藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

交感神経症状と伝達不全含む受容体損傷示唆症状の治療反応性の差異2


【広島往診】は定期的に行っています。単独往診とは異なり、広域に渡り治療場所を点在しながら移動する費用分散型往診になる為、ご希望通りの日時に行えない場合もありますが、ご連絡頂ければ大まかなスケジュールはお伝え出来ると思います。ご治療希望の方はfujiwaranohari@tbz.t-com.ne.jp迄お願い致します。 

普段は向精神薬由来症例のカテゴリ内として様々な中枢神経系症状を挙げているが、大枠で視た場合のこれらの諸症状は向精神薬のみで発症する訳ではなく、中枢神経に至る薬物毒物全般で生じる可能性もあり、脳外傷でも生じる。何故当該部位が損傷に至り、何故当該患者がこのような症状を呈しているかに関しての視点で議論を進めた場合、今件の中枢神経系症状のみならず、整形外科的な中枢神経及び末梢神経症状や、内科的疾患、神経内科的疾患等に対しても同様且つ膨大な但し書きが生じ、恐らくその理由は分からないに帰結する事から省略するが、冒頭の医療行為名目で行われる治療手段によっても生じる可能性がある事の認識の浸透性は古くから知られ、当該治療に伴うリスク要因としての大脳基底核由来症状惹起の説明も恐らく行われており、これらが惹起された際の検証と治療も古くから行われ、半世紀を超えている。

原因部位は極めてオーバーラップする印象を受けるが、その発症部位や発症内容により様々な名称は付いており、振戦、チック、ジストニー、ジスキネジーアカシジア、パーキソニズム、ヘミバリズム、舞踏病、バリスム、アテトーゼ、ミオクローヌス、レストレスレッグスシンドローム等々が無数に存在する。発症部位や発症内容により薬物治療内容が極端に異なるかと言えば然程差異はない。その多くはD2受容体遮断薬やレボドパ、抗コリン薬やβ遮断薬、侵襲的行為の場合、脳深部刺激療法や当該原因部位の摘出手術等々が存在する。個人的には症状如何問わず、その症状は患者感情としては得も言われる違和感を自覚する事になる為(病識が無いケースもあるが)個別的に視る価値は低いと考えている。基礎学問的な検証に於いては種々大脳基底核由来症状を調べてみれば分かると思うが、臨床的側面から視た場合、検査よりも検証よりも治す事が第一となり、その定義が有ろうと無かろうと凡ゆる理屈は意味を成さず邪魔になるだけだ。度々書いている事だが、中枢神経(この場合は脳)に栄養を見越す手段は前項の通りの方法を現在は超える手段がなく、今件は大脳基底核由来症状と標榜した内容にはなるが、結論から書くと治療上に於ける生理解剖的反応から鑑みた場合、選択的栄養が行われる事はなく、脳内全般に及ぶ包括的な栄養にしかならない為に、其処から派生する結果も構築し難い若干後ろ向きな側面もある。

今件の症状に限らず、症状を回復させるに至る行為と感情は極めて尊いものである事には変わらない事を前置きとし、現状の薬物治療内容によって満足を自覚している症例も無数にあるかもしれないが、如何なる症例に於ける薬物治療に対しても孕む問題が耐性獲得後の弊害である。パーキンソン病等の確立性の高度な病態を例に挙げた場合、中長期的服薬の最も大きな課題がウェアリングオフ現象やオンオフ現象と称される、最終的には尻すぼみとなる状態であり、ここに神経変性疾患に於ける現行医療の限界を感じる。このような結末に限らずとも、そしてパーキンソン病とは根底が異なれど、中長期的服薬に伴い、自己分泌能に異常を来すと示唆される現象を抱える薬物は少なくない。その代表格がステロイド向精神薬となるのだが、未だ向精神薬は前者の薬物のようなリスクが表在化されておらず認知度が低い印象を受け、その認知度が低い故に発生している症例は数多い。

どの疾患に対しても言えるが、現状、仮に症状として違和感や疑問を患者自覚として感じている内は異常であり危険信号であり、見方によっては健全な証拠である。その異常であり危険信号の火が起き続けている事に対し、どのように消すかが問題となり、いつ消す作業に入るかが問題となる。どの疾患も当該罹患細胞にネクローシスが継続していると仮定した場合、それは早期治療を求める必要性があるのは変わらず、その時期と治療内容によっては可逆性症状(疾患)か不可逆性症状(疾患)かの線引きにもなる要因になるかもしれないが、私が抱える症例に於いては、20~30年の持続的経過後の中枢神経系症状及び末梢神経系症状に関しても、治療を累積させる事でポジティブに転じる例も少なくない事から、何処から短期や長期と呼び、可逆性か不可逆性かとの判断は常に迷う。その為、この観点に関しても議論をするのは極めて難しく、結果的に幾ら文字で起こしているとしても、臨床に挑戦し続けた相互の人間しか恩恵を受けられないのは変わらず、やってもいないのに文字だけで「治る」「治らない」の議論をするのは極めて不毛である事も分かる。

人間は生きている限り時間進行を伴い、その過程に於いては様々な良悪因子を暴露しながら進む。姑息的治療の根幹を知る者であれば意味も分かるとは思うが、先ずは姑息的と標榜されている時点で治療は治療ではない。その意味が分からなければ治療の意味も分からないと思う。では、その過程に対し、当該薬物を服薬した事で症状の改善が可能だったからと、又、この症状はこの薬物で改善したから原因はこうであった、と結び付けるのは案外短絡的な思考ともなりかない。今件の中心となるベンゾ系で例を挙げた場合も同様である。全身抑制を望む反応作用は、その反応を恩恵として患者自覚が得るだけであり、それは回復でも治療でもない。その反応に暴露されただけとなる。血液及び画像抽出不能な要因は多くあれど、症状自覚がある限り、それは異常なしと考えるのではなく、現在の検査能力の限界を超えた極めて微細な損傷が起きている器質的異常、又は検査部位の異なりと見るのが自然でもある。そして壊れた要因は1つしかなかったかもしれないが、回復迄の要因は実は幾つも考えられる。理想論を言えば仕方ない事だが、1つの妥協点としての思考でもあり、異常が無いからと放置する事は、目の前の人間を見殺しにする事と同じであり、基礎に重きを置く人間と臨床に重きを置く人間の思考の違いとなろう。

改めてとはなるが、薬物治療に於ける思考は危険性も孕んでいる事も知らなければならず、その医療行為に於ける服薬から症状改善、症状改善したから原因は当該部位であったとの図式に対して両手を挙げて賛同する事による弊害は、耐性獲得後、又は服薬直後も含めた急性的な副作用に伴う短期的な経時に伴う自己分泌能異常や受容体の変性や損傷を示唆された状態の継続となり、その際に患者側がスタンスを変えない限り、中長期的な弊害は更なる上述の異常の増大化と異なる性格の薬物処方となり、回復から益々遠のく。仮に一時的な処置であったとしても、その一時的な処置によって長期化した損傷を受ける症例も少なくない事からリスクはゼロではない。一時かと推測された急性症状が延々と続くかの如く生じ続けるケースもゼロではなく、例えば、短期の極めて強い交感神経症状が持続しただけであったとしても、その火消しに働いた凡ゆる器官の疲弊が回復する迄は相応の時間が掛かる。

リスクとは服薬に伴うリスク、患者自身の身体~精神リスクのみを指しているのではなく、患者を取り巻く全ての者が背負うリスクと考える。どのような症状であったとしても、患者1人が症状を抱えた場合、その症状は患者1人の所有物ではなくなり、その弊害は波及する。また、治療や回復と言う概念は治療者のスタンスにより異なる。単に目先の症状を抑制させたいのであれば古典的な鎮静剤でも投与すれば落ち着くだろう。但し、それを治療や回復と呼ぶのなら、私はその人間性を誰であろうと疑う。
......................................................
医療行為で生じた大脳基底核由来症状に対しては原則的に休薬の処置が取られ(休薬しない場合もある)、又はこれらの副作用を抑える薬物を服薬する。又はこれらの副作用を抑える薬物を服薬し、異なる症状に対してのベネフィットを既存薬物に於いて受ける事になるのだが、上述全般のカジュアル性の高い行為を平たく記述すると、薬剤性由来を薬物で抑え付ける行為が大半となり、元々の行為から疑問を感じるが、それがマジョリティである為、その行為に疑問を持たない人間が多数となる。

では、様々な医療行為に伴い大脳基底核由来症状が惹起されるのは古くから既知されているのは事実だが、中長期的服薬者層が最も多いベンゾ系でも生じる可能性があるのも同様である。その反応部位は受容体が存在する箇所に於いて発揮される事から、脳内全般に受容体を置くGABA受容体に作用しなければ全身的な抑制は成功しなくなり、時に術前術後等に於いての有用性は高いものとならない。ベンゾの世間一般での作用は「抗不安」「睡眠」「筋弛緩」「抗痙攣」「健忘」となり、その弊害反応(奇異反応・常用量離脱・離脱)は逆を行くと見ればイメージは付き易く「不安」「不眠」「筋緊張」「痙攣」となる。これを一覧と照合してみると更に分かり易い。

易興奮性、不眠、悪夢、他の睡眠障害、不安の増大、パニック発作、広場恐怖、社会恐怖、知覚変容、離人感、非現実感、幻覚、錯覚、抑うつ、強迫観念、妄想的思考、激怒、攻撃性、易刺激性、記憶力、集中力の低下、侵入的記憶、渇望、 頭痛、痛み/筋肉の凝り - (四肢、背中、首、歯、顎)、ピリピリする感覚、痺れ、感覚の変容(四肢、顔、胴体)、脱力(例えば下肢に力が入らない)、疲労感、インフルエンザ様症状、筋肉がピクピクする(筋れん縮)、ミオクローヌス、チック、電気ショック様感覚、震え、めまい、もうろう感、バランス失調、霧視(ぼやけて見える、目がかすむ)/複視(二重に見える)、眼痛、ドライアイ、耳鳴り、過敏性 -(光、音、触覚、味覚、嗅覚)、消化器系症状 -(吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、腹部膨満感、嚥下障害)、食欲/体重の変化、口渇、金属様味覚、嗅覚異常、潮紅/発汗/動悸、過呼吸、排尿障害/月経異常、皮膚発疹、かゆみ、ひきつけ

主な受容体の配置部位は大脳、大脳基底核、小脳及び海馬に在るとされているが、抑制系の逆転現象に於ける持続的な興奮状態は多くの弊害を有む事は間違いなく、HPA系の異常機能亢進、それに伴う(又は伴わずとも)内~外分泌異常、各種脳神経系の機能異常に伴う厳しい症状の持続的自覚は珍しいものではなく、且つ問題なのは、多くは単剤ではなくカクテルされている状態により更なる混乱を招く。では、今度は単剤の副作用を見てみても分かり易いと思う。以下はエスタゾラム/ユーロジンの添付文書から抜粋した副作用であり、上記と照合しても大体のイメージは付くと思うが、効能に対しての逆となる。恐らく、どの薬物に関しても言える事だが、添付文書欄に副作用として掲げられているものの、多くは常用量離脱も併記されていると推測している。

せん妄、痙攣、呼吸抑制、刺激興奮、錯乱、無顆粒球症、一過性前向性健忘、もうろう状態、眠気、ふらつき、めまい感、歩行失調、頭痛、頭重、不快感、発揚状態、構音障害、AST(GOT)、ALT(GPT)上昇、BUN上昇、貧血、白血球減少、血圧低下、動悸、悪心、口渇、口内苦味感、過敏症、発疹、そう痒感、倦怠感、脱力感等の筋緊張低下症状、覚醒遅延傾向(麻酔前投薬として用いた場合)

概要はこの程度とし、大脳基底核由来症状惹起の代名詞とも言える抗精神病薬統合失調症治療薬と称されているもの)のみならずベンゾ系でも当然惹起されるであろう状況についてイメージが付いたところで、前項にて私は交感神経症状と自己分泌能異常又は受容体損傷及び変性症状の場合、前者が限り無く内外因子の疲労やストレスによって寛解憎悪を来す不安定性が高く、後者が1度回復した場合の安定性が高い事を臨床現場で多く見てきた事を書いた。

もう少々分かり易く書くと、不安定性を示す諸症状は脳神経系由来と思しく、更に当該神経に及ぼす栄養血管のバイパスが少数であるとされている神経系の症状が不安定となり、多くは内耳神経や三叉神経、顔面神経が標榜すると思われる頭痛や頭鳴、耳鳴や耳痛、感音性(突発性)難聴、頸部痛及び2次的発症となる頸神経の後根神経節炎又は神経根症様症状及び特に可動域の高い肩甲上腕関節に於けるアライメント異常から派生する上肢症状(肩手症候群に極めて類似又は同様)の惹起、上述神経含む顔面部及び肩頸部の強張り(自覚はポイントが絞られるかもしれないが、全身に及んでいると思われる)、疼痛等が挙げられる。筋緊張の類が生じる場合は全身性と成りうる可能性が極めて高いが、仮にも生じた場合の発症部位は脊椎高位の可動域に根拠を求められる印象を持つ。また、真摯にエピソードをヒアリングすると、離脱と思しき症状を発症してから数ヶ月を経て頚椎症性脊髄症や視床痛に類似する諸症状を呈する群も少なくない事から、そしてその治療反応性からも、その症状の成り立ちは両側又は片側の視床へのダメージが数ヶ月を経て生じた結果と考えられる。

後述する事にもなるが、凡ゆる内外因子を鋭敏に感知する事になり患者自覚を及ぼす諸症状に視床損傷の関与は色濃く、それが凡ゆる症状を強大化させている印象を受ける。ベンゾの弊害は脳内全般に及ぼす為に凡ゆる中枢神経症状が惹起される故に不可思議な状況である事を示唆する者も多いが、恐らく離脱症状は、その治療反応性からも先程大別した(交感神経症状と自己分泌能異常又は受容体損傷及び変性症状)2つに絞られる印象を持つ。勿論、代謝時に於ける肝腎臓の負担は更に別となるが、それは分かりきっている。

幾つかの疑問が挙げられる。何故、このようなベンゾ系離脱を中心とした持続的な交感神経系の過剰亢進に伴う症状の類は治療の推移も不安定であり、何故、ベンゾ系離脱を中心とした自己分泌能異常や受容体損傷又は変性示唆と捉えられ、且つ大脳基底核由来(厳密に言えば小脳由来の運動失調も含む事になるが)と思しき不随意運動の類の回復は安定的に推移するかである。端的な予測をすれば、先述した通り交感神経症状/自律神経症状は内外因子のストレスにより簡単に変動を来す為である。しかし、それだけの推測では短絡的過ぎる。では何故、情動にも左右され寛解憎悪を来たし易いと言われている(又は実際に現場で見ている)大脳基底核由来症状は安定感を示すかである。
......................................................
但し、此処までの推論の中には既に矛盾が生じている点が幾つか挙げられる。元々のベンゾ離脱はGABAの自己分泌能異常や、それに伴う受容体損傷や変性を示唆した事を起因とした当該症状や、それに付随した持続的交感神経症状及びHPA系を中心とした2次的種々弊害であるとしたが、そもそものベンゾが反応を及ぼす部位はGABA受容体であり、その配置部位は大脳皮質、大脳基底核、小脳、海馬等に多く分布される事と研究は進んでいるようだが、先述したベンゾ離脱の交感神経症状の大半は脳神経系由来であると記述した。この脳神経系は脳幹派生である事から、ベンゾそのものの反応は乏しい。何故なら、脳幹や脊髄はGABAではなくグリシンが担っていると言われている事から、ベンゾが直接的に脳神経系に影響を及ぼすとは考えられない矛盾が生じ、
幾つかの仮説が立てられる。

1)GABAは既存検証結果とは異なり、脳幹や脊髄にも多数分布している結果、離脱惹起(自己分泌能異常及び受容体損傷及び変性)の際は好発的に脳神経系由来症状が惹起され、ぞの累積治療により自己分泌能機能や受容体の回復が成立し、症状自覚の改善を得る事になる 

2)ベンゾそのものがGABAのみならずグリシンの自己分泌能や受容体の損傷又は変性を構築する 

3)ベンゾ離脱の遷延化と一見示唆された症状群が回復していった場合、それをGABAの自己分泌能異常や受容体損傷からの回復と見るのではなく、グリシンの適応と見る見方 

4)既存検証結果であるGABA受容体が大脳皮質、大脳基底核、小脳、海馬に、グリシン受容体が脳幹、脊髄に分布が正解とし、ベンゾ離脱に伴う持続的交感神経の過剰亢進がGABA由来である事も正解だとした場合、脳神経系異常は大脳皮質や視床を経由する外的刺激に伴う鋭敏性が視床で生じた結果の当該神経系症状であり、間接的要因としての交感神経症状となる

仮に4)が正解だとした場合、推測の域は超えるものではないが、ベンゾそのもので損傷を受けた大脳基底核由来症状の回復は安定度が高く、投射を受ける事で変動(反応)を及ぼす脳幹及び派生の脳神経系異常の不安定性が高いのかもしれないと言う仮説は成り立つ。

抗精神病薬やD2受容体遮断薬、レボドパの類は、そのものが局所的反応を示唆する作用を持つ事から、その作用及び副作用を含めても、大脳皮質~大脳辺縁~大脳基底核由来と思しき症状群がスポット的に表現され、その症状群も濁る事はなく分かり易い。しかし、ベンゾ離脱は脳の大部分に反応を及ぼす為、その症状群は極めて濁ると同時に、服薬者層が他の向精神薬と比較しても極端に多い事が推測される事、日本ではこれらのリスクを軽視又は無視した事によって処方期限も存在しなく、惹起された症状群は既存疾患の憎悪、新疾患の併発とのように感情論で更に濁されてきた歴史がある事も更なる混乱を招いていると思われる。

その為、仮にベンゾ離脱に伴う大脳基底核由来症状が出たとしても、原因は薬剤性である事が認められず、異なる無意味な病名(主に自閉症各種や統合失調症、(若年性)認知症等々)の診断を受ける患者が後を絶たないのであろう。勿論、身体症状と精神症状を併発する因子は今件のベンゾに限らず数限りなく存在するかもしれないが、個人的にはベンゾ服薬の契機となる身体症状や精神症状の持続が如何なる理由で発生したかの原因を探れば、このような中枢神経系にリスクを及ぼす薬物を飲まずとも解決出来るのではないかと考えられるし、これらの薬物の服薬に伴う弊害が生じた場合、服薬契機となる原因はどうでも良くなるほど、薬剤性由来の諸症状は強大に患者に襲い掛かり、抜けられなくなるケースが後を絶たず、力尽くで抜け出そうと思う程、その反動は大きく自分に降り掛かる悪質な性格も持っている。

これらの状況も鑑みた場合、先ずは安易に向精神薬に染らない事が挙げられ、自然発症性の諸症状であれば、その治療反応性も著しく良好である事は既に掌握しており、中長期的服薬が絡む場合は、その治療反応性は著しく不安定性が高い事も残念ながら掌握している。その為、既に多くは数年数十年とベンゾ系薬物を服薬してからのスタートでもある事から、服薬歴が長期であればあるほど、今更急いでもどうにもならない事を理解する事が早期回復に向けての近道になるのだろう。

参考関連1(クリックでリンク先にジャンプします) 


参考関連2(クリックでリンク先にジャンプします)


【電話】 0173-74-9045 又は 050-1088-2488 (携帯 090-3983-1921)
【診療時間】 7:00~21:00 時間外対応可  【休診日】 なし 土・日・祝祭日も診療しています
【pcメール】 fujiwaranohari@tbz.t-com.ne.jp 適応症状・非適応症状・病態解釈・経過予測・リスク・費用・治療内容等のご相談はメールでも受け付けています。お気軽にご相談ください。
        
イメージ 1~針治療から病態定義の見直しを~