この動画を見て、私にはこの子が何の障害を持っているのか全然分からない。
コミュニケーションが取れない悩み。
クラスの皆に上手く伝える事が出来ない悩み。
友達を作りたいという悩み。
クラスでの振舞い方の悩み。
皆と友達になりたい。
友達からの誘いで会話が詰まる、会話が長引くという悩み。
会話を出すのに考えたり悩んだり時間が掛かった。
思った事をスパッと言う事に対しての悩み。
3歳になる少し前、言葉の発達がお姉さん達と少し違うのがキッカケだそうで、
障害認定を依頼したのは家族だった。子供を愛する気持ちは素晴らしいと思う。
しかし、その後は障害であるという子供に対しての偏りから捻出された愛なのではないか?
親や教育者が寄ってたかって障害者であるという事を擦り付けているだけなのではないだろうか。
発達障害は我儘、怠け者で片付けられていたが(このオッチャンの発言も随分古い思考だが…)、
最近は脳機能の一部の障害だという理由があるそうだ。
自分の障害を皆に打ち明ける事で他者とコミュニケーションをするように仕向ける大人達。
良い所も悪い所も見てあげるのが大人なのではないのだろうか。
そうでなければ良い子供を演じ続けるだけだ。
光君の「言いたい言葉は堪えてる」「良い言葉を出す」。
この言葉は光君に我慢を強いさせているだけなのではないか。
10歳の子供がカメラの前で、どっかの外国人やオッチャン達と堂々と対話をしているではないか。
こんなに純粋に自身の悩みを考え、打ち明け、解決姿勢を見せる姿を世間では障害だと言うのだ。
医療化は上も下もない標準化を子供に強制的に突きつける事なのだろうか。
ネットに繋いでいれば、画面のどっかにこのリンクがあるでしょう⇒https://www.adhd.co.jp/。
医療化の先には要らぬ診断と要らぬ投薬がある。
見りゃ直ぐに分かるでしょうけど、患者作りに躍起なんですよ。薬を売らなきゃならんから。
HPからチェックリストを追って画面を進めれば行き着く先は「精神科へ行け」です。
前項でも述べましたが、精神医療は現状全てが仮説で成り立っています。
仮説で成り立っている病気に対して現実的に反応を引き起こす薬物が投与された場合、
作用や副作用という言葉は既に筋違いの話なのです。
以下、ADHD治療薬と言われている薬の添付文書から抜粋。
コンサータ:副作用発現率80.6%
・ 低出生体重児、新生児、乳児、6歳未満の幼児、並びに国内では13歳以上の小児に対する安全性は
確立していない。[6歳未満の患者及び国内では13歳以上の患者を対象とした試験は、実施されていない。]
・小児に長期投与した場合、体重増加の抑制、成長遅延が報告されている。
中枢神経系の過剰刺激及び過度の交感神経興奮に起因する次の諸症状
嘔吐、激越、振戦、反射亢進、筋攣縮、痙攣(昏睡を続発することがある)、
・小児に長期投与した場合、体重増加の抑制、成長遅延が報告されている。
中枢神経系の過剰刺激及び過度の交感神経興奮に起因する次の諸症状
嘔吐、激越、振戦、反射亢進、筋攣縮、痙攣(昏睡を続発することがある)、
多幸感、錯乱、幻覚、せん妄、発汗、潮紅、頭痛、高熱、頻脈、心悸亢進、不整脈、高血圧、散瞳、粘膜乾燥
例えばアトモキセチン(ストラテラ)
ストラテラ:副作用発現率75.2%
・低出生体重児、新生児、乳児、6歳未満の幼児に対する有効性及び安全性は確立していない。
・投与初期に体重増加の抑制、成長遅延が報告されている。
本剤投与中の患者ではこれらの症状の発現について注意深く観察すること。
投与中止が適切な場合もある。
参考
サジきりでこぼれ落ちた人間は今の日本では病気だそうだ。
自閉症の定義 <Autistic Disorder>
(平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より作成)
高機能自閉症の定義 <High-Functioning Autism>
(平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より抜粋)
学習障害(LD)の定義 <Learning Disabilities>
(平成11年7月の「学習障害児に対する指導について(報告)」より抜粋)
注意欠陥/多動性障害(ADHD)の定義 <Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder>
(平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より抜粋)
(平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より作成)
自閉症とは、3歳位までに現れ、http://www.mext.go.jp/image/01.gif他人との社会的関係の形成の困難さ、http://www.mext.go.jp/image/02.gif言葉の発達の遅れ、http://www.mext.go.jp/image/03.gif興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害であり、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。 |
高機能自閉症の定義 <High-Functioning Autism>
(平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より抜粋)
高機能自閉症とは、3歳位までに現れ、http://www.mext.go.jp/image/01.gif他人との社会的関係の形成の困難さ、http://www.mext.go.jp/image/02.gif言葉の発達の遅れ、http://www.mext.go.jp/image/03.gif興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害である自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わないものをいう。 また、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。 |
学習障害(LD)の定義 <Learning Disabilities>
(平成11年7月の「学習障害児に対する指導について(報告)」より抜粋)
学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。 学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。 |
注意欠陥/多動性障害(ADHD)の定義 <Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder>
(平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より抜粋)
ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。 また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。 |
※ | アスペルガー症候群とは、知的発達の遅れを伴わず、かつ、自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないものである。なお、高機能自閉症やアスペルガー症候群は、広汎性発達障害に分類されるものである。 |
各種障害の説明の最後には
>>中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。
で締め括られています。何らかの…推定される…。全然分かっていないのです。
これを定義と言うのでしょうか。
そんな訳で誰に何と診断されようが全く気にする事はありません。
自分で自分の悩みを解決しようと努力する姿勢は素晴らしいと思います。
そして、ここに医療が介入する必要はありません。