藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

『「線維筋痛症」「慢性疲労症候群」他、似たような傷病名ともども』


これらの傷病名を知り7年ほど経過し、発症初期から遷延性が濃厚となり発症部位が広範化していく患者群を追跡していくと、違和感しか感じない線維筋痛症慢性疲労症候群については色々と言いたい事がありますが、先ずは概要+爆弾を落としたほうが早いと思います。
2年に1回ほど同じような爆弾を落としてますが「線維筋痛症」や「慢性疲労症候群」って「薬害(向精神薬由来)の隠れ蓑」には打って付けの傷病名です。そして薬害です。これらの傷病を抱える取っ掛りも向精神薬由来です。先ずはこのような症状を抱え込まない為にも、事前知識があれば早期段階で戻ってこれるものです。
1)服薬前(未服薬)群の場合、「飲まない」という選択が可能(医療選択は患者に委ねられています)
2)服薬初期であれば即時断薬しても影響が少ない場合もある。(但し、整形領域の腰神経由来の下肢症状に伴い不眠を訴えた患者にハルシオン単剤が処方され、1weekのみ服薬し断薬したところ、3週間程度の反跳性不眠に陥った人もいる。その為、短期服薬でも強い反跳作用を伴う場合もある)
3)一気断薬する人もいるが、服薬も中長期に渡れば微量な減薬が一番安全かと思われる。減~断薬を身を持って体験した患者情報が一番の材料になる場合もある。水溶液減薬とか、超が付くほどの微量な調整をしている人もいる。医者の指示通りの減薬では荒過ぎて、厳しい離脱症状を呈する患者を多く見かける。1weekで1/2、2weekでゼロとか、かなり恐ろしい速度。いきなりゼロの指示もある
4)中長期的な減薬期間を要すると患者自身が根負けする場合もある。何故なら、目の前にある薬を以前の量に戻せば、即時的に症状が消える答えを知っている人間が大半であるため
5)再服薬に伴い即時的に症状が消える事⇒それは現疾患の軽減ではなく、離脱症状が軽減したに過ぎない。それが依存性であった事に気づく瞬間なのかもしれないが、再服薬は結果的に自身の回復を先延ばしする事に気付くだけ
6)相当量の種類を服薬している場合、他の薬物がカバーし合っている可能性があり、減薬初期は体調変化を自覚する事は少ない。しかし、減薬が進むに連れて互いにカバーし合う事が出来ず、強い離脱症状を呈し始めるケースも散見される。その為、「減薬すること=やってはいけないこと」と誤解してしまう人も多く、再服薬の道を辿る人もいる
向精神薬由来の諸症状との対峙に関しては、日本だけでなく世界中で模索され、様々な手段が講じられている。整形領域のように運動神経や知覚神経等の末梢神経系由来のみで症状が呈しているのであれば、単なる痛み程度の場合、活動量を下げたり、姿勢を工夫する事で、ある程度の痛みは避ける事が出来る場合もある。
しかし、極めて甚大な影響が中枢神経系に及ぶ向精神薬由来の諸症状に関しては、自身で制御の効かない自律神経系にダメージが及ぶ為、どのようなセルフケアや工夫も奏功する事は少ない。軽度例であれば姿勢の変化や休息を多量に取る事で一時的に消える症状も幾つかあるかもしれないが、重症度が高まれば高まるほど何をしても無効となる。
では本題に入るが、下記のような患者がいたとしよう。初期は両手指の強張りと痛みを起床時に自覚し、整形外科で各種検査にて陰性、リウマチを疑い血液検査を行うも陰性。
その後、血清反応は陰性であれど「取り敢えず」と言う事でステロイド経口薬やMTX、tnf-α阻害薬、NSAIDs等の薬物治療が始まるが全て無効。その後、リリカやトラムセット、ノルスパンテープ等が追加され、一時的に疼痛軽減自覚があったものの、経時変化に伴い発痛部位が広範化し、初期の手指の痛みや強張りは体幹部や下肢へと広範化し、精神科を紹介される。
抗精神病薬抗うつ薬睡眠薬等が追加されるも、服薬初期は症状が軽減したかのように自覚はあったものの、やはり一時的な軽減自覚しかなく、広範囲な疼痛や強張りの他、手指や足趾、前腕や下腿全域に痺れを自覚するようになる。整形外科での診断は「線維筋痛症」「慢性疲労症候群」と言うお決まりの診断。精神科側では「よく分からん」と言う診断。全身に渡る機能性疼痛他、頭痛、頭鳴、耳鳴り、眩しい、便秘、体重増加、食欲減退、睡眠障害、頻尿、嗅覚や味覚障害、手指や足趾がソーセージのように腫れる等などの症状を抱える。
さて、このような流れを組む患者は全国に沢山いるが、これは「線維筋痛症」であり「慢性疲労症候群」だろうか。そもそも、これらの診断と言うのは薬害問題の隠れ蓑としては調度良い病名である事に気づけるだろうか。改めて、私は7年ほど前に「線維筋痛症」や「慢性疲労症候群」と言う傷病名を知り、随分と患者の追跡をしては微妙に違和感を感じ続けている。各国で診断定義が異なったり、月日が経つごとに定義が変化したりする事は別にどうでも良いのだが、これは向精神薬や鎮痛剤の服薬に由来する症状、「薬害」ではないのか?勿論、「薬害」と言う定義を紐解けば異なるかもしれないが、向精神薬由来の諸症状を此処まで隠し通してきた歴史を鑑みる限り「薬害」と言う言葉がピッタリくる。
その答えとして、薬を抜けば良くなってますクマ(´(ェ)`)
しかし、その答えに至る迄には患者自身も大変な努力をしなければならない。人生を引っ繰り返す位の禁断症状に耐え、様々な障壁を乗り越える必要がある。それは、「線維筋痛症」や「慢性疲労症候群」と言う病名を有り難がっている患者群と言うのも相当多く存在する。要は疾病利得群が相当数いる。減~断薬して症状を軽快させようとする患者に対して、足を引っ張る患者は予想以上に少なくない。
無論、減~断薬と言う行為に関しては医学的には反医療行為であると捉える人間もいる為、医師等との関係性も逼迫するかもしれない。「減薬」なんて言葉を出そうものなら、「何処からそんな言葉を聞いた」と追求されるかもしれない。最早、今の症状回復させる為には、薬を抜く行為よりも人間関係がウザくなり過ぎる事で、嫌々服薬をし続ける患者群も少なくないのかもしれない。
そのような様々な障壁を乗り越えてきた患者だけが勝ち取れる世界もある。そもそも何れ位の患者が知っているか分からないが、線維筋痛症と言う傷病名を抱える日本では最大の患者会のトップは、リリカを販売している会社から多額の献金を貰っているって事を。この医者はあっちこっちの患者グループに首を突っ込んではリリカの処方に忙しない。まぁこの話は置いといて、
治るという事を少しでも理解すれば、リスクファクターの大きい薬物から先行的に疑問視しなければならない。それが出来るかどうかで今後の人生が大きく変化していくもの。
※NSIADsやステロイド等の長期服薬、ベンゾ、抗うつ薬抗精神病薬、中枢神経刺激剤の類を一切服薬せずして、且つ血清反応も陰性であり、このような全身に渡る機能性疼痛や自律神経系症状を抱える患者が1人でもいたら教えてくれないでしょうか。私は1人として見たことありません。

以前も掲載しましたが、「線維筋痛症」「慢性疲労症候群」の傷病名を抱える群と言うのは糖質過多。ヒアリングしても「人並みですが…」と言うけれど、糖質ってのはアイスクリームやビスケットだけではありません。傷病名の迎合活動の前に、患者自身が治る行動をしなければならないと思っているのは私だけでしょうか。
砂糖の過剰摂取が長期間に渡ると…↓
めまい、冷や汗、震え、緊張するようなところではないのに脈が速くなる、血圧が激しく上下する、立ち眩み、耳鳴り、吐き気、頭痛、微熱、過呼吸、倦怠感、不眠症、生理不順、味覚障害、人間不信、情緒不安定、不安感、イライラ、被害妄想、鬱状態 等
砂糖の過剰摂取によるビタミン等の欠乏やホルモン異常により…↓
顔面周囲の剥脱性皮膚炎、アトピー性皮膚炎 、カンジダ性皮膚炎(歯周病も含む) 、脂漏性皮膚炎 易感染性、神経炎などの神経障害、指の爪の強度不足、糖尿病、腎症(IgA腎症、非IgA腎症)、慢性関節リウマチ、尋常性乾癬、狭窄型狭心症、攣縮性狭心症掌蹠膿疱症掌蹠膿疱症性骨関節炎、気管支喘息、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、クローン病ベーチェット病、多発性骨髄腫、強皮症、代謝障害、免疫異常、慢性甲状腺炎(慢性甲状腺機能亢進症)、肝硬変、脂漏性湿疹、
落屑性紅皮症、食欲不振、不眠症、痙攣、習慣性流産、不足した状態で妊娠すると催奇性があるため障害児が産まれる確率があがる、乳児や幼児の発達遅延、乳幼児の突然死、小児の全身脱毛、自閉症状、倦怠、低血圧、ケト乳酸アシドーシス 、有機酸尿、四肢の感覚異常、痙攣、運動失調、結膜炎、髪の脱色、筋肉痛、嘔吐、結膜炎、精神症状(うつ病、嗜眠、落ち込み、無気力、幻覚、麻痺 )、緊張低下、髪の損失、関節と全身のこわばり、疲労感、全身のひどいだるさと倦怠感、四肢の脱力、不眠と睡眠障害、頻尿、下痢、月経困難、生理不順、過敏性腸症候群、微熱、頤神経麻痺、筋力と運動能力の低下、筋肉の激しい疲労、嚥下困難、起立困難、歩行困難、悪夢、焦燥感、不安感、判断力や思考力の著しい低下、記憶を失うほどの痛みにより認知症のように記憶がなくなる、足、手の先の冷感や灼熱感、ドライアイ、リンパ節の腫れと痛み、四肢こわばりとだるさ、関節痛、
レイノー現象、光線過敏、脱毛、自覚的な関節の腫れなどの膠原病様症状、首から肩にかけての痛みやしびれ、上肢の痛みやしびれ、腰背部の疼痛やこわばり感、臀部から太ももの痛みと張り感、膝から下腿の痛みやしびれ、眼の奥の痛み、口腔の痛み、頭痛などの様々な疼痛症状、重度の場合はガンの末期患者と同レベルの疼痛、髪やつめに触っただけで痛みが走る、意識がもうろうとなり寝たきりになる、通常の日常生活(食事・買い物・入浴・着替え・歩行・寝返り等)が困難、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感が著しく過敏になる。化学物質やアルコール不耐性、アレルギー症状は悪化、灼熱感や冷感、悪寒、穿痛感、乱切痛、アロディニア、思考と理解力の低下、短期と長期記憶力の低下、集中力の欠如と混乱の注意障害、失語症遂行機能障害などの不安、焦燥、錯乱等
砂糖の過剰摂取でビタミン等の欠乏なのにも関わらず、精神科の薬を服薬し続け常用離脱が出た場合、上記症状の他にも↓
不安、恐怖、パニック発作、興奮と不安、心気症、拡張型心筋症、集中力障害、悪夢、不眠、筋肉の痙攣、電気ショック感覚、目のかすみ、めまい、ドライマウス、刺す痛み、聴覚障害、味覚・嗅覚障害、胸の痛み、インフルエンザ様症状、記憶と思考の障害、触覚過敏、聴覚過敏、頻尿増加、熱感覚・冷感、頭痛、リバウンドレム睡眠、筋肉の緊張、疲労と脱力、嗅覚過敏、むずむず脚症候群、金属の味、羞明パラノイア、幻覚、吐き気や嘔吐、血圧上昇、頻脈、高血圧、姿勢低血圧、うつ 、振戦、発汗、食欲不振、体重低下、不快、離人強迫性障害、耳鳴り、知覚異常、視覚異常、優柔不断、過敏性腸症候群、痙攣、緊張病、昏睡、自殺、自殺未遂、自殺念慮自傷行為熱中症、妄想、殺人願望、叫ぶ、投げる、壊す、暴力、PTSD、器質性脳症候群、精神病、混乱、躁病、悪性症候群様症状、振動せん妄等

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