藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

前の勤務先が潰れたとの事

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鍼灸院の窓より撮影。日本海は相も変わらず荒くれています。
 
現在、深浦町での鍼灸治療による収入は、鍼灸治療を知らない方々、そして既存の患者さんに色々な方面から還元出来るように考えています。来月と再来月は県外へ出向く用事がある為、準備期間も含めると、GW頃か、6月以降の話になるのですが、何らかしらの形でお伝え致します。
恐らく料金は100円~200円位のお茶代を頂くか無料にする予定で、
鍼の登場はなしで、お灸を用いたプチ勉強会でもしようかと思います。
毎月9日はお灸の日なんてね。
 
そうそう、初回無料とか、初回半額、ポイント制度というような、
どこにでもあるキャンペーンは行いたくないですね。
半額にしてくれないかという要望も実際ありましたが、当院は承りません。
 
安い費用で済む鍼灸で良ければ、同意書不要で保険適用となる不可思議な鍼灸整骨院は星の数程ありますので、そちらにでも行ったほうが気持ち的にも楽です。厚労省の取り締まりも年々厳しくなっていますから、いつまで振り替え請求を行えるかは分からないですけどね。
 
それと、ここは厳しく言いますが、
医者の同意書不要で鍼灸治療に保険を適用させる鍼灸整骨院は処罰の対象です。
振り替え請求や水増し請求で財源を食っている整骨院はお近くにも腐る程あります。
患者に知識がないからと、大手を振って不正請求するのは駄目ですよ。見ている人は見ているんですから。
この話をすると長くなるのでここまでにしますが…。
 
当院は全ての患者さんに対して自由診療で行う理由があります。
そして、自由診療で行う事による鍼灸治療の素晴らしさを伝えます。
 
僕が渋谷の勤務時代、院長の命令で白衣姿のまま道玄坂に出され、初回無料のビラを配りまくり、集まった患者は全て初回限りで再来院なし。何故かという理由は明確に出ます。
 
スタッフも人間なんですね。無料で行う治療なんて責任感が希薄になりどうしようもなくなります。
患者が来院される動機作りには有効かもしれないですけど、
結局は患者側も治療家側もグダグダになるんです。
 
最近知ったのですが、渋谷の治療院は潰れたそうです。当たり前です。
安い治療を行うと安い治療結果しか出ないんですよ。
 
安い料金でダラダラと再来院させ続ける治療院に多い傾向なのですが、
(私の勤務していた治療院の院長もそうでした…)
治せる疾患なのにわざと治さないで金銭を搾り取るか、
治せない疾患なのにいつまでも来院させ続けて患者の金銭を搾り取るか。この2択でしょうね。
 
患者だってバカじゃないんですよ。いつまでも治らない治療院に足を運ぶ訳がない。
まして渋谷には治療院や治療院の類は山程あるんですから。
 
治療院を名乗る以上、治せるのか治せないのかをまずは告げ、
明確な治療方針と早い段階で治療回数の目安を述べ、患者の予算の都合が付き、
合意の上で治療をすべきです。
 
いんちきコンサルタントに700万円も払ってる場合じゃないですよ。失笑を買いますよ。
 
 
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