藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

再考をする 29 2023/8/22~2023/9/20

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ヒスタミン中毒とナイアシンフラッシュの共通点を読み、ナイアシンフラッシュ=治療目的の現状を再検討する」

 

暑い夏は食中毒の不安もあります。幾ら活きの良い魚を手に入れても、食べる迄の間、冷たい飲み物が欲しい等と貯蔵先の冷蔵庫の開閉も多くなれば、庫内の温度も高くなり、折角の魚も傷むでしょう。そればかりではなく、

 

>>意外な食材が原因と注目されるヒスタミン食中毒の事件も発生しています。それは「だしパック」※1)

 

原因が「だしパック」となると避け難く、不安であればそのものを使わない選択が最良と言えます。ではこのように、ヒスタミンが多く含有された食べ物を摂取すると、どのような症状が惹起されるかおさらいします。

 

>>食べた直後から1時間以内に、顔面、特に口の周りや耳たぶが紅潮し、頭痛、じんましん、発熱などがあげられます。重症になることは少ないですが、発症した場合には、抗ヒスタミン剤が効果的です※2)

 

後述と関連して考え易くする為にも、

 

>>食べた直後から1時間以内

 

>>顔面、特に口の周りや耳たぶが紅潮

 

を覚えておきます。左記の引用元に記載はありませんが、紅潮と併行して痒みも覚え易いと思います。ヒスタミン=痒み成分です。これらを紐づけると、紅潮=血管拡張=ヒスタミン分泌=痒み、が出来上がります。では次に、ナイアシンフラッシュと呼称される現象をおさらいします。ナイアシンはビタミンB3です。こちらのビタミンを大量に摂取した際、

 

>>ナイアシンを服用すると、30分〜1時間して皮膚がぴりぴりとかゆくなる、ナイアシンフラッシュが起こる場合があります※3)

 

良い見方の書き方であれば、

 

>>ナイアシンには血管拡張作用があります。そのため、ナイアシンを大量に摂ると、人によっては一過性で顔面紅潮、上半身のほてり、かゆみ症状が現れることがあります。これをホットフラッシュといいます※4)

 

良くない見方の書き方であれば、

 

>>過剰摂取により、血管拡張、下痢や嘔吐、消化管の疾患が起きる可能性があります。ナイアシン1型糖尿病脂質異常症高脂血症)の治療薬として使われることもあるので、治療薬を服用している人は過剰摂取にならないよう注意が必要※5)

 

です。因みに※4)は「ナイアシン フラッシュ」で検索をしてトップの記事、※5)は「ナイアシン 大量摂取」で検索をしてトップの記事です。水溶性ビタミンとは言え、大量摂取した場合、排泄過程でも他の水溶性ビタミンと比較すれば様々な現象を自覚し易い印象もあります。ではなぜ、ナイアシンを摂取するとヒスタミン中毒と同様の症状が出るかを見ます。

 

>>ナイアシンヒスタミンを放出させる作用があり、ヒスタミンを貯蔵しているマスト細胞からヒスタミンが大量に放出され、かゆみを伴う皮膚炎症やアレルギー症状が起きます※6)

 

このようにナイアシンの摂取で、貯蔵庫となるマスト細胞からヒスタミンが大量に放出され、結果として上述のヒスタミン中毒と同様の症状を自覚します。いわゆるフラッシュとは、ヒスタミンが大量に放出された状態を指します。その為、標題と絡めながらまとめると、ヒスタミンが増加した魚を食べて起きる血管拡張作用と、ナイアシンの大量摂取で惹起される血管拡張作用は、結果的に同じメカニズムで働いています。

 

相違点を挙げると、ヒスタミン中毒の発生は、ヒスタミンが増加した魚等を食べる毎に惹起される可能性があり、ナイアシンの場合は、体内のマスト細胞に貯蔵しているヒスタミン分泌を促す為、後者を継続使用する方々から散見されるのが、「フラッシュしなくなった」がその理由と考えられます。

 

しかしながら、代わりに活きの悪い魚を食べ続けるかと言えばまた違うと思いますが、近年は諸々の症状改善目的で、当該フラッシュを惹起させる役割に、意図的にナイアシンを大量摂取する話題も散見しますが、両者の血管拡張作用で共通する現象は、先日も記載した通り、

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十把一絡に「血管拡張=罹患細胞の回復」なら、一時的に息を止めても、紐で縛っても、手で圧迫しても血管拡張は起こりますが、これらの行為では回復に寄与し難い理由を考える必要があります。また、シェアの内容は罹患細胞の状態は病期で変異する為、時間軸的に炎症が自然消退した部位に抗炎症剤を放つも無効例となる話題です。

 

麻酔は多くが思い描く鎮痛作用だけでなく、血管に散在する交感神経の機能喪失で、血管拡張も併発します。それを理由に、バイアスピリンやワーファリンの服薬者には当該治療を控えるよう伝える場合もあるのでしょう。ここまでのまとめとして、

 

1)一時的に息を止める、紐で縛る、手で圧迫しても血管拡張は認められるが、当該状態は低酸素状態を意図的に惹起した結果、生理的な酸素分圧保持の機能による血管拡張作用

 

2)麻酔による血管拡張は、血管に散在する交感神経の機能喪失による血管拡張作用

 

この2点の共通は、両者とも血管拡張は惹起されるも、罹患細胞に対しての栄養因子が生合成されない環境下での拡張作用と分かり、また、「血管拡張≠罹患細胞の回復」と表現も出来るようになります。

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語弊はあるもナイアシンの大量摂取とフラッシュは、短期で変化自覚を得られるエンタメ感が見受けられ、それが良いベクトルを向けていると錯覚を覚える可能性もありますが、栄養因子(神経栄養因子)が生合成される道程を踏んでいない(踏めない)可能性があり、ナイアシンの血管拡張作用を治療と見るか否かは再検討する必要があると考えられます。

 

※1)https://tsurinews.jp/262303/

※2)https://www.caa.go.jp/.../food.../other/contents_001/...

※3)https://www.ginza-pm.com/case/habit_depression.html...

※4)https://www.orthomolecular.jp/nutrition/niacin/...

※5)https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/niacin.html...

※6)http://www.megumi-dentalclinic.com/blog_detail...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02Rs1mZm7BjMsZchRm3iY9n9cCKipoQMhxDFSKJdNh9nDK3QVc1vCXfNrMSFYxY5mbl

 

大前提で、この内容が症状を抱える個々に対して確実な対応か否かは常に精査し続けている事には変わらないのですが、真似したいと連絡が入った際には、コピペして差し上げています。よくある「ここに刺せばこれに効く」的な話は普段から一切なく、その理由として既存概念の「これ」自体も、常に見直しの必要があると考えていますし、「ここ」も、個体差を加味すると曖昧な表現になる為、常に包括的な内容(それが結果的に曖昧というのかもですが)で見ています。

 

シェアの通り針尖の置きどころ迄、少しでもリスクを減らし、個体差を加味した上で都度一律に針尖を目的部位まで運べるか、また、大概が繰り返しが前提となる以上、道具そのものにも安全性を持つ事が主目的で、相手方がどのような姿勢や体格であっても、如何に事故のリスクを下げ、毎度同じ部位に打て、治療由来の疼痛を下げるかに注力しています。ひとつ付け加えるとしたら、

 

>>刺入部位は側頸ですがアバウトで問題ありません

 

>>主要な抗重力筋となる胸鎖乳突筋を避ける工夫、避けられない場合は押手で当該筋を圧排しながら刺入する工夫、膠原線維を貫通させない工夫が必要

 

側臥位で枕に頭を沈ませ、枕の高さ等で重力を抜く工夫はしていますが、抗重力筋は一定の緊張が見られるので(例えば片麻痺患者に側臥位になってもらい比較すれば分かりますが、如何に人間とは側臥位(臥床位)でも、姿勢保持に筋力を使用しているかが分かります)外したほうが無難なのと、

 

それらも含め筋細胞や筋膜に用事はないものの、当該部位まで幾枚か貫通する必要があるので、出来るだけ少ない枚数で辿り着く為の刺入部位の選定や、筋膜は密に知覚神経が分布されているので、刺手の抵抗を頼りに、筋膜の貫通時は刺入速度を緩めるのも大切と思います。

 

>>切皮時の神経終末への穿刺された際は躊躇なく刺し直し

 

こちらに関しては、0.5~1mm程度ずらして刺し直し、様子を伺えば、案外問題のない印象があります。俗に言う切皮痛は、その回避と対策に様々な手段がありますが、避けようがない印象もありますので、もし切皮時に強い痛みを感じたら、僅かにずらす方法が良策と考えています。

 

ほか、挿管後に竜頭が飛び出す長さを3mmから4mmに変更したと書きましたが、これは叩打で4mm打ち込む為ではなく、叩打後も1mm残す為に1mm延長したものです。3mmの時も1mm残してはいましたが、斜刺がメインでは皮を切りきれない時があります。また、叩打で全て打ち込めば、イコールとして針管まで叩打する事になり、その振動は不快なものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid04trL85H6qVa6sLcDPU249kAGtXr7R9sG4qps6JWMyvuwcABrSGtaEx4imXJHMRXZl

 

そういえば先日、厚労省はグラクソのRSウイルスに対するワクチンを承認しました※1)。新型コロナ(いつまで「新型」って呼ぶのかしら)や既存コロナファミリーも含め、一本鎖のRNAウイルスは株の変異が激しく、ヒト側は常に後追いとなる為、後追い行為が予防と呼べるのかと考えているものの、馴染みの一本鎖のRNAウイルス、インフルのワクチンもそうですが、接種しているヒトほど罹患し、重篤化している印象は拭えません。

 

ただ、その点はあの手この手を尽くして罹患しても、何処から持ってきたのか正当化する論文と、更に正常性バイアスが働く意見が飛び交い、そこに触れるのは火中の栗を拾いに行くようなものなので、近寄らないのが先ず無難と考えています。それはそうと、ワクチンに限らず予防という概念や行為は、最も価値のあるものと考えていますが、予防と呼ぶには掛け離れた概念や行為を予防と呼んでいる事例は身の回りに沢山あります。

 

身近なものであれば、腰に「a)仕事」で負担を掛けて傷めたヒトが、腰の「b)筋トレ」をする、膝に「a)仕事」で負担を掛けて傷めたヒトが、膝の「b)筋トレ」をするetc…、例えを挙げるとキリがないので2点にしますが、a)とb)はどこが異なるのかと考えれば、どちらも同じ負担と捉えています。

 

更にこのb)は、第三者から指導があっての行為かもしれず、この時点でNSAIDsや向精神薬も介入していれば、疼痛自覚も曖昧になり、一層b)にもa)にも励む事が可能になるかもしれません。そうなるとその先は、関節や神経の破壊、服薬していれば当該物質に沿う副作用や離脱症状の懸念等々が生じます。多くの筋肉は単~多含め関節を跨いで走行する為、アイソメトリックでもアイソトニックでも構いませんが、当該筋に負荷を掛ければ自ずと関節内部の圧力が高まります(=受傷契機の惹起)。

 

それらが果たして予防行為と呼べるかは、a)の受傷契機を伺えばb)も同様で、行わないほうが得策と結び付けられます。もう少し具体性を挙げて文字に起こすと分かり易いかもしれませんが、「a)階段の昇り降りで膝を傷めた」ヒトが、「b)階段の昇り降りで膝を鍛えろ」と言われた等です。

 

このように、身の回りには予防と呼びながら予防ではない、或いは先々を見据えれば逆に破壊に繋がる事例は沢山あります。改めてとはなりますが、予防という概念や行為は最も価値のある行為と考えていますが、現実的に予防への評価は殆ど得られないのが実際です。「予防=何も起きていない(何も起きない)」為です。

 

何も起きていないものに対し、人間的な感情は評価しようがない部分もあり、一方でアクシデントの解決に評価をする性質を持つ為、b)の指導と存在は、a)と同様の環境を患部に惹起させ、患部に犠牲を生み偽性の評価を得ている可能性と、その先の構造的な破壊、服薬による先々の懸念を併行して観察する必要があると考えています。

 

※1)https://www.asahi.com/articles/ASR8X64RWR8QUTFL00Y.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02hrY1j256NYfyrwUkm4nXJoui5sPSPcZnwcyPndWzvV9JGUjnK2y7vSotGZWyCM86l

 

https://news.yahoo.co.jp/.../4c581ce7f0e76346063386bcfbc3...

 

恐らく段階的に適応疾患は拡大していき、随分と身近で見慣れた傷病名まで範囲は拡がると予測されます。また、以前からも他の向精神薬でも同様、保険適応で処方する場合、相応の疾患名が必要になる為、当該物質を処方したいが為に、便宜上、当該疾患名で診断する場合もあります。

 

患者がカルテ開示を依頼すると、知らぬ間に統合失調症双極性障害うつ病等と記載がある例が好発かと思います。これらの傷病は(一応テスト的なものはあったとしても)、主観に頼らざるを得ない側面もある為、それを悪手に取り、飲みたいが為にそれを演じる事例もあるでしょう。

 

2016年に発達障害者支援法が改正されて以降、制度に沿う事業と箱物の建設、傷病名に沿う薬物の拡大、診断されたいヒトで3か月待ちの行列が出来る等、熱を帯びた時期があり、それが今はどうか知りませんが、近年は寧ろ発達障害の診断を抑制する傾向も見聞きします。

 

その理由のひとつに、「当該傷病名と診断されれば、覚醒剤が原料となる薬物を飲めるから」「覚醒剤を合法且つ保険適応価格で飲みたいから発達障害と診断されたい」、このような思惑が根底の受診背景が見られるそうです。勿論、他の向精神薬でも同様な事例はあるでしょうし、大麻でも同じ事が起きると予測出来ます。

 

では、大麻覚醒剤、或いは他の向精神薬含め、どうしてこうもいたちごっこというか、どうしていつもこうなるの?(語彙力に問題…)ですが、これら薬物の共通点に、耐性が獲得される点が挙げられます。外因物質で標的レセプタの機能的(器質的)異常が惹起され、次第に潰される過程は、アルコールやベンゾ、プレガバリン等のGABAをエンハンスする薬物を服薬した人物は、次第にうつ病、次第に双極性障害、次第に統合失調症となるプロセスとメカニズムは、過程の耐性獲得と標的レセプタから導き出せます。

 

例えばそれが大麻であれば、カンナビノイドレセプタが潰されます。次第に自律的に機能出来るレセプタが失われていくという表現が分かり易いかもしれません。その為、標的レセプタの異常を外因物質で惹起させた結果の全身状態と、患者表現の「何を飲んでも効かないの。だから大麻解禁」と道程を踏むのは、是非はさて置き自然かもしれません。その背景には「何でもかんでも飲んできたからでしょ(飲ませてきたからでしょ)」です。

 

去年はタイで大麻が医療目的で解禁、先日はドイツで快楽目的で大麻が解禁等、次第に拡がりは見せ、ひと昔前はオランダのコーヒーショップまで足を運ぶ必要があった時代も、間も無く日本でも、適当な事を伝えて大麻を服薬出来る時代になると思います。

 

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ベンゾ等のGABAレセプタを標的とする薬物の離脱の際、シェア通り終日に渡りアルコールを切らさない飲み方を見せる事例は古くから散見されます。アルコールもGABAをエンハンスする為、物質が置換されただけの状態に陥る可能性は高いのですが、中長期的に見る身体的な安全性、社会復帰性、第三者的な社会的視点等々も、アルコールは分が悪いと思います。薬物なら是非はさて置き「〇〇病なの」で社会は寛容になります。

 

また、ネットの情報と弊害を考える必要があります。薬物は概ね誰かが直接的ないし間接的に処方する為、相手が存在します。結果、薬物で惹起されたネガティブは相手に矛先が向き易く、「国が」「厚労省が」「医者が」「学校が」「親が(子が)」となる傾向が見られます。反面、アルコールは能動的な個の選択が多いと思います。

 

両者の共通点は、当該標的レセプタに変性を来し、当該神経伝達物質の分泌能に異常を来し、様々な障害を惹起する可能性も類似するものの、異なる点は相手方の存在の有無と摂取背景です。その為、情報の表現や性質は両者で異なりますが、煽られて一気断薬(早期断薬)で激しい離脱症状に苛まれる確率も急上昇すれば、シェア通りアルコール摂取が増える場合もあります。

 

本人的には「この憎い薬を止めたった」という感情が勝るのかもしれませんが、アル中になるのは建設的とも言い難い部分もあります。これらも含め、ひとりひとり目的も異なれば、その時々の体調如何で表現内容も変化する可能性がある為、瞬間瞬間で変化する性質を持つ感情的な情報に煽られるのはリスクが上回ります。

 

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度々試供品を頂く機会があるのですが、この度は最近も再燃傾向を見せる足裏シートを頂きました。数多くの類似商品が出ているので、全て見た訳ではないものの、少なくとも試供品にも「毒素」「老廃物」「排毒(デトックス)」等々の文言が並びます。

 

足裏に貼る余裕がなかった為、腕に貼って1時間経過したところ、貼る前と比較すると粘着部分が濃い茶色でまだらに浮き上がっているのが確認でき、当該部分が「毒素」「老廃物」であり、それが「排毒(デトックス)」された証拠だそうです※1枚目)。

 

個人的には当該商品に限らず、これらの謳い文句が並ぶものは全て懐疑的で、それは商品を使用せずとも入浴やサウナ、運動等々による発汗行為も同一視しています。ただ、科学とは目の前に並ぶ言葉に個人的な解釈は入れず、そのまま一旦は信用し、再試験して再現性を確認する事と思うのですが、※2~4枚目)に実際に至るとしたら、強いステロイド軟膏的なものが塗布されていなければ難しいのではと思う程です。

 

先日も花粉症に効くと謳われた紅茶にデキサメタゾンが入っていたり、痩せると謳われた食品に抗うつ薬覚醒剤が入っていた話題を取り上げましたが、足裏シート界隈にも薬物が練り込まれていないかと、心配が生まれただけの今回の試行でした。

 

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自律的とは不随意的に機能する性質である以上、自力制御が困難である事を前提に持ちます。この前提に立てば、ヒトは内外因子問わず惹起するイベントに対して「抵抗し続けている生物」と知り、「抵抗し続けている生物」と知れば、一般表現的な「良い」「悪い」の存在は実際のところ皆無と知り、正しくは「全て悪い」存在の中で、「少しでも悪くないもの」の選択が抵抗を減らす対策と知ります。

 

胃の調子が悪いヒトが、胃に優しいものとして、消化に良いとされるお粥を食べたとします。しかし、それ以上に胃の調子が悪くなったら、お粥も抵抗になり、何も食べられなくなります。また、お粥に至るまでの間も、様々な胃に優しいものと謳われる食材を選択しての末かもしれません。

 

腰の調子が悪いヒトが、腰に良いと謳われる運動を選択するも、それ以上に腰の調子が悪くなったら、その運動も抵抗になり、寝たきりになったとします。このように、ヒトは動けている程度であれば、或いはその時々の重症度と共に動けているなりでの選択をし、動けなくなればその全てが抵抗となり、何も食べず、動かなくなります。

 

ヒトはその時々の調子次第で、調子次第による視点で選択が異なるものですが、症状に軽重があるとして、軽であれば選択肢が広く、重に従い選択肢が狭まる現象は決してネガティブな状況ではなく、選択肢が存在しなくなった時、ヒトが生理的に取らざるを得ない手段が実は高い価値を持ち、また、それは軽の状態から選択すると、よりその重要性が再認識されます。

 

ここに生物としての答えが存在するように思いますし、その身体に良いとされる食材も運動も、ヒトにとっては抵抗でしかなく、人間が創り上げたプロパガンダの可能性と知り、他の動物は選択しないヒト特有の動態だとしたら、胃の調子が悪いと感じたら、初めから何も食べずに様子を見たり、腰の調子が悪ければ、初めから積極的に寝たきりに持ち込むのが無駄のない選択と知ります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0gnwbHwJNCnw2gojB9fvwEu98kueqJNdpKhUvgqMGR1pQScTfUS32iYLZTY7ub9Ekl

 

反芻思考が見られる方と実際に対応するなか、また、実際の対応がなくても、例えばこのようなSNSでもそれと思しき発信を観察するなか、当該思考に何等かの前向きな発展があるかもしれないと、僅かに希望を持っておりますが、現段階の仮の答えとしては、反芻思考が当該個人、周囲のコミュニティ、社会、何れにもプラスに機能しない印象があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0R7SVJ7sGk5ZUVvjdpG5fyYRWqrdFMfSdxoSievXC3WiJ84xhvvwaCBmzWkPbCnrcl

 

>>このような問題は内容を個別に問題視してもキリがないかもしれません。次亜塩素酸水と紫外線の相性問題や、向精神薬の機序や以後のリスクを、導入する側も受ける側も分からない(知らない)ケースもありますし、今後の新型コロナへのワクチン導入の件でも似た印象を持ちます。

 

日本では2021年5月から、新型コロナワクチンの接種が開始されています。そして接種後のネガティブとその対応を今日まで眺めて分かった事も多いかと思いますが、今までと何も変わっていない事が分かるかと思います。接種者の母数は大きく、接種回数は現在進行で積み重なる為、副反応と認定される事例も多く見え、また、タイムリーな話題ですからそれが後押ししている傾向も見られますが、

 

>>富士モデルの開始時期から自殺者数が上昇しています。厳密には心療内科や精神科に繋がれたヒトが自殺したかどうかは不明瞭なものの、自殺者数の大幅な増加を予測して、前以て富士モデルを立ち上げる事は難しいと思いますので、こちらのキャンペーンで自殺者が増加したと考える事も可能

 

勧めるだけ勧め、それで発生したネガティブな事例は軽視或いは無視をする体質は今も変わりませんし、気のせい、歳のせいとされるのも変わりませんし、仮にネガティブな事例がフォローアップされる体制が取られていても、その方針は鎮痛薬や向精神薬を中心とした薬物投与です。このフローは昔から変わらず、また、何れのネガティブも「そんな風になるとは知らなかった」とされます。

 

さて、上記は全て被験者が望む(望んだ)「科学的がー」とは異なるフローと知る必要があります。何れのネガティブも「自分は悪くないもん」「勧めてと言われたから勧めただけだもん」の感情的な回避であり、被験者が望む姿勢は皆無です。

 

ただ、ひとつ知っておきたい事は、仮にその相手が科学者と呼ばれる方々だとしても、科学者の得意且つ長所は「無視をすること」でもあり、拮抗する意見が常に存在して走り続けている今日では、無視を巧みに使いこなす能力がなければ、自分が行いたい研究が一向に進まないという現象が起きます。

 

それも踏まえた上で、今後も観察すると様々な見方が出来ますが、大雑把に書けば「知らないところでバチバチとやりあって競合が多数存在するなか、急ぎ足且つプライドで出来上がったモノを身体に入れたいと思う?」と問われたら、冷静なら再検討出来るかもしれませんが、ヒトは不安と呼ばれる精神状態が芽生えていると、これらリスクは見えなくなる特徴も持ちます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02g4ZsJ5ZeZgw8Q1ybsTd3337LJ6viFuBd5EY1hbbuMjV8DQ9ex3PFDCafYns9Bwhml

 

>>事件を巡り、被告は初公判で起訴内容を認めた。その上で弁護側は事件当時、被告は精神障害の影響で心神喪失や耗弱の状態だったとして無罪や刑の減軽を求めた※1)

 

例に漏れず今件も心神喪失無罪を求めていますが、それはそうと添付写真※2)を見ます。私はこちらで紹介されているアニメ(?)は全て知らず、添付写真の局所的な部分で見た限りとなりますが、被告側の主張は「苦しいな」「厳しいな」と感じます。その感覚は

 

>>検察側は、こうした証拠を基に類似性を否定し、青葉被告の主張を「妄想」だとした上で、犯行の計画性などから完全刑事責任能力を立証していくとみられる※2)

 

恐らく本人は大真面目だと思うものの、検察も「妄想」と見做さざるを得ないのかもしれません。では、ここで2つのワードがあります。「精神障害」と「妄想」です。

 

度々ながら「精神障害」と全面的に呼ばれている状態は、相応の診断が既に存在している可能性は高く、また、手ぶらで帰宅している可能性は低い為、薬物が背景に存在すると考えるのが通常です。また、

 

>>医師の診察では統合失調症と診断された。「パニック障害やうつの症状があった※3)

 

を見ても分かる通り、統合失調症と診断されるまで、幾つかの段階が踏まれている片鱗が読み取れます。常々統合失調症と診断されるまで、多くの人物は類似する性格の薬物投与が見られる傾向があり、大概はうつ病双極性障害統合失調症と切り替わり、傷病名に沿う薬物と、初っ端はベンゾ等のGABAをエンハンスする薬物が目立つ点を読む必要があります。

 

その薬物の性格で惹起される常用量離脱症状離脱症状が背景に存在すれば、GABAの機能異常で興奮が抑制出来ず、状態に波が出始め、結果的に幻覚や妄想めいた言動が見られると、次点でメジャー系の処方と、そのイコールで統合失調症と見做されます。また、上述の通り本人は大真面目だという点を薬物絡みでは重視する必要があります。ヒトそのものとなる中枢神経を標的とする薬物で変貌した状態は、ヒトそのものが齎す言動の為、簡単に言えば「自覚がない」となります。

 

本人的には妄言でない為、よくある「妄言だよ(妄想だよ)」は通用せず、それを否定するのは逆撫でされた感情になります。もう少し聞き慣れた表現であれば「病識がない」となりますが、目の前で起きている事がどのように見えていたとしても、本人にとっては現実な為、相互での乖離感というか、平行線感が埋まる事はありません。このように薬物が影響したであろう猟奇的な事件や事故は幾らでも存在しますが、

 

「自覚がない」「病識がない」で、タガが外れた状態でやられっぱなしとなり、且つ規模は年々大きくなりがちで、更に無罪を求められる背景を持つ状況に、誰にでも気軽に処方される薬物が契機となっている可能性と現状に目を向ける必要があります。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../6b8b40df676cb9c8436ae4c76613...

※2)https://www.yomiuri.co.jp/national/20230906-OYT1T50315/

※3)https://news.yahoo.co.jp/.../043cadd111547456e6ee71592bac...

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