Q&Aも3回目になりました。
HPからご質問頂いた方には、了承頂いた上でブログにて公表させて頂いております。
明らかに同業者からのご質問もありますが、分かる範囲、答えられる範囲でお答えします。
Q、6月以降の柔道整復師の療養費改定についてどう思う?
A、整骨院(接骨院)は保険財源を食い潰すかの如く、破竹の勢いで福岡裁判以降は増えていきましたからね。 今まで十分甘い汁は吸ってきたでしょうから、今回の改訂で多額の不正請求をしている整骨院が消えていく のは良い機会なのではないかと思います。厚労省も、過去の摘発状況や一般市民からのタレこみ、同 業者からの密告等で動き出したのは良い傾向かと思います。
んま、実はこれからですよ。国が本気になって整骨院業界を脅かすのは。
それまでに、耳ツボダイエットや、痩身うんちゃら等、整骨院とは程遠いメニューで集患するよりも、実費でも 食える技術を身につけたほうが良いのではないでしょうか。何で、骨接ぎの整骨院が耳ツボダイエットや美 容をするのでしょうか…。理解に苦しみます。今現在、腰痛肩こり等、保険適用外の症状に関しても、何で もかんでも捻挫として保険請求している整骨院は気をつけたほうが良いですよね。
改定内容通り、完璧に国にマークされ始めます。
参考2⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002a47p-att/2r9852000002a4lr.pdf#search='5月11日 柔道整復師 厚労省 療養費'
Q、「治る」の定義とは?
A、難しい問題ですが、基本的には患者さん自身が自覚する症状が消失した段階で、「治る」「治った」と判断し ています。当院で取り扱っている多くの症状は、顎関節症、五十肩、緊張型頭痛、テニス肘、椎間板ヘルニ ア、脊柱管狭窄症、椎間板症、腰椎すべり症、変形性膝関節症、変形性股関節症、頸肩腕症候群、腱鞘炎
半月板障害等々の、所謂、筋筋膜性疼痛症候群という括りにされている症状を持つ方が多く来院されていま す。多分、どこの鍼灸院でもそうかと思います。上記の疾患に限らずなのですが、あくまで「痛み」や「痺れ」
というのは患者さん自身でなければ感じる事の出来ないものです。勿論、疼痛姿勢等から客観的に判断する 事も可能かもしれませんが、良くなったかどうかの判断は患者さんに依存するしかありません。
その為、患者さんの口から仰って頂かない限り、私も治ったとは思えない状況となるのです。
理想としては、再来院のない患者さんの追跡調査が出来れば一番なんですけどね。
治らないから来ないのか。治ったから来ないのかは大きな違いですからね(苦笑)
Q、鯛焼き療法を行う理由は?
A、当院は鯛焼き療法とは異なりますが、確かによく姿勢は変えてもらいますね。
大方の患者さんに行う流れとしては、うつ伏せ⇒仰向け⇒うつ伏せとなるのですが、
始めのうつ伏せ⇒仰向けの段階では、経絡治療的に言うと、本治法と捉えており、
最後のうつ伏せ時のみが標治法となります。
下地作りに2時間弱使い、ようやく標治へと繋げる。長い戦いです(笑)
腰痛だからと言って、腰だけ緩めたところでどうなるねんという話ですね。
仮に腰だけ緩めても、余計悪くなるか、治療後、玄関のドアを開けた辺りで元に戻ってしまいます。
これ以上は話せば長くなるし、この先は飯のタネでもあるので、この辺りまでで。
先日、治療の流れを筋肉付きで紹介したブログを書いた矢先、真似をしたけど一向に良くならなかった
という話が同業者からありました…。当たり前だのクラッカーですよ。
只ひたすら紹介した筋肉に刺せば良いってもんじゃないのです。
その筋肉毎に対しても、刺す場所もミリ単位での調整が必要になってくるのですね
Q,筋肉が緩むってどういう事ですか?
A、好きな人の写真を見て下さい。顔が緩むでしょ?それが筋肉が緩むという事です。
逆に嫌いな上司の写真を見て下さい。顔が強張りますよね。これが筋肉が緊張するという事です。
このような表情筋に限らず、全身の筋肉も様々な状況下で、緩んだり緊張したりします。
発症間も無い時に上手くメンテナンスしてあげれば、少しの休息でも症状は消失しますが、
メンテを怠り時間が経過したものに関しては、少しの休息でも症状は消失し辛くなる為、
慢性的に症状が出続ける結果になってしまいます。上司の写真が手元になくても緊張してしまうのです。
そんな毎日は嫌ですよね。だから、早い段階で治療を行うよう私も努めているのです。
Q、白衣を着ないのは何故ですか?
A、白衣は苦手なんですよね。今でも怪しいのに余計怪しさが増します。
Q,美味しいラーメン屋を教えて下さい。
A、前も同じ質問を頂いた方ですよね?(笑)深浦の美味しいラーメン屋は未だに詳しく分かりませんが、
最近は隣町にも往診で行く事があり、その帰り道に寄る「たばた食堂」のお蕎麦が美味しいですよ。
お汁が凄くしょっぱいんです。凄いパンチ力なんですね。私はいつもタヌキ蕎麦の大盛りを注文しています。
天ぷら蕎麦の場合、天ぷらの厚みが凄く、私の場合は胃もたれしてしまいます。
はちもり観光市にも「たばた食堂」は出店していますので、土日に往診に出た際はお握りを持参して、
タヌキ蕎麦とのハーモニーを楽しんでいます。
つみれ汁も美味しいですよ。大鍋で煮ているからダシの出方が半端じゃない
では、今日はこんなところで。