藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

「適切な治療」とは何なのか。7


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※4月2日~4日までは東京におります。http://blogs.yahoo.co.jp/anti_white_supremacy/10722650.html
松菊堂での治療希望の方、今後はメールではなく私の携帯090-3983-1921にお願いします。

「現代医学が正しい」と言う前提を外して考えなければ導き出されない治効理論も数多く、
現代医学で創られた病に、現代医学の治療手段では奏功しない事は患者が一番存じているかと思います。
病名を作るのは簡単です。特に諸検査で原因を特定出来ない疾患群に関して言えば、
言葉遊びの領域でしかありません。
 
「医原病」の一言で終わらせては都合の悪い現代医学の悪あがきとも見て取れますが、
幾ら病名を創ったとしても、幾ら基準値を国が変えて健康診断で引っかかるようになっても、
幾らワクチン接種を誰彼構わず勧奨されても、精神病と診断されても、
自身の取捨選択が「普通」の考えを持っていれば何て事は無い、見向きしなければ良いだけの事です。
            
簡単に例を挙げると↓

高血圧ガイドラインの基準値を下げる。
(製薬会社から9人のガイドライン策定委員全員に02~04年に計約8億2000万円の寄付金)
高血圧患者が勝手に増える。
(年間2兆円近い高血圧疾患へ医療費が使われ、そのうち約9000億円を薬代が占めるwinwinな図式)
 
1987年 170万人⇒2004年 2220万人⇒2008年 2700万人
※高血圧ガイドライン2014から降圧目標が緩和されたのが救いでしょうか。
 
せっせと減塩に取り組んで薬を飲んで助かるのは患者ではなく製薬会社と医師です。
塩はNaClです。因みに、血管平滑筋の伸縮を司るのはNaではなくCaです。
減塩と血圧の因果関係の根源は1960年代の仮説が現在まで引きずっているだけであり、根拠はありません。
健康の為にと減塩ばかりクローズアップされていますが、国は製塩会社に恨みでもあるのでしょうか。
Na感受性だとか、心臓や腎臓に疾患を持っている場合等々の例外も生じますが。

教育、擦り込み、報道等々にて根拠無き理屈も市民権を得る事で嘘も本当になるのは
医療に限らず様々な場面で散見されますが、医療の場合、健康を失する可能性が高く、
健康被害が生じても、医療にて生じた健康被害は軽視されている歴史があります。
 
例えば、抗がん剤を投与しているがん患者が亡くなったとします。
医療機関は「手を尽くしましたが駄目でした。」
患者家族は「有難う御座いました。お世話になりました。」という世界が許容され、
 
所謂三大療法(手術、抗がん剤放射線)を行わずに亡くなった場合、
「何で抗がん剤を使わなかったんだ」「何で病院で治療しなかったんだ」
「何で馬鹿高いキノコを信じていたんだ」「代替療法信じたから死んだんだ」
と周囲から責められるのがオチでしょう。
場合によっては、患者家族が犯罪者のように見られるかもしれません。
 
以前も、産まれたばかりの赤子にK2シロップを飲ませずに亡くなったからと提訴された助産師がいました。
新生児や乳児は血液凝固を補助するビタミンKを十分生成できないことがあるため、
出生直後と生後1週間、同1か月の計3回、
ビタミンKを経口投与するよう厚生労働省が指示を出しているという前提があるからです。
 
理論理屈が正しかろうが間違いだろうが、
「現代医学が正しい」という擦り込みは様々な場面で軋轢を感じます。
 
話は戻しますが、幾つかの構図としては、
・患者自身が三大療法を信じて行った。
・本人も三大療法を信じており、且つ患者家族にも三大療法を勧められた。
 
この2つが大カテゴリーとして存在すると思いますが、既にこのカテゴリーが過去から現在に渡る、
医学界で創り上げられた常識や前提を主軸とした治療手段の選択であり、
疑問を抱かずに治療を受けたのであれば、一言で言えば洗脳されていた結果でしかありません。
勿論、白血病悪性リンパ腫等に於いての治療法に関しては?等々の問題については、
上記の限りではありませんが、過去の症例を鑑みる限り、一般的な浸潤性も伴わぬ固形腫を除去後、
再発予防という前提で抗がん剤を投与して、副作用でガンが形成されようものなら目も当てられません。

整形領域に於ける、画像所見と器質的異常の相関関係についても過去に数限りなく例はあげてきました。
画像所見に異常があり、発症の起因を画像診断に依存した故に、手術しても症状の改善が無い、
若しくは再発、症状の再発症という例は珍しいものではなく、そもそも、原因は他の箇所に残存している以上、
幾ら切った貼ったをしたところで、何も変わらない、もしくは悪化したという状況に苛まれます。
 
器質的異常の結果ばかりを追いかけ、発症の起因を画像所見に委ね、依存している限り、
結果的に既存の整形領域に於ける治療手段の1つである手術という手段も、
症状を抑え込もうとするだけの薬物療法と同様の対処療法の枠内でしかない事が分かります。

「現代医学では治療法が存在しない」「現代医学での治療手段は確立していない」という言葉を聞くと、
「現代医学で治せないとなると、もうこのまま死ぬしかないのか」という考えを持ってしまいがちですが、
これも、単に「現代医学が正しい」「現代医学が全て」であるという前提が擦り込まれている結果であります。
 
恐らくなのですが、今後も自分等が現代医学で巻いた種は大きな病気を作り出し、
既存の病名に当て嵌めて治療を行う事も、頭打ちになるでしょう。
数年前から既に兆候は見えていますが、自分等で巻いた種を摘めない状況になってきました。
 
知らなければ騙されている事にも患者は気付きません。
騙されている事に気付くためには知らなければなりません。
医者自身が病に倒れた時、患者と同じ治療手段を施すとも思ってはいけません。
医者や製薬会社社員は知っています。彼等彼女等は現場を知っています。
現代医学の治療手段では効かない事を。ワクチンの効果の無さを。
何で毎年インフルエンザが流行っているかを考えれば分かるのではないでしょうか。
 
医者や医療従事者の子供の母子手帳が真っ白でもお咎めなしなのに、
一般家庭の母子手帳が真っ白だったら、医者や警察、児童相談所が眉間に皺を寄せ、
児童虐待の疑いを掛けられる親。児童相談所に連れられていった子供は1人や2人ではありません。
 
もう1つ。質が悪いのは、術者側も騙しているつもりが無い点でもあり、有事の際にも法的に許容される事です。
オレオレ詐欺は金だけ盗られて済みますが、金と健康の両方を騙し取られないよう、日々学びましょう。
この手の話を書けばキリが無くなるので、今日はこの辺で。
 
因みに現代医学界の「適切な治療」の中に「鍼灸」の選択肢は無く、今も昔も蚊帳の外。
それも現代医学の前提なのかもしれません。
医師によっては鍼灸治療を推奨する人もいますが、まだ少数です。
世の中は救急医療と産科と鍼治療で十分だと思っているのですが如何でしょう。

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  ~針治療から病態定義の見直しを~