一神経伝達物質をエンハンスするアルコール摂取も見られる為、(それ以外も考えられますが)双方の状況を箇条書きすると、

 

1)頓服的なベンゾの服薬

 

2)アルコール摂取

 

この2点が後の離脱症状のリスク因子になる理由に、先ずは離脱症状が出難い服薬背景として、濃度維持が見込める服薬内容と、それの飲み忘れや服薬時間のズレもなく、且つアルコールやバルビツール酸、プレガバリンやバクロフェン等その他のGABAをエンハンスする薬物の服薬が見られず、NSAIDsや一部抗生剤等のGABAをリデュースする薬物の服薬もない背景が見られます。

 

要約すれば、アゴニストであれアンタゴニストであれ、標的となるレセプタという畑を荒らさない服薬歴があれば、離脱症状そのもののリスクは確率的に低く、逆に頓服的な服薬方法や、今件であればアルコール摂取、減薬絡みなら隔日法の選択が、離脱症状を遷延化/重篤化させる傾向にあり、それは力価や服薬期間、作用時間に依存しない傾向にあります。

 

離脱症状は一般イメージの短/長時間問わず、症状が完成する傷病とは異なり、経時経年的且つ指数関数的に進行増悪(既存症状の増悪、新規症状の発症と増悪)を示す場合もあり、冒頭※1)も離脱症状の病態と類似し、仮に措置入院※2)で何らかの薬物を入れても、抑えられない事例も珍しくないものです。

 

事情はどうあれ一旦は一気断薬で一定の時間が経過した可能性もあり、自律的なレセプタのレギュレーション変化と薬剤過敏が見られれば、入院先でベンゾを入れても、薬剤過敏で経時的に増悪する可能性もありますし、何の薬物を入れなくても、離脱症状で経時的に増悪する可能性もある厄介な両面を持ちます。

 

>>自殺の恐れが強いとの判断から精神科の専門病院に措置入院している※2)

 

ここまでは仮定でしかありませんが、この状況は今後メジャー系の処方が一般的となり、その場合、本人側的にではなく、処方側的に前向きな反応を示した様態になる可能性はありますが、そうなると、ヒトそのものとしての動きを止められ、普段から書いている、どこか削られた人間が出来上がる可能性があります。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../80d536ce5a02074f63389c38826a...

 

※2)https://news.yahoo.co.jp/.../71f02c18cf133589964f12180176...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid03o2VZza5o55hkcoULb4yReEMsaz6rTrqYs399Vs159SkDLJTwMSTEcyyUQu8Nfowl

 

>>左下腿部は痺れと皮膚知覚異常も

 

ここまで傷むと(この傷めかたでは)、神経の出処をほじくっても、はみ出ていたものを切り取っても、動かないように固定しても、セメントで形を整えても、パッと見はキレイになったとしても、症状という部分に寄与し難い理由は単純で、傷んだ神経は傷んだままだから、です。

 

無効例ならまだマシで、形を整えたり固定する事で、神経のテンションが変わって余計に悪化したり、その上下を傷めたり、切り取ったりほじくったりした事で、余計に不安定になってその部分、或いはその上下を傷めたりと、色々あるものです。

 

挙句は薬漬けにされ「精神病です」と言われ、元々は腰が痛いだけの人間が精神科に通い、入院し、そのうち自殺すると、周囲は「あーあのヒトはうつ病だったから」と、ありもしない話しで数日は話題になり、忘れ去られるサイクルがあります。

 

どこでも散見される歴史あるこのサイクルに歯止めが利かない理由に、諸々の情報がおかしい事と、そのおかしさを疑問に思わず良かれと思ってやり続ける事、無論それで死んでもやった側は悪気がない為、引き続き次のヒトにもやり続ける事が挙げられます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0koQQHhBuq2ofJ3DZRV7JJ2rh8xCBtj9rwxJkyUqiwa8Ptn7dFW3mKkQZ12pm9Yixl

 

サウナと精子の関係を調べていたら※例1)、ふと思い出したのが先日、小田急線の女性トイレに男性が入ってきて、駅員さんの回答が「LGBTの事があるので、自称女性の男性が女子トイレに入るのを止める事はできない」※2)となり、トイレの事は一旦さて置き、これが噂の銭湯なくなる問題かと思いましたが、確実にイタズラで女性トイレや女性風呂に入ってくる男性もいるでしょうし(※既にいるようですが…)、男性で関係のない私ですら、イタズラでなくても嫌だなと思いますが、

 

各地で悲鳴が起きても取り締まれなければ啓発も出来ない可能性もあり、そうなると泣き寝入りか私刑の対象となり、その人物は写真を撮られて拡散され、変な溝の深まり方を今後は展開していくと予想されますが、これに限らず、多くの迷惑や被害を出しても無理に強行し続ける事例は多くあり、この癖は何なんだろうと思います。

 

※例1)サウナへの高熱曝露は、Garollaらによっておこなわれた研究がよく引用されます。 精子の数と運動性が一過性に減少していること、精子ミトコンドリア機能やDNAダメージの障害がおこっていることを報告しています。 サウナを止めてから6ヶ月後には、精液所見は正常に戻り

https://medical.kameda.com/ivf/blog/post_150.html...

 

※2)https://rapt-plusalpha.com/76783/

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02M3AtPZtrXpnPkieLU8GUA3SpwVFisQX4ryktZokfHSgTHg6yjnUZF2tQY7VRosAEl

 

「みゃくみゃく」という名前に決まって久しく感じますが、ポスター通り当時は名称を募集していて、スタイルと色味から、充血しているヤバい何かにしか見えなかったものの、結果的に名前は「みゃくみゃく」と決まり、名付け親の思惑とは違うようですが、血管が脈を打ち続けている、或いはメドゥーサの頭を連想させ、個人的にはピッタリと感じます。

 

それはそうと昨日あたりに届いた知らせで、日本抗加齢協会が主催でヘルスケアベンチャー大賞が行われ、その募集をしています。団体でも個人でも応募出来るそうです。募集テーマは「アンチエイジングからイノベーションを!」との事です。anti-aging(抗加齢)とは、「頭を使わない事 身体を使わない事 寝てる事」が一番だと思っていますが、それ以上に良い手段があれば、私も応募したいと思います。

 

下にリンクを貼りますので、興味のある方は応募するのも良いかもしれません。

 

https://www.ko-karei.com/healthcare-v/

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0humRgbfrn7YXihxEeqhhiz9K98Prunmi8bBuc3gQMLY18xkvv58pXMF4DqpDn3FEl

 

孤発性ALSがtdp43の運動神経を標的とする異常凝集が病理的指標と推測され、約15年経過します。当該タンパクの凝集による神経系へのダメージは、左記病態に限らず他の進行性の神経変性疾患への関与も見られ、加齢も理由に挙げられますが、>>焦点は「完成がなくなぜ進行し続けるのか」に限る 事には変わりません。

 

起因の1つと推測される、グルタミン酸の過剰流入による興奮性細胞死があり、それを理由に薬物ではリルテックが存在し、且つ海外では当該神経伝達物質の濃度異常を嫌い、進行性が示唆される神経変性疾患には、ベンゾジアゼピン系を代表とした、GABAのエンハンスを求める薬物の類は、

 

後のネガティブフィードバックによるグルタミン酸の過剰流入と細胞死を不安視する否定的な現状と、反面日本では、当該病状で不安や不眠が惹起された際は、肯定的、好意的にベンゾジアゼピン系やバルビツール酸系、アルコール、痛みや痺れがあればプレガバリン等の投与で、後のネガティブフィードバックの懸念を大きくしている現状を挙げました。

 

また、これら薬物の服薬時期がALSの発症前後問わず、常用的に服薬していた患者がALS発症後に、何らかの理由で減薬や断薬後、時系列的にも急速に病状が増悪した事例は私も数例ですが持っており、好発的な当該事例は、他でも同様な経過は観察されているはずです。

 

この状況は結論から書けば、服薬契機問わず進行性の神経変性疾患を患った場合、当該薬物は増やすも減らすも一旦は今以上動かせない事が挙げられ、また、病態の増悪にGABAのネガティブフィードバックが関与している可能性もあります。これら代謝要求の上昇とその病状に、神経走行と障害が乖離した表現を見せる解離性小手筋萎縮も示唆されています。

 

その上で冒頭のtdp43に戻りますが、当該タンパクとGABA、或いはGAD(グルタミン酸からGABAを生合成する際に触媒となる酵素グルタミン酸デカルボキシラーゼ=Glutamatedecarboxylase)の関係性を見ます。

 

>>RNA結合蛋白質TDP-43の機能における変化は,筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病因,運動ニューロン変性をもたらすヒト運動系の壊滅的疾患,およびよく知られていない分子機構による寿命の減少と関連する。それに関して,グルタミン酸デカルボキシラーゼ酵素(GAD1)の発現レベルは,グルタミン酸を{γ}-アミノ酪酸(GABA)に変換することに関与し,TDP-43に変異するALS患者に由来するTBPH-ヌルハエと運動ニューロンでダウンレギュレートされ,GAD1の調節の欠損が神経伝達物質バランスに影響することにより神経変性をもたらすことを示唆※1)

 

この状況からも、GABAがネガティブフィードバックされた結果論として表出される全身状態は、進行性の神経変性疾患でなかったとしても、外因物質で当該神経伝達物質のエンハンス(リデュース物質も含む)を求めているケースでは、服薬している以上、常に慎重性を持つ重要性が窺われます。

 

※1)https://jglobal.jst.go.jp/detail...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0chajTpKTynhsYjS76djKZdoyM5dov9dXLeCN36MWMrUk9xFYg23U4JbbSPAB9JgZl

 

https://www.bbc.com/japanese/66016413

 

オピオイドの元祖は、天然由来であればケシの実の果汁を乾燥させたアヘンかと思いますが、幾らか時代が経ると中毒/依存の指摘があり、その治療としてアヘンからモルヒネを生んだ際、モルヒネには中毒/依存はないと、アヘンの中毒/依存に困っている方々へモルヒネを投与すると、今度はモルヒネの中毒/依存となり、それであればと、その治療としてモルヒネからヘロインを生み、ヘロインには中毒/依存はないと、モルヒネの中毒/依存に困っている方々へヘロインを投与すると、今度はヘロインの中毒/依存になりと、

 

物質置換が治療に繋がらない事は既に示唆されており、使用量次第ではあるものの、力価的にはアヘン<モルヒネ<ヘロインの為、力価を強めて抑え込む行為が治療という解釈で行われていた事を当時から知れます。そしてフェンタニルは、モルヒネの100倍、ヘロインの50倍の力を持っているようで、先日も触れましたが、動画※1)の通り飛散した粉末で意識を失う程であったり、僅か2㎎で致死量に到達すると言われています。このように、オピオイドの歴史を少し振り返るだけでも分かりますが、

 

物質置換が世間で表現される中毒/依存の治療とはならず、もしそれでポジティブな反応を得たい場合は力価を強める、或いは投与量を増やす一方となり、また、これら出始めは「中毒/依存はない」と謳われる傾向も今と変わりません。

 

※1)https://www.youtube.com/watch?v=Ngp78HLkieM

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0GZ3LR2tZrmAuYsJvs65fTygCLigea1UTsHrtPYDxCZ2kp5vDSuKVjDBbXxgD8oDSl

 

斜刺か横刺では抜管時は針柄の重さで垂れ、針柄の溝が切られている部分で、針管の末端が引っ掛かり、切皮した針が持っていかれる事が稀にある為、針柄のデザインを変えました。副産物的に、抜管時に針管が溝にカリカリと接触する、手に伝わるノイズも減り、疲労感も抑えられる印象があります。

 

その他、挿管時に針柄が表に出ている長さを1㎜ほど伸ばし、内径を更に絞りました。その辺りの話は一旦さて置き、今まで何気なく溝が切られた針柄を使っていましたが、なぜ針柄に溝があるのかを調べたところ、主に滑り止めが理由に挙げられていました。

 

溝の存在が滑り止めになる理由は、素手で針柄を掴む場合、術者の手指に付着している汗や皮脂の影響で滑るからなのかもしれません。その予防として溝が切られていたのだとしたら、私は元々グローブをしている為、滑る感覚もなく、スリックの針柄がよりグリップして良い印象もあります。

 

以前も書きましたが、素手の場合は衛生面の問題もありますが、針尖を進める上で抵抗が高い部位では、針尖を進めているつもりでも、持ち手が針柄を滑っていただけという不必要な状況に気を遣わないで済む事、それを回避する為、強く針柄を掴む必要もなくなり、

 

組織を越える際は抵抗が変わるのですが、目的部位まで針尖を運ぶとしても、幾層も貫通する必要がある為、※例)皮膚→脂肪→膠原繊維→筋膜→筋肉→筋膜→(中略)→筋膜→筋肉→筋膜→死腔→目的部位、その他どこかの脈管や骨膜に接触した際も同様で、各々の抵抗に簡単に負ける程度の力で摘まむメリットは、各々の組織に無駄なストレッチを加えずに済む事が疼痛回避にも繋がり、また、針尖の位置が把握し易くなる等、意外に多くあります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02kAH7dKuzBX1VLztbyxR2vFSHH1xr2Qt9ZEys5NY88z6ZXhca4RSpEhXYJVAzHG1Zl

 

挿管後、刺手は針管と針柄の2つを同時に持つ事になりますが※写真)、皮膚に接触するまでの動作の間、針柄の溝に針管が引っ掛かり、皮膚に針管を接触させても、針柄が溝に掛かり皮膚から浮いた状態に気付かないまま叩打すると、皮膚に針尖が着地した状態から刺入されるのとは力の掛かり方が異なる為か、不要な痛みを生む可能性があります。

 

そしてまたこの現象も、床に対して垂直に近い角度で針管を立てる直刺であれば、挿管時に針柄の溝が針管に掛かっていたとしても、重力に助けられて自然と落ち(又は針管の横腹を叩いて振動を与えると落ちてくれる)、針管と針尖の両者が皮膚に着地してくれますが、

 

針管を立てる角度が床と平行に近くなるほど、重力の利用が難しく、床と平行以上(針尖が天井を向く、打ち上げるような角度)になれば、針管と針柄を持つ刺手を離すと、針が滑り落ちる為(このタイミングでは持手が針管を掴んでいる)、工夫が必要になりますし、溝に掛かった状態に気が付かず叩打すると、針が跳ね返って飛び出してくる場合もあります。

 

それらを回避するには、例えば床と平行以上の打ち上げる角度の場合は、一旦適当な角度で切皮して、皮膚と針尖を噛ませた後、体内で転向しても良いかもしれませんが、体内での転向は不要な痛みを引き起こす可能性もある為、出来る限り、転向する角度は浅く、且つ回数は少ないほうが楽と思いますが、必要な場合は知覚神経が密集していない組織で転向すると痛みは伴い難くなります。

 

このような体内操作的な刺針転向は、針管の話とは反れますが、針尖による位置確認は安全面を考えても不可避で、且つ同一部位に刺針を繰り返す可能性が高い治療行為となる以上、度々述べている、今では注射針含め一般的な針体へのコーティング、シリコーン※3)が剥離して体内に残存するリスクを回避する為にも、ノンシリコンの針を使用する理由がここで生まれます。

 

それと同時に、前項では針管の内径を絞った話をしましたが、内径を絞り針柄と針管の遊びを減らすメリット※1)※2)や、挿管時に突出している針柄の距離を伸張するメリット※4)も挙げましたが、これら針柄と針管の関係性等々を考えていると、針管を使わない手段が適当に思えてきます。

 

溝の切られ方を4パターン挙げます。溝の切られ方、溝の深さで確率は変わりますが、抜管時はaやdのように直角(或いはそれに近しい)的な切られ方が術者側にあると引っ掛かり易く、挿管時はbやdで引っ掛かり易く、また、品質の問題ですが、針管の断端面にバリがあれば引っ掛かる理由になり、引っ掻き傷を作る可能性もあります。

 

これら管を使って刺入する方法は管鍼法と呼ばれ、その発祥はこちら日本、江戸時代に生きた杉山和一が始まりとされ※諸説あります)、針管の存在は日本では当たり前になっていますが、使ったら使ったで見えるデメリットもある為、先述の通り敢えて針管を使わない選択肢と、そのメリットも見えてきます。

 

 

※1)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5020935724664320

 

※2)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5026759767415249

 

※3)

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0ugfWksuK9TYxeoKKbvPBa7f8u3RByrXx1RBoKFAMNHPk4pU9j4Hp3TXuRMqKTRVVl

 

※4)

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5074372439320648

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid09yFAjvB5KPamZRC2t3Vi55pKCi2ejCTEk7V9Qcfvj1QALeQMqnazEiDRzS4NXBvkl

 

傷病名や薬物は、周りの人間の為に存在し、必ずしも当人の為に存在するものではない側面もあります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0GLvPXwxBrBB4RdVDXXZ1jSMaPNq3NyneC2xpvhKKWwgCMnwLGm9yMpCMTYgpdvxhl

 

「歯痛でNSAIDsを飲んだら膝痛も楽になった」が分かり易い例かと思いますが、シェアに沿うようL4/5とL5/sに置き換えます。写真を撮ってL4/5に器質的な異常が見られ、NSAIDsを服薬し、疼痛が軽減したとしても、L4/5が罹患部位であるとは断定出来ない理由は沢山あります。

 

血液に乗って全身を回る薬物は、何処が痛くても恩恵を受ける可能性があるものの、この現象が疼痛治療の発展の弊害になる理由に、器質的異常≠症状発症となる原因部位の可能性は高く推移している事、神経叢から神経幹、神経束から更に末梢へ走行する神経網は、脊椎高位を幾つも跨ぎながら複雑に走る事、仮に1本の神経が傷んだとしても、その症状自覚部位と内容の多彩さを知る事、傷んだ神経が1本とは限らない事etc…を考えると、

 

断定的に罹患部位を想定したアプローチは検討材料にはなるも、現場視点での治療にはなり難い理由もあり、また、先述を踏まえれば、L4/5が罹患か、L5/sが罹患か、或いはダブルクラッシュかの断定は不可能となります。それらが結果的に、標的部位を絞り倒した観血的治療後の無効例その他、諸々のネガティブな材料が生まれる理由に繋がるとも考えています。

 

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のどちんこの裏側の粘液をどうすれば洗い落とせるかと考え、冷水や常温の水でも落ちなかった為、熱く感じる程度のお湯で威勢良くゴロゴロとうがいを繰り返したところ、粘液も取れたと同時に強い爽快感を覚えたので、神経支配をカンニングしたところ、迷走神経の枝が伸びているようです。

 

副交感神経で主構成される迷走神経は、他に手軽且つ物理的に刺激を加えられる枝は外耳があり、耳かきがその気持ち良さとして教えてくれるのかもしれませんが、外耳は皮膚からの刺激、のどちんこは粘膜から入力される刺激の為、同じ求心性的な刺激だとしても、当該神経に与える影響は異なるのかもしれません。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 26 2023/5/9~2023/6/7

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>>ベンゾ⇒SSRISNRI等という切り替えも少なくないからだ。ここ数年は、「うつ病は誤診で、実は双極性障害でした」と言うプロセスが流行している為、尚の事急激な離脱症状を発症する患者層も増加傾向

 

当時は「うつ病は誤診で、実は双極性障害でした(※正確には「双極性2型でした」)」が流行りのように飛び交っていて、この事例はテレビでも取り上げられていたと記憶しており、その内容はありがちな「ちゃんとした病名が見つかって良かったね」のやり取りではありましたが、先ずその前提に、「うつ病」という名称で以前に診断を受け、恐らく手ぶらで病院は出ていないので、何らかの薬物が事前に入っている可能性は十分に考えられます。それが不眠でも不安でも肩こりでもこの場では一旦何でも良いです(問題はそこじゃないので)。

 

その上で、少なくとも当該人物がバルビツール酸ベンゾジアゼピン、アルコール等の摂取状況次第で、GABAの生成プロセスに異常が惹起した離脱症状の病像は、それこそ双極性2型のイメージとなる事例もある為、処方側の視点では、SSRISNRI等を処方したくなるのかもしれませんし、シェア内には記載がありませんが、統合失調症様も惹起されると思いますので、その場合はメジャー系だと思います。GABAはあらゆる興奮性神経伝達物質に対して抑制機能が働く事が示唆されている為、その抑制機能が働かなくなった興奮性神経伝達物質の働きを鑑みれば当たり前と言えば当たり前かもしれません。

 

※今回こちらを書くにあたり、「そういえば2016年当時はベンゾの添付文書に離脱症状の文言はなかったはず(※記載は2017年からです)」と思い出しながら、「現在のSSRISNRI、NaSSAには離脱症状の文言は追記されたのかしら」と幾つかの添付文書を見てみましたが、新生児離脱症候群※1)の記載はあるものの、服薬している本人に対しての警告は見た限りありませんでした。

 

前から問題視されている「抗うつ薬離脱症状はないよ」の発言の根拠(?)が添付文書からだとしたら、決してそのような事はなく、ベンゾも抗うつ薬もメジャーも中枢神経刺激薬もその他の向精神作用性物質の類も全て、離脱症状のリスクが存在していると考えたほうが安全ですが、未だに「ベンゾは安全、副作用なし、依存性なし」と言う話を聞く度、何とも言えない気持ちになります。

 

※1)https://www.pmda.go.jp/files/000240116.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0L8xVG6UpraxVYH3NK1LrimJQicVesKrHcz5Dabux5ZyF3kLYWCEGGLrgq6h3xv6gl

 

「AIでまとめられた情報を読む時の問題点を考える」

 

急性散在性脳脊髄炎(=ADEM)に限らず、ネガティブな事例は関連性がないものと取り扱いたい心情が根底に働く様子がシェア内の節々からも伝わりますが、先ずは当該現象の惹起の有無が記載される論文を漁る、次に有る場合も、時間軸の違いから無いとする、論文で有ると該当し、時間軸にも沿うと該当した場合、当該人物の基礎疾患の増悪がたまたま同時期に惹起された、或いは全く異なる事故が惹起されたとして無いとする、或いはそれらも該当せず、検査上でも問題ないとした場合、心因性、気のせい、年のせい、思春期、精神病とする、この流れは時代や国が違えど類似したフローが確認されます。

 

因果関係の有無は、対応したヒト(組織)が認める、認めないでしかありませんが、いずれも具合いが悪い事には変わらないので、具合いの悪さを何とかしようと何らかの手段を模索するにあたり、第一選択肢となる薬物治療の弊害が無視されがちになるのも常です。ただ、個人的にはこの部分が最も予後を変えるリスキーな部分と捉えています。参考までに2017年に各種療法をまとめたものがあるので、改めて見てみます※1)。

 

>>アセトアミノフェン、NSAIDs、ステロイドステロイドパルス、tnf-α阻害薬、抗リウマチ薬、オピオイド鎮痛薬、各種向精神薬、気管支拡張剤、抗認知症薬、免疫グロブリン療法、免疫吸着療法、血漿交換、Bスポット、高濃度Vc、脊髄刺激療法、認知行動療法、各種ブロック治療、漢方薬

 

恐らく、ここ最近のコロナワクチンで具合いが悪くなった時も似たようなものかもしれません。また各種療法にも、それぞれがそれぞれでリスクはあると思いますが、薬物は副作用だけリスクとして考えておけば良いものばかりではなく、服薬で標的レセプタがレギュレーションを変え、自己分泌能が変わり、何らかの契機で当該薬物が変化した時、分泌能の変化で体調に異変を感じたり、また、当該分泌能(分泌量)が落ちている手前、抑えつけられない分泌物で異変を感じたり、或いはその異常な分泌量が原因で神経障害に曝露したりと、様々な問題が全身に起きる可能性が考えられます。

 

ここまでの感情的なフロー、行為的なフローは今に始まった事ではない為、今更感はありますが、もう一度冒頭の論文云々のワードを関連付けしながら考えると、ここ最近はChatGPT等のAIを用いて情報収集に務める場合もありますが、AIの情報収集元はこれら論文も数多く含まれてくると思います。異なるAIチャットでは引用元を掲載してくれるものもありますが、その引用元の引用元も存在するでしょう。俗に言う一次ソースです。

 

大切な事に何らかの論文には、概ね全く正反対の意見を持つ論文が存在する事、そして両者共に人為的に手が加えられている可能性がある事、都合の良い意見を持つ論文を採用する、都合の良い意見を述べる学者等を採用する等、(※余談ながら当該問題のランキングは日本人が世界一で、その一位は骨粗しょう症の論文で、数多くの引用と臨床に応用されインパクトがデカすぎた為、その教授は責任を感じ自殺しましたが、研究者や科学者の怖いところはそれでも詰めるという流石感で、この点は臨床の場に出ていないスタップ細胞とは比較にならないと言われます)

 

元々ヒトの身体は分からない事ばかりですが、それらの正否が不明な情報をAIがファクトチェックする事無く収集し、ひとまとめにした上での文字情報はどこまで信用出来るかと言えば、どこまでも信用し難い面も生まれてきます。AIで簡易にまとめられた情報が得られる状況とはなりましたが、得た情報の不鮮明度は引き続き変わらない事には留意したいところです。

 

※1)https://ameblo.jp/fujiwaranohari/entry-12246147600.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0HX3dnBeKVXZWPPujCEvAEAHne7wx6kf43PLrRyAh3B5sKNvG6bLGH2qtR5WKHnsnl

 

>>どこが離脱か、どこが服薬の状態か、わけがわからないと言うのが現状です。常用量離脱する薬物のようなのでわからなくなってしまいますよね。

 

服薬による標的レセプタの変性を皮切りとした諸々の異常を予防、或いは最小限のダメージで推移させる為には、漫然と飲み忘れなく、飲む時間も一律で、薬を変えず(先発品⇄後発品含む)に過ごした事例に目立つ印象があります。これは界隈で離脱症状重篤化リスクと言われる、高力価、短時間作用型、長期服薬でも変わりません。ベンゾに関しては、日本は海外のように処方期間に制限はない模様ですが、だから日本はダメなんだ、と頭ごなしに否定して海外の見方や行為を見習うのではなく、それはそれとして、日本独自で集まる情報も大切にする必要があります。

 

またその逆に、飲み忘れが多く、飲む時間も一律でなく、或いは頓服で、または同一レセプタが標的となる薬物を別旨で飲み、また、今いまの状態に対して薬を変え続けた事例が、レセプタの変性始め、諸々の異常が後々惹起され易い印象は引き続きあります。この傾向は、前者に置かれている方々であれば、後者の意味を知る由なく過ごす事になり、既に後者であれば、前者の服薬スタイルに様々な解釈で反発心を持つ可能性もあります。ただ、予後の安定感はどうしても前者に軍配が上がり易い傾向となります。

 

この類のアクシデントに陥った場合、何をするか、ではなく、何をしないか、の収集に努めています。そしてそれは皮肉にも、具合いが悪くなった方々の考え方やそれに伴う行為とは、かけ離れていく特徴と傾向があり、それが一番の課題と捉えています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02C7cTfJeye5YkxySwcagBvXHHvbgWnoSEdXaduDYgkUkxmWFSq4JLv8arWBucWKocl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../8d55fb566bb016125cab7f0fd5d9...

 

>>従来の調査を基にしていては、革新的なアイデアは生まれない

 

>>アプローチの基本は、常識を疑うこと

 

2012年以降、話題を目にし易い状況下に置かれた※1)アニサキスの食中毒問題もありますし、正露丸に対抗して「アニサキス殺しの味の素」等のコピー※添付にイメージ)で、グルタミン酸ナトリウム(以下MSG)のニーズが生まれるかもしれません。対ヒトでは濃度次第になるものの、MSGは神経毒性が惹起されるネガティブなイメージが根強く、払拭は難しいものです。

 

先日私が試した時※2)も、「アニサキスに GlutamicAcidのレセプタが無ければMSGを添加しても行動抑制は惹起されないよね」と事前に情報が無いか見るも、明確な回答は得られませんでしたが、大概の生物にあると考えられます※3)※4)。ただ、アニサキスの行動抑制が得られても、同時にヒトも行動抑制その他神経毒性に曝露する可能性もある為、本末転倒になると思います。それでも良ければ的な話になりますが、結論としてはやはり難しい事には変わらないかもしれません。

 

※1)https://www.mhlw.go.jp/.../shokuhin/syokuchu/05107.html

 

※2)https://ameblo.jp/fujiwaranohari/entry-12789376772.html

 

※3)https://jglobal.jst.go.jp/detail...

 

※4)https://www.jstage.jst.go.jp/.../jpest.../15/4/15_4_605/_pdf

 

※参考)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jcpa.or.jp/labo/pdf/2018/mechanism_irac.pdf

 

※画像)https://jaa2100.org/entry/detail/032276.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0xeYMqpnqwYKhkLgga7PJFHzrjhcGMiCiTYtFMkFNTCWFaR6NqFJGjGzB9DyKJFgGl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../1486ba067e3a4a456fa8ec8ecb57...

 

どの業界でも同じかもしれませんが、同じ物事を取り扱うにあたっても、それぞれの立ち位置で、見る情報、見える情報、入る情報、入ってくる情報、そして同じ情報でも、現場感覚や、取り扱うツール等々から、見え方や見方は異なると思うのですが、

 

>>医師の指示どおりに飲む場合は問題ない

 

そのような事はなく、向精神作用性物質全般は、誰の指示でも多少の問題が起きる可能性はあり、誰の指示がなくても多少の問題が起きる可能性がある、印象があります。その為、向精神作用性物質は、誰にも取り扱える代物ではない、です。それはそうと、初めこのニュースが流れ始めた時、一酸化炭素中毒の疑いも挙げられていましたが、狭い車内なら未だしも、地下がある2階建てで、更に目張りもせず2人と1人は別部屋となると、それは難しいのではと思いました。

 

ここから先は語弊まみれですが、死亡した2名が向精神薬の過剰服薬で亡くなったとしても、随分上手に両者共に同室で死ぬ事が出来たのね、が第一印象です。先ずはそれがベンゾジアゼピンであれば相当量が必要ですし、バルビツール酸でもそこそこ量は必要です(勿論、この2種とは断定出来ないですが)。

 

76歳と75歳の年齢を考えると、致死量を錠剤のまま飲み切れるとは考え難いので、水等で溶かして飲んだ可能性もありますが、それぞれの布団横に溶かした容器が置かれている情報もない事、その上でお母さんは死後硬直(※死亡から約2時間経過後から始まり、半日や1日でピークとなる為、一定時間が必要)が始まっていた事を考えれば、同一量を両者が飲んだとしても、多少の時間差は考えられます(勿論、普段から常用していれば耐性等の問題もありますし、代謝酵素等々の個体差等、数限りなく理由は挙げられますが…)。ここまでを一旦まとめると、

 

1)ベンゾジアゼピンバルビツール酸だとしても、錠剤のまま致死量まで飲み切るには体力が必要

 

2)錠剤のままで飲み難いとなると、水等で溶かす必要があるが、それぞれが溶かしたのか、或いは誰かが一括で溶かして分けたか

 

3)布団横には、溶かす為に使った容器は置かれていない

 

4)お母さんは既に死後硬直が確認されている

 

発見時点で、お母さんの死後硬直のみが確認されているのであれば、最低でも2時間程度はタイムラグがある為、そうなると先ずは、

 

5)お母さんに誰かが飲ませたか、お母さんが自分で飲んだ

 

そして、お母さんの死亡が確認された後、

 

6)お父さんに誰かが飲ませたか、お父さんが自分で飲んだ

 

そうすると、

 

7)その空き容器は誰かが回収して片付ける必要がある

 

その誰かとは

 

8)地下室で服薬して首吊りし、未遂に終わった人

 

とはなります。宅内に向精神薬がなかったとしても、そもそも一家心中であれば、宅内に残っていても関係ないと思うので、取り合えず全ての向精神薬を使用した(※後述あり)だけで、それは議論の対象とする必要もありませんし、

 

>>関連する薬物や容器は見つからず、土足痕など一家以外の第三者が関与した形跡はなかった

 

仮に残したくなかったら、最低でも両親の死亡後迄に、残薬も、薬物がパッケージされている容器も、水に溶かしたとしたらその容器も、トイレ等から詰まらず幾らでも流せる方法もありますし、そしてそれはそのタイミングで生きている人間でしか出来ないと思います。その上でとはなりますが、もう一度先程の「普段から常用していれば」に戻ります。もし未遂に終わった人間が常用していたものを両親に配分し、仮に全員が同一量を服薬したとしても、常用している場合、耐性の関係で1人だけ生き残る可能性はあります。

 

また、向精神作用性物質の添付文書の副作用欄を見れば、全ての薬物に記載はされていないと思いますが、自殺念慮、自殺企図等と記載されているのが分かるかと思います。この手の薬物を常用的に服薬していると、何の理由も前触れもなく、突然、電気のスイッチをオンオフするように、自殺行為に及ぶ場合もありますし、何らかのネガティブな話題が本人に降り注げば尚更です。

 

この自殺念慮や自殺企図は、服薬中のみならず、減薬や断薬過程の離脱症状が惹起されている場合でも同様に起こり得ます。それらを一切合切回避する為には、初めから飲まない事です。冒頭にも書いた通り、この手の薬物は誰にも取り扱える代物ではなく、仮に服薬していたとしたら、一旦のエンドポイントとなる断薬、そして断薬後に至るまで、如何に離脱症状を惹起させずに、或いは最低限レベル、日常生活に大きく支障の出ない範囲で推移させて収束させるかが肝要となります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Jk9Bz7ybruTjGY5VQi7YhXobocUXrr6GWiwyn2Pej7hCCYZKV317KMiqGaM46i5fl

 

>>いざ離脱症状と既知したうえで情報収集をすれば、現在はテーパリング系が主流となっていると思いますので、それに沿った情報群を見ることになるかもしれませんが、その情報を見るにあたっても、「もしかしたらこのヒトは、そもそも急断薬でも平気な可能性の高い服薬歴や嗜好品歴を持つヒトで、緩徐な減薬とステイで不和を自覚せず断薬まで漕ぎ着けた体験を以て、テーパリングであれば大丈夫と表現しているのかもしれない」と推測することが大切

 

>>急断薬により年単位で症状固定様状態に陥っているケースや死亡例(主に心血管イベントの急性発症による死亡や自殺/不審死になると思います)は古くから数多く存在しますので、それらの情報も説得力も増し、緩徐であれば問題ないとする思考の刷り込みに繋がり易いのですが、緩徐でも生活に適応出来ないレベルまで重篤化するケースの存在も知る必要

 

>>「ゆっくり減らせば治る」「ゆっくり減らせば大丈夫」の直結的な観点は間違い

 

先日、常用量離脱症状離脱症状の惹起リスクや重症度を観測する指標に、服薬歴、服薬背景を読む重要性を挙げました※1)。この部分は今まで何度も取り上げてきましたが、第三者的な視点で見ると、薬物(=物質)はイコールとしてレセプタにダメージを与える1つの契機と捉える事も出来ます。重症度リスクが高い前者には隔日法も含まれ、重症度リスクが低い後者には漸減法が含まれ、また、薬物で標的レセプタのレギュレーションの動態変化に抑制を掛けても、常にヒトは自律的/生理的にレセプタのレギュレーションを、自律的/生理的に機能出来るように、動態変化し続ける可能性にも触れました。

 

その動きがある為、例えば当人が無理な減薬や断薬に励み、以後も忍容が厳しい状況が一定期間経過した後に、以前と同一量に戻しても、全くの無効例が生まれたり、或いは当該薬物他、様々な物質に対し過敏性を備えたりするのも、ヒトが元々備える生理的な機能の弊害かもしれません。この観点で冒頭に戻ると、その薬物が幾らレセプタにダメージを与える(=レギュレーションを変性させる)可能性を備えていても、前者のレセプタの変性が慌ただしい服薬歴であれば、自律的/生理的な変性も併行して慌ただしくなり、後者の丁寧な服薬であれば、自律的/生理的な変性も緩やかになるでしょう。

 

ただ、後者が前者に切り替わる契機もあります。その1つが皮肉にも離脱症状という存在を知り※2)、ネットで情報を漁り、服薬内容も慌ただしくなり、重篤化していく事例かもしれませんが、ネットから得られる情報(フェイスブックツイッター、ブログ等の個人の発信)に、後者の服薬背景は、頓服以外はあまり見かけないと思います。

 

もしかしたら、飲み忘れや服薬時間のズレ等はさほど気にしていないのかもしれませんが、結果的な重篤化リスクが高い印象は否定し難い為、細かな服薬背景が不明な個々の情報を真似する行為はリスクが高く、また、現在も然ることながら、予後の観測も含め重症度を推し量る上で、いわゆる個体差と呼ばれる部分に、服薬背景が大きく関与していると考えています。

 

前者※1)>>飲み忘れが多く、飲む時間も一律でなく、或いは頓服で、または同一レセプタが標的となる薬物を別旨で飲みを、また、今いまの状態に対して薬を変え続けた事例が、レセプタの変性始め、諸々の異常が後々惹起され易い印象

 

後者※1)>>服薬による標的レセプタの変性を皮切りとした諸々の異常を予防、或いは最小限のダメージで推移させる為には、漫然と飲み忘れなく、飲む時間も一律で、薬を変えず(先発品⇄後発品含む)に過ごした事例に目立つ印象

 

※1)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0HUR6TP6cafGdGz1LRzJ6htyZJg5MQsK2eTeTMp2kutdKGHwqqNyokSRKVFb2JgKDl

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※2)

https://drive.google.com/.../1G9.../view...

テキストの目次

P1 知ったばかりにの弊害

P4 ステイで亢進したら減らすしかないという話題について、現場からの実際

P4 安全性の担保を制度と回復例に求める危険性

P5 同一患者の同一原因部位と推測される症状群の症状改善速度と治療抵抗性の理由を考える

P10 病名や障害名、症候群の拘りや縛りを捨てることは出来るだろうか

P11 ベンゾを代表とする離脱症状とはそもそも何者なのか

P13 自然発症と非自然発症との病態解釈に壁はあるのか

P15 再服薬から断薬後までの経過から離脱症状の本態を推測する

P17 断薬後に継続する離脱症状から常用量離脱症状の本態を推測する

P18 個の安全は集団と歩調を合わせる事で奪われる

P20 ベンゾ減薬後の再服薬が突貫工事になりがちな理由を改めて考える

P22 アセチルコリン放出不全に伴う筋収縮機能の低迷

P24 向精神薬由来のALS様症状の成り立ちと周辺事情

P28 交感神経の持続的亢進による脂肪及び筋減少の成立と改善

P30 離脱症状は薬物調整で治らないと気付く必要性と重要性

P32 知覚神経症状を、口腔/頭部/顔面症状から治療反応性を踏まえ、周辺事情と共に理解を深める

P34 病勢増悪の抑制と新規症状回避の重要性、離脱症状の成り立ちから症状との接し方

P36 消化管活動抑制に伴う全般的な常用量離脱症状増悪の可能性

P38 孤発性ALSとベンゾ離脱から、グルタミン酸レセプターのサブタイプの差異による罹患状況を考える

P40 向精神薬由来症例の前提の差異を埋める

P41 ベンゾ離脱の急性症状と慢性症状を、シナプス間隙間ギャップと興奮性細胞死に置き換えて考える

P44 ベンゾ単剤症例の病態を単純に考察する

P45 ベンゾ離脱の慢性症状に対する再服薬後のシナプス間隙の事情を考える

P47 ベンゾ離脱を薬物調整で対峙する難しさを考える

P49 治療作用による奏功症状群を改めて考える

P50 向精神薬投与を未然に防ぐ為には初発の病態を知る事が大切

P52 脆弱部位を事前に知る重要性

P54 服薬契機の症状と脆弱部位を、惹起した離脱症状から読む

P59 今の生理と脆弱性を知った上で考えるベンゾ結合部位の状況

P60 ベンゾ離脱を背景に抱える中で考えるグルタミン酸脱炭酸酵素の働きと日常生活の送り方

P60 ベンゾ離脱を背景に抱える中で考えるグルタミン酸脱炭酸酵素の働きと日常生活の送り方2

P61 今の生理と脆弱性を知った上で考える日常生活の送り方

P63 中枢神経症状と高負荷のステロイド薬介入による再燃例

P64 ベンゾ離脱の基礎病態の持続に伴う脆弱性事例(ALS様症状/筋減少)

P70 ベンゾ離脱の進行病変の抑制手段を考える

P71 抹消循環改善の是非

P72 ニューロンアポトーシスを最低限に留める

P72 ベンゾ離脱が脳細胞の栄養を変化させる事を前提とした取り組み

P73 ドパミンの前駆体となる摂取の是非

P73 GAD(グルタミン酸デカルボキシラーゼ)の特性を理解する

P74 GLUT1(グルコーストランスポーター 1)を理解し、先天的な機能欠損疾患と改善手段を交えてベンゾ離脱へ応用する

P75 血液脳関門の未成熟期及び脆弱性のタイミングを知り、ベンゾ離脱へ応用する

P75 常用量離脱症状が起きたら、GABAレセプタを回復させる為に減薬しなければならないとする説の是非

P76 断薬後に残存する症状と症例から、離脱症状と表現される中枢神経症状/脳神経症状と改善後の脆弱性を理解し、慎重性を高めた服薬を今からでも検討する

P77 「薬効自覚なし = 一気断薬は問題ない」「ベンゾ以外は離脱症状がない」「2~4 週間の漸減を経れば離脱症状は出ない」「〇〇病は治ったから薬は要らない」「離脱症状は良きものだ」の誤った理解

P78 ベンゾ離脱症例の治療応答から見える基礎病態と将来性

P80 ベンゾ離脱の持続性と不安定性の理由、リスク回避の手段を考える

P82 神経適応の負の側面

P82 断薬後も残存する症状から基礎病態を考える

P83 神経細胞の受傷要因と初発損傷部位を考える

P83 神経細胞の破壊要因を知る

P84 既に破壊された神経細胞の今後を考える

P84 経口による栄養の消化と吸収、代謝の問題

P85 ベンゾ結合部位の回復を考える

P86 治療反応性を辿る事で見えるベンゾ離脱の基礎病態

P87 断薬後も残存する症状群から病態を読む事で回避出来る服薬中のリスク

P88 ベンゾを飲んでいるから発症するのではなく、ベンゾで傷めたニューロンシナプスが原因となり症状自覚に繋がる生理的現象 = 症状である事を理解する

P95 ベンゾ離脱の深刻さは反応部位に比例する

P98 様々な事情で混迷を極めるベンゾ離脱の今

P99 薬物の害反応を無視した上で既存傷病名に信頼を寄せる弊害

P101 中枢神経性疼痛や多彩な自律神経症状が有名になる歴史の傍には必ずベンゾがいる

P102 認める認めないの論争と回復は別な話

P103 症状の成り立ちと重症度を決める原因、病態を考える

P104 服薬契機に至る症状=その個の脆弱部位

P104 GABAが強化されるイベントはベンゾの服薬に限らない

P105 レセプタや結合部位に脆弱性を抱えたデメリットと、十数年の服薬から一気断薬しても問題のない例から前者の安全を考える

P106 現場感覚から見えるその個の離脱症状の軽重

P106 急性と遅発性の両者を持つ病態は神経細胞壊死がイメージに近い

P108 ベンゾ離脱(又は自然発症の脆弱性モデルの成立)と気が付くか、既存傷病名を受容するかによる将来性の差異と現実問題

P109 中枢神経の栄養濃度は血管径に依存しない可能性と既存概念

P110 GABAは増やし過ぎても全身性疼痛が惹起される可能性

P111 堅牢性を持たない人間と症状との向き合いかた

P112 ストレス脆弱性モデルの成り立ちを、自然発症例とベンゾ離脱由来例で考える

P113 グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD65/67)の欠損マウスから見える GABA の機能的な役割を、ベンゾ離脱を交えて考える

P114 HPA軸が機能している段階でのコルチゾル増加 = 炎症メディエータの発動 = 身体/精神/環境ストレスの暴露中である可能性を知る

P114 急性期以降に残存する症状群と既存治療手段の反応性から基礎病態を考える

P117 既存傷病名ありきのネックを考える

P118 飢餓反応と網様体のGABA作動性ニューロンの動態からベンゾ離脱とsplit hand syndromeを交えて考える

P121 ベンゾ離脱の基礎病態を知り、一旦はベンゾを味方にする事は出来るだろうか

P123 GABAと体性神経の関係と症状群から、GABAレセプタ由来の症状群を考える

P124 GABAの自己分泌能の低迷期の身体/精神状態から、既存病態定義の誤りを考える

P126 GABAと炎症反応の関係から、GABAの自己分泌能の低迷期の身体/精神状態を考える

P127 GABAと炎症反応の関係から、GABAの自己分泌能の低迷期の身体/精神状態を考える2

P129 耳が鳴るように頭も鳴る

P130 高齢とGABA濃度の関係から、ベンゾ離脱の筋硬直系の理解を深める

P131 「統合失調症の治療はALS発症の機会を減少させるか」について

P132 寛解増悪自覚のタイミングから、離脱症状の病態を考える

P134 膝に水が溜まる理由から、様々な症状の成り立ちを改めて考える

P135 向精神薬と思しき諸症状も既存症候群名に置換される社会と身体的弊害

P135 海外ではどのような状況になっているか

P137 罹患細胞の修復状況と症状自覚の差異を知る

P141 中枢神経症状と高負荷のステロイド薬介入による再燃例

P144 リバウンドから推測する罹患部位の脆弱性

P146 コハク酸を生成する酵素欠損から、ベンゾ離脱の病態概念を考える

P146 GABAの代謝産物、コハク酸の消費/低下を考える

P147 ベンゾ離脱にTCAサイクル異常が在る場合のリスクを考える

P148 嫌気代謝の継続と捉えたベンゾ離脱の全体像

P148 ヒドロキシインドール酢酸までの代謝/生成過程の酵素欠損から、セロトニン絡みの離脱症状の病態概念を考える

P150 離脱症状や自然発症は、前駆物質の過剰/欠乏や、酵素/補酵素に原因はない理由を考える

P152 ベンゾ離脱は興奮性神経伝達物質の亢進に選択性のない理由と、セロトニン/ノルアドレナリン関与の併用薬剤との離脱の両者を兼ね備えた身体状態を考える

P155 時間経過による自律的な機能の弊害を、アップレギュレーションを示唆するタイミングで考える

P156 離脱症状と呼ばれる中枢神経障害が遷延化する理由に、濃度異常による神経細胞死の背景と、検査所見なしの理由を考える

P157 着地点はどのような状態で、どのような表現をすれば良いかを考える

P158 ベンゾ離脱によるTCAサイクル異常の可能性を、モノフルオロ酢酸の暴露例を交え、改めて考える

P160 中毒と離脱の違いを毒キノコで理解する

P161 頸椎アプローチとβ細胞の機能改善の関連性を考える

P162 アップレギュレート/過感受性の成立機序、それに絡む奇異反応の可能性を考える

P164 着地点はどのような状態で、どのような表現をすれば良いかを考える2

P165 着地点はどのような状態で、どのような表現をすれば良いかを考える3

P166 着地点はどのような状態で、どのような表現をすれば良いかを考える4

P168 GABAの自己分泌能低下と、代謝産物となるコハク酸の低下によるTCAサイクルの状況から、ベンゾ離脱等の病態や傷害理由とその先を考える

P171 向精神薬由来症状を過去に抱えた上での社会復帰問題

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https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02uSZBTTaVVnijbzH7YKW6BnRHe7AoJhcss4FNEYGEdHYcRM5khVPUzWevCUJ4bjTLl

 

学校で教えてくれる勉強を一旦ちゃんと学ぶ大切さは、外に出た時、学んだ内容の大方が間違いで、通用せず、その結果、誰かを傷付けてしまう事に気が付く為です。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02fjWJe37CxyUqaRxUuCevDR88kxsCoAJsS1Ug3i2xgBwjbCGCCgZW7ZHYToV3JWMPl

 

隣接椎間障害の成り立ちは、シェア内のように置き換えると理解が早いと思います。また、固定で使用したネジが緩む事例もあり、緩む理由も骨の脆弱性が関与している場合もある為、緩んだネジの増し締めは勿論、ネジ穴の切り直しも難しく、固定器具を全て外す場合もあるのですが、案外その後の患者はサッパリしている事例を見るにつけ、一体これは何だったんだろうかと考えさせられるエピソードもあります。

 

余談ながら歌丸も4回ほど腰周りの手術をしていて、1~3回目は椎間孔拡大術や固定術をしながら、4回目は固定器具が邪魔で外す手術となった話は有名です。

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02rnMHW4FcoNWnPXCLmDChorp6U9NjhggdvfCqQrPkFeNVwiQPzBzfjg7rQKuMq5LVl

 

>>離人症の悪化、味覚、触覚、温感、体温調節機能喪失、嗅覚、ひどい耳鳴り、記憶障害悪化(今言ったことが覚えられない。)寒い外にシャツ一枚で歩いても寒くない。独り言、冷たい手と足の裏にも拘らず汗が出る。聴覚は酷い耳鳴り、触覚はカッターで手の甲を切っても痛くない、嗅覚はずっとガソリンのにおいがする。手の震え、じっとしていられない、酷い口渇、不眠、徘徊。唇の皮膚荒、顔の引き攣り、筋肉の喪失。足の痺れ、痛感感覚低下。痺れた箇所が翌日筋肉喪失している。

 

離脱症状を契機とした病初期に著しく目立つ脂肪及び筋減少は、併発症状と自動運動の状態を見る限り、病態は察しが付き易い為、日常生活上では、無酸素運動を出来る限り避ける事と、無酸素性代謝閾値 (AnaerobicThreshold:以下AT)の存在を伝えています。この病態を理解する迄、或いは、抗重力部位や頻回使用部位のエネルギー供給が追従出来ない栄養経路が形成されていると理解する迄は、筋力トレーニング等で一層の増悪を自覚するケースは散見します。この場合、増悪要因は紐付けし易いと思います。

 

只、それと同時に、スマホを片手操作した部位等の減少、PC操作に使用した手指や手関節付近の減少も見聞します。この状況は一見、無酸素運動とは程遠い運動ですが、この状況をATが超えていると解釈しても問題ないかもしれません。例えを変えると、「無酸素運動はリスクがあるのね」と認識し、それを避ける為に散歩/ウォーキングに努めても、時間次第では本人の知らぬ間に、無酸素運動(=それに伴う代謝経路の切り替わり)に切り替わっている事を指します。

 

病状次第では、当該閾値をゆうに超えても増悪する懸念は減少し、寧ろ肥大化する健全な状態に着地しますが、時に良かれと思った運動の内容でも、従事した時間次第で当該部位の増悪を自覚します。当該病態は、日常生活範囲内の運動(動作)で、いつの間にか良くなっていたよとする感覚が、増悪の波も穏やかで精神衛生も保ち易いと考えていますが、もしそれが散歩と呼ばれる一見は有酸素運動だとしても、時間軸的に連続運動となる場合は、ATの存在を知る必要もあると考えています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02yzquqv369kYWK8jTDdmvEXJZHJboDwgVSymBxAJDkvHr6c5XXGMynShkrKgQymDDl

 

「科学的根拠なし」「因果関係なし」との表現を見聞する時はあるものの、これらの「なし」という表現は、可能性を残して表現(=反証可能性)する立ち位置の表現ではありません。例えば、薬物やワクチンで亡くなった事例に対し、厚労省に「なし」と言われ、一見は議論に終止符が打たれたかのように見えても、亡くなった原因が、薬物やワクチンである可能性が断絶した意味でもありません。

 

もう少し身近に置き換えれば、「絶対」「大丈夫」「治る」「治す」とする表現も使えないのは(使わないのは)、法的に事実上リスキーな表現となるのは勿論、可能性を残している為ですし、単純ではない事を少なからずも知っている為です。分かり易く書けば、『「治る」と言った場合、「治らない」の可能性を無くしているから」』であり、『「「治らない」と言った場合、「治る」の可能性を無くしているから」』となります。

 

ややこしい印象は払拭出来ませんが、普段の生活では様々な概念や解釈、考え方、価値観等々が混在している為、これらの表現方法も混在しているのが常ですが、恐らく患者側が知りたいのは、術者側が言えない事に集中すると思います。各々の背景を拾い集めて確率を出し、以後に同様な事例を見る機会には、その確率を踏まえるものの、誰しもある程度はその先が見えるものがあると思います。先が見える為、「沸騰したお湯に手を入れると火傷するから手を入れないようにしよう」という選択が出来るのかと思います。

 

この行動は「知っているからその選択をしない」のリスク回避と思いますし、類似した「知っているから」が理由のリスク回避も日々行われていると思います。「ズボンを履いたままオシッコをすれば、ズボンが濡れるからズボンは下ろそう」等もですし、以下も同様だと思います。

 

>>物質でレセプタに傷害が加えられた場合、その物質の存在を無くしては、生存すらも脅かされる状態に陥ります。ヒトは如何なる環境にも適応しようと機能し続ける為、その物質にも適応し、物質で細胞を傷害した両者が混在する状況では、その物質を手放す事で、ヒトは自律性を奪われ、結果論となる諸症状を自覚し、時に死にます

 

この現象も高確率で起きている事例であるものの、シェア内に記載している通り、一括りで「依存症」と呼ばれる抽象的な概念且つ、反証が不可能な表現に落とし込んだ場合、上記リスクは無視された行為になりがちで、物事の段階を飛ばした結果にもなりがちです。また先述の通り

 

>>様々な概念や解釈、考え方、価値観等々

 

が存在する為、急減薬や急断薬で諸々の症状に曝露して寝たきりになっても、薬物を飲んでいない自分を重んじる場合もありますし、その逆も然りだと思います。事に日本では、未だ反証が不可能な情報、又は既に検証が終了して概ね高確率で否定されている情報を、煽りに煽られ恰も事実と捉えて実行している事例を見ては、感情>理屈の構図は不変である事を常々感じています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0uC2o1j6dTTS4KtrZmP7K1gSGHUSRVzZevb3BRNvpMW3i5ih7s2F7e8u5TnhhPoWXl

 

健康を考えて生きる人間が最も不健康に映る日々ですが、その先鋭さと意地と維持は、摂取内容に依るものではなく、そこに固執する精神状態によって、身体状態が恰も無敵(=無症候と錯覚)と自覚させていると捉えています。

 

セルフ抗うつ薬、バーサーク、ランニングハイetc…例えは何でも構いませんが、健康の為なら死んでも良い的な方々が不健康に見える理由を知りたい場合、代謝サイクルが速い組織を観察するのも良いと思います。髪の毛、皮膚、爪、この辺り。もしも何かになぞった栄養摂取で「良き」と言っていたとしても、その「良き」とは精神状態から発せられるもので、視覚的にも評価し易い身体状態とは決して比例関係ではない側面も多く伺えます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0za3ZgkNjoir9Gd6SgiLqve94QELwTWcqwUP4sH9EvbyPveHbuquD6Uto3VXfou4jl

 

ヒトは何でも口に入れるのが他の動物と異なる点ですが、何でも口に入れられるからと、その全てがヒトの食べ物や飲み物だとは限らないものです。それはそうと、前に虫歯ないない大会に出た時、大御所的な方が会を締める挨拶で、砂糖摂取による免疫能低下と、それに伴う虫歯や口腔内環境悪化の懸念を挙げ、「歯を磨くだけが虫歯の予防ではないんですよ」と述べていたのですが、その後の質疑応答でどう脳内変換されたのか、「砂糖を食べたらその度に歯を磨けば良いのですか?」と質問が飛び交い、傍目にも伝える事の難しさを教わった気持ちになりました。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0xeYMqpnqwYKhkLgga7PJFHzrjhcGMiCiTYtFMkFNTCWFaR6NqFJGjGzB9DyKJFgGl

 

ビニール袋を被せた話題※1)が出て以降は、気になる続報※2)がないので忘れない内に書きますが、

 

a) ハルシオンで死んだとか、

 

b) サイレースで死んだとか、

 

c) a)或いはb)を飲んだ上に、ビニール袋を被せて死んだとか、

 

色々と情報はあるものの、検死の時点で成分は分かるはずなので(例 ハルシオンであればトリアゾラムサイレースであればフルニトラゼパム、それ以外ではそれ以外が)、その辺は明確かもしれないものの、その上でc)を加えれば、a)或いはb)の影響で、息苦しさにも気付かず窒息死するのかなと考えつつも、袋で首を隙間なく締めるには、髪の毛が邪魔をして難しいのではと、髪の毛がない私には分からない世界観ですが、

 

折角だから試そうと私も薬物抜きでビニール袋を被ってキッチリ隙間なく締めたところ、間も無くは問題なく呼吸出来たので、「あれ、大丈夫かな」と思ったものの、(袋の大きさにも比例するとは思いますが)1分も経たない内に、袋が二酸化炭素に置き換わった感覚と、「苦しくて無理」と外してしまいました。

 

それと同時に、a)或いはb)の後、c)で窒息死したのが確かであれば、薬物で睡眠(?)を得た場合、このレベルの息苦しさにも気が付けないのかと改めて思いましたが、先日※3)の夕食に薬物を混ぜ、その後の入浴で溺死を狙う話題等もある位ですから、出来ない訳ではないと考えられるものの、こんなん何か災害があった時には逃げも出来ずに真っ先に巻き込まれる一方だわと、薬物の怖さを再認識する機会にもなりました。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../4f482705582dac974d0a025bec36...

 

※2)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0xeYMqpnqwYKhkLgga7PJFHzrjhcGMiCiTYtFMkFNTCWFaR6NqFJGjGzB9DyKJFgGl

 

※3)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid029FqAZey6Nq46FquPDs4H4WxrZkZsjyrY7cZaGwHhd4Xd6zZxmG4id3bpspkTUxgVl

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 25 2023/4/19~2023/5/8

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ステロイド薬と向精神薬離脱症状に対する社会的認知度を改めて考える」

 

先日のステロイドを含有(デキサメタゾン/代表的な商品名はデカドロン)したお茶の話題が挙がった時、併行して多くのメディアでは「一例 >>継続的に飲用されている方が急に飲用をやめると、身体への影響が出る恐れも※1)」的な記載もあり、ステロイドの服薬で惹起される離脱症状に対する社会的認知度の高さも見られました。この点はシェア内でも軽く触れてますが、

 

>>ステロイドの類であれば、社会的認知度も高く比較的管理~把握もし易いかもしれませんが 

 

の通り、物質により離脱症状の有無の認知やそれに付随する懸念の大小も、知られているか、知られていないか、に過ぎない事が分かります。では、つい最近もダイエット系食品で、日本では違法ゼリーと呼ばれたDetoxeret(デトキシレット)ゼリーに関しては、ジャムティーブラックの時のような、離脱症状の懸念云々の話題はあったでしょうか。こちらはシブトラミン含有で、セロトニンノルアドレナリンの再取り込み阻害作用(SNRI)があります。知られている範囲※2)での商品名を挙げると、

 

ラクルスーパースタイルプラチナ、ヴィクトリアスレンダー、GLAM0ROUSLINE(グラマラスライン)、ナチュラルスリムダイエットExtra、SLIMINGBOMB(フェノールフタレインも検出)、減肥珈琲(SlimmingCOFFEE)、野茶果、韓国痩身一号(美体形)(コリアンスリム1)、コリアンスリム1(太腿タイプ)、

 

韓国痩身一号(コリアンスリム)(収腹提臀型)、改良新品コリアンスリム1(全身タイプ)、新品コリアンスリム1(ウエスト)、終極痩身カプセル、韓国緑素抗脂カプセル、妙姿即効、麗達代代花、リラコア(Relacore)、FIT’X SLIM SUPER FAT BURNERS(スーパー脂肪解消カプセル)(フェノールフタレインも検出)、

 

新一代超級脂肪燃焼弾、V26II、V26III、?仕康脂肪燃焼弾(SUPERBURNINGSLIM 脂肪燃焼弾)、唯美OB蛋白痩身素第3代、御秀堂養顔痩身膠嚢第三代、SOLOSLIM、真得痩(Zhendeshou)、終極痩身、美尓痩身1号、中華秀、争イ肖軽体素、GoldMedalUltraSlim60、AmericanBeautySlimDiet、

 

佳麗繊美、プリュフォーレ of コリアンスリム、ピエニュ of コリアンスリム、バントルアッシュ of コリアンスリム、韓国痩身1号「美体型」、ポア of コリアンスリム、EVERHEALTH、VENUS LINE21美姿宝、美的身源、貴宝美健、軽身美人、爽健美人

 

等があります。シブトラミンは日本では未承認薬物の為、日本で使うなら個人輸入となり、メリディアやリデュースが代表的です。日本も以前エーザイが承認申請しましたが、後に取り下げています※3)。確かな話ではないものの、海外でのシブトラミン服薬によるヒト死に過ぎ問題が影響を与えたようです。

 

シブトラミンは飲めば食欲減退が惹起され、結果的に体重減少へと(以下略、後は適当にネットで調べれば分かるので)繋がるようですが、当該作用のネガティブな面は持ち合わせている為、機序に準じた弊害は可能性として存在し、その上で脳血管障害や心不全を起因とする死亡確率が高いようです。

 

もしかしたら、左記の通り副作用が強大で飲み方次第では死ぬ確率が高い薬物だったからこそ、離脱症状の懸念が生まれる暇がなかったのかもしれませんが、向精神作用性物質(今件はSNRI)である以上、離脱症状の存在は忘れてはならないのかもしれません。

 

勿論、離脱症状の惹起リスクは、服薬中に幾らポジティブな実感があっても、或いは服薬中に幾らネガティブな実感しかなくても、或いは服薬して全く効果を実感しなかったとしても、それらとは無関係で惹起する他、例えば三環系や四環系、SSRISNRI、NaSSA、或いはSNRI作用を併せ持つトラムセット等を服薬中に併用するリスク、麻酔時のリスクもあるかもしれません。

 

記載がなければ避けようがない側面もある、先日のステロイド含有のお茶やシブトラミン含有のダイエット食品ではありますが、使用する本人(或いは身近なヒトに勧めたい場合でも)は困っているからこれらの商品に目が入る(両者の共通点として芸能人やインフルエンサーと呼ばれるヒトが数多く宣伝していた点もありますが)とは言え、

 

仮に同じ情報でも、困っている時の情報の見え方と、困っていない時の情報の見え方は全く異なってくると思いますし、それは今件のように未記載で薬物を含有している食品に限らず、これらのリスクは、正規ルートで医薬品として承認を受けている向精神薬や鎮痛薬全般でも同じ事が言える為、具合いの悪い時ほど冷静に見直す大切さが必要になるのかもしれません。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../38c2b449681c4568a0a04458e8c3...

 

※2)https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/other/031110-1.html

 

※3)https://www.eisai.co.jp/news/news201057.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02SfZxqB6s91L27GNMM9YbdeUyVqxFaHgCUd1Qiw54pKothAdKz3THPU7FDaU6PTRKl

 

容器と保存次第では、24時間後に大幅に効力を失い、125時間後に概ね無効化する次亜塩素酸水ですが、過去のコロナファミリーの経験も踏まえ、どの家にもある安定性の高い界面活性剤で不活化する話題はあったと思うものの、その情報の啓蒙はせず、わざわざ同一空間にヒトを集め、行列のなか不安定性の高い水を配布した背景に、相互間で好む「科学的根拠ガー」は何処かに飛び、不必要な感情が上回った結果と捉えられます。

 

ヒトが不安になった時の感情動態と、その感情の状態で信頼する情報と取り込む行為と内容と経過と結果を追跡の対象とする価値は、結果的に不可逆的な惨事も含め、リスクが大幅に上回る傾向にあるのを知る事ができ、また、異なる視点では、それを取り込まなければ何も起こらない、取り込んだ後の事を考えなくても良い、この2点のベネフィットが得られる事を知ります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0hQ92kGoV4fJHCPY9Kz7QMQqhkrB7uKMb29ZP1vwVP3G8Qto4c4EgzLZjWcM9GA1Ml

 

体重や負荷の掛け方、骨密度等に左右されるものの、術後から5年先、10年先、15年先の写真を見れば分かりますが、硬度的にボルト>骨の為、固定した上下の椎骨に変性が見られ、当該部位を起因に異なる高位を受傷する事例は珍しくないと思います。椎間孔と脊柱管、そこを走行する神経網の構造を知れば分かりますが、

 

仮に椎間板が全く存在しない状態に陥り、且つ垂直に摩耗した場合は、椎間孔から末梢へ走行する神経系へダメージが入る程の狭窄は得られず、スペースは十分に確保された状況が維持されます。また、神経根付近から四肢へ伸びる末梢神経は、三層の膜で保護されている為、俗に言う「神経圧迫=痛み/痺れ」は微妙な理屈で、この議論は100年以上続いています。

 

他、ビタミンB12等の宣伝で見るチラシで、保護層が存在せず実質が剥きだしで悲鳴を上げているイメージ図は、通常考えられない事態です。それを見ようと犬の神経根に電極を巻いて脱分極を繰り返し、犬殺しのレッテルを貼られつつも博士号を取ったヒトがいたようですが、そもそも論として「電気を流す」と「圧迫する」は異なります。

 

ヒトの身体を見る学問は基礎学問と臨床学問の2つに大別され、そこから無数に枝分かれしています。その上で、多くは基礎学問が土台に存在し、臨床学問が存在する、のフローを組むと思いがちですが、案外そうでもない部分も多く、その例が先程のチラシの存在です。

 

他、椎間孔の拡大でも、椎間板ヘルニアの除去でも、固定術でも、それらを行う理由は当該脊椎高位の体性神経(運動/感覚神経)の疎通を目的としての事かと思うのですが、傷んだ神経は傷んだままの可能性も術後は継続する事、或いは画像所見に依存した結果、当該脊椎高位に画像病変が存在したとしても、当該脊椎高位の体性神経に症状惹起理由が存在しない可能性、そしてこれらの結果が明確に検討出来るのは、非疼痛性症状を惹起する運動神経側の障害に曝露した症例になると思います。

 

「痛い」等を教える感覚神経障害であれば、術後に幾らでも鎮痛作用を持つ薬物を盛る事で、その弊害はさて置き手術の有無とは関係なく痛みを抑え込める可能性はある為、手術による結果なのか、鎮痛剤による結果なのかは不明瞭ですが、運動神経障害はそれらの薬物が及ばない障害(症状群)の為、手術そのものの価値を検討するには十分な材料になります。

 

固定術の参考例※写真)と椎間孔付近の神経走行※図)をコメント欄に添付します。大雑把に、青色の線、後根と書かれた側が感覚神経(知覚神経)、赤色の線、前根と書かれている側が運動神経と理解して問題ないと思います。

 

解剖的に前根は腹側になるので、後根と比較すれば構造的/確率的に傷めにくい部位ですが、様々な要因(中略)で左記の確率は変動するので、傷める場合もあります。固定術も状況によって色々と固定の仕方はありますが、大方は写真の通り後方固定だと思います。前方固定もあるようですが、術中に腹大動脈を破いて出血死した事例等、難しさはあるようです。

 

※写真)https://nonaka-lc.com/blogs/dissertation-2022-12-03/

 

※図)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E6%A0%B9

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02dC469Ki8ZjwZUZccjsoGMFDGUPBSH1rtievbPyh3KHsk1JdkwqxfPPUfdC5KfM5Zl

 

※近いところから見る

 

※遠いところから見る 補足)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02TbdTdCccCjKyPVbxp22THyvcfpUR3XvQXkPhuyj3h11dvdZeUyJbHjWGys6cXi3Rl

 

※背骨は積み木のように連なりながら各々が可動する関節を持ち、体重や運動、重力その他の負荷があらゆる角度から掛かり続ける為、どうしてもボルトで締めた上と下の負担が過大となり、器質的な変性が生じる事を、隣接椎間障害とも呼びます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0YdL4G3VVnmKji33zsrDSnLvRdsa6Am8B1LdLK6SPPSfEoGDuk2aaBbo2vCWqfNvzl

 

アスピリンを飲んでみる」

 

2023年某日

 

​​​​​わたくし親知らずが4本生えてまして、内1本はどのような理由か忘れましたが記憶もない昔に抜いた為、今は左下の奥に1本と右の上下の奥に1本ずつ、計3本残っています。この親知らずが生え方に多少問題がある為か、1年に1回あるかないかの頻度で何かの拍子で痛み、炎症を起こし、概ね2~3日に渡り、炎症性の疼痛を示します。

 

安静にしていても痛む、脈を打つように痛む、口を開ける等で歯肉を拡げるような負担を掛ければ更に痛む、食べ物も硬さに比例しますが直撃させれば激痛で(今回は煎餅と唐揚げとピンセットでダメージを加えてみました)、以降は数十分から数時間は疼みが増強し、また、身体を動かして熱を帯びても同様に増強する云々と、典型的な痛みを教えてくれます。

 

先程も書いた通り痛くなってもいつも2~3日経てば落ち着くので、いくらその時に痛くて飲食の摂取が大幅に制限されても放置で自然消退を待っていたのですが、アルコールや薬物等の問題を普段から考えているものの、

 

私はアルコールも薬物も摂らないので、この機会に薬物を摂取する方々の気持ちも分かろうと、市販のアスピリンですが服薬しました。色々知りたかったので血中動態の図と時計を用意して、添付文書通りに先ずは2錠飲んでみたところ、30分程度でみるみる痛みが引き始め、嘘のように楽になりました。

 

正しくは患部がぼやぼやした印象は残ったままでしたが、恐らく歯肉が炎症で腫脹している為と思われ、痛みレベルに関しては服薬前と服薬後ではそれこそ嘘のように楽になり、「痛みのない世界ってこんなに楽なのね」と感動レベルでした。その後も「痛いのは嫌だし飲めば楽になる」と、5~6時間置きに2錠飲み続けていました。

 

説明書の記載では最低でも6時間空けて1日2回までと記憶していますが、例えば朝6時に飲んだとしたら次は12時、そうすると、この時点でその日はもう飲めない計算になりますが、18時以降も起きていますし痛い訳です。そうなると1日3回飲みたくなります(飲んだ)。

 

そのような流れで当日3回、翌日3回、翌々日2回の約3日間に渡り飲み続けた時に在庫を切らし、飲むに飲めない状態になった為(この辺りで少しハマり気味になる)飲まずに過ごしたのですが、ここからが普段と異なる経過を示し始める事に気が付きます。

 

もう一度冒頭に戻ると、今まで親知らずが痛くなった時は、概ね2~3日で自然消退していたのですが、今回は在庫を切らして服薬しなくなった時期を境に、再度当初の痛みを自覚し始め、休薬後から更に4~5日に渡り症状が出続け、且つ、普段とは異なり中々すっきりいかない経過を示しながら自然消退しました。

 

今までも度々アスピリン含むNSAIDsの類と治癒遅延の話題には触れていましたが(要約すれば疼痛自覚を惹起する物質の合成は薬物で防げ、痛み自覚は抑制する事が出来たとしても、細胞レベルでの改善は遅延する云々)、もしもこの現象がそれであり、その上でアスピリンを切らさず服薬し続けたら、引き続き疼痛自覚は少なく日常を送り続ける事が出来たかもしれないものの(薬物耐性の問題は一旦除外して)、

 

細胞レベルの改善は服薬を止めるまで持ち越され、且つ休薬後も経過が異なり自然消退にも普段以上に時間が掛かる可能性が示唆され、それが正しいに近い場合、結果的に初めから飲まなければ最も高効率且つ短期的に回復出来ると結論付ける事も可能かもしれません。その点が

 

>>組織の脆弱部位の成立にinflammationが1つの理由になり、当該部位で発生後の組織は血管走行数や受傷レベル等が関連するも、hypoxiaに移行した組織で引き続いた容積変化による罹患部位の疎通の不具合や周辺組織とのクリアランスの悪化で、持続的な症状自覚に繋がる印象が

 

の通り、NSAIDsで半ば強引に患部をhypoxiaに移行させると、以後の患部への栄養供給に問題が起きる(hypoxiaに移行後は生理的に酸素分圧保持の為、当該部位の血管拡張は示唆されていますが、それでも薬物で一旦抑制を掛けた患部は自然な経過とは異なるのかもしれません)のかもしれません。

 

ただ、1つだけこの話に自分自身で反論をすると、NSAIDsの服薬による細胞レベルでの治癒遅延のメカニズムと今件の経過は必ずしも断定的に結び付けられるものではなく、今件の親知らずの傷め方が、元々今までの2~3日で自然消退するレベルではなく、初めから1週間程度掛かるものだったと考える事も出来ます。

 

どうしてもこの手の検証は、同一人物が同一時期に同一受傷レベルで服薬群と非服薬群に分けて経過を追う事は不可能なので、推測でしかありませんが、確かな事は今回実際に市販のアスピリンではあるものの、飲んだら痛みの引き方は感動レベルだった事と、「あーこりゃ皆飲むわ。凄いもん」と思った事でした。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02xYjVwWkCN6pe8fJbeipiyDvARk4V9tDm4AYV1RcR5w44khqrzpsMAHGbGcZF22tkl

 

シナプス間隙での濃度異常が傷害起因となり、各々の神経伝達物質の性格(興奮性or抑制性)は傷害理由に問われない為、シェアに話題を沿わせれば、GABAが一般イメージ通りの抑制性の機能を持っていたとしても、何らかの理由で興奮性に機能したとしても、そこを傷害理由に問う必要性はない側面があります。

 

また関連し、時々散見される抑制性神経伝達物質=良、興奮性神経伝達物質=悪、的な解釈も異なると思います。もしこの解釈が正しいとした場合、ヒトは生命すら維持出来ないか、相当な苦痛を伴い続ける可能性があり、それが普段から考察を入れている離脱症状の病態と捉えています。

 

どちらも瞬間瞬間の内外は問わない全ての環境に自律的に機能し続けているからこそ、ぼちぼち生きていられる訳ですが、そこを崩すのが向精神作用性物質の類で、時に惹起される服薬を契機としたネガティブです。例えば、仮に先程のような抑制性神経伝達物質=良、興奮性神経伝達物質=悪とした場合、それこそベンゾやバルビツール酸を山盛り飲んでおけば良いという話になりますが、実際はそうでもないと思います。

 

薬物で当該神経伝達物質のネガティブフィードバックが惹起された病態、ネガティブフィードバックで抑制出来ない神経伝達物質が必要以上量で持続している病態、その事で傷害に曝露した病態等がオーバーラップするのが離脱症状と推測されます。

 

>>幼少期は血液脳関門も未成熟で、何らかの物質に暴露した際は、予期せぬアクシデントも起こり易い

 

物質選択性を機能に持つ血液脳関門の脆弱期は、年齢的な未成熟他、全身性の炎症期、衰弱期(=免疫抑制期)も示唆されています。その上で衰弱とは一般イメージ(=前瀕死状態と考え、自発運動の低下が認められ、外的刺激に対する反応は鈍くなり、皮膚色は概ね褪色し、呼吸数、心拍数なども変化している状態を指し、通常、痩せていることが多い。※1))を指すだけでなく、元気で、活発で、行動的で、と外観から見受けられるヒトの多くも該当するケースもあり、

 

分かり易くは「プロスポーツに従事しているヒトは元気か?」と問われれば、恐らく誰しも即答し難いと思います。少なくとも私は「元気じゃない」と答えます。選択性の脆弱期はあらゆる物質が該当する為、突発的及び急性的に増悪した死亡事例を代表に、「あんなに元気だったのに」がその個の背景に存在する場合、日常生活上での代表リスクは薬物やワクチンになる為、時系列的に存在するかを考える必要があります。

 

※1)https://www.weblio.jp/content/%E8%A1%B0%E5%BC%B1

 

個体差はあると思いますが、各々の部位が成熟期を迎えるまでは一定の時間を要し、大脳皮質は20歳を過ぎてからとも言われています。また、激しめなinflammationが惹起されている最中や衰弱時も、血液脳関門の脆弱度が高まり、透過物質の選択性が保てず、本来ははじかれる物質も侵入する懸念もあり、それが原因で中枢神経に傷害を与える可能性も考えられます。上記を一旦まとめると、その時の脆弱度の高低が受傷理由(再受傷理由)と重症度に応じた以後の不安定性の高さへと繋がると推測されます。

 

GABAの前駆物質がGADを介したグルタミン酸であり、当該神経伝達物質が、例えば早発性/遅発性含む興奮性細胞死の惹起や、関連した低酸素性神経細胞壊死が、選択的な脆弱部位はあるものの、GABAが関連する離脱症状とされる中枢神経障害は標的レセプタが広域に存在する為、結果論となる症状群も多岐に渡ると思います。

 

この病態はinflammationが当初期の受傷理由にはならず、hypoxiaから始まると思われます。その為、上記病態があたかも自己免疫疾患に類似した症状群であったとして、そしてまた、検査結果が乏しくとも当該病態に応じた薬物治療でも大概が無効例になる理由でもありますし、四肢抹消に諸々と異常が出れば脊髄症(主に頚椎症性脊髄症)を疑うものの、それらも異常なしと除外される理由になります。

 

実際は写真を撮ったタイミングでは、年齢的に多少の脊椎の変形や脊髄周辺の靭帯の硬化、椎間板のヘルニアや骨棘等々もザラなので、椎間孔を拡大したり摘出したり、ボルトで固定する例もありますが、それらも無効ですし、例えば視野狭窄があるとMRIに入ったら、下垂体に腫瘍があると摘出しても無効だったりと、見えたもの=悪、とする例は枚挙に暇はないものです。抜歯とかブラッドパッチも多いと思います。

 

このように良いか悪いかはさて置き、観血的、非観血的問わず消去法的に追い詰めた最後が「精神病ですね」となる現実は流石に辛いものがありますが、一切考察されていないのが、身体に入れてきた物質による弊害です。

 

離脱症状とされる中枢神経傷害は、神経障害である以上、早発性と遅発性の2種が存在し、遅発性神経障害の収束を見届けるまでは、その個に悪影響を及ぼす物質をスイッチし続ける行為が更にリスクを呼ぶと思うものの、離脱症状の病態概念を持ち合わせていなければ、悪い方向に転がり続け、一層の脆弱度が高まり続けると思います。手を変え品を変えと手出しする為、時間の経過で脆弱度/重症度が高まり続け、規模感が大きくなっていく現象は離脱症状の界隈でも同じです。

 

いずれにしても、症状は感情を持たない産物で忖度は利かないですから、この手の社会的(医療的?)背景をエピソードに持つ病態を抱えたヒトが、忖度まみれの社会生活に慣れていたのであれば、全く言う事を聞いてくれない自分自身の身体に腹が立って、直ぐに死を選びたがるのも傾向に挙げられます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid05o5uJ2X4XMEwo5k852LBGQcYgP1Ln9GnFphFq6CL3wHALGjY42EfZ71Qa3QDQJdHl

 

興味がない分野は目の前で起きていても何も考えない性格なので、「暑い」「寒い」「晴れ」「雨」「風強い」も、他の多くがいちいちひとつひとつに騒ぐニュースを見る度、逆にそこにリソースを割けて凄いですねと思うのですが、何だかんだでネットを開けば様々なニュースが目に入る為、興味がない分野でも、どこか関連しそうな事例を引っ張っては文字に残そうとするも、

 

やはり興味がない為に適当に調べて適当に途中で止める感覚は、雇われの人間が適当に嫌々仕事をして命懸けで責任を放棄し、良い事は自分の手柄にし、悪い事は他人に押し付け、足を引っ張る感覚と似ているのか似ていないのかどうなのかは知らないものの、

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4/5の書きかけ

 

>>Such decisions must not be delegated to unelected tech leaders.※1)(このような決定を、選挙で選ばれていない技術リーダーに委ねてはならない。)

 

を以て「イーロンビビってる」と思うヒトも居いれば、「そうそう」と賛同するヒトも居ると思います。このように賛否が分かれるのは健全な証拠ですが、当該部分を抜粋したのが、

 

>>選挙で選ばれていない

 

と記載がある点です。ヒトは不安に陥ると盾を探す、スケープゴートを探す、或いはカスケード化する傾向になります。「国が〇〇と言っているから」「厚労省が〇〇と言っているから」「〇〇は合法(違法)だから」「若者が〇〇だから」「高齢者が〇〇だから」etc…。

 

よく聞く表現だと思います。このように書くと分かりますが、話し合いで相反する意見や意思が変化する事は困難な事が分かります。最終的にはどちらかが折れるか(折れているか)、暴力(戦争)で解決なのは悲しいながらも現実です。

 

※1)https://nordot.app/1013897384587804672

 

※5月初旬追記 その後、イーロンマスクが大量のGPUを買い込んでいたり、AIをやるぞ的なニュースが流れたので、多くの方が既に予想はしてはいましたが、自分が追い抜かれる事を嫌い、他のAI開発の停止を求めていたのかもしれません。

 

また、日常生活に置換して考えれば、類似する言動を発してきた際は、ナーバスになっている可能性があり、どこに地雷があるか分からなくなるので、対応は普段以上に留意する必要を感じます。そして、地雷も潰しまくれば無くなるだろうと逆手に取った対応を取るのは間違いで、ヒトの地雷は無限に生まれます。

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4/5の書きかけ

 

「本能に影響を与える不安やドーピングは、約75%の人間を動かす」

 

ワクチンの接種率は都道府県単位で異なり、西低東高が見られますが、全国的な初回接種率は77.96%、2回目接種率は77.52%と発表されています※1)。マイナンバーカードの普及率は、こちらもワクチン同様に都道府県単位で異なりますが、4月30日時点で76.7%(※注 数日置きに更新されている可能性がある為、4/5に見た時と数字が異なりますが、似た数値です)※2)。覚醒剤再犯率は40代で72.2%、50代で83.1%、平均で77.65%です(※注 少々古いデータです。年々上昇しているようです)※3)。

 

ワクチン初回接種率 77.96%

 

マイナンバーカード普及率 76.7%

 

覚醒剤再犯率(40代/50代の平均) 77.65%

 

他にも探せば色々な事例は見つけられるかもしれませんが、標題通り、ヒトは本能的に不安を自覚する、或いは不安を訴求されると、この程度の割合で動くのかもしれません。

 

※1)https://info.vrs.digital.go.jp/dashboard/

 

※2)https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/kofujokyo.html

 

※3)https://www.sponichi.co.jp/.../kiji/K20160601012697460.html

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4/29の書きかけ

 

先日「D1D plus」と呼ばれる、尿を採取すれば数分で睡眠薬の有無、種別を判別できる検査キットが容易に使用出来る話題が挙がりましたが、当該キットの写真を見る限り、どのような薬物が判定出来るのか分からないので、類似した検査キットを参考にしたところ※添付写真)、日本で安易に入手出来る薬物で、短時間で飲料に混入させる事ができ、即効性を求めるとした場合、ベンゾになると思いますし、少々古い時代になりますが※1)、

 

>>特に、アルコールとベンゾジアゼピン系薬物の併用では健忘が高頻度に生じることが知られている。日本での乱用は、この組み合わせが主流である

 

の通り、今も昔も組み合わせは変わらないと思います。勿論アルコールとベンゾの組み合わせだけではなく、ジュースとベンゾ、水とベンゾでも必要十分な効力は発揮されますし、他人が悪事目的で混入する為、力価も量も分からず、場合によっては呼吸抑制等々で死ぬ可能性もあります。

 

多少話は変わりますが、このようなアクシデントは家庭内、信頼関係を置いていると思しき関係性でも聞く話で、奥さんがいつも食後に風呂を勧めるも、食後はやけに眠くて風呂に入らず寝ている日々のなかで、どうもこの眠気の様子がおかしいと調べたら、

 

体内に相当量の薬物が入っていて、どうやら奥さんは食事に薬物を混ぜ、風呂場で旦那さんが溺死するのを待っていたようで、且つ多額の生命保険がいつの間にか掛けられている等、なかなか怖い話もありますので、どこでどうやられるか分からないと考えておくのも大切かもしれません。

 

参考までにこちら※動画)を見ます。当該動画のようにオピオイド以外にも、ベンゾやアルコールにもそれぞれ拮抗剤は在るものの、普通は持ち歩いていませんし、仮に持ち歩いていても、自分自身が意識障害に陥る為、服薬する事も困難だと思います。

 

では、どのようにこのようなアクシデントを回避すれば良いのかの手段は、調べれば色々書いてはいますが、「俺の酒が飲めねーってのかぁ」的に信頼構築を求めるヒトが居る限り、難しいのが現段階の結論ですが、日本では合法も違法も作用機序は類似性が高い薬物が蔓延しているにも関わらず、「ダメ。ゼッタイ。※参考写真)」のように、違法薬物に対する啓発活動は見聞きするものの、合法薬物に対する啓発活動は、違法薬物ほど見聞きしません。

 

薬物を違法か合法かの観点で使用の有無を線引きして選択する姿勢は大変危険なのですが、先ずはこのような薬物が日本では合法的に存在し、このような薬物は違法薬物と同等の作用機序を持つ上に、手に入れようと思えば簡単に手に入れられ、悪事に用いられる事を早期的に教える必要はあると考えています。

 

また、簡単に手に入る→公的医療保険制度内の費用で誰でも安価に入手出来る為、何らかのアクシデントに遭遇し、その薬物がベンゾ等だと分かれば、飲料物等に混入した薬物の入手経路を調べるにあたり、居合わせた人物が保持する保険証から追う事は出来る→混入した人物を特定出来るかもしれません。

 

※1)  chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.asahikawa-med.ac.jp/.../public/06lib/forum07.pdf

 

※動画)https://www.youtube.com/watch?v=Ngp78HLkieM&t=33s

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0AjDZyxUzDAb2fXK5oE6nFJ2ipULamk9QsXBgiB1FyNNKyN6TAUoyd9vuf4A45Aosl

 

先日※1)、

 

a)腰部脊柱管は馬尾性に展開する脊髄神経により元々広大な空間を保持している事と、仮に椎間板が摩耗し存在しない場合も、末梢へ分枝する体性神経の通過点となる椎間孔のスペースは余裕があり、且つ体性神経は3層の保護膜により、脊椎病変による神経圧迫と症状惹起の関係性は常に議論の的である事、

 

b)その上で、椎間孔拡大術、固定術、椎間板摘出術等々(以下 除圧術)の意義は、術後は鎮痛剤等も投与される可能性が大いにある為、術後結果が鎮痛剤によるものか、除圧術によるものかが不明瞭な為、体性神経(知覚神経/運動神経)障害の内、非疼痛性症状を主とする運動神経障害を抱える症例で、除圧術の意義が見えてくる事、

 

c)また、それぞれの除圧術は時代の流れと共に低侵襲化しているものの、術式による再発率(何を以て再発と呼ぶのか不明ですが)が異なるのは何故かという点、時に古典的なLOVE法が何故優れているのかという点、

 

d)ステロイドやNSAIDsによる解熱鎮痛剤と、細胞レベルの治癒遅延の問題、2010年頃を境に製薬メーカーが「NSAIDsでは効かない痛みに」を売り文句に、プレガバリンやトラマドールを代表とする、向精神作用性物質が整形外科領域でも蔓延し始めた問題等々(勿論それ以前からもエチゾラム等はありますが)、そのものが傷害に曝露した細胞の回復に寄与出来るかと言えば別問題の点と、服薬を契機とした副作用や離脱症状等々の問題等、

 

再度a)に戻れば、当該段階で決着出来る可能性はありますが、病態解釈(解剖生理で解釈すれば当たり前の話を書いているつもりが、臨床ではその話が抜け落ち、「圧迫=痛い」「実質が剥きだしで悲鳴」の突飛した話になる)が異なれば次の段階に進むのかもしれません。

 

只、先日の私の親知らずとアスピリン※2)でも挙げましたが、血中に薬物が存在している時間帯は楽に感じられるものの、何故か今回に限り普段通りの日数で自然軽快せず、ダラダラ不自然な痛みが継続した事(これがもしや慢性化と呼ばれる足掛かりかと感じたほど)、それでも痛いのは嫌だから飲んじゃおうの感覚、また、

 

>>偽薬を用いたダブルブラインドか、実際に飲ませる飲ませないの原始的な手段だったかは失念しましたが(多分探せばすぐ見つかる)、古くからのデータで、うつ症状を抱えた患者群を2つに分け、薬物投与群と薬物非投与群で経過を追跡したところ、後者が早期に社会復帰したデータからも

 

等も含め、「何もしない」が早期的な回復を示唆するデータは、整形領域疾患に限らず多く存在します。或いは、仮に何らかのイベントで何処かが傷み痛んでも、それを不自然と思わず自然な現象と捉えられ、恒常性機能を信じる時間的/心理的余裕の有無でも左右されるかもしれませんが、

 

ヒトは様々な事情が絡み合う為、家の事をしなきゃとか、仕事をしなきゃとか、そういった事情を優先させるには、薬物は大いに力になってくれるかもしれませんが、それに伴う細胞レベルでの治癒遅延や副作用、離脱症状のリスクを追々抱える為、2つを同時に獲得する難しさを考える契機となります。

 

そうなると社会的な問題点も見えてきますが、自殺理由の常にトップは健康問題であり、その内訳に、理解が及び難い薬物の副作用や離脱症状が大きく関与しているとすれば、先ずは自然発症性の健康問題を抱えた時に、身近な薬物の問題は考える必要がありますし、更にこの自殺問題に対してヒトが介入(=薬物が介入)するほど、悪化しているように見えるのは私だけではないと思います。

 

※1)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02m5RjdoTa6W1xTqwR3zWVTF3Rmdh8icGBMxFUeS2X6fHKNNtN7UotomFgHi2T3W9ul

 

※2)

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02cJcm9a9aph16zRgV3HvNjWqZNBey1UXzrDugrjX9SdpbsXp9sqjoUqrHWX7XvFAzl

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 24 2023/3/15~2023/4/12

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0gJEAsn6nnqwVehEWV9W84BWi1uc9zsDjcsoD4FmNtusQv9XqiHCHFbTJg6FCHDDfl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../e1d8e5e44b0b4956aed59eeea5d0...

 

昨年から今年に掛けて目立つ話題で、身の回りでは敗血症が契機による死亡事例が特に目立ちます。この「昨年から今年に掛けて」は、先日も挙げた帯状疱疹の罹患者が急増している話題とも関係性を持ちますが、概ね何らかの背景が存在しての免疫低下が共通します。その上で、前提となるモノの見方について考えます。参考に以下の4ページ目のコメントを見ます。

 

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/001069131.pdf

 

>>SARS-CoV-2 mRNAは髄液中に移行しないが

 

この「移行しないが」が、前提にある態度が問題になります。ワクチン問わず、物質の選択機構の問題について、血液脳関門や血液脳脊髄液関門、血液クモ膜関門等の中枢関門の脆弱期と脆弱性を持つ理由を挙げてきましたが、概ねこれらの脆弱期、脆弱性は無視されて話が展開している点です。

 

これはどのような物事に置き換えても差し支えないと思います。「そのような副作用は存在しないが」「そのような離脱症状は存在しないが」「離脱症状は2週間程度で収束するが」etc…と、大雑把に書けば「そんな情報は存在しないが」「そんな話は聞いたことないが」ですが、「そんな話ばっかりを聞いている」と、当たり前の物の見え方になります。

 

それが良い話なのか悪い話なのかはさて置いたとしても、何らかの文献だけを並べて(最も悪しき慣習が都合の良い文献だけを並べて)話を進めていく危険性かもしれませんし、今までの大概の問題が、この前提のおかしさが障壁になっている印象がありますし、可能性を考える上でも、先述の通り個体差を無視していく姿勢がある限り、中々状況は変わらないと考えています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid024T5saAZH4XPea6qFB764MRStef2GQsR6r7jWuu8GeoFF8UJEG8QKqGsaMKHniQrfl

 

https://www.youtube.com/watch?v=tj-JtSs2RhI

 

D-IDで作成した動画です。設定を間違えて女性の声ですが、写真とテキストを入れれば、このような動画を作れるD-IDというソフトを使ってみました。既にある写真を添付し、テキストを入力するだけで、1~2分で完成します。

 

テキストは https://ameblo.jp/fujiwaranohari/entry-12499025955.html の冒頭部分です。口の動きも見たかったので、DeepLで英語に翻訳したテキストを日本語と併せて入れたのですが、日本語の部分は省かれた動画が出来上がりました。

 

https://www.d-id.com/

 

https://www.deepl.com/ja/translator

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中枢神経の傷害理由は多岐に及び、外傷や感染症、腫瘍や神経毒等、数限りなく考えられます。また、傷害理由問わず諸々の以後の状態と推測される、脱髄や軸索変性等の器質的な神経変性が生じた結果論での症状表現も異なります。只、受傷部位で症状内容は異なる為、それに応じた傷病名が宛がわれる事になりますが、「そこをそのように傷めればそのような症状が出る」だけの事で、傷病名に固執する必要はないのかもしれません。

 

脳は解剖的にも選択的な加療が不可能な部位の為、選択的に責任高位を評価する、治療的診断の出来る脊椎変性疾患等の末梢神経症状とは異なり、不利な側面があります。しかし、不利という表現は罹患部位の判別が濁る術者側の都合でしかなく、脳全体の栄養となる治療手段は、罹患部位問わず回復を望める解剖的要素を人間は持っていると前向きに捉える事も出来ます。

 

数々の神経変性疾患の病態仮説には、多くの共通点があります。それは何れも自己の神経伝達物質が原因となり、細胞破壊に至っている説の存在です。原因部位や過程、受傷速度により、症状の移り変わりはあるかもしれませんが、転帰の生理は、その起因と過程が異なるだけで、症状が何処かで完成してくれるケースも、症状の完成が存在しないケースも同じと推測されます。

 

そのように考えると、どのような病気なら治り、治らないという表面的な判断は難しく、発症の起因や器質性の所見による症状との関連の有無を重視する理由も見当たらず、また、分かろうとするほど分からないに近付く人間の身体とは、裏を返せば可能性に溢れているものです。

 

There are a wide range of possible reasons for injury to the central nervous system, including trauma, infection, tumours and neurotoxins, to name but a few. There are also different symptom expressions in terms of the consequences of organic neurodegeneration, such as demyelination and axonal degeneration, which are assumed to be conditions that have occurred since the injury, regardless of the reason.

 

However, as the symptoms differ depending on the site of injury, a corresponding injury or disease name will be assigned, but it may not be necessary to stick to the injury or disease name, as "such symptoms will occur if the area is injured in such a way".

 

Because the brain is an anatomically inaccessible area for selective treatment, it has a disadvantageous aspect, unlike peripheral neurological conditions such as spinal degenerative diseases, which can be selectively assessed at higher levels of responsibility and can be diagnosed therapeutically.

 

However, the disadvantage is only for the convenience of the surgeon, who is unable to identify the affected area, and the positive aspect is that the anatomical elements of the human body are such that therapeutic measures that nourish the entire brain can be expected to restore recovery, regardless of the affected area.

 

The pathological hypotheses for a number of neurodegenerative diseases have many things in common. They all postulate that autologous neurotransmitters are responsible for the cellular destruction.Although there may be shifting symptoms depending on the site, process and rate of injury, the physiology of the outcome is assumed to be the same in cases where the symptoms are completed somewhere and in cases where no completion of symptoms exists, only the origin and process differ.

 

In this way, it is difficult to make superficial judgments about what diseases can and cannot be cured, and there is no reason to focus on the origin of the disease or whether or not it is related to symptoms due to organic findings, and the more we try to understand, the closer we get to not knowing, which in turn means that the human body is full of possibilities.

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02GCms3DcVwcgZgfyJ7KJvz34qsYHJRfbyeTEi7vmrrZ6AEjYvpAKJvZPZnK6BgHFWl

 

この時期は「戦争反対」と言いながら「ウクライナ頑張れ」と言ったり、ウクライナ市民にAK-47を持たせ、誰が戦闘員か分からない状況にも関わらず、「ロシアはウクライナ市民を無差別に殺すな」と言ったり等、

 

両立し難い無理のある話を見聞する時期でもありましたが、この感覚は、たらふく食べながら「痩せない」とクレームを喰らっているようなもので、ヒトはどの時代もどのような物事も、両立し難い話を両立したいと考えているのか、そして両立し難い話を両立させるサービスに魅力を感じる生き物かもしれません。

 

そのひとつに「痩せ薬」として出されるアンフェタミンメタンフェタミンが挙げられます。覚醒剤と表現すればイメージは早いかもしれません。同時期、日本では我らがBIG BOSS、新庄が日ハムの監督に就任して間も無く、15~16年以前に使用していたグリーニー(クロベンゾレックス)の話題が再燃しましたが、こちらもアンフェタミン系です。

 

https://news.yahoo.co.jp/.../kikuchiyos.../20220610-00300204

 

>>2006年の薬物検査で新庄氏から陽性反応が出たものが覚醒剤成分だったわけだが、NPBはすぐさま警視庁に相談に行き、覚せい剤取締法等で規制されている薬物ではなかったため、当時は事件化されなかったという。

 

取り分け今の時期になり、この手の話題を再燃させるのは、監督就任を妬むネガティブキャンペーンと考えていますが、体内でアンフェタミン/メタンフェタミンに化ける薬物は実に沢山存在し、どうにか手に入れようとする人々も沢山いるかもしれませんし、10代未満でも、知らず知らず服薬している場合もあるかもしれません。その上でとはなりますが、どのような利用方法であっても、使用している(使用した)以上は、シェア内の通り

 

>>小児期に使われるリスデキサンフェタミンメシル酸塩(参考 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5138174459607112 )の心配をされている方がおられましたが、

 

>>ドパミンをエンハンスし続ければ、いずれネガティブフィードバックが掛かって分泌能はダウンする 

 

のように、薬物でネガティブフィードバックが掛かる為、自力で分泌する能力を失する→その薬物がなければ生命含む様々な維持と活動が困難になる場合がある→この薬物がなきゃダメだ→何とか手に入れたい→(日本で言う)違法薬物に手を出し始める、の悪循環へ陥る事例もあるかもしれません。そしてその頃には当時の「痩せ薬」なんて感覚で使っていた心的状況でもないと思います。

 

ただ、その多くの取っ掛かりとなるゲートウェイドラッグの大半は、市販薬や処方薬、或いはグリーニーのような網を潜る薬物ですし、左記の意図が勿論なくても、そしてそれが「治療だから」と称されていても、上段の状況に簡単に追い込まれるのが今の日本です。

 

改めてですが、「両立」とは案外難しく、または「両立」と発する時点で、既に難しい物事を背景に持つ事を既知としての希望的な表現かもしれませんが、概ねどこかの何かが犠牲になり、その犠牲となった先がキッカケで、将来的に大きなダメージを自分側が被る可能性がある事も併せて考えていきたいところです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid015vs9PwghAbSMgRVN7DuCLqAeexK2wGszhKQcvQCyZPEkkVtC1ffet1DZNpLE45jl

 

>>もしかしたら10年後、同じような状況になったとしても、また同じ事をしているかもしれません

 

約100年前にラジウムガールと呼ばれる契機となった、時計盤にラジウム入り塗料を塗る女性側と、ラジウムの有害性を否定し続けた側の関係性を鑑みても、ヒトという生き物の感情動態は変わらず、恐らくどこまで遡っても同じ関係性に陥ると知るだけになりそうですし、これから先に何か起きた時も、同じ状況に陥ると考えられます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Q2YbEhdjx4qiCSTWTqSpsZqw3xHaTwM9FgZfxJzSyaofp19Zo6CnCE1NKJtrQ2CSl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../48cc43695937c92dd131a11413ab...

 

電話やメール等の非対面での対応は、横でPCを開いてAIに尋ねていても状況は見えないでしょうし、仮に対面でもPCの背中を向けていれば相手に分からないまま、リアルタイムで丁寧なテキストを組み上げてくれますから、衝動的且つ感情的に言いたい事、書きたい事があっても、そのような時こそAI任せがベストかもしれませんし、寧ろ全てAI任せのほうが、ヒトと違い疲れ知らずで、トラブルのリスクは落とせるのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02scuhPNcxqswaBm5SZJeDYvK1YJQmcrje8f1jPkDzNa1RGndU3n8FtnMWCv6S7LhWl

 

>>頸部交感神経節や神経根近傍の脊髄への栄養血管周り

 

元々ヒトの解剖は案外曖昧で、先天後天問わず何らかの理由で惹起された構造異常、又は奇形走行や配置部位、数まで個体差があり、そうでなくても寝方ひとつ、枕の高さひとつで、位置関係は全く異なります。それら全てを包括して考える必要があるのは、目的部位まで針尖を運べるかどうか以前に、事故のリスクを下げる為です。

 

後側方からの刺入メリットを幾つか挙げると、椎弓や横突起(腰部は肋骨突起)、下椎切痕や上椎切痕ないし椎間板で構成される椎間孔の構造、椎体位置、頚部なら後結節や前結節の位置関係の把握ができ、また、椎骨動静脈や総頚動静脈等の主要血管の穿刺リスクが下がります。

 

逆に前方刺入では距離的に最短となりますが、上記のリスク回避要素が皆無になる他、目的部位も同定し難く、且つ脈管穿刺等の事故リスクが急激に上がります。恐らく前方刺入で事足りるのは、麻酔薬を広く放つ手段であれば、適当な位置まで針尖を運び、後は薬剤の浸潤性に任せれば良いのかもしれませんし、注射であれば片手が空くので、空いた手指を使って脈管を圧排出来ますが、基本的に両手が塞がる為、圧排操作は困難です。

 

ドライニードルでも刺入で惹起するinflammationは透過性を上げ、且つ異なる組織間に波及し遊走する特徴もありますが、目的部位の同定はシビアに見る必要があります。また、位置関係を把握する以上、体内での操作が必要となる為、コーティングが施された針であれば、操作に伴い代謝されないコーティング剤の剥離と残存、封入体形成による持続的な炎症の惹起リスクがある為、無加工の針が望ましいものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02RdbFv9mZVCcjZAjtCiSsofXnrfsLNanbyHvYUgjyE43Ptx1yTDNWajViHeUUCZWWl

 

以前、不眠を契機にω1単体を標的にするベンゾ系を常用するヒトが、他科の治療後に出されたキノロン系を服薬し始めたら、ベンゾ離脱と思しき症状群の惹起と、当該症状が日増しに増悪していった事例を挙げましたが、その時フト思ったのが薬を飲むヒトの多くは「商品名」で認識している事でした。

 

その為、現場に限らず「〇〇は駄目」「××なら良い」(※何れも商品名が入る)という解釈を散見しますが、ベンゾ系もキノロン系も別に「〇〇」や「××」だけでなく、ジェネリックを含めれば都度カンニングが必要な程の種類がありますし、それが無駄ではないものの、商品名だけで覚える危険性も教えてくれます。

 

「〇〇」や「××」にしても、同じキノロン系であれば同じ事で、且つその辺りの併用注意事項や禁忌事項は大概無視されて処方されているのも現状で、そもそもベンゾ離脱を知らない可能性もあると、より一層の悪循環に陥るのが常です。

 

日本でも近年水虫薬にベンゾ(リルマザホン塩酸塩/先発品名はリスミー)が混入して数人の死亡者(運転中に突然眠って事故等)や数百人の健康被害等々が数年前に起きた事を代表に、会社そのものが薬を作れなくなったり、ここ最近はコロナ君関連で向精神薬そのものの動きも活発ですが、アメリカでも

 

https://news.yahoo.co.jp/.../5397a12a557551d2b1dec4fef2aa...

 

>>昨年秋ごろから米国でアデラルとそのジェネリック薬が不足するようになった。10月にはFDAADHD治療薬不足を正式に宣言

 

と、薬の不足が挙げられています。こちらアデラル(アデロール)はアンフェタミン系で、

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02FrTrSw52JXshPeyDTi37Yiz7ENgDY6JX7cEJdCf1zpo4JvEkH95yFjgvrNbeZy8cl

 

のように、アンフェタミンの性格を分解すれば、ドパミンノルアドレナリンの遊離と再取り込みの阻害等、ざっくり書けばドパミンノルアドレナリン等が体内で増強し覚醒する(興奮する)作用を持つと思います。このように性格を分解すれば、「別にこれでなくても他にも沢山転がってるし、組み合わせ次第では…」と思うのですが、

 

先の通り商品名から入る場合、或いは商品名がブランド化した場合、どうしてもそれでなきゃ的な側面もあるのかもしれません。「あの有名人も飲んでいる!」とか。それはそうと、こちらの記事内で幾つか気になる部分をピックアップします。

 

>>服用中断により日常生活に支障が出る児童生徒が急増

 

>>生活が地獄になった

 

この状況はいずれも、服薬から中断した後の状況を指していると思います。当該薬に限らず、神経適応が見込まれる向精神作用性物質全般が対象の話になりますが、服薬で標的レセプタのレギュレーションが変化し、分泌能がダウンすれば、まっさらな服薬前の身体/精神状態より、服薬後、理由は何であれ中断した後の身体/精神状態のほうが、状況は悪くなる(第三者的には悪く見える)のは自然な経過かと思います。

 

それを防ぐ為にも、仮にこの類の薬物が厄介で危険だと分かった上でも、飲んだ以上は飲んでいる前提での安全な手段を模索する必要があり、直ぐにまっさらな状態に戻るのが余計危険な事は、この日本でも数多く教えてくれていると思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02zQwTyqLvExueBQSU2K5Vs2NVHnBgqNXW9a9JykicDSkVyJXFMdA52iaWGxAHDcJfl

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6458495

 

”肌"色という表現はフェイドアウトし、”ブラック”コーヒーという表現も攻撃対象となる今の時代、ディズニーの大量リストラのニュース※1)を見た時、ポリコレ配慮の映画が大きく影響を与えていると知るには時間が掛かりませんでした。

 

配慮と多様性を謳う側が、強要と単一性を押し付けている事に気が付いてない状況を見て、何かに「夢中で」「全力で」「集中して」の時ほど、或いは努力的な感情が付き纏う事例ほど、多くの間違いや見落とし、迷惑に気が付いていない心境である事を知り、そして対立関係を生み、被害をもたらす傾向にあります。

 

何れにしても、このような事をいちいち考えなければならない状態は、表現や気持ちが狭小するキッカケになりますし、そもそも何故、このような事を考えて生きているのだろうと逆に不思議に思いますが、仮にSDGsもLGBTQも大人が扇動する興業だとしたら、それはそれであれもこれもいつもの事かもしれません。

 

※1)https://toyokeizai.net/articles/-/651823

 

関連)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02tqgGswL2GRs8MfJTrVFgZXczgKwN2ETSey5QfcGU9sZBajM76VJGrytybwsSfh4Dl

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid023vQBvLEWk8zS6LgSJM9gLEjTtSUgsdb3BQDUriM8ajqaUAPeFDp1EbLwzod1prB5l

 

バッタミックスが身体に良いかどうかはさて置き※1)、出来合いの総菜に貴族階級価格の昆虫を入れる事はないと思います。

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※1) バッタミックスの成分表 8種(ソースは伏せています)

 

a)小麦粉(国内製造)、とうもろこし粉、粉末状大豆たん白、食塩、ぶどう糖、香辛料/ベーキングパウダー、増粘剤(グアー)、クチナシ色素、(一部に小麦・大豆を含む)

 

b)でん粉(トウモロコシ)、大豆粉、増粘剤(グァー)、膨張剤(原材料の一部に小麦を含む)

 

c)小麦粉(国内製造)、食塩/増粘剤(グァーガム)、調味料(アミノ酸)、pH調整剤

 

d)でん粉、食塩、砂糖、小麦粉、大豆粉、香辛料、乾燥全卵、植物油脂、脱脂粉乳/加工でん粉、調味料(アミノ酸)、着色料(カロチノイド)、増粘多糖類、乳化剤(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)

 

e) 小麦粉、食物繊維、でん粉、食塩、植物油脂、卵黄粉、脱脂粉乳/加工でん粉、ベーキングパウダー、増粘剤(アルギン酸Na、増粘多糖類)、乳化剤、マリーゴールド色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む

 

f)小麦粉、コーンフラワー、植物性たん白、植物油脂、コーンシロップ、卵黄粉、加工でん粉、増粘多糖類、ベーキングパウダー、乳化剤、カゼインナトリウム、着色料(カロチノイド)、(原材料の一部に乳成分、大豆を含む)

 

g)小麦粉・米粉・卵白粉末・増粘多糖類・乳化剤

 

h)でん粉、卵黄粉(卵を含む)、ぶどう糖、粉末油脂(乳成分・大豆を含む)、植物油脂 / 加工でん粉(小麦を含む)、乳化剤、調味料(アミノ酸)、増粘剤(グァーガム)、着色料(クチナシ)、微粒酸化ケイ素

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0rdFXehn2evB2WNKbBMruQTt2ex6RjwY1AkhQcZkCcg3bPT7YH6sSYx2zNJVJuiuGl

 

脳の神経伝達物質は、分かっている限りでは片手で数える程度しかなく、それを如何に上げ、或いは下げ、又はどのくらいの時間に渡って効かすか等が、その役割りになると思います。そして判断は主観に依存する以上、適応症や非適応症と呼ばれる概念自体がそもそも論として存在せず、そう思えばそうなり、こう思えばこうなるのが実際です。

 

逆の見方をすれば、そうなりたい薬物を飲みたければ、それを伝え演じ、こうなりたい薬物を飲みたければ、それを伝え演じる事で、希望に沿う薬物を入手出来るか、或いは名指しで希望に沿う薬物を入手出来る場合もあります。また、机に数種類の薬物を並べられ、患者に選択させる場合もあります。

 

何故なら冒頭の通り主観でしか判断出来ないからで、それが面倒なら割高になりますが、ネット通販やSNS、路上でも販売されています。元記事は既に見れませんが、今件のメインで問題視された薬物はリタリンで、シェア内の除法剤云々と挙げているのはコンサータです。どちらもドパミンノルアドレナリンの再取り込み阻害となり、先日取り上げた※1)アデラル(アデロール)との作用に類似している等(細かく書けばキリがないので大雑把に)、

 

メディア的にネガティブな話題として取り上げられ易い向精神作用性物質は、睡眠薬(恐らくベンゾやバルビツール酸)混入による暴行等の類も見ますが、(たまたま目にしているだけかもしれませんが)ドパミンノルアドレナリンのエンハンスが主目的となる覚醒系の薬物が多い印象があります。

 

少なくともこの日本でも、古くはヒロポンとして、或いは覚醒剤として、また、リタリンとして、それぞれがそれぞれの名称で社会問題化した歴史と反省はあったと思うのですが、それでも尚、類似性の高い作用機序を持つ物質か、或いはそのものが、適応疾患の創造と、主観的判断により処方され続けています。

 

※1) https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0N3SagCuC1A3VU3Tp31WN61yJZnuFMTzJew8XRBaYSjTuAVLq4JkhE627JBNZYnb7l

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Uzyio7xkExSNuL5WD39DUgjuZYus1qNBwYUoBz6hBm7Y9AwpuCfeg5b1pGFAySDYl

 

「当事者にも関わらず他人事感の姿勢と歴史から、リスク回避手段を考える」

 

日本ではサリドマイド小児として309人が認定されましたが、認定されない事例、流産した事例も含めれば、膨大な被害が想定されています。反面、厚労省に該当するFDAは、当時サリドマイドは催奇形性の懸念があると認可を下ろさず、アメリカでは被害が免れたのは有名な話です。

 

その後も厚労省は、俗に言うレンツ警告も「科学的根拠がない」と無視して商品(1例※写真参照)を認可し、一層の被害拡大を生みましたが、「西ドイツでは奇形児の報告があるが、日本ではそのような事実はない」と姿勢は崩しませんでした。現在はハンセン病や多発性骨髄腫等への有効性に再度脚光を浴びている薬物です。以下を見ていきます。

 

>>サリドマイドは1960年前後に、睡眠薬や胃腸薬として販売された薬です。初めは西ドイツで販売され、日本でも妊婦や小児が安心して飲める安全無害な薬をキャッチフレーズに販売されました。※1)

 

厚労省が2016年に作成した動画の冒頭を書き起こしたものです。更に一部を引用しますが、

 

>>日本でも妊婦や小児が安心して飲める安全無害な薬をキャッチフレーズに販売されました

 

の通り、厚労省が販売の契機となる承認側にも関わらず、他人事感に溢れている点です。この他人事感はサリドマイドに限らず、他の薬物やワクチンに対してもその姿勢は引き継がれ、また、厚労省に限らずどこにでも似た性格を持つ組織や個人は存在する為、先ずは「誰が」ではなく「内容」で、情報を読み解く大切さを知らされます。

 

 

※1)https://www.youtube.com/watch?v=Z6PwmHMpSuA

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02vahtg7FZoJz45QjKu7coUu7HTEZJwhw5TXuBsvHHT1N5t4NuD4bJqiF2pWvjfhiEl

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6459995

 

「ジャムティーブラック ステロイド」で調べたら、「ステロイドに頼るのは嫌で、且つ色々試してもダメだったけど、ジャムティーブラックを飲んだら早々に改善した」的な情報も一緒に目に入り、その方の今後が気になりますが(尿量の増加と口喝をお茶の副作用と捉えてましたが、恐らくステロイドで血糖値が上がっているのではと…)、

 

このように、ステロイドと知って飲んでいるのと、知らないで飲んでいるのでは、後者の場合、ステロイドの副作用や離脱症状等の発生の懸念を知らずに飲んでいる為、色々と違うと思いますが、病院から貰った薬だとしても、それが何の薬か分からないで飲んでいる方も多数なので、似たようなものかもしれません。

 

ジャムティーブラックに記載があるかは知りませんが、健康食品界隈では抗炎症作用を謳う商品が目立ちますが、どこか具合いが悪いヒト、且つその病態惹起の初期が明確な炎症由来だとしても、病期が慢性期と呼称される期間に入った場合、現症が炎症由来か再考する必要があると思います。

 

ヒトは元々抗炎症機能を生理的に備えてますので(それこそステロイド薬を使用して、副腎や下垂体前葉の機能低下が掛かった場合等は別ですが…)、炎症反応が延々と起き続けているような、慢性炎症的な病態概念が有触れて存在する事自体が逆に考え難く、且つ炎症反応であれば血液検査で分かると思います。

 

その上で、いつの時代から炎症=悪、消炎=善の概念が根付いたかは知りませんが、神経栄養因子は炎症反応で強く生合成されるメディエーター内に存在する為、抗炎症作用を当該病期で取り込む行為は治癒遅延を招く事が分かります。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 23 2023/1/10~2023/3/12

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0AkMTct4LmReXgC975FUkHVC5zmZk8rEnMdotuTPUcXRcLawEifeJiig8zi2uUuYYl

 

年間平均100人前後が餅等による窒息で搬送されているようですが※1)、ふと思った事に、似た数値で推移する事例を目にする度、事故の内容問わず不思議且つ興味があるものの、それは追々考えるとして、餅による腸閉塞も稀にあり※2)、上は突破出来ても下で詰まる可能性もあるようです。正月はアルコール摂取の機会と量も増えて腸閉塞のリスクは上がりますが、近年はコロナ君やワクチン接種後の兼ね合いでNSAIDsが好調なものの(感染症にNSAIDs使用の是非はさて置き)、副作用に腸閉塞 例※3)がある為、酒と餅とNSAIDsで腸を狭め動きを止め更に詰めてと、特に高齢者は多少なりとも数値に影響があると読みます。

※1)https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20211207-00271516
※2)https://hospital.city.sendai.jp/pdf/p03-08%2038.pdf
※3)https://www.huffingtonpost.jp/.../loxonin-side-effect_n...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02cGuxqE6oEw34Xqb8CSVLheyTBAmhpLLyLVm5UwXHSYSkFExaFLGwGb6Tzno5MMMql

 

酒と餅とNSAIDsは、カテゴリ的には「アルコール」と「糖質」と「薬物」となり、各々が個々で『「飴の”ような”性質」と「ムチの性質」』の両面を備えていると思いますが、ポイントは”ような”であり、「飴ではない」側面を理解する必要があると捉えています。各々の共通点に、神経伝達物質の動態変化を安易且つ短時間に求められる事※1)、摂り方次第で動態変化の速度や量を変えられる事、それに伴う標的レセプタのレギュレーション変化の懸念、外部供給で自己分泌能低下の懸念=当該物質が存在しなければ生命維持が困難になる懸念、神経細胞の破壊、神経細胞の栄養源の変化etc…を備えています。

ムチを打たれない為には飴らしきものを摂り続ける必要があるのですが、冒頭の通り各々が個々に飴とムチを備えている為、時にオーバーラップするようにムチが飛んでくる懸念もあり、また、その感覚は抑制し難く、トラブルやアクシデントの際には、何れか、或いは何れもが絡んでくるのは、制御が困難なヒトそのものの中枢神経が関与している為と捉えています。

前項で >>似た数値で推移する事例を目にする度、事故の内容問わず不思議且つ興味がある と書きましたが、その理由の1つにヒトそのものとなる中枢神経に大きく影響を与える事象は、幾ら注意喚起しても防げないのがその証拠で、年間平均で事故発生率の数値が類似していればまだ良く、この手の事故数は、人口減少で母数そのものが減れば変化して見える事はあっても、本質的には変わらない、或いは悪化だけの可能性があると考えます。

※1)NSAIDsはGABAをreduceする懸念があり、経時的にアルコールやベンゾ等を飲みたくなる状態に陥る可能性、また、普段より考察を入れているenhanceを掛ける向精神作用物質が代表的です

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid034ZNvGjj22iTueD5nVp1mrTrvGKHhTTq992qUGh7H6CcUiSG2aZsHk2vwCsPUCxrVl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../2907262ab94e0ed0c03049c270b9...

 

>>今のところ、信頼できる研究でカンナビノイドに十分な鎮痛効果があることを示しているものはない

 

国単位で許されている薬物は異なるので一概には言えませんが(例...日本で流通しているフルニトラゼパムロヒプノール/サイレース)はアメリカやカナダに持ち込めない等)、情報の多くは日本人から聞く事になるので、日本人が想う情報が多くなりますが、流通している薬物で奏功自覚を得られない場合、次に考えるのが簡単に手に入らない薬物に希望や期待を持つ傾向にあります(例...大麻や麻薬、覚醒剤等)。

 

また、傷害理由が既存薬物でも、また異なる薬物を模索する傾向にあります。「あの薬なら飲めるか?」「この薬は駄目か?」等々。それを示唆するように、現代人の多くが流通している薬物が原因で惹起されていると推測しているFMSに関しても、

 

>>米国で線維筋痛症の治療に使われることがある合成カンナビノイドのナビロンの治験では、プラセボの効果を比較したうえでナビロンが著しい効果を示したと結論付けていた。しかしこの治験の盲検には不備があり、それによって他の多くの治験と同様に、薬の価値を誇張している

 

と結論が出ています。勿論、標的レセプタを知れば、流通している薬物でも、同等の、或いは類似した薬物は存在するので、工夫次第、組み合わせ次第で出来てしまい、もしかしたら既にそのような薬物を飲んでいるかもしれません。それでも尚、簡単に手に入らない薬物に期待を込めるのは、表面上の文字面でしか選択出来ない危険な思考状態である事も意味しますし、

 

>>人々がそのように期待してしまう一因となっているのが、メディアによる過剰な報道であると、論文の著者らは指摘する。広く読まれている大手新聞やその他のメディアは、ことあるごとに大麻の鎮痛効果を大げさに宣伝するような報道をしている

 

これらの喧伝、扇動によるものかもしれませんし、それは大麻に限らず既存で流通している薬物も例外ではないと思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02rZwTtGCp11iidoaxRZTDZuNoGAbFLvsW6J4RKvgwmHbh6AWhKyd4sn5DVvfwNXLal

 

>>可能な限り針管のみで筋溝等に沈め込んだほうが距離を稼ぐこともでき

 

姿位や部位で全く状況は異なるのですが、この部分は刺針由来の疼痛の観点から、間も無くデメリットが見えました。押手や針管で押圧する力を高めれば、目的部位まで距離を稼ぐ事は出来るものの、

 

1)押圧すれば(しただけ)目的部位までの距離を稼げるのは確かだが、当該組織の内圧が高まり、脈管系が針尖から逃げれず当該組織の穿刺リスクが高まる

 

2)押圧で目的部位まで稼ぎ、且つ目的部位まで届けられたとしても、その状態で押手や刺手を同時に(※後述あり)離すと、目的部位から針尖が離れる

 

3)仮に2)を回避するなら、押手と刺手を同時に離さず、押手を離した後に、針尖が目的部位から離れないよう刺手の状態は保持する必要があるが不安定になる

 

4)但し3)を行うと押手を離した段階で、針尖や針体が組織間を移動する為、それに伴う疼痛の懸念がある

 

5)その為、1)から4)の諸々を回避する為には、押手の押圧は不要となる

 

皮膚伸張と刺針由来の疼痛回避は相関しない印象は引き続きあり、且つ、押手による押圧しながらの刺針も上述の段階を踏めば必要がない事を知ります。恐らく相当前に刺針時は「「押して」「拡げる」=「押し拡げる」」と書いた記憶もありますが、必要ない事を知ります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0P2XP54bWAv2T6xVDjeVAAGvzGMcoauqfnMHtQ7i4ZoJiBYgpmnmGEemSn8vZ2NRql

 

皿を持って移動したり、ベッド上で滑らせるには軽いほど良いと思い、軽量化に努めた時期もあり、昨年の3月頃は真ん中(※写真1枚目)に落ち着いたつもりでしたが、使っている内に軽過ぎても良くない事に気が付きます。

 

1)軽過ぎた為か、手が当たってしまう等の何かの拍子で皿に力が掛かると跳ね上がってしまい、針が飛び散らかる

 

2)母材がベッドに敷いているタオルと相性が悪いのか、滑りが悪く途中で引っ掛かると、上述同様に針が飛び散らかる

 

その結果、写真右側の状態で今は落ち着いています。針もそうですが衛生面を考えれば、針が触れる皿も使い捨てが良いとは思います。機器を入れて洗浄/消毒/保存するのも面倒臭いですし、逆にコスパが悪いかもしれません。もちろん専用の使い捨て針皿も販売されているのですが、針長に対して長さが足りないのと、使えば分かりますがとんでもなく使い勝手が悪いものです。

 

左320g 真ん中20g 右170g

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次は同時期に何かの契機で私がベッドに寝た時、頭の居心地の悪さに気が付いたのが有孔ベッド(※写真2枚目)です。有孔ベッドは伏臥位で治療する場合は顔を沈められるメリットはありますが、基本的に横臥位がメインの為、孔の存在が邪魔になります。タオルを2枚重ねにした枕でも孔の存在は分かりますし、備え付けのフタ(※写真3枚目)で塞いでもフラットにはならずに溝が気になる為、今は100均でまな板(※写真4枚目)を買ってきて凌いでいます。9か月ほど試用している限り、問題なさそうです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0kY3amfQHocweW38Q31mbJdsJNhJrhH11HqakknNTBhYhBs9WEX8jQVq4Lj6eajvQl

 

>>GABAレセプタがベンゾ薬の継続的な服薬や、その他の当該レセプタをエンハンスし続ける暴露環境によりダウンレギュレーションを起こし、当該チャネルの開口機能が脆弱性を持った場合、グルタミン酸の過剰流入が止まらず、神経細胞の破壊要因の主になると考えられ

 

グルタミン酸の過剰流入や、血液脳関門が選択性を保持出来ない脆弱期では、中枢神経の神経細胞が破壊される毒性化(興奮毒性)へ発展する懸念があるものの、当該経路は大まかに分けて2つあり、体外から入れるか、体内から始まるか、です。前者は簡便に成立出来る為、全身/局所投与問わず様々な資料が存在します。

 

後者の経路は、GABAの酵素となるグルタミン酸デカルボキシラーゼの機能不全、レセプタのレギュレーション変化、或いは(及び)GABAの自己分泌能不全の惹起を以て開始すると推測されます。また、前者は外部から取り込んだ単発的な傷害とした場合、後者は自己の当該神経伝達物質で、継続的な異常で生じる傷害の為、病態的な悪質性は後者が高くなります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0vLNfT7QMCZ6JeaHeQZQnQVXY6nZ9gR3JecZcHXdpFFbBGB2iByHEjaxnY85WRiFil

 

以下では構造異常と症状自覚の有無の関係性に、キアリ奇形や脊髄を中心とする中枢神経及び、末梢神経のテンションや肥厚状況等々を例に挙げていますが、どちらかと言えば左記は何らかのエネルギーで発生した事後異常であるものの、エピソードが不明瞭な先/後天問わない奇形や異常走行は有触れています。

 

コメント欄にも一例を添付しますが、このように大きな部位でもバラつきは見られ、且つ見られたからといって、症状自覚との関係性は未知な側面も多く、消去法的に離断したりと手段は様々あります。しかし、柔い筋筋膜が、幾層にも保護された強固な末梢神経を傷めるかと言えば無理があります。ただ、例えば当該組織の離断による改善自覚例も存在します。

 

それを踏まえた上で、仮に関連性がないとし、離断で改善自覚が認められた場合、症状自覚に繋がる原因部位は離断による開放行為とはならず、異なる部位の原因が解除されたと推測して部位を追えば、以下にも記載している通り、>>治療部位の多くは集約される印象があり このような現象を見る事になります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0ocw47LaRzc9LoepNGb7bpWz742LuQF1zJQYRki6LXDeXUf4VFXrwc5dbEJYG4gzCl

 

https://www.cnn.co.jp/fringe/35200613.html

 

>>研究の結果、糖尿病など心疾患の危険を伴う基礎疾患がある人は、血中のエリスリトール濃度が高い場合、心臓発作や脳卒中のリスクが2倍

 

>>人体は傷口からの出血を止めるために、血液凝固を必要とする。ただ、血小板によって作られる血栓の大きさは、細胞を刺激するトリガーの大きさによって決まる。例えばトリガーが10%であれば、血栓も10%にとどまる。

 

>>「しかしエリスリトールがあると、血小板がスーパー反応を引き起こす現象がみられた。たった10%の刺激で90%~100%の血栓ができる」

 

その昔、サイダーで肉を煮込むと美味しいと見たので、手元にあったゼロカロリーのサイダーで煮込んだらとんでもなく不味く、このまま煮込み続けたら肉入りのプラパテが出来上がり、何かのヒビを埋めるどころか成型出来るのではと感じたものですが、

エリスリトールに限らず口に入る温度で印象は変わり、

 

冷たい→ちょっと変な味

 

常温→変な味

 

熱い→凄く変な味

 

もっと熱く→発がん性物質含有のガス発生の懸念

 

結局は変なのですが、冷たいと分かり辛いかな、ではあるものの、思い起こせば小学生の頃は、「どうやったらこのカップラーメンと同じ味を作れるのかな」「どうやったら缶コーヒーと同じ甘さまで出来るのかな」「どうやったらこのハンバーガーと同じ味に出来るのかな」etc…

 

と色々試した結果(恐らくそれらが美味しいと感じていたからが故の行為だと思います)、人工甘味料含む化学調味料まみれにすれば、相当な低コストでこれら近しい味に持っていける事を知り、感覚的にも避けるようになった記憶や、行列の出来るラーメン屋の厨房を覗いていたら、並べられた丼に、業務用の1キロ袋から、グルタミン酸ナトリウムをレンゲに山盛り乗せて入れ続けている光景を見て引いたりした記憶もあるものの(ステロイド向精神薬を山盛り出してくれる医者が名医と呼ばれる理屈と近いのでは)、逆に化学調味料の味に慣れると、入ってなければ「物足りないかも」「食べた気がしないかも」と感じた時期もあり、それくらいヒトに影響を与えるものだと今にして思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0KYcPN2kwgN9ssB4iJH9jeD5DpD8cWCFzq6oA8oTBAnKy9FyDc2GpKV1Ydbd6pFCbl

 

先々の動向を知る為には、市場に出回る前の状況を知るのも大切と考えています。薬物の類は前以て治験が行われるので、その段階からも情報を知る事が出来るのですが、例外的に市場に放出しつつ治験段階の薬物やワクチン等もあるかもしれません。

 

また、薬機法の縛りが面倒臭い場合は、雑貨(雑品)扱いで流す例や、流行りのコオロギも市場に放出しつつの治験と考えているものの、薬物としての解釈ではないと思うので、個人的にはと前置きしますが(※古くから漢方薬には使われているようです)、話しは戻し、最近も新しい作用を持つ抗うつ薬の案内等々もあり、色々やっているんだなと思っているところ、本日の情報は以下(※添付)になります。治験は通常何段階かの壁を乗り越える必要がある為、頓挫する事例も多いそうですが、今後もコロナ君絡みは登場するのでしょう。

 

小児は成長途中でもあり、物質流入を選択する血液脳関門/血液脳脊髄液関門の機構の未成熟も示唆される為、何がどのようにどれくらい入ってくるかの未知性が高く(年齢を問わなければ、免疫抑制期や衰弱期、激しい炎症期等でも脆弱性は示唆されています)、また、過去にも挙げましたが、小児の場合(正確には小児以下の年齢)、一般的には抑制性神経伝達物質で知られるGABAが、興奮性神経伝達物質として反応を及ぼす等の逆転現象も見られる等、成人とは異なる動態と機能も示唆されています。

 

何れにしても、結果的に当該物質で中枢神経が損傷する可能性は、成人(及び以降)より確率的に高い為、注意を払う必要性はあると常々考えていますし、そもそもが血液脳関門等を突破するように作られているのであれば、この限りではないと思います。

 

「小児」の定義はこちら(※1)を参考にしました。

(※1)https://sagasudi.com/%E3%80%90q%E3%80%91%E6%B7%BB%E4%BB.../

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid05J7SMDG2rksQFMV6gUbmKyVthg8hxdMrDraS4veq5nPXVvPxmuoFCf4gEPKdPdVCl

 

神経栄養因子の産生要件を満たす行為は限定的でも、当該因子を相殺する薬物は様々存在します。

 

「血管拡張行為≠神経栄養因子の供給」を踏まえた上で、慢性症状との対峙を考える」

 

先日、blood barrier(以下bb)は必要な物質を届け、不必要な物質を弾く機能を持つも、何らかの契機で受傷し、何らかの理由で慢性化した場合、分子の大きさも相まってか、神経栄養因子も弾き続ける欠点に触れました。では、この欠点を補う、或いは覆す行為を考えると、思い浮かぶのが当該部位の人為的な再損傷によるbbの再脆弱化ですが、入力エネルギー次第ではリスクがあり、手段次第では構造的に不可能な部位も多くあります。

 

また、併せて不必要な行為も見えてきます。不必要な行為を知れば、身体的/感情的な負担を減らせます。概ね慢性期の病態対峙に於いて、「血管を拡張して云々…」の行為で、温熱による拡張、冷却による二次的血管拡張、揉む擦る伸ばす縮める等の自動他動問わずの運動、或いは類する、準ずる行為等々も挙げられます。ヒトは元来酸素分圧保持機能を備えている為、足りない部位は組織が死なない程度に自律的に拡張しますが、それが組織改善に寄与する栄養因子が配られるのとはイコールにならない点です。

 

再損傷による再脆弱化は忍容不可能なレベルであれば可能性はありますが、その場合は身体を壊すリスクがあり、忍容可能なエネルギーでbbが脆弱性を持つと、日常生活を送るだけで危険な状態になり、上記機能であれば誰も長期的に身体の問題で困っておらず、或いは生まれて間もなく壊れ続ける生物になります。

 

「消炎作用によるネガティブから病態を学ぶ」

 

炎症は悪で抗炎症は良の概念は、抗炎症を謳う薬物や食品のプロパガンダからの派生で、湿布を貼って運動をする行為1つ取り上げても、その矛盾に気が付けないレベルの浸透力です。亜急性期以降はNSAIDsやステロイド、tnf-α阻害薬等の抗炎症作用が奏功し難い為、準オピオイド系その他、向精神作用性物質の類が一般的ですが、神経伝達物質の上下動は罹患細胞には寄与せず、且つ副作用や離脱期に様々な傷害を負う懸念がある為、原疾患以上に全体像が複雑性を増す弱点を持ちます。只、今症例のように、

 

>>右上肢・右下腿の疼痛増悪感や不随意運動が頻発するタイミングは、疲労時に強く起きるとの事。現在(2014/2)、毎日登校は出来ないが、所属している部活動(運動部)に見学で顔を出す時は階段昇降が多く、運動量が多い日に諸症状が強く

 

>>同年7月中旬、原因不明で片耳が全く聴こえなくなる。高度な突発性難聴と診断を受ける。ステロイドパルス×5、高圧酸素治療、鼓室内へのステロイド注入×3を行うも、これらの治療で難聴は改善せず。又、この頃よりHPVV接種後と同様の疼痛や不随意運動等が再燃

 

の過程を伺うと、亜急性期以降の罹患細胞がどのような状態で維持されているかの推測は立ちますし、発症契機問わず罹患細胞の帰結状態の共通性が見えてきます。

 

「消炎作用によるネガティブから病態を学ぶ 2」

 

>>選択性を持つBBB(Blood brain barrier)は如何なるタイミングで選択性を保持出来ないかの示唆として、"未熟期"、"強い炎症期"、そして"免疫抑制期"他

 

以前腓骨神経麻痺を3種3例挙げました。1つは足を組み続けた事が原因か、1つは精神ストレスが原因か、1つはANCA関連血管炎が原因かで受傷理由は様々ですが、どの症例も腓骨神経そのものには触れず(よくある腓骨頭等)、腰神経(腓骨神経→坐骨神経→腰神経)で取っていた話に触れました。これには後述する血液神経関門(blood-nerve barrier 以下BNB)の解剖的脆弱部位を逆手に取り、回復因子となるサイトカインやBDNF、GDNF等の蛋白合成部位とその促進を針刺し行為で得られる左記総称のinflammationを利用しています。

 

※概ね炎症性、圧迫性、虚血性を指しています)受傷組織が何処でも、トラブルは当該組織を走行する各種神経が拾い上げて教えてくれますが、ぱっと見でも大きな構造異常が前提でも無症候事例は有触れ、かと言って構造異常を修正しても症状は改善せず、検査機器も描写には限界があります。

 

先ずは何らかの契機で症状の自覚要因となる傷めた神経は、当該部位を構造的に開放、開大、開窓しても状況が好転しない理由に、脱髄や軸索変性等と適当に調べれば出ますが、受傷間も無くは限定的に脆弱化して開放され、蛋白合成が促進されて回復因子が配られるも、急性期を過ぎれば再度バリアを張る事が示唆されています。

 

そうなると、俗に言う慢性期にはそこに手出ししても意味がない事が示唆されます。示唆と言うより、例えば肩が凝っているヒトの肩に幾らアプローチしても…、腰が凝っているヒトの腰に幾らアプローチしても…的なネガティブが生まれる現場感覚のエビデンスは十分積みあがっていると思います。BNBはBBBに準ずる機能性が示唆されるなか、異なる点は神経根と自由神経終末で一旦連続性が絶たれている点です。この解剖的な脆弱部位を逆手に取ります。

 

また、前者近傍に存在する各部位は、知覚神経であれば後根神経節、運動神経であれば前角細胞が、蛋白合成を育む重要部位と示唆され、当該部位近傍まで届け、カスケード化させたinflammationを意図的/人為的に誘導して得られる結果も多いかもしれませんし、これらの回復因子となる蛋白質は当該シェアや前項の通り、NSAIDsやステロイドで合成が阻害される為、行き過ぎた消炎、又は病態誤認による消炎行為は、仮に症状自覚は失われても、細胞レベルでの治癒遅延/治癒阻害を招く要因になります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid023dEymTYsodaZZ9jHPMicS5tev2F3PfFCYz1GUqoCxcaQGNijb1AqLMaw8vQnxAYpl

 

鳴門金時の会話から、徳島と言えば徳島大学でワクチン開発にコオロギを活用している流れで、「そういえば」と、サゴワーム(ヤシオオオサゾウムシ)を頂戴しました。こちらは塩のみの味付けで、鼻を近付けるだけで受け付け難い臭いが漂うのですが、噛むと表面は甲殻類的な食感で、例えようがない臭さが倍増します。美味しいかどうかと問われれば、美味しくないどころか、もう食べたくない、です。

 

この抵抗感は、見た目と味付け、体内への入れ方の問題かもしれません。GSKのHPVV、サーバリックスは蛾(※イラクサギンウワバの遺伝子組換えの細胞で培養した蛋白質ウイルス粒子)ですが、今程のコオロギ騒ぎはなかったと思いますし、普段から進んで食べはしないものの、だからと言って「虫だから食べない」等の感覚は持っていないつもりでしたが、いざ目の前にすると、大きな抵抗を感じた事と、「なぜ芋ではなく虫なの?」と思った自分自身に嫌気がしました。

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0ZYhbPGwdxTvCo6WV7ZjGtj8dMBKwob68LgHC3f3cWEJvgjXLJ1rt8LKG7voUEx5Al

 

>>体力低下や免疫低下によって悪さをする帯状疱疹、その後の神経障害等は珍しくない

 

2022年以降、帯状疱疹の惹起事例が急増しているとメディアでも取り上げられていましたが、時系列的にも純粋なウイルス由来ではなく、ワクチン由来の可能性と考えるのが自然です。また、100歩譲って感染を不安に思う等の精神ストレス由来の惹起とした場合でも、そのストレスは2022年より、2021年、2020年のほうが遥かに大きかったと考えています。

 

>>RSウイルス、アデノウイルス、ライノウイルス、既存コロナ等(サーズやマーズは分からないです)に罹患後の末梢神経障害は少なくないのかもしれません。

 

>>それも単根、又は片手で数えられる程度の複数根の障害で、多根性と呼ぶには少ないかな、そんな症状を残存する例も

 

新型コロナと呼ばれるウイルス以前からも、ウイルスとの付き合いはヒトは古くから持ち、カジュアルなものであれば、「風邪を引いたら(或いは当該ウイルスのワクチンを接種したら)持病の(単根性障害)神経痛が悪化した」等のエピソードは珍しくありません。その為、

 

>>感染後神経障害の代表的なものは、髄膜炎脳炎脳症、ギランバレー等ですが、それらは症状や検査で判別が付く

 

このように、罹患部位は中枢神経に偏る事なく、罹患した数日後に神経痛が悪化した、接種から数日後に神経痛が悪化した(概ね2~3日後)等も引き続き見掛けます。しかし、感染や接種由来の断定は、早発的な障害なら未だしも、遅発的な障害の場合は現実的に難しく、かと言って判断が左右される事で、症状の推移とは無関係で、良転も悪転もない側面もあります。寧ろ、その先に見える各種薬物の弊害に曝露するのが、一層の心配事と捉えており、感染やワクチン接種後のネガティブな様態に、薬物による副作用や(常用量含む)離脱症状が示唆される多重な複雑性は、一層苦しめる要因になると思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02gHzyNgYAYtLAFDkm7kv7UvqhsQyzTXtHZGf9QtKvhLW7DuufhBCWQJmBtVBkHxBUl

 

様々なAIチャットが登場するなか、回答内容の引用元が分かるという事で https://www.perplexity.ai/ を使っているのですが、(今までもそうですが)引用元は有料の論文等や、紙媒体等でしか把握出来ない情報は除外されている印象があり、また、こちらのAIチャットに限った話ではないものの、内容にはいびつ感もあります。

 

今後も精度は上がり続けるとは言え、内容のいびつ感に気が付くには、その前提に正確性の高い情報を既に知っている、或いは、現場感覚と大きく乖離していると知っている必要性があり、「「知らない」から、「知りたい」から、調べる」という動機の下で調べ、パッと文章で回答を出されたら、それが正しい答えと刷り込まれてしまうリスクは、引き続きあるかもしれません。只、今後は相当な力になる可能性もあり、上述した人間的な感情のデメリットを知った上で、使い方や使い道は引き続き模索し続けるメリットを感じます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0yqcypN4JXj6DH67bgTBXKui4fnMPNPXVGa7djD1PhfBsSEWRxqEyzAXkru9DuBt4l

 

https://www.jprime.jp/articles/-/27109

 

>>いくつかの条件をクリアすると健康保険が適用されるため、安くマッサージなどを受けられると人気

 

保険適用疾患は、骨折(不全骨折)、脱臼、捻挫、打撲、挫傷で、原則柔道整復はマッサージという行為や概念は元々存在しないのですが(W免許で会計が別、或いは途中であマ指師に交代するなら別(実際ないでしょうけど…))(あマ指師以外「マッサージ」と表現してはいけない等、規制や制約は本当に色々あり、免許ないほうが逆に良いんじゃないかレベル)、この辺の裁量権整骨院側に委ねられると思うので、首周りのアレコレなら「頸椎「捻挫」」、腰周りのアレコレなら「腰椎「捻挫」」とする事で保険適用疾患へ鞍替え出来ますが、放置で自然治癒が見込める捻挫なのに、一体何か月捻挫しているんだろうと思う時もあります。

 

それはそうと提灯記事と指摘があるように、どうしても整形外科とは患者層が被り易いので対立関係になりがちな側面はあり、特に柔道整復は、上記の保険適用疾患を見ても分かる通り、歴史的には整形外科が少ない時代、業務を補填する形で成立している為に尚更感はあり、私も書けばキリがないほど沢山あります。ただ、ここは本当にお互い様感があるのと、「言ってもね」「言ったところでね」という感覚も年々増していますが、手術も薬もその他も侵襲行為には変わらないので、その行為が病態と合致しているか、その病期にその行為は適切か等、前以て受け手側もザックリとでも構わないので、知識を入れ続ける必要性はあるのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0ic18R3mzmgBJzdn9kBpYtT9w87nkgs7AqCMDzMYZd2GKMzvZdFncnLEhJumbDz4Wl

 

>>「ここね、人が人を殺すとこなんです。僕を助けてください。お願いします。僕は死にたくないんです」※1)

 

月間で2000人弱が精神科では死亡退院となるその内訳(例 老衰 自殺 病死 中毒 暴力etc…)は分からないまでも、また、「行く度に(入院の度に)頭がおかしくなって帰ってくる」となったとしても、ここ数年も、取っ掛かりとなる向精神薬は品薄(色々事情はあるのですが…)になるほど、新規への処方も増えているのが現状です。また、これら向精神作用性物質は、精神科や心療内科以上に他科での割合いが多く、2010年頃を境に整形外科等でも当たり前になり、そこから精神科へ転医する例も当たり前です。

 

これら薬物は中枢神経が標的となる為、変貌に服薬者本人が気付かない場合もあり、身近な家族が困り果て、精神科へ入院を促すケースも少なくありません。医療的観点であれば「病識がない」となります。酔っ払いに「酔っぱらってる?」と聞いても、「酔っぱらってない」と回答されるのと同じと捉えて問題ないと思います。精神科への入院は、本人の希望がなくても手続きが踏めるので、本人に気付かれないまま、段取りを進められる時もあります。その段取りに民間の連れ去りビジネスも存在するのですが、ひとつ例を転載します(敢えてソースは載せないでおきます)。

 

以前メディアでも取り上げられたので知っているヒトもいるかもしれませんが、複数人で訪れ、部屋に鍵が掛かっていようが壊して入り、抱きかかえて車に乗せ、精神病院に連れて行くとイメージすれば早いかもしれません。そしてその前後の段階では

 

視察調査業務のおもな内容

 

・対象者の外出時における行動を視察調査します

・対象者の不在時に室内の様子を確認します

・対象者が家庭内にひきこもっている場合、ご家族の協力のもと、室内での言動を録音・録画します

・対象者を精神科病院に移送した後、私物を精査・分析します

 

病院確保のおもな業務内容

 

・家族と一緒に行政機関に相談に行くなどし、対象者に合った医療機関を選定する

・対象者に通院歴がある(入院施設のない病院に通っている)場合には、家族に同行し主治医に交渉する

・視察調査の結果(エビデンス)を元に、家族とともに医療機関に相談に赴き、対象者が入院治療を受けられるよう交渉する

 

精神障害者移送サービス【説得】のおもな内容

 

・当日の危機的状況に備えて、家族とともに行政機関(保健所や警察署など)に相談に赴き、協力を要請する

・近隣住民への挨拶

・Xデー(入院日)が決定したら、3日~1週間より現地入りし、自宅周辺で待機。不測の事態に備え、継続して視察業務を行う

・当日の説得、民間救急車両を利用しての移送業務

・入院に際しての手続き(医療機関から家族へのヒアリング)への同席

・診察の際に医師から同席を求められた場合、移送中に判明した新たな事実も含め情報を伝える

 

と、普通に考えて普通に怖い状況が、本人の知らぬ間に行われます。度々ながら日本は精神病床数が世界一の国です。そして冒頭の通り、月間で2000人弱が精神病院から死んで出てきます。そのキッカケに向精神薬が濃厚に関与しています。それでも尚、ここ数年は品薄になるほどです。これら異常な状態は何年も続いていますが、少しでも状況を知るだけで、自分自身だけではなく、身近なヒトの安全も併せて確保出来ると思います。

 

1) https://bunshun.jp/articles/-/61167

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>>本人の意思を無視した長期強制入院、病院への強制移送、身体拘束、薬漬け……、日本の精神科病院を取り巻く現状は、世界標準からかけ離れた異常な点ばかり

 

精神病床数が世界一の日本は、目の前に居る人間の主観ひとつで病人に仕立て上げられ、入院させられる可能性を今も残して現在に至ります。目の前に居る人間の主観というのは、別に診断権を持つ人間だけではなく、文字通り目の前に居る人間の主観=その人間の物差し次第で幾らでも調整出来るリスクと、相応の手続きが出来てしまう可能性も意味します。また、

 

>>発達障害医療保護入院になります

 

2005年4月1日に施行された発達障害者支援法が、2016年5月に改正されて以降は特に顕著に当該傷病名が目立ち、著名人も疾患喧伝に一役買い始めたのもこの時期以降です。記事内にも出てくる民間移送業者がどのような立ち位置かは知りませんが、この頃より発達障害を用いた制度ビジネスが一層顕著になったのは確かな印象があります。

 

また時期を境に、診断する医療機関には3か月の行列待ちが出来た報道からも、見方を変えれば親御さんが子を診断してくれるよう足を運ぶケースもあり、異なる立ち位置からも一定のニーズがあったように見受けられます。少なくとも言われただけなら無害です。問題は手ぶらで終わらず薬物が処方される問題で、

 

>>発達障害だと診断された桜井さんがその日から処方されたのが、1日2回服用するオランザピン(商品名「ジプレキサ」)5㎎2錠(10㎎)などだ。本来オランザピンには発達障害そのものに対する適応はない。

 

>>「この薬を飲んで数日後から、手足の内側から虫がはったような強烈なむずがゆさが襲い、じっとしていることができなくなりました。アカシジアという副作用だそうですが、皮膚の後ろにミミズが1000匹いるような感覚で、不快感を鎮めるためにひたすら動き回りました。とにかく拷問のようなつらさでした」

 

こういったメジャー系の処方もあります。あまり具体的に薬物の名前は挙げないよう注意していきますが、東京オリンピックが行われた際に、このような問題がありました。

 

https://news.tv-asahi.co.jp/news.../articles/000216022.html

 

日本では今のところフェニルアミノプロパン(ノルアドレナリン及びドパミンの放出促進と再取り込み阻害)は、認可されていない為に上記の問題が起きましたが、メチルフェニデート(ノルアドレナリン及びドパミン再取り込み阻害)はOKです。また、リスデキサンフェタミンメシル(ノルアドレナリン及びドパミンの放出促進と再取り込み阻害)は体内でd-アンフェタミンに変換されて作用を齎すなど(添付文書の記載区分は覚醒剤)、この界隈ではこれらの薬物が処方され易くなります。

 

記事内のメジャー系の処方に関しては、時々知的障害者施設等で利用者の行動抑制を目的に適応外処方が話題となったり、その量によっては胃薬として出せる場合もある為、余計に混乱が生まれるのですが、話を戻して一旦まとめると、言われるだけならまだ無害です。ここまでは確かです。その先に薬物が絡むと上記覚醒剤が処方されます。この問題は日本だけでなく受験戦争の激しい国等では、眠らず集中力を切らさず勉強し続ける為にと飲む場合もありますし、純粋に快楽を目的に飲む場合もありますし、使い方はそれぞれです。そして診断は主観の範疇です。ここに大きなリスクがあります。

 

その為、それぞれで問題が起きるのですが、もう一度始めに戻ると、この問題は「自分が困っているから」ではなく、「目の前に居る人間に困っているから」に近しい状況で起きる事も多いです。目の前の相手をどうする事も出来ない苛立ちと、追々管理不足、教育不足を指摘される不安と、それに伴う出世の心配等などが頭を過った末、目の前の人間を障害者にしてしまえば良い、そうすれば自分に非はなく社会的にも免責される、このような感情を抱く以上、日本は変わらないと思います。

 

それよりも、相手の立ち振る舞いに困って相手を障害者扱いするのではなく、自分が困ってしまう物差しの短さと器の狭さ、その余裕の無さを是正したほうが余程早いですし、相手を薬物に染めさせない選択になります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0pwc2NTrVWCSw21mdzPyLR18RSUZ32GGLwXTZJvryrtLWjJhtkaumfMC8nP9uen5Tl

 

環境問題や人権問題を掲げると、社会的に反論され難い空気感になるので、それを巧みに用いる事例は多く、また、それらに反した言動を取ると、凄い勢いで叩き落とす過激さが今日です。この点は反精神医療、反向精神薬、反ワクチン、反オリンピックその他、反〇〇と呼ばれる個人、集団と似た雰囲気を持ち、大声で原色で派手化し鳴り物を使う特徴を持ちます。静かにやって振り返ってくれないからと過激化しても、逆に引かれます。

 

それはそうとLGBT は Q が付き、+ が付き、LGBTQQIAAPPO2S となり、自動生成されたパスワードかな?と思うものですが、これを見て思い出したのが Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders(以下 DSM※1))です。なぜ改訂の度に診断名が急激に増加していくのか、また、増加させる事が出来るのか、その一因にこれらの界隈が「概念」で成立しているからと捉えています。

 

この「概念」とは、幾らでも増殖させられますし、幾らでも細分化させられる性質を持っています。そしてこれら「概念」にどれだけの価値があるのかと考えれば、少なくとも「ない」と捉えていますし、作り出すほど後に窮屈になるだけです。

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※1)

 

DSM-I 1952年発表。「反応」(reaction) の面から精神障害を3群に大別したものであった。診断名106種類。

 

DSM-II 1968年発表。DSM-Iの基本概念を継承しているが、「反応」の言葉を廃し、「障害」を10群に大別した。診断名182種類。

 

DSM-III 1980年発表。症候学的記述および量的基準を導入した新しい診断基準を採用、さらに多軸評定という新しい手法を導入した。障害概念も追加され、診断項目はほぼ倍増した。診断名265種類。

 

DSM-III-R 1987年発表。DSM-IIIを基にした小改正版である。診断名292種類。

 

DSM-IV 1994年発表。DSM-IIIの基本概念を踏襲しつつ、ICD-10との整合性確保を図るなどした改訂版。精神障害を16群に大別した。診断名374種類。

 

DSM-IV-TR ('Text Revision' of the DSM-IV) 2000年発表。診断名374種類。

 

DSM-5 2013年発表。なお、この回から算用数字で表すようになる。診断名約500種類。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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アニサキス 水道水+グルタミン酸ナトリウム添加の食塩 5分経過 室温25度

www.youtube.com

 

水道水にグルタミン酸ナトリウムが添加された食塩を融かしたところ※1)、水道水に塩化ナトリウムを融かした条件下での寒冷時※2)や温暖時※3)にも該当しない挙動を示し始めました。この挙動を以て「具合い悪そう」とか、逆に「気持ち良さそう」等の主観的な所感は省きますが、何らかの影響はありそうです。また、約10分程度に渡りグルタミン酸ナトリウムが添加された食塩水に入れた後、※3)と同等の環境に戻し、間も無く※3)と類似する挙動に戻りました。

 

しかし、その後は経時的に鈍重化し、24時間後、36時間後も状況は変わらず、ほぼ動きを止めた状態です。簡単に書くと、生きているか、死んでいるか、よく分からない状態です(写真参考)。グルタミン酸ナトリウムが原因かどうかは不明な事と、再現性を上げるなら追試しかありませんが、神経毒性を持つ物質投与は命の取り扱いと直結する為、気が引けるものです。引き続き、こちらのアニサキスは観察していこうと思います。

 

※1) https://www.youtube.com/watch?v=G0gX42G0vFg&t=7s

※2) https://www.youtube.com/watch?v=6lsCik13y7I

※3) https://www.youtube.com/watch?v=9K4EL5Mdjuw&t=3s

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この姿は何回か見た事があり、水の入れ替えで摘まんだ時、塩を融かす際の水流が発生する時等、何らかの刺激に曝露すると、防御反応か否かは定かでありませんが、このようにトグロを巻く事はありました。また、氷点下に近い温度からそれ以下や、寄生先の魚の内臓や筋肉を開くと、このような姿位で居る場合もあるようです。ただ、現在は活発に動いていたと思しき温暖な環境下でも、写真の通りです。

 

 

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約100時間後。写真を撮ったタイミングではトグロを巻いていますが、身体を伸ばした状態(※伸ばしきる様子ではありませんが)も時折見受けられます。ただ、※3)と同等の運動は見られず、また、※2)にも程遠く、極めて鈍重な様子で時間を過ごしています。

 

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再考をする 22 2022/11/26~2023/1/4

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02TVzXncqXqpEogUr48CuiUPuQGAZ9Sv6t3gPHxGS8pdF9NTFvKXTtLRi4S6ae81g6l

 

今更気が付いたのですが、「ALS?」と聞かれながら手の萎縮を見るよう指示される部位は母指球筋に集中している印象があります。記憶を辿る限り、手掌の母指側と併行しながら小指側、及び手背側の状況も含め見るよう指示された事例は薄いです。恐らく、それくらいALS=母指球筋が萎縮する話が歩き回っている状況なのかもしれません。

 

おさらいながら母指球筋とは総称で、短母指外転筋、短母指屈筋、母指対立筋、母指内転筋の4つとなり、split handによる手掌側は短母指外転筋が対象です。髄節レベルの障害に依存しない独特な萎縮を表現するsplit handは、短母指外転筋と第1背側骨間筋の萎縮、小指外転筋の保持(痩せていない)による特徴的な状態を指します。その為、短母指外転筋のみを見るのではなく、同一の髄節レベルの支配下に置かれる筋肉の状態等、手掌手背の全体的なバランスを見る必要があります。分かり易い写真がありましたので、コメント欄に添付します。

 

※何かを参考にする際は一旦全て拝見するのですが、コメントの添付先の6ページ※1)、>>痛みなど感覚障害はALSでは認めません とあります。痛みや痺れ等の知覚神経由来の障害は惹起しない事を意味すると思いますが、実際はそうではありませんし、糖尿病や脊椎変性疾患を抱えていても、病的反射ひとつから異なる可能性もあるので、単一疾患を述べる文字情報で、複合的な状況を抱えるヒトを当て嵌めない事も大切です。

 

 

※1)https://slide.antaa.jp/article/view/8c8b726561c94304#6

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02zXtFnndAJLBei4YGXzdSzr5wZZcssGQ2hFweHmjbgrGKy5josjpHZwfAz2dFS8gQl

 

「「血管拡張行為≠神経栄養因子の供給」を踏まえた上で、慢性症状との対峙を考える」

 

先日、blood barrier(以下bb)は必要な物質を届け、不必要な物質を弾く機能を持つも、何らかの契機で受傷し、何らかの理由で慢性化した場合、分子の大きさも相まってか、神経栄養因子も弾き続ける欠点に触れました。では、この欠点を補う、或いは覆す行為を考えると、思い浮かぶのが当該部位の人為的な再損傷によるbbの再脆弱化ですが、入力エネルギー次第ではリスクがあり、手段次第では構造的に不可能な部位も多くあります。

 

また、併せて不必要な行為も見えてきます。不必要な行為を知れば、身体的/感情的な負担を減らせます。概ね慢性期の病態対峙に於いて、「血管を拡張して云々…」の行為で、温熱による拡張、冷却による二次的血管拡張、揉む擦る伸ばす縮める等の自動他動問わずの運動、或いは類する、準ずる行為等々も挙げられます。ヒトは元来酸素分圧保持機能を備えている為、足りない部位は組織が死なない程度に自律的に拡張しますが、それが組織改善に寄与する栄養因子が配られるのとはイコールにならない点です。

 

再損傷による再脆弱化は忍容不可能なレベルであれば可能性はありますが、その場合は身体を壊すリスクがあり、忍容可能なエネルギーでbbが脆弱性を持つと、日常生活を送るだけで危険な状態になり、上記機能であれば誰も長期的に身体の問題で困っておらず、或いは生まれて間もなく壊れ続ける生物になります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0w9XSycWYXRfcN58nausmHyz2bGjQpvq2TGMhPrLL8GFFrNfczo3DkrXtNGbugGk4l

 

アイシングやNSAIDs等の強引な消炎作用による、マクロファージやフィブリノーゲンの動態変化と当該組織下の残存状況、リモデリング時の組織変容と治癒遅延の関係性について調べていたら、それとは無関係ですが、骨折時のNSAIDs使用による治癒遅延の話題が見つかりました※1)。

 

内容的にはあくまで骨折時ですが、高齢で骨粗鬆症を既に抱えている状況下でのNSAIDs使用、或いは非疼痛性(無症候性)の椎体や周辺の微細骨折の頻回が示唆される状況下でのNSAIDs使用、或いはこれらネガティブな状態が存在しない中でのNSAIDs使用による脆弱下等、興味深いものがあります。

 

ヒトはある程度の炎症が存在して代謝が促進される側面はありますが、炎症時は疼痛性物質も分泌されるので、それを嫌い早急に不自然な火消しをし続けると、焼けかすが上手に流しきれず患部に残存し、それが原因で疎通が悪くなり、遷延化する話は度々取り上げていますが、骨に対してもネガティブな働きが起きるようです。

 

※1)https://www.jstage.jst.go.jp/article/dentalmedres/29/1/29_46/_pdf/-char/ja

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02EjDkDvUEi43bNtncmWoB8Am69p4oFax1nLUqgaivqnyWp1KaUc77wWupabTJuQ8nl

 

>>誰かの責任にする訳ではありませんが、そのようにしか学ばなければ、そのような知識しかありません。精神疾患に関する治療は薬物と聞かされれば、「そんなもんか」と真摯に受け止め、他は知らない、が本音だったと思います。記憶は定かでありませんが、違和感を感じ始めたのは自閉症スペクトラム全般を学んでいた時

 

当時この流れに沿い続けたら、テストの点数は取れてもヒトを殺し続ける可能性があると感じたものですが、だからと言ってそれにカウンターをあてる情報が正しいと思うのも、またヒトを殺し続ける可能性があると考え直す必要性があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0j1fcoRF5BTbhiDVer2kCGjJ8xpze369AnLSri93X8cgm2p1kNc6d7R1mbZ9ELNfbl

 

既に傷害を帯びている前提では、その組織下が虚血性云々や低酸素性云々等、呼称は何でも構いませんが、血管の拡張機能が自律的に機能し、組織が死なないよう維持に働くものの、あくまで組織維持の為で改善の為ではない現況があります。その件は前項等でも触れましたが、血管拡張≠栄養因子の供給で、亜急性期も過ぎたBBBやBNB等の透過性の悪さから、一定要件を満たさなければ分子量の大きな改善因子を運べない背景が示唆される為、治療部位も多少の工夫が必要になる旨を述べました。

 

ベンゾ離脱に限らず多くの由来を持つ症状群に共通性を持ちますが、これで傷んだ部位が何故傷んだままで残存し続けるかの理由も見えてきます。簡単にまとめると、血管拡張、循環改善、血流量上昇は、罹患組織の改善とは結ばれず、分かり易さを優先すれば「傷んだ場所の血行を良くして治るよう期待します」で良いのかもしれませんが、それは説明ベースでしかなく、実際と大前提には透過性亢進と改善因子の増強及び運び込みが存在しなければ難しいと考えています。

 

※関連1)「消炎作用によるネガティブから病態を学ぶ 2」

 

>>選択性を持つBBB(Blood brain barrier)は如何なるタイミングで選択性を保持出来ないかの示唆として、"未熟期"、"強い炎症期"、そして"免疫抑制期"他

 

以前腓骨神経麻痺を3種3例挙げました。1つは足を組み続けた事が原因か、1つは精神ストレスが原因か、1つはANCA関連血管炎が原因かで受傷理由は様々ですが、どの症例も腓骨神経そのものには触れず(よくある腓骨頭等)、腰神経(腓骨神経→坐骨神経→腰神経)で取っていた話に触れました。これには後述する血液神経関門(blood-nerve barrier 以下BNB)の解剖的脆弱部位を逆手に取り、回復因子となるサイトカインやBDNF、GDNF等の蛋白合成部位とその促進を針刺し行為で得られる左記総称のinflammationを利用しています。

 

※概ね炎症性、圧迫性、虚血性を指しています)受傷組織が何処でも、トラブルは当該組織を走行する各種神経が拾い上げて教えてくれますが、ぱっと見でも大きな構造異常が前提でも無症候事例は有触れ、かと言って構造異常を修正しても症状は改善せず、検査機器も描写には限界があります。先ずは何らかの契機で症状の自覚要因となる傷めた神経は、当該部位を構造的に開放、開大、開窓しても状況が好転しない理由に、脱髄や軸索変性等と適当に調べれば出ますが、受傷間も無くは限定的に脆弱化して開放され、蛋白合成が促進されて回復因子が配られるも、急性期を過ぎれば再度バリアを張る事が示唆されています。

 

そうなると、俗に言う慢性期にはそこに手出ししても意味がない事が示唆されます。示唆と言うより、例えば肩が凝っているヒトの肩に幾らアプローチしても…、腰が凝っているヒトの腰に幾らアプローチしても…的なネガティブが生まれる現場感覚のエビデンスは十分積みあがっていると思います。BNBはBBBに準ずる機能性が示唆されるなか、異なる点は神経根と自由神経終末で一旦連続性が絶たれている点です。この解剖的な脆弱部位を逆手に取ります。

 

また、前者近傍に存在する各部位は、知覚神経であれば後根神経節、運動神経であれば前角細胞が、蛋白合成を育む重要部位と示唆され、当該部位近傍まで届け、カスケード化させたinflammationを意図的/人為的に誘導して得られる結果も多いかもしれませんし、これらの回復因子となる蛋白質は当該シェアや前項の通り、NSAIDsやステロイドで合成が阻害される為、行き過ぎた消炎、又は病態誤認による消炎行為は、仮に症状自覚は失われても、細胞レベルでの治癒遅延/治癒阻害を招く要因になります。

 

※関連2)「「血管拡張行為≠神経栄養因子の供給」を踏まえた上で、慢性症状との対峙を考える」

 

先日、blood barrier(以下bb)は必要な物質を届け、不必要な物質を弾く機能を持つも、何らかの契機で受傷し、何らかの理由で慢性化した場合、分子の大きさも相まってか、神経栄養因子も弾き続ける欠点に触れました。では、この欠点を補う、或いは覆す行為を考えると、思い浮かぶのが当該部位の人為的な再損傷によるbbの再脆弱化ですが、入力エネルギー次第ではリスクがあり、手段次第では構造的に不可能な部位も多くあります。

 

また、併せて不必要な行為も見えてきます。不必要な行為を知れば、身体的/感情的な負担を減らせます。概ね慢性期の病態対峙に於いて、「血管を拡張して云々…」の行為で、温熱による拡張、冷却による二次的血管拡張、揉む擦る伸ばす縮める等の自動他動問わずの運動、或いは類する、準ずる行為等々も挙げられます。ヒトは元来酸素分圧保持機能を備えている為、足りない部位は組織が死なない程度に自律的に拡張しますが、それが組織改善に寄与する栄養因子が配られるのとはイコールにならない点です。

 

再損傷による再脆弱化は忍容不可能なレベルであれば可能性はありますが、その場合は身体を壊すリスクがあり、忍容可能なエネルギーでbbが脆弱性を持つと、日常生活を送るだけで危険な状態になり、上記機能であれば誰も長期的に身体の問題で困っておらず、或いは生まれて間もなく壊れ続ける生物になります。

 

また、継続性が確立されないInflammationのイベントが大概となる身体トラブルに於いては、外部から強制力を持たせた火消し行為は、自然経過による病期の以降と病態とのミスマッチを持続させる恐れがあり、リスクが上回り続けるケースが大半な印象を持ちます。ヒトが機械と異なる優位な点は、組織の何処かでトラブルが起きても、生理的に自己修復し続ける機構を持っているものの、冒頭の通りヒトは強制力を持つ手段を外部から取り入れる事で、自然経過の時間軸で発生し続ける変性を無視しがちになります。

 

この時間軸による変性やそれに付随する機能変化は、皮膚や筋肉、神経や血管等の目で見える組織のみならず、レセプタや酵素でも起こり得ると推測されます。そうなると、ベンゾやバクロフェン、バルビツール酸等でGABAの動態変化を外部から求めて以後、何らかの契機で自己分泌能の低下やレセプタの変性が起き、そこからしばらく期間が経過した後で離脱の既知未知問わず、

「やっぱり具合いが悪いなぁ、また飲むか」と飲んだとしても、以前と同一量では落ち着かず、かと言って増減しても芳しい結果が見込めないのは、時間軸で生理的にレギュレーション等を変化させ続けているヒトならではの現象だと思います。

 

この状況を踏まえた上で視点を変えれば、どのような飲み方をし続けていたのであれば、いざという時も離脱症状が惹起されにくいかも見えてきます。神経適応を可能性に持つ物質はベンゾに限らず離脱症状の惹起リスクはあるものの、ベンゾを中心に考えているのは、幅広い使用と幅広いレセプタを標的に持つ為、性差年代や傷病名問わず、また惹起時は複雑性が最も高い事が理由に挙げられます。副作用と異なる点は、離脱症状は薬剤の成分とは関係ないところで時に併行的に惹起される自己由来の中枢神経への傷害と推測される為、断薬すれば治る等の簡単なイメージでは済まない悪質な性格を持ちます。

 

先ずは可能な限り重症化は避けたい為、今までも離脱症状の惹起確率の高低や軽重に繋げる服薬背景、標的レセプタが反跳した際の多種多彩な症状は挙げてきたものの、その病態解釈(解説)も単純ではないかもしれませんが、要約すれば実にシンプルです。

只、個々で様々な考え方や背景、情報の取り込み方やその解釈の仕方があって、増悪進行させる例もあるのも事実です。勿論その中には診療報酬の改訂による突然の減断薬など、制度ビジネス依存の保険診療の問題も数多くあるかもしれませんし、2017年以降は厚生労働省所管の独立行政法人、PMDA側の医療機関に向けた多少の圧力もあるかもしれません。

 

様々な物事や感情が積み重なって継続的な負担を強いるのはいつも具合いが悪いヒト側というケースが多いのですが、それすらも既存の傷病名で覆いつくすことが出来ます。おちおち具合いも悪くなれない今日、健康で居ようと様々な媒体から情報を取るとは思いますが、

 

>>「薬が効かない」「薬が効いてない」で一気断薬(又はそれに近しい)、「ベンゾ以外は離脱症状はない」で、ベンゾ以外を一気断薬(又はそれに近しい)するケースかもしれません。>>他、「精神薬を飲んでいる子供(又は親)と会話しているのが…」「精神薬で脳を作り替えられた子供(又は親)と遊ぶのが…」等の理由で親又は子が一気断薬(又はそれに近しい)し、余計残酷な結果を残す例もあるでしょう。イメージを拡げる為に具体例も挙げます。

 

>>age 50 sex f(経過不明)人間関係から 不眠 うつ症状 を発症。ベンゾ、SNRI、NaSSA、オレキシン受容体拮抗薬を順次処方され、継続的な服薬で約4か月後に改善自覚。その後ベンゾの有害性を知り、他薬剤を残し2週間の漸減を以て断薬。以後、両前腕と両下腿に熱感(CK値異常なし) 頭部、顔面部、胸部、背部に皮膚感覚鈍麻 両手指、両足趾に激痛 頻脈 踵部の角質の菲薄化 split hand syndrome 全身の痩せ 脱力 客観的評価不能の身体全体の揺れ ファシクレーション が惹起(神経内科的に運動ニューロン障害は否定)。

 

身体に力が入らないこと、全身が痩せ始めたことから運動不足が原因と考え、階段昇降を繰り返したところ、膝関節/股関節の関連筋群の痩せが更に目立ち、ベンゾ離脱の可能性を感じ再服薬。筋量減少の速度は緩慢となる他、熱感は軽減するも他症状は残存。その後、ベンゾ断薬後の新規症状の原因を他剤の副作用/離脱症状と考え2~4週間で断薬。断薬理由と離脱症状の回避理由の患者表現は「うつ病は治ったから」「飲んでも効いていない」「ベンゾ以外は離脱症状はない(と聞いた)」「今の症状は薬が原因だから止めれば治る」「一気断薬ではない。2~4週間掛けてゼロにした」。

 

その後、他症状の進行増悪が認められた他、服薬初期とは比較にならない程の睡眠障害とうつ症状を再燃 手指の運動障害 が惹起。ヒトの身体は複雑で、知るほど分からないに近づく側面はありますが、個から発せられる惹起までのエピソードや症状群、増悪進行例は事実性の高い情報で、その共通性を探すことで先ずは今以上の重症化は回避出来ると思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid06UzQPfPJp6SsM1F2dgbrzAHsguMd9i5CpZwdTf8xPdvERGcjPvHA9twDqZ8Dm8Psl

 

 

 

たった今見つけて※1)どう使うのか考えてしまった針ですが、最下段を見る限り、針管を刺し込み、針芯を通し入れ、黄色いキャップを外して針管を抜き、針芯を体内に埋め込む、の順序になると思います(違うかもしれません)。最上段はキャップが色分けされて〇〇号と表記されていると思いますが、中国針は針の太さを〇〇号と呼ぶ場合もあり、数字が大きくなるほど太くなります。パッケージを見る限り埋没針用かと思うのですが、一般的な針でも体内に刺し込んだ後、竜頭をニッパーでカットして埋め込む方法があり、写真を撮ったら針まみれの事例は度々あるそうです。「金の針が良いのよ」と会話していた時代もあったとか。

 

ただ、針尖が鋭い場合、埋没後に移動する可能性があり、それが原因による事故もあります。こちらの写真の埋没針は、針芯を見ると分かるように、針尖が丸められている為、埋没後に遊ばないよう工夫されているのが分かります。この業界はその行為がオマジナイか治療か事故かの線引きが困難な時が度々あり、今件は傍から見たら折針事故を作り出す作業にしか見えませんが、この方法でなくても、針を刺してベッドでレスト時間を取る、留針や置針と表現する手法もあります。

 

恐らく埋没針も留針も、効果を高める意味かもしれませんが、留針に関しては私も以前試した限り(数分〜一晩等)、違いは見受けられず、現在は行っていません。もし留針の時間や太さで効果が異なるのであれば、創外固定※2)が安全且つ高力価になりますが、実際はそうではありませんし、仮に置くとしても、動態を伴わない(伴えない)状況での意味が見出せないものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0LRFiXcBKg8CC5JYBKWrBe9L4Fi1wj1xSTyvNvd1HfW9EZFkE71RdH4SN3BXkVDHsl

 

薬物による反応(作用/副作用)と離脱症状では発症機序が異なる為、互いの症状は類似しても病態が異なります。時系列を追跡すれば把握し易い互いの発症機序の差異も、一括りで「薬害」と表現された情報を知ると、服薬している状況に不安を覚えた結果、早期断薬の効能を謳い支援する情報を信頼する傾向にありますが、早期断薬が契機で暗転する方々も多く、その暗転した人生を、早期断薬の支援側が「このように酷い離脱症状が出ます」「薬害だ」と情報を吸収しては発信を繰り返しているのが現状です。これでは展望が開けないばかりか、具合いの悪いヒトを生み続ける要因になります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02BCZUr86awitu1XWHSTAwyWd7GqKq1Rs8XHMc4NFmUqdo3LpBKfHqtgzz5sHdEgFnl

 

他国の評価方法は詳しく知りませんが、例えば日本では耳慣れた「自律神経失調症」を代表とした表現の使用理由に、「あらゆる検査で異常がないもの」が定義とされています。「異常なし」がその診断名を付ける定義になります。少々理解を深める為に異なる例を出すと、原発性~、特発性~、心因性~、精神性~、年のせい~、気のせい~等々と称されるものも含みます。そのひとつの理由に、「検査機器の描写レベルの限界を超えている領域で惹起されている異常=見えないんだから分からん」が背景にあります。

 

問題は「分からん」にも関わらず入口どころか出口まで破壊する薬物投与なのですが、そこは割愛して、「分からん」と言っているヒトに腹を立てても仕方ないですし、場合によっては真摯的な回答の可能性もあります。寧ろヒトの身体の複雑性に対し、「分かった」と言い切れるヒトや、マークテストで線引きしてくるヒトが目の前に居たら、逆に不安を覚えたほうが良いと思います。ここでのポイントは、「分かった」と言っているヒトほど「分かっていない」ので危険人物と捉える事です。

 

それはさて置き日本では「8年越しの花嫁」、アメリカでは「彼女が目覚めるその日まで」でモデルとなり、私も以前 https://www.youtube.com/watch?v=fi7bYDJiZvY を挙げ、映像内のやり取り含め、私が過去を振り返ったベトナム戦争後の兵士とその対応から、ヒトとヒトとの遣り取りは今日に至るまで何も変わっていない事を書きましたが、調べようによってはレセプタのレギュレーションの変化まで追える時代になった事は嬉しく思っています。

 

勿論、それが必ずしも現症と結びつけられる事象かと言えば、全てがそうとは考えていませんが、今後は多少なりとも冒頭の >>原発性~、特発性~、心因性~、精神性~、年のせい~、気のせい~等々 と言われる機会も減るかもしれませんし、当該シェアの病態に限らず、自然発症、薬剤、離脱症状等、それぞれの障害に関わる説得力も上がると考えています。

 

>>開放型活性化NMDA受容体の密度が平均30%減少し,前側頭葉と上頭頂葉で顕著でした.しかし認知症状は軽度で,脳の代償能力の高さが示唆されました.一方,抗体が陰性になった1名はむしろ受容体密度が上昇しており,受容体機能のリバウンドが示唆されました.以上より,NMDA受容体の「内在化」仮説が生体でも証明され,かつ大脳辺縁系以外の広い皮質領域がこの疾患では障害されている

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Cfxu74qcCgMNj1NW5xiRqf1HSsYpxzqeGax7qJa3Bs6jC9yQiki89y5bTnnGf9ecl

 

3~4種類程のシリコーンスプレーを使ってみた感想としては、抵抗感(拭き心地/伸ばし心地)や指で触れたベタ付き感などから、内容量の内訳的な違いもあるかもしれませんが、それぞれでシリコーンの硬度が異なる記憶があり、それを今フト思い出して「シリコーンスプレー 硬度」で大雑把に調べていたら、この画面※1コメント欄)から何度試してもこの画面※2コメント欄)に飛び、調べる気力も失い分からず終いですが、もうひとつ宿題として抱えているのが、針に塗布されているシリコーンの分子量です。シェア内にも記載の通り、針はノンシリコンを使用しているので私個人は無関係なのですが、

 

>>従来、医療用具たる注射針及び注射筒等の潤滑剤(それ自体では医療用具に該当しない。)として極微量のシリコーン油が使用されている。今般、注射針及び注射筒等に用いられるシリコーン油の基準を別添のとおり作成したので、今後、潤滑剤としてシリコーン油を使用した注射針及び注射筒等を製造又は輸入する際、※3)

 

この通り、切れや滑りを良くして少しでも疼痛を軽減する為にと、今日ではシリコーンでコーティングされている針が一般的です。使用方法によっては、コーティングされたシリコーンが剥離する問題、シリコーンそのものは人体にとっては無害に近いものの、体内に残存した場合は代謝がされない特性により、封入体の形成(線維化)のリスク、左記リスク発生による当該部位の慢性的な炎症のリスク、血管に入り込んだ場合は血栓のリスクを挙げてきました。

 

ただ、ここまでのリスクは、注射針のメーカーが実験したデータによると、スッと刺してスッと抜くだけなら、ほぼほぼそのリスクに曝露する事はないようですが、針治療の場合は実際問題どうでしょうか。そこが問題になると考え、私はノンシリコンを使っています。その上で、針に塗布されたシリコーンの分子量を何故宿題に抱えているかと言えば、名目は何であれ生体に針を刺す行為は、刺針部位には絶対的に炎症が惹起されます。

 

当該反応は当該部位の血管の透過性が亢進している状態を指します。先日BNBの機能性の話題に触れましたが、BNBは普段閉じているものの、一定の要件を満たした際に一時的に開大(透過性亢進)します。その要件のひとつに炎症が存在する為、コーティングされた針を刺し、炎症が惹起され、透過性が亢進し、シリコーンが血管内に流入するリスクは十分に考えられます。

 

その為、針にコーティングされた医療用シリコーンの分子量を宿題に抱えているのですが、全ては調べてないものの、各メーカーによって大きな幅があるようで、且つ※3)の通り、分子量は問われていないのが現状です。勿論、刺傷時の生体側の開大具合いや、コーティングの耐久性等々にも左右される為、分子量だけの問題ではありませんが、このような不安が存在するなかでは、シリコンフリーが現状では引き続き安全と考えています。

 

※3)https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta7278...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02WYaunLF71kqXa3ftQHsxVzM9zRjSVoWiMPjRx3rxTGbzABCFxPBpM6VGxf8xDHK9l

 

>>注射針含めどこに針を刺しても大なり小なりinflammationは惹起

 

BNBの非存在部位は神経根付近と自由神経終末が示唆され、且つ各タンパク質の生成部位は後根神経節、前角細胞、交感神経節に偏る傾向からも、わざわざ閉鎖したBNBを再度抉じ開けるリスキーな手法を取らずとも、非存在部位且つ生成部位を狙ったほうが効率の良さと安全性を感じます。また、存在部位、非存在部位問わず共通したリスク回避として、BNB開大時の各タンパク質の発生~凝集とそれら細胞内外の往来は、機能特性的に物質の選択性に脆弱な側面がある為、当該イベントを人為的に惹起する際は、不要物質の流入は避ける必要があります。

 

サイトカインやBDNF、GDNF、bFGF、NGF等の神経栄養因子は、MW15000から30000前後と言われていますが、医療用シリコーンはMW3000前後から在り、シリコーンが剥離すると併せて細胞内に流入する可能性が考えられる為、普段からの清潔操作は勿論、道具にも気を配る必要性が見えてきます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0387g2LvwaqzsPyNMynvDwHtKcC1qLFgvXLjKSt2ccviFK6D5dMiCZBzgL119tSnNil

 

>>衝動的に服用してしまう

 

>>『頑張って薬を減らしていこう』と提案し、そのための計画表を

片方ずつの要素でも予後のリスクは高まりますが、両者が混在すると更にリスクが高まる印象があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid022twigMiUqYV6KFNtrX6gCYvWHHy8s2AkV7LhDQZG6zPe5XNVhD1vkt9ThZfoZpXEl

 

>>アクセルとブレーキを同時に踏めば空回りして母体そのものを更に傷めたり、痛いものだから仕事にも影響を与えたりと、病勢次第では先の結果も良くない状態で終わりがちですし、大きな傷痕も残しがち

 

そういえば、踏み間違えという現象を忘れていました。ヒトの身体は中枢を生かす為、有無を言わさず末梢を殺して生命維持に入る機構を持っていますが、この機構は生理的に惹起されるヒトに限らず、中枢が肥え続ける為には末梢を殺し続ける傾向があります。ただ、末梢が死ねば中枢も動きが取れなくなる共通点があり何れ両者が死にます。中枢を生かす為に末梢から栄養を吸い取るも、原因が残存したままでは、何れは吸い尽くされて動きが取れなくなった末梢により中枢も死ぬ、それが早いか遅いかだけでしかない結論に至る問題は、議論の壇上に上げる価値自体がないと思っています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02MH45435VRLrNbp1Atvrc3qmibwcBddWLQMDNPEf4HywusUbnY14kPiHgxwZRfDayl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../7ec83c8f3759d5352028fba7830c...

 

>>鎮痛薬の飲み過ぎによる頭痛の悪化だ。鎮痛薬を繰り返し飲むことで脳が痛みに敏感になり、服用回数が増える。以前は薬物乱用頭痛と呼ばれたが、今は「薬剤の使用過多による頭痛(MOH)」が正式な病名だ

 

定着した感のある「薬物乱用頭痛」という名称は、現在「薬剤の使用過多による頭痛」と呼ぶそうです。以前も「糖尿病患者」を「糖尿病のある人」※1)に切り替える話題を取り上げ、そのまどろっこしさに触れましたが、今件の成り立ちと呼び方を変える理由に、https://ichd-3.org/.../upl.../2019/06/ichd3-Japanese_all.pdf 参照(コピペできない)の通り、間違いがなければ2018年頃から変わり、その理由は、https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_05.html

 

>>これまで、Medication-overuse headacheは、ICHD-2日本語版の訳で「薬物乱用頭痛」を採用し、広く一般的に使用されるようになりましたが、一方で、「薬物乱用」という言葉が非合法の薬物の乱用を連想させるとして、不利益や誤解が生じる恐れがあることから、変更が望ましいのではないかという意見がありました。

 

>>そこで、ICHD3beta版、ICHD3では、「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」に変更となっています。今後は、頭痛治療薬による乱用頭痛は「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」という用語を使用し、より早く社会に浸透するよう啓発をすすめていきたい

 

何れもまどろっこしさは拭い切れませんが、この他にも有名どころでは「精神分裂病」が「統合失調症」と名を変えたように(更に前は「早発性痴呆」だったかな)、時代と共に呼び名は変化していき、更に病名や障害名、症候群名は星の数ほど創設されていますが、それで病名や障害名、症候群名を欲する患者感情は満たせても、症状的にプラスに機能する事はあったのだろうかと考えるものです。

 

※1)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5814360438655174

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0iamRXDATWfZestQEnYAGRJSrtLjVRquVciVbjbMEUsvebQF2WwiucDCNtYNF4jU7l

 

>>連続飲酒に近い方々は、グルコースやケトンに脳の栄養を依存せず、エタノール代謝産物となる酢酸を優先的に栄養とする示唆がされています※2)

 

脳の栄養源はグルコースで枯渇時はケトンが代替するも、アルコールを入れ続けている身体は、グルコースやケトンに依存せず、アルコールの代謝産物となる酢酸が優先する為、断酒は脳の栄養源を断つ事とイコールになり、脳神経障害が進行し続ける懸念が挙げられます。アルコールで中枢神経の栄養源を変化させるとは、見方を変えればヒトとしての進化ですが、外部供給としても限定されるアルコールでなければ生命維持出来ない身体になるのも不便さを感じますし、例えば運転禁止薬物はアルコール検知器には反応しませんが、アルコールであれば反応する等、社会活動的に制限を受け易いイメージがあります。

 

※2)https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3613911/

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid03DHvTdQnEWhjYDEYxdeFTzqK33jiaZouLcgJ8tkWHwLPrhYbgKb1P73J6DBzXgbLl

 

Stiff person syndrome(以下SPS)は、GABAを合成する酵素や、当該レセプタ等々が自己免疫で失した進行性の神経疾患とされてます。只、一旦ALS(型名は不明)と診断を受けた後、硬直が認められ始めた為、SPSと診断が変わった事例もあり(※後にソースが見つかったら貼る)、経過的に筋硬直が当初から前面に惹起された様態ばかりでもないのかもしれません。

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02bf6E6aMDY7NFspwSKaouyoUJtQVw3FQFoiuUABgpmRgMc2rCrqP7iWZaJnXrCNbNl

 

https://times.abema.tv/articles/-/10046657

 

>>もうとにかく座ってもいられず、寝てても苦しかった。1週間くらいはのたうち回っていて。ようやく座れるようになって、普通の体調に戻ったのは2週間目くらい。ものすごく依存性が高かった。

 

>>そんなのは知らない、知らないというと変だが、授業で習わないので。それを知っているのは専門の先生くらいで、非専門の先生は知らない

 

初めての服薬と断薬であれば、どのような断薬の仕方でも無症候、或いは2週間程度で収束する事例は有触れ、逆に断続的な服薬と断薬であれば、以後の離脱症状重篤化が懸念される傾向にあります。この「初めて」とは誇張しているつもりもなく、実際に2回目、3回目の服薬と断薬の繰り返しは既に高リスク群に入ります。また、誰しも初めての断薬で無症候であれば、その時は以後の離脱症状重篤化する懸念を知らないと思います。

 

その為、次に何らかの契機で服薬した際も、恐らく一気断薬に近い手段を取るのも自然かもしれません。その為、この問題はシェア内のオピオイドに限らず、神経適応を来す薬物が近い環境に居る場合は避けられなくなります。その時、突発的に体調が悪化すれば離脱症状と気付く可能性もありますが、有り余る程の病名、障害名、症候群名が存在している為、気が付けない可能性もありますし、腐ったものを食べて腹を壊したら、先ずヒトは食べたものを疑うと思うのですが、薬物の類は疑わないようヒトは出来ている傾向にある為、より悪い循環に陥る可能性もあります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02TAmiQx1CSxKfYc96797s392X7d6Mc7wGHSWtwCPgtTAvih7dDLc4Q5yhemtkJuS3l

 

https://news.yahoo.co.jp/.../84063209d90020eb9d8b7c1806d4...

 

通年で理解し難いのが「デトックス」と「ととのう」と「ととのえる」で、大丈夫かと心配になります。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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【テキストの読み上げ動画】「向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療」

 

 

 

動画や文字を目で追うには環境が限定される為、耳で追える動画を作ろうと考えました。動画のひとつひとつに読み上げる文章も記載していますので、環境が許せば目と耳の2つで追う事も出来ます。

 

この度は2018年4月から2019年4月に渡って書いた、「向精神薬由来症状/離脱症状の安全な取り組み方の検討と治療」と関連する部分をまとめたものです(PDF参照)。全50回で、2月8日まで毎朝7時に1本ずつ投稿されます。

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テキストの目次

 

P1 知ったばかりにの弊害

P4 ステイで亢進したら減らすしかないという話題について、現場からの実際

P4 安全性の担保を制度と回復例に求める危険性

P5 同一患者の同一原因部位と推測される症状群の症状改善速度と治療抵抗性の理由を考える

P10 病名や障害名、症候群の拘りや縛りを捨てることは出来るだろうか

P11 ベンゾを代表とする離脱症状とはそもそも何者なのか

P13 自然発症と非自然発症との病態解釈に壁はあるのか

P15 再服薬から断薬後までの経過から離脱症状の本態を推測する

P17 断薬後に継続する離脱症状から常用量離脱症状の本態を推測する

P18 個の安全は集団と歩調を合わせる事で奪われる

P20 ベンゾ減薬後の再服薬が突貫工事になりがちな理由を改めて考える

P22 アセチルコリン放出不全に伴う筋収縮機能の低迷

P24 向精神薬由来のALS様症状の成り立ちと周辺事情

P28 交感神経の持続的亢進による脂肪及び筋減少の成立と改善

P30 離脱症状は薬物調整で治らないと気付く必要性と重要性

P32 知覚神経症状を、口腔/頭部/顔面症状から治療反応性を踏まえ、周辺事情と共に理解を深める

P34 病勢増悪の抑制と新規症状回避の重要性、離脱症状の成り立ちから症状との接し方

P36 消化管活動抑制に伴う全般的な常用量離脱症状増悪の可能性

P38 孤発性ALSとベンゾ離脱から、グルタミン酸レセプターのサブタイプの差異による罹患状況を考える

P40 向精神薬由来症例の前提の差異を埋める

P41 ベンゾ離脱の急性症状と慢性症状を、シナプス間隙間ギャップと興奮性細胞死に置き換えて考える

P44 ベンゾ単剤症例の病態を単純に考察する

P45 ベンゾ離脱の慢性症状に対する再服薬後のシナプス間隙の事情を考える

P47 ベンゾ離脱を薬物調整で対峙する難しさを考える

P49 治療作用による奏功症状群を改めて考える

P50 向精神薬投与を未然に防ぐ為には初発の病態を知る事が大切

P52 脆弱部位を事前に知る重要性

P54 服薬契機の症状と脆弱部位を、惹起した離脱症状から読む

P59 今の生理と脆弱性を知った上で考えるベンゾ結合部位の状況

P60 ベンゾ離脱を背景に抱える中で考えるグルタミン酸脱炭酸酵素の働きと日常生活の送り方

P60 ベンゾ離脱を背景に抱える中で考えるグルタミン酸脱炭酸酵素の働きと日常生活の送り方2

P61 今の生理と脆弱性を知った上で考える日常生活の送り方

P63 中枢神経症状と高負荷のステロイド薬介入による再燃例

P64 ベンゾ離脱の基礎病態の持続に伴う脆弱性事例(ALS様症状/筋減少)

P70 ベンゾ離脱の進行病変の抑制手段を考える

P71 抹消循環改善の是非

P72 ニューロンアポトーシスを最低限に留める

P72 ベンゾ離脱が脳細胞の栄養を変化させる事を前提とした取り組み

P73 ドパミンの前駆体となる摂取の是非

P73 GAD(グルタミン酸デカルボキシラーゼ)の特性を理解する

P74 GLUT1(グルコーストランスポーター 1)を理解し、先天的な機能欠損疾患と改善手段を交えてベンゾ離脱へ応用する

P75 血液脳関門の未成熟期及び脆弱性のタイミングを知り、ベンゾ離脱へ応用する

P75 常用量離脱症状が起きたら、GABAレセプタを回復させる為に減薬しなければならないとする説の是非

P76 断薬後に残存する症状と症例から、離脱症状と表現される中枢神経症状/脳神経症状と改善後の脆弱性を理解し、慎重性を高めた服薬を今からでも検討する

P77 「薬効自覚なし = 一気断薬は問題ない」「ベンゾ以外は離脱症状がない」「2~4 週間の漸減を経れば離脱症状は出ない」「〇〇病は治ったから薬は要らない」「離脱症状は良きものだ」の誤った理解

P78 ベンゾ離脱症例の治療応答から見える基礎病態と将来性

P80 ベンゾ離脱の持続性と不安定性の理由、リスク回避の手段を考える

P82 神経適応の負の側面

P82 断薬後も残存する症状から基礎病態を考える

P83 神経細胞の受傷要因と初発損傷部位を考える

P83 神経細胞の破壊要因を知る

P84 既に破壊された神経細胞の今後を考える

P84 経口による栄養の消化と吸収、代謝の問題

P85 ベンゾ結合部位の回復を考える

P86 治療反応性を辿る事で見えるベンゾ離脱の基礎病態

P87 断薬後も残存する症状群から病態を読む事で回避出来る服薬中のリスク

P88 ベンゾを飲んでいるから発症するのではなく、ベンゾで傷めたニューロンシナプスが原因となり症状自覚に繋がる生理的現象 = 症状である事を理解する

P95 ベンゾ離脱の深刻さは反応部位に比例する

P98 様々な事情で混迷を極めるベンゾ離脱の今

P99 薬物の害反応を無視した上で既存傷病名に信頼を寄せる弊害

P101 中枢神経性疼痛や多彩な自律神経症状が有名になる歴史の傍には必ずベンゾがいる

P102 認める認めないの論争と回復は別な話

P103 症状の成り立ちと重症度を決める原因、病態を考える

P104 服薬契機に至る症状=その個の脆弱部位

P104 GABAが強化されるイベントはベンゾの服薬に限らない

P105 レセプタや結合部位に脆弱性を抱えたデメリットと、十数年の服薬から一気断薬しても問題のない例から前者の安全を考える

P106 現場感覚から見えるその個の離脱症状の軽重

P106 急性と遅発性の両者を持つ病態は神経細胞壊死がイメージに近い

P108 ベンゾ離脱(又は自然発症の脆弱性モデルの成立)と気が付くか、既存傷病名を受容するかによる将来性の差異と現実問題

P109 中枢神経の栄養濃度は血管径に依存しない可能性と既存概念

P110 GABAは増やし過ぎても全身性疼痛が惹起される可能性

P111 堅牢性を持たない人間と症状との向き合いかた

P112 ストレス脆弱性モデルの成り立ちを、自然発症例とベンゾ離脱由来例で考える

P113 グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD65/67)の欠損マウスから見える GABA の機能的な役割を、ベンゾ離脱を交えて考える

P114 HPA軸が機能している段階でのコルチゾル増加 = 炎症メディエータの発動 = 身体/精神/環境ストレスの暴露中である可能性を知る

P114 急性期以降に残存する症状群と既存治療手段の反応性から基礎病態を考える

P117 既存傷病名ありきのネックを考える

P118 飢餓反応と網様体のGABA作動性ニューロンの動態からベンゾ離脱とsplit hand syndromeを交えて考える

P121 ベンゾ離脱の基礎病態を知り、一旦はベンゾを味方にする事は出来るだろうか

P123 GABAと体性神経の関係と症状群から、GABAレセプタ由来の症状群を考える

P124 GABAの自己分泌能の低迷期の身体/精神状態から、既存病態定義の誤りを考える

P126 GABAと炎症反応の関係から、GABAの自己分泌能の低迷期の身体/精神状態を考える

P127 GABAと炎症反応の関係から、GABAの自己分泌能の低迷期の身体/精神状態を考える2

P129 耳が鳴るように頭も鳴る

P130 高齢とGABA濃度の関係から、ベンゾ離脱の筋硬直系の理解を深める

P131 「統合失調症の治療はALS発症の機会を減少させるか」について

P132 寛解増悪自覚のタイミングから、離脱症状の病態を考える

P134 膝に水が溜まる理由から、様々な症状の成り立ちを改めて考える

P135 向精神薬と思しき諸症状も既存症候群名に置換される社会と身体的弊害

P135 海外ではどのような状況になっているか

P137 罹患細胞の修復状況と症状自覚の差異を知る

P141 中枢神経症状と高負荷のステロイド薬介入による再燃例

P144 リバウンドから推測する罹患部位の脆弱性

P146 コハク酸を生成する酵素欠損から、ベンゾ離脱の病態概念を考える

P146 GABAの代謝産物、コハク酸の消費/低下を考える

P147 ベンゾ離脱にTCAサイクル異常が在る場合のリスクを考える

P148 嫌気代謝の継続と捉えたベンゾ離脱の全体像

P148 ヒドロキシインドール酢酸までの代謝/生成過程の酵素欠損から、セロトニン絡みの離脱症状の病態概念を考える

P150 離脱症状や自然発症は、前駆物質の過剰/欠乏や、酵素/補酵素に原因はない理由を考える

P152 ベンゾ離脱は興奮性神経伝達物質の亢進に選択性のない理由と、セロトニン/ノルアドレナリン関与の併用薬剤との離脱の両者を兼ね備えた身体状態を考える

P155 時間経過による自律的な機能の弊害を、アップレギュレーションを示唆するタイミングで考える

P156 離脱症状と呼ばれる中枢神経障害が遷延化する理由に、濃度異常による神経細胞死の背景と、検査所見なしの理由を考える

P157 着地点はどのような状態で、どのような表現をすれば良いかを考える

P158 ベンゾ離脱によるTCAサイクル異常の可能性を、モノフルオロ酢酸の暴露例を交え、改めて考える

P160 中毒と離脱の違いを毒キノコで理解する

P161 頸椎アプローチとβ細胞の機能改善の関連性を考える

P162 アップレギュレート/過感受性の成立機序、それに絡む奇異反応の可能性を考える

P164 着地点はどのような状態で、どのような表現をすれば良いかを考える2

P165 着地点はどのような状態で、どのような表現をすれば良いかを考える3

P166 着地点はどのような状態で、どのような表現をすれば良いかを考える4

P168 GABAの自己分泌能低下と、代謝産物となるコハク酸の低下によるTCAサイクルの状況から、ベンゾ離脱等の病態や傷害理由とその先を考える

P171 向精神薬由来症状を過去に抱えた上での社会復帰問題

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 21 2022/9/28~2022/11/19

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0T1fuh8FQd369g9P4NSMFs7ksKsiAutBBwkMp4bBCW6Xr4iGuWcfJL65gxfPKFcKml

 

コロナ君が標的レセプタにアタックされるのは嫌がるのに、薬物君が標的レセプタにアタックされるのは嫌がらない感覚が分からないものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0BC66oYc6JTTJnhtK4wiPBUhSp8G6ChPd4Feu7mPQ9WeYYoMRdJh4ybEqbLPhGo1nl

 

ヒトの構造は環境に適して変化していく為、腰椎の肋骨ひとつ取り上げても、可動性を優先したのか徐々に短くなり、現在は名称的に肋骨の名は残すものの、肋骨突起と呼ばれる程度です。脊椎全般に言える事ですが、椎骨ひとつひとつに短長問わず横軸に伸張する突起の存在が、外部からのエネルギーに対し防御してくれています。逆説的に、このようにアクセス性が悪い部位で惹起されたトラブルは、構造的にも容易に手を突っ込めない為、それが症状の長期化に関与したり、様々な行為や解釈が生まれる理由に繋がっているのかもしれません。

 

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検査で異常が見られない場合、診断的治療(治療的診断)が取られるケースは多いと思います。病態の未知既知問わず、GABAの分泌能異常や当該レセプタ変性が惹起された諸症状は、α2受容体作動薬やβ受容体遮断薬、各種抗うつ薬、各種抗精神病薬ステロイドが定番です。その他、各種症状に応じた諸々もあるでしょう。相互がどのように現症の病態を捉えているかは問わず、このような薬物を出したくなる諸症状が溢れます。

 

その他にも、筋切断(延長術含む)やアルコールやフェノールによる神経破壊、ボツリヌス注射、抜歯等々も見られます。どちらかと言えば消去法的な意味合いも含まれますが、薬物や手技でも取り込む事による諸々の弊害が無視されがちなのが現状です。それぞれレセプタ変性やネガティブフィードバックの要素は持ちますし、抜いた歯は戻らない訳です。

 

このように、検査で異常がなくても色々ありますが、検査で異常が見られた場合も色々あり、シェア内と関連した事例であれば、下垂体前葉に腫瘍が存在したからと手術した、或いは、当該病態は脊髄症や神経根症的な諸症状も惹起するので、異常が見られたからと手術したとする事例と、その無効事例も多いものです。

 

大切な事は、検査で異常が見られたとしても、必ずしもそれが現症とイコールで結ばれる事例ばかりではなく、且つ、何らかの異常があったとしても、そもそもそれぞれ病態定義は国や時代で変わり、個々人でも症状の見え方は異なり、それに伴う手段も異なると思いますが、それを取り込んだ先の弊害と、エンドポイントの存在、対処的か根治的かは前以て調べる必要性があります。

 

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>>わが国では、道路交通法の改正が予定されており、BZ系薬剤を服用した後での自動車の運転をし、事故をした場合は、刑罰が重くなる。睡眠導入剤を服用した翌日であっても自動車の運転はしてはいけないのは意外に知られていない。また尿検査にてBZ系薬剤を服用していたかを検査することも頻回になる可能性がある。

 

>>医師がBZ系薬剤を処方する場合には、患者に自動車の運転など、危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意しなければならない。また先の英国での集団訴訟問題から考えると、説明後に同意書に患者の署名をもらっておく必要がある。

 

>>改正後は、患者が事故をした場合には、診断名、処方内容を疑義照会されたときに返答しなければならなくなる。さらに事故後の保険の問題にも及ぶ可能性があり、きちんとした説明をしていない場合は、患者側から訴訟問題に発展する可能性も考えられるので、今後十分な注意が必要になる。

 

規制は一方通行で強化されるだけでなく緩和される場合もあり、2016年はミルナシプラン、デュロキセチン、ベンフェラキシンの3つのSNRIが、運転禁止薬から運転注意薬に緩和されています。推測ですが、2017年春にはPMDAからベンゾ離脱の発表も控え、その叩き台は既に存在していたと思いますので、ベンゾのマーケットの縮小を見越し、抗うつ薬のマーケットの拡大を見込む製薬メーカーの厚労省に対する働き掛けも存在していると捉える事が出来ます。

 

特にデュロキセチンは、時期を同じくして慢性腰痛症や変形性関節症と呼ばれる整形領域疾患にも承認を拡大しています。また、時系列的には慢性腰痛症の後に変形性関節症の承認となるのですが、慢性腰痛症に承認を受ける際、審議会では副作用に自殺念慮や自殺企図がある薬物を整形患者に処方して良いのかと、異例の多数決になった話題もありました。このように時期が変われば規制内容も変わるので、興味がある場合は常に最新の情報を取る必要があり、正確には個々の添付文書を見るのが確実ですが、参考までに 

 

運転禁止薬リスト 販売名 2022.5.18 http://www.kaiseihp.com/.../index/pdf/medicine/pdf2.pdf 

 

を見てみます。整形領域で身近な運転禁止薬であれば、リリカ、トラムセット、トラマール、ノルスパンテープ、リボトリールデパス辺り(リストに記載はありませんがタリージェ)かなと思いますが(※恥ずかしながらこちらを見て初めて知りましたが、禁煙補助薬のチャンピックスも運転禁止薬でした)、現実問題としてその薬を飲んでいるヒトが続きの薬を貰う為に、車を運転して薬を貰いに行って車を運転して帰ってくる方々も多いと思います。その為、既に制度自体が現実問題として破綻しているのですが、一応はこのようになっています。

 

ただ、>> の通り、運転禁止薬が体内に残っている最中に運転して交通事故を起こし、尿検査や血液検査の流れとなってこれらの薬物が認められた場合、本人にとっても色々ある可能性もありますし、何より交通事故後、謂わば事後に分かるケースが大半である以上、その時点で既に被害者の存在も十分に考えられます。おかしな事件や事故、はたまた煽り運転ひとつ取ってもその背景には向精神作用性物質が常に見え隠れするものですが、真面目に制度に従えば、薬物を飲むという事は、イコールとして社会的な行動を奪われる可能性も併せて知る必要があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Fu7YNyoZPDYbTLn1TCnsDcU2BE5mgfHWGYcKx1xMwzJRMqBhp5Rf4uNFmF44SAAMl

 

お腹を痛めた時に、ヒトは胃に優しい食べ物を摂ろうとします。逆説的に読めば、普段は元々胃に優しくない食べ物を摂っている事を意味しますし、胃に優しい食べ物すら受け付けない場合は、胃に優しいとされる食べ物も脅威である事を意味します。このように、ヒトは元々生理的な状況に抵抗して生きている為、何が「良い」か「悪い」かで選択するのではなく、全て一旦「悪い」のカテゴリに置いた後に、「悪い」で軽重を付ける事の大切さを知ります。

 

a)ヒトはヒト以外の動物と異なる行動として、生理的に反する行為でどこか身体を悪くすれば、更に生理的に反する行為、運動を取ろうとする特徴を持ちます。

 

b)また、多くのヒトは教育によって自分の身体は自分の力で治る恒常性を学んできたと思いますが、ヒトは身体を傷めると、後にヒトの恒常性を奪う薬物に手を出す矛盾した生き物です。

 

そして、a)とb)が思い浮かび、また行為に発展する理由に、喧伝による古くから染まった知識の可能性と再考する必要があり、また、もしかしたらその知識自体が間違えていると再考する必要があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02JmL8yTFUmgHSXWptFLFrcoLqnMBG2mahBbTaeaSin5FWeACdvG7p5yEySsPuErrVl

 

腱や靱帯、真皮等の膠原繊維や、筋膜等は自律性を持たない為、これら組織のストレッサーには筋細胞の動作が前提になります。また、hypoxiaに移行するinflammationの各種mediatorにpain substanceが疼痛自覚を惹起させ(※受傷部位支配下脊髄高位のGABAレセプタのダウンレギュレーションの示唆等は一旦省略)、hypoxiaに移行した筋細胞は安静時でも「痛い?」となります。恐らく答えは「痛くない」です。

 

その為、俗に言う肩痛や腰痛を筋細胞のhypoxiaに罹患原因と持続要因を求めるのは病態誤認ですし、筋細胞のように血管の走行数が豊富且つ酸素分圧を検知している自律性を持つヒトは、短期間の放置でも無症候化し易いものです。勿論、不全断裂や完全断裂等であれば、重症度次第で無症候化も数か月から数年、或いは繋がないとどうしようもない場合もありますが、冒頭からの非自律性組織及び自律性組織の受傷はエピソードが明確で大概は放置で無症候化します。問題は、放置で無症候化しない症状に対し、上記理屈を当て嵌めてしまう現況です。

 

また、以下の症例には当時記載していませんでしたが、こちらの症例は発症時期から間も無く腹痛や便秘、頻尿(残尿感)等の、腰部自律神経支配下の諸症状も併発しています。受傷時は当該脊椎高位支配下の自律神経症状も併発する事例は珍しくないものですが、重症度と比例し鼠径部や臀部、下腿裏へ疼痛自覚が在る罹患部位のヒントも教えてくれます。これらは筋細胞のhypoxiaで波及する諸症状でもなく、仮に過程で自律的に筋緊張を惹起してコルセット代わりとなった部位へのアプローチのリスクも見えてきます。

 

受傷エピソードも不明瞭且つ発生学的にも後発組の筋細胞等々への処置、持続性を持つ諸症状に対し、罹患要因を当該細胞に求めるのは誤りである事を併発症状から知る事が出来ますし、単一症状だけ切り抜いて罹患部位を考えるのは逆に頭を悩ます理由に繋がり、また、併発症状を知る事で罹患部位が明瞭化します。

 

以下参考

 

https://www.asahi.com/articles/ASP9V4CQZP9NPLBJ001.html

>>ステロイドだけを発症後すぐに使ったり、ステロイドを抗ウイルス薬より先に投与されたりした患者は、一般的な患者がたどる経過よりも急速に肺炎が悪化して搬送されてくる場合がある

 

https://www.jstage.jst.go.jp/.../nish.../33/4/33_4_1064/_pdf

>>近年腱鞘炎,慢性関節リウマチ等に対し,ステロイド剤局所注入が一般的療法としておこなわれており,またそれによりおこったと考えられる腱断裂の報告も多い

 

https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php...

>>一部の非ステロイド系消炎剤はインフルエンザ脳炎・脳症の発症因子ではないが、その合併に何らかの関与をしている可能性があり、インフルエンザ治療に際しては非ステロイド系消炎剤の使用は慎重にすべき

 

https://www.jstage.jst.go.jp/.../4/24_16-0053/_html/-char/ja

>>NSAIDs,オピオイド,局所麻酔薬などの鎮痛薬は抗炎症・免疫抑制作用を有するものが多く,鎮痛目的で炎症を抑えてしまうことにより炎症・治癒過程が遷延し,逆に痛みが慢性化する可能性が示唆

 

ヒトは受傷と同時に回復に向かう要因に、inflammation mediatorの関与が取り上げられています。ヒトは当該mediatorの内訳的に存在する代表的な疼痛物質となるBKやPGを嫌う為、その合成を防ごうとNSAIDsを服薬しているのかと推測しますが、合成阻害は血管収縮が誘発される恐れがあり、患部の細胞レベルでの組織的な回復遅延がリスクとして挙げられるほか、前項通り薬剤は全身投与の為、脳血管や心血管イベントのリスク上昇も挙げられます。

 

近年の比較的カジュアルな再生医療に用いられている当該mediatorを増強させて患部に誘導させる手法となるのですが、上記の薬剤は全て拮抗というか惹起されたmediatorを打ち消しに掛かります。特にNSAIDsやステロイドは何処でも誰でも入手できる為、何らかの疼痛惹起後は常用しているケースが多いのですが、受傷期から陳旧期に掛けては組織レベルの病態は変化する為、当該薬物の効果自覚も薄れることになり、少なくとも針治療が目的としているmediatorの惹起も打ち消すことになる為、常用者かそうでないかでは、何処となく手応え、経過に違いが見られる印象を持ちます。

 

ただ、私も空虚な問答は何度もしたくないので初め1回しか言わないですし、そのうえで対比した経過を見ることが出来ている為に、このようなケースも見えてくるのですが、傷めた際に薬剤を使用せずに何とかいこうと思う層は、スポーツ障害であればプロに近いほど、NSAIDsやステロイド、ピリンショックでも何でも、いちど薬剤の害に曝露したヒト、自分の身体は自分の身体で治ろうとしている恒常性の存在を知っているヒト程度かなと思うところです。

 

どうしてもこの手の薬物は、痛みの軽減自覚と治癒遅延をトレードオフする事になりますが、患者感情としては前者がメリットとして上回ると思うので、気持ちはよく分かります。故にシェア内のゼロベース症例と名付けた、初めから一切薬剤を使用しない経過を見るケースの割り合いは、今の時代むしろ貴重かもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02TVQktch6qW9LwAwKF91M3mbjfN5nmZCdtTjJhmMgPaz84ufUmijPx5SkGQnaAve3l

 

無理やりゼロにするのと、結果論でゼロになるのとでは、経過も予後も雲泥の差となり、時に加速度的に進行増悪する為、添付下段の量とVASが反比例を指す事無く、限りなく添付上段で推移するのが望ましいものです。​​​​​ヒトはemergency reactionで自律的にGABAをenhanceし、excitatory neurotransmittersを抑制して平衡を保とうと機能する為、GABAの分泌能が何らかの要因でstagnationしているタイミングではexcitatory neurotransmittersを抑制し難い状態です。

 

その為、様々な身体/精神/環境ストレスに脆弱性を持ち、結果として標的レセプタの反跳を主とする症状自覚へ発展し、前駆物質等の過剰流入等々が関与してか神経細胞を破壊する(し続ける)と推測されますし、このようなスポット的な破壊要因と症状自覚に限らず、様々な理由が全身状態に反映され続けます。重症度は曝露量や曝露時間等で左右されるのは全てに共通した事項かもしれませんが、自力回復が可能な受傷レベルか否かのボーダーは明確ではないも、標的レセプタの部位とその広範さを知れば、以後も新規症状が惹起する懸念も容易に予見出来る為、それらの予防も含め、可能な限り派手な症状自覚の継続は回避した対策が重要です。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02eT1ip9FRwv1kiv4Pdnkqsn6YQS3NgYULDEHrUwoRy3SKTy12cuCrNHocJ1DHxHu4l

 

主に使用する針は実質的に作ってもらっていて、度々「特注品だと高いでしょ?」と聞かれるのですが、実は既製品より安価で手に入れられている事と、一昨年から去年の春前頃には備品含め一定量を確保したので、ここ数年の値上げ云々には余り興味はないのですが、各販売店から度々値上げのお知らせは届きますので、相当斜め読みですが見ています。

 

今年10月は、お灸と低周波等の電療機器が著しい値上げ感がありました。正直なところ以前は試していましたが、結局どちらも使い道が分からないので数年前に売っぱらったものの、お灸も電療も保険治療であれば加算が取れる為に適当に施している所もあると思いますが、本当に効果があると思ってやっている所はどれほどかと本気で思うところです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0J43sk4rqH9EgPgBhvxnyw2ZvR44PokkS3Y8ehiKgUqL2oMp9sr4dEeY6t4SGog3Al

 

虚血コアと虚血ペナンブラ的な関係性は、発端が虚血性障害に限らず、また、中枢/末梢神経問わず惹起していると推測出来ますし、左記含む血管新生による側副路形成で器質的/機能的改善が見込まれるのも、ヒトの生理的な反応かもしれません。神経細胞は傷めた時も痛み等を自覚し易いものですが、治る時も痛み等を自覚し易い組織でもあり、その過程の反応に水を掛け続けていたら、上段の確率も減衰していくと思います。

 

※以下関連

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0vp3WmFqhA8XEHLQePe2XKDF4tQwK8JZpixhRHB6C9S6bmuvaxhcKkravuYNWvtTQl

 

2021年10月25日

 

前項は非炎症期に抗炎症の措置を講じても不変だよを意味します。翻訳すれば火は消えているのに水を掛けている状態か、火は元々起きていないのに水を掛けている状態に対して「火が消えません」と言っているものです。そのような状態で水を掛け続けられればいずれ寒くなります。

 

これは経時で病期が変化し組織的な病態の状態を急性期と同様の措置を継続させ続けた場合に発生するネガティブなのですが、例えばこれに限らずヒト感情として「治そうかな」とした場合、作用と拮抗する行為を取り込むケースはどうしても存在します。概ねどれも「治療」と書かれているので、それも誤解が生まれ易いのかなと思いますが、身近なものであれば針を刺して湿布を貼ってもそうですし、マッサージして電気を掛けて風呂に入って湿布でも、運動してストレッチして湿布でも良いのですが、左記は全て拮抗しています。

 

このように身近な行為ひとつ取ってもヒトは「何かしよう」とした場合、取り込む内容がひとつだけではない可能性もあり、生理とは真逆な反応を示す行為を取り込むこともあるでしょう。問題は上記行為が案外同じ屋根の下で行われている場合も多い為、どうしても嫌悪を抱く契機となります。ただ、それは知っているから「えー!?」と思うのであり、知らなければ「沢山詰め込んでくれてありがとう」になります。それが仮に目に見えるものであれば早期に気が付きます。ご飯を炊くのに水が多過ぎてお粥みたいになったよとか、少なすぎて焦げたよみたいに。

 

ヒトの症状は目に見え難いのでこのような事態が当たり前のように起きますし、いくらでも傷病名が存在するので何かあっても言いたい放題が出来ます。そのギャップを少しでも埋めることが出来たら、もっと違ってくる気がしています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0msdUgV4wwRGNvDsiXYg2VRo9UN9nZNvqfNWEJyGnnoVrxQbU5YcQ8QNLgQbhPWKEl

 

>>H28.10.26の発表によると

 

>>処分者は89人

 

確かこの時期から間も無く、もう少し増えた記憶がありましたので改めて調べたところ、同年10月27日、厚労省の発表で101人となり、その数年後、「国の精神保健指定医の指定取消処分は違法」と国が敗訴している例もあるので、この時期に起きた騒動は、実数的に当時シェアした人数とは異なりますが、精神病床数が世界一の日本では、それだけ当該資格に旨味があるのかと思います。

 

精神科治療の歴史は薬物の登場によって、第三者の視覚的にも身体に大きく危害を及ぼす拷問的治療は途絶えましたが(現在も電気痙攣療法やロボトミーに対する評価の再燃はありますが)、例えば飲む拘束衣と呼ばれたベゲタミン(現在は販売中止)に限らず、現存の向精神薬が心身に拷問を加えていないかと言えば、十分に拷問と捉えていますし、視点を変えれば第三者の視覚的には見えない拷問の為、よりタチの悪さが伺えます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid04ZZQWiYXfuQXhyK8ABoMDXTJL4VUBfcbxsrYFuNF6jkv6ewspSf4Z6SxipBAGrN8l

 

以前マッサージチェアで頚部を揉んでいたら、椎骨動脈に血栓が存在したのか、血栓が剥離して脳幹梗塞に発展した事例を挙げました。このようなエネルギーで発症した突発的/事故的な事例は、比較的急速に症状自覚へ繋がり易い印象がありますが、緩慢な脳血管の梗塞は無症候事例も有触れています。

 

それは脊髄でも同様で、頚髄症(に限らずですが)と呼びたい状況が描写されるも、無症候事例は珍しくなく、その理由に緩慢な進行(主に退行性変性)と適応が挙げられています。何れも何らかの契機で写真を撮って初めて分かり、恐らく「転倒には気を付けて下さい(頚髄にダメージを受ける可能性があるからetc…)」と言われると思いますし、また、実際に転倒で急速に症状自覚へ繋がった事例も有触れています。

 

では、言われた側が思い描く「転倒」に曝露せずとも、どの程度でどのような種類のエネルギーの掛かり方であれば症状自覚へ発展するのかを知れば、予想以上にデリケートなひと押しが、脊髄にダメージを与える事も知れます。この手の無症候事例は、脊柱管の退行性変性や骨棘、後縦靱帯や黄色靱帯の肥厚や骨化が存在し、及びC3からC6由来の症状群で、発症契機は記載するも症状群は省略します。

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age 60 sex m

数週間前から下肢疼痛を伴う間欠性跛行の惹起で腰部MRI。腰部脊柱管狭窄症と診断。マッケンジー体操を指導され、宅内で当該体操を繰り返していたところ、頚部にも負荷が掛かっていたのか、頚髄症性の症状を惹起。

 

age 60 sex m

テレビで見た骨密度を上げる体操として、爪先立ちした後に踵をストンと落とす体操を真似て繰り返していたところ、突き上げによるエネルギーが契機か、頚髄症性の症状を惹起。

 

age 60 sex f

スパーリングテスト(他動で患側及び後方に後屈及び圧迫を掛け、神経根症状が誘発及び増強の有無を見る、徒手的な神経学的検査)の翌日、頚髄症性の症状を惹起。

 

age 60 sex

ヨガで頚部に違和感を自覚するも、オーベン(?)に好転反応と言われ数日に渡り継続していたところ、両下肢の脱力など、頚髄症性の症状を惹起。

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パッと聞くと「この程度の力で?」と思うも、患部がデリケートな状態では通用せず、一見は軽微なエネルギーでも症状自覚へ発展する事例も存在する為、注意するのは「転倒」のみならず、全ての負荷に注意する必要性が見えてきます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid022tFaxvBB4aJTBUhSrsnZhfhc1Gu28CmLkGJbAFv8cdKc3Hap4GLQ2kAPygFRakNGl

 

「予防分野がダメージ入力している可能性を考える」

 

前項では描写上の頚髄症ではなく、症状的な頚髄症の惹起契機について触れました。構造的に不安定要素を抱えた上でのひと押し事例でしたが、各々に共通する動作とエネルギーのベクトルに「力の逃げ場がない」が挙げられます。逃げ場がなく、その先に緩衝材もないエネルギーは、予想以上の力価が当該部位に掛かる事を意味します。また、幾つかの事例は椎弓を切ってスペーサーを挟め、脊柱管内の空間を開放している状態ですが、これら動作は防御出来ない事も示唆します(例)硬性コルセットをはめても、下からの突き上げは防御出来ないetc…)。

 

他、前項に限らず全般的に考える上で、「〇〇治療」「〇〇運動」「〇〇体操」的な表現は身体に良い印象を生み、「〇〇事故」「〇〇怪我」「〇〇病気」は身体に悪い印象を生みますが、仮に「〇〇治療」と「〇〇事故」が同じエネルギー量だとし、それでも尚、前者を肯定し後者を否定するのなら、人間的な感情論で流されていると再考する必要があります。

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age 50 sex f

 

右胸腹部の帯状疱疹

 

写真は右胸腹部の帯状疱疹(発症から約10日経過した状態)です。目測で縦3cm、横4cm程度のサイズです。初めは発疹が認められず「虫に刺されたかな」程度の局所的な痛痒さが、1~2日経過して発疹が認められてからは、「虫刺されよりは多少深い位置で痛く、ビリビリしている」事に気付き、3~4日以降は発疹の拡がりと痛みが増大し、「安静なら違和感程度だが、身体を動かし始めると痛みが酷過ぎて動けない」事になり、10日経過後は「時に顔をしかめる(夜がきつい)程の痛みはあるが、まぁ動ける」レベルだそうです。

 

※発症自覚から約10日

 

※約14日経過。痂疲が目立ち始めます。ハイドロコロイドを当初から使用していたら、また異なる経過だったかと頭を過りましたが、それはさて置き疼痛レベルは急速に落ち始めている印象です。恐らくTH10で、当該脊椎高位から患部に向け、皮膚感覚の鈍磨が現在も残ります。

 

※約18日経過。痂疲は出揃い疼痛レベルは先日より更に落ち、時々の痛みに「そういえばそうっだたな」と気が付くレベル。日常生活上の支障はない模様です。visual analogue scaledorsalは全時間帯で低下傾向ですが、dorsal root ganglion付近の押圧で、神経走行に沿うtinel signは現存しています。

 

※約22日経過。小さな痂疲から順に自然に剥がれ落ちている印象です。一部の痂疲は衣服で擦れて剥がれ落ちたのか、伴う痒みで剥いだのかのやや新鮮な痕跡が見られます。皮膚全体がキレイに戻るには、数か月、或いは数年掛かるかもしれません。現状として疼痛はなく、治癒過程の痒みは見られます。僅かですがdorsal root ganglion付近の押圧によるtinel signは現存しています。postherpetic neuralgiaには移行せず、予後は良好と推測されます。

 

約35日経過。痂疲もほぼ剥がれた為か、それに伴う痒みはなく、他も現在は無症候で推移している模様です。

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この範囲の帯状疱疹でも、ヒトひとりを動けなくさせる痛みならば、より広範囲な場合は想像を絶する痛みかもしれないと考えた次第ですが、今回の話は帯状疱疹そのものではなく、このように、各脊椎高位の椎間孔付近を走行する知覚神経側に存在する後根神経節(DRG=dorsal root ganglion)に潜在していたウイルスが表面化し、「疲れてますよ」と教えてくれる現象と対策を考える必要があるのですが、大カテゴリ的な解釈では予防の分野になると思います。

 

ただ、こちらの方は「疲れた」記憶もなく、近年は怪我や病気は勿論、感染症の罹患やワクチン接種他、薬物も一切摂取していません。外出も殆どなく、普段の生活を普段通りに送って発症している為、「予防」の概念すら持ち合わせていないのは当然です。

 

今件に限らず、多くは「無理をしたつもり」もなく何らかの症状を惹起しています。また、「無理をしたつもり」でも、平然と以後も過ごしているケースも多いと思いますし、過去に何らかの契機で身体を傷めている場合は、常に「大事に」して「無理をしていない」と思います。それでも尚、傷める時は傷めます。この類はストレッチの有無と故障率や、アイシングの有無と無症候までの速度、NSAIDs使用の有無と組織レベルの改善速度等々多岐に渡る話題になりますが、慣例で行っている行為が場合によっては故障率を上げ、治癒遅延を招き、傷害に発展しているケースも珍しくないものです。

 

これらの事も踏まえ、規模問わず予防分野の多くは惹起確率を下げる意味合いでプロパガンダされていますが、多くが機能していない理由に、そもそもの予防行為がヒトにダメージ入力している可能性があると一旦は考える必要と、何らかを取り入れる過程では、表面的な表現で判断するのではなく、各々のエネルギーの掛かり方で判断する必要がありそうです。

 

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素霊は缶ピースを吸っていて、その口に運ぶ姿が大変格好良いとは当時の弟子談です。それはそうと肺疾患や肝疾患を患い治療した後(及び治療中)の経過観察に於いては、タバコやアルコールの中止と、使用した場合は次からの診察拒否を告げられるケースは度々伺うのですが、引き続き使用している例も少なくありません。ダメと言われても吸いたいから吸うし飲みたいから飲むけど経過だけは診てもらいたい的な。

 

とは言え使用していない体で経過観察とデータ収集は行われ続ける為、齟齬が生まれ中央値は大幅にブレていくケースもあると思います。「吸ってる?」「吸ってません」「(おかしいな…)」な会話も交えながら。そしてそのデータを素に将来的には文字起こしされ、教科書やガイドラインに用いられる場合もあると思いますが、ここで出来上がった情報は既におかしな事になっています。そのような状況を前提に置くと、この件に限らず情報の多くは参考にならないという事が分かります。

 

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いつから「である調」から「ですます調」に変化したかを遡ったら、この頃から変わり始めていて、状況を訴えたいという気持ちから、考え続けたいという気持ちに大きく変化した記憶があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid023FLD2D3BSEfczLxpuBdcPASFTP2gE9rvFu9qkpgtW4mheWkKNdHDVkVDX3Xap2qXl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../f47757559bb3abe8ecb5204f79ca...

 

>>日本糖尿病協会は7日、「糖尿病」という名称の変更を検討

 

>>「糖尿病患者」を「糖尿病のある人」

 

ひと昔前「絶対に否定しないカウンセラー」だったか、「全部肯定するカウンセラー」という人が居て、「飲み屋ですか」と思ったのですが、飲み屋は時に飲み過ぎを制止してくれるものの、飲み過ぎを制止しないカウンセラーで病状が増悪し続けた事例があります。勿論本人は悪気がないでしょうし、一生懸命に否定しない姿勢と態度と言葉選びだとしても、傍目には悪質なイネイブラーです。今例に限らず、悪気なく相手を死に追い込む(社会的死等も含む)事例は相当数存在すると思います。

 

それはそうと、一人ひとりの感情や背景に沿って、不快にさせない言葉選び、快を連続させる言葉選びは難しい事と、快は青天井で耐性が付き、且つ上記の通り病状に沿わず感情に沿うと病状の増悪リスクがあります。それも踏まえ、「糖尿病患者」と呼ばれて不快だったヒトが、「糖尿病のある人」と呼ばれて快を得ても、いずれ「糖尿病のある人」の言葉も狩られる事、呼び名が変わっても病態は変わらない事、このような状況を交えると、今を受け止めて、今ここからどうしようかを考えるにあたり、言葉のような表面を変えて感情を満たす時間的な余裕はないはずです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0D37kZa5q92DAYiKSHr75jnsf1tQoMtWvZbHLPoFMh7zuCL4hhbkHtrWDQV9FFheNl

 

「消炎作用によるネガティブの因果関係の結びにくさを考える」

 

先日低周波治療器による神経障害の事例を挙げました。主に浅層部で強く掛け過ぎたのか傷めたもので、その逆に腰部は肋骨突起が邪魔してくれるのか力が伝達せず、腰神経起因の事例は存在せずでしたが、治療名目の場合、そこが痛くそこにアプローチするが前提になりがちな為、治療由来の傷害でも、元々の症状が増悪したのか、治療が起因かの因果が結びにくい現象が起き易い事を述べました。

 

これは先日のマッケンジー体操で頚髄症を惹起した事例等々とも関連しますが、どのような名目でも身体に運動を掛ける事は、それに伴うリスクも見る必要があるものの、そこに個体差を加える必要がある為、杓子定規な話は難しいのですが、今回は消炎作用を取り込んだ後の話題です。その前に準備的な知識として、炎症反応とその内部状況を知る必要があります。

 

関節水腫は関節包の存在が前提ですが、炎症理由を残存したまま消炎目的で分泌を増強した関節液を積極的に抜き続けると、炎症反応の1つである代謝異常は継続する事で骨芽細胞も促進し、膝関節であれば大腿骨と脛骨が癒着する事例は有名です。また、代謝異常は骨芽細胞のみならず、全細胞の代謝サイクルも早まる為、当該時期は脆弱性も高まりますが、特に関節包内は他部位と比較すればトラブル(=炎症)の惹起も逃げ足は遅れ、且つ無菌状態の為、冒頭の通り炎症理由が外的要因(後述しますが薬液)によるもの、或いは感染症に弱い印象を持ちます。

 

例えば※1)の通り三角筋中部に薬液を流し込むつもりが、肩峰下の関節包内に流れれば、異物と認識したヒトは炎症反応を惹起し、疼痛や挙上制限(棘上筋にダメージが入るので)を惹起します。棘上筋腱の(不全含む)断裂事例もあります。余談ですが※1)には記載されていないものの、当該女性が初め訴えた時は、「そんな事はない。精神異常だ(要約)」と門前払いされたのは今も昔も変わらないですが、結局は接種から間も無く発症し、写真等で炎症反応も確認出来た事から勝訴出来ています。

 

話しは戻し、このようにヒトは異物(或いは損傷)と認識すると炎症反応を惹起しますが、幾ら消炎反応として関節液の分泌が増強しても、関節包内は逃げ場がない為に炎症理由が留まりがちです。その為、私も関節包内に刺入しても問題のないようノンシリコンの針を使用していたり、関節包内に刺さない工夫、刺さらない工夫(積極的に刺す意味も分からないのですが、ならざるを得ない場合を踏まえて)をしています。

 

では本題ですが、逆の消炎作用を持つステロイドで腱断裂が惹起する何故を知りたいところですが、その理由は未だ分かっていないものの、※2)を読む限り、

 

>>副腎皮質ステロイドはアキレス腱断裂を含むアキレス腱障害の危険因子とされているが、その機序ははっきりしていない。

 

>>ステロイドの全身投与とは異なるが、ラットへのステロイドのアキレス腱への局所注射では、アキレス腱の腱線維の走行異常や力学的強度の低下、腱細胞のアポトーシスが報告

 

とあります。昔からの表現では「細くなる」ですが、割り合いではステロイドの全身投与よりは肩峰下の滑液包に流し込む事例は多いと思うものの、DDSの観点から脂溶性が用いられるケースが多く、持続性が起因としてか、以後、強度なROM制限が認められ、エコー確認や写真を撮ったら腱が切れていた事例も案外あります。只、この場合は幾つかの状況が考えられ、

 

a)元々腱が切れていた(無症候性の腱板断裂は有触れている)

 

b)ステロイドを流し込んだ後、大きくダメージを加えるイベントに曝露した(転倒して肩を強打する等)

 

c)仮にb)のような曝露がなくとも、元来炎症反応を持つ肩部は脆弱状態の為、日常生活を送る中での負担でタイミング悪く切れた

 

も可能性として挙げられます。そうなると、因果関係という観点で見た場合、「不明」という回答が真摯的になります。その「不明」を少しでも解消する為には、時系列的な情報と知識が必要となり、それを知らなければ※1)の通り「精神異常だ」と言われるハメになるかもしれませんが、情報と知識を提示しても引き続き「不明」になる事例も多いでしょう。

 

治療的立場としては、具合いが悪い事には変わらないので因果が何処にあろうと関係ないのですが、因果関係という患者側からの視点で見た場合、もしもあらゆるリスクを取りたくないとしたら、初めから「何もしない」が正解だと思っています。

 

1)http://www.medsafe.net/precedent/hanketsu_0_360.html

 

2)https://www.jstage.jst.go.jp/.../nishise.../66/2/66_356/_pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02UVd5QX5nNgL4rL4mohLj2Z6YMrooD8CD1agN1hj83yardEKw5mJDDmRFyHHRPzL2l

 

「消炎作用によるネガティブから病態を学ぶ」

 

炎症は悪で抗炎症は良の概念は、抗炎症を謳う薬物や食品のプロパガンダからの派生で、湿布を貼って運動をする行為1つ取り上げても、その矛盾に気が付けないレベルの浸透力です。亜急性期以降はNSAIDsやステロイド、tnf-α阻害薬等の抗炎症作用が奏功し難い為、準オピオイド系その他、向精神作用性物質の類が一般的ですが、神経伝達物質の上下動は罹患細胞には寄与せず、且つ副作用や離脱期に様々な傷害を負う懸念がある為、原疾患以上に全体像が複雑性を増す弱点を持ちます。只、今症例のように、

 

>>右上肢・右下腿の疼痛増悪感や不随意運動が頻発するタイミングは、疲労時に強く起きるとの事。現在(2014/2)、毎日登校は出来ないが、所属している部活動(運動部)に見学で顔を出す時は階段昇降が多く、運動量が多い日に諸症状が強く

 

>>同年7月中旬、原因不明で片耳が全く聴こえなくなる。高度な突発性難聴と診断を受ける。ステロイドパルス×5、高圧酸素治療、鼓室内へのステロイド注入×3を行うも、これらの治療で難聴は改善せず。又、この頃よりHPVV接種後と同様の疼痛や不随意運動等が再燃

 

の過程を伺うと、亜急性期以降の罹患細胞がどのような状態で維持されているかの推測は立ちますし、発症契機問わず罹患細胞の帰結状態の共通性が見えてきます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid08rnjh2Q9ZPyN4LED1kTnsT5xc17URaMSisAsHyR7CytH4dwdCDZXxKRS7LDQtfKvl

 

神経適応した場合、その物質の存在が前提で、あらゆる活動が維持され、或いは生命の維持が成立する為、当該物質を剥がしに掛かれば、あらゆる活動や生命が脅かされる懸念があります。

 

※参考までに6年前の同日に挙げていた症例の症状を抽出します。>>複視(右)、味覚異常、嗅覚異常、触覚異常、温感異常、体温調節機能喪失、酷い耳鳴り、記憶障害悪化(今言ったことが覚えられない)、寒い外にシャツ一枚で歩いても寒くない、離人症の悪化、独り言、冷たい手と足の裏にも拘らず汗が出る、触覚はカッターで手の甲を切っても痛くない、嗅覚はずっとガソリンのにおい、手の震え、アカシジア、酷い口渇、不眠、徘徊、唇の皮膚荒、顔の引き攣り、筋肉の喪失、足の痺れ、痺れた箇所が翌日筋肉喪失している、皮膚角質喪失(食器の洗剤で、手の皮膚が一気に薄くなり痛い。足の裏も。)

 

勿論、惹起確率や以後の病勢を決める増悪速度、重症度は個体差がありますが、各々の個体の背景を追うと、それぞれの服薬の仕方や関連薬物の服薬の仕方、嗜好品と呼ばれる物に左右され易く、且つ、引き続き高力価、短時間作用型、長期服薬との関係性は薄い印象を持ちます。その為、これらの情報と自身を紐付ける危険性も見えてきます。

 

只、血中濃度の動態は各々で異なるので、先ずはそれに沿い経過は観察する必要がありますが、当該症状は神経障害と代謝障害が概ねオーバーラップしながら全身状態へ反映されるなか、神経障害は遅発性の有無も見る必要があり、当該事情は感覚的な服薬による「効いている」「効いていない」では見ず、服薬した事実がある以上、体内での反応は惹起していると見る重要性を感じます。

 

これらの物質は罹患細胞とは関係性を持たない病状による服薬契機が大半の為、「「効いていない」から止めた」「「効いていない」からさっさと減らした」「「服薬して良くなった」から止めた」「「服薬して良くなった」から減らした」で、どれだけの人間が大変な事態に陥ったかを知れば、視点を変えると見る部分はそこではない事も意味します。

 

>>常々書いている事は過去にベンゾ離脱を抱えた人が、どのようにしたら悪くなってしまったか、どのようにしたら悪くなり続けたかです。先ずは其処を踏まえ、増悪環境に身を置かなければ、一先ずの安定と症状の改善は成し遂げられる

 

の通り、ヒトは具合いが悪くなると、「こうすれば良い」の情報収集に努めると思いますが、ヒトは機械と異なり壊れたら壊れっぱなしではなく、時間の経過で自律的に何とかしようと機能し続ける為(それが仇となる事例もありますが)、「こうすれば悪くなる」を先ず知る必要があると考えています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02dNza8NqAJUZaBRttcZCsP1wFYH3c8oBwBdHEkhoJyP1tSjYqijf4zJupPRKXvsfcl

 

「消炎作用によるネガティブから病態を学ぶ 2」

 

>>選択性を持つBBB(Blood brain barrier)は如何なるタイミングで選択性を保持出来ないかの示唆として、"未熟期"、"強い炎症期"、そして"免疫抑制期"他

 

以前腓骨神経麻痺を3種3例挙げました。1つは足を組み続けた事が原因か、1つは精神ストレスが原因か、1つはANCA関連血管炎が原因かで受傷理由は様々ですが、どの症例も腓骨神経そのものには触れず(よくある腓骨頭等)、腰神経(腓骨神経→坐骨神経→腰神経)で取っていた話に触れました。これには後述する血液神経関門(blood-nerve barrier 以下BNB)の解剖的脆弱部位を逆手に取り、回復因子となるサイトカインやBDNF、GDNF等の蛋白合成部位とその促進を針刺し行為で得られる左記総称のinflammationを利用しています。

 

※概ね炎症性、圧迫性、虚血性を指しています)受傷組織が何処でも、トラブルは当該組織を走行する各種神経が拾い上げて教えてくれますが、ぱっと見でも大きな構造異常が前提でも無症候事例は有触れ、かと言って構造異常を修正しても症状は改善せず、検査機器も描写には限界があります。

 

先ずは何らかの契機で症状の自覚要因となる傷めた神経は、当該部位を構造的に開放、開大、開窓しても状況が好転しない理由に、脱髄や軸索変性等と適当に調べれば出ますが、受傷間も無くは限定的に脆弱化して開放され、蛋白合成が促進されて回復因子が配られるも、急性期を過ぎれば再度バリアを張る事が示唆されています。そうなると、俗に言う慢性期にはそこに手出ししても意味がない事が示唆されます。示唆と言うより、例えば肩が凝っているヒトの肩に幾らアプローチしても…、腰が凝っているヒトの腰に幾らアプローチしても…的なネガティブが生まれる現場感覚のエビデンスは十分積みあがっていると思います。

 

BNBはBBBに準ずる機能性が示唆されるなか、異なる点は神経根と自由神経終末で一旦連続性が絶たれている点です。この解剖的な脆弱部位を逆手に取ります。また、前者近傍に存在する各部位は、知覚神経であれば後根神経節、運動神経であれば前角細胞が、蛋白合成を育む重要部位と示唆され、当該部位近傍まで届け、カスケード化させたinflammationを意図的/人為的に誘導して得られる結果も多いかもしれませんし、これらの回復因子となる蛋白質は当該シェアや前項の通り、NSAIDsやステロイドで合成が阻害される為、行き過ぎた消炎、又は病態誤認による消炎行為は、仮に症状自覚は失われても、細胞レベルでの治癒遅延/治癒阻害を招く要因になります。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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