藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

選択的栄養(薬物)摂取の側面


ここ最近の内容からの派生ですが、
特定の栄養素(薬物)を選択的に取り込む必要性というのは極端な事が無い限り必要ないと感じます。
例えば、薬害等々にて低Na血症となり高濃度のNaを経口や点滴で摂取する必要があったり、
急性アル中で倒れたり、大火傷で輸液を要する場合等々でも無い限り(勿論これだけではありませんが)、
死を示唆する緊急的な状況でも無い限り、選択的栄養(薬物)摂取は必要無いと考えています。
 
栄養(薬物)摂取以前の話から書くと、今は多くの「身体に良い食べ物」「身体に悪い食べ物」というのが存在し、
発信している有識者によっても左右される為に、何を信じれば良いのか分からない事もあります。
例えば、ダイエットを標榜している識者と、糖尿病治療を標榜している識者では、
根本的な手段は似てはおりますが、栄養素の面に於いては異なる点を述べています。
仮にそれが糖質制限食であったとしても、カロリー制限食であったとしても、内容は様々です。
ご自身が信じた方法でというと、少し無責任な発言になるかもしれませんが、
実践してみないと分からないものなので、気になっている方は色々と手を出しても大丈夫だと思います。
直ぐに悪くなるような基礎疾患を抱えていない限りはですが。
 
1つの基準として、脂溶性毒物というのを挙げても良いかもしれません。
ビタミンの話で書けば分かり易いかもしれませんが、
ビタミンには水溶性と脂溶性という2つのビタミンが存在します。
脂溶性はビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKです。他のビタミンは水溶性です。
 
水溶性の場合ですと、大量に摂取したとしても排泄物で流されてしまいますが、
脂溶性の場合は、必要以上に大量摂取した場合、体内に蓄積されて毒となります。
 
人間の細胞膜は脂肪質、神経伝達のシナプス間も脂肪質、脳も脂肪質で構成されている以上、
必要以上の脂溶性物質の摂取を行ってしまう事により、それは文字通り毒である以上、諸症状が出ます。
 
脂溶性ビタミンという身近な物質だけではありません。
主に挙げれば、多くの薬も透過率を高める為に脂溶性です。
勿論、精神薬も農薬もです。保存料を初めとした添加物も水溶性他、脂溶性も存在します。
人工甘味料もそうですね。トクホだから健康だなんて言われても、そんな事はありません。
飲めば飲むほど不健康です。そんなに飲みたいなら普通のコーラを飲んでるほうがマシです。
 
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トランス脂肪酸も有名ですよね。プラスチックを食べ続けて健康でいられる訳がありません。
コーヒーフレッシュやマーガリン、ショートニングが代表的ではないでしょうか。
いつまで経っても衣がサクサクしている、惣菜コーナーに並んでいる揚げ物もですね。
他にも沢山あります。空中に存在する浮遊物質等々も含めて書けばキリがありません。

良くも悪くも情報が簡単に仕入れる事が出来る時代ですので、右往左往している方々もいるかもしれませんし、所謂デトックスを標榜とした健康法も多く存在するようですが、尿や便、汗で排泄したからと言って、
再度同様の栄養を摂り込んでもいけませんし、今後摂り込む食品が間違っていてもいけません。
 
例えば、砂糖が慢性的に過剰摂取だからと人工甘味料に置換するっていう話です。
これでは1つの毒を止めた代わりに、新たな毒を摂り込んでいる事が明白です。
 
これと同様に、眠れないからと睡眠薬を飲んだり、元気が出ないからと抗うつ薬を飲んだりするのも同様です。
「副作用ありませんよ」なんて言われた方、調べてください。
このブログを読んでいるのならネット環境もあるでしょうし、都合の良い話だけを受け入れないようにしましょう。
大体の人間が都合の良い事しか言いませんから。薬を飲ませ続けなきゃオマンマ食えない人間も沢山います。
 
という事で、健康な人の場合、何かしかの症状を自覚しない限りは
脂溶性毒物を常日頃摂取し続けている可能性は極端に高く、
症状発症と共に気付く訳ですが、その問題点が栄養摂取内容であった場合、
「具合悪い」って病院行っても、大体が精神科行きになって更なる悪化を辿ります。
視覚的、数値的に異常を来たしている場合は、それを風邪と言ったり自己免疫疾患と世間では言ってるようで。
 
健康な人の場合であれば、言ってしまえば症状発症まで、ある程度の時間を要する事になりますし、
年齢的に若ければ体力面で補完出来るかもしれませんので早期に気付けば大した事もありませんが、
 
具合の悪い人が具合の悪くなる栄養や薬物を摂取した場合、急激に悪化し易くなる状況に陥る事は
素人頭で考えても大変自然な事です。傷口に塩を塗りこむようなもの、止めを刺すような行為です。
 
糖尿病患者に糖質6割の食事を推奨したり、
がん患者に糖質を摂取させたりする手段が代表的な例ではないでしょうか。
PETから考察したら直ぐに理由は分かると思います。

栄養摂取の内容に関しては、健康、非健康者問わず実践する事で大きな効果を生んでくれる事には
なると思いますが、考えれば考える程に難しくなりますね。
 
では、どのような策が良いかという話になれば、「何も食べない」という選択が一番良いのですが、
何週間も絶食していると人間は死んでしまうでしょうから、何だかんだで食べなければいけません。
しかし、食べ方によっては絶食と同等の効果を発揮する食事療法も存在します。
具体的に書いて急激に真似して健康被害が生じても責任は取れないので書きませんが、
基本的に副作用は無く元気に過ごせる事でしょう。
念の為に肝硬変、長鎖脂肪酸代謝異常症、急性膵炎活動期等の基礎疾患持ち患者は禁忌です。
 
現行のバランスガイドはとち狂っているとしか言えない状況です。
どこに問題があるのかは、一目瞭然だと思います。
これを守り続けていれば、いわゆる「現代病」と言われる患者は増え続ける一方です。 
               
一言で言えば、自身で生成(合成)してくれる栄養素ならば、外部から無理に摂り込む必要性はありません。
その代表格を一番食べろとガイドラインが言っている以上は身体に負荷が掛かり続けます。
ホルモン分泌異常から生じる諸症状、血液、血管由来の病気、勿論、内臓器の病気と繋がります。
2型糖尿病が良い例ですよね。先ずはここを修正する事により、自己治癒力(自己免疫)の向上が得られます。
 
どんな病気や怪我や薬害であれ、具合の悪い人ほど食べ物に関しては考えなければいけないと思います。
そこに更に薬を入れても拗れていくのは目に見えています。
と言う事で、選択的に摂り込むよりは、先ずは要らないものを抜いていくほうが先決です。
その事で、初めて自身の状態を知る事が出来ますし、自身の身体が改善していく事を実感出来るものです。

建て前的にはご飯に牛乳が合わないという理由ですが、本当の理由を知っている人は知っています。
只、本当の事を書けば書くほどに風当たりが強くなるので書けないだけのこと。
私は三条市の取り組みに期待しています。

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  ~針治療から病態定義の見直しを~


阿部 司氏 http://www.abetsukasa.com/
 
~ミートボール~
安部司氏が、食品添加物の神様とすらいわれたのに、なぜ、キッパリ足を洗ってしまったか、といえば、実は、その大きなきっかけは、彼が添加物で開発したゼッタイの自信作ともいえるミートボールにあります。

そのミートボールは、あるメーカーが安く大量に仕入れた「端肉」(牛の骨から削り取る、肉とはいえない部分。
元の状態では、形はドロドロで、水っぽいし、味もなく、ミンチにもならないもので、現在は、
ペットフードに利用されているもの)を使って、何か作れないか、とい依頼で、安部氏が開発したものです。

彼は、このどうしようもないとても食べれないシロモノに、卵を産まなくなったくたびれた鶏のミンチ肉を加え、
さらに増量し、さらに、「組織状大豆たんぱく」を加え、味付けは、「ビーフエキス」と「化学調味料」を大量に使用。さらに「ラード」「加工でんぷん」「結着剤」「乳化剤」「着色料」「保存料」「ph調整剤」「酸化防止剤」を
うまく加えて、ミートボールを作ってしまいます。...

コストを抑えるために、市販のソースやケチャップは使わず、「氷酢酸」を薄めて「カラメル」で
黒く色をつけたものに「化学調味料」を加えてソースもどき」を作り、ケチャップも「着色料」「酸味料」
「増粘多糖類」をうまく調合して、「ケチャップもどき」も作ります。
本来なら、産業廃棄物となるべきクズ肉を、彼が「魔法の粉」である添加物を大量に投入して、
舌においしい「食品」に仕立て上げたわけです。

このミートボールは、スーパーでも売値が1パック100円弱。安い!あまりにお買い得な価格!
笑いが止まらないほどの大ヒット商品となり、そのメーカーは、この商品だけでビルが
建ったといわれるほどだったそうです。

ところが、ある日、猛烈サラリーマン安部氏のせめての家族へのサービスとして、
3歳になる娘さんの誕生日には、早々に会社から帰宅して、めずらしく家族みんなで食卓を囲み、
お祝いすることにしたようです。なんと、そのミートボールは、彼が添加物を大量に使って開発した
自信作のミートボールそのものだったのです!

安部氏は、真っ青になって、あわてて、「これは食べちゃいかん!」と
ミートボールの皿を両手で覆ってしまい、胸がつぶれるような思いをしたといいます。
廃物同然のクズ肉に大量の添加物を投入して作ったミートボールを、
わが子が大よろこびで食べていたという現実。

「ポリリン酸ナトリウム」「グリセリン脂肪酸エステル」「リン酸カルシウム」「赤色2号」
「赤色3号」「赤色102号」「ソルビン酸」「カラメル色素」などのあふれるような添加物を、
自分の愛する子どもたちが平気で摂取していたという事実。安部氏は、夜も眠れぬほど、
悩み苦しみ自問自答したあげく、きっぱりと、添加物の会社をやめる決心をしたといいます。」