藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

除圧の心は母心


            
              空きあらば除圧を目論んでいるであろう全国各地に点在するタコ

体調不良でASKA容疑者を病院搬送
 
禁断症状でしょうね。
現在、精神薬を長期服用している方々と異なるのは、違法薬物の場合は減薬という手段が無いという事。
(手段は無い訳ではありませんが、悪用防止の為に書かないでおきます)
シャブ切れで禁断症状が出始めているから覚醒剤を減量していきましょうとは絶対ならないでしょう。
とは言え、チャゲアスは好きだから今回の話は本当に残念です。

高田純次 来月ヘルニア&脊柱管狭窄症手術と明かす
 
手術による治効理論はテキトーに聞き流せなかったのでしょうか。

という訳で、今朝、上記2点のニュースが流れていました。
該当者の方々(精神薬を服用中の方、椎間板ヘルニアや狭窄症と診断された方)は、
今後のお2人を注視しておくのも良いかもしれません。
 
以前もSBの小久保選手、桂歌丸等々の経過を追っていきましたが、
術後の結果は望ましいものではなかった事を書いてきました。
著名な方を手術する医師というのも、ある程度名の知れた医師が手術を行うかもしれません。
私は一般人だから一般医師に執刀され結果が出なかったという事でもありません。
誰がやっても同じです。そもそも、発症の原因はヘルニアや狭窄ではないのですからナンボ弄っても。


本題に入りますが、日夜研究が行われている藤原航太鍼灸院研究部では(笑)、
治療効果を高める為の刺鍼箇所の選定や置鍼時間を常日頃考察しています。
どうもこうも教科書が無い業界だから自分で考えていくしかないのです。
先日、松菊堂で行われた実験に於いて1つの指標が立てられた訳ですが、
フト、部屋を片付けていたら吸い玉が出てきました。数年前にネットで購入したものだと思います。
何で買ったかも忘れましたが、多分、鍼灸が怖い人向けに使おうかなと買って押入れに入れていたんでしょう。
時折、刺絡の時にも使っていましたが、最近はご無沙汰です。
 
鍼治療は原則的に筋肉に刺す事になります。血管や神経に刺しても何も起きないでしょうし。
(中には神経刺や内臓刺という手段も存在するようですが)
但し、筋肉に刺す事にはなりますが、筋肉が目的では無い事は以前から言っていました。
凝っているから刺すのではなく、何でソコが凝っているかを考えて刺すのであり、
凝っている所に刺して治るのであれば、こんなに楽な商売は無いと。
筋肉や筋膜を標榜したアプローチだけでは弱い結果しか生まれないのではないかという疑問。

宇宙で鍼を刺したらどうなるんだろうか。
無重力の空間では、一般的な筋骨格系の疼痛を生じている患者は鍼を打つ必要もないでしょう。
人間は、重力に抗した環境下で生きているから痛みを感じるものです。
 
だったら重力を抜けば良いのではないのかと言う理屈。
治療中だけでも圧を抜いて上げる事が出来れば、筋肉を指標としていない私の治療手段に於いては、
現在のような鍼だけで終わる治療よりも効果は高まるのではないか。
押しても駄目なら引くしかありません。該当箇所を吸い上げる事で、その深層で巻き起こる理屈は、
そりゃ凄いのではないかと。えらい適当臭く書いているのは、真面目に書いてしまうと色々と秘密がばれるから。
 
幾つか、手段は講じられます。1つは、テーピングを使う手段。もう1つは吸い玉を掛けるという手段があります。
前項で、指圧やマッサージで治るならそれで良いという話を書きましたが、
私自身、指圧やマッサージのような指や肘で外力を伴う手技を受けるのが苦手なのです。
そして施療するのはもっと嫌。というのも今から10年前位は、ひたすら一日中揉みまくっていましたので。
 
「揉んで何が変わる。上っ面の世間話をしながら上っ面の筋肉しか揉まないで世界が変わるか。」と。

と言う訳で、健康になりたければ薬も食品も引く事が大切である事は以前から書いてきました。
だったら、治療を行う上でも、足す行為よりも引く行為が大切だとフト考えた次第。
一応事前に了承は得ようと思いますが、暫くの間は吸い玉を1~2個用いて治療を進めていこうと思います。
恐らく、15~20%程度は治療効果が向上するような。
勿論、鍼があっての吸い玉なので、吸い玉だけという訳ではありません。
痕が残らない程の除圧と、1~2個あれば目的が達成出来ますので気軽ですね

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