強い副作用をもたらす「多剤大量処方」を改めるため、
薬漬け精神医療からの早急な脱却を図る必要がある。
統合失調症は幻聴や妄想に苦しむ病気で、患者数は約70万人。
多くは10代後半から20代で発症する。治療は、抗精神病薬による症状の緩和が中心になる。
抗精神病薬は、適切に使えば幻聴や妄想を軽減できる。
だが、量と種類が増えると手足の震えや意欲低下、高血糖など様々な副作用が表れ、
致死的な不整脈で突然死することもある。
PET(陽電子放射断層撮影)を使った研究では、
抗精神病薬の効果は比較的少量で発揮されることが分かった。
一定量を超えると体への副作用だけでなく、興奮や妄想など精神的な症状までもが強まることも知られてきた。
このため、抗精神病薬は薬の切り替え時を除いて1種類(単剤)のみを使うのが原則で、
欧米やアジアの主要国では70~90%前後の患者が単剤による治療だ。
ところが日本では、薬の力で患者の行動を鎮めることが優先され、
深刻な副作用が軽視された結果、多剤大量処方が横行した。
国立精神・神経医療研究センターの調査では、
単剤で治療する患者の割合は30~40%前後にとどまると見られている。
今回の減薬指針は、日本で販売される41種類の抗精神病薬を一覧表にし、
週あたりにどの量まで減らせるかなどを示した。処方されている複数の抗精神病薬の1種類を段階的に減らし、飲まなくても大丈夫なら次の薬を減らす。最終的には単剤だけの使用を目指す。
指針をまとめた同センターの山之内芳雄室長は「服薬量を急に減らすと反動で症状が悪化する恐れがある。
ゆっくり安全に減らせる速度を示した」と語る。
だが、この指針は多剤大量処方に苦しむ全患者に対応しているわけではない。
1000ミリ・グラム相当)を少し上回る患者が主な対象で、
2000ミリ・グラム超の大量処方患者にも指針のような減らし方でいいのかどうかは、はっきりしない。
抗精神病薬は、量が増えたり、服薬期間が長引いたりするほど減薬が難しくなる。
薬漬け状態で何年、何十年と入院する人は多く、こうした患者を対象とした指針作りが求められる。
2007年に北海道の総合病院に入院し、9日後に心肺停止した38歳の男性患者は、
「呼吸中枢まで抑制されたのでは」との指摘もある。
男性は意識が戻らぬまま翌年死亡し、現在も民事訴訟が続く。
地裁は「心肺停止は抗精神病薬の作用によって生じたものと認めることができる」としながらも、
「日本では他の医療機関でも行われてきた処方内容だ」などとして請求を棄却、
高裁での棄却を経て、家族は最高裁に上告した。
多剤大量処方の弊害は、日本でも10年以上前から指摘されていた。
しかし、精神科関連学会は明確な指針を示さず、司法や行政が被害者を救うことはなかった。
今回の減薬指針は、単なるマニュアルにとどまらない。減薬が必要な患者が多く存在し、早急な対応が必要であることを厚労省研究班が明確に示したことに大きな意味がある。学会も国も司法も、もう見て見ぬふりは許されない。減薬の推進と被害状況の調査に全力を傾けるべきだ。(医療部 佐藤光展)
上記記事内には記載がありませんが、
亡くなられた患者への投薬内容等の貴重な資料が手元にあります。
北見赤十字病院 精神科に入院後、下記の投薬がされ9日後に死亡。
トロペロン(点滴) (抗精神病薬) 8~24mg
トロペロン(内服) (抗精神病薬) 25mg
ヒベルナ (抗ヒスタミン薬) 30mg
上記記事内にも書かれている通り、CP値換算で6000mg。どれ位の量なのかと例えれば、
1日500錠の睡眠薬を飲んでいたらどうなるかと。
弁護側の主張
・そもそも、この投薬は多剤にあたらない
・その治療は教科書に載っている
・その教科書には危険性はないと書いている(※今の教科書には危険性があると書いている)
・このケースの死因は不明で、呼吸抑制や不整脈の可能性はゼロ(※看護師のカルテには書いている)
・我々の病院では、私1人(研修医)で何十人にもこの量を投与している
・トロペリンとセレネースをセットで数アンプル投与する等は当たり前
・精神薬はどれだけ投与しても呼吸抑制は起きない(※添付文書には呼吸抑制、不整脈と書いている)
・入院中に無呼吸などが多数認められたが、呼吸抑制ではない
・被告医師のカルテは1日1行(※9日間で5行)
・被告医師は研修医
・原告側が主張(死因は不整脈か呼吸抑制ではないかとの主張)は可能性でしかなく、証拠がない
・もし呼吸抑制をきたすというのなら、その確率を%で示さなければ意味がない
その後、
>>地裁は「心肺停止は抗精神病薬の作用によって生じたものと認めることができる」としながらも、
「日本では他の医療機関でも行われてきた処方内容だ」などとして請求を棄却。
致死量を飲まされ続けて死んだと認めていながらも、
他の医療機関でも行われてきた処方内容である事で棄却。
ここまで馬鹿げた話はない。
(精神科で治療を受けて、重体に陥り、他の場所で死亡した、又は自殺した人の数は含まれていません)
上記グラフには含まれておりませんが、2013年7月段階で、一ヶ月の死亡退院数は1,882人。
精神科に於ける入院患者の死亡率は驚異的に高い。
精神医学はでっちあげの捏造医学であると捉えている私にとっては
精神科領域の話は一切する必要ないのだが、
現実問題として起きている惨事は昨日今日から始まった事ではない。
そして、そもそも論として仮に精神病というものが存在したとしても、
精神病は死ぬ病気なのか?
人間は感情を持つ生き物です。
怒りや悲しみ、苦しみ、落ち込み、そして痛み等々による悩みがピークに達した時、
衝動的に自殺をする人間もいるでしょう。しかし、上のグラフはそうではない。
あくまで、精神病棟に入院している最中に死亡している人数だけをカウントしたものである。
精神科医の数(心療内科、神経内科を含む) 約1万2千人
精神科病院の病床数 約34万床
精神科病院に入院している患者数 約32万人
精神科病院を「死亡」して退院する患者数 約2万2千人(1年換算)
在院日数が20年を超える患者数 約3万7千人
精神科病院の平均在院日数 約300日
精神科病院で縛り付けされている人 約8千人(1日)
精神科病院で閉鎖状態に置かれている患者数 約18万人
抗うつ剤が投与されている患者数 約263万人
抗うつ剤の自殺企図発現率 0.32%(1,000人中32人)
向精神薬による中毒死した人 約1万2千人(1年換算、東京都の数値より推計)
向精神薬の年間売り上げ(出荷ベース) 約6千億円
科学的に認められた治癒 0
科学的に認められた精神疾患の診断方法 0
精神科病院の病床数 約34万床
精神科病院に入院している患者数 約32万人
精神科病院を「死亡」して退院する患者数 約2万2千人(1年換算)
在院日数が20年を超える患者数 約3万7千人
精神科病院の平均在院日数 約300日
精神科病院で縛り付けされている人 約8千人(1日)
精神科病院で閉鎖状態に置かれている患者数 約18万人
抗うつ剤が投与されている患者数 約263万人
抗うつ剤の自殺企図発現率 0.32%(1,000人中32人)
向精神薬による中毒死した人 約1万2千人(1年換算、東京都の数値より推計)
向精神薬の年間売り上げ(出荷ベース) 約6千億円
科学的に認められた治癒 0
科学的に認められた精神疾患の診断方法 0
増大する精神医療関連社会コスト
増える医療費、健康保険への税金負担11兆円
精神疾患の医療費1兆9046億円(平成21年度)
精神疾患の社会コストは8.2兆円
生活保護予算4兆6250億円(平成22年度)約25%が精神疾患
自立支援費3兆4000億円(平成22年度)
増える精神疾患患者数200万(平成8年)から400万人(平成22年)
精神疾患の医療費1兆9046億円(平成21年度)
精神疾患の社会コストは8.2兆円
生活保護予算4兆6250億円(平成22年度)約25%が精神疾患
自立支援費3兆4000億円(平成22年度)
増える精神疾患患者数200万(平成8年)から400万人(平成22年)
失われる労働力
精神疾患による教職者の休職数 1995年の1240人から2009年5458人と5.16倍に増加
膨大な死者
14年連続の自死3万人越え(年間自死者数) 隠された中毒・不審死死者1000人~5000人?(年間推定数)
精神疾患による教職者の休職数 1995年の1240人から2009年5458人と5.16倍に増加
膨大な死者
14年連続の自死3万人越え(年間自死者数) 隠された中毒・不審死死者1000人~5000人?(年間推定数)
精神病院の治癒退院患者数:約200人
(1ヶ月、治療したと言われる人)
一ヶ月に病気が治って退院したとされる精神病患者の割合は、
わずか0.06%。小数点を切り捨てると、「0」になる。
治って退院した患者の9倍が、死亡して退院している。
(1ヶ月、治療したと言われる人)
一ヶ月に病気が治って退院したとされる精神病患者の割合は、
わずか0.06%。小数点を切り捨てると、「0」になる。
治って退院した患者の9倍が、死亡して退院している。
>>知人がその病棟に勤務していた期間は1年半。
その間に退院した患者さんは片手未満(5人未満)。
つまりは社会復帰病棟とは名ばかりの慢性期開放病棟である。
>>知人は病棟の様子も驚いたが、病棟内の患者さんの姿にまず驚いた。
表情はなかった。そして、姿勢は悪かった。歩き方、動作もちょこまかゆっくりしていた。
歩行が異様にゆっくりの患者さんがいた。
言葉は聞き取りにくく、慣れるまでは殆ど聞き取れない患者さんもいた、と言う。
洗顔、歯磨き、髭剃り、更衣、入浴が促されないとできない患者さんも何人もいた。
お金の管理も全くできない人もいた。物の整理整頓、管理が全くできない人もいた。
>>何故、看護師が監視(観察と言った方がよいか?)するのか?
精神科患者さんは食事をがっついて喉につまらせる人がいるそうな。
被毒妄想(食事に毒が盛られている)で食事を食べない人がいるそうな。
人様の食事を盗む人・・また人様に食事を差し上げる方もいるそうな。
そういう方々がいらっしゃらないか、食事の度に看護師が監視しているそうな。
>>精神病院から、特別養護老人ホームに移った人は、職員の受けがとてもいいと聞いた。
それは、いいことなのか?
>>だけど、殆どの患者さんから、妄想の訴えは聞かなかったと知人は言う。
性格に難あり、の人は数人いたが、世間にも十分いそうなタイプ。
>>今思うと彼ら(彼女ら)は本当に病気だったのだろうか?
>>精神科の治療というと、「心理療法」や「カウンセリング」が主だと思っている人が多い。
医師がじっくり話しを聞いてくれると思っている人が多い。
実際は「薬物療法」が主。中にはそれなりに話しを聞いてくれる医師もいるが、
病気を前提として話しを聞いている。話しを聞きながら、「あ~、相変わらず病識がないなぁ。」とか
「被害的だなぁ。」「妄想治まらないなぁ。」と心で呟きながら、
「薬どうしようか?」と考えているのが関の山。
>>入院患者の病名は9割5分以上「統合失調症」
>>精神薬の副作用の一つに便秘がある。
精神薬による便秘はかなり強力で、命まで奪ってしまう。
入院しても一ヶ月の治癒退院は200人。1800人以上の死亡退院。これを医療と言えるのか。