藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

2011-12-08から1日間の記事一覧

梨状筋症候群に伴う外転筋の短縮(続き)

では、このスパイラルからどのように脱却したら良いのか。 今回は絞扼性疼痛症に限局し、敢えて神経ブロックを用いないで除痛を目的とする事を前提に考えたいと思います。 神経ブロックに重点を置き、普段治療を行っている僕にとっては、ブロック治療の効果…

梨状筋症候群に伴う外転筋の短縮

梨状筋症候群の慢性化に伴い、外転筋の短縮も~と書こうと思ったのですが面倒臭くなったので止めました。 要望者よゴメン。 結果的には、慢性化するほど、疼痛に伴い患者様の自発的な可動というのも明らかに減少してしまうと思うのですね。「痛いから動かさ…

梨状筋症候群に伴う外旋筋の短縮

患者様から教えられて気付いた事も多々あります。 所謂座骨神経痛と病院にて診断され、鍼灸院に来院、テスト等にて梨状筋症候群と目安をつけ、梨状筋に置鍼し、著効が見られるも、長続きせずに元に戻る。 なんでだろうなと考えながらの3回目の治療中、「腰…

突き指含む足関節捻挫(急性期の処置)

赤文字の靭帯が、足関節捻挫の好発部位ですね。 今回は下肢の書庫に記載しましたが、足首や手首、指先であれば、足に限らず、全て同様な事が言えますが、急性であればあるほど、翌日へ痛みを引きずらない程度まで簡単に除痛が出来ます。 ご存知かとは思いま…

心身症

心身医学的な配慮が特に必要な疾患(いわゆる心身症とその周辺疾患) 呼吸器系気管支喘息、過換気症候群神経性咳そう、慢性閉塞性肺疾患など循環器系本態性高血圧症、本態性低血圧症、起立性低血圧症、冠動脈疾患、一部の不整脈、神経循環無力症、レイノー病な…