藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

世は脚気



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~平成27年4月25日~
 
度々、当ブログでも転載させて頂いている脳外科医の田中佳先生です。
ワクチン、薬、食、考え方等々のお話の他、映画上映もありました。
 
講演内容に関しては詳細を書いて良いのか許可を得ていないので書きませんが、
講演が終わった後の、私と田中先生のコソコソを少し書こうと思います。
 
「○○を好む人は△△も好きで、治ってもらいたい人ほど情報をシャットアウトするのですが。」
「○○や△△を好きな人は、その情報に対して悪意を感じるものです。他人を変える事は出来ません。」
 
やっぱり、そうだよな~。と。
 
私よりも20年も長く生きて脳外科医として現場を見ている人ですらそうかと。
共感が無い限り、会場に足を運ぶ事はありません。
共通認識があるから他の方々も会場にいる訳で、端から共感も共有も無い限り、聴く事もないお話です。
 
共通認識があるから、共有や共感が出来る訳で、ルンルンしながらワクチンを打ち、薬を飲み、
ジャンクフードを食べている方に対して、否定的な意見を伝えても、シャットアウトされるでしょう。
 
現場に立っていても、ここのブログを通しても、よく感じる事ではありますが、
そのような○○ワクチンだからとか、○○薬だからとかという各論的な話しではなく、
なるだけフラットにリスクとベネフィットを鑑みた場合だとしても、
私はやはり「NO」としか言えない事項は多いものです。

1)薬禍患者が来ます。
医者の言い分の1つである「患者のオーバードーズ」による害ではなく、
用法用量を守った上での薬禍であり、患者責任は否定される事項です。
 
2)ワクチン禍患者が来ます。
どんな情報を収集して患者はワクチンを接種したかは分かりませんが、
添付文書を見た事ありますか?「効果は確認されていない」と製薬会社は正直に書いてるものも多いものです。
「効くよ」と打ちたがる推奨派の裏を取った事はあるでしょうか。そこに患者の有益性は置いてけぼりです。
 
3)自然治癒を阻害された患者が来ます。
人間は、自身の力で治れる能力を持っています。その能力を阻害した要因とは何でしょうか。
今も昔も、そしてこれからも、世は脚気を引き起こしたがります。
 
4)「気づき」を得た患者しか永続的な治癒は得られません。
人間は、生まれた時から転げ落ちていきます。
何を拾い、何を捨てるかで、転げ落ちる速度が早まるか、遅くなるか、若しくは這い上がるか。
患者自身は個であり、自身に何かしかネガティブな症状が出ていれば、
より一層、視野は狭くなるかもしれません。でも、そのような時こそ幅広い視点で見てください。
 
実践した人。実践しない人。転げ落ちてしまった坂を本気で這い上がった人。
妥協してしまった人。諦めた人。再トライした人。再トライも諦めた人。治癒率は明確に異なります。

1つの「気づき」や「キッカケ」は「大病」になるでしょう。
 
しかし、世間一般で大病と言われる疾患に苛まれた場合、這い上がるには患者自身が根負けする程、
苦しい思いをしなければならなくなります。それだったら、大病にならないように気をつければ良いのです。
しかし、至極真っ当な事でも、人間は「大病」に陥るまで気づかないものです。

「全部、受け止めちゃうから疲れるんですよ。」
 
むむむ、確かにその通り。右から左へ流したら、これほど楽な事はありません。
さすが長く生きている人の言葉は違う。悟りを開いている。でも、多分、今の私にゃ無理です。
いずれ、田中先生位の年齢になる時に、同じ事を言えるなら、言ってみたい。
私には未だ言える理由がみつからないのです。いつか私もみつかるのでしょうか。
それまでは引き続き全てを受け止めていくつもり。

「先生は患者に対してムッとした事ないですか?僕、ムッとするしムッとされるんですけど。」
「そりゃありますよ。でも、認識の違いだと受け止めています。」
 
身近な話し1つとっても、「痩せろ」「酒やめろ」と言っても痩せた人も酒を止めた人も殆どいない。
言うだけ損、言うだけ疲れる、言う程に嫌われていく。それだったら言わなきゃいいじゃんという話しですが、
100人に1人だけでも、「その認識」を得てもらえれば、私はそれで良いと思うようになりました。
 
「その認識」を得た患者は、自分で学び、工夫し、依存する事なく成長を遂げられます。そして治っていくのです。
 
治るまでには多くの過程を踏まなければなりません。しかし、この世の多くの患者は即時鎮痛を望みます。
その即時鎮痛という認識を持っている以上、薬とアイスクリームで騙し続け、転げ落ちるだけなのです。

           

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  ~針治療から病態定義の見直しを~