藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

治療と治癒の意味を、死を示唆する疾患から学ぶ

                         

~「末期」と診断された「がん」を4ヶ月で消滅させた患者より~
あるお医者様が言われていたそうですが、
「大学病院では父の様に”末期”と診断された患者を治してはいけない」と聞きました。
 
つまり「末期と診断された患者は、必ず棺桶に入らなければならない」と
言われていたそうです。これは、”末期”と診断した事が過ちになるからだと聞きました。 もし本当にそう考えているのなら大変なことです。
そういうお医者様ばかりではないと思いますが、
そういうことを本気で言う医者がいるのも、これまた事実なのです。
また病院は、厚生省が認めた治療法(抗癌剤放射線、手術など)以外で
治療することを嫌うと聞きました。確かに、私も民間療法についていろいろと
病院に反対をされました。これは西洋医学を学んできたお医者様は、
やはり解剖学が主体ですから、
免疫学については殆ど勉強されていないせいもあるのでしょう。
でもこれも間違っていると思います。
病院・医師は、いろいろな技術やいろいろな療法で、人の命を助けることが仕事でしょう。全ての病院、全ての医師がそうだとは言いませんが、
決められたメニューの中からパターンを選び、
機械的に治療しているところも少なくない中、もう少し患者の立場に立って、
親身になって治療をしてほしいと思うのは私だけでしょうか?
 
特に大学病院では、モルモットのように扱われる事も多々あります。
そういう経験をされた方も多いと思います。
医師も患者の声に耳を傾け、もっと信頼し合える関係作りを考えたらどうでしょうか...。
 
また医学の進歩のためとは言え、「一か八かの勝負」も勘弁してほしいものです。
興味本位的な治療や、病院・医師の立場優先の治療を行っているところは
たくさんあるのも事実です。良識ある真面目な医師の方には申し訳ありませんが、
現実はそんなものなのです。私は治療技術が確立されていない病気(癌など)の
場合は、絶対に大学病院へは入院しないと決めています。
 
試行錯誤の一か八か勝負の治療に付き合うつもりはありません。
もっと「人間」というものを理解した上で治療して下さい。
我々はモルモットではありません!
 

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岡山大学付属病院のインターンの学生が調べてみると、
80%がガンの三大療法(手術、抗がん剤放射線治療)で死んでいた。
その発見を論文にしようとしたが、握りつぶされた。

遅れている日本のガン代替療法
 
病院で受診してガンだと分ると医者は早期に治療するよう勧めます。
すぐに治療するか、しばらく様子をみるかは、患者自身で決めなければなりません。
医者には治療を強制することはできないのです。

治療する決心をすると、医者はガンの進行状況から判断した治療方針を説明するでしょう。
その時、ほとんどの患者は大抵医者の方針に従うと思います。
しかし、医者の提示する治療方法は僅か3つしかありません。
抗ガン剤、手術、放射線療法です。
毎年30万人以上がガンで死亡しているにも関わらず3つの治療法しかないのはどう考えても異常です。

ガンの原因が分らないのにである。
伝染病のように原因が特定されていれば、治療方法は一つに絞られます。
原因が不明であれば、可能性のある治療法なら試してみるのも意味のあることになるのです。
まして、3大標準療法はその強い副作用が問題であり、他の療法を拒否する
理由はないと思えるのに、なぜ、他の治療法を拒むのか。

そこには、それなりの理由があるようです。

「ガン先進国アメリカの事情」

1970年代後半ごろのアメリカでは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の
圧力が強く、ガンの治療は抗ガン剤、手術、放射線が中心で他の代替療法をやると、
逮捕されたり、病院閉鎖に追い込まれていたようです。
アメリカの医師会は政治家を利用して自らの利益を守っていたのです。

しかし、良心的な医者たちは不当な弾圧にも屈せず標準療法以外の可能性を探っていました。
その成果のひとつが、法律の及ばないメキシコに自然食事療法の
治療を受けられる病院を造ったことでした。
現在のアメリカでは、代替療法への関心が高く、
代替医療と在来医療の比率はだいたい六対四で、代替療法が多いようです。
近年では、ガン代替療法が導入された結果、ガン死亡率が低下しているという。
また、アメリ医科大学の六割が代替療法のカリキュラムを導入している。

「「薬物療法」が他の療法を衰退させた」

西洋医学を大雑把に区分すると、次の五つに分類されるといいます。
①自然療法②心理療法③整体療法④同種療法⑤薬物療法

しかし、19世紀になると⑤の薬物療法だけが国の医療体制に組み込まれた結果、
他の療法は衰退していきました。科学の発達は化学薬剤の大量生産を可能にし、
巨大な製薬産業をつくり出したのです。
利権のあるところには、必ずそれをまもる勢力が築かれていきます。
その利益を害するものは除外され駆逐され衰退していくので。

薬物療法は対症療法」

熱には解熱剤、咳には咳止め薬、下痢には下痢止めを処方する。
しかし、このような症状は生体が正常な状態に戻ろうとする時に現れる生理反応であり、
薬物で症状を強制的に押さえ込む発想は生体システムを無視していると言う事になります。

症状は病気である事を教えるサインでもあり、まず、やるべき事は無理をせずに休息を十分取る事です。
人間の体には、壊れたところは放っておいても自然に治るようなシステムが備わっています。自然治癒力です。
風邪、怪我、骨折などは適切な処置と安静休養をとれば、
あとは時間が正常な状態にもどしてくれることを誰でも体験的に知っています。

体調が落ちてくると、歯ぐきが腫れて痛くなる、吹き出物などの症状がでますが、
これらも休養すれば自然にもとに戻ります。
無理をすると何らかの症状が出るが、休めばもとに戻る。
伝統的な治療はこの自然治癒力を高めて病気を治すことに重点が置かれています。
そのため副作用は無い変わり時間がかかります。

薬物療法で伝染病に勝利してきたことが、化学薬剤信奉をつくりあげたとも言える。
伝統的な療法は伝染病に無力だった。
抗生物質は魔法の薬であった。その点、他の療法は時間がかかり過ぎる。
医者も患者も薬物療法こそ本当の治療だと錯覚したのです。

高血圧患者には降圧剤を処方し、糖尿病患者にはインシュリンを与える。
腫れ物は直ぐに手術で除去する、病気の本当の原因をとるのではなく症状を和らげるだけなのです。
薬物は伝染病には効果的だが、ガンのような免疫疾患である生活習慣病には無力といえます。
むしろ、化学薬剤が免疫力を損ねているのです。

「免疫疾患は自然治癒力を利用する」

免疫疾患は免疫力が低下した時に発症する。
免疫とは体に備わっている「病気にならないようなシステム」
「健康を保つ、即ち恒常性を保とうとするシステム」のことです。
この健康を保つため傷害を受けた生体を元に戻そうとする力が自然治癒力です。

現代医学ではガンの原因はつかめていませんが、免疫疾患であることを認識しているようです。
歯茎が赤く腫れるのは、免疫力が低下して口内菌に傷つけられた箇所を
修復するために血液が押し寄せてくる炎症反応です。
自然治癒力が十分であれば、やがて、歯茎は正常に戻り炎症反応は停止します。

ガンもおそらく免疫力低下のための炎症から始まったのではないか、と推測できます。
しかし、自然治癒力が弱いままだと、炎症反応はいつまでも続き、
その結果、変質したガン細胞と呼ばれる細胞が生成される。
ガンは分裂増殖ではなく、炎症反応が止まらなくなった結果増殖している、と私は考えています。

いずれにしても、自然治癒力を高めると炎症反応は停止する筈、だと考えられます。
現在のガンの3大標準療法は、むしろ自然治癒力を損なう治療であり、
生体システムに反していると言わざるを得ません。
自然治癒力を高める事を目的にしたガン代替療法に注目する必要があると思います。
ヒポクラスは「人は、その内に100人の名医を持つ」と自然治癒力の存在を明らかにしました。

日本の代替ガン医療は、欧米より30年遅れている海外ではガン患者自らが、ガンの治療法を選択できます。
その結果、抗ガン剤、放射線治療、手術による治療を行う人よりも、
代替療法を選択もしくは併用する人が80パーセントと多数を占めています。
また、60パーセントの医者は代替医療を推進しています。

日本で代替医療が普及していかないのは、その健康保険制度にあります。
一部漢方を除き保険診療は基本的に西洋医学しか対象としていません。
つまり代替医療は保険対象外です。当然、医療費が高くつくので二の足を踏むのです。
また、代替医療が保険適用されないのは、
構造的な問題であり利権にからむ関係機関の思惑が大きく影響をしているものと推測できます。

ガン専門医も標準療法をメインとする治療に無力感を感じているのではないでしょうか?
医者自身がガンを患うと抗ガン剤治療を避けて、副作用のない代替療法を選択するといいます。
ほとんどの医療機関は型にはまったマニュアル通りの治療しか行いません。

ガン治療を行う医者が、治療方針に疑問を感じながらも義務的に仕事を遂行して
いるなら、現在のガン治療に希望は見い出されないと思います。

「自らの自然治癒力を信頼する」

ガンは炎症反応が止まらなくなった慢性疾患です。
炎症反応が止まらないのは自然治癒力が弱くなっているのです。
自然治癒力の低下原因は第一に交感神経の酷使によるものでしょう。
過労、過緊張、怒気、不安、考え過ぎ、睡眠不足などいわゆるストレスを長期に
抱え込んだ生活習慣にあるのです。
 
とにかく、副交感神経の優位な状態、即ちリラックスできる環境を取り戻す事が優先されるのです。
肩の力を抜いてリラックスすれば、自然治癒力が高まり炎症反応は 止まる筈です。
同時に、食生活も改善します。肉や脂肪物は控え、食べ過ぎず適度な空腹感を覚える食事量にする事です。
ストレスの排除と食生活の改善が相まって血液は浄化(活性化)されて
自然治癒力が高まり、ガン増殖は停止するでしょう。

ガン標準療法はいずれも免疫力を弱体化させる治療であり、
体が自ら治そうとする力を奪っていると言えるのです。
昨年、歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが食道ガン治療開始四ヶ月後に死亡しました。
この時、世間はガンの恐さだけを再認識しただけでしたが、本当に恐いのは抗ガン剤の副作用です。
別の療法を選択されていれば、死ぬことは免れていた筈です。

ガン代替療法に共通しているのは、弱っている自然治癒力を高めて病気を治す事。
ガン標準療法とは考え方が180度違うのです。

ただ、どんな療法でも病気を治すのは自然治癒力だと言う事を常に意識する事が大事です。
そうでないと、いつまでも他者や物に頼る他力本願から抜けだせないのです。
自分の病気は自分で治す、くらいの気概、自力本願に変えるべきです。
自らの自然治癒力を信頼できるようになれば、ガンへの恐怖を克服できるのです。
ガンを恐れていては、せっかくの自然治癒力を十分発揮できない事になります。


 
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・頭痛や眩暈、腹痛、便秘、下痢、不眠等々の各種自律神経症状や精神疾患様症状
・薬物による各種副作用  ・薬物を減薬、断薬時の離脱症状の緩和
・腰痛 ・肩凝り  ・膝痛他、各関節の痛み

「ガン」の部分を上記疾患名に当て嵌めて読んでみても良いと思います。
治すのは自分自身であり、他力本願的な薬物治療に頼っている間は治癒はありません。
 
参考⇒
飲めば天国、辞めれば地獄、飲み続ければさらに薬の増量化

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  ~針治療から病態定義の見直しを~