藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

可愛らしい名前とは裏腹に 2


2013年

ファイザー株式会社(本社:東京、社長:梅田一郎、以下「ファイザー」)は、
疼痛治療剤「リリカ®カプセル」(一般名:プレガバリン、以下「リリカ」)に関し、
現在日本で承認されている「末梢性神経障害性疼痛」を含むより広い
神経障害性疼痛」という効能・効果の承認を、本日、新たに取得しました。
 
本剤は、日本において、
ファイザーエーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下「エーザイ」)が
共同プロモーションを行っており、本剤に関連する適正使用情報を提供しています。
 
リリカは、米国ファイザー社が開発した疼痛治療剤であり、
現在、世界120の国と地域で承認され(2012年7月現在)、
国際疼痛学会をはじめとする主要学会等において神経障害性疼痛又は線維筋痛症の第一選択薬に
推奨されています。主な作用機序は、過剰に興奮した神経系において、
各種神経伝達物質の放出を抑制することで鎮痛作用を発揮すると考えられています。
 
リリカは、日本において2010年6月に「帯状疱疹後神経痛」を効能・効果として発売され、
同年10月には「帯状疱疹後神経痛」を含む「末梢性神経障害性疼痛」、
2012年6月には「線維筋痛症に伴う疼痛」につきましても追加適応の承認を取得しました。
 
そしてこの度、中枢性神経障害性疼痛の代表的疾患である脊髄損傷後疼痛に対しても、
有効性が認められたことから、効能・効果を一部変更し、末梢性神経障害性疼痛を含む
神経障害性疼痛」としての承認を取得しました。
 
神経障害性疼痛は、神経の損傷やそれに伴う機能異常により起こる痛みで、様々な知覚異常を伴います。
神経障害性疼痛は、神経の損傷部位により末梢性神経障害性疼痛と中枢性神経障害性疼痛に
分類することが出来ます。また、神経障害性疼痛は、病態や発症機序が複雑で多様なため、
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)などの鎮痛薬の効果がほとんど期待できない
難治性の痛みと考えられています。
 
ファイザーエーザイは、従来の疼痛治療剤とは異なる作用機序を有しているリリカを通じて、
引き続き神経障害性疼痛でお悩みの患者さんのQOL向上に貢献してまいります。
以上

この展開は製薬会社にメリットが生まれるだけで、患者にとっては良い方向に進むと思えません。
単に、リリカが幅広い患者層に使われるだけです。
今後も処方された患者群に対しては興味深く見ていかなければなりません。
飲んでて大変、抜くのも大変。本当に難しい薬だと思います。
 

ファイザー日本法人の梅田一郎社長は12日、都内で記者会見し、
2011年度の国内売上高が5000億円を突破したことを明らかにした上で、12年度は適応追加も含め、
年7品目の承認取得を目標に掲げた。また、長期収載品と後発品を扱うエスタブリシュ医薬品事業では、
今後5年以内に100成分以上の製品を発売し、ビジネスモデルの確立を目指す考えを示した。
同社の11年度業績は、ワイス社との統合効果や主力の抹消性神経障害性疼痛治療剤「リリカ」や
消炎・鎮痛剤「セレコックス」などが堅調に推移した結果、前年度比19・3%増の5592億円と、
売上高5000億円を突破した。今年度は、薬価改定の影響を受けるが、
梅田氏は「製品が揃っており、引き続き成長が可能」と見通した。
特に癌領域では、ALK融合遺伝子陽性の進行非小細胞肺癌治療薬「クリゾチニブ」と、
腎細胞癌治療薬「アキシチニブ」の承認申請を果たし、「今後の業績に大きく寄与してくれる」と期待感を示した。今後は、適応追加を含め、年間7品目の承認取得を目指す方向だ。

リリカ添付書

私は胸郭出口症候群手根管症候群の治療でリリカを服用して1ヶ月になります。
その劇的な効き目には感激しています。手の方はまだよくありませんが、腕などの痛みは殆ど無くなりました。
ただ、副作用だと思うのですが、物凄く「眠い」のです!
身体を動かしている分にはいいのですが、
じっとしているとダメです。会議で寝てしまった…とか、
ちょっと休憩のつもりで腰かけたらいつのまにか寝入ってしまった…とか、
運転中に信号待ちしている間に物凄い眠気に襲われる…とか。
ちょっと遠出した時など無事に家に帰り着けるか不安になるときもあります。

旦那さんの頸椎ヘルニア症の質問です。
一昨年前にヘルニア症で激痛(首肩の痛みと指の痺れ)が
発症してリリカカプセル75mg1日一錠と週一回の牽引と電気治療のリハビリを半年ほど続けて、
一旦はかなり回復していました。薬もリハビリを止めて数ヶ月、また痛みが出たので、
リリカカプセル25mg1capとデパス錠1錠服用し2週間に1度リハビリをしています。
またかなり良くなっていたものの、季節の変わり目でまたもや痛みが出て、今はかなり辛そうです。

左腕全体のしびれというかダルさのために服用中。
たぶん最高投量の朝2錠、夜2錠。
服用して3、4時間後が一番辛い。
眠いし体全体がフワフワして、何もかもがどうでもよくなる。
買い物したり無駄食いしたり・・・
でも肝心なしびれには効いてない気がする。
むしろ後から追加したロキソニンの方が効いてる。

診断する医師が曖昧なんだよね。一般検査で異常がなくて
痛みやだるさを訴えるとFMと診断する医師多数。圧痛点くらいしろって。
疫学調査で多数の医療機関から線維筋痛症の患者数を調査し、
集計した結果、200万人とかあり得ない人数になった。それで特定疾患入りもできず。
その中には低髄の人や慢性疲労症候群、身体表現性障害などの人も
混ざっていたでしょう。似ている症状でも病態は全く違うものと認識しています。
もちろん併発する事は多いので複数の疾患を患っている患者さんは多いと思います。

膝の人工関節置換手術後に疼痛が残っていてそのため、
リリカカプセルを飲んでいます。最初150mmから始まり現在450になっています。
症状はそれほど良くなってはいません。医者はまだ増やすと言っています。
副作用は相当きついです。眠気,だるさなどがあります。
一生飲み続けなければならないのかどうかとか、新薬なので、不安があります。

数年ほど前に脳梗塞を起こして倒れた祖父が最近リリカという新しい薬を飲んでいるそうですが、

視力が低下したり、寝たままずっと起きない等の症状が起きてるらしいです。
インターネットで調べ たところ、リリカの副作用としてこれらがのっていたのですが…。


先日、慢性疲労症候群でリリカを出されていたものですが、
白血球減少が見られたので、自分で断薬し、3週間経ちました。
離脱症状なのでしょうか?腰痛がぶり返したのはわかるのですが、
ひどい抑うつと、被害関係妄想が出てきて、外出もままならなくなりました。
内容は、「殺されるかもしれないから外に出られない」です。
怖くて怖くて、毎日セレネースセルシンを飲んで、泣きながら七転八倒しています。
昨日、止めていたリリカを1錠だけ飲んだら、すーっとその苦しみが治まりました。

物言わぬ患者、物言えぬ患者、判断付けられぬ患者、及び薬に頼る(頼りたい)患者。
飲んでいる薬はリリカだけですか?
薬に薬を重ねる事で見えてくる未来は、前項にも書いた通り、患者と患者家族の崩壊です。

整形および内科に通院 している高齢の母の薬についての質問です。
現在、腰痛・膝痛、リウマチ等の診断で以下の薬が処方されています。
セレコックス100mg(朝晩)
リモルマン(朝晩)
リリカカプセル5mg(朝晩)
マグミット(朝晩)
デパス(朝晩)
リボトリール(朝晩)
トラムセット(朝・就寝前)
エディロールカプセル(朝)
セララ50mg(晩)
ヒポカ19mg(晩)
トロールRカプセル20mg(朝晩)
ザンタック(朝晩)
リマチル(朝昼晩)
フランドルテープ40mg(1日ごと)
ノルスパンテープ10mg(1週間1ごと)
1週間ほど前から、急に幻覚や見当識を訴えることが増え、
神経内科を受診し、現在レビー小体型認知症の検査を受ける準備をしています。


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