藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

腰椎変性疾患(器質的異常の有無問わぬ腰神経叢由来下肢症状含む)患者との対峙


肩頸筋群部や肩関節部、肘関節部等の上半身の筋由来症状や、上肢の頸神経由来症状も書こうと思ったのですが、これらの諸症状は患者側に制限を求めなくとも通えば治るものなので省略します。今回も前項と引き続き備忘録的な内容も含まれますが参考までに。下肢神経由来症状は患者も半端に動ける故、日常生活の制限も蔑ろにしがちですが、回復期間は行動制限に最も依存される症状群です。言った通りに悪くなり、言った通りに良くなります。一見単純な所見であるものの治癒までには奥深く、治療後の患者改善自覚にタイムラグが生じる神経由来症状。筋由来症状とは異なり、下肢神経由来症状は、腰部周辺の神経及び脈管に損傷を加え続けている証拠である事実を患者に突き付けます。それを患者が気づき自制出来ぬ限り、治り難いのが神経由来症状の厄介なところ。では、自重圧壊により惹起された受傷機序が明確な神経損傷は薬で治る代物しょうか。仮に薬で鎮痛されている時間帯、好き勝手に動くとどうなるか、想像に難くありません。現実を受け止めてこそ、人は回復出来ます。以下は何を今更という話が続きますが、何を今更と思ってもらえれば嬉しく思います。
                                                  ~一部内容は伏せています~

                  
 

抗重力下に於いて、負荷に曝され続ける椎体(椎間板や椎間関節も以下含め)は、常に重力及び上半身の自重に抗し続け、経時経年変化による圧壊や摩耗等による変性速度は、個体差、労働内容、栄養摂取状況等々に左右されます。故、可能な限り負担を掛けない生活に切り替える事が最優先事項となりますが、生きている限り、椎体に負担を掛けない生活を送る事は不可避であり、現実問題、多くの人が、軽重問わず幾らかの変形は加齢に伴い認められます。症状の有無問わず、高齢者の75%は器質的異常が認められると言われています。
 
器質的異常が有れど、患者自覚が無症候であれば、それは症状ではありません。自身が有する身体が経時経年変化にて症状を抱えた時がスポット的に存在したとしても、現時点で無症候であるのなら、その人を異常と認める事はありませんし出来ません。まして、無症候で器質的異常を抱える患者に対して積極的に観血的治療(例 椎間板ヘルニアの除去・固定術・除圧術等々)を施す必要性も皆無であり、仮に施した場合、医療が持つエゴであると捉えられます。では、今件の腰椎変性疾患(腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・腰椎分離すべり症等々)の所見が画像上で認められ、且つ、下肢領域に症状を自覚していた場合、それは観血的治療の対象であるかと問われれば、それも的確な答えとは言い難いケースも多く見受けられるのが実情です。
 
変性部位の好発箇所はL4/L5、L5/Sであり、種々の変性疾患が生じやすい幾つかの理由は、最下段であるL4/L5、L5/Sは高位椎体と比較すればROMが広く、自由度が高い事が挙げられます。ROMが広いという事は自由度が効く分、故障のリスクも優位に立つ事を意味し、他、最下段である下位腰椎は、常に上半身の自重を受け止め続ける箇所であり、自重の分散手段によって負荷の力価は異なれど、立位や座位姿勢のみならず、就寝時の姿勢までも負荷の対象になり、負荷を避ける事は不可能である事も意味します。故に、度重なる負担が重なった結果、画像所見で異常が認められる事象に発展するものでもあり、仮に下肢症状も伴っていた場合、嬉々として観血的治療の対象にも曝されます。しかしながら先ほども記述した通り、
 
1)加齢による経時経年変化によって生じる器質的異常は不可避な事象であり、いちいち器質的異常に対して除去や固定や除圧を繰り返す行為をしてもキリがないという事(背骨を全部取り替える訳にもいかない)
2)器質的異常が認められていても、症状として自覚しない方々も多くいる事
3)仮に下肢症状があったとしても自然治癒(無症候になる)しているケースも多い事(マクロファージ云々は関係なし)
 
等の事象から、極力保存的治療で無症候まで改善させるのが腰椎変性疾患の肝であると捉えられます。除圧術を施しても変化が無い人、術直後は良くても、数ヶ月で再発症する人。固定術を施しても、当該患部を固定した事により、非固定箇所(高位椎体)への負荷が強まり、高位椎体から発症したと見受けられる神経症状を呈する人もいれば、固定箇所の高位椎体に再度椎間板ヘルニアやすべり・分離症を発症する人もいます。当該箇所の椎間板ヘルニアを除去したばかりに、当該箇所の椎体(椎間)が不安定となった結果、再度画像検査を受けても異常が認められないのに、当該箇所から発症していると捉えられる神経症状を呈する人もいます。好発例としては、L5/Sの術後、L4領域の神経症状を呈したり、L4/L5の術後、L3領域の神経症状を呈したりと枚挙に暇がありません。故に、幾度となく腰椎の手術を繰り返した人が、それでも尚手術を求めた場合、最後は固定術に至るのです。しかし、それで良くなるかと言えば事実は異なり、ボルトを外す為の再手術を行う人もいます。これを「case歌丸」と呼びます。これらの事象から、積極的に観血的治療はするべきではなく、保存的治療で症状の消失を獲得する事が、明らかに低リスク且つ、確実性も高いのです。
 
場合によっては「椎間板ヘルニア=手術」という先行的概念が刷り込まれている人も多い為に、仮に医療機関が手術を勧めなかった場合だとしても(念の為書きますが、予後が悪過ぎる整形領域の脊椎疾患全般の手術に関しては、今は積極的に手術はしません。寧ろ、手術に対して積極的姿勢を見せているのは、何処で煽られたのか知りませんが患者です)、患者は手術をしてもらえる医療機関を探し求めるケースも多く(手術の好きな病院も多いので)、医療機関⇔患者のどちらに責任があるかと言えばケースバイケースでしょう。
   
                
 

では、手術に執着するセッカチさんや、薬を飲めば治ると思っている人(これらの患者は、自身が数回痛い目に遭わなければ気づく事は出来ません。外部のアドバイスは全て否定・嫌疑の対象になり、アドバイス側が疲弊及び論争に繋がるだけです。患者自身の根底的思考が変化しない限り回復に至らないという現実を、相互に再認識しておく必要性があります)は置いといて、「保存的治療で良い」、「保存的治療に掛ける」、「手術したが変化がなかった」「手術したくない」「薬を飲みたくない」等の患者動機は何であれ、そのような望みを持つ受け皿が無ければ成立しない話です。私が保存的治療の1つである針治療に拘る理由というのは幾つかあり、http://blogs.yahoo.co.jp/anti_white_supremacy/folder/545115.htmlhttp://blogs.yahoo.co.jp/anti_white_supremacy/12719078.html、 にも記載している通り、大雑把にまとめますと1)と2)になります。
 
1)針を刺すという行為に伴い、東洋医学的観点、現代医学的観点問わず必ず生じうる事象はあり、これらの事象を以て、患者の訴える諸症状と対峙します。多くの諸症状の発生要因は、血流動態異常が生じた結果であると捉えられ、発生部位により自覚的症状は異なりますが、急性的、及び慢性的に症状として心身に提示するものと考えられます。針治療は刺傷を起点とする、患者が保持する恒常性による刺傷再生時の経時変化を利用します。この事で、各種損傷部位の低酸素解除、炎症拡散による疼痛除去、柔軟性保持、柔軟性確保、柔軟性惹起、柔軟性維持、神経損傷の回復(部位問わず、観血的治療が必要でないと判断された程度のneurapraxia)、椎体付近(神経根・馬尾・椎間孔・後根神経節)の炎症拡散、及び低酸素解除による神経症状の改善、各種自律神経症状の安定化、脳内血流量増大による、脳血管障害後後遺症の回復や、各種中枢神経疾患由来と推定とされる諸症状の回復を求めていきます。
 
2)針治療は治療時(治療中)に大きく各種細胞の伸張及び短縮率の変化が生じない事
 
神経由来症状を自覚する患者というのは、文字通り、神経損傷(神経炎症・浮腫・低酸素等々)を起因とした諸症状である故、身体が大きく揺さぶられるマッサージや指圧、整体等の外的圧力や、捻転を加える行為は、仮に術者が筋肉という細胞しか標榜していなかったとしても(主訴に対して目的外の手段であったとしても)、当該患部を走行する血管や神経に対し、伸張短縮等の強い張力(牽引力)は必ず発生します。患者はどういう時に強い症状を呈しているでしょうか。立位、座位時等の抗重力下の力価が強い姿位時に強い下肢症状を伴い、横臥位にて下肢症状が軽減される方が多いと思います。これは、経時にて上半身の自重により、椎体に負荷が掛かり続けた結果である事を示します。立位、座位問わず、腰を自動念転する事で、強い下肢症状を伴います。例えば左下肢に神経由来症状を抱えていた場合、左への回旋で強い症状が惹起されたとします。これは内圧が高まった(陽圧)故に、強い症状が惹起される事を意味します。このような、抗重力下の力価の強い姿勢で症状憎悪、患側下肢への腰部回旋で症状憎悪という状態の患者に対して、更なる外的圧力や念転を加える行為は、果たして治療と評されるのかが業界の争点でもあります。余談ながら、MRIも患者が痛かろうが何だろうが症状憎悪姿位(立ったまま、膝を伸ばしたまま、腰を捻ったまま、腰を反らしたまま、歩きながら等々)で撮影出来れば、これ程迄に心因性と告げられた薬漬け患者が増産される事もなかったと思います。
 
解剖を齧っていれば誰でも分かる事ですが、腰神経群(叢)は背部から見た場合、肋骨突起(横突起)を超えた箇所に存在(走行)します。指圧の類では届かない箇所に存在し、腰神経群箇所に指圧の類で圧を加える試み、もしくは間接的にアプローチを試みようとした場合、相当な圧力を加える必要があり、その場合は腰神経群の手前側(表層側 背側側)へのダメージが著しくなります。念転の類に関しては、自動念転して「痛い」と訴えているにも関わらず、他動的に念転を加える行為は果たして回復へ進むのかが疑問に残ります。且つ、他動でROMを広げる行為は、自動よりも広く取る事が出来る為、神経損傷の危険性も更に高まります。仮に、患者自身は下肢にしか症状を訴えていなくても、症状発症箇所の原発部位が腰神経群にある場合、症状憎悪姿位、症状憎悪動作で下肢に痛みを感じているという事は、腰神経群に損傷が加わり続けている証拠でもあります。それが生活動作時でも治療と称する手段でも、陽圧傾向、もしくは圧迫傾向を結果的に有む行為は、直接的なり間接的なり、神経炎症・浮腫・低酸素を時経にて発生させ、治癒遅延を招く行為であると捉えられます。まとめると、患者は動けば(自動運動による筋細胞の伸短縮により派生する神経及び脈管の張力発生)痛いと言うのに、術者が動かしても良くなる事はないという事です。次点として書こうと思った腰神経群の下肢症状に対して、下肢発痛箇所に湿布を貼ったり揉んだりする行為は論外なのでここでは述べません。反面、針治療の場合、骨間は関係なしに100の力価を100で患部に届けられる為、理屈通りの治療が行えるというメリットが在ります。
 
3)高齢患者の下肢症状は筋由来と神経由来がオーバーラップしている事を再度認識する
 
加齢は変形を生みます。それは足趾DIPから上位全てと言っても過言ではなく、変形そのものが直接的な疼痛を惹起する事はありませんが(骨棘や新鮮外傷とかは別)、軽重問わず疼痛症状の発症速度は高くなります。既に各関節の変形により当該各関節を走行する筋群の伸短縮率は変化しており、主に膝OAを抱えている患者群の場合、単純に表現すれば下腿及び大腿内側が短縮傾向、下腿及び大腿外側が伸張傾向であり、長時歩行により下肢外側に疲労を自覚するのは変形を伴わない方よりも早期に訪れると同時に、高齢患者の場合、椎体への負荷も否めなく、これらの間欠性跛行とも取れる諸症状を膝OA由来と見るか、腰神経由来で見るかが重要な部分なのですが、下肢全般に渡る変形は腰神経群に対しても常に張力(牽引力)は働き続けている為、腰神経由来で診るのが正解であり、膝OA由来の下腿外側痛と見るよりも、L5領域の神経由来と見るのが正しく、現に治療効果長期持続性を鑑みた場合、腰部への循環改善を目指す事が正しい事を知れます。
 
このように下肢変形に伴う一見筋由来症状に関しても、変形が伴う事による筋細胞の走行率の変化は、自ずと神経及び脈管の走行率も変化させている事実もあり、神経群の張力(牽引力)にて生じる諸症状(神経由来)として見る必要性が高い事が挙げられます。もしもこの内容に関して術者が疑念を抱くのであれば、類似症状を持つ患者群に頭を下げて試せば良いのです。下腿外側のみへのアプローチと、腰神経群のみへのアプローチでVASの変化を追跡すれば答えは見えてきます。これらの事象から、神経由来症状が圧倒的に占めてくる高齢患者群に対しては、やはり1)と同様に長期QOL向上を求む健全な術者なら、下腿に対してのみアプローチを行う行為は患者への不利益を生むという事を意味します。他、幾つかの判断材料は存在します。冒頭で、改善自覚にはタイムラグが生じると書きました。これと同様に、患者の症状憎悪自覚に至る迄もタイムラグが生じるという事です。当日の過剰負荷による症状憎悪は当日に表れません。故に原因不明で症状憎悪を患者は自覚しますが、日常生活態度を数日遡る事で症状憎悪理由の答えが見えてきます。
 
4)高齢層や行動制限が出来ない患者に対しての下肢神経由来症状群へのアプローチを考える
注)以下は器質的異常の所見問わず下肢神経由来症状を持つ自制の効かぬ層及び高齢層に対しての話です
 
冒頭でも記述した通り、腰椎(特に腰椎下位)は常に自重に曝され続け、負担を抱えている現実からは逃避出来ない部位でもあり、その結果、腰部痛や下肢痛へと派生していくのは、腰部へ負荷を掛け続けた現実を患者に痛みとして教えるサインとなり、器質的異常の有無問わず、長引く腰部痛や下肢痛は患者のQOLを降下させます。
 
では、これらの諸症状を抱えた患者群との対峙内容として挙げられる事は幾つかあり、今回の本題になってくるのですが、 高齢層のように複合的に症状を惹起している群や、行動制限の指示を聞かない群というのは当たり前のように存在します。寧ろ、行動制限の指示を聞いてくれる群のほうが少ないでしょう。改めてですが、患者の身体に対して変化を齎すという行為は、患者にとっては不自然な状況に一時的ながらも置かれるという事を術者も認識する必要があります。患者は痛いなりにも痛いなりの身体で過ごしてきた事実があり、痛いなりにも痛みに抗した日常生活を過ごしている事実は、痛みに抗した状態である筋群である事。痛みに抗した伸短縮率を持つ筋群を走行する神経及び脈管の伸張率の変化が既に発生している事を意味します。
 
その状態に対し、術者が外的に変化をさせていく事になるのですから、患者にとっては不自然な状況に曝されるのです。私達の業界は弛緩にばかり目が行きがちですが、果たして弛緩という手段に諸手を挙げて取り組む事だけが正しい事なのかを考えなければなりません。実は、この弛緩行為自体に、高齢層や行動制限の指示を守れない患者群に対しての落とし穴が存在します。行動制限の指示は、患者の自尊心をナイフで抉る行為です。しかし、患者のプライドが邪魔している以上、治らないという事も付け加えておきます。治療作用以上に日常生活で損傷を加え続けていれば、損傷作用のほうが上回り、改善自覚を得る事はないのです。そして多くの医療・代替医療者は、この当たり前の事実を当たり前のように知っています。行動制限の指示は、患者に嫌われる行為である事も知っています。故に強く言えません。しかし、行動制限により回復に至る事実を熟知しているのは患者自身なのではないでしょうか。
 
下肢神経由来症状を伴う患者群のみに対してなのですが、自省の念も込めて書くと、懸命に患者の症状を消失させようとする行為が爆弾を抱える場合もあるという事実も知ります。故に、自制の効かせられぬ患者群や高齢層に関しては、既に過去とは大きく治療内容も変化しているのも事実であり、患者負担の減少化に努めています。患者負担(治療ストレスや治療時間、侵襲箇所の減少等々)の減少化は治療継続意識を強める一因ともなり、継続治療が施される事によっての累積効果により、高い治癒率を誇れるようにもなります。  
                                                            ~以下略~

5)一般の方も見ているとは思いますので、下肢神経由来症状とはどのような内容かと言うのは下記を↓。よくよく見れば分かりますが、患者は診断名と症状をイコールで結びつけています。多くの患者群のラインというのは、このラインである事を術者側が認識する必要性もあるでしょう。既に「椎間板ヘルニアなんて関係ないよ」が当たり前の医療業界と、患者との理解のギャップを埋める為には、幾つかの段階を経て説明しなければ納得してもらえないでしょう。

50歳男性です。もともと左L5/S1にヘルニアがあり、歩くと間欠破行があり臀部から足首にかけて痛みと痺れがありましたが、1年前から左足親指の感覚異常(紙が張り付いている感じ)があり、緩徐に進行し、ここ1ヶ 月進行が早く、足指は親指から薬指まで感覚異常が広がり、右足指と比べると筋力低下と動かしにくい症状があります。また、左腿の筋力低下、膝と腰の脱力感が、足指の異常感覚とともに急速に進行しています。安静時や短い距離の歩行で全く痛ない時にも脱力を感じます。痛みがないのに感覚異常や脱力があり進行するのは他の原因の末梢神経障害とも考えられるでしょうか?ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因なら早く手術した方が良いのでしょうか?

僕は椎間板ヘルニアを患っています。今は高1なのですが中3のはじめからヘルニアになりました。痛くなれば休んで治ったら復帰する、みたいなのをずっとやっているうちに、腰痛からお尻 や腿裏に痛みがくるようになりました。地面に座って前屈するとお尻が痛いです。腰やお尻、腿裏をケアしてもなかなか変わりません。

仕事でダンスインストラクターをやっている25歳です。去年から腰に違和感があり、先日病院で検査をしたところ椎間板ヘルニアと診断されました。 軽度なのでそれからしばらく安静にしていて、調子がよくなったので先日軽めの練習をしたら、急に激痛&足の痺れで立ってるのがやっとの状態になってしまいました。今は日に日に痛みはマシになってきていていますが、寝る時以外コルセットをして生活しています。もともとはレッスンや自分の所属チームでのコンテスト、バトル、ショーを中心にダンスをやっていたんですが、軽く練習をしただけであの激痛…と思うと完璧に復帰出来るのかと不安になってしまいます。自己管理を怠ったのだから自業自得と言われても当然だと思います。でも仕事がダンスなので余計に不安です…ダンスをやっていてヘルニアなどの腰痛がある方は、どのようにして復帰されましたか?
私は、事故にあって、頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニアで通院してます。たくさん症状あります 夜の痛みがあり、足のしびれ、手のしびれ、 かなり痛みあり長時間立ってられなくなります。ちぎれそうな痛みあり、寝れない。悪化なのでしょうか?脊髄から送られてくる水がないのですが、どうしたら? 保存療法で治ります? 悩み抱えてます。どうしたら?

力仕事で軽度の椎間板ヘルニアと診断されたのが1年前、一月ほどブロック注射、痛み止め、リハビリをしましたが全部効果なし、ブロックだけ数日効きました。軽度という割には立ってると30分しないうちに我慢できない痛みの坐骨神経痛の症状が未だにでます。それで手術をするか?と聞かれ、先生はあんまり乗り気ではなかったのですが、仕事にならないのでおねがいしました。紹介された病院に行き、診察した際に肥満で手術の器具が通らない。と言われ手術出来ませんでした。たしかに当時120㎏ありました。そして元の町医者にもどり、同じ治療をしています。しかし全くよくならず仕事も辞めました。
脊柱管狭窄症について 教えてください、お願いします。先日、80代の祖母が頚髄症と腰部脊柱管狭窄症との診断を受けました。もともと活動的な祖母で、出かけるのが大好きだったのですが、急に症状が悪化してしまい、今はトイレに行くのにも介助が必要な状態です。そこで質問なのですが、主治医からは手術をすることはできるがどこまで改善するかわからない(それはもっともだと思っています)、このままだと投薬等による治療では改善する見込みはないと言われ、まだまだ自分のことは自分でしたい祖母は手術を希望しています。

腰椎すべり症になり、脊柱管狭窄症になりました。最近車の追突事故をもらい。痛み、と痺れがとれず精神バランスも悪くなりジアゼパムとエぺナルド、ロキソニン、テプレノンカプセル、を併用で服用しています。飲み合わせは大丈夫ですか?

医者から頸部脊柱管狭窄症との診断を受けました。手術したほうが楽になりますか?首筋が痛くて、左手指先がずっと痺れています。医者から頸部脊柱管狭窄症との診断を受け、手術した方が楽になりますが…と言われました。ネットで調べていると手術しても良くなったとは聞いた事がないとか書いてあるのですが、本当でしょうか?手術した方が楽になるなら、是非手術を受けたいと思っているのですが、あまり改善されないようなら手術しても意味がないし・・・、どうしようかと迷っています。(48歳 女性)

75歳の母が椎間板すべり症(腰椎すべり症)で固定術の手術を受けるか迷っています。2年ほど前から腰痛がひどくなり鎮痛剤がなくてはいられなくなり近所の総合病院整形外科で保存療法を続けるもよくならず。かかりつ け医の紹介で別の総合病院整形外科に移り3ヶ月神経ブロックを受けました。10-14日間隔でまたブロックを受けないと痛みます。最初は脊柱管狭窄症との診断でしたが検査入院した結果椎間板すべり症で固定術という術式の手術を薦められ申し込んだのですが先生の説明によるともしかすると痛みがとれるかもしれないというメリットがあまり感じられない説明に手術を受けるか迷ってきました。

このような症状を訴える方々です。隣近所にも似たような人は沢山いるでしょう。寿命が伸びている今世は、加齢による椎体(椎間板や椎間関節含め)の圧壊や各関節の摩耗による種々の神経由来症状を抱える患者は増えてきます。これらの患者群が、痛いながらもこのように純粋な整形領域患者の状態のままでいてもらえれば治療内容や伝達内容というのは少量で済みます。それが今はhttp://blogs.yahoo.co.jp/anti_white_supremacy/12818315.htmlにもあるように、整形領域患者に対して向精神薬の処方が多過ぎる故、難治例、重症例が後を絶たないのです。向精神薬で暫く凌いだ群と、そうではない群では、治療内容や伝達内容も大きく変化する他、治癒までの速度が大幅に異なります。せめてNSAIDs程度で後は放置してくれないかというのが本音です。誤解を招く書き方かもしれませんが、痛みが行動制限に繋がるのなら、私は痛みを自覚し続けてもらう状態を取る人間です。特に今件の場合、不可逆的な圧壊や摩耗及び、神経や脈管損傷の進行が示唆される症状群に対しては、痛みを薬で誤魔化し続けて動き回る事のほうが中長期的視野で見た場合、重症化に繋がります。最早毎年恒例となりましたが、位置づけは向精神薬ではないにせよ、リリカに始まりリリカで終わる一年にならぬよう切に願います。今年の依存、今年の内に。
 
以下参考↓
 
 
プレガバリン(商品名リリカ)は、2010年6月に販売が開始され、販売開始当初は「帯状疱疹後神経痛」のみの適応であった。その後、「末梢性神経障害性疼痛」、最近では「線維筋痛症に伴う疼痛」に適応が拡大され、医療現場で急速に使用が拡大しているようである。ベンゾジアゼピン剤とカルシウム拮抗剤の両面を有すると考えられ、
そのことを示すように害は多種多様である。害の実態と作用機序が十分に知られないまま使用が拡大することはきわめて危険である。重大な事故防止のため、薬剤の性質と害についての理解が必要である。最近、プレガバリンとその類似薬剤ガバペンチンによる「乱用(abuse)と中毒(addiction)」に焦点を当てた報告がプレスクリル誌に掲載されたので、これを中心に紹介する。
 
欧州連合EU)では、プレガバリンは、部分てんかん神経因性疼痛全般性不安障害に、ガバペンチンは部分てんかん神経因性疼痛に対し、いずれも第二選択薬剤である。日本のリリカの申請資料概要には、GABA系への影響がないかのように記載されている。しかし、プレスクリル誌の記事で詳細にレビューされているように、臨床的に依存・乱用・中毒・離脱症状が出現することは明瞭である。また、ガバペンチンは、GABA合成増加、遊離促進、ヒト脳中GABA濃度増加、GABAターンオーバー増加、分解抑制を示し、ガバペンチン離脱性のカタトニアが少量のロラゼパムで完全に消失した。これらの点から、種々の機序でGABA神経系を促進すると考えられている。また、電位依存性カルシウムチャネルの補助サブユニツトα.-δ蛋白と高親和性があり、カルシウムの細胞内流入を阻害する。そのため、ニューロンシナプスにおけるカルシウム拮抗作用だけでなく、末梢平滑筋、免疫細胞、血球系、心筋などほぼあらゆる細胞のカルシウムチャネルに影響があると考えられ、それに伴う害とGABA作用に伴う害が重なり、多種・多様である。両剤の害作用の種類は非常に類似し、精神神経障害、胃腸不良、体重増加、浮腫、肝臓の損傷などである。プレガバリンは発疹、過敏反応、心不全も引き起こしうる。
 
プレガバリン中止による離脱症状は、吐気や嘔吐、発汗、動揺、混乱、妄想、暴力、過覚醒、悲しみ、感情のもろさ、泣き続ける、鬱または「落ちていく」ような感覚などであった。アルツハイマー病患者では、これらの症状と既存の症状(攻撃性、病的多弁を伴う興奮、妄想、治療拒否)も悪化した。ガバペンチンでも中止後1週間以内に、発汗や蒼白、眼球突出、疼痛、興奮、短気、不安、動揺、混乱、失見当識、動悸、震え、発作など同様の離脱症状が出現した。入院や休職が必要になることも少なくなく、中止後、既存症状の悪化と強迫観念、うつ、不眠症も起きていた。神経障害性疼痛に対するプレガバリンの緩和効果は、アミトリプチリンなど三環系抗うつ剤より劣り、害は耐性や依存、乱用、中毒、離脱症状を中心に大きい可能性が強い。承認前の情報にとらわれることなく、十分な効果と害の検討が必要と考える。

1)Gabapentin and pregabalin: abuse and addiction.
  Prescrire Int 2012:21(128):152-153
2)TIP誌2012年7月号(上記の翻訳と解説)

              
 
 
6)術後事例↓ (リンク切あり) 術直後は比較的調子が良いのは何故でしょうか。そこを考える事も大切です。術直後の軽快例…その答えは除圧でも固定でも除去でも無い部分に転がっている事を知ります。ヘルニア100年の黒歴史は、患者側が気づき、理解を埋める事が先決です。「手術でも治らない症状」と嘆くのではなく、「手術では治らない症状」と言う理解になるまで回復はありません。

A)ヘルニア手術直後から痛みが消えない事例
B)ヘルニア手術後に足の痛みは取れたが、腰痛が強くなった事例
C)ヘルニア手術直後から痛みが消えない事例
D)ヘルニア手術直後から痛みが消えない事例 + 手術のリスク 
E)ヘルニア手術半年後に足の痛みが戻った事例
F)ヘルニア手術後10日で手術前の激痛が戻った事例
G)ヘルニア手術後3ヶ月たっても一日中起きてられない事例
H)脊柱管狭窄症手術で痛みが悪化した事例
I)脊柱管狭窄症手術でも痛みが完全に消えない事例
J)脊柱管狭窄症手術で痛みが消えない事例
K)脊柱管狭窄症手術で数日後に同じ場所に痛みが再発
L)脊柱管狭窄症手術で痛みに対する効果が無く全体として悪化した事例
M)ヘルニア手術から半年後で腰痛があり自宅療養中の事例
N)脊椎管狭窄症で手術は「成功」だが痛みが無くならない事例
O)ヘルニア手術二回目、手術10日後に痛み復活で今度は脊柱管狭窄症と診断された事例
P)ヘルニア手術、2週間後で痛みが残っている事例
Q)2回目のヘルニア手術後、2ヵ月半たっても痛みが残っている事例
R)ヘルニア手術後、約半年で痛み、痺れが再発。しかし、手術箇所には問題が無い事例
S)ヘルニア手術後、3ヶ月、くしゃみ一発即死の痛み&寝返りも激痛と言う事例
T)ヘルニア手術をしたにも関わらず慢性腰痛になり6年経った今、歩行も困難になってしまった事例
U)ヘルニア手術(頚椎)したにも関わらず腕が痛く、思う様に動かせない事例
V)ヘルニア手術後、一ヶ月たっても、お尻から足が痛くて10分も歩けない事例
W)脊柱管狭窄症手術後も下肢の痛みに悩んでいる事例
X)脊柱管狭窄症手術後、2年経っても痛みが全く変わっていない事例
Y)ヘルニア手術後、神経圧迫は無くなったにも関わらず半年たっても経過が良くない事例
Z)脊柱管狭窄症手術は「成功」だったが痛みが軽減されない事例
a)脊椎管狭窄症で7年間に3回手術をしているにも関わらず良くならない事例
b)ヘルニア手術後、1ヶ月半たっても、手術前と変わらない痛みがある事例
c)ヘルニア手術後、1ヶ月たっても、手術前と変わらない痛みがある事例
d)ヘルニア手術後、痺れは良くなったが、3年たってもまだ腰にかなりの痛みがある事例
e)ヘルニア手術後、半年で激痛が復活。今度、手術を受けたら3回目という事例
f)ヘルニア手術後、二ヵ月半経ってもしびれ、痛いが強く、立ちっ放が辛い状態の事例
g)ヘルニア手術後、1ヶ月経っても痛みがある事例
h)脊柱管狭窄症手術後、痛みがとれず1年後の今は痛みがひどくなってる事例
i)脊柱管狭窄症手術後、1ヶ月経っても右殿部の痛みで歩行困難な事例
j)脊柱管狭窄症手術後、4ヶ月経っても殿部から足の痛みで歩くのもやっとの状態。
k)脊柱管狭窄症手術後、痺れが改善されない事例
L)脊柱管狭窄症手術後、痛み、痺れが改善されなく、3年後の今も同じ状態の事例
m)脊柱管狭窄症手術後、10日経った今も痛みが取れない事例
n)脊柱管狭窄症手術後、3日後から手術前の痛みが戻った事例
o)腰部脊柱管狭窄症として椎間板固定手術を受けたが状況に変化無く、再手術で固定具除去した今の生活が困難な事例
p)ヘルニアPLDD(レーザー治療手術)後、お尻から下肢の痛みは取れたが、新たに腰に痛みが発生した事例
q)有名な整形外科医による腰椎脊柱管狭窄症の手術をしたが、痛みは悪化している事例
r)腰椎脊柱管狭窄症の手術で悪化、一年経っても少しだけしか歩くことができない事例
s)ヘルニア手術後4ヶ月、仕事に復帰できたが腰に痛みがあり、酷いときは休みながら歩く必要がある事例
t)ヘルニア手術後3ヶ月、痛みが引く気配無く、むしろ酷くなった感じ。という事例
u)ヘルニアとすべり症手術後から腰及び足の痛みがあり、3年経った今年々痛みが強くなってきている事例
v)ヘルニア手術後3ヶ月、右のお尻から裏太腿が痛く、未だに歩行困難な事例
w)4年前のヘルニア手術後から痛みがある事例
x)14年前に手術をし、最近再発。右足が痛いが反対の左側のヘルニアが発見されて椎間体固定術を勧められている事例
y)
ヘルニア手術後から症状が軽減しない事例
z)ヘルニア手術後に痛みが残っている事例
A')ヘルニア手術後もしびれが取れない事例
B')二回目のヘルニア手術。でも、痛みが取れない事例
C')ヘルニア手術したが痛みが取れない事例
D')ヘルニア手術して腰は良くなったが足が痛くなった事例
E')ヘルニア手術で84万円。痛みがなくならない事例
F')ヘルニア手術を二回受けたが痛みがなくならない事例
G')ヘルニア手術したが痛みが取れない事例
H')3か月間にヘルニア手術を二回受けたが痛みがなくならない事例
7)「“Debating the value of spine surgery.”:脊椎外科手術の有用性を検討する」
Lumbar arthrodesis is a commonly performed operative procedure for the treatment of low back pain. Recently, total disc arthroplasty has gained some acceptance among surgeons and patients. However, the indications for and results of back pain surgery remain controversial and confusing. Available information suggests that meaningful functional improvement from these procedures is debatable and that the cost of such elective operations is high. Currently, lumbar disc replacement has gained minimal support from governmental and private payers. Among those attending this symposium at the 2009 Annual Meeting of the AOA, the vast majority concurred that Medicare and private insurance should not necessarily pay for disc replacement surgery. Interestingly, among this skeptical group of orthopaedic surgeons, only 23% believed that degeneration of the intervertebral disc is the major cause of low back pain. When asked the hypothetical question, "If you experienced chronic low back pain with degenerative changes at one level, what course of treatment would you opt for?" 61% responded that they would choose nonoperative treatment and 38%, that they would choose no treatment. Of more than 100 respondents, only one responded that he or she would undergo fusion and one admitted a willingness to undergo disc replacement in this hypothetical scenario.                         
AOA(アメリカ整形外科学会議)の2009年度会議での脊椎外科手術に関する専門医の意見です。主な内容は以下のようなものです。「腰椎の関節固定術が腰痛治療のためによく行われる手術で、全体的な椎間板症については、外科医と患者間でわずかながら承認されてきた。しかし手術の結果とその指標については、論争の的で混乱したままである。開示されている情報によれば、こうした手術による機能的改善が有意義であるかどうかは議論の余地があり、手術を選択するにもコストが高い。支払う側(政府や個人)からの支持も極めて少ない。2009年の会議では、椎間板置換術(disc replacement surgery)に対してメディケアや民間保険は必ずしも支払うべきではないとする意見が圧倒的だった。興味深いことに、この懐疑派の中でも椎間板変性が慢性腰痛の主要な原因と信じている整形外科医は23%に過ぎなかった。「もしもあなたに1つのレベルで退行性変性による慢性腰痛の経験があれば、どんな治療のコースを選びますか?」という仮定の質問に対して、61%が保存療法(nonoperative)と答え、38%が何もしない、と答えている。100人以上の応答者の中で、固定術か椎間板置換術を自分の意志で選択する、と答えた脊椎外科医はただ1人だった」とあります。

                   
            損傷を受けた組織は粗雑であり、内部走行の神経及び脈管の疏通も悪い

頭痛や目眩等の自律神経症状や、頸神経由来の整形領域的症状に関しても、指圧やマッサージ等々で頸部に揺さぶりを掛ける行為は悪くなる一方です。頸神経群含む頸部の主要な神経及び脈管は容易に圧を加えられる深度に位置し、患者の体格にもよりますが、約1.5センチ程度の押圧で、横突起は触知可能な程、浅層部に位置します。
 
再三書きますが、神経由来症状を抱える身体に、組織伸張、組織短縮を他動で求む行為は、筋組織を平行、貫通して走行する主要な神経及び脈管の張力(牽引力)も大きく変化し、その結果、神経(根)炎症が惹起された場合、更なる治癒遅延を招きます。押圧の力価次第では、筋細胞を主とした柔軟性欠如に付随した硬化や肥厚による易損傷(易断裂)及び内部走行下の各種神経及び脈管(頚神経叢、各種頚神経節、他、総頚動静脈や内頚動静脈等)の持続的絞扼による更なる自律神経症状の惹起や、知覚過敏や知覚鈍麻等の皮膚知覚異常も惹起される可能性もあります。力価等々の諸問題も多く絡み合う事なので推定論を脱する事は出来ませんが、仮に無症候の人間が上頸部中心に対して強圧を加え続けられた場合(1week/1回程度)、約2ヶ月弱で局所のROMの低下や、比較的全身に渡る生理的機能の低下(不安定)が見られ、結果的に種々の身体症状や精神症状として患者にサインを提示し始めます。更に、疼痛閾値の上昇は更なる強い圧を患者は求め、悪循環となります。
 
そもそも論として、揉む事が症状改善の治療行為に繋がるのなら私が揉み、投薬や手術が治療行為になるのなら、そちらを勧めています。他、歩行運動、体操、ストレッチを患者に強いる事や、世間一般で言われる良い姿勢を強いる事、団体行動を強いる事も、神経症状を発症している患者に求める事も回復の遅延に繋がります。痛いから動けないのであり、痛いから腰を曲げているのであり、痛いから立てない状況を皆で理解する事も、早期回復に向け大切な事です。
 
上記を由来とした筋群等は外的刺激(針)による疼痛閾値が上昇している他、針尖で感じる粘性(抵抗感)も異なります。(外傷性要素の高い受療ケースや、種々軟部組織の経年による硬化的抵抗もありますが)組織弛緩に伴い脈管の循環改善が始まれば、疼痛閾値も低下していく旨の伝達も必要な事です。粘性が高度、且つ年齢による痛覚受容器の多少はあれど、外的刺激に対しての痛覚閾値が予想よりも高い、更に自律神経症状も併せて呈している群というのは、相当強圧で揉まれてきた証拠でもあり、加療期間も左右する重要な聴取事項です。

※昨今、多くの被害者の声により、向精神薬及び精神医療の実態が大きなメディアを通しても報じられ、減薬~断薬が一種の流行になっていると情報が入っています。危険性を知ったからと、減薬~断薬は興味本位で取り組めるような生易しいものではありません。急激な減薬~断薬は命に危険を及ぼす場合もあります。自己判断では行わないように※
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