藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

【転載】「患者にとっては困る」医師の発言


中枢抹消問わず、仮にも如何なる症状とて、症状自覚してから大概が検査する事になる為、予測罹患部位の検査の陰陽性次第では、当該部位に対して責任を宛行う傾向にある事は誰しも起こりうる事であり、仮にもそれが萎縮や炎症、糖代謝異常が脳内で生じていたとしても、それが現症状と関連性も本当なのかと言う点、そして現在の検査機器では知る由も出来ない神経伝達物質の自己生成異常やレセプターの可逆~不可逆の状態、及び特異的な脳神経細胞の可逆可能か不可逆かの状態や判定と言うのは、現段階では予測上での対峙になる以上、確かに吸収から代謝、全身配布から排出に至る迄の経路と言うのは極めて重要な考察箇所になりうると思います。
数年~数十年単位の服薬からの悪化が散見される向精神薬の場合は服薬(減薬過程含む)~断薬後に遷延化された中枢神経系異常を長期に渡り寛解憎悪を示す事なく数ヶ月から数年に渡り一気に憎悪していくケースも多く見受けられます。線維筋痛症」「N医師」と言うワードでN医師が何者かは直ぐに分かるかと思います。以下は患者側からの意見です。結構重要な内容も含まれていると思われた為、転載します。因みに私はFMSやCFS、CS、は存在自体否定派であり、薬害の隠れ蓑であり、栄養偏重の終末であり、これが、「患者自身の身体状況を省みない限りのまま」でTrPや筋膜リリース、顎関節矯正、他の手段も含めて改善に「至る」事は地球が引っ繰り返っても無い派。

転載開始
「患者にとっては困る」医師の発言
数年前になりますが、N医師が、線維筋痛症学会の医師が集まっている前で、医師ではないカイロ・整体の治療家を排除する旨の発言をしたと、その場にいた医師の一人から聞きました。
医局や学会は封建的な縦社会で、N医師はガイドラインなどさまざまな権限を持っているといわれます。そういう医師が、カイロや整体の治療家を排除する発言をしたそうです。
しかしFMは私の例のように、薬なしでも治る病気です。確かに難しい病気ではありますが、薬なしで治る例があるのですから、学会では薬以外にも、さまざまな治療法を探らなければいけません。
FM患者はとくに、薬に過敏になることが多く、副作用が深刻な場合も多いです。患者が、薬以外の方法も健保の枠内で選べるように、整体などの治療家も学会に集め、患者が自分に合ったものを選べるようにしておくことは、重要なはずです。
N医師の学会での発言は、薬を使わずに治りたい多くの患者にとって、とてもとても迷惑で、本当に困ったことです。そして、その逆に、私が受けた治療は一円も健康保険の適用が受けられず、高額なのに全額自腹です。
私自身の回復例は、学会の前身である研究会で発表されています。私の発表のときに、N医師は席をはずしたそうです。しかし、重症患者でも薬なしの回復例があることを、N医師が知らないとはとうてい思えません。
私が回復した治療は、かなり多くの人が「やってみようかどうしようか」と迷っています。迷う理由の一つは、これがとても高額であるからです。
そういう人たちから、「実際に効果がある人が大勢いて、そして高い費用がかかるのに、なぜこれが健康保険適用にならないの? 薬は健保でもらえるのに」という、怒りと疑問の声を、これまで何度も聞きました。
それがなぜなのか、非常に簡単にいえば、この治療が学会で、(健康保険が使える)治療ガイドラインとして採用されないからです。
保険適用にするには、まず治験をして効果を確認したあとに厚労省に諮ります。しかしN医師が私の症例のときに席を外したことでわかるように、この治療を健保の適用にする気はまったくないと、態度で示していると私は思います。
カイロや整体の治療家を学会から排除したこともそうですが、今の学会は、患者の経済的負担を軽くしつつ、薬なしで患者を治す気は、まったくないように見えます。
薬を飲まずに治っている例は見て見ぬふりで、なにより薬を優先させる方針が、病気の泥沼化を招き、患者を困窮のなかに陥れていると思います。
整体治療家が学会から排除されれば、手技治療には健保を使えなくなりますし、もし医師を通じて整体を受けられても、医師はガイドライン通りに薬を処方しなければならないので、整体だけ受けたくても、ガイドライン通りに薬が処方され、患者側は、またその分の出費がかさんでしまいます。
一方、アメリカではどうかというと、カイロプラクティック専門誌にはFMの記事がちゃんと載っており、記事のなかで「FMはCSS」(中枢感作症候群、つまり中枢性過敏症候群)と説明され、CSとよく併発することも載っています。
ある製薬会社がある医師を、「名医」と呼ぶことはあると思います。もし自社が作った薬が健保適用になれば、それだけで巨大な利益が上がります。FMに健保適用になったリリカは、いまでは全国で195万人に処方されているともいわれます。
リリカが大量に処方されるようになったのは健保で使えるようになったからで、それによって製薬会社が得た、そして今後も得続けるであろう莫大な利益を考えれば、リリカを健保適用にまで持っていった医師は、製薬会社にとっては「凄腕の大先生」「大名医」でしょう。
しかし、患者にとっての名医は、患者が自分の目で確かめるしかありません。たとえばリリカがFMに健保適用になっても患者は治ってはおらず、以前と変わらず病気や生活の苦しさを訴えています。
リリカがFMを治せる薬なら、これが誰にでも処方できるようになった時点で患者は治り、患者の苦しみは終わり、社会復帰ができて、経済的な苦しみからも脱却しているはずです。
リリカが保険適用になる前、大勢のFM患者たちが治験に協力しましたが、これは地獄の苦しみから「治りたい」一念からです。その後の患者の状況をみるにつけ、このときの患者の協力は報われていないと思います。
患者自身が「自分を治す」ために、医師には頼らずどうしたらいいかを考え抜かないと、結局は、製薬会社を利する結果になるばかりという印象を強く受けます。
治った例には目をつぶり、「FMは難病で治らない」、だから社会の弱者として「国から福祉を受ける」という考え方があります。
しかし、高齢者や生活困窮世帯などの福祉を国が次々に削っている現在、長期に飲んだ薬で身体がぼろぼろになり困ったころに、さらに福祉が削られ、自力では自分を救えない「行き止まり」に行ってしまう可能性は十分あります。何とかして自力で治っていかないと、希望を持った未来を描くことができません。
ちなみに私はN医師の治療を受けたことはありません。それは、最初から治せないとわかっているからです。私の場合は薬を飲むごとに激しい副作用が出ていたのに、「薬を飲まないと治らないよ」では、とうてい治すことはできません。
Bさんの話でわかるように、N医師が私の病気について分かっているとは、とても思えません。ですから私にとって、N医師は名医ではありません。
重症から治った私が言えることは、治るためにはN医師もふくめ、これまで医師が教わってきた知識では、とうてい力不足だということです。これは一般の歯科医師も同じです。
顎関節症線維筋痛症の関係を否定する医師が主流の現状では、一般の歯科医師がふつうにFMを治せる日が早晩にくることは、とうてい期待できません。
現状では、歯科医でも整体治療家でも、ふつうに習った範囲を超える医学知識を、独力で勉強した人でないと、なかなかこの難しい病気を治すには至らないと思います。
また、重症から治った患者には、治ったことで得た知識や経験がありますが、患者も治療者も、そういう経験から学ぶ必要を痛切に感じます。
なぜなら、「重症になると、いったいどういう状態になるか」、「そこからどのようにして治っていくか」ということは、それを経験していない人には、まったく未知の世界だからです。
これを説明するには、相当幅広い背景から説き起こし、繰り返して何度も説明しないと、(治療側にも患者にも)、とうてい伝わらないことを実感しています。
いま、従来の枠を超えた知識(人体力学や筋肉、筋膜など)を勉強し、独自に腕を磨いた歯科医師や整体治療家などを、ネットワークできないかと考えています。
たとえそういう人でも、海外の定説「FMはCSS」などの最新知識を実地に即して学んでほしいと思います。
これを学ばない限り、FM(=CSS)の最大の特徴である、「ちょっとした刺激であっという間に悪くなる」恐ろしい側面(そのために患者は苦しみ非常な難病といわれる)や、それを克服する道を切り開くことはできないと思うからです。
ほんとうは、そういう治療こそが健康保険適用になるように、学会でやってもらいたいのですが、学会のこれまでの動きをみていると、そういう患者本位の動きは期待することができません。
転載終了

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