藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

連れと徒然

世の中には2種類の人間がいます。
 
東洋医学的な治療を行う人間と、現代医学的な治療を行う人間。
 
ブッキングした人間の腹積もりに悪乗り半分で乗っかっていったら、結局はいつもと同じ展開
 
こないだも新大久保の居酒屋で2時間も治療法で口喧嘩したばかりじゃないのと思いつつも、
 
やっぱり一度は同じヤカンのマッコリを飲んだ仲間。
 
どこか惹かれる人間は、どこかで縁があり、どこかで繋がり、馬鹿みたいに同じ口喧嘩を繰り返すものですね。
 
それが今回は公の場だったから尚の事大変。
 
お互い大人気ないし、この業界は自分が一番だと思っているから、もう止められません(苦笑)
 
んで、今回に限らずなのですが、鍼灸師同士での患者に対してのゴールというのは、両者同じく、
 
                               「治す」
 
と言う事。「治す」という意気込みが強い人間であれば、私はどんな治療理論を持っていようが好きになります。
 
勿論、私みたいな若輩者だって常に「治す」という事を念頭に治療を行っています。
 
ご存知の通り、現在の日本の鍼灸業界は様々な流派が存在し、枝分かれした流派を数えたらキリが無く、
 
一人一派のような状態。私も例にもれず、基礎となる理論はあれど、基本的には独自の治効理論で
 
日々治療にあたっているのです。
 
~浅く刺して効かなかったら、もっと浅く刺せ~
 
と言う、有名な先生の言葉がありますね。それを標榜している人がいます。
 
そしてそれををナンセンスと思う私にとっては、
 
~浅く刺して効かなかったら、もっと深く刺せ~
 
となる訳です。こんなんだから何時まで経っても話は平行線なんですね。
 
どちらも自分の理論を絶対に曲げる事はないですし。
 
筋を信じるか、ツボを信じるか。
 
たったこれだけの事に、三十路の髭坊主は夜を明かしましたとさ
 
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