藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

もや師 三週間後


※主観がだいぶ入り混じっています。本当に痩せたい人は別なページを参考にしてください(笑)

              

「どのようにして痩せたの?」と言うメールが届きます。もう少し、鍼屋らしいメールも欲しいところです(笑)
上記URLでもチラッと書いた通り、私は60キロ強の減量をした過去があり、
「痩せる」という事に固執し過ぎた節も見られた結果、今は「太る」という行為に挑んで、
ご飯を食べては胸焼けをしているという情け無い状況にいます。
 
高度肥満成長期より、当初から効果的な減量の知識があれば良かったのですが、
「減量したい」「ダイエットしたい」という気持ちの時は、脂肪の消費だけでなく、
相当量の筋肉までも犠牲にし続けた事に対して、今思えば少しばかりの後悔をしているところです。
で、今はカロリーを増量しつつ、筋トレをしているのですが、フォームが悪かったのか、
腕立て伏せをしていたら左肩と右肘を痛めたのでブログを書いているところです(笑)
 
未だ、もや師からの脱却は遥か遠い道程ではありますが、少しずつ身体に変化は出てきているような。
当初は水を飲んでも身体が重く感じた。服が重く感じる。そんな位の状態でしたが、最近は、
キャブからインジェクションに変わった感覚というか、400CCから1300CCに乗り換えた時の安定感というか、
競輪選手の漕ぐママチャリの後ろに乗っている安心感というか。と僅かずつ変化は自覚出来始めました。

で、そんな腕立て伏せ如きで故障した私が指南するのもアレなのですが、
減量について幾つか聞かれたので、ここでまとめて返事をしていきたいと思います。
と言うのも、「ダイエット」や「減量」って、対象者が明確な理由を提示出来なければ
無理にする必要の無いものだと思っているのです。
挫折、三日坊主は当たり前の世界でしょうし待っているのはリバウンドです。
 
私が減量を頑張ろうと思った引き金は、確か高校生の時に胃痛で病院に連れられていったら、
脂肪肝です。太り過ぎだからダイエット学校に入りませんか?」と医者に言われた時でしょう。
所謂、太りすぎた故に転校を促されました。パンフレットまで準備され、純粋無垢な藤原少年は焦りました。
 
「太り過ぎで転校って恥ずかしい…」
 
これは少し恥ずかしい展開になってきました。穴があったら入りたいけど残念ながら入れませんし。
幸いにして幾十もの「痩せたい」という衝動がありましたので、減量且つ維持に成功したのです。
今にして思えばダイエット学校に転校していたほうが得る物も大きかったんじゃないかと思っているのですが。


で、ダイエットは簡単です。SGLT2阻害薬とアナボリックステロイドを事前に入手してもらい…もとい、
今回はナチュラルな減量法です(笑)良い子は真似してはいけません。後で色々大変になるかもしれません。
 
ご存知の通り、「摂取量<代謝量」の法則さえ守れば誰でも痩せられます。
基礎代謝量+運動代謝量>栄養摂取量」です。早い話がご飯を食べる量より運動量が多ければ痩せます。
別に今更ここで書く必要はないので、他のHPで詳しく見てもらえればそれで良いと思います。
減量過程に於いて苦労するか否かの点に関しては、知識を備えているか否かで左右されてきます。
 
当時の藤原少年は知識が無かったもんだから、「痩せる」という事だけに固執し、腹に枕を沈めて空腹を我慢し、
プラトー期も長期化し、必要以上の筋肉まで落としてしまった事なのでしょう。
なんか話が長くなりそうなので、今回は減量する為の心構えだけで終わりたいと思います。

・減量を行うにあたっての明確な理由を見つけましょう。
 
先ほども書いた通り、減量なんてしなければしなくても良いのです。
少し位、腹回りに肉が付いていて、コレステロール値も基準値超のほうが長生き出来ますし
無理に血筋を立てて運動をする必要はありません。血管がブチ切れ、心臓も止まっては元も子もありません。
 
特別なアクシデントが無い限り、現在の生活を送り続ける分であれば、
筋量は生活に掛かる負荷にて維持されます。
寧ろ、太っているほうが、それだけの体重を動かす筋量は持っているのですから、
現状の数値さえ異常が無ければ無理に痩せる必要もありません。病的な超肥満は置いといて。
仮に、腰痛や膝痛、2型糖尿病等々の疾患持ちが「痩せる痩せる」と言いながらも痩せないでしょ。
人間は、自分自身の痛みや病気如きではダイエットを成し遂げる事は難しいのです。
且つ、何かしかの症状を出している時は医療も介在しており、医療に寄り掛かる傾向にもあります。
「何とかしてくれるんではないか…」そんな思い込みはダイエットでは絶対に起きません。
 
自分自身に現状降り掛かっている問題に対しての解決能力というのは低い生き物です。
そのようになると、他者を介在した理由が必要となります。そう、「モテたい」。これだけです。
日本に関しては、賛否はあれど、全体を通して見たら痩せた人間を好む傾向があります。
比較的恰幅の良い某患者がベトナムに仕事で行ったらモテモテだそうです。
ガリガリを好むのは日本人位なのでしょうか。よく分かりませんが。

それはさて置き、このような単純明快な動機が突き動かすエネルギーというのは、一生保つ事が出来ます。
33年間調査した結果、男子なら女子にもてたい。女子なら男子にもてたい。それ以外はありません。
 
健康診断が控えているから痩せる⇒健康診断が終われば戻る
ドレスを着たいから痩せる⇒ドレスを着終えたら戻る
結婚したいから痩せる⇒結婚したら戻る
 
そんなエビデンスは論文を見る必要もなく、ゴロゴロ転がっています。
何故、せっかく痩せたのに戻ったり、更に太ったりするのかという問題なのですが、
目標が数ヶ月~数年先で解決してしまう状況下に置かれているからでしかありません。
 
もっと、深い深い目標を見つけなければなりません。
痩せる為の難解な理論はその後であり、先ずはさっさと痩せる目標を見つけるのが早道です。
「何か趣味でも見つけようか」「お稽古事でも」という目的では弱く、
何かしかの中長期的に渡る熱い目標が必要となるのでしょう。
 
目標が見つからない?では私が目標を授けましょう。

朝食 福田パン×2
 
         
 
 
昼食 キッチンあべ 
 
         
 
デザート 松ぼっくり
 
         
 
夜食 玉山支所前食堂
 
         

これらに毎日モテ続けても尚、体重が増加する事なく保ち続けられるのが健康な証拠です。
まさに食うか食われるか。試されているのは我々です。
 
一体、何を言いたくなってきたのか分からなくなってきたので、今日はこれで終わりにします。
ますます鍼屋から話が遠ざかっていますので、次回以降はもう少しアカデミックにいこうと思います。多分。

書き忘れました。「どのようにして痩せたの?」という質問なのですが、
60キロの減量は5年程の期間が掛かったので、其れほど早期に痩せきった訳ではありません。
 
60/20⇒有酸素と無酸素を取り入れたオーソドックスな運動とカロリー制限。
60/20⇒大学生の時は新設病棟の入院ベッドの組み立てアルバイト、荷物等々の仕分け。主に力仕事を散々。
60/20⇒学費捻出の為、5時起床、23時帰宅を何年も繰り返す。この頃になると仕事も忙しくて、
朝なし、昼は塩辛い手作りお握りとコンビニで買った豆腐。おやつにバナナ。夜はご飯と納豆。
卒業式も参加せずに働く。その内に、いつまにか糖質が制限されている食事に切り替わっていました。
多分、糖質を摂ると眠くなるというスイッチが本能的に何処かで入ったのでしょう。
 
今にして思えば痩せようと思っても痩せにくいものかもしれません。痩せたのは結果論、副産物的要素と捉え、
痩せざるを得ない環境下に自ら突っ込んでいかなければ痩せにくいものかもしれませんね。

因みに、よく聞かれるもう1つの質問で「痩せるツボってあるの?」ですが、私は知りません。
私の所は整形領域や薬害で篩いに掛けられたハードコアな患者が大半なので、
美容やダイエットに関しては正直疎いかもしれません。
但し、中長期に渡り鍼灸治療を続けている方々は、良好な代謝が維持されているからか、
普段通りの食生活と労働内容を行い続けていても適正体重まで落ちます。勿論、食べ過ぎてちゃ駄目ですが。
皮膚はキレイになり、脂肪の分解も促進される為に筋肉の境目がクッキリとし、
免疫力も上がる為に風邪も引かなくなるのです。

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