藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

第2回Q&Aコーナー

質問コーナーのネタも溜まってきたので、一つ一つお答えしていこうと思います。
他の方も参考になれば幸いです。
 
今回は主に、当院に関しての質問を集めてみました。
 
Q、ベッドは一台しかないの?
A、原則的にベッドは一台のみとなりますが、
  身内の方同士の場合は二台ご用意し、同時に治療を始める事も可能です。
                  
Q、事前予約制って慣れないから面倒臭いわね。今治療を受けている患者は誰なのよ。早く行きたいんだけど。
A、当院の理念の一つに、患者同士の鉢合わせは絶対にないように、余裕を持った時間枠で調整しております。
  そして、どんな患者が来院されているか、何処の家に往診に行っているか等は、全て秘密にしております。
  治療内容や治療方針に関しては裏表無く丸裸の状態でお話致しますが、他の患者の詮索をされるのは
  私が最も嫌う部分です。他の患者のプライバシーの侵害となるような行為はご容赦下さい。
  
Q、施術時間が長い。
A、当院は、症状の改善、効果の持続、再発の予防に関してまで、一度の施術で最大限引き出せるように      努めております。少ない来院回数で最大限の効果を目指している当院に於いては、何卒ご理解頂きたい
  ポイントで御座います。
    車の事故で例えると、事故を起こした車両を道路上に放置し続けておいた場合、2次災害、3次災害へと
  繋がります。身体も同じ事が言えます。慢性化した症状程、原因筋は多岐に渡り、
  症状を取り除くには時間が掛かります。
 
Q、鍼が痛い。
A、当院は日本針ではなく中国針を多用している為、痛み(響き)を強く感じる箇所も多くあるかと思います。
  その理由も前述した通り、一度の施術で最大限の回復を見込んで頂きたく思っているからです。
  罹患筋、代償筋含め、原因となる筋肉に鍼が刺入されると、健康な筋肉では考えられない位の
  短縮を一時的に見せる為、ズーンと痛重い感覚が表れます。
  他、当院は一度の治療で使用する鍼が多いのですが、一本一本の刺す箇所には様々な理由があります。
  何故ここに刺すのかという疑問があった場合でも、全て現代医学の観点からお答え出来る
  理屈のある鍼を打っており、「気」だとか「陰陽のバランスが」というような、東洋医学的な観点からの
  治療は一切行っておりません。
  ※中には治療中寝ている方もいます。鍼の痛みの感受性は人それぞれですが、症状が重ければ重い程、
  強く痛みを感じる傾向は強いです。
 
Q、治療回数を知りたい。
A、現場で症状を診ないとお答えし難い部分はあるのですが、各種、痛みや痺れに関しては、急性期であれば、   1~3回。慢性期であれば3~6回、治ると判断した麻痺であれば10回以内を目安にして下さい。
  そして、特に数年~数十年と同じ痛みを抱え続けている方に多く見られるのですが、
  治療を行う度に、一時的に痛みや痺れが強く出たり、違う部位に痛みを感じたりする場合があります。
  一次の原因が取り除かれた結果、二次、三次として隠れていた筋が一次へと切り替わる為です。
  当院は、患者の姿勢、生活習慣、筋肉の状態、症状から今後を予測し、目安となる治療回数と来院スパンを   述べています。
  勿論、再来院は強要致しませんが、途中で治療を止めた場合、無駄な痛みが残ったままであったり、
  直ぐに再発する可能性があります。
  申し上げた通りに来院して頂き、生活指導も懸命に行って頂いた方はしっかりと治り、
  治療を卒業していきます。どこの治療院よりも圧倒的に早い回数で治す事が私の信条です。
  病院に行けばいつも同じ顔ぶれの患者がいるというような事は、自分自身許されない事だと思っています。
  銭湯やパチンコ屋じゃないんですから。
 
Q、他院の鍼灸マッサージを受けた事があるけど、効かなかった。若しくは治療後、数時間しか効かなかった。
A、どのような鍼灸マッサージを受けられたのか不明ですが、人間は治療ベッドから身体を起こし、立ち上がった  瞬間から、全身に筋緊張の連鎖が始まります。 そこを把握した施術が出来る治療家でなければ、効果を     実感出来ないと思いますし、効果も数時間程度になってしまうと考えています。
 
Q、整形外科で椎間板ヘルニアと診断され、手術が必要と言われました。1人で歩くのも辛いです。
  鍼灸で治りますか?
A、整形外科ではどのような検査をしたか分かりませんが、恐らくレントゲンやCT、MRI等を撮られたかと思いま  す。これだけであなたの症状から治療法(手術)を断言するのは余りにも乱暴であると思いますし、何より大   きな見落としがあります。それは、画像所見で見えたモノだけを治療の対象としてしまう事です。
  そこに大きな誤りがあります。ガンや感染症、骨折等に関しては、我々鍼灸師の出る立場はありませんが、
  ヘルニアや神経痛の類の症状は、鍼灸の独壇場だと思っています。当院に御来院頂いても構いませんし、
  関東や関西にお住まいであれば「治せる鍼灸院」を紹介しますのでご一報頂ければと思います。
    
  
Q、被災地で無料治療を行っているのなら、ここでも被災者のように無料で治療してよ。
A、東日本大震災から既に1年以上の時間が経ちました。でも、車で数時間も飛ばせば、
  家族も家も何もかも失い、賠償金や補償金、保険金等のお金では解決出来ない、
  絶対に取り戻す事が出来ない宝物を失い、涙も枯れた方々が大勢いる事を知ってください。
  私は常識事は嫌いですが、非常識な言動を発する人間は大嫌いです。
  冗談であったとしても、「被災者のように」というような軽々しい発言は慎んで下さい。
  不謹慎にも程があり、非常に不愉快です。
 
最後に何度か申し上げている事ですが、当院は「癒し」や「慰安」の場では御座いません。
 
あくまで「治療」の場です。
 
興味本位での御来院や、その場その時の気持ち良さだけを求める方に関しては、当院は不適当と思われます。
 
ご理解頂いた上で御来院下さい。 本気で治りたいと思っている方へ、当院はお応えします。
 
ご不明な点や、鍼灸に適応の症状かをお知りになりたい方はお電話頂くか、事前にお電話頂ければ、ご相談の
時間を確保致しますので御来院下さい。
 
鍼灸治療という一つのキッカケが、ご自身にとっての大きな発展と健康に繋がります。お気軽にご相談下さい。
 
 
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