藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

再考をする 31 2023/10/6~2023/10/17

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「運転禁止薬物の立ち位置にいる向精神薬の現状と社会的影響と着地点を考える」

 

2017年3月にベンゾの離脱症状がPMDAから発表され、それと同時に多くの方が目に付く医療機関掲示板等にもチラシ※1)※2)が貼られた際、「やばい薬を飲んでたわ(飲ませてたわ)」と、一気断薬や急断薬、薬物置換による結果的なベンゾの一気断薬や急断薬等で、既存服薬者の身体的事情に多くの混乱と被害が生まれ、余計やばい状態になったのが先ずはこの年です。

 

チラシの叩き台となる文書は2016年頃に既に存在し、ネットでも確認出来るかもしれませんが、現場感覚とはそぐわない論文から引用されまくった文書がそのままチラシに起きている為、夥しい混乱と被害は起きて当然かもしれません。現場を知らない人間が論文を引っ張りまくって作る文書は大概そうです。

 

また同年、シェアにも記載されているエチゾラムやゾピクロン等が、「化学式がチト違うけどベンゾと同じだよ※3)」で、規制強化がされました。勿論各メーカーも情報は持っていたと思うので、ベンゾのマーケットの縮小を見越し、抗うつ薬の適応疾患拡大や、運転禁止薬物から注意薬物へと規制緩和厚労省に求め、承認を取ったのも2016年※4)と、動きの多い年でした。

 

あまり関係ありませんが、精神指定医資格が大量取り消し※5)されたのも同年です。※5)よりは後々もう少し人数が増えた記憶もあるのですが、それはそうと、2016年以前から文字上は整備されているものの、実際には実態が不透明な部分があり、見方を変えれば逆に不透明だからこそ服薬者が守られている要素が、先述でも触れた運転禁止薬物としての立ち位置かもしれません。

 

例えば、これに対して突然訳の分からない人間が登場し、「運転禁止薬物を飲んでいる人間は、全員運転禁止。重機等の機械操作も全て禁止」と、実際に取り上げられたら、突然社会は回らなくなり、死ぬ可能性もある離脱症状が引き起こされ、2017年3月にPMDAがちょろーんと言った時とは比較しようがない事態が起きると思います。

 

その為、「一応はそうなっているよ」と、先ずは知っておくだけでも損はないと思います。個人的にはこのへんなあなあにしておかないと(なあなあで起きる問題も勿論あるとは思いますが、被害の大きさを天秤に掛けた場合で)、余計に危なくなると考えています。

 

その上で、お酒を飲んだら車の運転をしてはいけない事は、多くの方が知っていると思います。お酒を提供する店に車で来店し、お酒を提供すると、店側は飲酒運転幇助的なものに問われる為、提供はしていないと思います。

 

では、運転禁止薬物を提供する院に車で来院した場合、薬を提供する際は、何らかの形で「ダメですよ」と院側が伝えておけば説明責任は果たされます。その割に、運転禁止薬物を服薬して運転すると、それに沿う罰則が存在する状態が今日です。

 

実態を数値で確認出来ないので、恐らくという話になるのですが、アルコールを摂取して運転している人口と、運転禁止薬物を摂取して運転している人口を比率化すれば、後者が圧倒的に多数になると思います。

 

何度も述べている通り、アルコールと、ベンゾジアゼピンバルビツール酸、プレガバリンやバクロフェン等は、同じ神経伝達物質の動態変化が求められます。(うろ覚えですが)全てと言って良い割合で、当該薬物の大半は運転禁止薬物なはずです。かと言って、例えばベンゾを飲んでいるから「酔っ払い運転だー」的な扱いとはなりません。

 

薬物は呼気検査では出ず、尿や血液検査でしか分からないので、シェア内のような大きな事故や、あまりにも目に付く不審な運転の仕方をしていて止められるまでは、当該検査はされないと思います。

 

だから安心という訳ではなく、この辺のニュアンスは上手く表現出来ないのですが、銃と薬物は凄く似ている部分があり、一旦この世に開放したら幾ら規制しても無理な部分はありますし、規制強化で死人まで出る可能性もあります。

 

勿論、銃で殺された、薬物で殺された、そのような実例は多数あると思いますし、それは大きな問題なのですが、では、その薬物を知らず知らずの内に飲んでいて(飲まされていて)、いきなり禁止と言われて断薬し、離脱症状で死ぬ場合もあれば、他人を殺す可能性も考えると、その難しさが見えてきます。

 

※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.pmda.go.jp/files/000217046.pdf

 

※2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.pmda.go.jp/files/000245312.pdf

 

※3)https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000136558.html

 

※4)https://www.yakuji.co.jp/entry54261.html

 

※5)https://www.nikkei.com/.../DGXLASDG26H86_W6A021C1CR8000/...

 

※参考)

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/.../files/53614.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0WBfRtDkjbePs2LYz999T33YRPB1VAjAGTB99URQiVrYYXDmBjTokJNekNLX2Gn7il

 

>>20代の女性は、事故などで病院に搬送され、搬送時に感染が判明しましたが、外傷により、その日に死亡しました。新型コロナに感染した20代が死亡するのは3人目です。

 

現状はどのようなカウント方法か知りませんが、当時のこのような記事の背景には、厚労省の資料※1)が存在しての事で、それを知らなければ、「ギクシャクしたよく分からない内容だなぁ」と思うかもしれませんが、知っていたとしてもギクシャクしている事に変わりありません。

 

ここから学ぶ事は、誰かが何かを言っていたとしても、その背景には何らかのソースが存在する可能性はあり、また、幾つものソースを混ぜて言っている可能性もある事で、なぜ当該ソースを信頼しているのかを知る事が大切なのかもしれません。

 

そうすると、その多くは上っ面の看板でしか信じていない事も分かりますし、上っ面でヒトは信頼すると逆手に取った姿勢と態度の方々を見に行けば、それはそれでまた学ぶ事も多くあります。

 

※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/000641629.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0WBfRtDkjbePs2LYz999T33YRPB1VAjAGTB99URQiVrYYXDmBjTokJNekNLX2Gn7il

 

https://news.yahoo.co.jp/.../1473f85ed099862eaba6e3bf0dc1...

 

>>学校で「お子さんは発達障害かもしれません。病院での診療を受けることをお薦めします」と伝えられ、パニックになってしまった親御さん。病院を駆け巡り、薬を処方されましたが飲んでも飲んでも治らない。さらに薬の量を増やしていくと、全く起き上がれなくなってしまったという小学生のお子さんもいます

 

発達障害に限らず、疾患喧伝と公的資金を用いる制度ビジネスには深い繋がり合いがあり、医療化の植民地化した先での広報や誘導も含め、医療的な公金チューチュースキームは薬物投与が高確率で介入する為、直接的な身体的犠牲が出易い側面があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid035QnRPGueB89pzWR6J9rwZgK3UW3atB8UcKV1NY5X6f8i1Y4SU5eijiqhYhjjh7vol

 

>>その時その時で新たな病名や障害名が生まれたり、既存の病名や障害名を喧伝したり、新しい薬が出来たり、既存の薬が別病態に承認されたり、薬を飲まされたり飲んでみたり、薬を減らされたり減らしてみたりとなりますが、「キャンペーン」や「ブーム」は常々リスクが軽視/無視されがちな結果

 

副作用に曝露しても休薬すれば消失し、離脱症状の懸念が生まれない物質であれば差支えない部分もありますが、副作用で死ぬ、休薬しても消失せずに遷延化する、それどころか休薬したら離脱症状で死ぬ、離脱症状が遷延化するリスクを持つ物質は紀元前から存在し、服薬間もなく服薬契機となる問題が解消したかのような錯覚を得るかもしれませんが、ヒトは薬物で非日常的にエンハンスやリデュースされた神経伝達物質を上手に処理して受け皿を強固に保ち、恒常性を維持出来ない生き物です。

 

見方を変えれば、自律的に環境に適応しようとする(この場合は薬物によって神経伝達物質が動態変化する事に対して)ヒトの弊害的な側面でもありますが、この弊害はヒトの生理的な反応の為、避けられないと思いますし、もし避けられるとしたら誰も困っていない事になります。

 

後追いでヒトが、力価や量、作用時間等を調整して「(前より)副作用はないですよ」「(前より)安全ですよ」と言っているに過ぎず、そしていつの時代も「副作用はないですよ」「安全ですよ」と言うものの、いつの時代も経年的にデリケートな状況に陥り、リスクに曝露し易くなる身体状態は変わりません。

 

今後も疾患喧伝やキャンペーン、ブームは生まれると思いますし、それに沿う薬物も登場するかもしれませんが、生物的な対ヒトと薬物(正確には神経適応リスクを持つ物質全般)との本質的な関係性と問題は今後も変わらないと思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Z2nmZ8CAyFcmBNKA694hrhdXM7Z2cadWNXTu5qfdotq5F2DRMWNToc3zE33m9YB1l

 

>>「なぜクマを殺したのか」という苦情の電話が県外から殺到している

 

安全な場所から石を投げ続ける、匿名で顔を隠したプロ市民的な存在は沢山居るものの、この電話主が実際にクマに襲われ、直ぐ近くに猟銃を持ったマタギが居たとしても、マタギに助けを求めず死ぬとしたら、説得力はあるのですが、そのような可能性は限りなく低く、「撃ってくれ」と助けを求めるかもしれません。

 

それとは逆に、ヒトが襲ってきて射殺されたら「なぜヒトを殺したのか」とはならず、「よくやった」「殺されて当たり前」という肯定的な意見が多い印象があります。

 

その感覚の違いは推測でしかありませんが、ヒトの場合、ヒトはヒトの嫌なところを普段の生活で散見している為、直接的に関係のないヒトが殺されたとしてもこのような感情となり、クマであれば、動物園然り、嫌なところを普段の生活で見る機会は少ない(或いは無い)為、直接的に関係のないクマが殺されたとしてもこのような感情となり、

 

それは多数か少数かの違いで、目に触れる機会の差、数の差でしかないのであれば、目に触れる機会が多く数が多いから正しい、目に触れる機会が少なく数も少ないから間違いとは、必ずしも言えない事を気が付かせてくれます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid03533zWednx11kpSAKi8FMpdrckReGiWq5QggkSJxKbDw3A3umt3rYEppzbvtipopxl

 

>>自らが処方された向精神薬を飲ませ、薬物中毒で死亡させた疑い※1)

 

過去には

 

>>老人ホームの関係者の女性に向精神薬が入ったドリンクを飲ませたとされる傷害事件の裁判では、検察側は「以前から服用している向精神薬を飲んでも体調が回復しないため、施設の同僚に飲ませたら効果が出るか試したいとして事情を知らない女性に飲ませた」と主張※2)

 

と、向精神薬は凶器にもなり、凶器として規制対象にすれば良いと話題を挙げれば、個々の使い方の問題に話題は傾き、「車や包丁も凶器になる、使い方次第だ」と、同列に挙げてくる場合もありますが、車や包丁と薬物では決定的に違う点があります。車や包丁は、使うヒトの問題に変わりありませんが、薬物はヒトそのものに問題を起こす点で、ヒトが問題になるから使い方に問題が起きる点です。

 

それを想起させるかのように、今までの猟奇的な事件や事故、不審死や自殺も含め、背景に向精神薬が濃厚に絡む事例を挙げてきましたが、その規模が大きくなる契機に、車や包丁が用いられているに過ぎません。向精神薬は攻撃性、衝動性等も惹起する可能性がある為、今件のように本人の服薬が背景にあれば、個人そのものの中枢神経を標的とする向精神薬の性格に目を向ける必要があると考えています。例えばこの薬物が

 

>>処方された向精神薬

 

ではなく、路上で購入した大麻や麻薬、覚醒剤なら見え方は変わり、焦点は「違法」に絞られ、薬物が齎す攻撃性や幻覚、妄想等、服薬による異常性や有害性に関して数多く挙げられた話題が並ぶかもしれません。

 

ただ、処方される合法の向精神薬と上記の違法薬物は、標的レセプタ、動態変化する神経伝達物質の共通性は限りなく高く、「違法」「合法」で線引きをする思考が危険性を持ちますし、合法であるが故に、違法薬物以上に起きる問題、起き易い問題もあるでしょう。

 

本質的な部分は変わらないにも関わらず、表題の表現の仕方、合法か違法かの線引きで見え方が変わる感覚を省みれば、向精神薬の副作用から離脱症状まで、見え方は変わってくるのかもしれません。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../a84b421649d2c5e7f2a8a60c2f46...

 

※2)https://news.yahoo.co.jp/.../db3359bc577b089416a2b93888d2...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid032t1MCbTqy1bN7fQaMncJNgLHFPwqiG8B193JosoW3Hquf58HGuNpreWGsvFUwWrUl

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd240c1e31f02f15fac8e019de0e4f84dff2afb

 

2年前のボキボキ整体が原因だとしても、遅発性神経障害は何れも因果関係が不明となる確率が高いと思いますし、後述しますが根付近の傷害と当該部位を走行する運動/知覚神経の周囲径を鑑みても※1)、当該症状が惹起される確率は相当低いと思います。これは他の一般的な整形領域疾患も全て含まれます。

 

整体の内容は分かりませんが、ボキボキと名の付く事から察するに、スラスト的な手技を用いている可能性があります。そして受け手側に認知されていない話題に、スラスト法※2)は古くから禁じ手となっている事です。

 

話しは反れるものの、併行して度々見るワードに猛撃矯正療法と呼ばれるものがあります。名称からして激しさを醸し出しているのですが、どういう手技か全く分からない(調べがつかない)ので、個人的にはスラスト法以上に気になっています。

 

話しは戻しスラスト法とは、たまにテレビや動画でも見掛けると思いますが、一定の勢いを付け、恐らく椎間関節辺りのアライメントが崩れた際の「バキ」とか「ボキ」等の音を立てながら(立てない場合、立たない場合もあると思いますが)、首や腰を回す手技の事です。

 

セルフで首や腰を回す方も多いかもしれません。日常生活動作上の力価で自然に音が立つレベルであれば問題ないと思いますが、意図的に強い回旋を加えた事が契機で受傷する事例も多いと思いますし、腰椎なら100歩譲って脊柱管内も馬尾性に展開され、椎間孔以降の神経のテンションも余裕はありますが、

 

頸椎は脊柱管内も頚髄がドンと走行しており、椎間孔以降の神経のテンションも余裕がなく、受傷リスクは高いものです。それはそうと、症状に焦点を絞ります。

 

>>症状は1~2カ月前から現れた

 

>>右手で歯磨きができないんですよ。ひげも両手で剃ってる

 

>>腕全体に力が入らない

 

当該症状が腕神経の運動神経障害であれば、支配領域の筋細胞の萎縮やファシクレーションも惹起している可能性もあり、1~2か月も経過している場合、健側と比較すれば、胸部や肩背部、上肢に顕著な筋萎縮も認められるかもしれません。

 

ここでボキボキ整体の話題に戻れば、外的エネルギーによる受傷の場合、運動神経が単体で受傷する確率は低く、隣近所の知覚神経や自律神経も併せて受傷する確率が高く、その上でヒトの構造的にも、知覚神経の受傷が最も目立つと思います。その為、

 

>>「僕、2年前に、ボキボキ整体でムチウチになったんですよ」

 

これは十分に起こり得ると思います。正直なところムチウチという解釈が分からないので、知覚/運動/自律神経の受傷、或いはバレリュー的な状況と一旦解釈しますが、只、

 

>>レントゲン検査などの結果、左に比べ右首の骨が歪んでいることが発覚し、原因はやはり「2年前に受けたボキボキ整体」だと指摘

 

この指摘が正しいか分からない点です。歪んでいるとしたら、経年的な負荷が要因と考えるのが自然です。この辺は首や腕、腰や足が痛くなって写真を撮ったら「ヘルニアが原因ですね」と言われる流れと近く、直近の受傷日がヘルニアの誕生日でも無ければ、10年前から存在している可能性もある訳です(=当該症状と因果関係は不明となる要因)。

 

そして私も先日挙げましたが、どうもこの1~2年は、片側性、或いは両側性の頸腕腰問わず、運動神経が単体で受傷している例が多く、また、何故か近年に集中して目立つ理由に、感染症やワクチン接種の背景があると考えており、それならば日常生活上の負荷を度外視した受傷事例が散見される要因としても合点が付きます。

 

何はともあれ運動神経障害は、面倒臭い疾患から事故的な受傷、感染症やワクチン接種による受傷まで幅広いかもしれませんが、早く良くなってくれれば良いねと思うところです。

 

※1)末梢神経の臨床診断・治療・リハビリテーション 山野 慶樹 (著)


※2)https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02Kcn1rZqmWsb5jv4WvoTUEDYc3HgtjooP6zYNFs7PuVQrjX5PYTaBbPk5uJswrNe2l

 

昨日今日と重要に感じた話題をyoutubeに挙げる際、サムネイルの写真をスマホで漁っていたら、前項の首の話題に連れて思い出した写真が目に入った為、勉強がてら挙げます。

 

写真を撮った契機を要約すれば、寝違え的な疼痛が左頸部に惹起して10日程継続するも、自然経過では改善が見られず、且つ頸部のみならず腕神経の支配領域にも疼痛が出始めて訴えていた折、

 

左肩甲骨を指して「肩が痒い、痛い」「触るとブツブツする」「今流行りの帯状疱疹?」となった為、撮影したものです※写真1)。どこを写しているか分かり辛いですが、左肩甲骨です。

 

遠目でも帯状疱疹ではなく虫刺されと分かりますが、なぜ外からチクッと刺された隆起かを知る必要があるので、アップにします

※写真2)。

 

写真では分かり辛いものの、針的なものが刺さった痕跡の中心点と、隆起の中心部から外側に掛けて黄色に変化しています。この黄色味はビリルビンで、治りかけてますよ(この場合は1~2日前の虫刺されと思しきものが)のサインです。

 

では今度、帯状疱疹を見ます※写真3)。私も前に写真を挙げましたが※参考4)、当初は虫刺されと勘違いし易い写真をお借りしました。見た通り中心点が見られても曖昧で、黄色味が見られても膿疱によるもので、虫刺されとの違いには気付けると思います。

 

以前も、「足底が痛い→写真を撮る→腰骨が変だよ→神経痛だよ→ウチに来る→魚の目だった」等も挙げましたが、症状が上手く聞き取れなくても、外的な要因か、内的な要因かで、表層の状態も違って見られる場合もありますし、勿論、今件は寝違えと虫刺されが同時期に訪れただけで、寝違えと本当の帯状疱疹が同時期に訪れる可能性もあるとは思うので、よく見てよく聞く事は大切と、常々思うところです。

 

※写真3)https://ameblo.jp/atyu.../image-12756391821-15154524809.html

 

※参考4)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid022tFaxvBB4aJTBUhSrsnZhfhc1Gu28CmLkGJbAFv8cdKc3Hap4GLQ2kAPygFRakNGl

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02bCi8CX4ZJymUSPutwbWyYjs57TwefncfuxHa35qMT7m342j7oU6gpkvDGG8tRP7Ml

 

>>慢性症状に移行した病態にNSAIDsの類はミスマッチである(地味に上っ面に効く場合もあります)為、リリカやトラムセットを主軸に向精神薬が処方されるようになり久しいものですが、中枢神経に反応を及ぼす物質が罹患部を治す役目はありません

例えば、前項の発症から多少時期を経た症状群をなぞっても、

 

1)頸部痛や

 

2)腕神経障害

 

3)帯状疱疹

 

4)足底が痛い→写真を撮る→腰骨が変だよ→

 

5)神経痛だよ→ウチに来る→

 

6)魚の目だった

 

この1)から6)の見立てが全て正しくても、全て間違いでも、複合的に絡んでいても、この類の薬物は中枢神経を標的とする為、改善自覚を得る場合があります。見方を変えれば、何か適当な事を伝えて当該薬物を出したもん勝ちとなり、薬物で改善自覚を得られた患者が、或いは双方が見立ては正しいと誤解し続けているとしたら、怖い世界です。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0UUBD4hwxQk8NR5C5V9YZWBFw7CVmdyL2HzKRkavKiGRCNJAHdnJKX5112LdAUix1l

 

>>離脱症状代謝要求が健常時の数倍も高くなる可能性

 

服薬契機には何らかの症状が先ず存在し、個々人で生活環境は異なり、既往的な脆弱部位は存在する可能性はあるも、その前段階に共通性が高い必要最低限の日常生活動作は存在し、更に前段階に器官毎に生理的な代謝要求量は異なり、脳神経では視神経、内耳(蝸牛/前庭)神経が高い部類に挙げられています。

 

後述しますが、それはイコールとして生理的な脆弱部位でもある為、症状自覚へ発展し易く、自然発症例(薬物使用がなく外的要因で惹起した状況と仮定し、自律的な恒常性機能は維持されている状態とします)も、何等かの契機で惹起したGABAのネガティブフィードバック時も、加齢も、共通性が高い特徴が見られます。

 

GABAのネガティブフィードバックで、当該神経伝達物質が適宜環境変化に追従出来ず、恒常機能を維持出来ない病像を呈しますが、当該レセプタは脳神経が分枝する脳幹よりも、大脳や小脳、脊髄に高密度広範囲に分布し、脳神経は直接的な支配下でない事から、例えば前駆物質のグルタミン酸細胞死を帰結とせず、誘因的、誘発的な状況と見込まれます。

 

それを示唆するように、自然発症例でも脳神経群では視神経や内耳神経由来が目立ちますが、突発的であるほど、日内日差が見られ易く短期収束性も高い印象を持ちます。また逆に自然発症例では、大脳や小脳を由来とし、日内日差が見られ易く、短期収束性が高い症状群に出くわす事態は先ずないと思います。

 

ネガティブフィードバック時も同様な傾向が挙げられますが、文字起こしの症状が仮に同じでも、日内日差が見られ難く短期収束し難い要因に、当該病態そのものが、自律的な恒常性機能の異常を根底に継続している事も意味し、更に大脳や小脳、脊髄由来の症状も併発している可能性も高い為、病態を観察する上で指標にし易くなります。

 

病態考察の必要性は、現時点で既知として当該薬物を服薬している場合は勿論、知らずに服薬している事例も当然あり、隠れ蓑で宛がわれた傷病名を掻い潜る契機と、今以上に増悪させない個別的な伝達も生まれ、安全性を保てるメリットがあります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02GGGyh2Vm8Bsn73qdxx7J2oHJT7DXE1fZFWLTJjp5KxeZGaDzjRNWLnbtNNbHocdml

 

不凍液の成分でエチレングリコールは、有害性が高いものの甘味があり、食事に混ぜて旦那を殺す話題もあります。

 

https://danna-shine.com/

 

斜め読みですがヒトの心の内とは分からないものです。以前も多額の保険金を得る為、食事に睡眠薬を混ぜて風呂場で溺死を狙う奥さんの話もしましたが、手段はさて置き、奥さん側の内情を見てしまった感と、もしかしたら見てはいけないものを見てしまったかもしれないという気持ちになります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0wSW7nxQpDStN9YEGSSQrrPhFhx14ZZbyBw2JqH3LcND2vqAji6RUf44qDmvjc5GKl

 

こちらの動画※1)もそうですが、参考※2)と比較してもAIで作られた人間は眼位異常が目立つ点です。瞳孔※3)の向きを指標に見ると分かり易いかもしれませんが、顔が正面で視線も正面の場合はまだ違和感がなくても、顔が斜めで視線が正面の場合や、顔が上や下を向いた状態で左右どちらかに傾きながら視線が正面の場合は、違和感に気を取られてしまいます。

勿論、そのような視線の向け方で撮影しているのであれば、私が勝手に感じている違和感でしかありませんが、その違和感を推測すると、人間が撮影される時はカメラの距離や位置に合わせ、左右の目がカメラに焦点を当てた視線で撮影されたものを目にしますが、AIにはカメラが存在せず、左右の目が独立して正面を向いている印象がある為、違和感を覚えるのかもしれません。

 

 

↑ AI どの位置に焦点を絞っているのか特定し難い印象があります

 

 ↑ 人間 カメラの距離や位置で変化すると思いますが、焦点を絞っている様子が分かります
 

※1)https://youtu.be/DEoG1NCdmdY

 

※2)https://jp.123rf.com/photo_52159252_%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%AA%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E9%A1%94%E3%80%81%E6%AD%A3%E9%9D%A2%E3%82%92%E5%88%86%E9%9B%A2.html

※3)http://adachi-eye-clinic.com/chishiki/kozo.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid04pwEsiR3KZEu9y8KcNMzWWWRxAhsAymqn6JRb1yg4ub1VxPdaRm7xKypzShAQDV2l

 

>>意識はあるものの、完全に麻痺状態で目さえも動かすことができない「閉じ込め症候群」

整理をすると、目の動きが出来る状態を「閉じ込め症候群」、目の動きは勿論、瞼を挙げる事も出来ない状態を「完全閉じ込め症候群」(Totally Locked-in Syndrome/Totally Locked-in State/TLS)と区別する事もあります。

ルーゲーリックは、ルーゲーリック病、いわゆる筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis/ALS)ではない可能性も古くから示唆され※1)、当該人物に限らず、寿命が尽きるまで、臨床的にはALSと誤診され続けている事例も存在する事、且つ近年は診断基準の緩和も絡み、その傾向が上昇する事も示唆されます。

それは、当該病態の発症起因が数多く仮説立てられている理由にも繋がりますが、外因や内因問わず、何等かの理由による脳損傷や頸部損傷、或いはもう少し広い範囲での脊髄の病変が、一因にもなると挙げられています。

また、特定の病名が頭に浮かんだばかりに、それに辻褄合わせをしていないか等、知識が邪魔をする可能性もありますし、その知識が邪魔をして、可能性を奪う事もあるでしょう。しかしまた、目の動きも奪われた閉じ込め症候群に陥る可能性も確かにあります。

ヒトは目の機能さえ残存していれば、容易に意思を汲み取る事が出来たり、或いは意思を伝える事は出来ますが、仮にその目の動きが奪われたとしても、まだまだ希望はあるのかもしれません。

※1)https://www.nytimes.com/2010/08/18/sports/18gehrig.html?_r=1&hpw

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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