藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

健康になる秘訣

鍼灸院は生死に関わる疾患の取り扱いは皆無であり、
 
正直なところ、治療を受けなくても死ぬ事はないという疾患を取り扱っています。
 
症状により大小はありますが、日常生活や仕事に支障をきたすレベルの疾患の取り扱いが大半です。
 
その為、長い年数を痛みと共に生きていた人が治療で良くなった場合、若しくは良くなってきた場合、
 
先の目標を見失い、鬱症状に発展する方がいたり、自身の悪い場所をどんどん見つけたがります。
 
信じられないかもしれませんが、このような方は少なくないのが現状です。
 
 
私にとっては患者さんの症状を取る事が一つのゴールになります。
 
お節介な言い方に聞こえるかもしれませんが、患者さんの症状を取る為に、共に一つのゴールを目指します。
 
しかし、私は症状を取る事でゴールとなりますが、患者さんの場合は症状が取れてからがスタートです。
 
その為、患者さんには症状の消失がゴールだとは思わずに、
 
その先の目標達成の為に治療を行っていると考えて頂きたいのです。
 
 
痛くて休職していたが、痛みが治まったら復職しよう。
 
痛みで離職してしまったが、痛みが治まったら再就職先を探そう。
 
痛みで朝の散歩が出来なかったけど、痛みが治まったら散歩しよう。
 
痛くて買い物に出る事も出来なかったけど、痛みが治まったら電車に乗って買い物に行こう。
 
痛みで友達との付き合いを遠慮していたけど、痛みが治まったら電話して又遊びに行こう。
 
痛みで主人に外食ばかりさせていたけど、痛みが治まったらご飯を作ってあげよう。
 
痛みで妻には家事をやらせっぱなしだったけど、痛みが治まったら手伝ってあげよう。
 
痛みでお弁当のハンカチも結んであげられなかったけど、痛みが治まったら結んで渡してあげよう。
 
痛みで「おはよう」の一言も言えなかったけど、痛みが治まったら「おはよう」と言ってあげよう。
 
などなど。
 
 
 
本当に些細な事でも良いのです。
 
来院される方には
 
「痛みが治まったら○○したい」
 
と言う目的意識を持って頂きたく思います。
 
その想いが、飛躍的に治療効果を上げていく薬ともなるでしょう。
 
 
 
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                      チャーリー
                      「いつの日か、願いがかなうといいな」
                      スヌーピー
                      「そうなるように生きていかないとね」