藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

【流れは】精神科医を監禁罪で書類送検【変わる】

精神科 医療保護入院  病院任せの強制入院 問題(解説) /読売新聞

精神科の強制入院の大半を占める「医療保護入院」の
要件を変える精神保健福祉法改正案が13日に国会で成立する見込みだ。
しかし厚生労働省の検討チームがまとめた提言とかけ離れた内容で、
安易な強制入院の増加や親族間のトラブルが懸念される。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/73/c28e73773731ed3c533d64aac70aaae7.jpg

精神病や認知症と思われる身内を抱えて困った家族が、
本人をなだめすかして病院へ連れていく。
その病院で精神保健指定医の資格を持つ医師が「入院が必要です」と診断し、
家族が同意書にサインすれば、本人がいやがっても強制入院になる。
それが医療保護入院の一般的なパターンだ。

精神科の入院患者は約30万人にのぼる。
その4割強、13万人余りが医療保護入院だ。
しかも近年、認知症の増加を背景に、この方式の入院が増え続けている。
医療保護入院には多くの問題点が指摘されてきた。

まず、医師の診断と家族の同意で、公的機関の関与なしに人身の自由を奪う点だ。
病院は入院届と1年ごとの報告を出せばよく、行政は通常、書面審査しか行わない。
次に、患者の権利擁護の不十分さ。積極的に退院請求の手続きを取らないと第三者の診察・審査はない。家族が同意を撤回しなければ、なかなか退院できず、長期入院になりがちだ。さらに家族の負担。家族の意向で入院を強いることから、本人とあつれきが生じ、治療や社会復帰にマイナスをもたらす。

また入院に同意する家族は法律上の「保護者」になり、
治療を受けさせる義務、医師に協力する義務などを負う。

そこで精神医療福祉の関係者を集めた厚労省の検討チームは、昨年6月、
〈1〉保護者の同意を要件としない入院制度にする
〈2〉患者本人が、家族や患者仲間、福祉関係者などを「代弁者」に選べるようにす    る、という方向を打ち出した。

ところが厚労省が作った改正案は、義務を伴う保護者制度をなくすものの、
入院手続きについては「保護者の同意」を「家族等の同意」に変えるだけだ。

現行法で保護者になるのは、成年後見制度を使っていない場合、
配偶者、親権者、民法上の扶養義務者の順で、
扶養義務者が複数いる時は家庭裁判所が選任する。

改正案は、その順序をなくし、同じ範囲の誰かが同意すればよいとする。
強制入院のハードルは今より下がる。配偶者や子が反対しても、
きょうだいの同意で可能になる。
親族間の不和や相続が絡むケースが増えるおそれもある。
一方、患者に「味方」をつける代弁者制度の創設はすっぽり外された。

検討チームの座長だった町野朔・上智大教授(刑法)ら11人の委員は
「私たちのまとめと全く違う」と異例の意見書を出した。
厚労省は「誰の同意も得ずに入院させてよいのかを検討し、今回の案にした。
代弁者は性格や権限がはっきりしない」と説明する。

迷走が生じる根本的な原因は、強制入院という人権制限を病院にゆだねているからではないか。日本精神神経学会は「行政の責任で行うべきだ」とする。
国連拷問禁止委員会は5月末、強制入院の法手続きの改善、地域サービスの充実で入院患者を減らすことなどを日本に勧告した。衆参両院の厚生労働委員会は付帯決議で代弁者、公的責任を含む制度のあり方の早急な検討を求めた。見直しを急がねばならない。


>>ある女性は、自殺するのではと思った家族が警察に連絡し、
そのまま措置入院となってしまった。何も説明されないまま、
拘束されて保護室に10日間。その恐怖から解離を起こして、

3年経った今でも、自分のことを感情を失った「植物人間」と感じている。


>>17歳のとき、学校で反抗的な態度をとったことから、
母親や先生からしつこく精神科受診を勧められた少年。
結局、嫌々ながら行った病院で、服薬拒否をすると、看護師に取り押さえられ、
強制的に入院をさせられた。彼も、そのときの注射や恐怖心で解離を起こし、

ほとんど外に出られない状態になってしまった。


>>45歳の女性だが、
胃痛のためスーパーの駐車場の芝生の上で横になって休んでいると、
119番通報され、やってきた救急車の隊員が、
近くに住む母親や義母から事情を聞いたのち――どうも義母が、
彼女が「霊がのりうつった」というようなことを言っていると
救急隊の人に告げたらしい。しかし、義母はあとでこのことを否定している
――救急車で精神科病院に連れていかれてしまったというのだ。
救急車には母親と義母も乗り込み、
女性が、胃が痛いので胃腸科に連れて行ってくれと頼んでも
まったく話をきいてもらえず、結局、義母の承諾で強制入院。
診察を受けたものの、医師は女性とは一言も話をせず、にもかかわらず、
統合失調症と診断され、大量の点滴と注射、薬を飲まされた。


>>精神病院に監禁されました。
私に後見をつけ資産を狙い精神病院拉致監禁事件になりました。警察や長男が救出してくれなかったら精神病院の中で自殺していたと思います。○○精神病院は悪魔の巣。診断書を偽造した精神科××医師に対しては告訴をする予定。とにかく許せない。次男夫婦には愛想が尽きました。私の資産を狙い精神病院拉致監禁
絶対に許せない。絶対に許さない。


~流れは変えられる~
Citizens Commission on Human Rights (CCHR)より
 
11月19日
ついに重い扉をこじあけました。先週金曜日、ある精神科医書類送検させました。詳細は後述しますが、これは日本において史上初の出来事です。

CCHRの活動の目的は、「精神医学を法の下に戻す」ということです。 どういう意味かすぐに理解できないかもしれませんが、精神医学は法律や憲法を超えた存在であり、もはや法律で取り締まれないという現状を理解すれば、その意味がわかるかもしれません。

事実、精神科医はどんな凶悪行為(殺人、強姦、強制わいせつ、傷害、詐欺、拉致監禁など)を行っても、医療行為という逃げ道を使えば、刑事罰はもちろん民事責任すらも問えません。それでも何とかCCHRは精神科医の犯罪を暴き、有罪に追い込んできました。しかし、どうしても崩せない領域がありました。

強制入院です。

強制入院を最終的に決めるのは精神科医です。強制入院が誤りであれば、それは単なる拉致監禁という凶悪事件ですが、今までこの精神科医の判断が覆ったことはありません。専門家なのでその判断は正しいという前提があるからです。今までにも多くの被害者が強制入院の不当性を訴えてきましたが、民事裁判ではほぼ全敗でした。もちろん、刑事事件として警察が動くことなどあり得ませんでした。

しかし、ようやくここで歴史を変えることができました。不当な強制入院をした精神科医を「監禁罪」で書類送検させたのです。8か月に及ぶ警察の捜査の上、精神科医の強制入院を監禁罪として刑事事件で取り扱った史上初のケースとなります。

もちろん、これから起訴するというステップ、刑事裁判にかけて有罪にするというステップが残っているため、書類送検は最初の一歩にしか過ぎません。しかしこれは史上初の一歩です。とてつもなく重要な一歩です。これも日頃よりCCHRをご支援いただいている皆様のおかげです。本当に感謝しています。

さて、これからCCHRは未到達ゾーンに侵入していきます。当然、ものすごい抵抗・反応が予想されます。すんなりと次のステップに到達できるとは思っていません。もうすでにとある「圧力」がかかっています。 事実、この事件がまだ報道できない理由があります。

だからこそ皆様の力が必要です。タフな戦いになります。皆様からの一層のご支援・ご協力よろしくお願いします。

【予約制】 0173-74-9045 (繋がらない場合は090-3983-1921)
【診療時間】 7:00~21:00 時間外対応化(追加費用なし)
【休診日】 なし お盆、正月等々も診療しております
緊急性の低いご相談に関してはメールでも受け付けております。
fujiwaranohariアットtbz.t-com.ne.jp
アットマークは@に打ち直してご送信下さい。お返事には数日要する場合も御座います。
 
イメージ 2 ~鍼治療から病態把握の見直しを~