藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

誰も手術を止める人間はいなかったんかいな

治る保証無しの手術一発で、本人の身体や仕事への多大な影響の他、
 
どれだけ周りの人間を動かす事になるか。
 
このような状況はどこでも散見されるが、早く気づいたほうが良い。
 
これらは氷山の極々一角の事例でしかない。
 
手術で改善が見られなかったら硬膜外ブロックや神経根ブロックか?
 
それも間違い。
 
次はTPBに100回も200回も通わせるのか?
 
それも間違えている。
 
終いにはFMSだとレッテルを貼り付け、患者を途方に暮らわすのか?
 
根治出来ぬのは原因が見えていないからである。
 
目の前で痛みに苦しんでいる患者に手を差し伸ばせば分かる原因を
 
いつまで経っても透かして見ようとしているから分からないのだ。
 

桂歌丸11日入院、12日手術 腰部脊柱管狭窄症

スポーツ報知 6月11日(月)8時2分配信
 落語家の桂歌丸(75)が、以前から患っていた腰部脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症の治療のため11日に入院、12日に手術を行うことが10日、分かった。2006、08年にも同じ症状で手術をしており、今回が3度目。昨年から歩行する際にも痛みが出ていたことから、医師の勧めで再度の手術を行うことを決めていた。

 手術後は静養、リハビリが必要となるが、それを予測してレギュラー出演する日テレ系「笑点」(日曜・後5時半)は、4月末から順次“撮りだめ”をしていたことから、回復までの期間が長引かない限りは、番組の欠席は避けられる予定。2010年2月に肺炎のため1週間入院した際には、2週分の収録を欠席し、林家木久扇(74)と三遊亭好楽(65)が“代打”で司会を務めたこともあった。

 仕事へは、7月上旬に予定されている「笑点」の収録で復帰する予定。同16日に大阪・なんばグランド花月で行われる桂三枝(68)の6代目桂文枝襲名披露公演でも、三遊亭円歌(83)、桂春団治(82)らと共に出演することが決まっている。
 
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THE BACK LETTER No.3
 
ノルウェーで最近行われた綿密な研究によれぱ、画像診断から脊柱管狭窄症の検出は不可能である。「腰部脊柱管狭窄症の疑いのある患者に対するX線検査は、現在のところ症状を有している患者を判定するには不十分です」と、OsloのUlleval Hospital, Tom Amundsen医学博士らは述べている。
X線、CT,MRIで無症候性の多くの異常所見が認められる。このことは脊柱管狭窄症の疑いのある患者を評価するには画像診断は、症状のある患者の確認検査としてしか使用できないことを示している。病歴と臨床検査がこの疾患の診断の基本であることに変わりはない。
脊柱管狭窄症は1990年代になって診断が増加した疾患である。これは脊柱管狭窄症が以前より増加したということではなく、単に高性能の画像診断が広く使用されるようになり、多くの患者で狭窄がみつかるようになったからである。
脊柱管狭窄症は非常に多様な解剖学的所見を表わす万能的な用語であるが、臨床上重要とされるのはわずかである。これは一般的には椎孔、外側陥凹、椎間孔の狭窄や絞めつけによる神径根や馬尾の圧迫を指す。研究者の中には、脊髄神経の容積とその周囲組織の大きさが釣り合わないために起こると、より正確に定義する者もいる。脊柱管狭窄症は以前から正中型、外側型、先天性、後天性、さらにこれらを組み合わせた形で分類されてきた。
Ammdsen博士らは、大規模研究の一部として、最近、100例の脊柱管狭窄症患者のX線所見と臨床症状との関連を調べた。この研究は坐骨神経痛がありX線所見で神経根の圧迫が認められた患者を対象とした。神経根の圧迫が椎間板ヘルニア、腫瘍、脊椎感染症から生じた患者は除外した。
患者は16~77歳(平均年齢59歳)までの男女で、全員があらゆる医学的検査と神経学的検査を受けた。画像検査としては単純X線撮影、脊髄造影、CTを行った。
これらの患者は多様な症状を有していた。脊柱管狭窄症について興味深い特徴を示したが、必ずしも疾患に典型的な症状ではなかった。なぜなら、それらは主要な大学付属病院に来院しなけれぱならないほど、重症で非常に選別された患者にみられる症状であったからである。
95%の男女で坐骨神経痛に加えて腰痛も認められた。91%で間欠肢行、すなわち歩行や他の運動負荷によって誘発される下肢の症状を有した。70%に知覚障害、33%に下肢の筋力低下が認められた。患者の12%は排尿・排便に伴う症状があた。61%で前屈によって疼痛の緩和がみられた。40%では坂を下るときに疼痛がより悪化する報告がなされた。
患者の脊椎のX線所見では広範な変化が認められた。「X線所見は、臨床症状や徴候から推測したものより、広範囲に及んでいました」とAmmdsen博士らは述べている。患者の多くは画像所見で多椎間にわたる異常が認められた。興味深いことに、両側性の臨床症状を訴えた患者はわずか42%であったが、患者の89%で両側性の狭窄性変化を有していたのである。
画像所見に従って患者は別々のサプグループに分けられたが、それらに一致した症状パターンは認められなかった。
様々な基準、例えぱ椎弓根の長さ、椎弓根間距離、脊柱管の前後径、椎間関節の大きさなどによって、神経経路の狭窄を定義しようとした。それらのパラメーターを単独、あるいは組み合わせて検討したところ、疼痛の強度や臨床症状の数との相関は認められなかった。「従来いわれてきた正中型と側方型の狭窄を区別する方法は、本研究では輿味深い臨床的意義は見い出せませんでした」と研究者らは述べている。
 
 
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