>>腰に激痛が生じ、検査の結果、薬の影響で腰の筋肉が溶けたことが分かった
>>抗精神病薬を長く大量に飲み続けると、心疾患死亡率は28倍に達していた
関連1
圧倒的な価値と効果と提案を ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/anti_white_supremacy/10373111.html
関連2
盆暮れ関係無く治療は行っていますから振り返る必要性もありませんが、2014年も間も無く終わります。
治療内容及び理念に於ける1つの指標は立ちました。
今年一年も様々な症状を抱える(敢えて病名とは書きません)個人、団体を診てきました。
前々から薄々感じていた事でもありますが、
痛みなどの何かしかの症状を抱えて「痛い人」と、「治りたい人」は異なるという事です。
「痛い人」は病院に行きます。
「治りたい人」は病院外での治療を模索します。
病名を付けられたい人は病院に行きます。
症状改善を目的とする人は病院外での治療を模索します。
病名に対しての対処をされたい人は病院に行きます。
症状改善を目的とする人は病院外での治療を模索します。
薬を飲んで「治る」と思っている人は病院に行きます。
薬を飲んで「治る事はない」と気づいた人は病院外での治療を模索します。
脳外科医、田中佳先生の言葉を少し借ります。
医学では治せないけど医学以外はもっと治せないと脅して、
実際に治ってみたら「誤診だった」とか「たまたまだ」って言い続ける島の人々。
誤りを認めることができない島の人々。
誤りを認めることは敗北だと認識している島の人々。
医学が最高だという幻想生会で生き続ける島の人々。
この彼のように、そんな島の世界を知れば新たな世界も見えてくるかも知れませんね。
大切なことは気づくことです。
>>大切なことは気づくことです。
「腰痛肩こりで」と周囲に言い回る程度の冗談すらも言えないレベルの患者群が増えてきました。
「韓ドラ見たから」とか「興味本位で」だとかはもういません。鍼治療って認知度が低いのでしょうか。
不明瞭な受療動機を持つ方々って珍しくないのです。
「症状無し」と言われても些か辛いのです(苦笑)
私が当初から患者に聞きたいのは
「治りたい」か「治りたくないか」、
「頑張れるか」「頑張れないか」の二択だけであり、
「治りたい」「頑張れる」という方のみしか治療の照準を合わせていなかった事が
私自身を押し上げてくれ、来られた方々からは沢山の情報を頂けました。
来る人来る人、もしかしたら治るまで数ヶ月~数年単位かもしれない。
どれだけ頑張ってもどれだけ頑張っても半年やそこらでは治らないかもしれない。
勿論、症状改善を実感されながらの治療期間かもしれませんが、
症状改善も途中で足踏みするかもしれない。諦めずに治しきれるか。
ゴールし切れるか、様々な不安も生じた一年でもありました。
治癒までの速度をどれだけ加速させるかが1つのステータスとなる治療家業界に於いては、
ハードルが急激に上がっていく感覚は大変恐くもあります。
昨日今日の疲れをリフレッシュさせるのとは訳が違う、後がない患者ばかりです。
それでも何とかしなければならなく、私自身にとっても非常に勉強になる日々でもあります。
足腰が痛くて整形に行ったら「○○」ですねと、無価値な診断名を付けられた手前、
深みに嵌り続け、鎮痛剤と向精神薬漬けとなり、点滴を打ちながら鍼治療をオーダーされた患者。
在らぬ精神病名を付けられて、向精神薬漬けに陥った患者。
ワクチン接種で歩行不能となり、車椅子で泣きながら来た10代の患者。
病院で匙を投げられた患者。医者に見放された患者。
薬漬けにさせられた患者を引きずって連れてきた患者家族etc…。
時に、医者は医者以外の治療家に対してこう言う。「医者でないのに何が出来る」。
時に、患者と患者家族は医者以外の治療家に対してこう言う。「医者でないのに何が出来る」。
では、今の此処に来ている患者群は誰が此処まで深みに嵌めてしまったんだという話である。
そういえば、こんなオーダーも今年は多くありました。
「今、入院中なんだが病室に鍼を打ちに来てくれないか」
「ベッドに寝ているだけで何時良くなるか分からない」
まるで、昔の私を見ているようでした。
私も12年前、交通事故により只々病室で過ごす時間に疑問を感じ、
鎮痛剤と睡眠薬に疑問を感じ、「残存能力を引き上げる」という、
聴き触りは良いけれど、受傷部位はそっちのけで時間は過ぎていき、
良くなったのか良くなってないのか分からないまま
「○ヶ月経ったから」という理由で退院を告げられた時、既に心は変化していたのかもしれません。
「このままではダメだ」と。
以前も書きましたが、私は完全にフリーでやっているので病室に鍼を打ちに行く事は出来ません。
何処其処の病院と契約を結んでいる訳でもないし、万が一があった場合の責任の所在が不明になります。
何時までもお利口さんになってベッドに縛り付けられ薬を飲んで神頼みしても治る訳がないのです。
先人患者達が十分示してきたのではないでしょうか。
一時外出、一時外泊をされ、鍼治療を受けられた方々へ。
あなた方を私の二の舞には絶対させません。
ちょっとした勇気と疑問と怒りは大きくあなたを前進させるのです。
「痛い人」は私達とお会いする事はありません。
「治りたい人」が私達とお会いする事になります。
これで分かった通り、私自身も「治りたい人」に対してしか対峙しない事にしました。
「痛い人」に幾ら治療外の場面でアプローチを掛けても時間の無駄だと分かりました。
それでも、医学で巻き起こっている危険性だけは刻々と伝えていくでしょう。
今存在する「治りたい人」だって当時は「痛い人」が大半だったと思うのです。
散々痛い目に遭ってきて、情報を集めまわって「痛い人」から「治りたい人」に変わったのです。
手術漬け、薬漬け、周囲の理解不足による誤情報により深みに嵌り寝たきりになってから「気づく」よりも、
手術漬けになる前に、薬漬けになる前に、
誤情報を周囲に吹き込まれる前に「気づく」ほうが良いに決まっているのです。
全ては些細な症状から始まったという事を思い出して見てください。
当初は患者自身も症状に対しての原因をスラスラと口で言える
程度のシンプルなものだったのではないでしょうか
多くの場合、深みに嵌っていったのは、病状が悪化したからなのではなく、
その手術が、その薬が、あなたを悪化させたのではないですか?
幾ら振り返っても時間は戻らないのですから、
今からでも視点を別な方向に向けなおすべきではないでしょうか。
その薬は1週間飲んでも治らないからと2週間飲んでも治りません。
5年10年飲み続けても治りません。
痛みは人を固執させます。
視点は全て自身に向かいます。
但し、周囲を見回して下さい。
どれだけの人間が手術してもパッとせず、薬を飲んでも治っていないかって事をです。
誤解の無いよう書いておきますが、「効く」ではありません。「治る」かどうかです。
当方の治療上の指標も上記の通り、私自身の考え方も大分変化してきました。
そのように考えながら鍼を打っていたら、自分自身の治療上に於ける甘さも見えてきました。
今現在使用している鍼では限界が見えてきました。
その為、来期からは全てフルオーダーの鍼に切り替えます。
因みに、今まで使っていたのも鍼管から鍼までセミオーダー的な仕様でした。
セミオーダー品であれば、誰かが治療をコピーしたい場合でも比較的道具は容易に準備出来ました。
しかし、「治りたい人」のハードルが上がると同時に道具のレベルも引き上げる必要性が出て来ました。
もう治療のマニュアル化だとかコピー治療が誰でも容易に出来る為にとか言ってられず、
根本的解釈は同一であれ、治療内容は日々昇華していかなければなりません。
スタンダードラインを引き上げる事で、より一層「鍼とは」というのを分かってもらえるでしょう。
では今年も残すところ10日程です。来年は少しでも「気づく人」が増えるよう切に願っています。
【電話】 0173-74-9045 又は 050-1088-2488
(携帯 090-3983-1921 Cメール可)
【診療時間】 7:00~21:00 時間外対応可
【休診日】 なし 土・日・祝祭日も診療しています
【PCメール】
fujiwaranohari@tbz.t-com.ne.jp お返事には数日要する場合も御座います