軽度外傷性脳損傷第6回総会に参加させて頂き誠に有難う御座いました。
軽度外傷性脳損傷(以下、MTBI)に関しては、
日本医療の問題点を浮き彫りにした現状があり、
当事者の方々のご苦労は、計り知れないものがあります。
ご理解のある医師、鍼灸師、国会議員、都議会員、被害者等が現状を打破する為に、
過去から現在まで幾度と無く厚労省等々と闘っている状況を見るにつけ、
変わる事の出来ない、変える事の出来ない現状に、歯痒さを感じながらも、
止まってしまえば闇に葬られる状況であるかもしれない被害者の方々は、
多岐に渡る症状を抱えながらも前を向かなければならず、多くの負担を強いられている現状があります。
発症の起因は交通事故やスポーツです。MTBIは我が身に降り掛かる可能性も秘めています。
多くの患者方が画像所見に依存した日本医療に於いては、一般的な画像診断により、
器質的異常が生じていないとなると、「心因性」「気のせい」と言われ、
幾つもの医療機関を回り、確定診断が得られるまでは数年という時間が掛かっています。
この構図は、今回のMTBIに限らないのは、過去記事にも取り上げたように、様々なケースがあります。
MTBIと確定診断された複数の患者方にはお伝えした内容なのですが、MTBIを知った後ですと、
一般的な外傷性脳損傷(TBI)に対しての理論や治療手段が破綻してしまうのではないかとの
状況ともなり、損傷度合いと症状が比例しないケースも非常に多く、一言で言えば脳の不思議なのですが、
TBI、MTBIに対しての画像診断の意義や価値を再度検討しなければならない事態かと思われます。
且つ、MTBIに関しては「軽度」という言葉が付いている以上、
診断に於ける定義を第三者が理解していない限り、多くの誤解が生じてしまう事が懸念されます。
最後にご挨拶をさせて頂いた場でも申し上げた内容ともなりますが、
私は診断する立場でもありませんし、様々な制度の改革に対してお力になる事は出来ません。
あくまで治療を行う立場である以上、現状発症している可能性を考察し、対峙しなければなりません。
常に最善の治療をフラットで中立な頭で物事を考えている以上、都合の悪い内容も当たり前のように
今後の様々な医療問題、治療内容の面に於いても、
大きな力を得られるよう日々邁進していかなければならないと再認識致しました。
その後は松菊堂へ移動し、一般患者への治療です。
押すな押すなの大盛況であった訳ですが、松菊堂との院長とは時間の許す限り様々な事を話ました。
院長とは同期でもあります。気心知れた仲には遠慮も何も要りません。
何を話したかと言うと、ここには書けない事ばかりですので書きませんが、いずれまた
野方駅を降り5分も掛からぬ商店街の一角、
体格が良い方は身体を横にしなければならないスペースを進んだ先には
本当に雰囲気の良い治療院があります。
東京は桜が満開でした。日中はTシャツ一枚でも汗ばむ陽気です。
最後の用事は経済産業省内のとある一角。
何しに行ったかはまだ内緒ですが、大変嬉しいニュースがあります。
鍵を握っている男は、今頃ヘラヘラしながら霞ヶ関3丁目辺りでコーヒーでも飲んでるかしら。
東京じゃ汗をかくほどの陽気だったのに、青森に戻ってきたら雪が降ってやがったわ。
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