藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

再考をする 38 2024/3/10~2024/4/16

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02g6koJouujPLCyFJFwtqT9Us3A8cLLuZNddLLefzF4a3KoreT5WtbzxNAjLEQyv1Nl

 

>>βヒドロキシ酪酸

 

βヒドロキシ酪酸とアセト酢酸、アセトンを総称してケトン体と表現しますが、前者ふたつがグルタミン酸濃度に関係している為、絶食や低糖質の食事の意義へと繋がっていくのですが、絶食や低糖質でグルタミン酸濃度が低下する説と、上昇する説の、全く正反対の説が存在している事も知る必要があります。

 

※1)※類似の参考b)の文章と絵を見て、未だよく理解出来ていないのですが、グルタミン酸濃度を低下させるケトン体の内訳的に、βヒドロキシ酪酸とアセト酢酸が濃厚に関与している説は幾つか存在するものの、GABAの前駆物質がグルタミン酸の為、グルタミン酸濃度が低下すると、GABA濃度も比例的に低下すると考えられるのですが、※1)を見る限り、反比例の関係性を持っています。グルタミン酸が抑制され、GABA濃度上昇という関係性です。もちろん比例関係を持つ説も存在し、こちらが個人的に腑に落ちます※2)※3)。

 

ここまでをまとめると、グルタミン酸が低下する為に発作(痙攣や癲癇etc…)が減少、グルタミン酸の上昇に連れ、それを前駆物質に持つGABAの濃度も上昇する為に発作(痙攣や癲癇etc…)が減少となりますが、共に当該部位を切り抜いた帰結的な臨床像は、同じ事には変わりません。

 

帰結が同じだから良いという話ではなく、重要な部分はここからで、ベンゾ然り外因物質でGABAを増強した手前、ネガティブフィードバック諸々を背景に抱えた際、今の具合いの悪さを何とかしようと、絶食や低糖質の食事を取り入れるものの、余計に増悪する事例が散見されるのは今に始まった事ではありませんが、ここから見えてくる部分も多いと思います。

 

この仕組みが仮に※2)※3)であれば、当該病態の基礎は、抑制性神経伝達物質のGABAが生合成し難い身体環境の為、興奮性神経伝達物質のグルタミン酸濃度が上昇したとしても、GABAに変換出来ず(し難く)興奮を抑制出来ない、がイメージし易いかもしれません。

 

ヒポクラテスの時代から、絶食が癲癇に効果的と見られたものの、それでは負担が大きい(長続きしない)からと、1920年代よりケトン食が体系化してきましたが、その頃は今と違い、薬物そのものが存在していない等、薬物でもダメならケトン食という流れではなかったと思います。

 

現代のように第一選択として薬物を入れられる場合、薬物が原因でケトン食が有効に機能しない身体環境下に置かれる側面も見え隠れしますし、服薬契機となる病態問わず、服薬によって当該神経伝達物質の生合成が乏しくなると、良かれと絶食や低糖質を試みても、病態の増悪進行に拍車が掛かるのは当然かもしれません。

 

>>ケトン体により脳の神経興奮性伝達物質グルタミン酸からグルタミンへの変換が、グルタミンが神経細胞内で神経抑制性伝達物質GABAに変わることがてんかん発作の改善につながっているのではないかと※1)

 

>>脳において,ケトン体はアセチルCoAへ変換後,TCAサイクルでATPを産生する.この過程で,2-オキソグルタル酸からグルタミン酸の生合成が上昇し,γ-アミノ酪酸(GABA)の産生増大を誘導し抗癲癇効果を有するのではないかと考えられている※2)

 

 

 

※1)

https://nara.hosp.go.jp/html/tenkan/Foodtherapy.html

 

※2)https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=650

 

※3)https://www.sciencedirect.com/.../pii/S0197018605000999...

 

※類似の参考a)https://first.lifesciencedb.jp/archives/1197

 

※類似の参考b)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://epilepsy.hospital.okayama-u.ac.jp/.../info0701.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Un5NY9x932gb4eu8iE4XTLpvCX8UCKGjRoVdz99Lu76Jsc9z7CmpAgukZq3T3cgEl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../e12016b8604dce6c1d549f7d2a6f...

 

薬好きはヒトの話を聞かない傾向が見られますが、薬物で快楽を得ると、ヒトの話を聞くメリットを感じない為に聞かなくなるのか、或いは元々ヒトの話を聞かないヒトが薬好きになるのか、どちらかは分かりませんが、薬物でダメになった身体は、話を聞いたところで良くなる事はないものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02aebL65xN6oAFWArGaQFvQzweamcCN2L4xJLjGHcLE7doMWYKyPPuTvA4tWvybBdUl

 

>>水原氏は選手たちに「自分はギャンブル依存症だ」と話した※1)

 

「依存」という曖昧な概念と表現が、後に精神論で溢れた我慢大会を生み、余計に被害を拡大している実情はありますが、どこか背徳感を自覚していた印象を受けると同時に、「星の王子さま 酒飲みの星」を思い出したので紹介します※2)。

 

生きていく上で、少しでも少ないほうが良いのはストレスだと思います。多くは生まれた時から重力ひとつ取り上げても、選択出来ない外部ストレスに否が応でも曝露し、抵抗し続けていくのが生物かもしれません。その外部ストレスと対峙しようと、或いは解放されようと、身近なものではギャンブル、アルコール、薬物を取り入れる行為が代表的ですが、何れこれらを取り込む行為そのものが、ストレスの種を巻き続けていたと知る時も訪れます。

 

これらのストレスが外部からのストレスと決定的に異なる点は、自己で発生し続ける内部からのストレスとなる為、例えば環境を変える、人間関係を変える等の手段が通用し難い、回避し難い事、また、外部ストレスの種類や軽重にもよりますが、否が応でも暴露し続ける外部ストレスに対し、鋭敏に増悪傾向を示す特徴もあります。それを感じ取った周囲の人間は、腫れ物に触れるような対応しか出来なくなります。そうなると一層の悪循環に陥る可能性もあり、余計に死期を早める契機となります。

 

以下転載

 

今回の訪問はとても短かったのですけれど、王子を憂鬱の底まで沈めたのでした。

 

   王子は、酒飲みに、尋ねます。

 

 -ここで何をしているの?

 

   酒飲みは空の酒瓶のコレクションの前で静かに座っている所でした。

 

 ーわしは飲んでいる所だよ。

 

   酒飲みは悲痛な様子で答えました。

 

 ーどうして、お酒を飲んでいるの? 王子は尋ねました。

 

 ー忘れるためだよ。酒飲みは答えました。

 

 ー何を忘れるためなの? 

 

   王子は酒飲みに同情して尋ねました。

 

 ー恥ずかしかったことを忘れたからだよ。

 

   酒飲みはうつむきながら告白したのでした。

 

 ー何が恥ずかしいのですか?

 

   助けたいと思った王子は尋ねました。

 

 ー酒を飲むことが、恥ずかしいのだよ!

 

   そう言って酒飲みは最終的には、沈黙の中に閉じこもってしまいました。

 

   王子は、真っ赤になって、途方に暮れてしまいました。

 

   大人ってもうゼッタイ変だわ、旅の間中王子は独り言を言っていました。

 

転載終了

 

※1)https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1067235

 

※2)https://note.com/aiai74/n/n9de8c1b158a8

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02NDb1NqZBAVkrHLiR1feDyqXpXQPXLJygXbMaQecZqXJ1JFkMLw1Hkv22nLXwRycml

 

https://www.m3.com/news/open/iryoishin/1199620

 

2024年3月19日、アメリカでラストホープ最後の切り札と呼ばれた日本人、福島孝徳先生がお亡くなりになられました。日本は足の引っ張り合いでダメだからと海外に行き、その海外で及ぼしていた影響を、日本が逆輸入する形で認知度が高まった印象がありますが、「(道具は)無ければ作る」「(道具は)無ければ作れば良い」の姿勢が、既成に囚われた、或いは既成の範疇で立ち回る様々なデメリットの大きさを教えてくれました。ご冥福をお祈り申し上げます。有難う御座いました。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid03iGgeEvJagQYFFDfKKN7d3BgNNpvfETgA1giv8BaN7eaFqfGMxrBQqG4pVyJHjyel

 

https://www.idononippon.com/topics/9708/

 

>>令和6年3月26日(火)に厚生労働省より第32回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師の国家試験の合格者発表がありました。今回は、あマ指師合格者932名(84.0%)、はり師合格者2,892名(69.3%)、きゅう師合格者2,887名(70.2%)、柔道整復師は3,337 名(66.4%)でした。

 

70%を切る数字を見ると、途端に合格出来ていない印象を持ちますが、年々難しくなっていると思いますし、大変かと思います。世の中に絶対はありませんが、今いきなり私が受けたら絶対落ちるでしょう。

 

国家試験になり間も無く、極々初期の試験(1988年を境に、都道府県知事認可資格から厚生労働大臣認可資格に変更されています)では、「酒を飲みながら治療しても良いかダメか」みたいな問題もあり、「ダメかな」と思いつつ、同一神経伝達物質を増強するベンゾの類を飲みながら治療にあたるヒトもいるでしょうし、それが許されているのだとすれば、答えは酒を飲みながら治療しても○、何なら酒を飲みながら車の運転をしても○、という事でしょうか。不思議なものですね。生理学的な事情を問うものではなく、倫理観を問う問題だったのでしょうか。

 

それはさて置き、揉んで良くなるものは放って置いても良くなりますし、揉んだり引っ張ったりしないほうが早く良くなる事例も多いでしょう。灸で惹起する反応を利用したいのであれば、針で代用出来ますので私は「針師」としか肩に書いてませんが、一般的に「鍼灸師」と呼ばれるものの、上記の内訳の通り、「鍼師」と「灸師」は別々の資格で、試験は同一時間に行われますが、厚労省への登録は勿論、合格証書も別々に発行されます。

 

年に1回の試験ですから、いちど落ちたら1年後の試験までモチベーションが続かず、再試験、再々試験は合格率が相当落ち、10%前後の合格率まで落ちます。何なら諦めて試験を受けない例も少なくないでしょう。その為、1回で合格するしかないのが現状ですが、ひたすら過去問を解き続ければ、授業はサボっていても何とかなると思います。少なくとも私は過去問をやりまくった為か、問題を見るだけで「第○回の試験」まで当てられるようになりました。

 

専門科目は10問10点×2、共通科目160問160点を満点とし、共通科目は6割以上となる96点以上で合格となる計算ですが、実質過去問しかやっていない私で共通科目145点程度と記憶しています(後に届くハガキに点数が載っています)。専門科目は共通科目と別に6割以上を取らなければ、共通科目は突破しても専門科目が芳しくない場合、不合格になるはずです。今考えると160問の6割と、10問の6割はだいぶハードルが違う印象があります。少々細かい部分の記憶は曖昧ですが、過去問だけでもそれくらい取れると思います。

 

それはそうとここからが重要で、何だかんだここまでは努力していれば何とかなる路線ではあるものの、ここまでの努力の経験と努力で得た結果が示す、その先の危うさも知る必要があると思います。結論から書けば試験と現場は全く違うという事になるのですが、今までの努力さえ出来れば進んでこれた路線も、現場では全く通用しない事を先ず実感します。ヒトの身体は文字で語れるほど簡単なものではありません。

 

その時にどう思うかが大切で、「今まで必死になって勉強してきた」「今までの努力は正しいんだ」「その努力を国(この場合は厚労省ね)は認めてくれたんだ」「ワイは正しいんや」と考えてしまうと、ダメになると思います。平たく書けば、「ワイの治療が正しいんや、それで良くならないのは患者がオカシイんや」です。そうなるとどうなるでしょう。それはこの界隈に限らず全てで言える事で、それが人口割合で精神病床数世界一の日本を表現していると思います。

 

自分のダメさを他人に押し付ければ、それ以上に楽な生き方はありません。その自分のダメさを他人に押し付けて抑え込める程の傷病名と薬物は揃っています。努力努力で勉学に励み続けて生まれた人間の弊害を感じます。常に「自分が悪い」「ワイは間違えてるかもしれない」「もっと最適な解はないか」と考えるだけで、初めて見えてくる世界もありますし、人間の身体の可能性の広さも実感出来る場面に遭遇出来る機会も増えるかもしれません。

 

免許を取って現場に立って、何の結果が出なかったとしても当たり前です。そもそも通用しません。それでも尚、今までの努力は全て無駄と思い、その上で模索し続ければ良い事もありますし、良かったと思える時も訪れます。そしてそれが本当の力となって次に続きます。試験お疲れさまでした。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0umjMtNJYDRdpQczLvx1t9Bem253tUWTUb927sKMijZVHfXce5NnfQXVZWphswktQl

 

活きの悪い魚を食べて惹起されたヒスタミン中毒と、サプリでナイアシン(ビタミンB3)を摂取し、フラッシュを起こして喜んでいる方々とどう違うん?と思った事がありますが、スタートの心持ち次第で、体内の反応は同じでも、食中毒と捉えて苦しいと思うか、治療と捉えて喜ぶかの異なる感情の動態変化に興味を持ちます。

 

それはそうとプベルル酸は青カビから生まれる天然化合物らしく、サプリとしての取り扱いであれば、食中毒の括りになると思われるものの、ウリのモナコリンkはスタチンの類のようで、先ず思い浮かんだのがスタチンと自殺の関係性です。

 

>>医者に行くと、二二〇以上で異常だといってコレステロール降下薬を飲まされる。すると、まずいことに鬱になるんですね。非常に多弁だった人が無口になったりする。そういう人が電車に飛び込むんだという話をしていたら、実際に帝京大学の精神科の先生とJR東日本が協力して、JR中央線で自殺した人を調べたんです。その結果、九割が五十五〜六十歳で、ほとんどが男だった。それが見事に全員、コレステロール降下薬を飲んでいたという※1)

 

精神状態に異常を来す薬物はスタチン製剤に限りませんが、スタチンを摂ってうつ症状が惹起され、ベンゾや抗うつ薬を服薬していく経緯はどこか世話しなさを感じるものの、次点では全身痛で、横紋筋融解症の類なら、筋肉が融けて尿から筋細胞の成分が流れ出る為、色で分かったり、全身状態に異変を自覚出来ると思いますし、個々で神経筋疾患、アルコール多飲者、甲状腺機能低下症、高脂血症薬、Ca拮抗薬、免疫抑制剤等を服薬している方々が確率的に高いものの、

 

検査上も問題なく、且つ上記リスクを持たない方でも全身に筋肉痛様症状、筋力低下、動作困難等が惹起される事例も目立ち、色々と現場を掻き回す要因になりがちですが、検査上で異常を示しても、無症候事例も存在する為、軽重の幅(個々の閾値の問題含め)はあるのでしょう。

 

プベルル酸が原因としても、意図せぬ発生である以上、一粒一粒混入量もバラ付きはあると思いますし、強いて当該商品単独で紐づければ、モナコリンK(=ロバスタチン※5)とプベルル酸との相互作用で、腎障害が惹起され易い環境が出来たと推測出来ますし、この類のサプリを摂取する背景には、何らかの症状があり、何らかの薬物を服薬している可能性も十分に考えられますが、それらの相互作用等の情報もなく、

 

また、機能性表示食品と表示出来る迄の経緯も斜め読みしましたが(トクホは取り敢えず難消化性デキストリンでも入れとけば良いんでしょ?みたいな雰囲気ですけど)、申請から表示に至る迄の経緯諸々が緩い(ほぼない?)為、何か起きた時は薬物以上に難しいのかもしれません。

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以下参考

 

>>プベルル酸の論文が少ないらしく※2)

 

>>元々、厚生労働省がプベルル酸が毒性が強いと言った根拠っていうのは、北里大学が出した論文を引用してる※3)

 

>>プベルル酸は、毒性が強いとは言い切れない、フグの1万分の1の毒性※3)

 

>>別の何かと組み合わせたときの反応はまだわかっていない、そのため原因物質の特定は非常に難しい※3)

 

>>紅麹原料の一部のロットで検出された不明の「成分X」について、分子量150~250の環状構造を有する化合物であり、これまでに、プべルル酸などいくつかの既知の化合物に絞り込んでいる※4)

 

※1)http://aienka.jp/articles/003/

 

※2)https://news.goo.ne.jp/.../life/tvasahinews-000343011.html

 

※3)https://news.yahoo.co.jp/.../07945f39a3fbe633c7506797e51c...

 

※4)https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00626/040200001/...

 

※5)https://hfnet.nibiohn.go.jp/alert-info/detail4720/

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02An2Zm8hquo3A44DSJwKfQAK3bqKj79x5Rv9oFZHv86VEanKproSXSbfhZ1vXrJXFl

 

飲ませたい打たせたい買わせたい側からすれば、アドヒアランス不良を防止する為にも、ベネフィットを全面に押し出し、リスクは記載しても読めないレベルの文字の小ささ、或いは能動的に調べないと分からなくするのが定番ですが、中枢神経を標的とする向精神薬や鎮痛薬に限らず、神経適応を来す物質全般は、追々ベネフィットはほぼ自覚出来る事なく、仮に当該物質を手放しても、継続的に確率はリスクに偏向と収束し続ける特徴を持ちます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02gMidd3bEbRt7CGNtM3hDTHUzwHJXfkqamX6QxHemwtXBcB8wdaAGYYad36kCwjWMl

 

厚労省薬害エイズの反省から、1999年8月24日、正面玄関前に「誓いの碑」を建てました※1)。そこには

 

>>命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、HIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていくことをここに銘記する※1)

 

>>千数百名もの感染者を出した「薬害エイズ」事件 このような事件の発生を反省しこの碑を建立した※1)

 

とありますが、その後も諸々の新規の薬物やワクチンによるネガティブな事象に曝露した方々が、現在進行形で裁判を進めていたり、被害を訴え続けてますが、それに輪を掛けて2023年12月27日までの段階で、

 

>>新型コロナワクチンの接種が始まった2021年2月から23年12月27日公表分までで、国の予防接種健康被害救済制度に基づく、被害認定件数は5735件。うち死亡認定は420件に上る。※2)

 

>>つまり、接種後2年10カ月の間に認定されたコロナワクチンの被害件数は、過去45年間のすべてのワクチンのそれより1.6倍も多い。※2)

 

と、「誓いの碑」で >>医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていく と言いつつも、より酷い状況である今、よく「誓いの碑」が破壊されたりペンキを掛けられたりしないなと思っていますが、似た経緯を持つ歴史は日本だけではない事も確かです。

 

「認める」「認めない」は、人間が人間に判断しているに過ぎない事も頭に入れておく必要があります。人間は自分が直接的/間接的に行った、或いは誘導した行為に対して、後にネガティブな事象が発生した場合、「認めない」「認めたくない」方向にベクトルは向きがちです。何故なら「認める」と、その責任の矛先が一気に向いてくるからです。その為、潜在的な数は膨大になると容易に推測が出来ます。

 

また、認定の有無問わず、具合いが悪くなった後に対応する薬物は両者とも似たようなもので(異なる点は前者の場合、金銭的負担が患者に発生しないからと、薬物もモリモリになる可能性があります。医療費無料の層が全般的に該当する話でもありますが、昔からタダほど怖いものはないって言うでしょ)、その薬物に曝露した延長線上の臨床象は、当然ですが類似します。

 

話は戻しますが、どこでどのような人間的感情の力学が働き、ネガティブな事象を否定する傾向を持つようになったのかなと、今迄もアヘン(=オピオイド)が発見された時代から振り返っていますが、その過程で似た力学は、薬物やワクチンに限った話でもない事に気が付きます。

 

そのひとつにラジウムガールズを例に挙げました。彼女達は当時としては高給だった、時計に夜間でも発光する放射性物質を塗る作業をしていたのですが、筆先をまとめる為に、口で舐めるよう指導されていました。当然ながらその都度、被爆します。

 

その結果、被爆部位に近い顎の壊死を中心に、様々な異常を惹起したり死亡し続ける事態になったのですが、当初は放射性物質と認めず(認められず)、高給で夜な夜な遊びまわっていた為に、「梅毒だ」としていた話です。幸いにも彼女達の訴えは後に認められたのですが、仮に認められたとしても、亡くなった人が戻ってくる訳ではありません。

 

ポイントはここだと思います。今件のmRNAワクチンも、当初から果敢に「ワイが責任を取る」と言っていたヒトがいましたが、亡くなった人が戻ってくる事はありませんし、その「責任」と呼ばれるものが、治療と呼ばれるものへの金銭的な支給だとしても、鎮痛薬や向精神薬を盛るだけであれば、罹患細胞の回復に寄与しないばかりか、これらの薬物の害反応が上乗せ的に曝露されていくだけです。この経過は今回に限らず過去から同じです。

 

このように責任は取れるものではありませんし、場合によっては余計面倒臭い事態に陥ります。「誓いの碑」も「ワイが責任を取る」も、それは詭弁に過ぎないと知った上で、服薬や接種の検討をするのが健全と考えられます。

 

※1)https://www.mhlw.go.jp/.../kenkou_iryou/iyakuhin/chikainohi/

 

※2)https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00108/00269/

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0DnYgPTJxiY3YgYZZArUh1ZwNyyUhes86ftyXoiM7H9UM3jHrxRBEbjMrT4imPmzhl

 

https://www.sponichi.co.jp/.../20240411s00041000264000c.html

 

>>のんちゃんがミオナールと痛み止め持ち歩いてて良かった

 

細かい話ですが、日本国内でのんちゃん氏自身に処方されていたミオナール(エペリゾン塩酸塩)その他の薬物を、アレクサンダー氏に渡して服薬したのであれば、それを堂々と記事にするのはちょいとマズいです。それはそうと

 

>>「顔浮腫んだ、、、 薬でね 顔むくみます」

 

とあり、nsaidsによる血管浮腫か、ステロイドによる脂肪代謝の異常による満月様顔貌(ムーンフェイス)の類が、顔貌に変化を示す有名どころで、また、近代の薬物乱用の歴史でステロイド薬は外せないと思います。ステロイド薬は多幸感やそう状態等(「ステロイドうつ」等もあります)、精神面にも影響を及ぼす場合もあるので、ひょんな拍子で飲み始めると、その気持ち良さが忘れられず、必要がなくても服薬し続けたり、ゲートウェイドラッグとしての恐れもあります。

 

中枢神経を標的とする向精神薬や鎮痛薬同様、こちらも離脱症状は有名で、服薬が続けば自力で自前のステロイドホルモンを生合成し難い身体環境に陥る為、止めるに止められなくなります。当該ホルモンは様々な効果が示唆されていますが、自力で抗炎症し難い環境下に置かれるリスクを抱えます。

 

また、これらステロイド薬への嫌悪が高まった背景が理由にあるかどうかは知りませんが、例えばロキソプロフェンやイブプロフェン等、この周辺の解熱鎮痛剤を一括りでnsaids(エヌセイズ/エヌセイド)と呼称しますが、これはNon Steroidal Anti Inflammatory Drugs(非ステロイド性抗炎症薬)の頭文字を並べてnsaidsと呼んでいるもので、「ステロイドじゃないよ」をわざわざ全面に出しています。「無農薬ですよ」「無着色無添加ですよ」的なものでしょうか。雑なまとめですが、それくらいステロイドは色々あったのでしょうけど、

 

>>「筋肉を緩める薬 腰痛いんだよねー まあいいか」

 

ぎっくり腰をした時に、折角周囲の筋肉が、その時々の病状、動作、姿勢に応じて患部を守ろうとコルセット代わりに緊張して保持しようと自律的に努めていると思うのですが、その筋肉を薬物や手技含む、無理やり緩めても良いものでしょうか。問題はここからですよね。

 

その時々の自律的/生理的な身体/精神的変化に対して、〇〇病、〇〇障害、〇〇症候群と名付けて薬物で抑え込む弊害は、上記ステロイドのネガティブフィードバックの問題含め、罹患細胞の治癒遅延、慢性化の要因等、度々挙げていますが、見方を変えればそれらが一般化している=生のデータが山程ある現状を鑑みると、逆にどうすれば良いかも見えてきます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0iGMNUyshWAuxE63baKduLJsnpExmYcNCaRf3EAAMBR9asjiUK2HctsJnDGFJKVDdl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../63444a83550d72be028fed968777...

 

>>金沢競馬場で3日に行われたレースの1着馬から、禁止薬物の向精神薬エチゾラム」が検出された

 

馬も大変ですよ。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0JeK2dkN6wsh3pcQUtbkxzHPMMpJ5R4SnDVLrQhEGDSWFG8jFiQ43obaHh7geipPml

 

「ここね、人が人を殺すとこなんです…」※1)の、死亡退院率100%を叩き出した滝山病院※2)に知り合いは居ませんが、男性看護師は精神科に配属される場合が多いと聞く機会があるものの、性差の割合が数字で出ているかなと「男性看護師 精神科」で検索したところ、割合は分かりませんでしたが、力と体力を要する現場に男性が宛がわれる理由は何となく分かりました。

 

それが理由かニュースでは、男性看護師が患者に暴力を振るっている状況ばかりを見ます。先ずは被害に遭わない事が大切ですが、物理的な暴力ばかりが被害ではなく、服薬が既に被害の始まりで、今は販売中止とされていますが、飲む拘束衣と呼ばれたベゲタミンを例に挙げても、薬物が患者の為ではない事も示唆した表現に感じます。紐で縛るのも今の時代は難しく、数年前には精神科に入院した外国人が拘束により死亡し、それが海外にも伝播した為、より世間の目は厳しいでしょう※3)。

 

>>当時27歳だった。ケリーさんは亡くなる前に精神科病院で両手足首と腰をベッドに約240時間拘束された後、心肺停止状態になり、別の病院に緊急搬送されたが搬送先の病院で亡くなった※3)

 

>>深部静脈血栓症(エコノミー症候群として知られる)で彼の心臓が止まったのは拘束したことに原因があるかもしれない※3)

 

>>長期にわたる拘束による死亡の危険性はよく知られている※3)

 

>>病院側は因果関係はないと主張した。この問題はニュージーランドのメディアでも大きく取り上げられ、日本の身体拘束について議論が提起された※3)

 

改めてですが、先ずは被害に遭わない事が大切です。傍から見てれば自分達の薬物投与が契機で火が付いて、自分達で火を消そうと更に油を注いで「大変だ」としているように見えますが、自分達で火を起こさなければ何も始まっていない事は、第三者でなければ分からないのかもしれません。

 

当該現象の契機は、薬物さえ無ければ考える必要のない事ばかりです。また、精神科、或いは心療内科からのみ始まる問題ではなく、火付けとなる向精神作用を持つ薬物は、様々な症状、或いは傷病名の延長線上に存在している為、誰がいつ始まっても不思議ではない事も知る必要があります。

 

※1)https://bunshun.jp/articles/-/61167

※2)https://www.asahi.com/articles/ASR2T5W46R2QUTIL01F.html

※3)https://forbesjapan.com/articles/detail/27909

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0356DThjd7X3J3b2365KDVxJDr2uqK1eYtDX38NFQ92pUDYYuvPNrjJ29ab9mNRjc8l

 

>>自殺企図を副作用に含む薬物が整形外科で処方される事に対し、厚労省の審議ですら異例の多数決判定で承認を受け、「慢性腰痛」患者にも堂々と処方される事が認められたサインバルタ(デュロキセチン)(シェア内冒頭)

>>部会了承も副作用懸念で異例の多数決※1)

>>一部委員から適応拡大について疑問の声が上がった※1)

上記副作用とは

>>自殺念慮、自殺企図、敵意、攻撃性等の精神症状の発現リスク※2)

が該当し、「整形領域疾患に自殺リスクの薬物を処方しても良いのか」が、多数決という異例の事態に発展したのですが、当該年の2016年、適応疾患の拡大後は、同年中に運転禁止薬物から注意薬物へ緩和されたり等、動きの多い年でした。

只、整形領域疾患を対象に、自殺リスクを持つ薬物が処方されるのは2016年以前からも勿論あり、近い年から追えばリリカが2010年に末梢性神経障害疼痛として、トラムセットが2011年に非がん性慢性疼痛として、視点を変えれば何にでも幅広く言ったもん勝ちで処方出来る状態で、何れも上記の自殺念慮、自殺企図、敵意、攻撃性等の発現リスク、普段から考察を入れている離脱症状は、当初から不安視されていました。以下一例を記載します。

>>海外で実施された本剤を含む複数の抗てんかん薬における、てんかん精神疾患等を対象とした199のプラセボ対照臨床試験の検討結果において、自殺念慮及び自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でプラセボ群と比較して約2倍高く※3)

何故サインバルタに限って異例となったのか、その理由は分かりませんが、今件では慢性腰痛という多少絞った疾患(?)に拡大する際の出来事であって、それまで承認を得てきたうつ病うつ状態、糖尿病性神経障害、線維筋痛症までは見られない厚労省の姿勢でした。確かに2016年の厚労省は、精神保健指定医資格の不正取得医師をいきなり100人ほど締め上げる等、熱い時期でもありましたが、視点を変えればそれまでの適応疾患に処方される対象は、自殺念慮や自殺企図等、先々の自殺は許容出来る副作用として見ていたのでしょうか。

勿論、リリカやトラムセットが承認される約2010年以前も、類似症状にはガバペンやデパスリボトリールジェイゾロフト等が目立って処方されていますし、何なら疾患名を書き換えれば(例 腰が痛いんだけど→身体表現性障害)、幾らでも処方出来ます。只、ここは個人的な裁量かもしれません。慢性腰痛という対象を絞った整形領域疾患に拡大しようとした事が、異例の事態へ発展したのか、若しくは

>>日本国内の主要な医薬品メーカー(2008年度の国内売上げ上位30位)の協力を得て、医薬品メーカーに在籍する者のうち、4月1日現在で、厚労省または国立病院機構に在職歴のあった職員の実態を調べた

>>厚生労働省は、同省や国立病院機構に在職歴のあるOB29人が、国内の主要製薬会社15社に再就職していたとの調査結果をまとめ、公表した。OBの数が最も多かったのは、ファイザーグラクソ・スミスクラインの4人※4)

のように、塩野義と厚労省とのくっつき方の問題かは知りませんが、サインバルタに限らず、勿論どのような症状を抱えていた上で服薬しても、向精神作用物質は、文字通り精神状態へ影響を与えますし、副作用一覧を見れば分かりますが、深刻なのは自殺リスクだけでもなく、個人的に更に深刻なのは離脱症状の問題です。

薬物は、例えばここ最近の大麻解禁の流れのように、時世や情勢で表現の仕方や立ち位置が変化したり、或いは目の前の人間の評価や判断次第で、大きく見え方が変化する可能性はありますが、各々の物質を摂取した後の反応は、人間的感情に左右される事なく体内で惹起されます。

※1)https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201602/545724.html

※2)https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc1679&dataType=1&pageNo=1

※3)https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1190017F1029_3_04/

※4)https://www.yakuji.co.jp/entry20454.html

参考)https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsotp/38/3/38_20.02/_pdf/-char/ja

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 37 2024/2/15~2023/3/8

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid029KN4YPuc1QHW3oSgNkwMDBqNCChzo3oCNFKxxLNZG1wMSY2Gf59PJD8sN2RCDY7ml

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/aaa2a6b9783e462748652f175d09e3a896b3c240

>>毛髪を鑑定した結果、長期の摂取が疑われる濃度で、オランザピンの成分が検出された

新しい情報が次々と出てくる時期の為、もう少し時間が経たないと分からない事も多いですが、オランザピンにも致死量は勿論あるので、飲み過ぎれば死に至ると思うものの、殺害目的でオランザピンを使う事例は、少なくとも私は初めて聞きました。それでなくても、旦那の姉がエチレングリコールで死亡している過去実績があれば、先ずはそれ単体で急性中毒を惹起させて殺害を試みるはずです。

そこにオランザピンの長期的投与の背景を踏まえると、オランザピンを殺害目的で使用した可能性は低いと考えられ、成り行き上でオランザピンも含まれた、という状況かもしれません。その上で、妻のスマホからオランザピンを購入した記録があったようですが、ニュースを初めて見た時、幾枚かの写真も目に入り気になったのが、妻の体型変化です。

オランザピンはよく太ります。服薬で血糖がドカッと上がる為、そのぶんインスリン分泌も多く、その過程で脂肪合成が急速に進み、特徴的な太り方を呈する場合があります※1)。また、妻の暴れん坊的な過去エピソードも交えると、妻が自身の為に購入し、それと併行して子供にも思うところ(何とかなってくれないかなぁ、静かになってくれないかなぁ…等)があり、ネットで購入していたかもしれません。以下の話もあります。

>>母親が今年1月、東京都児童相談センターの聞き取りに、抗精神病薬「オランザピン」を「睡眠剤として飲むためにインターネットで購入している」と説明していた※2)

この説明が自身の為か、子供の為かは分かりませんが、オランザピンを長期的に子供に飲ませても望む通りにならず、知ってか知らずか致死量まで増量していたのと併行し、エチレングリコールも入れ、急性中毒で殺害したのかもしれません。仮に端から殺害目的でオランザピンを購入していたとしたら、購入間もなく殺害されていても不思議ではないはずです。そして「良くなってほしい」という想いで、オランザピンを懸命に子供に飲ませていたとしたら、それはどこか切ないものです。
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ここからはエチレングリコール抜きの話になりますが、日本では自分の子供に対し、(何とかなってくれないかなぁ、静かになってくれないかなぁ…)という切実且つ真摯な想いで、オランザピンや他の非定型抗精神病薬の投与事例は有触れていると思います。

そしてあくまで善意でオランザピンを投与しても、その行為はやはり危険である事には変わりません。この類の薬物は、子供大人問わず、吐き気止め、胃薬、食欲不振、痩せていくから太りたい等と様々な処方のされ方があり、思いがけず服薬している事例も少なくありません。ベンゾ離脱でもよく処方されます。

オランザピン(ジプレキサ)、リスペリドン(リスパダール)、クエチアピン(セロクエル)を代表に、パリぺリドン(インヴェガ)、ブロナンセリン(ロナセン)、ペロスピロン(ルーラン)、ルラシドン(ラツーダ)、アセナピン(シクレスト)、アリピプラゾール(エビリファイ)、ブレクスププラゾール(レキサルティ)等の非定型抗精神病薬や、

スルピリドドグマチール)等の定型抗精神病薬の処方例は多く、特に2016年以降は小児へのリスペリドン(リスパダール)※3)、アリピプラゾール(エビリファイ)※4)が承認されている影響で、当該薬物が目立ちます。

そして大切な事は、その投与が殺害目的の悪意でも、治療目的の善意でも、入手先が医師でもネットでも路上でも、勿論どのような服薬契機でも、飲めば同じ反応とリスクを抱える事だけは知る必要があると感じます。

※1)https://bunshun.jp/articles/photo/68955?pn=6 ※この頃と他(例 https://www.dailyshincho.jp/article/2024/02141207/?photo=2)と比較しても良いかもしれません。歩く方向は同じと思われますが、旦那と徐々に距離が離れているのも分かります。歩きにくそうな靴が理由か、その他の理由もあるかもしれませんが、この類の薬物はドパミンの分泌が抑制(運動機能に異常を来すと解釈しても差支えないです)される為、動作緩慢が起きての結果かもしれません。

※2)https://news.yahoo.co.jp/articles/e9d0c70a950809a80f99560a88c072ab1d7c2653

※3)https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179038C1027_1_39/?view=frame&style=XML&lang=ja

※4)https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179045B1021_1_37/?view=frame&style=XML&lang=ja

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0369TCzePsMvSXEBAGKUniar5MjteQWkr3Sd6w4oK6h2cy5qFtGyUkP4N5cPs1xUKZl

 

自殺や突然死後の遺体から検出出来た向精神薬の内訳に、抗精神病薬のオランザピン(ジプレキサ)は比較的上位に存在しますが※1)※コメント欄参照)、死に至った経緯は何れも概ね単剤ではない為、その点は留意して読む必要があります。

胃腸薬や食欲不振、食欲増進を目的とした抗精神病薬の使用ではなく、双極性障害統合失調症と診断され、そして当該薬物を投与される迄の服薬歴(或いは嗜好品歴)を追えば、ω1~2レセプタの変性、当該神経伝達物質(GABA)のネガティブフィードバックが見込まれる物質摂取の背景が見えてきます。

関連的に物質・医薬品誘発性精神病性障害※2)を見聞した事もあるかもしれませんが、当該病状は諸々の物質摂取による物質そのものの反応で惹起される側面もあり、臨床像は類似するも病態の起因は全く異なる為、それと見誤り治療の項にある

>>しばしばベンゾジアゼピン系薬剤または抗精神病薬※2)

を加えると、離脱期も含め、タイミング次第では奇異反応や過感受性的な病像を呈する可能性が高く、そうなると一層の増量が見込まれ、悪循環に陥る懸念が付き纏います。レセプタのレギュレーションは、自律的、及び薬剤によって、経時的に変化し続けると推測される為、服薬歴と服薬内容は勿論、時間の流れも読む事も大切です。

この類の薬物は、飲んでいる時にだけ問題が起きる物質ではありません。もしかしたら、飲んでいる時にだけ問題が起きる物質だとしたら、ここまで問題視される事も、問題視する事もないでしょう。
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>>服用薬剤は,睡眠薬フルニトラゼパムブロチゾラム等19種類,抗不安薬エチゾラムアルプラゾラム等14種類,抗うつ薬ミルタザピン,パロキセチン等17種類,抗精神病薬リスペリドン,オランザピン等22種類で,約70%の事例でこれら薬剤を併用服薬していた※1)

>>服薬剤数は2~4剤が多く,最多服薬は自殺で14剤,突然死10剤であった※1)

>>服薬内容は,自殺では睡眠薬抗うつ薬睡眠薬抗精神病薬睡眠薬単独,睡眠薬抗不安薬抗うつ薬抗精神病薬等がほぼ同数みられ,突然死では睡眠薬抗精神病薬が最も多く,ついで睡眠薬抗精神病薬等の各単独,睡眠薬抗不安薬抗精神病薬が多くみられた※1)

>>向精神薬には致死的副作用が記載されているものが多く,特にほとんど全てのDおよび第Ⅱ世代のPでは希死念慮,自殺企図の危険性が高く,また,全てのPで原因不明の突然死をきたす。そのほとんどは致死性不整脈,心筋障害,肺血栓塞栓等を,またSやAのほとんど全てで呼吸抑制をきたす※1)

※補足)S=睡眠薬 A=抗不安薬 D=抗うつ薬 P=抗精神病薬

※1)https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=10665

※2)https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/08-%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E9%96%A2%E9%80%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E7%BE%A4/%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%83%BB%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81%E8%AA%98%E7%99%BA%E6%80%A7%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%97%85%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3

 

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Yfu1W59NAha23P2nogddXvpCyWN9HAebih177KpgHjGxdQ9XLffsksX6FDGqqwGul

 

椎間板ヘルニアが当該脊椎高位の神経と接触し、症状を惹起させる仮説は100年以上に渡って議論され続けていますが、神経と椎間孔、脊柱管内と、脊柱管内を走行する脊髄の各々の構造を考えると、当該仮説には引き続き疑問が残ります。それでなくても歴史ある仮説の為、シェア内にも記載したように、「全身麻酔のみ」と「全身麻酔+ヘルニア切除」でも結果は同じ、無症候の椎間板ヘルニア持ちも7割存在する等、様々な検証も行われています。

 

このように椎間板ヘルニアがイコールとして症状を惹起するとは言い難いものの、椎間板が突出/脱出(ヘルニア)する現象は存在します。また、ヘルニアとなる脊椎高位も、多くは頸椎では何番目、胸椎ではあまり見られず、腰椎では何番目など、偏りが見られます。なぜヒトという生き物は、仮に無症候でも、似た部位に変性疾患を抱えるか、或いは抱えないかを考える必要はありますし、その考えを拡げる事で、様々な応用も出来るようになるかもしれません。

 

全般的に臨床疼痛学が発展し難い理由とジレンマを推測すれば、例えば臀部や下肢に痛みを抱え、画像所見でL5/Sの椎間板にヘルニアを認め、鎮痛剤を服薬して痛みが緩和したからと言って、痛みの原因がL5/Sである根拠が取れない理由に、L4/5の神経走行も、椎間孔を出た後に左記脊椎高位の神経と間も無く混じり合い、仙骨神経叢となって走行する為です。

 

自らジレンマの種を巻いている格好ですが、こればかりは相手が存在してのこと、痛みが落ち着けば原因はどこでも何でも構わないニーズに鎮痛剤が適した手段であれば、何かの変化自覚を及ぼす鎮痛剤がニーズに沿う理由も分かりますが、罹患細胞ベースの回復に寄与しているものではなく、薬剤の種類によって罹患細胞の治癒遅延を惹起している、また、痛みが薬物で抑えられる事で、痛みから逃避した動作が行われなくなれば、一層の器質的な異常を惹起するリスクもあります。

‐‐‐‐‐

度々「腰を回す」という表現を見ますが、腰椎椎間関節の構造上、腰はほぼ回らないものです。(一応、構造上の変性(椎間板ヘルニアや摩耗、椎間孔や脊柱管の狭窄、分離や滑り、椎体の摩耗や圧壊等々)が乏しい健全な状態を前提とします)それでも回っているように見えるのは、胸椎や頸椎の椎間関節と、股関節の構造のお陰です。以下に参考資料として各々の脊椎高位の可動域も挙げますが、腰椎は概ね前屈か後屈を受け持ち、回旋は元々難しい作りになっています。

 

傍目には頸椎から腰椎まで似た作りで構成されるも、各々で構造の差異による機能も異なり、それに応じて日常生活で傷める脊椎高位は、可動域の広さと受傷部位の確率は比例する傾向を持ち、それは画像所見でも明確な変性疾患に繋がるかもしれませんし、日常生活動作でのエネルギーは勿論、転倒や転落等の事故的なエネルギーの加わり方でも受傷高位は共通する印象があります。ひらたく書くと、可動域が広い=自由度が高い=負担が掛かり易い=傷め易い、傾向にあります。

 

このように普段の生活で傷める脊椎高位は想像も付き易いですが、神経細胞の受傷は日常生活動作に限った話ではありませんし、易損傷部位は当該脊椎高位の神経細胞そのものが自由度と機能性が高い為、結果的に受傷し易い可能性もあると考えられます。

‐‐‐‐‐

例として後根神経節を取り上げても、頸椎や胸椎、腰椎でも脆弱度は異なり、自律神経節も同様に脆弱、また、腓骨神経も物理的な圧迫なく優位に傷害されるのも興味深いですが、当該部位達の受傷は、ビタミンB6の過剰摂取や糖尿病、ワクチンでも惹起されるギランバレーのような感染症先行型含む自己免疫疾患諸々、抗がん剤等の薬物、精神的ストレス、後に帯状疱疹と呼称される事になるウイルスの潜伏感染部位等、多岐に渡ります。

 

発症契機から検討すると傷害理由は多岐に渡る為に混乱を招きがちですが、元来ヒトが備える部位別の神経細胞の構造的/機能的差異を知れば、なぜ脆弱で易損傷部位であるかを容易に紐付けられる応用が働きますし、視点を今一度、日常生活動作と易損傷部位と照らし合わせても、幅広い見方が出来るかもしれません。

‐‐‐‐‐

以下参考資料)※資料により多少の差はあります

 

C=Cervical spine

T=Thoracic

L=Lumbar

S=Sacrum

 

      屈伸 側屈 回旋

Oc–C1 13 8 0

C1–C2 10 0 47

C2–C3 8 10 9

C3–C4 13 11 11

C4–C5 12 11 12

C5–C6 17 8 10

C6–C7 16 7 9

C7–T1 9 4 8

T1–T2 4 6 9

T2–T3 4 6 8

T3–T4 4 6 8

T4–T5 4 6 8

T5–T6 4 6 8

T6–T7 5 6 8

T7–T8 6 6 8

T8–T9 6 6 7

T9–T10 6 6 4

T10–T11 9 7 2

T11–T12 12 9 2

T12–L1 12 8 2

L1–L2 12 6 2

L2–L3 14 6 2

L3–L4 15 8 2

L4–L5 17 6 2

L5–S1 20 3 5

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0bKzwboJyXeGDtPZycrD1VA8mabq4DEjUZN5CDHRFvyH1d6vdk7VXFh22REyS6NtVl

 

GABAやドパミンセロトニンノルアドレナリン(以下 モノアミン)を、外因物質で分泌量の動態変化を求めた後に惹起されるリスク、レセプタの変性やネガティブフィードバック、それに関連する諸々は、自律的な生合成の能力そのものが奪取された状態で、また、それに付随する神経細胞の傷害と、結果論となる全身への反映が濃厚な病状の為、

 

「〇〇をしてGABAを~」や、「〇〇をしてモノアミンを~」が及ぶ範疇ではない、或いは及んでも極短時間の前向きな変化自覚か増悪自覚となるのは、後に針刺し行為と照らし合わせて述べますが、自力で生合成する能力そのものが乏しい状態であると捉えられます。

 

GABAが生理的に生合成を強化するタイミングをおさらいすると、空腹時や炎症時等の、緊急反応性が高い身体状態に惹起され、他の興奮性神経伝達物質の抑制として機能している側面がありますが、GABAが自律的に生合成し難い身体環境下では、予想だにしない状況に見舞われるのはイメージし易いと思います。

 

この上記諸々を、針刺し行為と紐付けると更に透明性が上がると思います。生体に針を刺すと炎症反応は必発し、当該反応で惹起されるメディエータの一部を、罹患細胞の改善に利用する事になりますが、個人差は大きいものの、基本的にメディエータは不快な自覚を及ぼす可能性もあり、有名どころは即時的に惹起される痛みかと思います。

 

アラキドン酸がカスケードする事で、シクロオキシゲナーゼ(以下 COX)が触媒となりプロスタグランジンが惹起され、ブラジキニンで増強させて信号として教えてくれるものの、要約すると痛みが伴う場合もあり、当該反応は一定の山なりの曲線を描きながら、概ね2~3日は続きます。

 

針刺し行為で「2~3日は調子が良い」と伺うのは、上記の理由と上記の曲線を描いている時期と思われますが、それそのものを評価に組み込まないのは、刺せば必発する反応でしかなく、罹患細胞の改善とは関係のないところで推移している現象に過ぎないからです。

 

刺針部位問わず、当該スパンで針刺し行為を指示しているのであれば、どこか誤認している可能性があります。人為的に慢性炎症を惹起している可能性があり、後々の疲弊を招きます。これは私がノンシリコンの針を使用する理由とも関連しますが、炎症は基本的に、生体にとって異常反応である事を念頭に置く必要があります。

 

話は戻し、重症度にもよりますが、治療のし始めに針刺し行為で「2~3日は絶不調」と伺うのも、上記の通りGABAが自律的に生合成する能力が乏しい場合、曲線を描いている時期は特に、当該反応で惹起された興奮性神経伝達物質を抑制出来ない為、それが全身状態に反映されているからと捉えられます。

 

この2点、「2~3日は調子が良い」「2~3日は絶不調」は、針刺し行為による炎症反応で惹起されたものの為、力価や性格に多少の違いはあれど、NSAIDsやアセトアミノフェンでCOXを阻害すれば、良いも悪いも現象を相殺する可能性(というか実例は多数存在します)があります。その代わり、針刺し行為も無効化されます。

 

上記のCOX阻害薬は、NSAIDsやアセトアミノフェンカロナール等)が身近かと思いますが、(ステロイド薬の継続使用による当該ホルモンのネガティブフィードバックで、消炎作業を自律的に行えない身体環境下等もありますが)ヒトの身体は炎症が生じ、不快な自覚が及んでも、自律的/生理的に消炎作業は始まる為、諸々を考えれば自然な経過に身を任す事も大切かと思います。

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以下関連

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/6177815325643015

 

神経栄養因子の産生要件を満たす行為は限定的でも、当該因子を相殺する薬物は様々存在します。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5872203916204159

 

「血管拡張行為≠神経栄養因子の供給」を踏まえた上で、慢性症状との対峙を考える」

 

先日、blood barrier(以下bb)は必要な物質を届け、不必要な物質を弾く機能を持つも、何らかの契機で受傷し、何らかの理由で慢性化した場合、分子の大きさも相まってか、神経栄養因子も弾き続ける欠点に触れました。では、この欠点を補う、或いは覆す行為を考えると、思い浮かぶのが当該部位の人為的な再損傷によるbbの再脆弱化ですが、入力エネルギー次第ではリスクがあり、手段次第では構造的に不可能な部位も多くあります。

 

また、併せて不必要な行為も見えてきます。不必要な行為を知れば、身体的/感情的な負担を減らせます。概ね慢性期の病態対峙に於いて、「血管を拡張して云々…」の行為で、温熱による拡張、冷却による二次的血管拡張、揉む擦る伸ばす縮める等の自動他動問わずの運動、或いは類する、準ずる行為等々も挙げられます。

 

ヒトは元来酸素分圧保持機能を備えている為、足りない部位は組織が死なない程度に自律的に拡張しますが、それが組織改善に寄与する栄養因子が配られるのとはイコールにならない点です。再損傷による再脆弱化は忍容不可能なレベルであれば可能性はありますが、その場合は身体を壊すリスクがあり、忍容可能なエネルギーでbbが脆弱性を持つと、日常生活を送るだけで危険な状態になり、上記機能であれば誰も長期的に身体の問題で困っておらず、或いは生まれて間もなく壊れ続ける生物になります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5821244921300059

 

「消炎作用によるネガティブから病態を学ぶ」

 

炎症は悪で抗炎症は良の概念は、抗炎症を謳う薬物や食品のプロパガンダからの派生で、湿布を貼って運動をする行為1つ取り上げても、その矛盾に気が付けないレベルの浸透力です。亜急性期以降はNSAIDsやステロイド、tnf-α阻害薬等の抗炎症作用が奏功し難い為、準オピオイド系その他、向精神作用性物質の類が一般的ですが、神経伝達物質の上下動は罹患細胞には寄与せず、且つ副作用や離脱期に様々な傷害を負う懸念がある為、原疾患以上に全体像が複雑性を増す弱点を持ちます。只、今症例のように、

 

>>右上肢・右下腿の疼痛増悪感や不随意運動が頻発するタイミングは、疲労時に強く起きるとの事。現在(2014/2)、毎日登校は出来ないが、所属している部活動(運動部)に見学で顔を出す時は階段昇降が多く、運動量が多い日に諸症状が強く

 

>>同年7月中旬、原因不明で片耳が全く聴こえなくなる。高度な突発性難聴と診断を受ける。ステロイドパルス×5、高圧酸素治療、鼓室内へのステロイド注入×3を行うも、これらの治療で難聴は改善せず。又、この頃よりHPVV接種後と同様の疼痛や不随意運動等が再燃

 

の過程を伺うと、亜急性期以降の罹患細胞がどのような状態で維持されているかの推測は立ちますし、発症契機問わず罹患細胞の帰結状態の共通性が見えてきます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/5846609275430290

 

「消炎作用によるネガティブから病態を学ぶ 2」

 

>>選択性を持つBBB(Blood brain barrier)は如何なるタイミングで選択性を保持出来ないかの示唆として、"未熟期"、"強い炎症期"、そして"免疫抑制期"他

 

以前腓骨神経麻痺を3種3例挙げました。1つは足を組み続けた事が原因か、1つは精神ストレスが原因か、1つはANCA関連血管炎が原因かで受傷理由は様々ですが、どの症例も腓骨神経そのものには触れず(よくある腓骨頭等)、腰神経(腓骨神経→坐骨神経→腰神経)で取っていた話に触れました。

 

これには後述する血液神経関門(blood-nerve barrier 以下BNB)の解剖的脆弱部位を逆手に取り、回復因子となるサイトカインやBDNF、GDNF等の蛋白合成部位とその促進を針刺し行為で得られる左記総称のinflammationを利用しています。

 

※概ね炎症性、圧迫性、虚血性を指しています)受傷組織が何処でも、トラブルは当該組織を走行する各種神経が拾い上げて教えてくれますが、ぱっと見でも大きな構造異常が前提でも無症候事例は有触れ、かと言って構造異常を修正しても症状は改善せず、検査機器も描写には限界があります。

 

先ずは何らかの契機で症状の自覚要因となる傷めた神経は、当該部位を構造的に開放、開大、開窓しても状況が好転しない理由に、脱髄や軸索変性等と適当に調べれば出ますが、受傷間も無くは限定的に脆弱化して開放され、蛋白合成が促進されて回復因子が配られるも、急性期を過ぎれば再度バリアを張る事が示唆されています。

 

そうなると、俗に言う慢性期にはそこに手出ししても意味がない事が示唆されます。示唆と言うより、例えば肩が凝っているヒトの肩に幾らアプローチしても…、腰が凝っているヒトの腰に幾らアプローチしても…的なネガティブが生まれる現場感覚のエビデンスは十分積みあがっていると思います。

 

BNBはBBBに準ずる機能性が示唆されるなか、異なる点は神経根と自由神経終末で一旦連続性が絶たれている点です。この解剖的な脆弱部位を逆手に取ります。また、前者近傍に存在する各部位は、知覚神経であれば後根神経節、運動神経であれば前角細胞が、蛋白合成を育む重要部位と示唆され、当該部位近傍まで届け、カスケード化させたinflammationを意図的/人為的に誘導して得られる結果も多いかもしれませんし、

 

これらの回復因子となる蛋白質は当該シェアや前項の通り、NSAIDsやステロイドで合成が阻害される為、行き過ぎた消炎、又は病態誤認による消炎行為は、仮に症状自覚は失われても、細胞レベルでの治癒遅延/治癒阻害を招く要因になります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid036zGz4zzjmyMj13XJ95uH8CArjmFc6NJBjoAKUcX19NxWXWWot9Wq3LnhwpKpedeGl

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0ZXVCZYwxbdDvvznETDzvrRv65vzhttGGR8aBFEp8UX71wR9CgF4eyoMuePUbjGuil

 

>>抗うつ薬を処方する医師が一定数存在する背景には、常用量依存の問題からベンゾジアゼピン抗不安薬(BZ系抗不安薬)の処方を控え、その代わりに抗うつ薬を処方している可能性が※1)

 

※上記は、日経メディカルに会員登録しなければ読めない部分から抜粋している為、未登録の場合は読めないです。

 

ベンゾの常用量依存の問題は、1950~60年代から始まっていますが、日本では大幅な遅れを取った2017年3月にPMDAが発表して以降※2)、添付文書に離脱症状のリスクが追記され、診療報酬の見直しから何から大きく変わり、リスク面の認知度も高まっていますが、改めて抜粋部分を読み直すと分かる通り、

 

「ベンゾに常用量依存の問題がある為、代わりに抗うつ薬」という流れは、2017年頃より傾向が見られ始め、何故このような流れが起きるかに関しては、抗うつ薬の類の添付文書には、離脱症状のリスクが記載されていないからと推測しています(新生児離脱等の記載は別)し、SSRIで一例を挙げますが、場合によっては現象そのものを以下のように否定しています。

 

>>投与中止(特に突然の中止)又は減量により、めまい、知覚障害(錯感覚、電気ショック様感覚、耳鳴等)、睡眠障害(悪夢を含む)、不安、焦燥、興奮、意識障害、嘔気、振戦、錯乱、発汗、頭痛、下痢等があらわれることがある。症状の多くは投与中止後数日以内にあらわれ、軽症から中等症であり、2週間程で軽快するが、患者によっては重症であったり、また、回復までに2、3ヵ月以上かかる場合もある。これまでに得られた情報からはこれらの症状は薬物依存によるものではないと考えられている※3)

 

参考までに、μオピオイドレセプタの部分的アゴニスト作用と、セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害作用(以下 SNRI)を持つトラマドール塩酸塩が主成分のトラマール※4)とトラムセット※5)の添付文書を見ると、共に重要な基本的注意の項目に

 

>>連用により薬物依存を生じることがある

 

と記載がありますが、SNRIのデュロキセチン(サインバルタ)※6)の添付文書には見当たりません。このように、オピオイドには依存性のリスクは記載されているものの、SSRISNRI、参考は挙げませんがNaSSAの類に当該リスクの記載はありません。念の為、三環系抗うつ薬クロミプラミン(アナフラニール)※7)、四環抗うつ薬のミアンセリンテトラミド)※8)には離脱症状のリスクの記載があります。参考までに※7)を以下に記載します。

 

>>投与量の急激な減少ないし投与の中止により、嘔気、頭痛、倦怠感、易刺激性、情動不安、睡眠障害、筋攣縮等の離脱症状があらわれることがある

 

ここからも分かる通り、添付文書だけを見ていると、そのバランス感覚の悪さが分かりますが、「添付文書に記載がないから、そのような現象は起きない(或いは当該現象は薬物依存によるものではない)」、或いは「添付文書に記載があるから、そのような現象が起きる」で判断している兆候は読み取れます。

 

また、仮に添付文書に記載があり、当該症状の惹起が時系列に沿うものだとしても、当該合法薬物達と服薬者側の間には、傷病名が存在している為、それが離脱症状だとしても、服薬契機となった既存の○○病や○○障害、○○症候群の増悪とされる場合や、新規の病気と鞍替えされ続けているのが現状です。

 

これが同一神経伝達物質の動態変化が入る違法薬物であれば、離脱症状、或いは禁断症状と直ぐに表現と判断がされるのも、また不思議なもので、合法薬物だから離脱症状はなく、違法薬物だから離脱症状がある、とするのは無理な話です。

 

このように、ベンゾや抗うつ薬に限らず、左記含む精神作用物質全般や、オピオイド等の鎮痛剤の類は、世間一般で呼称される「依存症(=当該物質を飲んだばかりに、標的レセプタの変性と生理的な分泌能に異常を来す為、当該物質なしでは自律的な生命維持活動が困難になる)」のリスクはあると考えるのが妥当ですし、先々の安全に繋がっていくものです。

 

※1)https://medical.nikkeibp.co.jp/.../100.../202403/583411.html

 

※2)https://www.pmda.go.jp/files/000217046.pdf

 

※3)https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00058794.pdf

 

※4)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00063379.pdf

 

※5)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00062002.pdf

 

※6)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00058451.pdf

 

※7)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00001856.pdf

 

※8)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00007107.pdf

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 36 2024/1/26~2023/2/13

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Xq4wCtsHgGdy37zJYTHp6f4t7BrK5QS7gh4THMSPpQMpa9jA7udAyJL2HqUqttdql

 

京都アニメーション放火殺人事件(36人死亡33人重軽傷)の死刑判決を見て思い出すのが、昨年の神戸市北区5人殺傷事件(3人死亡2人重傷)の無罪判決です。共に統合失調症心神喪失、妄想等が争点に組み込まれた事件ではありましたが、片方は死刑で、片方は無罪の両極端なものでした。

 

死刑判決を受けた相模原障害者施設殺傷事件(19人死亡26人重軽傷)然り、生きていたら同様の刑を言い渡された可能性のある北新地ビル放火殺人事件(27人死亡1人負傷)然りですが、死刑でも無罪でも、殺された人間、残された人間が存在する事には変わらず、それは1人でも100人でも、ひとりひとりのそれぞれがあると思います。

 

​​​​​診断やそれに至るまでのガイドライン作成、薬物投与から判決に至るまで、全て人間が絡み、時世その他で変化を続ける不自然なものと捉えると、出始めの自然に発生するヒトの症状が、如何に純粋で、大切にしなければならないものと再認識します。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid08HWJ3yJTBiU7cTgN3Ag6X2cQfpzprAjjUVEWd3JHFP1sDjDi7KJwbX3bGfKLnEprl

 

能動的且つ短期的/突発的に外食やお弁当を選択する場合、栄養バランスやカロリーの高低は考えない、自己責任のエンタメ要素もあり、他で調整すれば問題ないかもしれませんが、受動的且つ、長期的に渡る可能性がある場合、栄養バランスやカロリーは勿論、疲弊した身体でも受け付けられる配慮が提供側には必要だと思います。

 

以前も、コロナに罹患した後に療養するホテルで出されたお弁当が大変な内容だと話題になっていましたが、写真のようなお弁当だけで数日過ごせば、健康被害が起きると感じます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid023edSgYc4GXvWnzrtHpERui9B6xLG874Nxrjt5DcQf7B4cDdzRAeJsgML9DrAkkn9l

 

https://news.yahoo.co.jp/.../e3b63b59a7f8f98bcf2d9e156e2a...

 

前提として自殺の定義が不明瞭で、自殺として扱われない変死や不審死も含めると膨大な可能性もある事、及び人口割合では日本が世界1位の精神病床数に於いて、年間で万を越える死亡退院者数の死因も踏まえると、見え方もまた異なってくるかもしれませんが、ここはあくまで自殺として扱われた中高生で見ていきます。

 

こちらのニュースでは2010年からのグラフの為、1988年からのグラフ※1)と、後述しますが発達障害者支援法が施行された後の診断者数のグラフ※2)を添付します。この2つのグラフを照らし合わせても分かる通り、2006年から共に上昇傾向が見られます。その理由として※1)では、

 

>>自殺の理由(複数回答)については、「家庭の不和」(12.3%)や「父母などのしっせき」(9.0%)が目立つ一方で、「いじめ問題」は2.7%にとどまった。ただ、「不明」が全体の6割近くを占めており、何が子どもたちをそこまで追い詰めているのかは分からない

 

とあるものの、ひとつ忘れているのは、その前年の2005年4月1日に、発達障害者支援法が施行されている点です。記憶に新しいのは、そこから約10年後に支援法が改正された後の、著名人の「わいも発達障害やで」の疾患喧伝や制度ビジネスの増加、数か月待ちの診断されたいヒト達の行列等かもしれませんが、当該薬物の処方も勿論考えられます。

 

実際には小中高どころか3歳位から当該薬物の処方も見られるのですが、この辺りの話を始めるとキリがないので、もう少し総論的な最近の話題から見ても、

 

>>自殺のリスクが高まるうつ病双極性障害を発症、併存しやすいため、ASDADHDは自殺のハイリスク群※3)

 

「薬を飲ませて治す」視点では、「薬を飲ませるからこうなるのよ」の視点で考えるのは難しいかもしれませんが、当該傷病名を抱え、当該薬物を服薬している可能性の高い群は、相応に自殺リスクが高い群である事に見解は一致します。

 

発達障害と診断され、処方される薬物の大概は、ドパミンやノルアドレリンを増強する中枢神経刺激薬や、ドパミンの分泌を落とし、運動機能に抑制を掛ける抗精神病薬ですが、諸々の薬物が標的とするレセプタ及び動態変化を求める神経伝達物質を知れば、

 

薬物と自殺との関連もより明確に理解出来ると思いますし、それは上記薬物に限らず、抗うつ薬やベンゾの類でも同様な経過を辿る可能性もありますが、薬物絡みは遺書もなく突発的に死に至る事態にも発展し易い為、自殺として取り扱われない事例も多数あると考えられます。

 

※1)https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00572/

 

※2)https://toyokeizai.net/articles/-/535848

 

※3)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jcptd.jp/pdf/2022/suicide_measures2022_1-2.pdf

 

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid031NbNqXsUH4eeLqU1QiKfDx3JFJSDeWbydBXMcWfRw2vfLL4EKiYvm46P8ggTYFB3l

 

受傷時は、順行性変性か順行性変性と逆行性変性※1)が、数時間から十数か月の時間を掛け、結果論的な症状完成を見る事になりますが、回復時は、神経細胞体での蛋白合成で末梢側に向かう神経発芽の一方通行の特性が、受傷時の動態と異なる点です。

 

また、原則的に神経は被膜形成され、栄養血管の流入部位は受傷部位とイコールでもなく、故にseddon分類のtinel兆候が見られても参考程度でしかない事、栄養因子はInflammatory mediatorを意図的且つ局所的に惹起させて利用する為、当該物質を相殺しかねないNSAIDs等は控えたほうが無難な印象があります。

 

※1)https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2023/npindx_03 コメント欄参照

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02ibrnCNSsHh5GXsvNe1bptKPQLEzBqEaAnAsHVXQB8mkF5RZLrH81MK1JqVnLNaSol

 

https://news.tv-asahi.co.jp/news.../articles/000335054.html

 

>>エコノミークラス症候群というか、深部静脈血栓という、ふくらはぎの所に血栓が見つかりました。10%というのは非常に多い。なので災害関連死のひとつになっている

 

>>今月下旬からの10日間に少なくとも400人を検査した結果、血管に血の塊ができて詰まってしまい、深部静脈血栓症と診断された人がおよそ1割いた

 

先日、避難所ガチャ※1)という表現で、食事や設備その他、自由度が大きく異なる事が取り上げられていましたが、関連して健康被害の発症率も変化する可能性も勿論あります。上記の話題は後にまとめられ、避難所毎の発症率も確認出来るかもしれませんが、2008年の岩手宮城内陸地震後を参考にしても分かる通り、避難所で発症率に2倍の開きが見られた事例もあります※コメント欄に参考画像)。

 

>>花山避難所は体育館の床にゴザを敷き、その上に毛布一枚敷いて寝るような雑魚寝の避難所※2)

 

>>花山避難所の近くには山と湖しかなく、出歩く場所などは見あたらなかった。また花山避難所の横には市役所の分所があり対策本部が設けられ、 自衛隊の営所も作られヘリポートも近いなど慌ただしい雰囲気※2)

 

>>栗駒避難所はコミュニティーセンターのような場所で板張りではあったが天井が比較的低い空間を避難所とし、同じ敷地内には体育館があって自由に使用できるなど余裕があり、また近くに商店街があるなど周囲に出歩く場所があった※2)

 

先日はベンゾジアゼピンエコノミークラス症候群深部静脈血栓症の関係性について触れましたが※3)、気兼ねなく運動し易い環境の有無や、不可避に曝露するストレスの有無や多少、自由に水分補給が出来るか否か、行きたい時にトイレに行けるか否か等を取りあげても、避難所内の環境と周辺環境が大きく健康を左右する側面もあります。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../2e2325ce7ee91892c18108dedb87...

 

※2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.bousai.go.jp/.../wg_situ/pdf/dai4kaisiryo1.pdf

 

※3)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02xAi3jREqits5E5JRXazzqSjh5tFojMmC6cYF3UuCishNnj8RVFe6CWmNsNyqch49l

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0hE2XQCzgF2jAyJyvT9zDXWwBuEzLXyLkAvvCsmsWiJHVjqwjrRWA5wVEa3iC2Qi6l

 

「どこまでが薬物による直接的な反応で、どこからが薬物による間接的及びヒトが備える生理的な反応かを考える」

 

大枠では薬物による神経可塑性は化学的神経損傷という表現が適切かもしれませんが、もちろん当該損傷を逆手に取って、一般的に治療と標榜する事例もあり、例えば

 

>>化学的神経損傷は、注射された溶液(例えば、局所麻酔薬、アルコール、またはフェノール)またはその添加物の組織毒性に起因します。 有毒な溶液は、神経または隣接する組織に直接注入され、神経を間接的に含む急性炎症反応または慢性線維症を引き起こす可能性があります。 局所麻酔薬の神経毒性に関する研究の多くは、特に髄腔内投与を伴うinvitroモデルで※1)

 

の通り、ジストニア等の不随意的筋収縮部位にアルコールを打ち(エタノールブロック等とも表現します)、蛋白変性を惹起させて神経機能に抑制を掛ける等、フェノールやボツリヌス毒素も併せて神経破壊薬として有名です。

 

一旦話題は反れますが、口から入れても問題ないからと、皮膚に塗っても問題ないとはなりませんし、口から入れても問題ないからと、体内に留めても問題ないとはならないもので、度々取り上げている、針に塗布されているシリコーンの問題も同様、揚げ油や錠剤への添加等であれば、口から入り肛門から出るまで、代謝がされない故に殆ど無毒なものの(摂取も過ぎれば胃壁のポリマー化による胃痛や下痢はありますし、噴霧で吸い込めば肺はやられます)、

 

口以外から入れた場合は代謝がされない故に当該部位に留まり、真皮、脂肪、筋膜、筋肉、神経、どの部位でも構いませんが、シリコーンは無害でも、シリコーンを異物と認識したヒトの生理的反応で封入体を形成、線維化し、慢性炎症惹起のリスク回避の為、私は無垢のステン針を作ってもらい、当該品を治療に使用していますが、このようにアルコール然り、口から入れた場合と神経細胞に放つ場合では、その毒性の違いを理解出来ます。

 

何かを入れれば何かの反応が生まれ、その入れ方によっては、或いはタイミングによって違う反応が生まれたり、そのものは無害でも、ヒトの生理的な反応によって自身を傷めたりするメカニズムを知る事が出来ますが、

 

>>反復するオピオイド暴露による脊髄の神経可塑性と病的痛みへの関係

 

脊髄に反復してオピオイドに暴露すると神経の可塑的変化が起きることが確実となってきている。そのような可塑的変化は細胞レベルでも、細胞間レベルでも引き起こされる。N-methyl-D-aspartate(NMDA)受容器の活性化が、反復したオピオイド暴露による神経可塑性の展開に中心的役割を果たしていることは一般的に受け入れられている。

 

細胞内のカスケイド反応は、またNMDA受容器の活性化に続いて活性され得る。特にプロテインカイネ-スCは神経可塑性変化の行動表現の細胞内キー要素であることが示されてきている。さらに、NMDAとオピオイド受容器の相互干渉が、オピオイド耐性の発達に伴って脊髄に神経の強力な不可逆的変成をきたし得る。興味あることに、末梢神経損傷でも同様の脊髄細胞レベルおよび細胞間レベルの変化が認められる。

 

これらの所見は、一見なんの関連もない二つの条件、すなわち慢性オピオド暴露と病的な疼痛状態の間に、脊髄内では神経構築に相互作用が発揮されていることを示している。これらの結果は化学物質不耐性、本態性多種化学物質過敏状態、さらにはオピオイド鎮痛剤の疼痛療法の臨床的応用の機構の理解するために有用と思われる。※2)

 

こちらに関連した※3)の、オピオイド誘発対麻痺のメカニズムも見ます。

 

>>オピオイド誘発対麻痺のメカニズムについてはいまだ不明な部分が多い。オピオイド誘発対麻痺の特徴を表1に示す。オピオイド誘発対麻痺は、脊髄虚血侵襲後にのみ発症するという特徴を持っている。

 

つまり、虚血脊髄において、投与されたオピオイドの効果の最大の特徴は、筋の異常収縮を伴う痙性対麻痺ということであり、この筋の異常収縮は脊髄運動神経細胞の異常興奮性を反映している。虚血性脊髄障害に伴う脊髄運動神経細胞の異常興奮には、いくつかの機序が示されているが、特に脊髄内の抑制性神経細胞(GABA作動性あるいはグリシン作動性)の脱落に伴う脱抑制がその主な機序であるとわれわれは考えている。

 

脊髄には多くの神経細胞が混在しており、それぞれに表現型(phenotype)が異なる。その中で抑制性神経細胞はGABAあるいはグリシンを合成しそれを神経伝達物質として放出している。この抑制性神経細胞は、脊髄虚血に対し最も脆弱である脊髄のLaminaⅤ~Ⅶに分布していると報告されている。

 

したがって障害性脊髄虚血侵襲(長い虚血時間)を与えると、これらの細胞が初期の段階で障害されるため、その症状は痙性対麻痺を呈する。侵襲を与えられていないラットに対し、くも膜下腔にモルヒネをはじめとするオピオイドを投与しても運動機能障害はほとんど見られない。しかし、非障害性とはいえ短時間虚血侵襲が与えられた脊髄にモルヒネを投与すると運動機能障害が誘発される。

 

このことから、非障害性とはいえ短時間の虚血侵襲を与えられた脊髄ではオピオイドに対する感受性が高まっていることが推測される。Tingらは、中枢神経系の虚血にオピオイド受容体の量的変化について報告しており、虚血後一過性にμ、κそしてδオピオイド受容体が虚血前の2~3倍に増加することを示した。

 

つまり、中枢神経系では虚血などのストレスが加わると、神経組織内でオピオイド受容体の量的変化が起こり、正常組織では起こらない反応が惹起される可能性を示唆している。さらに、脊髄においてモルヒネがGABAやグリシンの効果に拮抗する機序を介して脊髄運動神経細胞興奮性を増強させることも知られている。つまり、非障害性脊髄虚血であっても、虚血侵襲に脆弱であるLaminaⅤ~Ⅶに多く存在する抑制性神経細胞(GABA作動性あるいはグリシン作動性)で膜電位の変化が起こることが予想される。

 

それにより、膜上に存在するオピオイド受容体が一過性にその数を増やし、オピオイドへの感受性が高まる。そこにモルヒネをはじめとするオピオイドが作用すると抑制性神経細胞の活動が抑制され、いわゆる脱抑制状態に陥る。その結果、脊髄運動神経細胞が異常興奮し下肢筋の痙性が強まり対麻痺の状態を呈する。この脊髄運動神経細胞の異常興奮が長時間続くと、神経毒性の強いグルタミン酸の濃度が上昇し脊髄運動神経細胞死に至る。

 

このように、標題に戻るとどこまでが薬物による直接的な反応か、どこからが薬物による間接的及びヒトが備える生理的な反応かが線引き出来れば、今件のオピオイドに限らず、他の薬物の副作用と離脱症状の発症起因、病態生理の差異も理解でき、一層の安全性を高められると思います。

 

※1)https://www.nysora.com/.../%E5%90%88%E4%BD%B5%E7%97%87.../

 

※2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.env.go.jp/chemi/report/h17-03/24.pdf

 

※3)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/.../33/3/33_386/_pdf/-char/ja

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid029hXMgN3dzoYfhXMvtqmJJ7b5we17C136cW5qZrjbRrsGKZnVybkdLW91XUFWUBb8l

 

先日、厚労省のポスター※1)に「毒」という文字が用いられ、「怖い」という声が挙がりましたが、ポスター鑑賞が趣味の私としては、向精神薬のポスターは更に怖いので、興味のある方はご覧になっても良いかもしれません※参考)。余談ながら約10年前、チラシではなくテレビでは、塩野義とリリーが「うつの痛み」とキャンペーンを打ち、サインバルタをコマーシャルしましたが、間もなく

 

>>「うつの痛み」をキャッチフレーズに、製薬会社が昨年10月からテレビCMなどで続けるうつ病啓発キャンペーンに対し、医師や患者、家族から抗議の声があがり、ナレーションが一部変更された※2)

 

>>CMは、体の痛みをうつ病の主症状のように伝えたが、国際的な診断基準に体の痛みはない。「体の痛みで落ち込んだだけでうつ病にされる。薬を売るための過剰啓発だ」との厳しい批判もある※2)

 

など、内容そのものも「怖い」「暗い」という理由も含め、早い段階で打ち切りになるなど色々あるものです。ポスターもテレビコマーシャルも流してみなければ分からないというのは十分に理解出来ますが、その実際となる精神作用物質は、飲むのも手放すのも、その仕方次第では両方向に大きなリスクを伴うのが問題となります。

 

※1)https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/newpage_001_00001.html

 

※2)http://shayaku.umin.jp/test/ugoki/1402.html

 

参考)https://www.pinterest.jp/.../%E5%90%91%E7%B2%BE%E7%A5%9E.../

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0NmfLaWKGAmALmLcBAk3NoFVRcsxfHxG9kKsDFNoopY3Rwbq7jzu9MtaHEbzmjCiql

 

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/020200072/

 

解熱鎮痛剤やアイシングと、罹患細胞の治癒遅延や遷延化(慢性化)の要因、その組織動態と状況の報告は数多くあれど、パッと目に入る情報の多くが、炎症=悪、抗炎症=善であり、その弊害は大きいと感じます。湿布を貼っても治らない、ではなく、湿布を貼るから治らない、という状況を理解するには、鎮痛≠治癒の意味を知る必要があるのですが、実際に痛みを抱えた場合、その情動は理屈を越えます。折角なのでシェアしたページから以下を引用します。

 

>>靱帯や腱などが傷められたり切れたりすると、その衝撃が引き金となってサイトカインなどの炎症性物質が放出され、「急性炎症」と呼ばれる一連の現象が始まる。まず、ただちに血管が広がり、傷ついた部位に多くの体液が流れる。そして、腫れが起こり、血液が固まり、さらに多くの炎症細胞(白血球など)が集まって傷ついた細胞を取り除き、他の細胞もやってきて損傷した腱や靱帯などの組織の修復を進める

 

>>急性炎症のプロセスは治癒に不可欠だ。そのため、ワン氏が肩や膝の手術をする際には、鋭いツールを使って手術部位の組織を削って「少しだけめちゃくちゃに」して、出血を促すのだという。すると、修復を担う炎症のプロセスが加速する。この処置は、急性期を越えて続く慢性的な痛みや炎症にさえ効果をもたらす

 

この点は以下に挙げた2点も併せて参考にすると、より深く理解出来るかもしれませんし、コンスタントな針刺し行為がどのような意味を持つかも鮮明になります。

 

1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.neurology-jp.org/Jou.../public_pdf/053111120.pdf

 

2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/ymj/54/1/54_1_5/_pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0VgTpuXqF89bus7J9KbwVtRbgQuF5iEXYK8QqMBAsoBSPmeWsCMWm7QAsABdxLzwPl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../2887fe8689705a2bd934540e5725...

 

トー横のハウルは薬嫌い※1)で有名でしたが、ハウルの死亡から薬物の蔓延とオーバードーズが界隈で急増したのは、一定の抑止力が働いていたからと思います。コミュニティの上に立つ人間が薬好きだと、そのコミュニティは一気に薬物で汚染されますが、それはトー横やグリ下と呼ばれる所に限らず、職場、学校、家族、友人など、全てで該当します。

 

※1)https://friday.kodansha.co.jp/article/313870?page=1

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02Eo3s2fUat5MN3V7DEeCdDgtGEijKnanbJNgUYQbPjuAKt25wG7eJc3SBnGgJuopRl

 

ベッド上の置針/留針が効果的で、且つInflammation mediatorが強いほど効果的と仮定すれば、創外固定が安全で高効率となりますが実際はそうではなく、生体の生理的な反応を利用して組織回復を望む治療行為は、向こう側が生体で動きがある事は必然となりますが、当該mediatorは経時的/自律的にanti inflammatoryされる理解、次いで言えばこれらはNSAIDs等の解熱鎮痛剤で、外部からも打ち消す事が出来てしまう理解が必要かもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0vMfWc97SHb6AEHKgJUoHk6WT4AJQgyJ2irc33gxcGhwZFiSZpScNW6J7UNWPqkFBl

 

先日、名古屋市立大学薬学部で「新型コロナワクチンを考える~ノーベル賞受賞技術の光と影~」という題目で講義が行われました※1)。その資料※2)の17頁から、「典型的な症状トップ20」を抜粋すると、

倦怠感 疲労感 集中力の低下、ボーっとする感覚 睡眠障害 不安感 めまい 頭痛 手足のしびれ 手足の力が入りにくい(脱力感) 息苦しさ 首や肩のコリ、こわばり 記憶力低下・記憶障害 手足の筋力の低下 動悸 あちこちの関節の痛み 頭重感 首や肩の痛み 胸の痛み 立ちくらみ 光をまぶしく感じる ※一人当たり平均23.4個の症状

「ん~見慣れ過ぎている。既視感が強い(なんならベンゾ離脱みたい)(ω1~2レセプタのネガティブフィードバック)」となるのですが、これら症状群が平均値に至るまで、一切の薬物投与がなかったとしたら、ワクチンの傷害と判断はし易いものの、接種後に具合いが悪くなり、薬物投与と中断が繰り返された場合(接種前から別件で服薬していた薬物の内容も含め)、

コメント欄に画像も添付しますが、薬物を動かす度に悪化自覚を得やすい状況となり、それは経時的にピーキーな状況に陥り易いかもしれません。こちらの資料には、ひとりひとりが、ワクチン接種後に体調不良を来してから今に至る迄の服薬歴と、それ以前の服薬歴の情報がない為、分からない部分も多いのですが、

過去の状況からも、曝露したイベントは片一方しか注視出来ない故に起きる弊害は多く、今件であればワクチン接種後の薬物投与とそのリスクに目が向かなかったりするのは、今回のコロナワクチンに限らずHPVVやインフルでもそうですし、今日の大概は中枢神経に反応を及ぼす薬物が主流です。

そうなると、どの症状がワクチンで、どの症状が薬物の副作用や離脱症状かは因果が不明となり(私は、です。厚労省がそれをどう思うかではないです)、且つ、以下にも記載のある神経障害は、早発性であれば分かり易いものの、遅発的に惹起されるタチの悪さもあります。

時代は少し戻り、先日(と言っても7年前ですが)「この流れ似てくる」と書いたものの、相応の年月を経て改めて思う事としては、「似てくるというよりいつも同じ顛末」なのが一番の衝撃です。

>>「神経障害」を引き起こす可能性が出てきたのは致命的だ。これは世界的な子宮頸がんワクチン問題に止めを刺す「爆弾」になりうる。

>>本来、薬は患者に打って病気を治すものだ。その代わりに副作用が出るのは仕方がない。しかし神経障害の副作用は絶対に認められない。薬の世界では、神経障害の副作用は死よりも重いとされている。神経障害は死よりも苦しい生を強いるからだ。

日本で線維筋痛症等々と診断される病状は、人為的な傷害(=薬物の副作用や離脱症状の雲隠れ的な傷病名)と捉えていますが、リリカやノイロトロピン線維筋痛症に保険適用させた西岡久寿樹医師がHANSを提唱した人物でもあります。

そうなると、HANSにどのような薬物投与がされるかも大概予想は付きますが(※参考→厚労省の資料を漁る)、だからと言って当該薬物達が、更にレセプタを掻き回して全身状態を複雑化し始めたのは、7年以上前から既に起きており、勿論単剤の可能性は低く、当時は多くが減算されない7剤ルールに沿っていたのも印象的でした。

あくまで「鎮痛剤として」「対処療法として」の割り切った投与、或いは服薬でも、又はどのような理由の服薬背景でも、他の薬物も含め、また、それがアゴニストでもアンタゴニストでも、外因物質で非日常的に各々のレセプタを標的とし、各々の物質の動態変化を求める弊害が大きいのは、

別にHPVV後に具合いが悪くなった事例に限らず、肩こりや腰が痛いでも何でも構わない訳ですが、傷病名問わず当該薬物達を服薬(或いは休薬)すれば惹起される生体反応的なリスクは同じ為、経時経年的な月日を経た後の症状を並べれば、契機は違えど服薬内容は類似し、帰結となる症状群は酷似していくのでしょう。
 

 

※1)http://www.phar.nagoya-cu.ac.jp/hp/neuro/news20240123.html

 

※2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://www.phar.nagoya-cu.ac.jp/hp/neuro/Handout20240123.pdf

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 35 2024/1/4~2023/1/24

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0EM9q7PUY4iRvqADEPG2cysovVa3jmqfgthac85NiRX12FvgELt1boyVAtfBDAeh1l

 

>>ワクチンに目を取られ、向精神薬の性格迄は頭が回らなかったのかもしれない

 

10年以上前から起きていた反省が、近年の新型コロナとコロナワクチンに活かされたかと言えば、感染者も接種者も母数が多い為か逆行しているように見えますが、

 

10年前、若年層の女性を中心に子宮頸がんワクチンを接種して「具合いが悪い」となった際、検査上で異常がないからと、「精神病」「気のせい」「心因性」「思春期」等とあしらった人間が、

 

10年後、コロナワクチンを接種して「具合いが悪い」となった際、検査上で異常がないからと、「精神病」「気のせい」「心因性」「歳のせい」等とあしらわれている現状は、因果応報と言われればそうかもしれませんし、悪い意味で何も変わっていない証拠なのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02xAi3jREqits5E5JRXazzqSjh5tFojMmC6cYF3UuCishNnj8RVFe6CWmNsNyqch49l

 

環境変化で起こり得る症状、例えば不眠、不安、焦燥、パニック、抑うつ等の症状で処方される薬物は、環境変化が起こり易い時期の服薬でもあり、得てして症状そのものの変動も大きい為、服薬にはリスクが高い矛盾を抱えます。特に有事の際は薬物の供給が安定しない可能性もある等、既存で服薬している方にとっても、新規で服薬する方にとっても、とにかく相性が悪くなります。

 

肺塞栓症と関係性の高い睡眠薬とは、脳と脊髄のGABA受容体を標的とするベンゾジアゼピンバルビツール酸を指していると思います。他、アルコールやバクロフェン等もある為、睡眠薬という表面的な表現ではなく、標的となる受容体で知り、考える必要があります。改めて説明するのも何なのでコピペに頼りますが、

 

>>筋弛緩等のGABAA受容体関連の副作用を避けるため、ω1受容体選択性の高い非ベンゾジアゼピン睡眠薬メラトニン受容体作動薬が推奨※1)

 

こちらの資料※1)は、2011年から間もない時期に作成されたと思われます。現在はその他、2014年以降の販売となる、オレキシン受容体拮抗薬も選択に入ると思います。補足ながら当該資料には

 

>>超・短時間作用型を変更する際には反跳性不眠を避けるため半量ずつ1~2週間ずつかけて漸減するか

 

とありますが、1週間で半分、2週間で更にその半分、長くても4~6週程度で断薬まで進める行為は一気断薬と変わらず、危な過ぎます。話しを戻しますと、ゾルピデムやゾピクロン等のZ薬、メラトニン受容体作動薬、オレキシン受容体拮抗薬、抗ヒスタミン薬、アルコール等の是非はさて置き、環境変化の激しい時期に薬物で強制的に入眠すると、何か起きた時の行動に遅れが出るリスクもあります。

 

今はまだ発生から時期も浅く、ハネムーン期と呼ばれる興奮状態が継続し、心身ともに落ち着きは見られ難いかもしれません。しかしそれは、ヒトとして正常な反応であり、その結果論としての諸症状と理解する事も大切です。

 

幾つか睡眠薬と呼ばれる物を挙げましたが、激しい環境変化で強い不眠に陥ると、現実的にはベンゾが一般的且つよく効くのは確かで、恐らくエチゾラム(商品名 デパス等)、トリアゾラム(商品名 ハルシオン等)等が処方され、ズルズルと服薬(及び変薬)し続けざるを得ない身体状態に持ち込まれる可能性が高いと思います。

 

おさらいになりますが、ベンゾの5大作用は、抗不眠、抗不安、抗痙攣、筋弛緩、健忘です。では、そのベンゾで常用量離脱症状離脱症状)が引き起こされた全身状態は、不眠、不安、痙攣、筋硬直です。これら反跳的な精神状態や身体状態は、薬物が契機となっている可能性が高いにも関わらず、多くは目の前の出来事と関連付けられ、例えば「地震と長引く避難生活で○○病、○○障害、○○症候群を発症した」となります。そうなると更に泥沼です。

 

今も車中泊や避難所での生活を余儀なくされている方も多いと伺います。そして今後、肺塞栓症の話題も目に入り易い時期に入るかもしれませんし、長期的な観察では、脳や心臓にも血栓が飛ぶ事も示唆されています。それを見越し、注意喚起や弾性ストッキングの配布も始まっていますが、時に死に至る肺塞栓症のリスクは勿論、その他も諸々考えれば、特に新規の服薬は、再考の必要があると考えています。

 

※1)https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/inform.../0311/04_01.html

 

添付画像※1)https://mhlw-grants.niph.go.jp/.../200.../200840035A0007.pdf

 

添付画像※2)https://gazoo.com/ilovecars/useful/bousai/21/01/28/

 

参考資料1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/.../46/5/46_569/_pdf/-char/ja

 

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0pedhfPUvB48QCRRKgXS5VPivqK8qcGn5CACPwScf1ZvLBFmrLFoKGMPdL8X2JB1sl

 

https://www3.nhk.or.jp/.../20240111/k10014317681000.html

 

個人的に幾つかの記事から気になった部分を以下に挙げました。医療行為と見せ掛けて殺害するには医療過誤を装うしかなく、どちらに転がっても何らかの責任は負う事になると思います。持続可能性のない鉄砲玉のような手段です。まして今件は、ヘルパーが居るなか知人を装い入室し、ヘルパーに席を外してもらっている最中に、胃ろうのチューブからバルビツール酸を入れ、呼吸抑制を引き起こして殺しています。

 

この人物は高齢者や障害者の殺害に関心を寄せ、医療行為に紛れさせた殺害マニュアルを執筆しているそうですが、仮に今件の手段がメインだとしたら、お粗末な内容のマニュアルかもしれません。その為、

 

>>大久保被告について「(証拠を残さず)殺人するためのノウハウを蓄積していたと思う」と述べた

 

が個人の推測か、或いは本人がそのように言っていたのかは知りませんが、薬物を用いて直ぐに死ねば、薬物は排泄される事なく体内に残ったままですから、そもそもが無理な話です。余談ながら睡眠薬自殺の代名詞がバルビツール酸です。たまにベンゾジアゼピンで真似をするヒトがいますが、迷惑を掛けるので止めたほうが良いです。それはそうと本題ですが、

 

>>「屈辱的で惨めな毎日がずっと続く。ひとときも耐えられない。安楽死させてください」

 

>>「死なせてほしい」

 

この手の発言はALSに限らずよく耳にします。私も1回や2回ではありません。何なら頼まれた事すらあります。私の場合は死ぬとか生きるとか考えた事がないので知らんがなですが、仮に日本でも安楽死が合法化したら、先ずは疾患(傷病)は限定されると思います。

 

「この病気なら安楽死はしても良いです」「この病気なら安楽死はダメです」etc…。或いは同じ疾患でもステージ別で線引きされるかもしれません。「このステージなら安楽死はしても良いです」「このステージだから安楽死はまだダメです」etc…。そうしたら今度は、安楽死出来るように、偽りの診断書を書く事例も出てくると思いますし、相応のニーズはあるでしょう。その診断書を持参して、安楽死センターみたいなところに足を運ぶと思います。

 

疾患(傷病)は数多くありますが、相対的なものではないと思います。ALSで死にたいと思うヒトもいれば、思わないヒトもいますし、足の小指を突き指して死にたいと思うヒトもいれば、思わないヒトもいます。その為、疾患(傷病)を限定すること自体が、その後の混乱を生む要因になりますし、疾患を限定しなかったとしたら、その時の勢いで死を選択する事例も多くあると思います。

 

それでなくても日本は自殺者数が多い国で、統計的に自殺者の7割が精神科の受診履歴があります。多くは手ぶらで帰宅していない=向精神薬が処方されていると考えるのが自然です。さて、どのような疾患(傷病)だとしても、自殺行動(自殺既遂、自殺企図、希死念慮等)や、安楽死を望む声が見られた際には、服薬歴を見たほうが良いかもしれません。

 

先述のバルビツール酸や、同一神経伝達物質をエンハンスするベンゾジアゼピン、その他の向精神薬を代表とした薬物の服薬による自殺行動は、添付文書を見ても記載があると思います。ポイントは、自力他力問わずの死にたい願望は、服薬中は勿論、離脱症状でも起きる可能性がある事です。その上で、他の言動も含めて反芻し続けているとしたら、先ずは薬物を疑う、或いは離脱症状を疑ったほうが良い印象があります。

 

薬物反応による自殺行動は、安楽死を望む感情ともオーバーラップしていると思います。自分の力で死ぬか、他人の力を借りて死ぬかに過ぎないので、「死にたい」気持ちは同じ状態です。例えばALSで自力で死ぬのが難しければ、他力に頼らざるを得ません。

 

一旦まとめますが、何らかの疾患(傷病)を抱えると、何らかの薬物が入っている可能性は高いのですが、時系列的に自殺行動が見られ始めたのが、何らかの薬物が入った後だとしたら、それは薬物が原因である可能性が高いと思います。薬物の反応、或いは薬物の離脱症状で自殺行動に移す、或いは安楽死の合法化を望んでいる状態だとしたら、薬物が契機となって生まれ続ける死に過ぎず、それは本人にとっても望まざる死となります。

 

今の死にたい気持ちは、病気によるものではなく、薬物によるものかもしれません。その薬物による問題が解決しないうち、安楽死を合法化させたら、死体が積み上がるだけだと思います。

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>>女性が服用していないはずのバルビツール酸系の薬物が検出※1)

 

>>医療に見せかけて高齢者や障害者を殺害することに多大な関心を有し、そのためのマニュアルなどを執筆していた※2)

 

>>医療行為に紛れさせて殺害する「マニュアル」※3)

 

>>山本直樹被告(46)=医師免許取り消し、控訴中=が出廷し、大久保被告について「(証拠を残さず)殺人するためのノウハウを蓄積していたと思う」と述べた。

 

>>娘は生前、東北までALSの治験に行ったり、さまざまな健康食品を試したりしていて、生きたいという気持ちが確かにあった。SNS上の『死にたい』という書き込みだけが本心だったかのように決めつけないでほしい※4)

 

>>自身のブログやSNSで病気のつらさや孤独な思いを訴え「屈辱的で惨めな毎日がずっと続く。ひとときも耐えられない。安楽死させてください」とか「死なせてほしい」などと繰り返し投稿したあと、5年前、京都市の自宅で容体が急変し、搬送先の病院で亡くなりました※4)

 

>>筋萎縮性側索硬化症(通称アミトロ)の患者で、意識は澄明で知的判断力は保たれながら、日常生活はすべて他の人に頼らざるを得ず、自己の尊厳が損なわれ続けていることを苦にした四三歳の婦人が、自殺幇助を医師に要請する許しを求めて、カナダ最高裁判所にまで上告して法廷闘争を続けた判例は有名である。このように不治の難病による自己の尊厳の侵害に耐えられないで、医師による自発的安楽死を求めた人もいる※5)

 

※1)https://diamond.jp/articles/-/271495?page=3

 

※2)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF27A4J0X21C23A2000000/

 

※3)https://www.asahi.com/articles/ASS1D73Q2S1DPTIL003.html

 

※4)https://www3.nhk.or.jp/.../20240111/k10014317681000.html

 

※5)https://cellbank.nibiohn.go.jp/.../refhos.../hoshino0037.htm

 

参考)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.neurology-jp.org/Jou.../public_pdf/048110973.pdf

 

ブログ)https://ameblo.jp/tango522/

 

ツイッターhttps://twitter.com/tangoleo2018

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02QPneuQ61V2oTCmuKcMGTvCojbQWkJwpyzC7LfRd9VngftvRKadv1N4tr5KKDBxvUl

 

2024年※1)では、トラマドール塩酸塩が禁止薬物として追加されているのが大きな特徴です。当該物質が含まれている、恐らく最も身近であろう商品名を挙げれば、トラムセット(後発品 トアラセット)になると思います。

 

トラマドール塩酸塩とは、コデインに類似した合成化合物で、μオピオイドレセプタの部分的作動と、セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込み阻害作用を持つとされ、ざっくり書けばオピオイドSNRIの作用です。

 

現在承認を得ている疾患は、慢性腰痛、変形性関節症、関節リウマチ、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経障害性疼痛、線維筋痛症、抜歯後疼痛など幅広く、2010年代の初めから、リリカ(プレガバリン)と共に整形外科的な疾患でも幅広く処方されています。

 

※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.playtruejapan.org/.../2024_prohibited_List...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0bpFuuErAFJ6NpnVWBfsDRK7nHmHPHw82AEWHsDVdkwZ8JDrHxAZC7Rj8LoaEMoc2l

 

添付画像※1)は、2011年3月11日の東日本大震災の後、同年4月中旬から7月末に、一部の被災地域の被災者を対象に、概ね新規(既存患者は既に別が受け持っていた)で処方された向精神薬の一覧です。念の為ですが、地域によって団体も異なり、持参した薬物も異なる為、参考程度となりますが、(分かり易さを重視する為、先発品の商品名に書き換えます)多い順からデパスパキシルと続きます。

 

補足としてデパスはベンゾと同等の作用が見込まれるものの、化学構造式が少し異なる事を理由に、2016年9月以前※2)までは、向精神薬としての扱いではなかった為、幅広く大量に処方されており、それが2011年時も反映された形かもしれません。(※添付画像2枚目参照。

 

次いでパキシルです。グラクソのパキシルSSRI)は、東日本大震災以降、PTSDを適応疾患として承認を受けていますが、時系列を間違えないよう注意する点は、グラクソが厚労省に対し、パキシルPTSDに適応追加するよう申請して承認を得たのは2013年です。※1)を見てもPTSDについては触れていますが、一応は2011年当時、PTSDには適応を受けていない為、抑うつ状態の患者に対して多く処方されたと思われます。

 

そして2点の薬物は、性格そのものは異なりますが、どちらも力価的には高い薬物と知る必要があります。擁護的な書き方をすれば、持参する量も限界はあると思うので、大は小を兼ねる的に、力価の高い薬物から持参しようと考えるものかもしれません。それが服薬する側にとって良い事かは別です。

 

特に強い不安状態に陥っている際、強い力価のSSRISNRIは、躁転し易い可能性、或いはアクティベーションシンドローム、ベンゾであれば奇異反応を惹起する可能性もある等、後述する自殺と関連付けられてくるかもしれません。

 

先日、避難所とベンゾについて触れました※3)。新聞記事のメインは、ベンゾ服薬による全身の筋弛緩作用によって、ふくらはぎの筋ポンプ作用も機能し難くなり、エコノミークラス症候群のリスクが高くなり、浮腫みや血栓の形成、その血栓が時として肺に飛んで梗塞する旨ですが、

 

上記のSSRI選択的セロトニン再取り込み阻害薬や、前項でも触れたSNRIセロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬は、2006年以降、全てのSSRISNRIの添付文書に、自殺企図のリスク増加に関する注意が追加されています(時代的に後になりますがNaSSAもです)。

 

参考に毎日新聞も添付します(※添付画像3枚目参照。1999年以降、デプロメールルボックスパキシル、少し時を経てジェイゾロフトと、相次いでSSRIが販売されていますが、「うつは心の風邪」をコピーとした、グラクソによる疾患喧伝キャンペーンも追い風になったと思われます。

 

次いでマイスリーです。ここで少しおさらいすれば、ベンゾがなぜベンゾと言われるかと言えば、ベンゾジアゼピン骨格(化学構造式)を持つ為で、上記デパスベンゾジアゼピン受容体に作用するものの、厳密にはベンゾではない理由について触れました。正しくはチエノジアゼピン系となります。

 

マイスリーも同様、ベンゾ骨格を持たない為、非ベンゾと表現されますが、ベンゾジアゼピン受容体に作用する事には変わらず、GABAのエンハンスが見込まれます。デパス含む一般的なベンゾと異なる点は、筋弛緩の作用が弱い為(ω2受容体に作用しない、或いは弱くしか作用しない)、筋弛緩による転倒リスクを勘案し、年齢的に筋力低下が示唆される高齢者に処方され易い印象があります。

 

ただ、マイスリーアモバン、ルネスタ等は睡眠時随伴症状(夢遊症状等)が目立ちます。その理由に短時間作用型が問題かと示唆され、2007年にはハルシオン等と共に注意が追加され、後にはオレキシン受容体拮抗薬のベルソムラやデエビゴも含まれます。服薬後、気が付いたら車を運転していた、調理をしていた、誰かに電話を掛けていた、暴れる、大声を出す、歩き回る等の行動も、本人は分からない(記憶がない)問題が一般事例かもしれません。

 

そしてまた、この「非ベンゾ」という表現が厄介を生むタイミングがあり、「ベンゾは危ないから非ベンゾにしよう」という文字面での解釈も実際に多いのですが、先程の通り、作用する受容体とエンハンスする神経伝達物質はベンゾと同じGABAで、異なる点は筋弛緩が見込まれるω2受容体には作用しない「かも」、です。

 

では、ベンゾの話題に戻りますが、災害等の有事問わず、ベンゾの常用量離脱症状や、形はどうであれ何らかの契機で断薬した後の離脱症状が惹起された場合、PTSD的な状態が惹起及び継続している印象はないでしょうか。

 

ベンゾは抗不安作用もある為、離脱期はコントロール不能の不安状態に陥り、朝起きてから寝るまでのあらゆるイベント全てがトラウマ化する=内外因子問わず閾値が急降下する、と書けば極端ですが、特に有事等の非日常的な環境の継続により、その状態は増幅すると考えられますし、日常的にも当該問題はあらゆる場面であらゆる障害を生みます。

 

有事関係なくベンゾを服薬している群が、後にSSRISNRI等が追加されていく事例を見ても思いますが、服薬者側が離脱症状を既知としていなくても、何らかの契機でベンゾの常用量含む離脱症状が惹起された場合、SSRISNRIを処方したくなる身体状態に陥り易いのかもしれません。

 

勿論ベンゾが皮切りでなく、SSRISNRIから服薬し始めたとしても、薬物で当該神経伝達物質をエンハンスしていた手前、ネガティブフィードバックによる深い不安や抑うつ状態が惹起される事例も珍しくないと思います。簡単に表現すれば、「服薬前の抑うつ状態が、服薬で元気になったと思って薬を止めたら、服薬前よりもっと深刻な抑うつ状態に陥った」となります。そうすると、より力価の高い薬物が処方されていくのは目に見えています。

 

災害関連死という言葉がありますが、先日のベンゾ服薬者の7割に浮腫みや血栓が生じ、それが契機で肺塞栓症を惹起して死亡した事例もそのひとつに含まれますが、自殺も災害関連死のひとつです。災害から間も無く始まる関連死の死因と、災害から時間が経過した後に起きる関連死の死因は異なるかもしれませんが、どちらの背景にも、向精神薬が濃厚に絡んでいる可能性がある事も知る必要があります。

 

※1)https://www.pref.kyoto.jp/health/health/health11_b.html

 

※2)https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000136558.html

 

※3)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02xAi3jREqits5E5JRXazzqSjh5tFojMmC6cYF3UuCishNnj8RVFe6CWmNsNyqch49l

 

 

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid08c4cRip8DdsXbaZGxhGBmkX5zGhJLuVV9yKA4QgRCRaKvK6hLZNV2JShXPERmrHql

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3596b32988fc74940e92710eb964e4867862be2a?page=1

 

>>どうもおかしい。女性たちの中にはベンゾジアゼピン系の薬を服用している人が多くいる。薬の影響で衝動性が増しただけではないのか

 

>>ちょうどベンゾ系やデパスなどの薬を、名の知られた精神科医までもが『安全だ』と言い切って勧めていた時期

 

>>躁になりやすい人たちにベンゾを処方すると脱抑制(酒に酔ったように抑制が効かなくなる状態)が起こる。それで興奮したり、我慢が効かなくなったりして、おかしな人に見えてしまう。ボーダーラインは医原性なんだよ

 

>>うつ状態と軽い躁を繰り返す双極Ⅱ型障害の過剰診断も、近年問題になっています。仕事や勉強を頑張り過ぎてうつ状態になり、精神科や心療内科を受診した人が、抗うつ薬を飲んで躁転する(元気になり過ぎる)と、「もともと軽い躁があったから抗うつ薬に反応し過ぎたのだ」と解釈されて、双極Ⅱ型にされてしまう。こんなご都合主義診断が相次いで

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「運転禁止薬物の服薬による交通事故、煽り運転、煽られる運転の問題を考える会」会長の私としては、ヒトは自分の身体が壊れる事は気にしない割に、自分が使っている物が壊れると気にするよね、という傾向に気が付きました。しかしながら、養命酒を朝から駆けつけ3杯飲んで運転して、「養命酒だから良いだろ」と本気で思い込んでいるヒトもいる世の中、細々とした事例を挙げればキリがありませんし、こちらも柔軟性が必要な事に気が付きます。

 

本題に入りますが、自分が使っている物が壊れる話です。恐らくだいぶ前から問題視されていたと思うものの、特に去年は、対策済み品は別にして、最近の車にテレビキャンセラーを付けると不具合が起きる問題が話題になっていました。詳しい説明は別から取ってもらえればと思いますが、一般的に、停車中や徐行程度でテレビが見れるのも、また、ある程度の速度になるとテレビが見れなくなるのも、車のコンピューター側が車速を感知してテレビのオンオフをしているようです。

 

そこにテレビキャンセラーを取り付けると、実際は60kmで走行しても、コンピューター側には0km→1km→0km→1km→0km程度で走行していると誤った認識をさせ、テレビが見れるようになるらしいのですが、コンピューターが車速を感知して介入しているのはテレビだけではなく、ナビや運転支援、エンジンの吹け等、多岐に渡っている為、アチコチに不具合を起こす可能性があるらしく(メカメカしくない古い車は関係ない理由がここ)、それが厄介な事に

 

1)壊れる場合もあれば壊れない場合もある

 

2)壊れたとしても気が付かないレベルで壊れたり、気が付くレベルで壊れるなど幅がある

 

3)壊れるとしてもどこがどのように壊れるか分からない

 

4)キャンセラーを取り付けて直ぐに壊れる場合もあれば、時間を掛けて徐々に壊れ、故障範囲を広げていく場合もある

 

5)それに気付いてキャンセラーを取り外しても、直る場合もあれば壊れっぱなしの場合もある

 

等、まるで向精神薬のような状況で、既に国交省に話は入っているようですが、厚労省向精神薬の問題を振ってもガン無視されるように、いつその重い腰が上がるか分からず、どこも同じと言えばそうですが、

 

>>当時は若造だったので、先輩方の誤診を指摘するのはリスクが高過ぎたのです。あの頃に俺が論文を出していたら、この業界から干されていた。20年、30年経ってから名誉回復しても、その間は冷や飯を食うことになる。どこの世界でもそうですが、正しいことを言うのは一番難しい

 

ヒトの身体は医療的な政治や流行とは無縁にも関わらず、古くからヒトの身体に政治や流行を浸透させたいヒト達が居るのも確かなものの、いつの時代も犠牲になるのはエンドユーザー側でしかないものです。ヒトは幾ら気を付けていても、傷める時はあると思います。その傷めた時にどうするかで予後は変わるものですが、その予後をおかしな解釈でおかしな方向に捻じ曲げていくのは、向精神薬や政治、流行である事に気が付く必要があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02ppuH6LHUZmL6GnihFX4a6WLsCYt5J6jdUD96koMowoG552hwKC6L2qiBpVskAE9El

 

目新しいウイルスが現れたり、新たな災害が起きた時、ウイルスや災害はそっちのけで、人間は人間と人間で争いを起こす生き物ですが、その背景のひとつに、ヒトが持つ特有の感情が存在するからと考えています。

 

その理由に人間は、「事実を知りたい」という感覚を持ち合わせているからと思われます。個人的に事実とは中々世の中に存在する事はなく、強いて言うなら確率論で推移する程度としか捉えていませんが、比例的に強く知りたいと思う感情が発動する背景に、不安が挙げられます。

 

それを知るには、全く自分に関係のない物事であれば、事実でも事実でなくてもどうでも良く、直ぐに目の前の日常に戻っていると思います。このように、自分にとってネガティブな要素が強くなる程、人間は事実を知りたいと思うのかもしれませんが、例えば「事実を知りたい」という人間が居たとして、その人間に事実を知らせると、「不安にさせないで」という感情を持たれたとします。

 

そしてその不安を増強させた人間は、また別の人間に「事実を知りたい」と問うて、事実ではない話を知らされた結果、「安心した」とします。さて、「事実を知りたい人間」は、結局のところ何を知りたかったかと言えば、事実を知りたい訳ではなく、安心したいだけに過ぎない事が分かります。勿論、その不安を抱える物事の解決に向けた、何かが動き始めてもいません。

 

もうひとつ例を挙げると、上記を経験した知らせた側の人間は、「事実を知りたい」という人間がまた現れたとしても、事実を知らせると「不安にさせないで」という感情を持たれるのを嫌い、事実ではない話しを知らせて「安心した」とさせます。

 

この繰り返しで「事実<事実ではない」に数量も内容も傾き続けます。このように、この段階で起きる人間と人間とは、「安心したい」という欲求を満たす行動、或いは互いの逃避的な行動でしかなく、実の存在がないと知る必要があります。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 34 2023/12/5~2023/12/22

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0SpSCtin4ki77AdvFExFMgEJXYcwvaHXoRVquS2XEbWf4qvEPzc3o6fNSRqyVkErtl

 

>>「学校教育で覚醒剤大麻と同様、よく分からない化合物に手を出すのは危険だと指導することが必要だ」※1)

 

市中の合成化合物も後述の天然物も含め、「では、手を出す人は分かっているから?」と問われれば、必ずしもそうではないと思いますし、仮に分かっておらずとも手を出す理由と担保は

 

1)具合いが悪いから

 

2)誰々に出してもらったから

 

3)効くって聞いたから(書いているから)

 

が想定され、「分かっている」「分かっていない」の観点は、使用有無の評価軸に組み込まれる可能性は元々低いと思います。その為、「分かってもらう」努力は徒労に終わる可能性が高いと捉えています。

 

ただ、「分かっていない」から「使ってはいけない」となると、日常に関わる大半は「分かっていない」状態で使っているもので、手元のPCもスマホも「分かっていない」に等しい状態で私は使用し続けています。それでも何となく使えるのは、PCやスマホを作ってくれた側が、私がよく分かっていなくても、また、分かろうともせず説明書を読まなくても使えるよう作ってくれた配慮があっての事かもしれませんし、例を変えれば、

 

「ワシは運転が上手いんやで」と言っていたとしても、周囲が恐がって避けている配慮があるからこそ、横暴な運転でも事故が起きていないだけかもしれませんし、「ワシは偉いんやで」と言っていたとしても、周りがヨイショして持ち上げている配慮があるからこそ、横暴な態度でも事故が起きていないだけかもしれません。

 

このように多くは、使用者本人が「分かっていなくても」、誰かの遠慮や配慮で吸収され、成り立っている側面は多く存在し、その結果、多くの勘違いが生まれる(生まれかねない)世の中でもあると考えられますし、見方を変えれば知らず知らずの内に、誰かに迷惑を掛けている可能性もある為、積極的な「分かろう」という姿勢は、相手に迷惑を掛けない事にも繋がるのかもしれません。

 

また、このような緩衝材が存在するからこそ、無傷の錯覚で過ごしている現象も、ヒトそのものが何らかの理由で忖度のない症状を抱えると、「上手いんやで」「偉いんやで」は通用しない現状を痛感すると思います。しかしながら化学合成物による傷害は、違法合法問わず、予防し易い側面があります。その予防法とは簡単で、初めから使わなければ、それ以上の事を考える必要がありません。そこに「分かっている」「分かっていない」等の難しい判断も必要がない訳です。

 

近年は、様々な傷病に精神作用物質が承認されて久しいですが、適応の拡大が必ずしも良い結果に繋がっているとは到底思えず、長期的な視点で見れば、その個に対する弊害、その個の周囲に対する弊害が大きく上回る事例が目立つようになります。

 

その上で、合法も違法も同一の神経伝達物質の動態変化を求めていたとしても、合法薬物であれば、それが薬物による弊害でも傷病名が先に立つ為、薬物そのものが問題視され難くなります。見方を変えれば違法薬物であれば、直ぐに薬物が原因と見做される傾向があります。以下例、

 

>>大麻をやめようとすると不眠や食欲不振、不安などの離脱症状がひどくなり、また使ってしまう生活に※1)

 

天然物だから安全という訳でもありませんが※2)※3)、合法薬物ならではの問題も数多くあり、合法薬物による傷害のほうが、後々まで様々な面で尾を引きずるタチの悪さもあり、母数は違法薬物よりも合法薬物の弊害に曝露している人口が圧倒的に多いと思います。ただ単にそれが見えてこないのは、上記の通り傷病名が先に立つ為です。

 

違法合法問わず、薬物の服薬契機には何らかの理由が存在すると思いますが、大麻覚醒剤その他、多くの精神作用物質は、神経細胞の変性(傷害)リスクと、当該神経伝達物質の増強や減弱を外部から頼っていた手前、自力で生合成する能力が低下するリスク等々で、その結果論が全身状態に反映され、そのリスクを覚悟の上でも、服薬契機となる傷病を治す能力は存在しない事を知るのも大切と思われます。

 

それでも尚、これらのリスクを分かっていても、冒頭の1)~3)の状態に陥ると、多くは使用すると思います。多くが使用しているからこそ、多くの情報が集まる側面もありますが、それくらい、症状とは遠慮や配慮をしてくれませんし、

 

いざ症状を自覚すると、無自覚(無症候)の時とは見える世界がガラッと変わり、リスクを軽視、無視、または正常性バイアスが機能し、「私なら飲んでも他のヒト達と違って大丈夫」となる生き物です。この問題は初めから飲まなければ何も始まらず、何も考えなくても良い問題にも関わらず、なぜ数千年にも渡って解決されないかと考えれば、それくらい症状とは不快なもので、不快な症状からは1秒でも早く、どのような形でも良いから開放されたいと思うニーズの表れなのかもしれません。

 

※1)https://www.sankei.com/.../20231202.../

 

※2)https://www.olympus-ims.com/.../potential-toxins-medical.../

 

※3)https://forbesjapan.com/articles/detail/65661

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0256FwogMP2U5QDEBdZCSYiS22dQHPTvET7CBRSMVWFNGJG2eqnexQhDLZfRxLeA9Pl

 

https://www.facebook.com/groups/445953252774442 で度々取り上げているmuse細胞の最近です※1)。

 

※1)はDeepLで翻訳したもので、詳細は※2)を参考にします。他の治験例※3)も踏まえた上で、且つ他の類似治療も踏まえた全体的な印象として、優位に働く病態と病期には一定の傾向が見られます。

 

受傷契機、発症契機にInflammatory mediatorが存在し、且つ当該mediatorが目立つ時期、俗に言う亜急性期までに介入した場合は有効性を示し、受傷契機、発症契機にInflammatory mediatorが存在しない場合、或いは左記当該mediatorが惹起する受傷契機、発症契機でも、当該mediatorが目立たなくなる時期、俗に言う慢性期以降の介入では依然厳しい傾向が見られます。罹患細胞は経時的に変化する性質を持つ為、当該治療に関しては以下の疑問が当時生まれたのですが

 

>>傷んだ細胞の周辺の血管は元々透過性が高い状態が維持され続けているのか、又は、培養した細胞を静脈から入れる際、何らかも添加して傷んだ細胞の周辺の血管の透過性を高めることが出来るのか、いわゆる低酸素性というか虚血性の傷害は、細胞が傷害を負ってるにも関わらず、周辺の栄養血管の透過性が高い状態が維持され続けているのであれば、そもそも症状として長引くことは考え難い

 

罹患細胞も時間経過に従い、そのなりで強固、強硬な態度を示す為(理由は上記)、当該時期に何かを体内に入れたとしても(多くは静注になると思います)、不変例が目立つのかもしれません。その逆に、受傷から時期が浅いほど、罹患細胞は良くも悪くも脆弱な側面がある為(理由は上記)、何かを体内に入れた際には顕著に反応を示すのかもしれません。見方を変えれば、いわゆる慢性期と称される罹患細胞の状態の硬い扉を開ける鍵は、冒頭の通りInflammatory mediatorが担う事になると繋げられます。

 

もちろん、この状況を薬物で惹起する事も可能で、粗雑に調べた限りですが、現在はがん治療程度にしか用いられていない印象を持ちます。その理由は簡単で、薬物は身体に入れたら全身を回ってしまう為、コントロールが難しくリスクが大きい事が挙げられ、用いる疾患も対象を大きく絞っているのが現状のようです。

 

では、生体に於ける針刺し行為で惹起する生理的反応は、上記薬物治療のように全身を回りコントロール不能に陥るリスクも低く、刺針部位の選定はもちろん必要で、既存病態定義から見直す必要がありますが、選択的にInflammatory mediatorを惹起するツールだと分かります。

 

慢性期と呼ばれる状態の罹患細胞を、一旦急性期と呼ばれる状態に人工的に戻す、と書けば想像も付き易いかもしれません。傷んだ細胞がどのように回復していくかは、簡便に且つリアルタイムで見えるものではなく、推測の域を出るものではありませんし、今後も様々な見解が生まれると思いますが、様々な行為と情報から読み解く事で、どのような行為が足枷となり、どのような行為が背中を押しているかは見えてきます。

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※1)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38014622/

 

筋萎縮性側索硬化症患者におけるミューズ細胞由来製品の安全性と臨床効果: 第2相臨床試験の結果

 

要旨

 

筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、運動ニューロンの進行性喪失を特徴とする。多系統分化ストレス耐久性(Muse)細胞は、ALSマウスモデルにおいて運動機能に対する治療効果を示すユニークな内因性幹細胞である。われわれは、ALS患者を対象に、Muse細胞を用いた同種細胞製剤CL2020の反復静脈内注射の安全性と臨床効果を評価するため、単一施設オープン第II相臨床試験を実施した。

 

ALS患者5人にCL2020を月1回、計6回静脈内投与した。主要評価項目は安全性と忍容性で、副次的評価項目は改訂筋萎縮性側索硬化症機能評価尺度(ALSFRS-R)スコアの変化率であった。さらに、血清腫瘍壊死因子α(TNF-α)、インターロイキン-6(IL-6)、スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)、脳脊髄液キトトリオシダーゼ-1(CHIT-1)、ニューロフィラメント軽鎖(NfL)レベルを評価した。

 

CL2020治療は、重篤な副作用なく高い忍容性を示した。CL2020 投与後 12 ヵ月の ALSFRS-R スコア変化率は、投与前 3 ヵ月のスコア変化率と比較して上昇傾向にあったが、その差は統計学的に有意ではなかった。ALSと診断された5人の患者のうち、3人はALSFRS-Rスコアの変化率が減少し、1人は増加し、もう1人は変化がなかった。

 

さらに、患者の血清IL-6、TNF-α値、脳脊髄液CHIT-1、NfL値は治療後6ヵ月間上昇したが、血清S1P値は12ヵ月間持続的に低下した。これらの所見は、CL2020療法の良好な安全性プロファイルを示している。

 

近い将来、CL2020によるALS治療の有効性を確認するために、より多くのALS患者を対象とした二重盲検試験を実施する必要がある。

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※2)https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/09636897231214370

 

※3)https://univ-journal.jp/235533/

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid09YegzQxJyim7rrgUPE658E9ugn5XVD1HTtzk3ZsZ2RGzWT2whdkLwasufLmCSAqrl

 

>>「シナプスの刈り込み」とは幼児期に急激に発達するシナプスを取り捨て選択し組み替えるシステム

 

>>生後間もない動物の脳には過剰な神経結合(シナプス)が存在するが、生後の発達過程において、必要な結合だけが強められ、不要な結合は除去されて、成熟した機能的な神経回路が完成する。この過程は「シナプス刈り込み」と呼ばれており、生後発達期の神経回路に見られる普遍的な現象である※2)

 

細胞間に神経伝達物質が放たれ、受容体(レセプタ)と結合する部位をシナプスと表現しますが、生後間も無くは過剰に存在するも、成長に伴い自然的に不必要なシナプスは刈られ、必要なシナプスは残る、或いは増強しながら神経回路は構築されていきますが、外因からの影響も受ける脆弱な側面も持ちます。

 

最近トレンドの、大麻摂取によるシナプスの刈り込みを例に挙げます※1)。画像はコメント欄に添付しますので、そちらを参考にします。要約すると、摂取によって必要なシナプス(自然に刈り取られた不必要なシナプスではないものまで)も刈り取られる状況を示唆します。

 

必要なシナプスまで刈り取られる事で、どのような影響(症状)を齎すかは多種多彩な為に割愛しますが、少々実用的な観点から考えると、より身近な薬物、ベンゾ等のGABAをエンハンスする外因物質の摂取と、その手放しかた次第によるリスクも併せて考える為に、以下を見ます。

 

>>遺伝子改変をしていない野生型マウスに生後10日からGAD(注4)の働きを阻害する3-MPという薬物を小脳に与えてGABAの合成を抑えた場合も、ヘテロ欠損マウスと同様にシナプス刈り込みの異常が起こった。一方、GAD67ヘテロ欠損マウスの小脳に、GABAの働きを増強するジアゼパムという薬を生後10日から与えると、シナプス刈り込みは正常に起こった※2)

 

GABAのレセプタは大脳や小脳、脊髄の広範囲高密度に存在しますが、GADとはGABAを合成する為の触媒であり、GABAの前駆物質はグルタミン酸と復習的に一旦覚えておきます。こちらのグルタミン酸からGABAを合成する為の酵素グルタミン酸デカルボキシラーゼの働きを阻害したマウスは、異常な刈り込みが起きたものの、ベンゾジアゼピンジアゼパムを投与してGABAを強めたところ、刈り込みは正常に戻ったようです。

 

※上記補足)>>グルタミン酸神経細胞の活動を上昇させる「興奮性神経伝達物質」であるが、グルタミン酸を受け取る蛋白質グルタミン酸受容体)のうちのある種のものが欠落すると、シナプスの刈り込みがうまく起こらない※2)

 

ここまでを前提知識として、GABAのネガティブフィードバックが惹起された類似状況を上記からもう一度引用すると、

 

>>GABAの合成を抑えた場合も、ヘテロ欠損マウスと同様にシナプス刈り込みの異常が起こった

 

が該当します。この点からも、何らかの理由でGABAを増強する物質を摂取していたとしても、当該物質により当該神経伝達物質の自己分泌能が低下した後の(或いは当該状況が想定される状況下での)急激な断薬等は、シナプスの刈り込みにも異常性を示し、当該人物に与える影響も多大な事が示唆されます。

 

物質摂取による神経伝達物質の増強や減弱に曝露した非自然な環境に置かれたシナプスは、服薬したとしても、服薬の仕方から減らし方の後始末に至る迄、慎重に取り組む必要性を再認識しますし、上記諸々の離脱症状と表現する中枢神経障害の重要因子となる低リスク化は、初期からの服薬背景に大きく依存する印象はある為、服薬初期から断薬後を見越して服薬の仕方を整える必要がありますし、それは中途からでもリスクを低減する取り組みの大切さはあります。

 

 

左:正常な大脳皮質への視床投射。視床線維だけが蛍光を発するマウスからの写真。中間層に視床からの投射の密集が観察できる(1~5の下)。 右:マリファナの有効成分であるΔ 9 THC(Δ9テトラハイドロカンナビノール。カンナビノイドの1つ)を投与されたマウスからの写真。視床からの投射が劇的に退縮していることが観察できる(1~5の下)※1)

 

※1)https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2016/20160630_1

 

※2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400008524.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02H2yiNSGwWn3jkXzGEwF1Hpf5Vo697Hy9L7d2ybC1kRWz7WwUQaGJxLkDWkhtZHRwl

 

2021年の12月17日と18日は、危険な向精神薬の服薬や減薬の仕方が影響したであろう事例が続きました。

 

アルコールと一緒に服薬する※1)、

 

衝動的に服薬する※2)、

 

律儀に計画表を作って減薬に励む※3)、

 

いずれもリスクの高い行為で、上記と背景が表面的には異なっていても、形式的に類似する状況も含みます。

 

>>クスリと酒を飲んで切れてしまって手が付けられず、えらいことになったとぼやいていました。谷本容疑者がうちの店でも酒を飲んで暴れ、悪態をつくことが※1)

 

>>ここ1、2年くらいは昼から飲んでいた。放火した心療内科に通い、『クスリを飲んでも治らない』と精神科医の文句を言っていた。こんなとんでもない犯行に及んだのは、クスリを酒で流し込んでブチ切れてしまったのではないか※1)

 

>>気に入らないことがあると、クスリを取り出して、ビールや焼酎と一緒に飲む。当然、その後はとんでもないことになる。酒を飲まなければ、気のいいおっちゃんで、放火殺人なんて大それたことなどできるように見えない※1)

 

>>クスリと酒を飲むと、人格が変わってしまう※1)

 

>>心療内科に通院しており、処方薬を服用していた。関係者は「衝動的に服用してしまうこともあったようで、そのことを周囲に明かしていた」という※2)

 

>>彼女は最近も精神安定剤を服用するなど、感情の浮き沈みが激しかった。それでも、前山は『頑張って薬を減らしていこう』と提案し、そのための計画表を作っていました※3)

 

※1)https://dot.asahi.com/articles/-/61192?page=2

 

※2)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4860533440704550

 

※3)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/4869369523154275

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid035Qc2eWFMZVbu2vrwaGG8LqQbaqWzpk3cxCwhZJmvfNpM3ZwinwgqeCxXqUrquGrel

 

どのような病状にも軽重は存在するものの、ヒトは軽であるほど抗い、重であるほど抗えなくなります。では、抗う諸々の行為に価値があるかと言えばどうでしょうか。抗うほどに重に移行しているのが実際な印象を持ちます。犬猫が首や腰を傷めたからと、顔をしかめて辛そうに筋トレやストレッチをしないと思います。これに限らずヒトは、他の動物と異なり、どこか傷めると特異的な行動を始める生き物です。

 

重に従い動けなくなり、大概は布団に入り1㎜動くのも厳しく微動だに出来ませんが、この動物的本能的な行動を良からぬ行為と見做す風潮があるのも事実で、また、布団から出られない状況を自嘲する風潮もあります。これでは、軽い時から、まだまだ動けるうちから、動けなくなる前に、さっさと布団に入って寝ておこう、という予防的な思考にはなりにくいもので、リアルタイムで変動する病状に従い行動を任せていると、上述の通り重症化し易いものです。

 

さて、マッケンジー氏によるマッケンジー体操が拡まる前は、ウィリアムス氏によるウィリアムス体操が力を持っていました。ヒトは数十年も前から、どこか傷めた時は、前に曲げたり後ろに曲げたりと忙しく、何もしないという選択は選択肢と考えない生き物ですが、

 

大前提として踏まえたいのは、マッケンジー氏やウィリアムス氏と、これらに限らず抗う行為の諸々は、ヒトが創り上げた、作り上げたものと知る必要がありますが、どこか傷めたヒト、不安なヒト、ファンのヒトは、何でも良かれと選択しがちで、仮にその行動で何ともなかったとしても、それはもしかしたら、ただ単に、その行為、その負荷に耐えられる病状に過ぎないと、頭の片隅に持つ事も必要かもしれません。何故なら、それすらも出来ない状況に追い込まれる場合も珍しくないからです。

 

>>精神医学は中枢側の人間にとっては非常に使い勝手が良く、主観ひとつでどうにでもなる、どうにでもできるぱっと見は崇高な医学によって、中枢が殺されない為に抹消を殺し続けた歴史

 

>>中枢側の社会、経済、権利を殺されない為に、抹消側の社会、経済、権利、そして才能を殺して生き続けた結果、日本の精神病床数は世界一になった

 

火消しが上手くいかなければ人格に問題があるという今の社会ですが、否、消炎鎮痛薬で著効しなければ向精神薬を処方する現状では、上記の状態に簡単に陥る可能性があり、抗うほどに泥沼化する現象が著明に見えるものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid05TZCMf4hKwb14HNCRUhJrpyXJtGZ7SZ7VDs6FLb2pVRCN4FqUU62dUGf4P8v8gB1l

 

常用と断片的な大量摂取が継続すれば、本人は常用量のつもりでも、(常用量)離脱症状は間も無く惹起されると思います。この行為は、例えば頓服的な服薬や、今日は普段の量を飲んでも眠れないから普段の倍を飲もう、今日は調子が良いから飲まない、或いは飲み忘れた等も含まれ、後々の経過に不安を残します。

 

話しは戻して今件の睡眠薬とは、ベンゾジアゼピンバルビツール酸と想定しますが、常々GABAのネガティブフィードバックから、抑うつ(或いは躁鬱)→統合失調症へ展開するメカニズムと事例、処方例に触れているものの、それらは曖昧な概念下の傷病名に覆い尽くされ話題が進む事に懸念を抱きます。前項のシェア通り、

 

>>この手の薬物はヒトの自律を奪うので、死ぬのも殺すのも怖くなくなる

 

の結果、規模が大きく無差別的となります。また、これらを攻撃行動と大カテゴリとした場合、表面沙汰になるのは少数で、暴力や殺人の多くは家庭内で起きている事、また、被害側も表面沙汰にし難い背景も併せて知る必要があります。

 

>>20人以上殺害の『余罪』

 

>>睡眠薬を大量摂取するなど、抑うつ状態が続き

 

>>統合失調症の影響があった

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid06hxp2VjUWs3SVqFuHusEqEVTfftXYczy2LHERpTFkr4i7D3TbgkqZiTJs1hT16Bel

 

腰椎椎間関節の支配神経及び、2重神経支配の走行と位置関係を画像で確認したく調べていたところ、生理学者、Goldthwaiteの名が目に入りました。Goldthwaiteは椎間板ヘルニア→神経に接触→痛い痺れの病態を初めて提唱した人物として有名ですが、当該関節の話題にも関係していたのは知りませんでした。

 

復習がてら画像を見ながら構造と走行を見ていきます。腰椎の上位下関節突起と下位上関節突起から成る椎間関節の支配神経は、脊髄神経後枝内側枝となり、腰椎椎間関節は2重神経支配で、L2はL2/3とL3/4、L3はL3/4とL4/5、L4はL4/5、L5/Sと2又に分かれています※1)(mbと記載のある神経走行を参考)。本題に入ると、支配神経の画像を探している途中、※2)を見つけて目を通したところ、

 

>>腰椎椎間関節にその原因を求めた最初の報告は,1911年のGoldthwaite1)である

 

とあり、Goldthwaiteという名前に見覚えがあると思い返したら、

 

>>腰椎椎間板ヘルニアの歴史を振り返ると,最初に腰椎椎間板の突出が坐骨神経痛を引き起こし得ると考えたのは,1911年のGoldthwaitにさかのぼる※3)

 

Goldthwaiteは椎間板ヘルニアの話題で幾度も見る名前ですが、椎間関節の話題も同年の1911年とあるので、大雑把に説明すると、椎間板の摩耗や脱出等で椎間関節の関節面が崩れ落ち、当該関節に痛みが惹起される病態説明等々も、同時期に行われたのかもしれません。

 

また、今日までそれぞれの当該病態説明は存在しますが、答えが出ていない事も併せて知る必要があります。このように目に見える変性でさえ、症状の原因とは結び付けられないのが現状で、それくらいヒトの身体とは分かっていないものの、それは希望と捉えられるものです。

 

 

※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jmedj.co.jp/files/item/books%20PDF/978-4-7849-4620-4.pdf

※2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/13/1/13_1_31/_pdf

※3)https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0017/G0000309/0008

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0239fVsfn9EdtgjEWGZWBxzhzazcBh8azSXGoLUp7zYp25154PqPk3jaiiHBZBcnj3l

 

受傷内容で但し書きは多数生まれますが、受傷時のエネルギーが受傷後も日常的に引き続いても尚、多少の症状変動はあれど、経時的に自然と回復していく感覚を得た経験は幾度とあると思います。前項と多少関連はしますが、生きているヒトが複雑さを見せる理由を3つほど挙げると、

 

1)自然治癒力が備わっている事、

 

2)その環境に順応する事、

 

3)多くは複合的な受傷部位を持つ事

 

と考えています。仮に自然治癒力もなく、環境に順応もせず、誰が見ても分かる単一的な受傷で、更に壊れたものは壊れっぱなしの状態であれば、他者が介入の際も分かり易いと思いますが、身体はそうではなく、常に複雑な理由を持って機能し続けています。

 

ヒトは痛いと感じるアクシデントにクエスチョンを持つ傾向にありますが、それと同時に、それまでの間は痛みがなく過ごしていた状態に対しても、クエスチョンを持つ必要性があります。痛いも不思議かもしれませんが、痛くないも不思議と思う事が大切かもしれません。

 

冒頭と同じ内容に戻りますが、ヒトは何かのキッカケで傷めても、その後も傷めるキッカケと同等のエネルギーに曝露し続けても回復した経験があるはずです。それは誰に教えてもらわずとも、痛みを逃がした動き方を自然に会得した結果かもしれません。

 

ただその一方で、類似した受傷背景にも関わらず、そうではない群も存在します。では、そうではない群が何をしてきたかを探ると見えてくるものもあります。「傷めた後も普段通り何も変わらず過ごしてきた」とは言え、病期問わず長方形の痕とサリチル酸メチルの臭いが漂ったりするもので、それは「普段」ではない状態です。

 

受傷部位毎で結果論となる症状は異なるかもしれませんが、受傷部位問わず、経時的な罹患細胞の改善過程の動態変化に足止めを掛ける行為は除外する必要があるものの、反生理的な行為ほど身体に訴えかけられた感も大きくなる為、ヒトはそれを好んで取り入れる生き物なのかもしれません。

 

そしてまた、特に慢性期と呼称される時期ほどその意味は如実になりますが、罹患細胞が自身を罹患細胞と認識するのは、脳脊髄を介した信号の送受信による結果論的な自覚症状の有無でもない為、当該経路に何らかのアクションを仕掛け、自覚を曖昧にする行為も異なる事を前提とした選択が必要と感じます。

 

関連 

 

1)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0DiLNK6P4f8DbJt9ybpmvzYswgBEASDNDKzN68rSEYkW2aonPX3nvh4rULNGYynigl

 

2)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid01NTkbNTHMhkhgeGgPDWfsa6H8PPW5NBuncKvnWcozALnLVew8iHK7NLh3nV1UWqxl

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再考をする 33 2023/11/7~2023/11/22

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02wz5my849ho2cED1emYCynXjFcR54DumV7rY2xjH8oxdBzovMpBaYcm7KfeZJDqp1l

 

チラシのイラストに記載される半棘筋の位置が異なる気がしますが、細かい事はさて置き、ヒトの血液は有限で、白黒の図の通り、安静時と運動時では、それぞれの器官に対する血液の配分量は大きく変化を見せます。

 

どこかに血液を持っていこうとすれば、どこかの血液が持っていかれるトレードオフの関係性を持ちますが、如何に運動時は筋細胞に血液を持っていかれ、内臓への循環量が減少している事が分かりますし、書き方を変えれば、運動時の脳や心臓等の内臓に掛かる負担は大きなものです。

 

それでも何か動けたり、心地良かったり、怪我をするまで気が付けなかったり、怪我をした事にも気が付けなかったりするのは、神経伝達物質がフィルターを掛けているからだと思います。

 

さて、チラシの言葉を借りれば、ガチガチ、コリ、こわばった云々と、低酸素性が示唆及び維持された細胞群は、生理的に酸素分配維持が機能し、自律的に血液量を上げる為、筋細胞のように血管数が豊富な組織であれば、概ね2~3日の放置でVAS低下を自覚する経験は誰しも持っていると思います。

 

もしかしたら、当該病態の増悪と遷延化にNSAIDsの類が絡んでいるかもしれませんが、見方を変えれば、この類の機器に興味を示す背景は、中長期的に当該部位に異常を自覚している可能性もあり、また、手の届く範囲(家に転がっている棒やボール等の使用も含む)であれば、何らかの形でアプローチが済んでいる可能性もあります。

 

それでもパッとしないから機器を使う、或いは針かな?となるのかもしれませんが、その部位に針を刺しても、上記と同等程度の経過と結果しか出ないのは、私自身も十二分に経験している為、半棘筋も肩甲挙筋も僧帽筋もアプローチする事はないものです。

 

自動他動問わず、動かした部位の血液量は上がる為、病期次第では一時的に筋細胞の柔軟性は上がり、その時期は緩和自覚もあると思います。只、骨格筋は随意筋の為、自力で動かし続ける事は難しく、動きを止めて一定時間が経過すれば、改めて症状自覚に繋がる経過も様々な状況で存分に経験があると思います。

 

ここまでの経過からも、罹患部位の血液量を上げる行為が(罹患部位の血液量を上げても)、直接的に罹患細胞の回復に寄与していないと考えられますし、そもそも論として、症状自覚の原因が筋細胞に存在しないと考えられます。

 

ヒトの発生的にも後発な筋細胞に、中長期的に何らかの症状がある場合、また、自他問わずアプローチが済んでいる背景と結果を摘まんでも、当該組織に原因があると考えるのは、流石に厳しいと考えたほうが健全ですし、相手方の安全も確保出来ると思います。

 

https://www.lab2.toho-u.ac.jp/med/physi1/cardio/cardio13/cardio13.html

 

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid07DYQoFKUMxp9aUe9ynDwXiCtkL8vuXqzcNRpCzhG484msSqPprJn4ywjWfhFHugPl

 

掛け放題的なプランが一般化し、電話代を気にせず話しまくる背景も考えられますから、クマの問い合わせ窓口は、プランの適用外となるナビダイヤルを作って振り分ければ、電話の数も減り、掛かってきても短時間で済むかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0rAjXxJaVQHxBLAd9do7YJdQozp3jian1baWLshF9od6VGcf7mmzWtY45SRdGP5qXl

 

>>快は青天井で耐性が付き、且つ上記の通り病状に沿わず感情に沿うと病状の増悪リスクが

 

昔々読んだ記憶で「東京大学物語 江川達也」に似た話があったのですが、手元に資料(単行本)がないので別な話題にしようと思うものの、先日、施設で高齢者が介護者に暴力を振う動画が拡散し、その背景に沿わせた話題が取り上げられた※1)のですが、動画を見れたら注視したい部位が入所者の目で、「風光る 川三番地」を彷彿とする、煌々としたガン決まりの目付きで暴力を振っています。

 

目付きで服薬の有無を判断してはいけないのは承知の上ですが、この状況を >>認知症の高齢者で※1) と、ありきたりで適当な概念で片付けてはいけない理由に、薬物投与の背景も含めれば、簡単に合点が付く事例は多数存在すると思います。

 

この問題は当初から発生する要因があり、入所や入院の条件に服薬があったり、またはその後、業務に差し障る、或いは他者に差し障る言動があれば、服薬を求められる現状があります。半ば強制的に筋注や点滴、経口薬であればこっそり食事に混ぜられたり等もあるでしょう。

 

そして施設入所問わず、多くは家庭内(自宅内)ですが、当該人物が薬物の反応で攻撃性を持ち、暴力や暴言を振う相手は、その個の親に牙が向けられる傾向が高いのは以前より変わりません。

 

薬物は自身の意思で病院に出向き、出された薬を飲む事例だけではなく、親が直接的/間接的にも病院に連れて行き、子に薬を飲ませる事例も有触れています。また、服薬契機が端から向精神作用性物質に繋がる事例だけでなく、※2)や※3)の通り、全くの別病態から向精神薬に繋がる事例もあるでしょう。

 

比較的身近な薬物を※3)から用いれば、各種降圧剤、高脂血症治療薬、消炎鎮痛薬等と思われますが、これらの薬物で精神状態に異変を来しても、服薬契機の症状に精神状態の異変の原因を求めたり、周辺環境に原因を転嫁したり、否定する確率も高い理由が、病状惹起の部位がヒトそのものとなる中枢神経が理由と推測されます。

 

この親と子の関係は度々例を挙げているので割愛しますが、あくまで血縁関係としての親だけではなく、環境毎の立ち位置として親的立場に居る存在が対象で、それは個人のみならず、組織や団体等も対象となりますが、対象が組織や団体の場合、同じ看板を背負っているだけで、全く無関係の人間まで親と見られ、被害に遭う可能性もあります。

 

このように薬物で抑えつけた親は、いずれ攻撃性を持った子に反撃される可能性とその実際は、閉鎖的な環境の家庭や施設では、顕著に薬物の問題点が見えてきますが、当該反応が薬物だとしても、一旦入れた薬物を抜く事も、離脱症状の兼ね合いからリスクを背負いますし、もう一度冒頭に戻りますが、

 

>>病状に沿わず感情に沿うと病状の増悪リスク

 

仮に当該人物が薬物を止めたいニーズに熱が入っていたり、周囲の情報に煽られていても、服薬背景を読み解けば、ある程度の先々のリスクも読めるようになりますし、現症の背景に(常用量)離脱症状が惹起しているが故のニーズでもあれば、病状を増悪させる契機にしかならない為、尚の事「どうぞどうぞ」とする訳にもいかないと思います。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../f186e945f2113fdd7a0322a6c2a8...

 

※2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.pmda.go.jp/files/000144134.pdf

 

※3)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.takanohara-ch.or.jp/.../2018/03/di201802.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0a92c8zX6BzsehWnCi1WaWZkTqNyA6XVzXVpLUnSyWe2TqkjLurK7MC6fLW5gwVMwl

 

>>どのような名目でも身体に運動を掛ける事は、それに伴うリスクも見る必要があるものの、そこに個体差を加える必要がある為、杓子定規な話は難しいのですが

 

ヒトは仰向けもうつ伏せも横向きにも適した骨格は元々持っておらず、それでも平気で寝られるのは、その環境に順応出来る身体状況にしか過ぎないものです。

 

このように、寝る姿勢ひとつ取っても負荷が掛かっているのであれば、それ以外の姿勢や動きも全て負荷の対象であり、ヒトは常に大なり小なり何らかに抵抗している生き物です。

 

もちろん、負荷に抵抗しているお陰で成り立っている、維持されている部分もありますし、負荷のひとつである重力が少ない環境で長らく過ごしたヒトを想像すれば、負荷の大切さも何となく理解出来ます。

 

ただ、一線を越えると支障を来す傷め方をするものです。この状況は環境に不耐となる為で、急速か緩慢かで自覚症状も異なるかもしれませんが、引き続き同一環境に曝露し続ければ、個体側の耐性的な閾値は急降下している為、傷害部位の機能に応じた症状を自覚し易くなると思います。

 

それでも尚、個体側は良い意味で自律的に制限が入る為、同一環境に置かれても、逃避的な行動を取ると思います。視覚的にも目立つ逃避性跛行をイメージすると分かり易いですが、誰に教わる事なく痛みを逃がした歩き方を取るはずです。

 

それが当人には、現症に対するリアルタイムで導き出された正解の動きで、また、現症そのものも、日内日差で大きく変化を見せる場合もあるかもしれません。

 

目まぐるしく変化する可能性を持ち、且つ誰とも分かち合えない症状に対し、逃避的な行動を他人が無理に矯正したり、薬物で抑え付けると、罹患部位が原因で逃避行動を取っていた様相が、罹患部位を残存させたまま逃避行動を取らない様相に変化する為、結果的に患部への負荷は高くなる弊害を考える必要があります。

 

改めてとはなりますが、ヒトはどこか傷めても、無意識の内に自力で何とかしようと思う動作が逃避的な行動でもある為、それは決して後ろ向きな行動ではないと思います。その為、第三者がその状況を無理に変える必要性が有るのかは、常に考える必要があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02xBmXvop338d1oXqn38wcS3C6LsKi1gtgpsyJaQ59GDpSoetMQcfypjdJt1p7T5aNl

 

https://www3.nhk.or.jp/.../20231115/k10014258301000.html

 

>>脱輪した車はタイヤが車体の外にせり出すように改造されていたとみられ、警察は車の整備状況やタイヤの外れた原因を

 

冬や春のタイヤ交換の時期から間も無くは、パンクや脱輪で停車している車、ホイールキャップが落ちている状況を見掛けます。幾つか理由はあるのかもしれませんが、ヒトは度々忘れたりミスをする生き物なので、手元に空気入れとトルクレンチはあったほうが良いと考えています。

 

それはそうとこちらの脱輪した車、スペーサーを噛ませていると思うのですが、全てのネジが中心に向かって、付け根から歪んでいるようにも見えます。脱輪時の衝撃か、それとも叩いて歪めて無理にタイヤを履かせているのだとしたら、簡単に外れるかもしれません。

 

元々のスペーサーも品質はピンキリらしく、また、はみ出させる程に足への負担が圧し掛かって寿命も縮めるようなので、関連部位も併せて強化する必要があるようですが、ひとついじったら、それ以外も考えないといけないのは流石に面倒臭いと考える私には無縁な部品なものの、

 

もう一度冒頭に戻ると、この時期はそれと関係なくても脱輪が目立つ時期で、走行中に外れたタイヤはヒトを殺す可能性もあるので、引き続き気を付けていきたいと思うところです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02AinGjBytdC2Tz5pxb52LsXS35fHiYC7L6QUWB5EcEvcVyphG2mnhcDDGj5oeEt6tl

 

パーキンソン病モデルを生む薬物に、1-methyl-4-phenyl-1,2,3,6-tetrahydropytidine(MPTP)※1)が在るのですが、発見は1970年代、学生が自分で使用する為にオピオイドを合成した際、温度を多少違えたのか偶然に産生された物質で、これを契機にパーキンソン病の研究が大きく前進したと言われています。

 

当該薬物の現在は、疾患を誘発する神経毒と確立された扱いの為、倫理的にもヒトに使用する実験的な事は無いと思われるのですが、似た物質で現在は各国で禁止されているパラコート等※2)※3)に曝露した場合の発症率と経過等も踏まえると、自然発症と比較した経過が気になるところです。

 

パーキンソニズムを発症する疾患や物質は数多く※4)、日本での最多はドパミンをリデュースするメジャー系(抗精神病薬)と想定されますが、当該症状群が惹起されたからと言って、パーキンソン病と呼ぶ事は勿論なく、その辺りは確実に分け隔てて見ていると思います。

 

勿論、MPTPを例に挙げても、メジャー系と同様、物質由来は進行速度が急速な点が自然発症との鑑別要因となりますが、マイケル・J・フォックスを例に挙げます※5)。

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From a chemist's perspective, perhaps the most intriguing part of Fox's recent interview with Jane Pauley of CBS News was his admission that he may have inadvertently done something that contributed to his development of Parkinson's. Pauley, alluding to a prior comment that Fox made in 2022 during an award ceremony, asked "Is it possible you did some damage?"

 

His answer:

 

"Yeah, very possible. ... I mean, there's so many ways that you can, that I could've hurt myself. I could've hit my head. I could've drank too much at a certain developmental period. Most likely I think is, that I was exposed to some kind of chemical. What we say is that genetics loads the gun and environment pulls the trigger."

 

化学者の観点からすると、フォックスが最近CBSニュースのジェーン・ポーリーとのインタビューで最も興味をそそられたのは、パーキンソン病の発症につながるようなことをうっかりしてしまったかもしれないと認めたことだろう。ポーリー氏は、フォックスが2022年に授賞式で発した過去の発言を引き合いに出し、"ダメージを与えた可能性はありますか?"と質問した。

 

彼の答えは

 

「ええ、可能性はあります。...つまり、いろんな可能性があるんだ。頭を打ったかもしれない。ある発達の時期に飲み過ぎたのかもしれない。最も可能性が高いのは、何らかの化学物質にさらされたことだと思う。遺伝が銃に弾を込め、環境が引き金を引くということだ」。

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自然発症の神経変性疾患の認識は、経年で当該神経が脱落し続けた結果論が、全身状態に表現されるものと考えているのですが、物質由来でも同様な経過を辿ってしまうのか、或いは物質の摂取が過去に存在したとしても、偶発的に当該疾患を抱えたのか、その点の因果的な答えを出すのは難しいと思われるものの、

 

物質投与(物質由来)でも片鱗的な「パーキンソニズム」とは表現されず、「パーキンソン病」と表現されている点で、短期曝露でも経年で脱落し続ける状態が成立するのであれば、個人的には不可解な現象にも見えますが、知っているヒトにしたら、それは不可解な現象ではないのかもしれません。

 

神経変性疾患のモデル作成は、パーキンソン病に限らず幾つも存在しますが、それらも含め、一般的に出回っている薬物、及び当該薬物の離脱症状含め、各々の病態をより慎重に考える必要があると思われますし、特に離脱症状に関しては、薬物の鏡面的な現象が体内で惹起していると推測されるものの、それはあくまで薬物が原因ではなく、薬物を契機とした自己の体内の異常が原因となる厄介な側面がある為、尚の事、慎重性を高める必要があります。

 

最後に、この度はMPTPを人間が服薬した場合、自然発症性のパーキンソン病と同様の経過を辿る事になるのかの疑問に関し、メディカルクリニック柿の木坂 岩田 誠 先生にもご教示頂きました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。

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以下参考 

 

a)https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-02670361/

 

投与直後にはakinesiaを呈するが次第に回復し、1ヵ月後にはakinesiaは消失しcheckingbehaviour止まり木間の移動動作床での動作巧緻運動動作は正常となり振戦もみられなくなった。

 

投与3ヵ月後には4頭についてHPLC(高速液体クロマトグラフィー)を用いて脳内アミンを測定した。残り4頭は観察を続け2年8ヶ月後に脳内アミンを測定した。なお動物の行動の観察にはビデオ装置による記録と赤外線装置を用いた運動量記録装置を用いた。

 

運動量はMPTP投与後一時的に減少するが、投与3ヵ月後には回復した。しかし投与前に比較すると低下していた。その後の運動量は個体差はあるものの観察し得た期間内での時間的な経過では有意な変化はみられなかった。

 

b)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/JJOS_PDF/96_767.pdf

 

MPTP投与によりERGの各波の振幅は減弱し、その程度は律動様小波において最も顕著でありb波においてはそれに次ぎ、a波においては軽度であった(投与後10日)。

 

これらのERGの変化は、投与後50日目には投与前のレベル近くに回復する傾向が見られた。

 

一方、免疫組織化学的検索によると、チロシン水酸化酵素様免疫反応陽性細胞の数が投与後10日目には投与前の約50%まで減少したが、50日目になっても回復しなかった。

 

c)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/.../98_5-6_439/_pdf/-char/ja

 

投与後60日目の動物においては、いずれのEnk陽性構造の分布様式においても、無処置動物におけるそれとほぼ同等の所見が認められた。以上のようにMPTP処置マウスにおいては、

 

Enk免疫染色の結果は一過性に増強しその後漸次減退していく傾向が認められた。しかし、このような経過は決してすべての動物において一様という訳ではなくかなりの個体差が認められた。

 

d)file:///C:/Users/fujiw/Desktop/B17842.pdf

 

3日間連続でMPTPを妊娠マウスに投与すると、最終投与5日後の胎子マウスの脳のDOPACおよびHVA濃度は、溶媒対照群と比較して有意に低いままであった。

 

これらの研究成果と本章の結果より、胎子マウスのドパミン神経は、数回までのMPTP投与による傷害からは回復し得るが、投与回数が多くなると回復不能な傷害を受けると考えられた。

 

また、MPTPに対する感受性は老齢マウスより若齢マウスの方が低いと考えられている (73、 74)。

 

※1)https://www.medchemexpress.com/MPTP-hydrochloride.html...

 

※2)https://news.yahoo.co.jp/.../14288d0b374063c8e81070a53644...

 

※3)https://www.jstage.jst.go.jp/.../44.1.../_article/-char/ja/

 

※4)https://www.msdmanuals.com/.../%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82...

 

※5)https://www.acsh.org/.../could-chemicals-have-caused...

 

メディカルクリニック柿の木坂 https://mckakinoki.jp/

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02H1S7uu3NTB2ZnVdyVDBzC4GbanD3KnPCHu9XQZLbGN3QaAZA6PUXX1CkZbBUR7r5l

 

https://news.yahoo.co.jp/.../fd75d93a1fb721d6d9183b851112...

 

社長の会見をテレビで見て思った事としては、当該人物に限らず、精神作用物質の製造や販売側の象徴的な姿勢や態度であると同時に、服薬側の象徴的な姿勢や態度も同様な傾向である点です。それは今件のグミに限らず、市販薬や処方薬、他の食品も全て、類似した姿勢や態度を示します。

 

恐らくヒトとしての防衛反応で、現状の防衛材料を言葉で並べるのですが、そのひとつに度々触れている「違法ではない」という表現があり、今件でも用いられています。例えを変えれば、先日、タイヤが外れた事故が起きた際、その車両を違法と表現している話題もありますが、公認を取れば合法となります。

 

もしその状態で全く同じ事故が起きたとしたら、恐らく異なる標題、表現でニュースは流れ、見方や見え方も変わる可能性もありますが、その本質的な部分は変わりません。ワイトレ(スペーサー)が原因かは分かりませんが、購入者がレビュー欄で阿鼻叫喚の様相を呈す粗悪な品質でも、車検上は通す事が出来ます。

 

このように合法や違法とは表面的な要素に過ぎず、その実は違いがない事は、標的レセプタ、或いはエンハンス、リデュースする神経伝達物質が同一であるにも関わらず、合法違法と隔てられている薬物の問題を取り上げてきましたが、その指標に安全性が挙げられるものの、合法なら安全かと問われれば、実際はどうでしょうか。

 

多くの人間が合法の向精神薬を服薬して亡くなったとしても、或いは服薬を契機に豹変して誰かを殺したとしても、又はそこまで極端でなくても、猟奇的な事件や事故の背景には高確率で向精神薬が絡んでいたとしても、安全性が確保されたデータを担保に、今件のHHCHのように早急な規制が入る気配もありません。

 

記憶は遠いですが、時系列的にHHC、THCH、HHCHと規制が入っているなか、HHCを含有した商品を販売していた社長が「規制が早過ぎる」と嘆いていた記憶があります。

 

勿論、何れも個人的には肯定しておらず全否定ですが、仮に何れの合成物も安全性を担保出来るデータを提示しても、恐らく規制は変わらず高いハードルが存在する理由のひとつに、THCに類似する幻覚作用や記憶障害が挙げられていますが、現行の向精神薬も同様、幻覚作用と記憶障害を有した問題が存在します。

 

>>厚生労働省は20日、違法な大麻成分と似た合成化合物「HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)」を規制薬物に指定することを決めた。22日にも指定し、来月2日から所持や使用を禁止する方針だ。規制強化のたびに新たな類似化合物が登場する「いたちごっこ」が続いており、対応の難しさが浮き彫りと

 

化学合成技術は日進月歩で幾らでも法をかわせ、今後も「いたちごっこ」は変わらず続きますし、既存の合法薬物であれば尚更ですが、冒頭に戻ると、当該物質や類似物質に於いて、外部者が何か言ってきた時の姿勢や態度が、販売者側も服薬者側も類似しているのは、そこにニーズが存在するからです。

 

平たく書けば「びっくりするほど外部の人間の話に聞く耳を持たない」のですが、精神作用物質絡みは、ここに大きな問題と特有の共通点があり、他の症例では見られない現象を垣間見ますが、現状は数多くの症状の延長線上に向精神薬が承認され、当人も知らずに服薬している事例も珍しくありません。

 

ただ、仮に今、服薬していたとしても、個々が何処かで気が付く事もあると思いますし、そして気が付いたからと言って突発的に手放すリスクは、服薬中のリスクを大きく上回る可能性もある為、その情報提供と実際の場面では、安全に持ち上げられる力は持っておきたいものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Dvsovzb7qeAYK2y47E7aFPTss5hfoLzWWV1Gnvmc9CkF73HycPVKGSNhqJVdy63Ql

 

「刺激性が高い伸張位よりも、短縮位が患部に対してポジティブな影響を与える理由を考える」

 

病期問わず、伸張位と短縮位に於ける罹患部位を内部走行する血管の状態と血管径の差異、それに伴う血流動態と受傷後の自律的に機能する患部の生理的反応と経時的変化、罹患者の日常を踏まえて考えます。

 

腕神経由来でも腰神経由来でも構いませんが、症状を抱えている時期に、症状を誘発(或いは増悪)する姿勢を見つけた場合、更に痛みを増悪させる姿勢を取る(探す)事で、「良くなる」「良くなりそう」「気持ち良い」と教えてくれる時があるものの、

 

それら増悪姿位の大概は、症状を誘発(或いは増悪)して傷病部位を特定する神経学的検査と類似し、それは患部に負荷を掛けているだけで、それを持続させる事は所感とは正反対の状態に患部は陥る可能性が高く、

 

最も予後に不安を覚えるのが、上記の諸々を中枢神経に反応する鎮痛剤の類を服薬した状態で行う事ですが、薬物の話は一旦さて置き、神経障害に限らず全ての傷病で同様な事が言えます。

 

大概の傷病は重症度が高くなる程、床に臥せ、動きも最小限に留まる生物的、本能的な状況に追い込まれますが、左記の重症度に移行しない限り、或いは移行する迄は、知識的な背景から傷病に抗う動作を好む特徴をヒトは持ち、他の動物には見られない現象があります。

 

今回はより身近な関節痛?筋炎?不全断裂?的な状況で見たいと思います。多くを占める固定(装具)なしROM制限なしの環境では、個人的に短縮位一択で回復を期待する理由に、日常生活上の止む無し的な動作(=トイレ、入浴、家事全般、仕事etc…)も想定する事で、

 

オーバーストレッチや付随的なハイパーモバイル(靱帯や腱損傷(※ここでの損傷とは不全断裂を指す)による動揺性の惹起)も予防出来ると思います。

 

ヒトは受傷度合いに比例して罹患部位の閾値は落ち、脆弱性を持つと想定されるも、傷めた時に限って急に反生理的な体操をしたり、筋力トレーニングを行う不思議な生き物ですが、その何故を考えると、刺激性を効果と錯覚(=充足感、やった感)しているからと仮定します。

 

上記の通り、どこか傷めた際も更に痛みを増悪させる行為を自ら取り込む傾向と、その増悪事例は度々挙げてきましたが、その代表に当人が知ってか知らずかは別として、形問わずの持続的な伸張位や等尺性運動があります。

 

日常生活上のエネルギーで受傷した事例は、引き続き同一エネルギーが掛かり続ける可能性が高く、多くは是正も困難な環境下の場合も多い為、突発的に曝露した非日常生活上の受傷事例よりも、回復は遅延傾向が見られる場合があります。

 

その為、前者の受傷事例の場合、不可避なタイミングは目を瞑る必要がありますが、四六時中に渡り同一エネルギーに曝露している可能性もまた低い為、他のタイミングでどれだけ負荷を減らした時間を送るかも、回復要素になると思います。

 

全部位で一定の共通性を持つ話題と考えられるものの、抽象的過ぎてもイメージが難しい為、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)を例にします。

 

この手の傷病を抱えると、長橈側手根伸筋や短橈側手根伸筋の起始及び停止部を主とした痛みを自覚し易く、軽重のうち重になる程、安静時疼痛や、肘部から手背全般まで伸張性疼痛(牽引痛と解釈しても可)も自覚し易く、コンパートメント症候群的な内圧高めな感覚をetc…と、内容は多岐に渡るかもしれませんが、当該筋に関しては

 

肘関節を伸展させ、手関節は掌屈、肘関節の内旋で、起始部や筋腹、或いは停止部の中手骨底部に伸張痛が得られると思い、これを以て度々呼ばれるストレッチと表現されますが、これを伸張位とすれば、短縮位はその逆で、肘関節を屈曲させ、手関節は背屈、肘関節の外旋です。

 

特に問題がない状態であれば、この伸張位も短縮位も普段の何気ない動作で起きていると思いますし、特段その動作で何かを感じる事もないと思いますが、当該傷病に罹患したら、前者で疼痛が増悪し、後者では不変を自覚するかもしれません。雑巾を絞る動きとイメージしても良いと思います。

 

先程、ヒトは刺激性を効果と錯覚し易い生き物と表現しましたが、刺激性の高さは前者が優位で、後者は良く分からん、やってる感なしだと思います。ただ、この前者の刺激性を患部にとって良と見るか悪と見るかは、日常生活上の動作で受傷したエピソードを拾い上げれば、

 

意図的な前者の取り込みは、止む無し動作と同等、或いはそれ以上の負荷を掛けている事に気が付けるかもしれませんし、それを止む無し的なタイミング以外の時間でも更に取り込む事で、罹患部位へのネガティブな影響もまた見えてくるかもしれません。

 

病期が仮に傷病名通りの「○○炎」でも、亜急性期移行で「炎」は見られずとも「○○炎なの」だとしても、そもそも当初から「炎」は見られないのに「○○炎」と言われていても(個人的に「○○炎」に関しては言いたい事が山ほどありますがこの度は割愛)、

 

冒頭の通り伸張位と短縮位に於ける罹患部位を内部走行する血管の状態と血管径の差異、それに伴う血流動態と受傷後の自律的に機能する生理的反応と経時的変化、罹患者の日常を踏まえれば、

 

何の刺激性も得られない短縮位が安全で確実性が高いと分かりますし、何処か傷めて閾値の下がった状況で、受傷契機が日常生活にある以上、短縮位の反対となる伸張位含む様々な角度からの様々な種類の負担は引き続き避けられない為、尚の事、それ以外の時間帯では刺激性の少ない姿位、或いは動作で過ごす事が肝要な印象があります。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 32 2023/10/21~2023/11/5

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02YkCLJ6SyhfRtSjEcQUjBXJMyVDNZXYdQEBidXKzDojBHtjw6XWxHfCCb4jvaSU1Zl

 

>>運動神経を受傷した場合であれば筋量の減少その他が起きる為、周囲径等で数値化が可能になり、イメージし易い

 

服薬による弊害の話題はさて置き、対薬物で絶対と表現しても良い程に勝てない能力は、火消しの能力と鎮痛の能力、自律的機能を担う神経伝達物質の動態変化ですが、それと併行して、これらの薬物は運動神経の受傷及び当該症状には、全くと言って良い程に無力な状況を気が付かせてくれ、それは知覚神経等にも細胞レベルでの改善とは異なる状況も意味する事を気が付かせてくれます。

 

当たり前の事を書いているかもしれませんし、何を当たり前の事をと思われれば、それが何よりですが、罹患細胞の改善は、火消しや鎮痛作用では得られませんし、場合によっては罹患細胞の回復の遅延を招き、神経伝達物質の動態変化を外的から求めたばかりに、その物質なしでは生命維持に困難を来すリスクが惹起され、動かし方次第で病状を加速させるのが実際です。

 

椎間孔の出口付近までは背側に知覚神経、腹側に運動神経が走行し、神経根で1本にまとまり、その内部は間も無く知覚神経の周囲径が太く、運動神経が細く、末梢に従い枝分かれと共に周囲径が逆転する状況からも、日常生活上で惹起される症状群で、確率的に知覚神経の受傷事例が目立つのは、ヒトの構造が理由でしかなく、体性神経や自律神経に対し、無差別的にダメージを加える他の傷病理由では、尚の事、これらの薬物の性格が明確に見えてきます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0uCYfAu2v1Z7N8k4gW8CaGux6G122cRWt937z9pHBWqiVFBLrHTxw2yUZZT7LwGEKl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../0f4d24dd486bff5f5fea22c8a6f9...

 

>>大人がもっと議論をしなければいけない

 

大人の薬物摂取状況はもっとロクでもないので、どうしようもないが結論ですが、これを瓦解する手段として、先ずは違法と合法の垣根を排除して考える必要があると捉えています。「a)麻薬だめ」「b)覚醒剤だめ」と散見する事はありますが、「a)オピオイドだめ」「b)メチルフェニデートだめ」、とは散見し難いですし、商品名で挙げれば、「a)トラムセットだめ」「b)コンサータだめ」とも散見し難いと思います。

 

a)とb)は、それぞれ同じ神経伝達物質を増強させているにも関わらず、ダメとOKの切り分けは何処でしょうか。その理由に「違法だから」「合法だから」「医療だから」「医療用量だから」と、文字面だけで大人が思い浮かんだのであれば、議論の壇上から退けたほうが子供にとって安全です。

 

折角なので「青い舌」を例にすれば、この薬物は青色1号が混ぜ込まれているベンゾジアゼピンで、フルニトラゼパムロヒプノール/サイレース)です。この薬物はアメリカやカナダ等に持ち込めないのは有名で、日本だから許されている側面もあります。このように、国が異なれば薬物への見方も異なるので、違法合法という時代と共に変化の可能性がある制度的な線引きで、飲むや飲まない、安全や危ない等を決める思考が危険であり、その思考が薬物の問題を立ち消えさせない理由になると考えています。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0dPBVcVG3huEbVSbGqSpMJLmAtG24mxUtPmsvxV6DLoadmF7YNezLCoywtiJu5CZZl

 

パチンコ屋の駐車場から道路に出てくる車の挙動で、勝ったか負けたかを予想するのが趣味の私ですが、ふと、パチンコを止めたいヒトはどうしているのだろうと思った事です。薬物は大雑把に3種類の減らし方があります。飲む日と飲まない日を交互に作りながら減らす隔日法、連日飲みながら減らす漸減法、背景はどうあれ一気断薬の3種類です。

 

その中で安全な経過を示すのが漸減法で、減薬カレンダー的なモノも作らず、通院の時期毎に他人の判断を仰いで減らすのでもなく、あくまで症状優先で、既存症状が在れば増悪の確認や、新規症状の惹起確認、また、神経障害は早発性と遅発性の問題も懸念材料にある為、血中濃度と動態だけを見て、教科書的な判断で再減薬を繰り返すと、どこかで躓く可能性が高いものですし、他の薬物との兼ね合いや、肝臓での薬物代謝酵素絡みの飲食内容の問題等、全て注視し続ける必要があります。

 

形だけの断薬、薬ゼロ状態が如何に身体へ危険を齎すかは散々取り上げていますが、何よりヒトは減薬で容認不可能な神経障害が惹起されると、我慢大会にも限度があるので、再服薬、増量、他の薬物へ手出しし始める等、大概は動きが慌ただしくなり、悪循環に陥る傾向にあります。

 

隔日法が追々の不安を呼ぶ傾向になるのは、頓服的な服薬が多い場合、飲み忘れが多い場合、飲む時間が日頃から大幅にズレている場合、過去に幾度となく服薬と休薬を繰り返した場合等は、後の離脱症状重篤化する傾向が見られる為、隔日法の背景もそれと同様と捉え、リスキーな手段として見ています。

 

この辺りは別途、服薬によるレセプタのレギュレーション変化と、薬物が抜けた時の自律的なレセプタのレギュレーション変化の弊害の項で述べていますが、ヒトは常に自律的に動き続けている背景が存在する事だけは忘れてはいけないですし、時に自律的(無意識)に機能するバックグラウンドが、薬物の減らし方、減らす手段を取り上げても、弊害になりかねない仇となる機能でもある為、その動きも併せて見る必要があると思います。

 

その弊害の事例を挙げれば、例えば一定の日数を置いた後の再服薬が、有効自覚を得られないどころか、薬物が持つ性格の正反対が惹起された等です。奇異反応やアクティベーションシンドローム的なもので、この辺りも細かく挙げればキリがないので次に行きますが、男女比としては、一気断薬や急減薬のリスクを知っていたとしても、男性側が圧倒的に一気断薬、或いは数週程度の急断薬で大変な事態になり易い印象があり、女性はその逆です。知らなかったとしたら一気断薬が自然な経過かもしれません。

 

後述しますが、離脱症状の惹起リスク、軽重、重篤度合いには、過去の服薬背景、服薬歴が濃厚に絡んでいる印象があり、時として(初めての服薬と休薬程度であれば)一気断薬や急減薬でも全く問題のない、或いは数週程度で収束する事例もあるでしょう。では話は戻し、この傾向は化粧に例えているのですが、化粧には一定の段取りがあって完成しているようです。

 

どうやら化粧は顔に何層も重ねるようですが、一層一層がしっかりしていないと、次の層も上手く仕上がらずに崩れ易い事を知っており、如何に下地が大切で、段取りが大切である事を、自身の身体に叩き込まれているのかもしれません。←患者さんからの受け売りを使い回しています。

 

長くなりましたが、パチンコと薬物の違いを大カテゴリで分けると、パチンコは環境で薬物は物質です。その為、パチンコで勝った場合の報酬系の起動等は、あくまで自己分泌能内での現象です。反面、薬物はアゴニストであれアンタゴニストであれ、当該神経伝達物質や当該レセプタを標的として、鍵となるか鍵穴となるかは薬物によりけりですが、自己分泌能以上の状態を作り上げると思います。

 

そうなると、作用はもちろん後の離脱症状と表現される神経障害も、物質の取り込み側が大きく深刻な被害を生むと考えられます。只、この話は単体ずつでの考えであり、別件で既に向精神薬を摂取しながらパチンコをやっているヒトも居ると思いますし、パチンコ依存の治療と称してSSRISNRI等の抗うつ薬向精神薬を処方されながらパチンコをやっているヒトも居ると思いますし、パチンコは止める事は出来たけど、依存治療と称されたSSRISNRI等に今度は苦労している事例もありますので、個別で挙げるとキリがありませんが、

 

パチンコを止めたい界隈のヒトも、薬物と同様に隔日法や漸減法、一気断薬的な手段が存在するのかは知りませんが、左記の通りギャンブルのみならずゲーム、アルコール、違法薬物の治療として、向精神薬の投与も古くから行われています。結果、環境依存以上に厄介で深刻な物質依存に陥る可能性が高く、身体的にも直接的に多大な弊害に曝露する確率が高まる為、ギャンブルから薬物、ゲームから薬物、アルコールから薬物等、置き換えないまま止めていくのが安全かもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0GteX7cqgRS4AB5mkNMvN6a1ZYZnkLW6TkoL1X4cnpB2YTFxZf1neB8FyQG3BSpBMl

 

>>政府は24日、大麻草から抽出した成分を含む医薬品で、安全性と有効性が確認されたものは国内での使用を可能にする大麻取締法などの改正案を閣議決定した※1)

 

最近は大麻使用者がメディアを通じて散見される為、以前ほど「大麻は安全」「副作用なし」「依存性なし」とプロパガンダする母数も減少傾向で、近年は市場に出回っているCBDオイルの弊害も目立ち始めてきました。このように、出始めは「安全」「副作用なし」「依存性なし」と標榜される物質の大概は、追々逆の結果になります。わざわざこれらのワードを使用する時点で、その物質自体を懐疑的に思うものですが、類似するフローは相当な歴史があり、

 

古くはアヘン依存の治療で、アヘンから精製/抽出したモルヒネを「副作用なし」「依存性なし」と、アヘン中毒の患者に投与してモルヒネ依存を生み、モルヒネ依存の治療で、モルヒネから抽出、科学的合成したヘロインを「副作用なし」「依存性なし」と、モルヒネ中毒の患者に投与してヘロイン依存を生み、

 

ここ最近では、ベンゾジアゼピンを「安全」「副作用なし」「依存性なし」その他、諸々まで振り返る限り、「いつもそうだよ」と一言で片付けず、多少視点を変えて「本当に出始めは副作用も依存性も確認出来なかった」観点で考える事も必要かもしれません。幾つか考えられる事として、

 

1)市場に拡散され、多数のヒトが使い始めてから、初めて見える事象も多数存在する事

 

2)初めての服薬と休薬であれば、離脱症状も惹起され難く、惹起されても数週程度で収束する可能性が高い為、その事象自体が認知され難い事。また、それを以て「安全」「副作用なし」「依存性なし」と表現している可能性もある事

 

3)上記の結果、服薬と休薬を繰り返し、結果的に現症が離脱症状と認知するには数年後、十数年後となり、且つその人口が多数となって、服薬者間で認知され始めるのも数年掛かり、十数年掛かる為、幅広い認知には時間が掛かる事

 

4)投与側は責任問題を突き付けられる為、ネガティブな事象は認めたくない感情が働き、「服薬契機となる既存傷病(病名/症候群名/障害名)の増悪」「新規傷病の惹起」と告げ、間に受けた患者は1)~3)迄の層から除外される(母数を削ぐ努力に入る)

 

思い浮かんだ限り、この程度が先ず存在します。その上で、層として厚い整形領域疾患にプレガバリンやトラマドール、SNRIが拡散し始めたのは(エチゾラムの話題や、整形から精神科に流して増量を掛ける事例は一旦置いておき)、高々10~15年弱の為、休薬時に来す神経障害の問題も表面沙汰になり難いのかもしれません。

 

語弊はありますが、整形領域疾患は高齢も多く含まれる為、高齢者が今までのありきたりな湿布や解熱鎮痛剤等のNSAIDsとは全く異なる、中枢神経を標的とした薬物を理解出来るか、言われるがまま増量され、身動きが取れない状態に陥っていないか、これらを服薬した事で猟奇的な事件や事故等が起きていないか等、幾つもの深刻な問題が想定されます。

 

麻薬や覚醒剤大麻と文字面で表現される薬物や、他の向精神薬ステロイド等、現在進行形も含め、大きく問題視された情報が飛び交うには一定の期間を要し、一定の被害が出始めてからが常です。ただ大切な事は、それが問題視され、多くの目に付く媒体に掲載され、それを以て初めて目にしたとしても、その頃には既に多くの人間が大きな被害に遭っている事、そしてその被害は、数え切れない程の傷病名で覆いつくしている現状も忘れてはいけないものです。


※1)https://news.yahoo.co.jp/articles/4a6369db0a59b0df090e7542f8d7351356ff3f62

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02mV19qcWXoLmcgYxq9yQ3hsDaKLkscKDFqePi2eewpnrc49wLbZ4J1qD2JYqNtKsXl

 

「強制水泳試験の前提を見直す事で見えてくる生存戦略

 

 

セロトニンノルアドレナリンを増強する薬物の効果判定として、ラットを足が届かずよじ登れない深さの容器に水を張り、どれくらいの時間に渡って泳ぎ続けるか(容器から逃げ出そうと試みる運動を続けるか)を観察する試験があります※1)。

 

添付文書※添付画像参照)の表現に従い話を進めていきますが、>>無動 とは、ラットが容器から脱出出来ない事に気付き、呼吸の為に口と鼻は水面から出して、動かなくなる行動を指します。このように無動に至る迄の時間を、投与と非投与で比較し、>>無動行動回数を減少させた 場合、薬物の効果有りと見ます。

 

セロトニンは泳ぐ時間を延長し、ノルアドレナリンはよじ登る時間を延長するようですが※2)、ノルアドレリンと筋収縮は密接に関係しており※3)、対ヒトでもノルアドレナリン関与の薬物による離脱時に、「足腰や腕に力が入らない」「起き上がれない」等の症状が出るのも、左記が関係しているのかもしれません。

 

個別な症状は一旦さて置き、少し遠い所から当該試験を眺めます。この試験には続きと前提があり、無動になったラットを一旦ヒトが取り出し、時間を置いて改めて同じ容器に入れると、無動までの時間が短縮される状態を以て、「うつ(鬱)的な行動」と見做す前提が存在する事です。それに対して「薬物を投与したラットは、無動になる時間がこれくらい延長しましたよ。だからうつ(鬱)が改善されました」と言います。一旦まとめると、

 

「a)非投与群のラットは早々に抵抗を諦め鼻と口を出した」

 

「b)投与群のラットは薬物が効いている時間帯は抵抗を諦めず脱出を試み続け、薬物が切れた頃に鼻と口を出した」

 

です。標題に戻りますが、a)とb)の行動は、どちらが安全且つ生存に有利かを知るには、b)の薬物を切らし続けなかった場合のラットを確認すれば分かるのですが、脱出を試み続けたラットは、何れ体力の限界が訪れて溺死します。ここから見えてくる事は、a)の

 

「脱出出来ないやん、動いても無駄やん、動き続けても意味ないし疲れるだけだから、体力の温存の為にもジッとして、鼻と口だけ出して息だけしとこ」

 

「引き上げられたと思ったらまた入れられたわ。同じことをしても無駄だから直ぐに黙っといたほうが得だわ」

 

と、早々に鼻と口を出したラットが、長い目で見れば生存確率が高い事を示唆するものです。その反面、b)は泳ぎ続ける事を無駄と気付かず、薬物で疲れも感じず、鼻と口を出して運動を抑え、体力の温存に努める工夫を早期に出来なかったとなります。そしてヒトはここまでのラットの学習と行動を、「うつ(鬱)的な行動」と勝手に解釈している点です。

 

長期的に無駄なく生存する為の学習と行動を、他人が勝手に「うつだね」と大きなお世話で薬物を投与し、学習と行動を奪って泳ぎ続かせた結果、最後は体力も尽きて溺れて死ぬとしたら、薬物を飲む行為が果たして賢いかどうかは再考する必要があります。

 

また、今件はSNRIを参考にしたものの、ノルアドレリンはSNRIに限らず他の薬物や覚醒剤の類でも増強されます。この類の薬物を飲むと兵隊化するとは持論ですが、実際に戦争では覚醒剤を飲み、死も恐れず眠らず攻撃行動を続ける歴史を振り返っても、あながち間違いではないと考えていますが、当該薬物が自律的な機能を奪い、種々変化する環境に応じて必要な学習と行動を習得し、成長とリスク回避に努める契機を奪うとすれば、どれだけ必要な薬物かと疑問が生まれます。

 

※1)https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med...

 

※2)Detke MJ, Rickels M, Lucki I(1995)Active behaviors in the rat forced swimming test defferentially produced by serotonergic and noradrenergic antidepressant. Psychopharmacology, 121:66─72.

 

※3)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/art.../fpj1944/96/1/96_1_1/_pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02GhQAPhQEZqSxMsaJsPNYgMXAPqA41R8vFHruvE2THiuUxZeCeUdtW66WrxWG4Eqtl

 

ある程度の年齢になると、写真を撮れば幾らでも構造的な異常は見つかると思います。その多くは、長い年月に渡る個々の環境下で構築されたものでもある為、その過程で時に異常を感じたとしても、ある程度は順応している要素も多分あり、描写が必ずしも現症との直接的な関係性を結ぶ事も出来ませんが、不安定要素の可能性も拭い切れない為、そのような折、外部から与えられた突然の杓子定規的な行為、集団での同一行為は傷害リスクを増大します。

 

既に傷めている身であれば尚更で、鎮痛剤の類でフィルターが掛けられている場合、痛みも忘れて傷口を広げる事もあります「身体に良い」とされる行為は、概ねヒトにとって反生理的で、非日常的なベクトルでエネルギーを加える為、傷害が発生するのは自然な結果と捉えています。バイアスを取っ払い、加算するエネルギーとベクトルだけで是非を問えば、見え方は変わってくると思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02LnPPwxTNoqk4rrNwXF2EzGC6cfZRa6L3DXUb12J4mPiExZ2znCzMAHqUhdzneaTul

 

>>省令の改正が敷かれる丁度2年前までは、筋弛緩名目でデパスも相当量出されている印象もありましたが、大概はNSAIDsから始まると思います。それではどうも効きが弱いからとオピオイド系や向精神薬

 

病期も急性期から亜急性期、慢性期に従い火消し目的の薬物も無効となる為、中枢神経を標的とする薬物へ切り替わる(神経障害等も併発していれば、最初からセットで処方する事例も勿論あります)ものですが、ここに薬物の最大の弱点があって、慢性と表現される罹患細胞の改善には打つ手なしを意味しています。

 

血流改善と罹患細胞の回復を謳う薬物も種々傷害に用いられますが、血流改善だけでは産生されない物質が急性期には産生されており、その産生物質が罹患細胞の改善に一役買っているのですが、それを皮肉にもヒトは人為的に薬物で消失を促しています(受傷と同時にヒトが回復に向かうメカニズムがここに凝縮されています)。

 

しかし、受傷度合い次第では立ち上がれない程の痛みを出す場合もありますし、他人の痛みは知る由もないので、薬物で火消し作業をしても責める権利はないものの、薬物を使い倒す事例ほど、慢性期に移行し易いのは容易に想像がつきます。

 

ただ、幾ら理解していても痛いのは誰しも嫌でしょうし、タイガーウッズですらオピオイド中毒に陥った契機も腰の痛みで、オピオイドアセトアミノフェンの合剤、バイコディンでした。日本でも、オピオイドSNRIアセトアミノフェンの合剤、トラムセット(ジェネリックもあります)があり、確かに効く話題も聞いています。勿論、オピオイドと一言で言っても薬物で力価は違いますし、服薬量でも違いを見せるかもしれませんが、※以下例)

 

・トラマドール(※トラムセット等)100mg/day=モルヒネ換算10mg/day

 

オキシコドン10mg/day=モルヒネ換算15mg/day

 

・MSコンチン20mg/day=モルヒネ換算20mg/day

 

・ヒドロコドン(※バイコディン等)20mg/day=モルヒネ換算30mg/day

 

どうしようもない疼痛、例えば癌性疼痛等とは異なり、日常的な傷病の関節痛や腰痛は、寛解と再燃、再受傷の確率も高めで、これらに適応を拡げたのは、拡げ過ぎとどうしても考えてしまいます。

 

勿論、このように書けば「こちとらの痛みも知らんくせに」とはなるものの、長期的/継続的な服薬による懸念云々よりも、上記の通り寛解と再燃、再受傷の確率が高めな傷病は、服薬と休薬が頻繁に繰り返される可能性も高く、カジュアルな傷病が故、服薬管理も曖昧になりがちで、且つトラムセットだけ飲んでいる訳でもなく、リリカやタリージェ、何ならサインバルタ等のSNRIも更に盛り、ベンゾやNSAIDs等も合わせ、アルコールも普段以上に追加する場合もあるでしょう。

 

自覚症状があらゆる環境に左右され、日内日差が伴い易い場合、「今日は調子が良いから飲まない(或いは普段より少なく飲む)」「今日は調子が悪いから飲む(或いは普段より多く飲む)」「(頓服として処方されているから)調子が悪いから飲む」や、「飲み忘れた」「飲む時間がずれた」等々は起こりがちですが、対症状ではなく対レセプタで鑑みると、上記は全て追々のリスク上昇の一因になりがちです。

 

これらの懸念もある訳ですが、もう一度話題を絞れば、断続的な使用で惹起され易い離脱症状の確率上昇と重篤化も併行して考えると、そしてオピオイドSNRIその他の離脱群を見ていても、過剰に適応疾患が拡大された現状に不安が過るものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0PhSvcKXGPhNU8mPog1he7bZWtk4f9Lurh49LW6kA6PpDfAwZE1kS9K8vRBwS15qMl

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/19aaca0901a38b4486920bea19a5ac88bc75be73

 

今件は意図的に別なカプセルに詰め替えて試験をしたのが問題であって、経時経年でカプセルの材質が変化し、溶出率が低下(効き方が変わる)する事例、及びその回収事例は度々あるようです※1)。また、薬物の効き方は同一の薬物でも、強めたり弱めたりと幾らでも変えられる手法は数多く存在するので、この問題に限った話ではありませんが、今件の現象に的を改めて絞ると、

 

1)※3)の通りゼラチンが問題なのか

 

2)ゼラチンが問題であれば、全メーカーが抱える問題なのか

 

3)ゼラチンの調達先が違う為に局所的に起きた現象なのか 

 

4)ゼラチンは関係なく、別な添加物が原因なのか

 

5)包装の材質含む保存方法の問題なのか

 

6)添加物の組み合わせが問題なのか

 

7)添付文書に記載していない何かも添加しているのか

 

等々、今思い浮かんだ限りでも幾つかの疑問は生まれ、現状ではその答えは分からず終いですが、仮に溶出率0%の薬物を服薬したとしても、それがそのヒトにとって初めての薬物であれば、何の効果自覚もなく(プラセボの話は一旦さて置き)、「効かないね。別な薬にしよ」で済むかもしれませんが、例えば既に何かを服薬していて、何かの拍子で溶出率0%の薬物に切り替えた際は、大きな問題に発展しかねないものです。

 

左記の0%は極端にせよ、常用中や減薬中でも度々伺う話で、「ジェネリックにしたら悪化した」や、或いはその逆に、「ジェネリックから先発品に切り替えたら悪化した」も散見されます。これは先発品だから良い、後発品だから悪い、という表面上の問題ではなく、後発品でも、それを初めから服薬し続けているのであれば、減薬の際も後発品のまま減らしていくのが安全な手段であり、先発品でも然りな印象があります。

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以下 参考

 

>>製造後3年が経過した薬のカプセルが、胃の中で問題なく溶け出すかを調べる試験(溶出試験)で※2)

 

>>カプセルに入っている中身を取り出し、別の新しいカプセルに詰め替えて試験していた※2)

 

>>カプセルが溶けないため薬効が期待できない※2)

 

>>カプセル溶出率が「0%」となる個体も複数あった※3)

 

>>近年,保存検体の溶出率低下による医薬品の回収事例が報告されている7).このうちカプセル剤については,その一因として保存中にゼラチンが架橋して不溶化を起こし,剤皮が崩壊しにくくなり溶出が遅延するとされている※4)

 

※架橋→化学反応における架橋(かきょう Cross-link クロス・リンク)とは、主に高分子化学においてポリマー同士を連結し、物理的、化学的性質を変化させる反応※5)

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1)ゼラチン 全メーカーで使用

 

2)酸化チタン エーザイ(先発品)を除く全てで使用

 

3)カルメロースCa 沢井製薬 鶴原製薬 のみ使用

 

4)結晶セルロース 沢井製薬 鶴原製薬 のみ使用 

 

5)ステアリン酸Mg 沢井製薬 東和薬品 のみ使用

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https://www.kegg.jp/medicus-bin/similar_product...

 

エーザイ 先発品 有効期間 : 3年

 

黄色5号、含水二酸化ケイ素、グリシン青色1号、ゼラチン、タルク、トウモロコシデンプン、トコフェロール、マクロゴール6000、D-マンニトール、ラウリル硫酸ナトリウム

 

東和薬品 後発品 使用期限 : 外箱、ラベルに記載

 

トコフェロール、軽質無水ケイ酸、乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロースステアリン酸Mg カプセル本体:黄色5号、青色1号、酸化チタン、ラウリル硫酸Na、ゼラチン

 

沢井製薬 後発品 使用期限 : 外箱等に表示

 

カルメロースCa、軽質無水ケイ酸、結晶セルロースステアリン酸Mg、トコフェロール、ヒドロキシプロピルセルロース、カプセル本体に、酸化チタン、ゼラチン、ラウリル硫酸Na、青色1号黄色5

 

陽進堂 後発品 有効期間 : 3年

 

無水ケイ酸、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロース、トコフェロール、ゼラチン、酸化チタン、ラウリル硫酸Na、黄色5号、青色1号

 

・鶴原製薬 後発品 使用期限 : 外箱、容器に表示

含水二酸化ケイ素、結晶セルロース、トコフェロール、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム、トウモロコシデンプン、タルクを、また、同じく添加物としてカプセル本体中に黄色5号、青色1号、ラウリル硫酸ナトリウム、酸化チタン、ゼラチンを含有

 

日医工ファーマ 後発品 使用期限 : 外装に表示

 

含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸、酸化チタン、ゼラチン、タルク、乳糖水和物、ヒドロキノン、マクロゴール6000、ラウリル硫酸ナトリウム、青色1号黄色5

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参考)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.sawai.co.jp/release/pdf/614

※1)https://www.info.pmda.go.jp/kaisyuu/menu_kiki.html

※2)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF233UN0T21C23A0000000/

※3)https://toyokeizai.net/articles/-/712059?page=2

※4)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpo62/11kishimoto.pdf

※5)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%B6%E6%A9%8B

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0BSvnPU8qwPwZtj5sjUptzNsjVJYkVAziB7dEAtS5zhpnqyQLTZVTbg5G6Mo3fX5Dl

 

集中や努力、推進という態度や姿勢が通用するのは、便宜的にも既に答えが存在する○か×かのペーパーテスト位なもので、それに伴う視野狭窄や思考停止の副作用はそれほど影響しないものですが、それ以外の場面では、これらの副作用は存分に発揮され、その結果としてミスが起きたり、ミスに気付かなかったり、最適解の工夫や追求が出来なくなったり、迷惑を掛けたり等のネガティブな現象が起きがちです。

 

分かり易く例えると、何故ヒトは陰謀論を好むかを挙げれば、鮮明になるかもしれません。陰謀論の特徴に、○か×かのハッキリとした答えが存在する傾向にある為と考えています。その一方で「科学的にー」と叫ばれるタイミングもあるでしょう。案外知られていない事に、科学とは答えが存在しない学問で、常に反論に曝される余白があり、その上で最適解を求め続け、それでもそれを答えとも考えず、完成とも捉えません。

 

陰謀論は、反論する余白が存在しない傾向にあるのと同時に、仮に反論しても、それ以上の何かが起きる訳でもありません。何故なら既に○か×かが存在し、それ以上の答えが存在しない完成した性質を持つ為です。もしかしたら陰謀論にハマっていたほうが、既に答えが存在していて考える必要もない為、楽なのかもしれませんし、過剰に「科学的にー」を求める心境は、断定的な表現を用いる情報に信頼を寄せ、それが結果的に陰謀論、疑似的、似非的に偏る傾向も忘れてはいけない事です。

 

何れも、如何に多くの人間が、○か×かに線引きされた答えを欲しているかの表れかもしれませんし、線引きされた答えをどこまでも欲する背景には、今迄も強引に○か×かで過ごしてきた、済ませてきた背景があるからなのかもしれません。勿論それ以外の界隈でも、正しいか間違いかは関係なく、○か×かを創造した業界はあるかもしれませんが、ヒトは未知な事態に苛まれると、不安という感情が芽生え、それも視野狭窄と思考停止が起きがちである事も忘れてはいけないと思います。

 

ここで一旦まとめると、視野狭窄と思考停止が起きる背景に、集中、努力、推進、不安の4つの要素があると挙げました。もしかしたら他にもあるかもしれません。この状況は上述の通り、

 

>>ミスが起きたり、ミスに気付かなかったり、最適解の工夫や追求が出来なくなったり、迷惑を掛けたり等のネガティブな現象が起きがち

 

により、これらの要素を背景に持つ出来事、或いはその背景を以て創造されたものは、大きなリスクが付き纏いがちで、且つ、当人もそのリスクに気が付いていない可能性もネックになります。それはどこかの他人が創造し、あたかも完成したかに見える傷病名に縋るのも同様で、その時点から多方面に及ぶリスクに曝されている状況も併行して理解する必要があります。

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 31 2023/10/6~2023/10/17

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02gBgFvbtiaY91yb5jGPhMHQ83sxtmZdTJwvNdwXLV9xNXsowqVhRNUBoVeE2JTNmhl

 

「運転禁止薬物の立ち位置にいる向精神薬の現状と社会的影響と着地点を考える」

 

2017年3月にベンゾの離脱症状がPMDAから発表され、それと同時に多くの方が目に付く医療機関掲示板等にもチラシ※1)※2)が貼られた際、「やばい薬を飲んでたわ(飲ませてたわ)」と、一気断薬や急断薬、薬物置換による結果的なベンゾの一気断薬や急断薬等で、既存服薬者の身体的事情に多くの混乱と被害が生まれ、余計やばい状態になったのが先ずはこの年です。

 

チラシの叩き台となる文書は2016年頃に既に存在し、ネットでも確認出来るかもしれませんが、現場感覚とはそぐわない論文から引用されまくった文書がそのままチラシに起きている為、夥しい混乱と被害は起きて当然かもしれません。現場を知らない人間が論文を引っ張りまくって作る文書は大概そうです。

 

また同年、シェアにも記載されているエチゾラムやゾピクロン等が、「化学式がチト違うけどベンゾと同じだよ※3)」で、規制強化がされました。勿論各メーカーも情報は持っていたと思うので、ベンゾのマーケットの縮小を見越し、抗うつ薬の適応疾患拡大や、運転禁止薬物から注意薬物へと規制緩和厚労省に求め、承認を取ったのも2016年※4)と、動きの多い年でした。

 

あまり関係ありませんが、精神指定医資格が大量取り消し※5)されたのも同年です。※5)よりは後々もう少し人数が増えた記憶もあるのですが、それはそうと、2016年以前から文字上は整備されているものの、実際には実態が不透明な部分があり、見方を変えれば逆に不透明だからこそ服薬者が守られている要素が、先述でも触れた運転禁止薬物としての立ち位置かもしれません。

 

例えば、これに対して突然訳の分からない人間が登場し、「運転禁止薬物を飲んでいる人間は、全員運転禁止。重機等の機械操作も全て禁止」と、実際に取り上げられたら、突然社会は回らなくなり、死ぬ可能性もある離脱症状が引き起こされ、2017年3月にPMDAがちょろーんと言った時とは比較しようがない事態が起きると思います。

 

その為、「一応はそうなっているよ」と、先ずは知っておくだけでも損はないと思います。個人的にはこのへんなあなあにしておかないと(なあなあで起きる問題も勿論あるとは思いますが、被害の大きさを天秤に掛けた場合で)、余計に危なくなると考えています。

 

その上で、お酒を飲んだら車の運転をしてはいけない事は、多くの方が知っていると思います。お酒を提供する店に車で来店し、お酒を提供すると、店側は飲酒運転幇助的なものに問われる為、提供はしていないと思います。

 

では、運転禁止薬物を提供する院に車で来院した場合、薬を提供する際は、何らかの形で「ダメですよ」と院側が伝えておけば説明責任は果たされます。その割に、運転禁止薬物を服薬して運転すると、それに沿う罰則が存在する状態が今日です。

 

実態を数値で確認出来ないので、恐らくという話になるのですが、アルコールを摂取して運転している人口と、運転禁止薬物を摂取して運転している人口を比率化すれば、後者が圧倒的に多数になると思います。

 

何度も述べている通り、アルコールと、ベンゾジアゼピンバルビツール酸、プレガバリンやバクロフェン等は、同じ神経伝達物質の動態変化が求められます。(うろ覚えですが)全てと言って良い割合で、当該薬物の大半は運転禁止薬物なはずです。かと言って、例えばベンゾを飲んでいるから「酔っ払い運転だー」的な扱いとはなりません。

 

薬物は呼気検査では出ず、尿や血液検査でしか分からないので、シェア内のような大きな事故や、あまりにも目に付く不審な運転の仕方をしていて止められるまでは、当該検査はされないと思います。

 

だから安心という訳ではなく、この辺のニュアンスは上手く表現出来ないのですが、銃と薬物は凄く似ている部分があり、一旦この世に開放したら幾ら規制しても無理な部分はありますし、規制強化で死人まで出る可能性もあります。

 

勿論、銃で殺された、薬物で殺された、そのような実例は多数あると思いますし、それは大きな問題なのですが、では、その薬物を知らず知らずの内に飲んでいて(飲まされていて)、いきなり禁止と言われて断薬し、離脱症状で死ぬ場合もあれば、他人を殺す可能性も考えると、その難しさが見えてきます。

 

※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.pmda.go.jp/files/000217046.pdf

 

※2)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.pmda.go.jp/files/000245312.pdf

 

※3)https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000136558.html

 

※4)https://www.yakuji.co.jp/entry54261.html

 

※5)https://www.nikkei.com/.../DGXLASDG26H86_W6A021C1CR8000/...

 

※参考)

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/.../files/53614.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0WBfRtDkjbePs2LYz999T33YRPB1VAjAGTB99URQiVrYYXDmBjTokJNekNLX2Gn7il

 

>>20代の女性は、事故などで病院に搬送され、搬送時に感染が判明しましたが、外傷により、その日に死亡しました。新型コロナに感染した20代が死亡するのは3人目です。

 

現状はどのようなカウント方法か知りませんが、当時のこのような記事の背景には、厚労省の資料※1)が存在しての事で、それを知らなければ、「ギクシャクしたよく分からない内容だなぁ」と思うかもしれませんが、知っていたとしてもギクシャクしている事に変わりありません。

 

ここから学ぶ事は、誰かが何かを言っていたとしても、その背景には何らかのソースが存在する可能性はあり、また、幾つものソースを混ぜて言っている可能性もある事で、なぜ当該ソースを信頼しているのかを知る事が大切なのかもしれません。

 

そうすると、その多くは上っ面の看板でしか信じていない事も分かりますし、上っ面でヒトは信頼すると逆手に取った姿勢と態度の方々を見に行けば、それはそれでまた学ぶ事も多くあります。

 

※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/000641629.pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0WBfRtDkjbePs2LYz999T33YRPB1VAjAGTB99URQiVrYYXDmBjTokJNekNLX2Gn7il

 

https://news.yahoo.co.jp/.../1473f85ed099862eaba6e3bf0dc1...

 

>>学校で「お子さんは発達障害かもしれません。病院での診療を受けることをお薦めします」と伝えられ、パニックになってしまった親御さん。病院を駆け巡り、薬を処方されましたが飲んでも飲んでも治らない。さらに薬の量を増やしていくと、全く起き上がれなくなってしまったという小学生のお子さんもいます

 

発達障害に限らず、疾患喧伝と公的資金を用いる制度ビジネスには深い繋がり合いがあり、医療化の植民地化した先での広報や誘導も含め、医療的な公金チューチュースキームは薬物投与が高確率で介入する為、直接的な身体的犠牲が出易い側面があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid035QnRPGueB89pzWR6J9rwZgK3UW3atB8UcKV1NY5X6f8i1Y4SU5eijiqhYhjjh7vol

 

>>その時その時で新たな病名や障害名が生まれたり、既存の病名や障害名を喧伝したり、新しい薬が出来たり、既存の薬が別病態に承認されたり、薬を飲まされたり飲んでみたり、薬を減らされたり減らしてみたりとなりますが、「キャンペーン」や「ブーム」は常々リスクが軽視/無視されがちな結果

 

副作用に曝露しても休薬すれば消失し、離脱症状の懸念が生まれない物質であれば差支えない部分もありますが、副作用で死ぬ、休薬しても消失せずに遷延化する、それどころか休薬したら離脱症状で死ぬ、離脱症状が遷延化するリスクを持つ物質は紀元前から存在し、服薬間もなく服薬契機となる問題が解消したかのような錯覚を得るかもしれませんが、ヒトは薬物で非日常的にエンハンスやリデュースされた神経伝達物質を上手に処理して受け皿を強固に保ち、恒常性を維持出来ない生き物です。

 

見方を変えれば、自律的に環境に適応しようとする(この場合は薬物によって神経伝達物質が動態変化する事に対して)ヒトの弊害的な側面でもありますが、この弊害はヒトの生理的な反応の為、避けられないと思いますし、もし避けられるとしたら誰も困っていない事になります。

 

後追いでヒトが、力価や量、作用時間等を調整して「(前より)副作用はないですよ」「(前より)安全ですよ」と言っているに過ぎず、そしていつの時代も「副作用はないですよ」「安全ですよ」と言うものの、いつの時代も経年的にデリケートな状況に陥り、リスクに曝露し易くなる身体状態は変わりません。

 

今後も疾患喧伝やキャンペーン、ブームは生まれると思いますし、それに沿う薬物も登場するかもしれませんが、生物的な対ヒトと薬物(正確には神経適応リスクを持つ物質全般)との本質的な関係性と問題は今後も変わらないと思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0Z2nmZ8CAyFcmBNKA694hrhdXM7Z2cadWNXTu5qfdotq5F2DRMWNToc3zE33m9YB1l

 

>>「なぜクマを殺したのか」という苦情の電話が県外から殺到している

 

安全な場所から石を投げ続ける、匿名で顔を隠したプロ市民的な存在は沢山居るものの、この電話主が実際にクマに襲われ、直ぐ近くに猟銃を持ったマタギが居たとしても、マタギに助けを求めず死ぬとしたら、説得力はあるのですが、そのような可能性は限りなく低く、「撃ってくれ」と助けを求めるかもしれません。

 

それとは逆に、ヒトが襲ってきて射殺されたら「なぜヒトを殺したのか」とはならず、「よくやった」「殺されて当たり前」という肯定的な意見が多い印象があります。

 

その感覚の違いは推測でしかありませんが、ヒトの場合、ヒトはヒトの嫌なところを普段の生活で散見している為、直接的に関係のないヒトが殺されたとしてもこのような感情となり、クマであれば、動物園然り、嫌なところを普段の生活で見る機会は少ない(或いは無い)為、直接的に関係のないクマが殺されたとしてもこのような感情となり、

 

それは多数か少数かの違いで、目に触れる機会の差、数の差でしかないのであれば、目に触れる機会が多く数が多いから正しい、目に触れる機会が少なく数も少ないから間違いとは、必ずしも言えない事を気が付かせてくれます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid03533zWednx11kpSAKi8FMpdrckReGiWq5QggkSJxKbDw3A3umt3rYEppzbvtipopxl

 

>>自らが処方された向精神薬を飲ませ、薬物中毒で死亡させた疑い※1)

 

過去には

 

>>老人ホームの関係者の女性に向精神薬が入ったドリンクを飲ませたとされる傷害事件の裁判では、検察側は「以前から服用している向精神薬を飲んでも体調が回復しないため、施設の同僚に飲ませたら効果が出るか試したいとして事情を知らない女性に飲ませた」と主張※2)

 

と、向精神薬は凶器にもなり、凶器として規制対象にすれば良いと話題を挙げれば、個々の使い方の問題に話題は傾き、「車や包丁も凶器になる、使い方次第だ」と、同列に挙げてくる場合もありますが、車や包丁と薬物では決定的に違う点があります。車や包丁は、使うヒトの問題に変わりありませんが、薬物はヒトそのものに問題を起こす点で、ヒトが問題になるから使い方に問題が起きる点です。

 

それを想起させるかのように、今までの猟奇的な事件や事故、不審死や自殺も含め、背景に向精神薬が濃厚に絡む事例を挙げてきましたが、その規模が大きくなる契機に、車や包丁が用いられているに過ぎません。向精神薬は攻撃性、衝動性等も惹起する可能性がある為、今件のように本人の服薬が背景にあれば、個人そのものの中枢神経を標的とする向精神薬の性格に目を向ける必要があると考えています。例えばこの薬物が

 

>>処方された向精神薬

 

ではなく、路上で購入した大麻や麻薬、覚醒剤なら見え方は変わり、焦点は「違法」に絞られ、薬物が齎す攻撃性や幻覚、妄想等、服薬による異常性や有害性に関して数多く挙げられた話題が並ぶかもしれません。

 

ただ、処方される合法の向精神薬と上記の違法薬物は、標的レセプタ、動態変化する神経伝達物質の共通性は限りなく高く、「違法」「合法」で線引きをする思考が危険性を持ちますし、合法であるが故に、違法薬物以上に起きる問題、起き易い問題もあるでしょう。

 

本質的な部分は変わらないにも関わらず、表題の表現の仕方、合法か違法かの線引きで見え方が変わる感覚を省みれば、向精神薬の副作用から離脱症状まで、見え方は変わってくるのかもしれません。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../a84b421649d2c5e7f2a8a60c2f46...

 

※2)https://news.yahoo.co.jp/.../db3359bc577b089416a2b93888d2...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid032t1MCbTqy1bN7fQaMncJNgLHFPwqiG8B193JosoW3Hquf58HGuNpreWGsvFUwWrUl

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd240c1e31f02f15fac8e019de0e4f84dff2afb

 

2年前のボキボキ整体が原因だとしても、遅発性神経障害は何れも因果関係が不明となる確率が高いと思いますし、後述しますが根付近の傷害と当該部位を走行する運動/知覚神経の周囲径を鑑みても※1)、当該症状が惹起される確率は相当低いと思います。これは他の一般的な整形領域疾患も全て含まれます。

 

整体の内容は分かりませんが、ボキボキと名の付く事から察するに、スラスト的な手技を用いている可能性があります。そして受け手側に認知されていない話題に、スラスト法※2)は古くから禁じ手となっている事です。

 

話しは反れるものの、併行して度々見るワードに猛撃矯正療法と呼ばれるものがあります。名称からして激しさを醸し出しているのですが、どういう手技か全く分からない(調べがつかない)ので、個人的にはスラスト法以上に気になっています。

 

話しは戻しスラスト法とは、たまにテレビや動画でも見掛けると思いますが、一定の勢いを付け、恐らく椎間関節辺りのアライメントが崩れた際の「バキ」とか「ボキ」等の音を立てながら(立てない場合、立たない場合もあると思いますが)、首や腰を回す手技の事です。

 

セルフで首や腰を回す方も多いかもしれません。日常生活動作上の力価で自然に音が立つレベルであれば問題ないと思いますが、意図的に強い回旋を加えた事が契機で受傷する事例も多いと思いますし、腰椎なら100歩譲って脊柱管内も馬尾性に展開され、椎間孔以降の神経のテンションも余裕はありますが、

 

頸椎は脊柱管内も頚髄がドンと走行しており、椎間孔以降の神経のテンションも余裕がなく、受傷リスクは高いものです。それはそうと、症状に焦点を絞ります。

 

>>症状は1~2カ月前から現れた

 

>>右手で歯磨きができないんですよ。ひげも両手で剃ってる

 

>>腕全体に力が入らない

 

当該症状が腕神経の運動神経障害であれば、支配領域の筋細胞の萎縮やファシクレーションも惹起している可能性もあり、1~2か月も経過している場合、健側と比較すれば、胸部や肩背部、上肢に顕著な筋萎縮も認められるかもしれません。

 

ここでボキボキ整体の話題に戻れば、外的エネルギーによる受傷の場合、運動神経が単体で受傷する確率は低く、隣近所の知覚神経や自律神経も併せて受傷する確率が高く、その上でヒトの構造的にも、知覚神経の受傷が最も目立つと思います。その為、

 

>>「僕、2年前に、ボキボキ整体でムチウチになったんですよ」

 

これは十分に起こり得ると思います。正直なところムチウチという解釈が分からないので、知覚/運動/自律神経の受傷、或いはバレリュー的な状況と一旦解釈しますが、只、

 

>>レントゲン検査などの結果、左に比べ右首の骨が歪んでいることが発覚し、原因はやはり「2年前に受けたボキボキ整体」だと指摘

 

この指摘が正しいか分からない点です。歪んでいるとしたら、経年的な負荷が要因と考えるのが自然です。この辺は首や腕、腰や足が痛くなって写真を撮ったら「ヘルニアが原因ですね」と言われる流れと近く、直近の受傷日がヘルニアの誕生日でも無ければ、10年前から存在している可能性もある訳です(=当該症状と因果関係は不明となる要因)。

 

そして私も先日挙げましたが、どうもこの1~2年は、片側性、或いは両側性の頸腕腰問わず、運動神経が単体で受傷している例が多く、また、何故か近年に集中して目立つ理由に、感染症やワクチン接種の背景があると考えており、それならば日常生活上の負荷を度外視した受傷事例が散見される要因としても合点が付きます。

 

何はともあれ運動神経障害は、面倒臭い疾患から事故的な受傷、感染症やワクチン接種による受傷まで幅広いかもしれませんが、早く良くなってくれれば良いねと思うところです。

 

※1)末梢神経の臨床診断・治療・リハビリテーション 山野 慶樹 (著)


※2)https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02Kcn1rZqmWsb5jv4WvoTUEDYc3HgtjooP6zYNFs7PuVQrjX5PYTaBbPk5uJswrNe2l

 

昨日今日と重要に感じた話題をyoutubeに挙げる際、サムネイルの写真をスマホで漁っていたら、前項の首の話題に連れて思い出した写真が目に入った為、勉強がてら挙げます。

 

写真を撮った契機を要約すれば、寝違え的な疼痛が左頸部に惹起して10日程継続するも、自然経過では改善が見られず、且つ頸部のみならず腕神経の支配領域にも疼痛が出始めて訴えていた折、

 

左肩甲骨を指して「肩が痒い、痛い」「触るとブツブツする」「今流行りの帯状疱疹?」となった為、撮影したものです※写真1)。どこを写しているか分かり辛いですが、左肩甲骨です。

 

遠目でも帯状疱疹ではなく虫刺されと分かりますが、なぜ外からチクッと刺された隆起かを知る必要があるので、アップにします

※写真2)。

 

写真では分かり辛いものの、針的なものが刺さった痕跡の中心点と、隆起の中心部から外側に掛けて黄色に変化しています。この黄色味はビリルビンで、治りかけてますよ(この場合は1~2日前の虫刺されと思しきものが)のサインです。

 

では今度、帯状疱疹を見ます※写真3)。私も前に写真を挙げましたが※参考4)、当初は虫刺されと勘違いし易い写真をお借りしました。見た通り中心点が見られても曖昧で、黄色味が見られても膿疱によるもので、虫刺されとの違いには気付けると思います。

 

以前も、「足底が痛い→写真を撮る→腰骨が変だよ→神経痛だよ→ウチに来る→魚の目だった」等も挙げましたが、症状が上手く聞き取れなくても、外的な要因か、内的な要因かで、表層の状態も違って見られる場合もありますし、勿論、今件は寝違えと虫刺されが同時期に訪れただけで、寝違えと本当の帯状疱疹が同時期に訪れる可能性もあるとは思うので、よく見てよく聞く事は大切と、常々思うところです。

 

※写真3)https://ameblo.jp/atyu.../image-12756391821-15154524809.html

 

※参考4)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid022tFaxvBB4aJTBUhSrsnZhfhc1Gu28CmLkGJbAFv8cdKc3Hap4GLQ2kAPygFRakNGl

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02bCi8CX4ZJymUSPutwbWyYjs57TwefncfuxHa35qMT7m342j7oU6gpkvDGG8tRP7Ml

 

>>慢性症状に移行した病態にNSAIDsの類はミスマッチである(地味に上っ面に効く場合もあります)為、リリカやトラムセットを主軸に向精神薬が処方されるようになり久しいものですが、中枢神経に反応を及ぼす物質が罹患部を治す役目はありません

例えば、前項の発症から多少時期を経た症状群をなぞっても、

 

1)頸部痛や

 

2)腕神経障害

 

3)帯状疱疹

 

4)足底が痛い→写真を撮る→腰骨が変だよ→

 

5)神経痛だよ→ウチに来る→

 

6)魚の目だった

 

この1)から6)の見立てが全て正しくても、全て間違いでも、複合的に絡んでいても、この類の薬物は中枢神経を標的とする為、改善自覚を得る場合があります。見方を変えれば、何か適当な事を伝えて当該薬物を出したもん勝ちとなり、薬物で改善自覚を得られた患者が、或いは双方が見立ては正しいと誤解し続けているとしたら、怖い世界です。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0UUBD4hwxQk8NR5C5V9YZWBFw7CVmdyL2HzKRkavKiGRCNJAHdnJKX5112LdAUix1l

 

>>離脱症状代謝要求が健常時の数倍も高くなる可能性

 

服薬契機には何らかの症状が先ず存在し、個々人で生活環境は異なり、既往的な脆弱部位は存在する可能性はあるも、その前段階に共通性が高い必要最低限の日常生活動作は存在し、更に前段階に器官毎に生理的な代謝要求量は異なり、脳神経では視神経、内耳(蝸牛/前庭)神経が高い部類に挙げられています。

 

後述しますが、それはイコールとして生理的な脆弱部位でもある為、症状自覚へ発展し易く、自然発症例(薬物使用がなく外的要因で惹起した状況と仮定し、自律的な恒常性機能は維持されている状態とします)も、何等かの契機で惹起したGABAのネガティブフィードバック時も、加齢も、共通性が高い特徴が見られます。

 

GABAのネガティブフィードバックで、当該神経伝達物質が適宜環境変化に追従出来ず、恒常機能を維持出来ない病像を呈しますが、当該レセプタは脳神経が分枝する脳幹よりも、大脳や小脳、脊髄に高密度広範囲に分布し、脳神経は直接的な支配下でない事から、例えば前駆物質のグルタミン酸細胞死を帰結とせず、誘因的、誘発的な状況と見込まれます。

 

それを示唆するように、自然発症例でも脳神経群では視神経や内耳神経由来が目立ちますが、突発的であるほど、日内日差が見られ易く短期収束性も高い印象を持ちます。また逆に自然発症例では、大脳や小脳を由来とし、日内日差が見られ易く、短期収束性が高い症状群に出くわす事態は先ずないと思います。

 

ネガティブフィードバック時も同様な傾向が挙げられますが、文字起こしの症状が仮に同じでも、日内日差が見られ難く短期収束し難い要因に、当該病態そのものが、自律的な恒常性機能の異常を根底に継続している事も意味し、更に大脳や小脳、脊髄由来の症状も併発している可能性も高い為、病態を観察する上で指標にし易くなります。

 

病態考察の必要性は、現時点で既知として当該薬物を服薬している場合は勿論、知らずに服薬している事例も当然あり、隠れ蓑で宛がわれた傷病名を掻い潜る契機と、今以上に増悪させない個別的な伝達も生まれ、安全性を保てるメリットがあります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02GGGyh2Vm8Bsn73qdxx7J2oHJT7DXE1fZFWLTJjp5KxeZGaDzjRNWLnbtNNbHocdml

 

不凍液の成分でエチレングリコールは、有害性が高いものの甘味があり、食事に混ぜて旦那を殺す話題もあります。

 

https://danna-shine.com/

 

斜め読みですがヒトの心の内とは分からないものです。以前も多額の保険金を得る為、食事に睡眠薬を混ぜて風呂場で溺死を狙う奥さんの話もしましたが、手段はさて置き、奥さん側の内情を見てしまった感と、もしかしたら見てはいけないものを見てしまったかもしれないという気持ちになります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0wSW7nxQpDStN9YEGSSQrrPhFhx14ZZbyBw2JqH3LcND2vqAji6RUf44qDmvjc5GKl

 

こちらの動画※1)もそうですが、参考※2)と比較してもAIで作られた人間は眼位異常が目立つ点です。瞳孔※3)の向きを指標に見ると分かり易いかもしれませんが、顔が正面で視線も正面の場合はまだ違和感がなくても、顔が斜めで視線が正面の場合や、顔が上や下を向いた状態で左右どちらかに傾きながら視線が正面の場合は、違和感に気を取られてしまいます。

勿論、そのような視線の向け方で撮影しているのであれば、私が勝手に感じている違和感でしかありませんが、その違和感を推測すると、人間が撮影される時はカメラの距離や位置に合わせ、左右の目がカメラに焦点を当てた視線で撮影されたものを目にしますが、AIにはカメラが存在せず、左右の目が独立して正面を向いている印象がある為、違和感を覚えるのかもしれません。

 

 

↑ AI どの位置に焦点を絞っているのか特定し難い印象があります

 

 ↑ 人間 カメラの距離や位置で変化すると思いますが、焦点を絞っている様子が分かります
 

※1)https://youtu.be/DEoG1NCdmdY

 

※2)https://jp.123rf.com/photo_52159252_%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%AA%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E9%A1%94%E3%80%81%E6%AD%A3%E9%9D%A2%E3%82%92%E5%88%86%E9%9B%A2.html

※3)http://adachi-eye-clinic.com/chishiki/kozo.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid04pwEsiR3KZEu9y8KcNMzWWWRxAhsAymqn6JRb1yg4ub1VxPdaRm7xKypzShAQDV2l

 

>>意識はあるものの、完全に麻痺状態で目さえも動かすことができない「閉じ込め症候群」

整理をすると、目の動きが出来る状態を「閉じ込め症候群」、目の動きは勿論、瞼を挙げる事も出来ない状態を「完全閉じ込め症候群」(Totally Locked-in Syndrome/Totally Locked-in State/TLS)と区別する事もあります。

ルーゲーリックは、ルーゲーリック病、いわゆる筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis/ALS)ではない可能性も古くから示唆され※1)、当該人物に限らず、寿命が尽きるまで、臨床的にはALSと誤診され続けている事例も存在する事、且つ近年は診断基準の緩和も絡み、その傾向が上昇する事も示唆されます。

それは、当該病態の発症起因が数多く仮説立てられている理由にも繋がりますが、外因や内因問わず、何等かの理由による脳損傷や頸部損傷、或いはもう少し広い範囲での脊髄の病変が、一因にもなると挙げられています。

また、特定の病名が頭に浮かんだばかりに、それに辻褄合わせをしていないか等、知識が邪魔をする可能性もありますし、その知識が邪魔をして、可能性を奪う事もあるでしょう。しかしまた、目の動きも奪われた閉じ込め症候群に陥る可能性も確かにあります。

ヒトは目の機能さえ残存していれば、容易に意思を汲み取る事が出来たり、或いは意思を伝える事は出来ますが、仮にその目の動きが奪われたとしても、まだまだ希望はあるのかもしれません。

※1)https://www.nytimes.com/2010/08/18/sports/18gehrig.html?_r=1&hpw

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再考をする 30 2023/9/22~2023/10/4

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0XuUUohM8hDM3U9LLZkcrjc6iAQq4StxjLZtGB22RLs9tjTdFQTqec2KDCnRx4ZuHl

 

>>日本でも十数年前から離脱症状の懸念は挙げられ、世界的には60~70年前から懸念されていましたが、相当な遅れを取った2017年3月のPMDAによるベンゾ離脱の発表や規制強化、診療報酬の改定で風当たりも強くなり

 

先日は、各国に続き日本でも医療目的で大麻解禁の流れとなる話題を挙げましたが、違法薬物が解禁される名目は大きく2つあり、裏で流通し続け蔓延と拡大を止められる気配がなく、ならばと表で流して量の把握と安全性を高める事が1つ、薬物は産業として、経済発展としての効果が高い事が1つ挙げられています。

 

上記の切り取りはベンゾの話題ですが、ベンゾは1940年代後半から1950年代前半に海外で出回り始めました。覚醒剤はこの年代の日本では、1951年の覚醒剤取締法が制定されるまで、薬局で気軽に買えました。1951年以降は取締りが強化されたものの裏では販売され続け、傍目の数値は減少していますが実態は不透明になります。

 

このように裏で回ると分からなくなるので、今件の大麻解禁のように表で回す事で透明性を高める目的があるのですが、一方で医療目的で流通する覚醒剤の現在は、10代、或いは10歳未満から大人まで、発達障害と呼ばれる曖昧且つ主観的診断の傷病名をメインに既に蔓延と拡大が見られ、

 

何なら主観且つ安易に診断される事を逆手に取り、覚醒剤を入手したがる傾向と、それに伴う診断の抑制傾向の背景についても触れました。余談ながら保険外であればダイエット名目等で幾らでも手に入れられますし、ツイッターや路上等でも個人が売っています(本当は駄目です)。

 

私が違法合法の表面的な制度の垣根で物質を分け隔てない理由に、上記の通り国が違えば規制も異なり、同じ国でもスタートもゴールも都合の良いように変えてくる為、関心を持つ事が出来ないのですが、もう一度冒頭に戻ると、日本は60~70年前、覚醒剤は自由に買え、後に娯楽や快楽目的等の使用が規制され、医療目的のみとなるものの、

 

今度はそれを理由に合法且つ保険適応価格で入手しようと躍起になる層の存在と、それ以上にその時の「病状がどうであれ」、覚醒剤を使用している事には変わらず、身体的事情は変わらない点は重視する必要があると思います。

 

この「病状がどうであれ」がポイントで、大麻や麻薬、覚醒剤、或いはベンゾその他の向精神薬は、多くが初めは「副作用はない」と謳われ、万能薬やワンダードラッグと呼ばれた歴史があり、信じ難い話ですが、覚醒剤すらも初めは「副作用はない」と言われていたようです。

 

脳や脊髄の、中枢神経と呼ばれる幅広いレセプタを標的に神経伝達物質をエンハンスする薬物は、その結果が全身に反映された自覚を持ち、何にでも効果が見られた錯覚に陥る為、万能薬と呼ばれるのでしょう。この点はアルコールをイメージしても良いかもしれません。アルコールも百薬の長と呼ばれていますが、その先は万病の元となるリスクです。

 

ここまでの薬物とヒトとの関係性は、目的は何であれその個人が飲む為の話題ですが、それとは別な視点で薬物を見ていた国が1950年代前後にありました。それが北朝鮮です。北朝鮮は1945年以降の赤化統一(朝鮮の南北統一)に向け、タイからケシ(アヘンの原料=麻薬)を栽培出来る人間を3人ほど拉致ってきて、薬物を韓国に流通させ、国の機能を麻痺させようと試みていました。

 

では、ケシの大規模農園が存在する北朝鮮が今はどうなっているかと言えば、国全体に麻薬が蔓延し、機能不全を起こしています。幸い(?)北朝鮮のケシは品質が良く、且つ出処が分かっているとの事で、他国で有難がられ、外貨の獲得に成功しているようですが、

 

いわゆるアヘン=オピオイドは、合成麻薬としてフェンタニルを代表的に、アメリカ等では安価に入手出来る為、天然物のオピオイドの流通は、他国では使用するにも層が限られてくるかもしれません。日本でもグラム3万円前後と言われています。

 

因みに日本でも合成オピオイドは目立ちます。癌性疼痛に絞られて処方されていると誤解している方も散見しますが、腰痛から関節症、神経痛程度の日常疾患でも手軽に処方され、トラムセット(トアラセット)やノルスパンテープと聞けば馴染みも早いかもしれません。結果、腰痛や関節症、神経痛以上の弊害に曝露しているのが現状です。

 

このように、大麻も麻薬も覚醒剤もその他の向精神薬も、近年では上述の北朝鮮が良い例のように、ミイラ取りがミイラになる確率は非常に高く、また、当初は良い話ばかりですが、近い将来は国もヒトも機能不全を起こすだけの存在でしかない事が見て取れます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02quxZ3Z6QMHh5vFC7KCmCkhPnmoa2QbnATq88wgD8i1HmjusqdaVwugyurZxkxioal

 

>>離脱症状はあくまで当該レセプタや関連部位の脆弱化で惹起されるものだとしたら、当該神経伝達物質をエンハンスさせるだけの物質に限らず、阻害物質でも脆弱化が惹起される可能性も十分に推測出来る為、仮に現時点で問題なく向精神薬を服薬していたとしても、背景にNSAIDsや一部抗生剤の頻回使用が存在した場合は注視する

 

>>当該レセプタや関連部位に脆弱性を持つ契機が、エンハンスのみならず阻害行為(減断薬含む)の頻回が離脱症状の惹起確率や軽重を左右するのであれば、結合物質よりも阻害物質の類が、年代や性差問わず優先的に摂取している可能性が高いと感じ、その代表格にNSAIDsや一部抗生剤が挙げられ

 

当該病態は中枢神経障害(傷害)と言えど、脳血管イベントや外傷等々の受傷イベントも不明瞭且つ完成がない為、どこがターニングポイントか、何が病状の増悪因子かは考える必要があります。

 

例えば、GABAをエンハンスしたくなる病状にも契機があると思われ、それが成人であれば、ベンゾやバルビツール酸、プレガバリン、アルコール等の物質が挙げられ、幅広い物質が選択肢となり契機の一因と想像出来ますが、未成年から上記物質を積極的に服薬する事例は、成人と比較すれば少ないと考えられます。

 

勿論、先日からも触れていますが、中高生がスポーツ障害後、その鎮痛を求めて結果的にオピオイド中毒になったり、発達障害と診断され、ドパミンをエンハンスする物質の中毒に陥っている事例や、未成年でも酒は飲むよ、ベンゾは飲むよという話はあるかもしれませんが、それらは一旦除外して、

 

諸々上記の摂取歴がなく、且つGABAをエンハンスしたくなる病態(※一旦今件は分かり易いよう不眠や不安程度に絞ります)に何故陥るかと考えれば、NSAIDsと一部抗生剤、或いは一部抗生剤単体の投与が先ず思い浮かびます。

 

これらは比較的セットで処方される機会はあると思うのですが、一部抗生剤は単体でGABAの当該レセプタへの結合阻害、且つNSAIDsと同時に出会う事で更に増強される懸念があり、その副作用(?)は主に痙攣が挙げられていますが、痙攣が惹起されなければ当該反応のネガティブに曝露していると指摘するのもまた間違いと考えられます。

 

但し、この場合は幾らでもその先の術者都合の対応は可能となり、幅広い病状がGABAのReduceで惹起されたとしても、「不眠や不安は現病を不安視してのこと」と言われたら、「まぁそうか」となるのも分かります。

 

実際に末梢神経傷害でも(神経痛とイメージしても可)経時的にGABAレセプタのダウンレギュレーションは見られ、GABAが非日常的に機能し、抑制を掛けた痕跡が示唆されていますし、それ以外にもGABAは炎症や空腹等の緊急反応時も生理的にエンハンスが示唆されています。

 

故にベンゾ離脱等の当該神経伝達物質の機能異常が惹起されているタイミングでは、緊急反応時のイベントに曝露した際、自律的な分泌が促され難く、既存症状の増悪自覚もあるのでしょうし、広範囲のレセプタが標的となっての反転現象は、数え切れない症状を惹起する可能性がある為、既存症状の増悪自覚のみならず、目新しい症状を自覚する場合もあるのかもしれません。

 

それはそうと話は戻し、GABAの機能異常とその病態を考察する上で、多くは当該神経伝達物質のエンハンス物質が契機となるのは勿論、より身近なNSAIDsや当該抗生剤は処方する年齢層も割と低い時期から目立つと思われ、その上でGABAをReduceすれば、次第にエンハンスしたくなる病態ともなればエンハンス物質の服薬で好感触を得る(得てしまう)可能性もあり、後々の機能異常の懸念が生まれる事も十二分に考えられます。

 

ここで一旦まとめますと、レセプタを非日常的な力価で変性を加える要因は、必ずしもエンハンス物質に限らず、Reduce物質でも惹起される可能性と、勿論、ベンゾ離脱等を抱える時期では、これらReduce物質にも注意する必要があり、左記に関しての増悪事例は有名で、適当に調べても見つかるので、参考にするのも良いかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02oDu2TBDZYmqUbDBdmnjiXHU2F2d9xYUwKGo3sqazC1cFVNBDev8fnHSz7BuistaRl

 

ワクチンは社会防衛として、個の問題以外の観点でも議論される傾向にある為、マスク警察や自粛警察、県外ナンバー狩り、感染者をいじめ、引っ越しや自殺に追い込む等と同様、正義感を振り翳し多角的に詰めるロクでもない人間により、不幸にもその弊害に曝露する人間の存在が居ます。

 

正義感が正義か悪かは分かりませんが、この点は反ワクチンや反マスクの活動家も同じで、ワクチンを打たない事、マスクをしない事を大々的に掲げ、2020年頃と思いますが、「コロナはただの風邪」的なフレーズのチラシを手作りで作成し、

 

そのチラシの下段にあたかも厚労省が作ったかのように、厚労省のマーク(赤と青のヒトがハートマークを形どっているもの)を無断で掲載する等、誤解を生む行為も平気で行うのが反〇〇で、いつの時代も過激な主張で目を引こうとするのが特徴です。ただ、それは前者も同様で、両者が正義感の言動には変わらず、ウイルス以上に迷惑な存在になります。

 

>>明らかに予防接種の害作用とわかる場合でも、なんだかんだと理由をつけて認定してもらえない人もたくさんいるわけ。ということは、例えば「1000人にひとりの副反応」というのが、実際には100人にひとりぐらいの割合なのかもしれない

 

当時から、否、正確にはより古くから体質的な部分は何も変わっていません。確かに、ヒトの身体は様々な要因で状況が暗転する為、何を以てと断定する事は不可能と考えています。ここでひとつ言葉を借りれば、トランスサイエンスと呼ばれるもので、

 

>>科学に問うことはできるが、科学では答えることができない問題

 

がヒトの身体では常に付き纏う現象が起き続けます。結果的に知れば知るほど、考えれば考えるほど、可能性を挙げるほど、答えは「分からない」に近づくのがその一因です。ただ、それは不誠実な姿勢ではないと思います。寧ろ断定的に「分かる」と言う人間ほど不安ですし、実際に怪しいものです。

 

では、ここまでの話で一切登場しない存在が居ると思います。それはウイルス君です。結局は何かが起きた時、常に対立しているのはヒトとヒトであり、ウイルスの存在が見えません。そして騒ぐ人間はネタになるものであれば何でも騒ぐ特徴があります。

 

先日、グラクソのRSウイルスワクチンを国内初で厚労省が承認した話題を挙げましたが、新型コロナウイルスと、そのワクチンと比較すれば、殆ど話が出てこないと思います。「RSウイルスは嘘だ」「RSウイルスはこの世に存在しない」「RSウイルスワクチンは人口削減兵器だ」云々と声が聞こえてくるでしょうか。

 

このように、騒げるネタがあれば何でも良い現象に振り回されるのは損でしかなく、この手の騒ぎはウイルスやワクチンに限らずどの界隈でもあると思うのですが、あくまでヒトというフィルターを通して発信する情報を見て、気分がモヤモヤしたら、それは不必要な感情と時間だと気付く必要と、相手の思う壺にハマる可能性があります。

 

そしてそれ以前に、相手が誰であれ、そしてどのような物言いだとしても、ヒトが言っている事をよく信用出来るよねといつも関心するものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid028Sc6mo4F1XXG6QaNvjUwWoYhYP7TLnxDoDaxu5eVNgwMxCAamNXfEbNZqGe3YmUul

 

「a)幅広い環境変化に自律的即時的に適応しながら、無症候で時間を送り続ける状態」と、

 

「b)狭い環境変化に適応するにも鈍麻傾向を見せ、常々支障を自覚しながら時間を送り続ける状態」では、

 

多くはa)を望むと思います。向精神薬はa)の願望を叶える可能性はありますが、その場合は望む要素と一部異なり、「幅広い環境変化に自律的即時的に適応しながら」ではなく、薬物で強制的にエンハンスされた神経伝達物質によって、「幅広い環境変化に気が付かず」が表現としては近しく、

 

神経適応後の常用量離脱症状離脱症状の曝露時は、「自律的即時的」が機能し難くb)に移行した容態を示し、改善自覚を求めた弊害と病態の根源を教えてくれます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid07reFdDsbZLhzjSJCSLT35c7kH28KrCm9geGrvt19dNMdCRGMAJ7VdGs4p9Xygepql

 

大麻」や「麻薬」、「覚醒剤」という名称そのものがブランド化し、そのブランド欲しさの側面もあると推測していますが、どうしても違法薬物枠は、混ぜ物による健康被害や即死リスク、※1)のように捕まるリスクもあります。

 

ミニにタコが出来る話ですが、違法薬物の選択が賢くない理由のひとつに、大麻が体内ではどのような動態を示すかは研究段階ではあるものの、以下※2)を参考に見ていきます。

 

>>GABAの取り込み阻害作用によりGABA神経の活性化を起こすとの報告

 

>>CB1受容体は,GABAを介する抑制性電流の長期的抑制に促進的な役割を

 

このようにエンハンスする神経伝達物質はGABAが濃厚と挙げられ、代替物質は数多くあります。只、アルコールやベンゾ、バルビツール酸等ではダメで、大麻と表現される物質選択に何らかの理由と価値があるのかもしれません。

 

勿論、違法薬物は多方面のリスクが大きいからと、合法の覚醒剤や麻薬、同一神経伝達物質をエンハンスする物質を使えば良いという話ではありませんし、合法だから良い、違法だからダメ、という表面的な話ではありませんし、

 

この大人達はアルコールやベンゾ等で大麻と同様の神経伝達物質をエンハンスさせながら、「ダメ。ゼッタイ。」とか言っている矛盾した生き物かもしれませんが、この類のニュースを見る度、もう少し選択はなかったのかしらと思うものです。

 

※1)https://www.fnn.jp/articles/-/591330

 

※2)

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/art.../fpj/130/2/130_2_135/_pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02hZPpQncarZMCjEvxvcqQCEEj6GMV1pprvUUkJCAY8Wuz1G6nWxVpoYXZ2d566eapl

 

こちらから積極的に聞く事はありませんし、聞いたとしても表立って書く事はありませんが、薬物絡みの症例ひとつひとつには、処方元が存在します。そうすると各々で特色は見られますが、医療費無料であるほど、7剤ルール、3剤ルールに沿った印象はあり、妙に多くない?と感じる投与が見られます。

 

これが保険診療その他、制度ビジネスの闇を垣間見る瞬間ですが(要は患者負担がなければ、院側が減算処理されないラインでめいっぱい出す、ただ、監査の目もある為、多少は遠慮する)、これは処方元側の視点で「やれることを精いっぱいやっている」と言われたら、もうブラックボックスに近いものです。

 

もしかしたら患者も数多くの検査と薬物と、何なら電療や手技で熱を生み湿布で冷ますマッチポンプを喰らっていたとしても、「沢山色々とやってもらってありがとう」と感謝の意を表しているかもしれません。

 

この関係性は制度利用で両者が表面上はwinwinと見えますが、タイムリーな話題であればビッグモーターがやっていた事と同じで、保険が絡むと業界関係なく、どこでも似た話はあります。

 

対ヒトは直接的な侵襲が入る検査や薬物、関連する治療で、結果的に現状の薬物を初めとした問題の表面化と、併行して多くの犠牲が生まれていますが、ヒトの身体は見えない部分が多く、何かあってもどうとでも言えます。「歳のせい」「気のせい」「〇〇病だから」「〇〇障害だから」etc…。

 

臨床の世界は時間の流れ、経過を読むのが苦手と聞いた事があります。基本的に第一選択肢が薬物となると、例えば燃えてるものは消し、消したあとの残骸で自覚する症状は脳みそや脊髄で抑え、残骸はそのまま、そして脳みそや脊髄で抑えた薬物の弊害に曝露する、この流れは多いと思います。

 

これは時間の流れを読む事で、どこがターニングポイントか見えてくる部分も多いのですが、とにかく現症を抑える事に徹底してしまうと、時間を読む機会もありませんし、結局は薬漬けとなる可能性が高くなります。

 

長くなりましたがその辺に関しては、加藤茶のパーキンソニズムが、早期段階で胃薬名目で処方された薬物が契機と気付けたのはラッキーと表現しても適切な確率で、そのまま泥沼になる事例が寧ろ多いと思います。

 

https://news.yahoo.co.jp/.../b0110a096c6d997223e82a758b8a...

 

ヒトが生理的に注目する部位は、動くもの、突出したものと古くから言われています。例に漏れず私もそうかもしれません。そのひとつに骨棘があります。無症候なら基本的に放置ですし、別な用事含め写真を撮って初めて知る例が大半かと思いますが、世界の骨棘の頂きを眺める事が趣味の私としても、なかなか立派に育っている印象があります。

 

それはそうと、鑑別を要し易いのが足底に出来た骨棘で、多くは踵骨に出来た骨棘になりますが、足底の痛みを見る上で、話の節々や併発症状からどんどん様々な疾患を除外していくものの、足底の荷重角度や荷重量、履物の種類、また、断続的に痛みに順応する場合もあり、それに連れて症状自覚も、幾つかの条件が揃うと無症候に近くなり、幾つかの条件が外れると症状自覚へ繋がりと、半端な踵骨棘では症状自覚にも不安定要素が目立ちます。

 

日常的に出来上がる骨棘の多くは、局所的な過剰負荷→当該部位の炎症→当該炎症部位の代謝促進→骨芽細胞の活発化→異形成(骨棘含む)が大半ですが、先日も書いた通り(特に成長過程の若年層であればあるほど)超音波治療器の掛け方が上手くない場合も、同様に異形成を促す要因となります。

 

感覚的な話になりますが、負担を掛けた印象がないにも関わらず骨棘が至る部位に出来る方々もおられ、そのような方々は異所性骨化も目立ち、黄色靱帯や後縦靱帯の骨化症と、当該脊髄高位の症状も見掛ける印象があります。

 

そしてまた、異所性骨化も無症候事例は多いと思いますので、何らかの症状を自覚して、その後に写真を撮って初めて「あーそうだね」としか出来ないものですが、話をまとめると添付した写真のように、前方へ突出した骨棘であれば、逃げ場は沢山あるので、先々の心配はそれほど無いと思います。

 

以前は腰が曲がった方をよく見掛けたものの、日常生活の多くが機械化されたり、生活様式等の変化で減少傾向かと思いますが、その反面、機械化の先で生じた弊害で、ストレートどころか過後彎した首をよく見掛けるようになるのかもしれません。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02aS33fs98AtYrM4waHAQPa9kVk1KRHjyJTFxBLc3ukTLbDUH9yBCmwa25kbRM9XiGl

 

>>離脱症状はベンゾそのものが惹起しているのではなく、ベンゾで誘発されたシナプス間隙間のギャップや興奮性細胞死による自己誘発による症状群

 

薬物による反応(作用/副作用)と離脱症状は病態の起因が異なり、離脱症状の体内事情は薬物が関与していないと十分に考えられる為、その病状が薬物と直接的な関係性を持つと解釈してしまうと、病態の読み方、経過の追い方、混合した状態での諸々の情報提供は、始まりの見立てから相違が生まれ、相互にリスクが付き纏います。

 

時を戻して1932年から満州国と呼ばれた地域では、既にアヘン(以降オピオイド薬)の問題は知られており、且つオピオイド薬を服薬(吸煙が主流だと思いますが、水に溶かして目や肛門から入れる等、幾つかの手段がありますので一旦は服薬と表現)していた人間は、

 

オピオイド薬の作用が切れると離脱症状に苛まれる為、国の管理下で離脱症状に苦しむ人間を限定的に専売制としたものの、それは建前で、登録すれば誰でもオピオイド薬の服薬は可能で、国の管理下の為、収益は国の財政となり、国の支えとなっていた歴史があります。

 

満州国はアヘンで財政面は栄えたものの、継続的に国を動かすにも結局はヒトである以上、皮肉にも追々アヘンで満州国のヒトの力は奪われ続けた為に、満州国はアヘンで栄え、アヘンで滅んだとも言われています。

 

その時の北朝鮮は、隣近所で自爆している満州国の状況を知っていたと思うので、後の1945年、赤化統一の際は韓国にオピオイド薬を流通させ、他国の麻痺を企む優秀さがありました。ただ、結局は北朝鮮も自国でオピオイド薬の原料となるケシ栽培を始めた事で自爆の道を辿ります。

 

ここで学ぶべき点は、それが他国を機能不全に陥れよう等の、仮にも良からぬ企みとして栽培を始める計画、或いは戦略等の表現は何でも構いませんが、これら人間の思惑も、薬物は全て覆いつくし、「薬物さえ手元にあればどうでもいいわ」となる側面が当時から窺える点です。

 

では一旦、建前や国の財政の側面は除外したとしても、満州国が当時、(実際は違いますが)限定的なオピオイド薬の開放の背景には、「離脱症状に苦しむ事を把握していた」為であり、逆に把握していなかったとしたら、そもそも禁止にしない等、別な形の取り方は幾らでも存在したと思います。

 

ここで「薬物」と「離脱症状」の関係性に絞ります。離脱症状の可能性はオピオイド薬に限らない為、離脱症状を惹起する起因となる神経適応の恐れのある薬物全般(=向精神薬等)に拡げて再解釈しつつ、一時的に栄えても後に自爆確率が高い背景を踏まえると、今日の日本も満州国も変らないと読み解く事が出来ます。

 

それどころか副作用含め離脱症状と呼ばれるものが、〇〇病や〇〇障害、〇〇症候群と、星の数ほど創造された傷病名に置き換えられ、且つ傷病名が当人にもメリットがあると植え付けて操られている現状は、満州国のように直球的な表現と対策よりも、不透明感を出して別な道へ誘導したがるタチの悪さが窺えます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid05MPxYKZ3htSxmmSfDGsBp16BE4tZ55e1sTf6syTqEE4mTDZAbP5SfgsuoteVc8iRl

 

真似して上手く進む事例は、自律的に機能しない性質を持つヒトが関係しない事柄であれば散見しますが、諸々の背景が異なり且つ自律的に変化し続けるヒトを対象とした場合、上手く進む事例を真似しても、上手く進まないどころかマズイ方向に進む場合もあります。

 

薬物で例えるのも食傷気味なので別例で挙げれば、先日、ストレートネックを通り越して過後彎を示す頸椎の画像を挙げましたが、現状として過後彎で仕上がった頸椎は、当該組織を取り巻く軟部組織も時間を掛けて仕上がって(順応と表現しても差し支えないと思います)おり、

 

この状況から良かれと思って生理的な彎曲具合い(頸椎であれば前彎)に矯正して板をあてがいボルト固定等をした場合、事態が悪化するパラドックスを経験する可能性が高く、好発例は腰椎の矯正でも同様です。

 

そのヒト個人個人の環境下で時間を掛けて自然に出来上がったものを、杓子定規的に強制的に変えてしまうと惹起される弊害はこれに限らず数多く、様々な事例が存在すると思いますが、それは薬物を服薬した後の身体事情も同様です。

 

その為、手探りと言う表現はどこか曖昧で指標がなく、後ろ向きで不安を覚えますが、個体差がある以上、対ヒトに関しては、手探りという表現と前提が最も安全な手段と呼べます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02qytojy2CL2kypa3H3WS1ky8KxBpYvrFw6XAkon3TYbzUuR426UH5QU7Sy86sQBLWl

 

https://ir.brainstorm-cell.com/2020-11-17-BrainStorm...

 

脊損や脳血管イベント等の中枢神経の傷害を中心に、慢性期へ移行した病態に対する再生治療の厳しさは未だあり、左記とは異なり発症時期が不明瞭且つ、進行が示唆される神経変性疾患への再生治療も難しさが見られるのも現状で、つい先日、BrainStorm社の自家間葉系幹細胞移植が、米国FDAの第三層試験で否定されたニュースがありました。再生治療の可能性や難しさ、疑問は、※1)でも触れていますが、

 

>>傷んだ細胞の周辺の血管は元々透過性が高い状態が維持され続けているのか、又は、培養した細胞を静脈から入れる際、何らかも添加して傷んだ細胞の周辺の血管の透過性を高めることが出来るのか、いわゆる低酸素性というか虚血性の傷害は、細胞が傷害を負ってるにも関わらず、周辺の栄養血管の透過性が高い状態が維持され続けているのであれば、そもそも症状として長引くことは考え難い

 

急性期/亜急性期と、慢性期では罹患細胞の状態は全く異なると推測され、多くの再生医療が掲げる栄養因子(神経栄養因子)のマーカーが加療で確認出来たとしても、

 

a)慢性期の罹患細胞に入り込める余地がどれくらいあるのか

 

また、※1)の通り

 

b)罹患細胞が何らかのシグナルを発していて、都合良く遊走されるのか

 

の2点が、仮に急性期であれば人為的な操作を加えなくても、生理的な反応で惹起されている状態と考えられる為、見方を変えれば諸々の当該治療の有効例は亜急性期までが目立つ理由となり、またもうひとつの見方としては、無加療でも起こる反応と経過の為、当該要素をクリアにするには、慢性期への前向きな反応がどうしても肝になります。

 

その上で冒頭の通り、発症時期が不明瞭且つ進行を示唆する神経変性疾患は、どこが急性期で、どこが慢性期かも不明瞭かもしれませんし、病期が色分けし易い脊損や脳血管イベントの多くで惹起される、受傷から間も無く改善を示唆するメディエータの発現も認められ難い疾患ではどのようになるのか、引き続き気になるところです。

 

※1)https://www.facebook.com/groups/445953252774442/posts/893416151361481

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0AgF5ywDtp4jqoWBHHWVunqMu6k2sN64gi3fzmEUZq44qJcupK7TdLhhten6bAie8l

 

ギクシャクした書き方が確認出来る当時を見れば、吸収した事をピーキーに主張している背景が読み解けます。吸収し続けるとギクシャク感は丸みを帯びて主張も減る代わり、それはそれでどうなるか、観察対象として逆に興味が生まれる等、学ぶ姿勢に変化したのかもしれません。

 

大カテゴリ的に表現すれば、ヒト自身が何処かを傷めて未知な状態に不安を感じた場合、本能的な言動や行為を取り始める事に着目しました。自身が予期せぬ事で身体を傷めた時の感情と、100均で購入したスマホのガラスフィルムを地面に落として割れた時の感情では、全く違うと思います。

 

現段階での結論は、10年前も今も、ヒトが何らかの理由で傷めて不安を自覚した時の言動と行為は、ヒト自体は変わっていたとしても、何も変わらない印象があります。また、本能的な言動で動き回る生き物を、他者が言葉や文字で変えられるかと言えば、難しいでしょう。その為、ヒトそのものとなる中枢神経を標的とした向精神薬が蔓延している側面もあります。

 

大雑把に書けば、「こうすれば危ない」「これをすれば危ない」から手を出していくのが、何処か傷めたヒトの特徴です。もしかしたらSNSを中心にヒトが集団化した際には、エコーチェンバー的に肉付けと強化がされ易く、先日の通りリスキーシフトも起こり易い為、集団で増悪する事例も散見されます。

 

本能的な言動や行為は、傍から見ていると実際は内容が相当限定されていて、確率論で推移する対ヒトの場合でも、増悪行為の濃淡は非常に見分け易くなります。

 

このような行為と結果は、10年前から、或いはもっと前から変わっていないのであれば、現時点で困っているヒトが今後どう動くか、動いた先でもどう動くか、良かれと思った行為で状況を悪化させるか否かの予測も可能になる為、先回りして今以上に増悪しないよう、一言二言位は濃縮して伝えられる事もありますが、先述の通り

 

>>本能的な言動で動き回る生き物を、他者が言葉や文字で変えられるかと言えば、難しい

 

このスパイラルは続きます。しかし、よくある「痛い目に遭わないと分からないんだよ」的な表現を、対ヒトに言えない理由に、薬物の服薬や断薬の仕方ひとつ取り上げても、内容次第では戻って来れなくなる可能性もある為、今が常に最悪な状態と捉えながら、今以上に悪くしない方向で考える必要がありますし、それが前提に無ければ良くなりようがないものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02cR9NtRBz2ojL1uKGP5JV2JDVVaGPGG6FCBPUKxVwCVQAgFv9KCsDC2wfQy2euvhbl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../bca17913c6146340c4613d4d04bd...

 

このような組織下では、身分を曝さず匿名で対応する理由はよく分かります。その為、結果がどうであれ、受電した方が身分を曝す行為を今後も許してしまうと、相互が危険に曝され続けるリスクが生まれると思います。それを前提とした上ですが、

 

精神衛生の荒廃は、借金や死別、パワハラやいじめの人間関係等、環境変化から惹起される事例が大半で、その結果論で不眠や不安、焦燥や衝動、うつや自殺念慮等と、様々な症状が惹起される印象を持ちますが、そこから心療内科や精神科に繋がれたところで、心療内科や精神科が借金を返済してくれたり、死んだ人を生き返らせてくれる事はないと思います。

 

また、環境変化による精神衛生の動態変化、ヒトとしての自然な生理反応と思われるものに対しても、積極的に触手を伸ばして隅々まで入り込んでくる傾向があります。

 

例えば「〇〇うつ」で挙げれば、受験うつ、コロナうつ、産前うつ、産後うつetc…、何でもありです。もう一度述べると、環境変化による精神衛生の動態変化は、全ての人間が「楽しみ」「楽しい」とはならず、一定の「不安」と呼ばれる感情が惹起されるのもヒトとして自然だと思いますが、それを「不自然」「病」「障害」としてくるのが医療であり医療化と呼ばれるものです。

 

その弊害は常々述べていますが、では仮に、当該症状に見合う向精神薬を処方され、服薬したとしても借金が解決する事もなければ、死んだ人が生き返る事もありません。また、服薬で自律性を担う神経伝達物質の動態を薬物に委ねる為、その弊害に曝露する可能性は、休薬後もその懸念が纏わりつきます。

 

問題は、ネガティブな精神衛生の際に薬物(恐らくベンゾや抗うつ薬からだと思いますが)を投与すると、間もなく自殺念慮に加速が付き、自殺する事例が多い事で、これは薬を切り替えた際や、減らした際にも同様に見られます。

 

これは自殺(自害)に限らず高い攻撃性を持った他害の恐れもあり、フト思い出しましたが、山中で殺人事件があり、犯人は向精神薬を一気断薬したであろうエピソードと、それを裏付けそうな書籍が家から見つかった事があり、話題になった時もありました。

 

また、薬物は物事が何も解決しないまま、或いは解決が難しい物事でも、自力で気持ちを整理をする暇も作らず、全身麻酔の水割りを飲まされて眠るだけ、時間を送るだけとなり、現実に起きている借金の解決や対策能力も身に付かない為、自殺念慮の契機となる借金をどうしようかにも至り難くなります。

 

このあたりの問答は、人間は歳を取るほど何かを気にしてロクでもなくなるので、素直に教えてくれる年代に聞くのが良いかもしれません。

 

例えば机に長く座っていられないからと、コンサータ的な薬物(ドパミン及びノルアドレナリン再取り込み阻害作用薬)を飲まされ、ぱっと見は机に座り続け、板書も取り続けるようになり、第三者的な視覚的評価は上がったものの、かと言って成績が上がらない経過を聞けば、

 

「この薬を飲めば座っていられるし板書も出来るけど、頭に入っている訳ではない(要約)」

 

と、薬物が効いている時間帯は、「やれ」と言われた行為は「やり続ける」事は出来たとしても、それ以上でもそれ以下でもなく、正解も不正解も存在しない机に座り続ける、板書を取り続ける行為はいずれ応用も利かなくなる為、成績が上がる事はない状態が続いているとのことです。

 

薬物とは誰の為に存在するのかと言えば、自分の為ではなく、誰かの都合の為に飲まされている事例は多いと思います。また、この手の薬物で見ていきたい部分は、副作用や離脱症状の問題も勿論ありますが、例えば先ほどのコンサータの添付文書※1)を見ると分かる通り、

 

>>本剤を長期投与した場合に体重増加の抑制、成長遅延が報告されている

 

この状況が不安視され、後々まで引き摺ります。発達そのものに問題が起きる可能性が生まれます。飲んだ人間が一番の損をしていくのがこの手の薬物です。

 

ここ最近は芸能人や有名人の自殺がニュースになる度、併せていのちの電話的なところも紹介されているのを目にすると思いますが、間接的にも薬物介入の入口になっている側面もあります。

 

そうなると、除名を食らったかもしれませんが、この方の対応が最も実用性が高く、死にたい願望も早期的な解消に導いてくれる事が分かりますし、これに限らず、先述の通りヒトは環境変化で精神衛生に動態変化が惹起されるのは自然な事で、

 

それを「不自然だ」「病だ」「障害だ」とする情報を見聞したら、医療化された植民地でしかない為、仮にどこかに相談するとしても、薬物投与で自爆しないよう窓口は気を付ける必要があるものです。

 

※1)https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179009G1022_1_18/

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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再考をする 29 2023/8/22~2023/9/20

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0iZAPbdjRA8ySToeMyRDPqmQiVdoUUHvHAkfFzX5kRH5qw3iw4GSbAWUKneizsQ9vl

 

ヒスタミン中毒とナイアシンフラッシュの共通点を読み、ナイアシンフラッシュ=治療目的の現状を再検討する」

 

暑い夏は食中毒の不安もあります。幾ら活きの良い魚を手に入れても、食べる迄の間、冷たい飲み物が欲しい等と貯蔵先の冷蔵庫の開閉も多くなれば、庫内の温度も高くなり、折角の魚も傷むでしょう。そればかりではなく、

 

>>意外な食材が原因と注目されるヒスタミン食中毒の事件も発生しています。それは「だしパック」※1)

 

原因が「だしパック」となると避け難く、不安であればそのものを使わない選択が最良と言えます。ではこのように、ヒスタミンが多く含有された食べ物を摂取すると、どのような症状が惹起されるかおさらいします。

 

>>食べた直後から1時間以内に、顔面、特に口の周りや耳たぶが紅潮し、頭痛、じんましん、発熱などがあげられます。重症になることは少ないですが、発症した場合には、抗ヒスタミン剤が効果的です※2)

 

後述と関連して考え易くする為にも、

 

>>食べた直後から1時間以内

 

>>顔面、特に口の周りや耳たぶが紅潮

 

を覚えておきます。左記の引用元に記載はありませんが、紅潮と併行して痒みも覚え易いと思います。ヒスタミン=痒み成分です。これらを紐づけると、紅潮=血管拡張=ヒスタミン分泌=痒み、が出来上がります。では次に、ナイアシンフラッシュと呼称される現象をおさらいします。ナイアシンはビタミンB3です。こちらのビタミンを大量に摂取した際、

 

>>ナイアシンを服用すると、30分〜1時間して皮膚がぴりぴりとかゆくなる、ナイアシンフラッシュが起こる場合があります※3)

 

良い見方の書き方であれば、

 

>>ナイアシンには血管拡張作用があります。そのため、ナイアシンを大量に摂ると、人によっては一過性で顔面紅潮、上半身のほてり、かゆみ症状が現れることがあります。これをホットフラッシュといいます※4)

 

良くない見方の書き方であれば、

 

>>過剰摂取により、血管拡張、下痢や嘔吐、消化管の疾患が起きる可能性があります。ナイアシン1型糖尿病脂質異常症高脂血症)の治療薬として使われることもあるので、治療薬を服用している人は過剰摂取にならないよう注意が必要※5)

 

です。因みに※4)は「ナイアシン フラッシュ」で検索をしてトップの記事、※5)は「ナイアシン 大量摂取」で検索をしてトップの記事です。水溶性ビタミンとは言え、大量摂取した場合、排泄過程でも他の水溶性ビタミンと比較すれば様々な現象を自覚し易い印象もあります。ではなぜ、ナイアシンを摂取するとヒスタミン中毒と同様の症状が出るかを見ます。

 

>>ナイアシンヒスタミンを放出させる作用があり、ヒスタミンを貯蔵しているマスト細胞からヒスタミンが大量に放出され、かゆみを伴う皮膚炎症やアレルギー症状が起きます※6)

 

このようにナイアシンの摂取で、貯蔵庫となるマスト細胞からヒスタミンが大量に放出され、結果として上述のヒスタミン中毒と同様の症状を自覚します。いわゆるフラッシュとは、ヒスタミンが大量に放出された状態を指します。その為、標題と絡めながらまとめると、ヒスタミンが増加した魚を食べて起きる血管拡張作用と、ナイアシンの大量摂取で惹起される血管拡張作用は、結果的に同じメカニズムで働いています。

 

相違点を挙げると、ヒスタミン中毒の発生は、ヒスタミンが増加した魚等を食べる毎に惹起される可能性があり、ナイアシンの場合は、体内のマスト細胞に貯蔵しているヒスタミン分泌を促す為、後者を継続使用する方々から散見されるのが、「フラッシュしなくなった」がその理由と考えられます。

 

しかしながら、代わりに活きの悪い魚を食べ続けるかと言えばまた違うと思いますが、近年は諸々の症状改善目的で、当該フラッシュを惹起させる役割に、意図的にナイアシンを大量摂取する話題も散見しますが、両者の血管拡張作用で共通する現象は、先日も記載した通り、

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https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0yMwkyh2SyrNLPfDDd4Vv9DRUic5nJJCq1eJeGZ2tLZ4pnB6F2kf2awRHTFWf6U6al

 

十把一絡に「血管拡張=罹患細胞の回復」なら、一時的に息を止めても、紐で縛っても、手で圧迫しても血管拡張は起こりますが、これらの行為では回復に寄与し難い理由を考える必要があります。また、シェアの内容は罹患細胞の状態は病期で変異する為、時間軸的に炎症が自然消退した部位に抗炎症剤を放つも無効例となる話題です。

 

麻酔は多くが思い描く鎮痛作用だけでなく、血管に散在する交感神経の機能喪失で、血管拡張も併発します。それを理由に、バイアスピリンやワーファリンの服薬者には当該治療を控えるよう伝える場合もあるのでしょう。ここまでのまとめとして、

 

1)一時的に息を止める、紐で縛る、手で圧迫しても血管拡張は認められるが、当該状態は低酸素状態を意図的に惹起した結果、生理的な酸素分圧保持の機能による血管拡張作用

 

2)麻酔による血管拡張は、血管に散在する交感神経の機能喪失による血管拡張作用

 

この2点の共通は、両者とも血管拡張は惹起されるも、罹患細胞に対しての栄養因子が生合成されない環境下での拡張作用と分かり、また、「血管拡張≠罹患細胞の回復」と表現も出来るようになります。

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語弊はあるもナイアシンの大量摂取とフラッシュは、短期で変化自覚を得られるエンタメ感が見受けられ、それが良いベクトルを向けていると錯覚を覚える可能性もありますが、栄養因子(神経栄養因子)が生合成される道程を踏んでいない(踏めない)可能性があり、ナイアシンの血管拡張作用を治療と見るか否かは再検討する必要があると考えられます。

 

※1)https://tsurinews.jp/262303/

※2)https://www.caa.go.jp/.../food.../other/contents_001/...

※3)https://www.ginza-pm.com/case/habit_depression.html...

※4)https://www.orthomolecular.jp/nutrition/niacin/...

※5)https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/niacin.html...

※6)http://www.megumi-dentalclinic.com/blog_detail...

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02Rs1mZm7BjMsZchRm3iY9n9cCKipoQMhxDFSKJdNh9nDK3QVc1vCXfNrMSFYxY5mbl

 

大前提で、この内容が症状を抱える個々に対して確実な対応か否かは常に精査し続けている事には変わらないのですが、真似したいと連絡が入った際には、コピペして差し上げています。よくある「ここに刺せばこれに効く」的な話は普段から一切なく、その理由として既存概念の「これ」自体も、常に見直しの必要があると考えていますし、「ここ」も、個体差を加味すると曖昧な表現になる為、常に包括的な内容(それが結果的に曖昧というのかもですが)で見ています。

 

シェアの通り針尖の置きどころ迄、少しでもリスクを減らし、個体差を加味した上で都度一律に針尖を目的部位まで運べるか、また、大概が繰り返しが前提となる以上、道具そのものにも安全性を持つ事が主目的で、相手方がどのような姿勢や体格であっても、如何に事故のリスクを下げ、毎度同じ部位に打て、治療由来の疼痛を下げるかに注力しています。ひとつ付け加えるとしたら、

 

>>刺入部位は側頸ですがアバウトで問題ありません

 

>>主要な抗重力筋となる胸鎖乳突筋を避ける工夫、避けられない場合は押手で当該筋を圧排しながら刺入する工夫、膠原線維を貫通させない工夫が必要

 

側臥位で枕に頭を沈ませ、枕の高さ等で重力を抜く工夫はしていますが、抗重力筋は一定の緊張が見られるので(例えば片麻痺患者に側臥位になってもらい比較すれば分かりますが、如何に人間とは側臥位(臥床位)でも、姿勢保持に筋力を使用しているかが分かります)外したほうが無難なのと、

 

それらも含め筋細胞や筋膜に用事はないものの、当該部位まで幾枚か貫通する必要があるので、出来るだけ少ない枚数で辿り着く為の刺入部位の選定や、筋膜は密に知覚神経が分布されているので、刺手の抵抗を頼りに、筋膜の貫通時は刺入速度を緩めるのも大切と思います。

 

>>切皮時の神経終末への穿刺された際は躊躇なく刺し直し

 

こちらに関しては、0.5~1mm程度ずらして刺し直し、様子を伺えば、案外問題のない印象があります。俗に言う切皮痛は、その回避と対策に様々な手段がありますが、避けようがない印象もありますので、もし切皮時に強い痛みを感じたら、僅かにずらす方法が良策と考えています。

 

ほか、挿管後に竜頭が飛び出す長さを3mmから4mmに変更したと書きましたが、これは叩打で4mm打ち込む為ではなく、叩打後も1mm残す為に1mm延長したものです。3mmの時も1mm残してはいましたが、斜刺がメインでは皮を切りきれない時があります。また、叩打で全て打ち込めば、イコールとして針管まで叩打する事になり、その振動は不快なものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid04trL85H6qVa6sLcDPU249kAGtXr7R9sG4qps6JWMyvuwcABrSGtaEx4imXJHMRXZl

 

そういえば先日、厚労省はグラクソのRSウイルスに対するワクチンを承認しました※1)。新型コロナ(いつまで「新型」って呼ぶのかしら)や既存コロナファミリーも含め、一本鎖のRNAウイルスは株の変異が激しく、ヒト側は常に後追いとなる為、後追い行為が予防と呼べるのかと考えているものの、馴染みの一本鎖のRNAウイルス、インフルのワクチンもそうですが、接種しているヒトほど罹患し、重篤化している印象は拭えません。

 

ただ、その点はあの手この手を尽くして罹患しても、何処から持ってきたのか正当化する論文と、更に正常性バイアスが働く意見が飛び交い、そこに触れるのは火中の栗を拾いに行くようなものなので、近寄らないのが先ず無難と考えています。それはそうと、ワクチンに限らず予防という概念や行為は、最も価値のあるものと考えていますが、予防と呼ぶには掛け離れた概念や行為を予防と呼んでいる事例は身の回りに沢山あります。

 

身近なものであれば、腰に「a)仕事」で負担を掛けて傷めたヒトが、腰の「b)筋トレ」をする、膝に「a)仕事」で負担を掛けて傷めたヒトが、膝の「b)筋トレ」をするetc…、例えを挙げるとキリがないので2点にしますが、a)とb)はどこが異なるのかと考えれば、どちらも同じ負担と捉えています。

 

更にこのb)は、第三者から指導があっての行為かもしれず、この時点でNSAIDsや向精神薬も介入していれば、疼痛自覚も曖昧になり、一層b)にもa)にも励む事が可能になるかもしれません。そうなるとその先は、関節や神経の破壊、服薬していれば当該物質に沿う副作用や離脱症状の懸念等々が生じます。多くの筋肉は単~多含め関節を跨いで走行する為、アイソメトリックでもアイソトニックでも構いませんが、当該筋に負荷を掛ければ自ずと関節内部の圧力が高まります(=受傷契機の惹起)。

 

それらが果たして予防行為と呼べるかは、a)の受傷契機を伺えばb)も同様で、行わないほうが得策と結び付けられます。もう少し具体性を挙げて文字に起こすと分かり易いかもしれませんが、「a)階段の昇り降りで膝を傷めた」ヒトが、「b)階段の昇り降りで膝を鍛えろ」と言われた等です。

 

このように、身の回りには予防と呼びながら予防ではない、或いは先々を見据えれば逆に破壊に繋がる事例は沢山あります。改めてとはなりますが、予防という概念や行為は最も価値のある行為と考えていますが、現実的に予防への評価は殆ど得られないのが実際です。「予防=何も起きていない(何も起きない)」為です。

 

何も起きていないものに対し、人間的な感情は評価しようがない部分もあり、一方でアクシデントの解決に評価をする性質を持つ為、b)の指導と存在は、a)と同様の環境を患部に惹起させ、患部に犠牲を生み偽性の評価を得ている可能性と、その先の構造的な破壊、服薬による先々の懸念を併行して観察する必要があると考えています。

 

※1)https://www.asahi.com/articles/ASR8X64RWR8QUTFL00Y.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02hrY1j256NYfyrwUkm4nXJoui5sPSPcZnwcyPndWzvV9JGUjnK2y7vSotGZWyCM86l

 

https://news.yahoo.co.jp/.../4c581ce7f0e76346063386bcfbc3...

 

恐らく段階的に適応疾患は拡大していき、随分と身近で見慣れた傷病名まで範囲は拡がると予測されます。また、以前からも他の向精神薬でも同様、保険適応で処方する場合、相応の疾患名が必要になる為、当該物質を処方したいが為に、便宜上、当該疾患名で診断する場合もあります。

 

患者がカルテ開示を依頼すると、知らぬ間に統合失調症双極性障害うつ病等と記載がある例が好発かと思います。これらの傷病は(一応テスト的なものはあったとしても)、主観に頼らざるを得ない側面もある為、それを悪手に取り、飲みたいが為にそれを演じる事例もあるでしょう。

 

2016年に発達障害者支援法が改正されて以降、制度に沿う事業と箱物の建設、傷病名に沿う薬物の拡大、診断されたいヒトで3か月待ちの行列が出来る等、熱を帯びた時期があり、それが今はどうか知りませんが、近年は寧ろ発達障害の診断を抑制する傾向も見聞きします。

 

その理由のひとつに、「当該傷病名と診断されれば、覚醒剤が原料となる薬物を飲めるから」「覚醒剤を合法且つ保険適応価格で飲みたいから発達障害と診断されたい」、このような思惑が根底の受診背景が見られるそうです。勿論、他の向精神薬でも同様な事例はあるでしょうし、大麻でも同じ事が起きると予測出来ます。

 

では、大麻覚醒剤、或いは他の向精神薬含め、どうしてこうもいたちごっこというか、どうしていつもこうなるの?(語彙力に問題…)ですが、これら薬物の共通点に、耐性が獲得される点が挙げられます。外因物質で標的レセプタの機能的(器質的)異常が惹起され、次第に潰される過程は、アルコールやベンゾ、プレガバリン等のGABAをエンハンスする薬物を服薬した人物は、次第にうつ病、次第に双極性障害、次第に統合失調症となるプロセスとメカニズムは、過程の耐性獲得と標的レセプタから導き出せます。

 

例えばそれが大麻であれば、カンナビノイドレセプタが潰されます。次第に自律的に機能出来るレセプタが失われていくという表現が分かり易いかもしれません。その為、標的レセプタの異常を外因物質で惹起させた結果の全身状態と、患者表現の「何を飲んでも効かないの。だから大麻解禁」と道程を踏むのは、是非はさて置き自然かもしれません。その背景には「何でもかんでも飲んできたからでしょ(飲ませてきたからでしょ)」です。

 

去年はタイで大麻が医療目的で解禁、先日はドイツで快楽目的で大麻が解禁等、次第に拡がりは見せ、ひと昔前はオランダのコーヒーショップまで足を運ぶ必要があった時代も、間も無く日本でも、適当な事を伝えて大麻を服薬出来る時代になると思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0wHKjgbANJuQbHV8qZ8b25HTUoxsn6UBHGhi3N659GR5hF3vhrK4URhAramt1Wd4l

 

ベンゾ等のGABAレセプタを標的とする薬物の離脱の際、シェア通り終日に渡りアルコールを切らさない飲み方を見せる事例は古くから散見されます。アルコールもGABAをエンハンスする為、物質が置換されただけの状態に陥る可能性は高いのですが、中長期的に見る身体的な安全性、社会復帰性、第三者的な社会的視点等々も、アルコールは分が悪いと思います。薬物なら是非はさて置き「〇〇病なの」で社会は寛容になります。

 

また、ネットの情報と弊害を考える必要があります。薬物は概ね誰かが直接的ないし間接的に処方する為、相手が存在します。結果、薬物で惹起されたネガティブは相手に矛先が向き易く、「国が」「厚労省が」「医者が」「学校が」「親が(子が)」となる傾向が見られます。反面、アルコールは能動的な個の選択が多いと思います。

 

両者の共通点は、当該標的レセプタに変性を来し、当該神経伝達物質の分泌能に異常を来し、様々な障害を惹起する可能性も類似するものの、異なる点は相手方の存在の有無と摂取背景です。その為、情報の表現や性質は両者で異なりますが、煽られて一気断薬(早期断薬)で激しい離脱症状に苛まれる確率も急上昇すれば、シェア通りアルコール摂取が増える場合もあります。

 

本人的には「この憎い薬を止めたった」という感情が勝るのかもしれませんが、アル中になるのは建設的とも言い難い部分もあります。これらも含め、ひとりひとり目的も異なれば、その時々の体調如何で表現内容も変化する可能性がある為、瞬間瞬間で変化する性質を持つ感情的な情報に煽られるのはリスクが上回ります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0vi7ZbrYdnRyJrxec1cDMLBaR7rDjaVsQqKuyqn7T6rugt45x2cp1UwhCivuMkws4l

 

度々試供品を頂く機会があるのですが、この度は最近も再燃傾向を見せる足裏シートを頂きました。数多くの類似商品が出ているので、全て見た訳ではないものの、少なくとも試供品にも「毒素」「老廃物」「排毒(デトックス)」等々の文言が並びます。

 

足裏に貼る余裕がなかった為、腕に貼って1時間経過したところ、貼る前と比較すると粘着部分が濃い茶色でまだらに浮き上がっているのが確認でき、当該部分が「毒素」「老廃物」であり、それが「排毒(デトックス)」された証拠だそうです※1枚目)。

 

個人的には当該商品に限らず、これらの謳い文句が並ぶものは全て懐疑的で、それは商品を使用せずとも入浴やサウナ、運動等々による発汗行為も同一視しています。ただ、科学とは目の前に並ぶ言葉に個人的な解釈は入れず、そのまま一旦は信用し、再試験して再現性を確認する事と思うのですが、※2~4枚目)に実際に至るとしたら、強いステロイド軟膏的なものが塗布されていなければ難しいのではと思う程です。

 

先日も花粉症に効くと謳われた紅茶にデキサメタゾンが入っていたり、痩せると謳われた食品に抗うつ薬覚醒剤が入っていた話題を取り上げましたが、足裏シート界隈にも薬物が練り込まれていないかと、心配が生まれただけの今回の試行でした。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid06SJ2e4QXAzXLDrUy8x8xMXZ5Q4v6EupbrGYYbHU6B31FKRMNrUPnrgKKazqUbQdpl

 

自律的とは不随意的に機能する性質である以上、自力制御が困難である事を前提に持ちます。この前提に立てば、ヒトは内外因子問わず惹起するイベントに対して「抵抗し続けている生物」と知り、「抵抗し続けている生物」と知れば、一般表現的な「良い」「悪い」の存在は実際のところ皆無と知り、正しくは「全て悪い」存在の中で、「少しでも悪くないもの」の選択が抵抗を減らす対策と知ります。

 

胃の調子が悪いヒトが、胃に優しいものとして、消化に良いとされるお粥を食べたとします。しかし、それ以上に胃の調子が悪くなったら、お粥も抵抗になり、何も食べられなくなります。また、お粥に至るまでの間も、様々な胃に優しいものと謳われる食材を選択しての末かもしれません。

 

腰の調子が悪いヒトが、腰に良いと謳われる運動を選択するも、それ以上に腰の調子が悪くなったら、その運動も抵抗になり、寝たきりになったとします。このように、ヒトは動けている程度であれば、或いはその時々の重症度と共に動けているなりでの選択をし、動けなくなればその全てが抵抗となり、何も食べず、動かなくなります。

 

ヒトはその時々の調子次第で、調子次第による視点で選択が異なるものですが、症状に軽重があるとして、軽であれば選択肢が広く、重に従い選択肢が狭まる現象は決してネガティブな状況ではなく、選択肢が存在しなくなった時、ヒトが生理的に取らざるを得ない手段が実は高い価値を持ち、また、それは軽の状態から選択すると、よりその重要性が再認識されます。

 

ここに生物としての答えが存在するように思いますし、その身体に良いとされる食材も運動も、ヒトにとっては抵抗でしかなく、人間が創り上げたプロパガンダの可能性と知り、他の動物は選択しないヒト特有の動態だとしたら、胃の調子が悪いと感じたら、初めから何も食べずに様子を見たり、腰の調子が悪ければ、初めから積極的に寝たきりに持ち込むのが無駄のない選択と知ります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0gnwbHwJNCnw2gojB9fvwEu98kueqJNdpKhUvgqMGR1pQScTfUS32iYLZTY7ub9Ekl

 

反芻思考が見られる方と実際に対応するなか、また、実際の対応がなくても、例えばこのようなSNSでもそれと思しき発信を観察するなか、当該思考に何等かの前向きな発展があるかもしれないと、僅かに希望を持っておりますが、現段階の仮の答えとしては、反芻思考が当該個人、周囲のコミュニティ、社会、何れにもプラスに機能しない印象があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0R7SVJ7sGk5ZUVvjdpG5fyYRWqrdFMfSdxoSievXC3WiJ84xhvvwaCBmzWkPbCnrcl

 

>>このような問題は内容を個別に問題視してもキリがないかもしれません。次亜塩素酸水と紫外線の相性問題や、向精神薬の機序や以後のリスクを、導入する側も受ける側も分からない(知らない)ケースもありますし、今後の新型コロナへのワクチン導入の件でも似た印象を持ちます。

 

日本では2021年5月から、新型コロナワクチンの接種が開始されています。そして接種後のネガティブとその対応を今日まで眺めて分かった事も多いかと思いますが、今までと何も変わっていない事が分かるかと思います。接種者の母数は大きく、接種回数は現在進行で積み重なる為、副反応と認定される事例も多く見え、また、タイムリーな話題ですからそれが後押ししている傾向も見られますが、

 

>>富士モデルの開始時期から自殺者数が上昇しています。厳密には心療内科や精神科に繋がれたヒトが自殺したかどうかは不明瞭なものの、自殺者数の大幅な増加を予測して、前以て富士モデルを立ち上げる事は難しいと思いますので、こちらのキャンペーンで自殺者が増加したと考える事も可能

 

勧めるだけ勧め、それで発生したネガティブな事例は軽視或いは無視をする体質は今も変わりませんし、気のせい、歳のせいとされるのも変わりませんし、仮にネガティブな事例がフォローアップされる体制が取られていても、その方針は鎮痛薬や向精神薬を中心とした薬物投与です。このフローは昔から変わらず、また、何れのネガティブも「そんな風になるとは知らなかった」とされます。

 

さて、上記は全て被験者が望む(望んだ)「科学的がー」とは異なるフローと知る必要があります。何れのネガティブも「自分は悪くないもん」「勧めてと言われたから勧めただけだもん」の感情的な回避であり、被験者が望む姿勢は皆無です。

 

ただ、ひとつ知っておきたい事は、仮にその相手が科学者と呼ばれる方々だとしても、科学者の得意且つ長所は「無視をすること」でもあり、拮抗する意見が常に存在して走り続けている今日では、無視を巧みに使いこなす能力がなければ、自分が行いたい研究が一向に進まないという現象が起きます。

 

それも踏まえた上で、今後も観察すると様々な見方が出来ますが、大雑把に書けば「知らないところでバチバチとやりあって競合が多数存在するなか、急ぎ足且つプライドで出来上がったモノを身体に入れたいと思う?」と問われたら、冷静なら再検討出来るかもしれませんが、ヒトは不安と呼ばれる精神状態が芽生えていると、これらリスクは見えなくなる特徴も持ちます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02g4ZsJ5ZeZgw8Q1ybsTd3337LJ6viFuBd5EY1hbbuMjV8DQ9ex3PFDCafYns9Bwhml

 

>>事件を巡り、被告は初公判で起訴内容を認めた。その上で弁護側は事件当時、被告は精神障害の影響で心神喪失や耗弱の状態だったとして無罪や刑の減軽を求めた※1)

 

例に漏れず今件も心神喪失無罪を求めていますが、それはそうと添付写真※2)を見ます。私はこちらで紹介されているアニメ(?)は全て知らず、添付写真の局所的な部分で見た限りとなりますが、被告側の主張は「苦しいな」「厳しいな」と感じます。その感覚は

 

>>検察側は、こうした証拠を基に類似性を否定し、青葉被告の主張を「妄想」だとした上で、犯行の計画性などから完全刑事責任能力を立証していくとみられる※2)

 

恐らく本人は大真面目だと思うものの、検察も「妄想」と見做さざるを得ないのかもしれません。では、ここで2つのワードがあります。「精神障害」と「妄想」です。

 

度々ながら「精神障害」と全面的に呼ばれている状態は、相応の診断が既に存在している可能性は高く、また、手ぶらで帰宅している可能性は低い為、薬物が背景に存在すると考えるのが通常です。また、

 

>>医師の診察では統合失調症と診断された。「パニック障害やうつの症状があった※3)

 

を見ても分かる通り、統合失調症と診断されるまで、幾つかの段階が踏まれている片鱗が読み取れます。常々統合失調症と診断されるまで、多くの人物は類似する性格の薬物投与が見られる傾向があり、大概はうつ病双極性障害統合失調症と切り替わり、傷病名に沿う薬物と、初っ端はベンゾ等のGABAをエンハンスする薬物が目立つ点を読む必要があります。

 

その薬物の性格で惹起される常用量離脱症状離脱症状が背景に存在すれば、GABAの機能異常で興奮が抑制出来ず、状態に波が出始め、結果的に幻覚や妄想めいた言動が見られると、次点でメジャー系の処方と、そのイコールで統合失調症と見做されます。また、上述の通り本人は大真面目だという点を薬物絡みでは重視する必要があります。ヒトそのものとなる中枢神経を標的とする薬物で変貌した状態は、ヒトそのものが齎す言動の為、簡単に言えば「自覚がない」となります。

 

本人的には妄言でない為、よくある「妄言だよ(妄想だよ)」は通用せず、それを否定するのは逆撫でされた感情になります。もう少し聞き慣れた表現であれば「病識がない」となりますが、目の前で起きている事がどのように見えていたとしても、本人にとっては現実な為、相互での乖離感というか、平行線感が埋まる事はありません。このように薬物が影響したであろう猟奇的な事件や事故は幾らでも存在しますが、

 

「自覚がない」「病識がない」で、タガが外れた状態でやられっぱなしとなり、且つ規模は年々大きくなりがちで、更に無罪を求められる背景を持つ状況に、誰にでも気軽に処方される薬物が契機となっている可能性と現状に目を向ける必要があります。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../6b8b40df676cb9c8436ae4c76613...

※2)https://www.yomiuri.co.jp/national/20230906-OYT1T50315/

※3)https://news.yahoo.co.jp/.../043cadd111547456e6ee71592bac...

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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