藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

飲めば天国、辞めれば地獄、飲み続ければさらに薬の増量化 4

食品の栄養摂取状態により発生する症状に関しては後々記述しますが
(←実はこっちが最重要なのですが、キリがなくなるので今は書き控えてます。現場でだけ。
酒やタバコのような年齢の法的規制の無い誰でも手に入る食べ物が世の中には蔓延していますね
 
飲んでも飲んでも良くならないと薬を足してばかり(強い薬に変える、増量する等など)の
薬好き人間の行く末は、原発特定不能の迷宮入りのまま死んでいく患者が多い。
 
実際に周りにいませんか?
「元症状の悪化」「高齢だから」で済まされる話ではありません。
 
「この薬、何か違うんじゃないか?」
 
その本能的感覚を大切にして下さい。今回は身近なものから。


コレステロール低下薬で値を下げても、心筋梗塞を予防できる根拠はない
●低コレステロール値だと、脳出血うつ病になりやすい
コレステロール値の高い高齢者ほど自立して、長寿を保っている
●220㎎/dlという数値は捏造といっても過言ではない悪質な操作で作られた
コレステロール高値のみが問題である人では、心筋梗塞に対する心配は不要
●高コレステロール血症は検査病(他に高尿酸血症、高血圧など)
●男性よりも心筋梗塞になるリスクの低い女性が、男性の2倍も服薬
 
現在コレステロール低下薬を飲んでいる人の圧倒的多数は、単にコレステロール値が高いだけだ。
遺伝的に心筋梗塞を起こしやすかったり、心筋梗塞を起こしたことがあったり、
糖尿病だったりするリスクの高い人々ではない。コレステロール低下薬を服薬する最大の理由は、
心筋梗塞の予防とされる。しかし、「コレステロール低下薬を使ってコレステロール値を下げても、
心筋梗塞を予防できるという根拠はない」という事実を知れば、
それでもまだコレステロール低下薬を飲み続けるだろうか。

世界的にみても、コレステロール低下薬によって女性の心筋梗塞を予防できるという根拠はない。
男性の場合、日本人では実際的な予防になっていない。それにもかかわらず、
国内だけで年間3000億円というコレステロール低下薬が消費されている。
これは必要と見積もられている費用の6倍以上になるという。

このようなコレステロール低下薬の乱用が公然と行われるようになったのは、
日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患診療ガイドライン」で、
コレステロール血症の診断基準が「220㎎/dl」と決められたからだ。

診断基準220㎎/dl」、および危険因子のない場合の「管理目標値240㎎/dl」という
数値にはなんの根拠もない。しかも、管理目標値については、
男性45歳以上、女性55歳以上という加齢が危険因子になるとして、
実質的に「220㎎/dl」になるように仕組まれている。
 
基準作成者が命について何も分かっていない証拠、加齢による変化には、
必然性・必要性のあるものが多い。コレステロールもその一つで、
それ故極端でない限り高コレステロールの高齢者ほど元気なのだろう。

健康診断で220㎎/dl以上の人を見つけ、
「高コレステロール血症」という病名を付け、生活指導で下がらなければ服薬させるのだ。
コレステロール値を220㎎/dl未満にしなければ心筋梗塞を起こす。
コレステロール値は低ければ良い」
こうしたコレステロール神話
日本で誕生したのである。

「220㎎/dl未満」というのも問題ならば、
「低ければ低いほどいい」というのも問題だ。
「低ければ低いほどいい」の方が大問題。
スタチンによる死者は大部分が下げすぎた結果発生していると推定されるからだ。

コレステロール値には適正範囲があるはずなのに、「ガイドライン」には下限が示されていない

コレステロール値が150㎎/dl」などと、低いことを喜んでいる人は多いが、
これほど低いと健康上の問題が生じる可能性が高い。
信頼できる疫学調査では、コレステロール値だと、脳出血うつ病になりやすいだけでなく、
ガンなどがふえて総死亡率が高くなることがわかっている。
コレステロール低下薬には、
横紋筋融解症(骨格筋の融解、壊死により筋細胞成分が血液中へ流出する病気。
自覚症状としては、四肢の脱力、痛み、赤色尿などがある)や神経障害などの重大な副作用もある

2003年に刊行されてベストセラーとなった『私は薬に殺される」(幻冬舎)では、
コレステロール低下薬などによって横紋筋融解症になっていく様が詳細に描かれている。
安易な服薬が深刻な結果をもたらすことを明らかにしている。
そもそも、コレステロールとは、細胞膜やホルモンの材料として重要な物質である。
「低ければ低いほどいい」というわけがないことは、常識があればわかる。
 
これまでの研究から、コレステロール値の高い高齢者ほど自立して、長寿を保っている
少なくとも高齢者は高めがいいことは明白だ。
薬で下げれば、健康上の問題が生じないほうがおかしい。
製薬会社と専門医・研究者は、コレステロール低下薬の乱用という「社会的犯罪」について、
ガイドラインの数値を介して「共犯関係」にあるといえよう。

「○○学会」という名称や研究者に対する社会の信頼感は極めて高い。
この信頼感を利用して、製薬メーカーは巧みな売り込みを図っている。
その方法は、「ガイドライン」の220㎎/dlという数値を基に、
マスコミ操作によって国民の恐怖をあおる一方、開業医(非専門医)に対して、
この数値を超すと治療が必要であるという、間違った情報を流し続けることである。
「血液ドロドロ」というキャッチコピーを知らない人はいないだろう。
このコピー普及の後押しをした専門医は少なくない。
 
かくて、動脈硬化学会の高コレステロール血症の診断基準は常識とされるようになった。
しかし、診断基準、管理目標値ともになんの根拠もない数値だ。
そればかりか、基準値を決める元になった日本人のコレステロール値と
心筋梗塞の発症頻度の関係を示すデータに作為が働いている疑いが極めて濃厚だ。
有り体にいえば、220㎎/dlという数値を出すために、
捏造といっても過言ではないような悪質な操作が行われているとしか考えられない。

基準値を決定するのはそれぞれの学会から選ばれた専門委員である。
この委員が製薬会社寄りの決定をしているとすれば、基準値はどんどん下がっていく。
わずかな基準値の切り下げが大量の病人をつくりだし、製薬会社に莫大な利益をもたらすからだ。
220㎎/dlを基準にして、不必要な恐怖感にとりつかれた国民と「ガイドライン」をう呑みにして
投薬する医師年間3000億円という「スタチンバブル」が健康保険財政の大きな負担になっている
(「スタチン類」とは、最もよく使用されているコレステロール低下薬の総称)。

心筋梗塞を免れたいと思えば、肥満にならないように適切な食事、運動をすることだ。
そのうえで、禁煙を実行し、糖尿病や高血圧の人は必要な対策を行うことが近道である。
さらにいえば、コレステロール高値のみが問題である人では、心筋梗塞に対する心配は不要である。
 
コレステロールのように基準値を設けて、それ以上だと病気とする「検査病」は多い。
高尿酸血症痛風の原因になる)や高血圧などもこれに当たる。
この基準値が極端に低く設定されていると、ほとんどの人が病気だと認定されてしまう。
その典型例がコレステロール血症である。

日本の「ガイドライン」に従うと、閉経後の女性の半数は220㎎/dlを超えているという理由で
治療の対象になるが、この女性たちの心筋梗塞のリスクは非常に低い。
副作用の危険を承知で低リスクの女性に服薬を勧めるのが医療といえるだろうか。

実際、60歳以上の全女性の1割以上が不必要なコレステロール低下薬を飲んでいると
推定できるデータがある。
男性よりも心筋梗塞になるリスクの低い女性が、
男性の2倍も服薬
しているのだ。乱用されているといわざるを得ない。

全国津々浦々で行われている
薬物による「緩慢な殺人」
あなたもいつ被害者になるかわからないのだ。

日本人は薬好きだといわれる。服薬することは、副作用というリスクを背負い込むことである。
このことは、すでに常識になっている。コレステロール値の高低に一喜一憂しながら、
不安な日々を送っている人々に新たな指針を示せれば幸いである。


精神薬:
覚せい剤や麻薬そのもの。すべてをドツボにはめます。

抗ガン剤:
ほんの一部のマイナー癌を除いて確実に寿命を縮め死に至らしめます。
完治しないこと、一時的な縮小以外の効果がないこと、寿命が縮む事は厚生労働省さえ認める、
意味のない猛毒薬です。

降圧薬、抗コレステロール薬:
発がん率、感染症死亡率を増加させる薬です。
確かに血圧やコレステロールは下がりますが、動脈硬化の危険度との比較はされません。
基準のウソもいまだ多くの人が知りません。飲んでいる人の7割~8割は意味がなく、
自分の寿命を縮めています。それでも欲しがるのでどうしようもありませんが。

内服抗生剤:
大した効果もなく、体内免疫は狂わせ、風邪の治りはむしろ悪くなります。
腸内細菌は狂い善玉菌は死に耐性菌は作る。人々を感染症により死に至らしめるような薬です。
点滴の抗生剤には一定の価値がありますが、内服などほとんど無駄です。

ワクチン:
不妊自閉症、神経障害、感染症の増加などを引き起こし、同じく免疫を狂わせます。
罠が何重にもなっていて、かつ分かりにくいというのがミソです。

輸血剤:
なかなか着目されませんが、無駄な使用でかなりの死人を出しています。
一剤一剤がかなりの儲けをもたらしてくれるため、病院で使用されるのにことかきません。
本当の救急医、本当の麻酔医はぎりぎりまで輸血剤は使わないものです。
全く使わないことをポリシーとしている医師まで存在します。

手術、放射線
本当に必要な癌の手術や放射線治療と異なり、
今どれだけ無駄な治療が日々おこなわれているか、
一般人は知らないと思います。おそらく現行の7~8割は無駄な治療かむしろ悪くなる治療です。
癌だから必ず手術というわけでもありません。放射線治療も同義です。

胃ろう、IVH:
老人に対するこれらの処置は、もはや延命栽培と呼ぶに等しい状況になっています。
多くの人が胃ろうして良かったかを悩むのは当然のことであり、
当事者がやらないでくれというのも当然のことです。しかし医学者にとってはお構いありません。
その専門家の助言とやらは善意であんで包んだお金という誘惑でしかないのです。

胃薬:
本当に胃潰瘍や十二指腸潰瘍がある時以外、
胃酸抑制剤(ガスターなどなど)は意味をなしません。
また胃薬だからと副作用を軽く見られておりますが、血小板減少などもみられますし、
H2ブロッカー(ガスターなどなど)はヒスタミンに作用しますので、
主ではありませんが精神作用があります。
つまり胃薬を飲み続けているとうつになる可能性があります。

アレルギー薬(花粉症、じんましんなどなど):
同じく抗ヒスタミン薬といってヒスタミンに作用しますので、精神作用があります。
アレルギーの薬で眠くなるのはこの結果です。
つまり同じく飲み続けるとうつや精神病発症のリスクが高まります。

解熱鎮痛薬:
忘れてはならない重要な医原病薬です。
精神薬に匹敵するほど常習性があります。鎮痛剤中毒という有名な言葉がありますが、
飲むほどに痛くなることがままあります。解熱作用もあるので免疫力も低下しますし、
胃潰瘍の副作用、腎障害の副作用もよく表れます。どうしても痛いときに一時的に使う以外は、
害ばかりの薬です。

感冒薬:
解熱鎮痛薬に近いですが別成分が入っていることもあるので分けます。
解熱成分だけでなく他の成分も、風邪の治りを悪くし最悪免疫錯乱状態を引き起こし、
感染死を引き起こすことさえあります。他の副作用は解熱鎮痛薬に似ます。
目先の利益を尊ぶ日本人の代名詞のような、体を悪くする薬です。

免疫抑制剤
ステロイドやリウマチの薬に代表されるものですが、
非常に危険で発がん率も高く、内臓を弱めることもあまり知られていません。
膠原病で重病の場合は免疫抑制剤が必要なこともありますが、
命にかかわらない病気にこれらを安易に使うと、体はどんどん弱くなっていきます。
当たり前ですが感染症の発生率も著しく高まります。

脳循環改善薬:
この薬は害は比較的少ないのですが、全く効かないことが大規模研究によって証明されています。
それでも人はこの薬を飲みたいのだから困ったものです。

漢方薬
決して危険でないわけでも何でもありません。
数少ない間質性肺炎ばかり医学では取り上げられますが、
麻黄(エフェドリン含有の興奮剤)や附子(トリカブトを加工したもの)のほうが問題です。
なぜトリカブトが毒になるのか、
皆さんは知らないでしょうが漢方でもそのような物質を使っているのです。
安全性ばかり誇張されていますが、なぜ漢方を飲むのか、飲む必要があるのか、常に考えてください。


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