藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

鍼灸業界の踏ん張りどころか 4


統合失調症、薬出しすぎ 入院患者の4割、3種類以上 診療報酬明細から分析

統合失調症で精神科に入院している患者の4割が、3種類以上の抗精神病薬を処方されていることが、
国立精神・神経医療研究センターの研究でわかった。患者の診療報酬明細書(レセプト)から実態を分析した。複数の薬物による日本の治療は国際的にみても異例で、
重い副作用や死亡のリスクを高める心配が指摘されている。

これまでも精神科の治療では「薬漬け」を指摘する声が根強くあったが、
一部の医療機関などを対象にした研究が多かった。今回の研究では、2011年度から、
全レセプトデータを提供する厚生労働省のデータベースの運用が始まったことから、
精神科での詳しい薬物治療の実態の調査、分析ができるようになった。……


上記の様な状態は昨日今日に始まった事ではありませんが、日本人の「薬好き」にも困ったものです。
患者サイドの需要性も高いと思われますので、処方する側ばかりを責められる事象ではありません。
 
もしかしたら患者側が適正量を飲んでいなかったかもしれない。
適正量を処方されていなかったかもしれない。飲む時間を間違えていたかもしれない。
相互作用を考察しない処方だったかもしれないetc…。
 
患者の抱えている症状と、
投薬の時期等々を時系列に沿って追っていく事で
責任の所在を追及するのも良いでしょう。
 
今は様々な団体が薬害患者に対してエールを送っています。
副作用と認めさせ、補償の対象となるのも一つの助けになるでしょう。
 
但し、一度でも壊された患者の心身は元に戻らないのです。


参考↓
 


上記参考URL内に記載されている薬剤のみでなく、
 
スタチン系
フィブラート系
キサンチン系
 
を長期服用されている方々は、単なる運動器疾患なのか、
薬の副作用から派生している症状なのか判定し辛い状態が続いております。
 
簡単に言えば、治癒過程がとことん遅く、予測し辛くなります。
 
通常、1~3回で治癒まで引き上げられるケースであったとしても、
10回弱の治療回数が必要となったり、場合によっては予測すら付かない状況に陥ります。
たまに患者から「こんだけ早く治ると思わなかった」と言われる事がありますが、
それは幸いにして「運動器単体での疾患」だったからです。
運動器単体での整形外科領域の疾患の場合、鍼灸治療は驚異的な速度で回復させる事が出来ます。
 
勿論、発症時期や発症度合い、既往歴によって
治療回数や治癒までの時期も大きく左右されますから一概に言えない点はあるかもしれませんが、
薬を飲んでいる身体と飲んでいない身体では
治療直後~次回治療日までの治癒過程の階段の昇り方が明らかに違います。
 
上記薬剤を長期服用している場合、
鍼先の抵抗が「運動器単体での疾患」の患者群とは異なります。
更に、局所的な問題ではなく全身の問題まで孕んできます。
  
現状では推測の域を脱していない為に詳細を書く事は出来ませんし、
「治せない」と書いている自分自身が非常に腹立たしく情けないのですが、
現実的には非常に厳しい状況となっております。
 
今後は如何にして上記薬剤を長期服用されている患者群に対して
対峙していくかが我々にとっての大きな課題でもあります。
 
やや重症度の高めな患者群を紹介していますが、
軽症であったとしても同様な事が言えます。
以前も書きましたが↓のような感じですね。


下記赤字患者群と相似する症状を持つ患者は鍼治療が無効となる可能性が非常に高いです。
治療直後から翌日、翌々日程度までは急激な改善が見られるものの、急激に症状はぶり返します。
いやはや、以前から懸念していた状況が浮き彫りになってきました…。
 
1)治療直後は奏効する。
2)且つ、治療回数を重ねて段階的に改善するのではなく、急激に回復する。
3)但し、数日で症状が完全に戻る。
4)単純な身体所見は全て陰性。
5)鍼尖の抵抗感も異常なし。若しくは明確に異常あり。
 
我々鍼灸業界にとっての脅威となるばかりか、
医療業界全体に於いても大問題に発展する可能性が考えられます。
きっと、数年後には大変な状況になっているかもしれません。
 
裁判を起こしても患者は負け、
下記の患者群の症状に対しての原因は否定されるでしょう。
何故なら、正しいと思った末の結果ですから、
間違いではないのです。
 
※下記の患者群は整形外科的領域の疾患患者ではありません。
所謂、過去から書いてきた単なる腰下肢痛で悩まされる患者群や、
ヘルニアだ狭窄だで神経障害だと言われてきた患者群でもありません。
しかし、対象患者と成り得る可能性も秘めています。
 
数年前から嫌な予感はしてましたが、
今後もますます下記の症状を持つ患者は増える可能性があります。
そして、これらの症状は生活環境がウンチャラで発症するものではありません。
完全に人為的に作られた症状です。
 
その時に、我々はどのように対峙するか。
現行医療では対処不能の状況になっているようです。
一歩間違えれば更なる悪化の将来が待っています。
 
ここが踏ん張りどころです。
我々は治癒までの可能性を探り続けていくしかありません。
鍼灸治療の本質はこれらの患者群に対して答えを出す事で、
オーバーグラウンドへと登り詰める事が出来るのではないかと考えています。

1年後くらいから背筋に違和感が現れ、
現在は立ち姿勢で首から臀部・腹部に突っ張り感があります。
椅子に座ると筋肉が痛くてなりません。自宅に戻りコタツに座ると最悪です。
足は伸ばしてもあぐらをしても症状は同じです。
 
痛みが現れる部位は、両肩筋から背筋・臀部筋、胸部筋から腹筋・そけい部。
両足の裏にも耐え難い痛みが現れます。
この症状は総て同時に現れます。
ですから、一番楽な姿勢は立ち姿勢か横になる姿勢です。
仕事は立ち姿勢ですので助かっています。
(症状は左右同時に現れます。まるで低周波治療器で筋肉を引っ張られているようです。)

家族からいつも言われるのは、体全体の筋肉が激減している。
臀部の筋肉は特に無くなったです。
ですから、床その他硬いものには座れません。
臀部の骨と筋肉が擦れて痛くて居られません。
尾てい骨も体内部に曲がってしまいました。

病院・医院は数知れず受診しましたが、どこも相手にしてくれません。
大学病院もです。最終的に成るようになるのを待つしかないのでしょうか。

7月に心臓バイパス手術をうけましたが、そのときも3年前位から心不全の症状が現れると医師に訴えましたが、全く採り合ってもらえず過喚気症だで終わってしまいました。とどのつまりは狭心症による心筋梗塞でした。

ですから、自分で情報を得るしかないのです。どうか宜しくお願い致します。

症状は運動もしてないのに常にふくらはぎが主な筋肉痛、
腕と背中痛、全身倦怠感、足先の痺れ、胸痛、脱力感です。
知り合い二人がかかり、
一人はほとんど外出できなくなり(家の中のことしかできない、手足に力が入らないので)、
もう一人は手足が動かなくなったようです。

手足のこわばりで悩んでいます。
1年前から腰の少し上(背骨中心にして両側)が痛み出し、最近は苦しさと痛みで寝返りできません。
整形クリニックに通ったんですが特に何も見つかりませんでした。
今はその辛さが足全体にもきています。
歩くと痛みとこわばる、つっぱる、しびれ、血管が常に目立っている、むくみ、
尿が出にくい、時間が掛かる、頻尿、のどの渇き、座ると特に足が痛い。

高校生の息子(運動部所属)
1月中旬より体調を崩し(過度な疲れ、手足の冷え・しびれ、低体温、顔色の悪さ等)
通院し血液検査をしました。(これより休部し運動は控えている)

手のしびれがひどく寝てるときは2時間に一回程度で手の血が止まってる感じで指がまがらなくなったりします。
しばらく手を下にすると戻るのですが最近は日中もよく手がしびれます。
あと腰と尾てい骨のあいだぐらいがとても痛くひどい時はジーパンも片足ずつ脱げません。

少し前から痒みや身体の落ち着かない感じ、吐き気、胸痛、
右手首や内蔵の痛みのようなものが出てきてまだ眠れません。
喘鳴・咳が酷い・レントゲンに所見がない等から診断がつきました。アレルギーは検査中です。
一応呼吸器専門の病院です……右手に痺れもあり、流石に気になります。

右手小指あたりがしびれるようになりました。
しびれは左手小指あたりにも出始め、右手は特に寝起きにひどく 力が入りません。
気のせいかもしれませんが左頬も妙な感じがします。

年初めに風邪を拗らせてから、喉の痛み ・喉の圧迫感・舌&唇の痺れ・歯茎の痛み等が改善されません。
胸痛・首&背中に鈍い痛み(寝違いの症状)が現れます、歯科・耳鼻科等治療投薬しましたが
一向に改善されません最近は声が嗄れて…

夜明けに、お茶を飲もうと立ち上がろうと思ったら、足に力が入らなくて、立ち上がれませんでした。
なんか、お茶を飲んだら治る 気がして、母にお茶を持ってきてもらって、
お茶を飲んだら足がしびれて、痺れが治ったらなんとか立てました。

朝も、立ちにくい感じでしたが、今は、左足がしびれるぐらいです。


私の親戚の65歳の女性です。
原因不明の病気で苦しんでいます。
2年ほど前から腰のあたりが重くなりよろけて歩きづらくなりました。
脳梗塞を疑い、大病院にかかりCT検査を受けましたが異常なしでした。

症状が続くので、近所の中規模の病院に行ったところ、高血圧、高脂血症との診断で、
降圧剤、コレステロール除去剤が処方され、脂肪を抜いた食事をつづけたところ、
歩きづらい症状は全く良くならず、昨年11月中旬には倒れ込むように症状が悪化し、
歩けない、座っていることもできない、食欲が全くない、テレビを見る気力もない状態となりました。
~中略~
その後も、からだに力が入らず歩けない状態は悪化してゆきました。
現在、全身がクラゲのようにふにゃふにゃして歩くことができず、座り続けることもできず、
ほとんど横になっています。
最近は、脚の膝やくるぶしのあたりが炎症を起こしているかのように青紫色になります。

リウマチのような痛みはありませんが、夜寝ているときに腰が痛むことがあります。
また、頭皮のしびれと顔の筋肉のこわばりがあり、手もぶらぶらしています。
病院を何か所も替えて原因をさぐっていますが、はっきりとした診断がつきません。
頭、腰、頸椎のMRIにも異常は見つかっていません。

医者は副作用を認めませんよ。 認めた時点で負けですから。
薬を飲んだことにより現われた症状(副作用)に対して更に薬を出してきます。
 
「なんで薬を飲んでいるのか」の根本的な部分をもう一度考えましょう。
「医者に飲めと言われたから」は全く理由になりません。
医療機関発表のものではなく、患者の声を拾う事が大切です。そこに事実が残されています。
 
 青森から鍼灸治療の意識改革を~