藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

【転載】淡路島洲本殺人事件-病気だから殺人を犯したという単純な理解はダメ


※添付写真は下記事件と関係ありません。

【以下転載】
淡路島洲本の殺人事件。

私が、彼のFBFに載っていたことから、複数のマスコミから連絡があった。
一応、取材を受けたが、番組ではどう切り取られるか分からないので、書いて置くことにする。

彼からは、昨年の5月に私のところに友達申請と共に、メッセージが送られて来ている。
私から返答をしたことは一度もない。
返答しなかった理由は、私には彼の言ってることが全く理解できなかったからだ。

既に報じられているように、彼が言っていたのは、
電磁波攻撃や、某宗教団体によるストーカー犯罪についての告発であるが、
私にメッセージを送ってきたのは、それらに加え、精神医療の被害を訴えたかったからだろう。
メッセージには2つの病院と医師名が書かれていた。
もちろん、一方的な、こうした主張には何のアクションも起こしません。というか起こせません。
(以前も、似たような話で対応に苦慮しているうちに、返信がないという理由で叩かれたことがある)

取材を受けるつもりはなかったが、
どうせ今回も、彼が精神疾患だから凶悪犯罪を起こしたという理解で終わるだろうから、
それだけでないことをマスコミに告げるつもりで取材を受けた。
佐世保の少女の事件と同じように、彼は最初からモンスターだった訳ではない。

まだ語られていない生育歴。
入院と服薬歴を含む治療歴。
引きこもりという狭い空間。
その中での唯一の社会との接点であるネットの世界。
そこで出会った数々の陰謀論

それらすべてが、彼を犯行に駆り立てた要因だろうと私は理解する。
入院や薬物治療も、もちろん影響があったと思う。

ブロイラーの統合失調症の予後については次のような記述がある。
治癒
統合失調症の悪化後(重症の患者)に医学的な治癒があるかどうかについては異論がある。
以前患者であった人が完全に就労可能となり、彼等自身も気分良く感じ、近親者に健康であるという印象を与え、医師による経過観察においても精神病的現象がもはや証明されないという意味での治癒はしばしば認められる。しかし、以前患者であった人は、疾患があった時の出来事を主観的に判断し、彼らが客観的に望ましいと思われる”病識”に達することは稀である。妄想に近い、現実から遊離した態度は存続している。分裂気質や温かさやリーダーシップを欠く、奇妙な本態がみられる。しばしば過激で易刺激性のままである。しかし、これらの後遺症は、その大部分があらゆる精神病であった最中の不気味で恐ろしい体験の心理学的に了承可能な結果であるこれらは、治療後における社会的状況の変化の結果であることもしばしばある。近親者は及びその他の人々は彼らを不信と不安をもって迎えることがしばしばである。多くの場合、彼は地位を失っており、離婚されてしまっている。我々はこれらから直ちに”欠陥”および統合失調症が慢性に存続していると解釈することがないように注意しなければならない。
軽度の慢性状態では、多くの患者は妄想観念および幻覚、
滅裂思考にもかかわらず、社会的にはなお有能で、就業可能である。
個々の患者の予後について考慮すべきこと
 
1.急性発症は予後的には、慢性発症よりも遥かに良好である。ある患者がすでに幾つかの急性発作を上手く乗り越えてきている場合には、その後の発作にも上手く耐えるであろうという希望は大きい。
改善あるいは治癒後の良好な状態が長く持続すればするほど、再発の可能性は少なくなる。
女性では、閉経期及び出産が軽度の再発リスクを形成する。
長く持続する慢性状態でもなお改善することはある。完全復帰することもあるが極めて稀である。
 
2.全ての意識混濁状態(急性外因反応型に似た)及び強度の躁またはうつの色彩を帯びた病像は比較的良好な予後を示す。分裂性思考が分別の状態で固定化されている時は、その予後は不良である。一過性で、二次的な症状(気分失調、興奮、昏蒙、幻覚)の背後で分裂性思考及び情動障害がより強く表出されてくる場合には、予後は比較的悪くなる。精神反応性特色により、病像がはっきり染め上げられること、患者の生活状況からこれが比較的了解可能である場合は、急性症例ではむしろ予後は良好である。慢性の経過では症状は当初神経症とほとんど区別できないのに、疾患が直線状に進行するのが良くみられる。
 
3.精神病前体質。健康な精神病前人格は治癒、および周期性で穏和な経過への素因となる。
一方精神病前人格が病的な場合には予後が暗い。もちろん、体質と経過との間の関連性は多数例についての統計的観察でははっきりしているが、しかし個々の例については常にそうであるとは限らない。

これは、ブロイラーのいう統合失調症の予後にてらした私の解釈であるが、
彼は、疾患があった時の出来事を主観的に判断し、彼が客観的に望ましいと思われる
”病識”に達することはなく。妄想に近い、現実から遊離した態度は存続していて、治療後、
かれを不安で見守る周りの人間との関係性や引きこもりという環境により、
そうした態度は強化・固定化されていったのではないか。さらに、ネットから得られる
情報を主観的に鵜呑みにすることにより、他者により引き起こされたとする被害観念と
自己正当化が固定化されていったのではないか?
と、このように解釈することも出来る。

また、彼が受けたであろう治療は、
薬物の過剰投与であることは間違いない。
その時の記憶が被害として固定化したり、実際に脳に悪影響を及ぼした可能性も低くない。

今、一番知りたいのは、精神科治療を始める前の彼の状況である。
せめて、これくらいのことは考えるべきだろう。
病気だから犯罪を犯したという、単純思考は、精神疾患患者の新たな偏見を生みかねない。

ここからは余談だが、
私が知ってるだけで、電磁波被害やストーカー被害を訴えるのは、一人や二人ではない。
(その多くが、精神科治療、過剰な薬物療法を受けている。)
その真偽については、正直なところ全く不明である。
(なので、私に訴えられても何も出来ません。)
ネット上で知り得たことをそのまま真実と考えるほど私は素直ではない。
311やらせ疑惑も、ケムトレイルも、人工地震も確認の取れないような話は信じようがない。
嘘と決めつけることもしないが、信じようもない。
逆に、ユダヤ金融や通貨支配の話は、20年以上も前から聞いている。

いずれにせよ、確認出来ないものは確認しようもない。
私がやっている精神医療にまつわる様々な問題は、全てきちんと客観的事実で説明できる。
なので、精神医療問題を改善したいと考えている私にとって、
これらの問題と精神医療問題を同列で語って欲しくはない。
 
ベテラン精神科医に直接聞いてみた。

伝統的な精神病理学に照らせばとっくに定義済み(統合失調症)の症状であるという。
・周囲からの不信、扱いによって、近親者であっても宇宙人に乗っ取られたとかの妄想を抱くという。
・宇宙人であるか、陰謀組織の一員であるとか、それは時代によって変わる。
・引きこもる→自閉(現代の広義の引きこもりではない)
 ブロイラー E. Bleulerは1911年その分裂病論の中でこの語をつかい、「内的生活の比較的あるいは絶対的優位を伴うところの現実離脱」(Loslosung von der Wirklichkeit)と定義した。ジャネP. Janetらが現実機能の喪失としたものを、よりポジティブに規定したわけである。ブロイラーはやがて最初の考えからはなれ、分裂病のみならず神経症や性格障害、ときには脳器質性疾患の際にまでこの概念を拡げたが、しかし今日自閉というとき、ふつうそれは連合弛緩、両価性、感情障害とならんでブロイラーのあげた重要な分裂病症状の意味で用いられる。自閉的になった人間にとってはもはや外界はその実現的意味を失い、自分だけの空想的世界にのみ生きる。外部からは寡黙でヒトを寄せつけぬ冷たさとうつる。ブロイラー以後自閉についてはしばしば論じられたが、そのなかではミンコフスキー E. Minkowskiの記述が重要である。彼は自閉を「現実との生きた接触の喪失」(perte du contact vital avec la realite)と規定し、かつ貧しい自閉(autisme pauvre)と豊かな自閉(autisme riche)とを区別した。自閉の中にも、非現実的ではあるが空想豊かで行動的なタイプのあることを示したものである。また、ビンスワンガー L. Binswangerは現存在分析的に、分裂病者にとっては世界との接触があまりにも身近すぎ、その接触が驚威的な世界の肉薄となるため、世界からより大きな距離をとるとした。自閉と類似の概念に内向性(introversion)や非現実思考(dereistisches Denken)などがある。前者はユングC.G. Jungのいう性格型の一つで必ずしも現実離脱そのものを特徴づける概念ではない。後者はやはりブロイラーの用語で、現実との矛盾にかかわりなく感情や欲求をもとに展開される思考形式をいい、精神病のみならず神話や夢の場合までをひろく含む。
 なお、最近わが国で自閉症という語で幼児特有の精神障害(カナー L. Kannerの早期幼児自閉症early infantile autismあるいはその近縁の病像)をさすことがある。カナーがこの種の幼児の行動特性をブロイラーの用語を転用してあらわそうとしたものである。“精神医学事典”1975

こうした、精神病理学は、
DSMなどの操作的診断の登場とただの薬漬け金儲け精神医学の隆盛と共に忘れ去られた。
精神病理学で定義された統合失調症とは、いわゆる生物学的な疾患ではない。
人間が、それぞれが生きていく環境や人間関係の中で、どう振舞い、
どういう思考となるかを定義したものである。
実は病名はそれほど重要ではない。

かつては、こうした事件があると、

マスコミは、精神分裂病患者の犯罪として、
精神科病院に入院させなけばならないと盛んに報じた。ところが最近は、そうした報道はしない。
逆に、統合失調症の病理には触れず、ただ精神科に通院歴や入院歴があったという報道で終わる。
精神疾患患者を差別するなという、もう一つの場の空気にながされているからだろう。

これはただの思考停止である。
かつて、こうした精神病理学を学んだはずのベテランの精神科医たちはいまだ現役で大勢存在している。
彼らの頭の中には、かならず存在しているはずだが、
生物学的精神医学の隆盛と何の努力もせずに得た権威と名声に胡坐をかいてその本分を忘れたのだ。
伝統的精神病理学は、事件を引き起こした病理も定義しているが、
大部分の統合失調症と呼ばれる患者の転帰が良好であることも示しているのだ。

佐世保少女の動物虐待もやはり、その後の悲劇のサインであった。
これもまた伝統的な精神病理学には定義されていることだという。
子供に向精神薬を飲ませて治療できるなどとほざいている児童精神科医にそのサインを見逃さず、
適切な介入をすることは期待できるはずもない。

今回の事件においても、彼の生育歴の中で、様々な兆候を見せていたはずである。
適切な介入があれば防げたものであるかもしれない。
彼の受けた治療はどんなものであったのだろうか?
大量の薬で薬漬けにするだけの治療であったなら、それは彼の問題をさらに深刻化させただけだろう。
逆に、症状悪化の一番の元凶であったのかも知れない。薬剤性の統合失調症を発症したのかも知れない。

しかし、伝統的な精神病理学を元にした精神医学によっても、今回の事件を防止できたかどうかはわからない。
彼個人が受けた経験、この日本社会が持つ文化的背景(社会病理)や
彼を取り巻く環境要因も大きく影響していることも間違いないのだ。

収容所社会の病理

今までも、何度も同じような凶悪事件を我々は見聞きしてきた。
池田小事件もそうであったし、佐世保も、川崎の少年事件もしかり。
その度に、罪なき人が巻き込まれるのを見て、
犯人(その多くが精神科通院歴をもつ)自身だけの責任と捉えてきた。
引き起こした罪は、それ相応に裁かれるべきだと思う。
だが、凶悪犯は急には生まれないのだ。

マスコミから伝わっていくのは、単純化されたメッセージのみ。
誰か、彼の経験、環境、人間関係などから、内面的に何が起きたのかを語る人は居ないのだろうか?
そこからしか、何の改善策も生まれないし、これからも似たよう事件はただ繰り返すだけである。

【転載終了】

"Top Ten Legal Drugs Linked to Violence"
『暴力を引き起こす処方薬 トップ10』
タイム ヘルスランド (January 7, 2011)

When people consider the connections between drugs and violence, what typically comes to mind are illegal drugs like crack cocaine. However, certain medications — most notably, some
antidepressants like Prozac — have also been linked to increase risk for violent,
even homicidal behavior.
A new study from the Institute for Safe Medication Practices published in the journal PloS
One and based on data from the FDA's Adverse Event Reporting System has identified 31 drugs
that are disproportionately linked with reports of violent behavior towards others. 
 
10位 デスベンラファキシン (Pristiq プリスティーク)
9位 ベンラファキシン (Effexor エフェクサー) 
8位 フルボキサミン (Luvox ルボックス) 
7位 トリアゾラム (Halcion ハルシオン) 
6位 アトモキセチン (Strattera ストラテラ
5位 メフロキン (Lariam ラリアム) 
4位 アンフェタミン (Various) 
3位 パロキセチン (Paxil パキシル
2位 フルオキセチン (Prozac プロザック
1位 バレニクリン (Chantix チャンピックス)
海外での事件(一部)

○殺人 抗うつ薬離脱症状 2009-10-01 テキサス州 男が妻を殺害 拳銃不法所持/自殺未遂
抗うつ薬 2009-10-01 ミズリー州 警察
「自分を殺さないと自殺するぞ」と脅迫、アルコールの検出なし 薬剤中毒
○運転中の激発 うつ病薬 2009-10-01 オーストラリア 他人の車の窓ガラスを割る
○死亡 うつ病薬 2009-10-01 イギリス 37歳 男性 自宅寝室で首つり: 事故的要素
○爆発 うつ病薬 2009-10-01 イギリス 高齢の男性、医師に噛みつく、
取り押さえるのに男3,4名を要した
○殺人 抗うつ薬 2009-10-02 イギリス 母親が11歳の息子を殺害、
その後自らも自殺を図るが未遂に終わる
○死亡 抗うつ薬 2009-10-02 イギリス タクシー運転手首つり
強盗事件/死亡 うつ病2009-10-02 ニューメキシコ州 医師に断薬を勧められたのち薬局に押し入り警察に射殺される

○自殺 抗うつ薬 2009-10-04 オクラホマ州 22歳女性自殺
○自殺 抗うつ薬 2009-10-04 ネバダ州 鬱を訴え受診、抗うつ薬を処方されたのち自殺
○死亡 抗うつ薬 & 鎮痛薬 2009-10-04 バージニア州 抗うつ薬と鎮痛薬による睡眠中呼吸停止により死亡
○死亡 抗うつ薬 2009-10-06 アルゼンチン 有名歌手が遺書を残して拳銃自殺
○運転中の意識障害 うつ病薬 2009-10-07 ウイスコンシン州 スクールバス運転手が運転中に意識を失い民家に突っ込む
○自殺 うつ病薬 2009-10-08 アイルランド
○自殺 うつ病薬 2009-10-08 アイルランド 19歳原因不明の自殺
○暴行 プロザック 2009-10-08 アイルランド 大学生が他生徒に暴行
○殺人未遂 うつ病薬 2009-10-09 ミズリー州 息子が両親を襲う
○殺傷(刺殺) うつ病薬 2009-10-09 コロラド州 コロラド州立大学生が20歳の男にいきなり刺される
○放火/脅迫 うつ病薬 2009-10-09 テキサス州 67歳男性店に放火、店主を殺すと脅迫
○出生異常 パキシル 2009-10-13 ペンシルバニア州ラクソに二百五十万ドルの支払い命令: さらに600件の訴訟
○自殺 うつ病薬 2009-10-13 イギリス タクシー運転手焼身自殺
○機内激発 うつ病薬 2009-10-13 インド 乗客がいきなり発狂: シートに拘束
○詐欺 抗うつ薬 2009-10-16 イギリス 自殺をほのめかす女性、詐欺罪で逮捕
○自殺 抗うつ薬 2009-10-16 イギリス 28歳女性 首つり自殺
暴行 うつ病薬 2009-10-16 イギリス ナイフを持った男が警官二人に襲いかかる
○自殺 エフェクサー 2009-10-16 ニューヨーク エフェクサー服用8日目に男性自殺
○自殺 レメロン 2009-10-16 イギリス うつ病歴のある男性自宅で死体となって発見
○そう病的反応/死亡 うつ病薬 2009-10-18 オハイオ州 40歳の既婚男性がうつ病薬で発狂、警官によって射殺
○自殺未遂 セレクサ 2009-10-18 アリゾナ 女性 セレクサを過剰摂取
暴行 抗うつ薬 2009-10-18 オーストラリア いきなり男に暴行をふるった男性
○自殺 うつ病薬 2009-10-19 インド PRP 活動家、列車の前に飛び出し自殺
○殺人未遂 うつ病薬 2009-10-20 オーストラリア 女性、いきなり母親に襲いかかる
○自殺未遂 ゾロフト & Wellbutrin 2009-10-20 10分の診察で向精神薬を処方された女性 自殺未遂
○殺人 うつ病薬 2009-10-21 イギリス 男性、妻を刺殺
暴行 プロザック 2009-10-21 マサチューセッツ州 男性、トイレで女性に暴行
○自殺 抗うつ薬 2009-10-23 イギリス 警備員、列車の前に飛び出し自殺
○殺人 うつ病薬 2009-10-23 ニューハンプシャー州 男性 妻を殺害: 断薬症状
○殺人未遂 うつ病薬 2009-10-23 イギリス 建築家 妻の首を絞める
暴行 プロザック 2009-10-24 カンザス州 男性 プロザックの関与を認められ無罪
○殺人 うつ病薬 2009-10-24 イギリス 男性 妻をハンマーで殺害
自殺 うつ病薬 2009-10-24 イギリス 女性議会職員自殺
○危険行為 ゾロフト 2009-10-26 5歳の子供が同乗したクルマで、薬の影響により危険運転
○万引き [盗癖] うつ病薬 2009-10-26 イギリス 前科のない男性が店で万引き、記憶なし
○自殺 抗うつ薬 2009-10-27 イギリス 列車飛び込み自殺
○盗み [盗癖] うつ病薬 2009-10-28 イギリス 郵便局員、小切手の入った封筒を盗む
○殺人 SSRIs 2009-10-29 オクラホマ州 子供が友人を殺害
○自殺 プロザック 2009-10-29 イギリス 25歳女性自殺: 母親、国民健康保険を訴える
○自殺未遂 うつ病2009-10-29 コネチカット州 セラピストとの情事のあと女性自殺未遂
○殺人 デシレル 抗うつ薬 2009-10-31 メイン州 息子が父親を殺害:本人は抗うつ剤を飲むと暴力的になるので飲みたくないと訴えていた
○殺人 シンバルタ & デシレル 2009-10-31 マサチューセッツ州 男性 ガソリンスタンド従業員を殺害
○殺人 うつ病2009-10-31 イギリス 男性 妻を刺殺 刺した回数は50回を超える: 断薬症状が疑われる
○殺人 うつ病2009-10-31 ネブラスカ州 前科のない男性、妻を刺殺
○米軍基地で少佐が銃乱射 12人が死亡
 
 

日本での事件(一部)

○大阪池田、国立池田小学校に乱入し児童を殺傷した事件
○寝屋川、母校の小学校に乱入し教諭を刺殺した事件
○宇治、塾講師による小6女児殺害事件
会津若松、母親の首をのこぎりで切断し殺害した事件
○横浜、2歳の女児をいきなり襲った事件
○池袋、東急ハンズ前での通り魔事件
アメリカ、大学構内での銃乱射事件(複数件発生)
西鉄バス、バスジャック・乗客刺殺事件
全日空機内、ハイジャック・機長殺害事件
○川崎、マンション15階から子供を投げ落とす事件
○奈良、幼女誘拐殺人事件
○秋田、自分及び友だちの子供を殺人した事件
○長崎、少年による駐車場から幼児を投げ落とす事件
長久手、自宅に篭城し警察官を射殺した事件
豊中、中学生らがカマを持った自転車の男に襲われた通り魔事件
○渋谷、、少年による金属バット通り魔事件
○下関、駅で8人に包丁で切り付け、5人を殺害した事件
○御代田、妻による一家殺人事件
○吹田、千里郵便局員によるタクシー運転手殺害事件
○延岡、男に高校生5人組に刃物で襲われ死亡した事件
習志野、息子が逃げる両親を追いかけて路上で殺害した事件
佐世保、スポーツクラブ内での銃乱射殺人事件
○品川区、商店街で男子生徒が両手に包丁を持ち通行人5人に襲いかかた事件。
○八戸、長男が母親・次男・長女を刃物で殺害し、アパートに放火したした事件。
○徳島、長女が母親と弟・妹などを包丁で首などを刺して殺傷した事件。
○相模原、57歳の女性が、自宅で子供を殺害した事件。
○文京区、42歳の女が、2人と遊んでいた小1女児に突然包丁で切りつけた事件。
○坂戸、12階建てマンションから、26歳の双子姉妹が飛び降り死亡した事件。
○藤沢、33歳の主婦が我が子を投げ落とした後、自らも飛び降りた事件。
○千葉柏市通り魔事件。
○長崎佐世保事件

得てして薬物服用による異常犯罪者の共通点として、
 
①薬を飲む前後で別人のようになった。言葉使いが悪くなった、攻撃的で乱暴になった。
②子どもじみた抑制の効かない行為、幼い子供のような仕草、行動、言動が見られる。
③犯行の一部始終を直後には明確に記憶している。
④善悪の知識は持っているが悪いことをしたという認識はない。
⑤動機があやふや、短絡的である。

⑥冷徹で感情の無いような行動や言動が見られる。

⑦犯行を隠そうとしたり逃げようとする意思が見られない。あるいは子どもじみた嘘で騙そうとする。
⑧取り調べに対しては淡々として子どもっぽい受け答えに終始する。
⑨つじつまの合わない話、理解できない話、空想のような妄想のような話をする。
⑩反省の気持ちや自責の念は長い間現れることはない。

⑪犯行を反省している様子が無いのに死刑を望む。

⑫精神鑑定の結果は広汎性発達障害アスペルガーと診断される。

【電話】 0173-74-9045 又は 050-1088-2488
                             (携帯 090-3983-1921 Cメール可)
【診療時間】 7:00~21:00 時間外対応可
【休診日】 なし 土・日・祝祭日も診療しています
【PCメール  
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  ~針治療から病態定義の見直しを~