藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

「痛み」は「痛み」であり「痛む病気」ではない


「うつ」「うつ」であり「うつ病」ではない。
 
なにかあれば、すぐに「うつ病
仕事がうまく行かなければすぐに「うつ病
借金抱えていればすぐに「うつ病
学校休めばすぐに「うつ病
彼氏・彼女にフラれたらすぐに「うつ病
ペットが死んだらすぐに「うつ病
妊婦が悩んだらすぐに「うつ病
 
 
前々から述べていた医療化の弊害でしょう。
病名を望んでおり、診断を告げられた患者であれば
 
なにかあれば、すぐに「うつ病だから」
仕事がうまく行かなければすぐに「うつ病だから」
借金抱えていればすぐに「うつ病だから」
学校休めばすぐに「うつ病だから」
彼氏・彼女にフラれたらすぐに「うつ病だから」
ペットが死んだらすぐに「うつ病だから」
妊婦が悩んだらすぐに「うつ病だから」


と、何事も自身の病を盾にします。
そして、そんな思考を持つ患者等はこのブログを読んでもチットも面白くないでしょう。
寧ろ腹が立ってるんじゃないかな。
信じて行ってきた治療を突き崩されるのは、自己を否定された感覚となりますでしょうしね。
 
仮に薬を飲んで良くなったのなら、何で飲んでいる薬を止めないのですか?
一生薬を飲み続けるなら、一生アナタは病気なんです。
ハイリスクな薬物で脳をグチャグチャにされながら、造り上げられた病気と一生付き合うのですか?
まして、生活習慣という根本的な事情を見直すだけで解決する内容や、
周囲の環境を整える、若しくは自身が変われば、そして自身が変えれば解決する内容ばかりではないですか?
 
過去から現在に掛けて書いてきた整形外科領域や精神科領域の内容を
3ヶ月後に「気付く」か半年後に「気付く」かは分かりませんが、
時期が遅くなれば成る程、治癒までの道程は当たり前のように遅延していきます。
 
でも、私が幾ら言っても周囲が幾ら言っても、
本人が自身の過去の失敗に気付き、納得しなければ前に進めないものです。
 
一頻り「造り上げられた病」に浸ってから頭を打って出直してくれば良いだけです。
そうでなければ患者は本気にならないですしね。


手術漬けでも薬漬けでも砂糖漬けでも何でも良いです。
 
2回も3回も狭窄症やヘルニアの手術をしても痛みや痺れが取れず、固定術を喰らって可動域がゼロとなり、
治癒への希望がゼロとなったとしても、再度ボルトを抜き前進する事だって出来るのです。
 
薬物依存となり、最後は周囲に無理矢理入院させられながらも無事に断薬に成功し、
前進する事だって出来るのです。
 
甘い物を食べ続けた結果自閉症と診断され、メチルフェニデートを投与されラリッている状態が
治癒だと周囲が認めても、再度栄養問題を見直し、薬を抜き、前進する事だって出来る。
 
「内科で精神科系の薬が出されるなんて。知っていたら飲まなかったのに」と、
数年間に及ぶ多剤処方で動けなくなった身体と心を振り絞り、減薬~断薬に励み、前進する事だって出来る。


その時に、このブログを見て気付く事だってあるかもしれません。
 
それまでの間は、どこぞのヘルニアの名医だ、自閉症の専門医だ、
薬物投与が上手と言われる先生に付いていけば良いでしょう。
 
その時に、まだ権威ある教授にでもしがみ付いて大枚を払い続けるのも、一つの選択でしょう。
その時に、違う選択肢を模索するのも一つの方法でしょう。


幸いにも、整形外科領域や精神科領域に関して流れは変わってきました。
テレビや雑誌、新聞が取り上げ、徐々にかもしれませんが、
医療化の弊害、薬物の問題、多剤大量処方の問題が表面化してきました。
私自身、ようやく表面化してきた医療の問題が日の目を見ている現状にワクワクしています。
 
どの治療理論を信じるかは患者が決める事ですので私から言う事はありません。
 
但し、物事には全て根本的な原因があり、
頭が痛いから頭痛薬、肩が痛いから筋弛緩薬、
落ち込んだから抗うつ薬、落ち着きが無いから中枢神経刺激薬、
足腰が痛いからヘルニアだ、膝が痛いから軟骨が磨り減っているからだと、
全て根拠も無く無意味な対処療法に終始している間は治癒はないってことです。
 
拗れれば拗れるほど、治癒までの道のりは甘く無いのです。
頭の中を全部入れ替える位の覚悟と、人生を変える位の覚悟が必要となる時もあるでしょう。
でなければ、全てが無駄に終わります。
 
支配的要素の強い医学は、様々な分野に浸潤しています。
学校でも職場でも街の広告でもTVCMでも。
鵜呑みにしている以上、簡単にドツボに嵌ります。
相談した周囲の多くの人間もその医学に嵌っているからです。
 
「ヘルニアだからね。神経にあたっているからね
「狭窄症だからね。神経にあたっているからね
「うつだからね。セロトニンが~
自閉症なんだってね。あれ、自閉症の原因って?…医者が自閉症だと言うから自閉症なんでしょ…」的な。
 
アナタが痛みや痺れ、そして様々な「~病」「~症候群」「原因不明」と言われるものに対して悩んでいる時、
唯一開ける道としては、自分の身体を医学で考えない事。たったそれだけで目の前は大きく変わります。


 
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視点を変えればこんなのも、全て嘘っぱちな世界である事に直ぐに気付けるはずです。
 
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イメージ 2 ~鍼治療から病態把握の見直しを~