藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

【向精神薬被害の実情】 常用量離脱症状の危険 常用量離脱症状の不可逆的症状


私(藤原航太)の元に届いたメールです。詳細に経緯を書いて頂いた貴重な内容です。向精神薬により強い身体症状、及び精神症状が惹起され、今現在も憎悪傾向です。向精神薬被害はフトした拍子に始まり転げ落ちていきます。そしてご本人だけでなく、周囲の人生も崩壊しかねない状況に陥ります。関係者及び他の患者さまの参考の為にも許諾を得て掲載します。
※患者さまご本人も、向精神薬被害に遭われた実情の拡散を望んでいます。患者さまはメディアへの提示もしましたが、現状無視されている状況です。可能な方、シェア等々願います。これが向精神薬被害の実情です。下記転載内容は10年以上に渡る服薬の経緯が書かれたものですが、現在でも一般的に起こりうる(起こっている)事ばかりです。
離脱症状の内容としては過去から取り上げてきたものと殆ど同様であり珍しい症状はありませんが、発症経歴が此処まで詳細に書かれた文面は極めて貴重なものです。

藤原先生
私、〇〇と申します。13年以上、掲題の処方を受け、昨年6月に躁転しました。長くなりますが、現症状は一番下に書いてあります。私は向精神薬常用量依存で、非可逆性の離脱症状に陥ったのではないかと考えております。特に中枢神経とニューロン神経の損傷により身体のあらゆる筋肉、自律神経の不調が起こっている気がします。
~中略~
先生の鍼灸術で治癒いただけますでしょうか?本当に絶望を感じております。
現在、メイラックスを半分割って0.5mg。ロヒプノールも半分に割って0.5mgとした。減薬による明確な変化はない。身体的症状は、筋肉喪失と強烈な耳鳴り、足の無感覚、嗅覚異常、発汗異常(顔面に汗をかかない。)四肢の血行不良、皮膚角質喪失。(食器の洗剤で、手の皮膚が一気に薄くなり痛い。足の裏も。)味覚異常。逆流性食道炎と肺への流入。胸が痛い。脊椎の軟骨減少。特に頚椎。首を回すと石臼を引いた様な音が出る。その後視覚、身体の電気が走った様な痛みが現れ、今では首を動かさない様にしている。
知覚症状
酷い健忘。2/23より本当に酷くなった。離人感覚。デパケンを止めてから若干回復した様な気がする。強い不眠2、3月は1時間/日しか寝れておりません。今はロヒプノール0.5mgで3時間睡眠です。
服用経緯
・1996年夏頃から仕事が忙しくなり、不眠。会社の産業医に診察を受けるとストレスだねと言われ、リーゼを一錠毎日の様に服用。そのうち、もう少し効き目の長い眠剤が欲しくなり、ドグマチールを一錠/日処方される。海外出張が多かったので、時差ボケ解消によく使った記憶がある。もちろん依存性についての注意は全く無し。(この時に抗不安薬向精神薬の危険性はINTERNETがあまり普及していなかったので知らなかったし、会社の産業医を疑うこともなく安心していた。)
易怒性発覚
おそらくドグマチールの力価をアルコールが増長し、易怒性が出ていたためと思われるが、気が付かなかった。1997年結婚。仕事がさらに忙しくなり、不眠。(今思えば、だんだんと依存しているのが分かる。)産業医よりドグマチール+レンドルミン0.25mgを睡眠薬として処方される。何も一錠/日。ドグマチールはもともとは胃薬だから、大丈夫と申し伝えあり。以後、毎日のように服用していたと思う。易怒性が強くなる。社内外で怒声を上げる。反省の念を持つも繰り返す。少しずつ記憶力が低下していることに気が付く。2000年から2002年までその理由で禁煙したから。当時たばこのせいだと考えていた。
・2006年2月頃
仕事、2歳の息子の障害発覚でショック状態。全く寝付けなくなり、(2006年春だったかな?)心療内科クリニックへ訪問、鬱症状と診断され、ドグマチール、ロヒプノール2mg、全然眠れななかったのでSSRIパキシル、ロヒプノール2mgを処方されるが安眠が得られないので、SSRIパキシル+ドラールに変更。一か月程服用したが易怒性が見られ、中止。メイラックス+ロヒプノールを代わりに処方される。この組み合わせが2016年6月まで続く。酒が好きで良く飲んでいた。元々、神経質、気分屋の性格が、冗長されていた様な気がする。
・2015年2月、私の恫喝に社外からクレームが来て、私が異動となる。この6年間ずっと1日でロヒプノール2mg+メイラックス1mg+ビールの引用。その後長年苦しんできた部署から解放されたと勘違いし、躁転おそらく、常用量離脱症状と感じている。この頃から体の異常発汗、夜尿症が現れる。
・2015年6月、会社の飲み会で大量に酒を呑み、躁状態が酷くなる。
・2016年6月、上司より心療内科受診命令。
双極性感情障碍Ⅰ型と言われ、ロヒプノール2mg、デパケン200mg、メイラックス1mgを処方される。向精神薬+アルコールは易怒性を亢進することが後からわかる。)先に書いた通り、常用量離脱と感じている。2015年10月までに躁状態から急激に鬱へ落ちる。
・2015年10月、担当業務を任されるが記憶障害と離人感覚発覚。デパケンの感情抑制効果が離人症状態を引き起こしていたと思われる。(感情がなくなる。)不眠が再発。
・2015年11月
不眠、離人症感覚が取れず、いつもの心療内科クリニックにかかるも鬱対処と診断され、
デパケン200mg、メイラックス1mg、リスパダール5mg×2(最大5錠)、サインバルタ20mg、ロヒプノール2mg、効き目無し。あまりに多いので、服用は1週間とし、メイラックスロヒプノール+デパケン200mgのみとした。服用期間短ったので、この時は離脱作用無し。
・2016年1月念のため、セカンドオピニオンを受け、デパケンを100mgへ変更(ジェネリック)+メイラックス1mg+ロヒプノール2mg。・2016年2月8日より人事から休職命令が出される。気が向くときには5km先の図書館に行く。セカンドオピニオンの医者にアンケートの回答を見せたところ、メイラックスを抜かれる。デパケンは200mgとなるが、100mg×2で薬局で処方してもらい、100mg1個で服用。
・2016年2月21日、メイラックスの離脱で強い不安感があり、余っていたサインバルタ20mgを空腹時に服用。翌22日躁状態になる。(怒りの感情はなし。)よって1錠服用のみ。翌23日躁状態継続。いきなり25kmのウォーキング、10kmウォーキングの時に感じたふくらはぎの痛みを感じない。
下記症状が現れる。
離人症の悪化、味覚、触覚、温感、体温調節機能喪失、嗅覚、ひどい耳鳴り、記憶障害悪化(今言ったことが覚えられない。)寒い外にシャツ一枚で歩いても寒くない。独り言、冷たい手と足の裏にも拘らず汗が出る。聴覚は酷い耳鳴り、触覚はカッターで手の甲を切っても痛くない、嗅覚はずっとガソリンのにおいがする。手の震え、じっとしていられない、酷い口渇、不眠、徘徊。唇の皮膚荒、顔の引き攣り、筋肉の喪失。足の痺れ、痛感感覚低下。痺れた箇所が翌日筋肉喪失している。
記憶障害
私の短期記憶の無さから話がかみ合わず、クリニック主治医と押し問答。結局、クリニックにも副作用だったらもう治まっている、服用継続が大事なのになんで薬の量を減らすのだと相手にされず。リスパダールを処方されたが怖くて飲んでいない。短期記憶能力改善無し。視覚障害。 視覚右:複視。今もメール入力しづらい。アカシジアじっとしていられない、手の震えはロヒプノールを飲むと止まる。その他の症状は治まらない。現在、メイラックスを半分割って0.5mgロヒプノールも半分に割って0.5mgとした。減薬による明確な変化はない。
身体的症状は、筋肉喪失と耳鳴り、足の無感覚、嗅覚異常、発汗異常(顔面に汗をかかない。)四肢の血行不良、皮膚角質喪失。(食器の洗剤で、手の皮膚が一気に薄くなり痛い。足の裏も。)味覚異常。知覚症状酷い健忘。2/23より本当に酷くなった。離人感覚。デパケンを止めてから若干回復した様な気がする。
精神科医の医学知識内容は、薬剤師と変わりません。8人の心療内科にあたり、皆同じ程度と思いました。薬剤師も、危険と知っていながら処方し、良心で減薬を言えば、医師免許がないのでクビですから。確かに患者が離脱症状と気が付かなければ、闇に葬られますね。私もこれだけ訴えても、認めないのですから。その点、欧州や米国は先を行ってます。処方は2weeks以内、危険を知らせることが義務ですから。私のような症状の場合、裁判請求出来るシステムがあり、売り上げがガタ落ちだそうです。それでマーケットを開いたのが、日本と韓国です。先進国で自殺率が非常に高いですよね。不思議な事に発展途上国の鬱や精神病率は非常に低い。どういう事でしょうね。処方が病気にさせるとは。
レセプター異常によるニューロン破壊。ニューロンアポトーシスによる交感神経、副交換神経への影響に加えて、筋組織への栄養分補給障害、その信号が聴覚(気が狂いそうな耳鳴り)、視覚(複視)、嗅覚へ漏れ出している気がします。嗅覚も低下しておりますが、時折臭うガソリン臭が辛いです。治らないという実感が非常に強く、滅入っています。世の中皆さん暖かい方が多いのに何故、精神科医心療内科医は薬害を勉強せずにリピーター稼ぎをするのかわかりません。悪気なくやっているんでしょうね。

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